JP2005070366A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005070366A
JP2005070366A JP2003299344A JP2003299344A JP2005070366A JP 2005070366 A JP2005070366 A JP 2005070366A JP 2003299344 A JP2003299344 A JP 2003299344A JP 2003299344 A JP2003299344 A JP 2003299344A JP 2005070366 A JP2005070366 A JP 2005070366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
imaging device
state imaging
optical
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003299344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4503956B2 (ja
JP2005070366A5 (ja
Inventor
Masahiro Kawachi
昌宏 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2003299344A priority Critical patent/JP4503956B2/ja
Publication of JP2005070366A publication Critical patent/JP2005070366A/ja
Publication of JP2005070366A5 publication Critical patent/JP2005070366A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4503956B2 publication Critical patent/JP4503956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Diaphragms For Cameras (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】対物レンズの光軸と固体撮像装置の受光部中心との芯出し調整の簡便化を実現する。
【解決手段】前部に対物レンズユニット27を保持する固体撮像装置枠53の後部に嵌合孔55を形成し、嵌合孔55に、第2の位置調整絞り52と固体撮像装置28の前面に接合した第1の位置調整絞り51とを固定する。第1の位置調整絞り51の内形は固体撮像素子48の受光部47よりも大きく、又両絞り51,52は、その外形が略同一で内外形の中心が同軸上に位置するように形成されている。従って両絞り51,52の外形を揃えるだけで第2の位置調整絞り52と受光部47の中心とを芯出しすることができる。更に両絞り51,52を嵌合孔55に嵌挿させるだけで、対物レンズの光軸と受光部47の中心との芯出しを行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、対物レンズと固体撮像装置との芯出し調整を簡便に行うことのできる撮像装置に関する。
例えば内視鏡の先端部には観察窓が設けられており、この観察窓に被写体像を撮像する撮像装置が配設されている。撮像装置を構成する対物レンズと固体撮像装置との間に芯ずれが生じると、視野の欠損、観察方向の傾斜等の不具合が生じる。
そのため、例えば特許第2632172号公報には、3本の調整ねじをレンズ枠外周の円周溝に、相互に異なる外方から係合させることで、レンズ枠を光軸に対して垂直方向へ移動させて固体撮像装置に対する対物レンズの芯出し調整を行う技術が開示されている。
特許第2632172号公報
ところで、内視鏡の先端部を細径化するためには、搭載される各ユニットを小型化する必要がある。その際、撮像装置を構成する固体撮像装置を小型化するだけでは十分ではなく、固体撮像装置と対物レンズとの芯出し調整機構も小型化する必要がある。
しかし、上述した特許第2632172号公報に開示されている技術では、レンズ枠に調整ねじが配設されているため、小型化を実現することが困難である。
更に、芯出し調整に際しては、3本の調整ねじの締め込み量を各々調整しなければならず、作業が煩雑で組立工数がかかり、製品コストが高くなる不都合がある。
本発明は、上記事情に鑑み、芯出し作業が簡便で、しかも小型化を実現することのできる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、固体撮像装置の受光部中心と対物レンズ部の光軸とが略一致するように固体撮像装置枠と複数の光学絞りとに位置調整手段を形成したものである。
具体的には、対物レンズ部と固体撮像装置との間に介在する固体撮像装置枠と光学絞りとに位置調整手段を設けることで、対物レンズ部の光軸と固体撮像装置の受光部中心との芯出し調整を簡便に行う。又、芯出し調整用の専用部品を用いることなく必要最小限の部品で撮像装置を構成するので、撮像装置が小型化される。
この場合、一つの態様としては、位置調整手段を、複数の光学絞りの相対位置を調整する第1の位置調整手段と、光学絞りと固体撮像装置枠との相対位置を調整する第2の位置調整手段とで構成することで、光学絞りを基準に芯出し調整を行うことができるようになり、組立作業が簡便化される。又、芯出し調整用の専用部品を用いずに必要最小限の部品で撮像装置を構成することができるので、撮像装置を小型化することができる。
更に、光学絞りを、その内形が固体撮像装置の受光部より大きい第1の光学絞りと、第1の光学絞りの前面に配置すると共にその外形が第1の光学絞りと略同一で内形が受光部と略同一或いはそれよりも小さい第2の光学絞りとで構成し、第1の光学絞りを固体撮像装置に対し、その外形中心と固体撮像装置の受光部中心とを芯出し調整した状態で取付けるようにしても良い。この場合、両光学絞りを対物レンズ部の光軸と略一致する位置に形成した固体撮像装置枠の嵌合孔に内嵌する構成とすることで、第1の光学絞りは、その内形が固体撮像装置の受光部よりも大きいため、受光部の全域を確認しながら受光部の中心と第1の光学絞りの外形中心との芯出しを行うことができる。更に、第2の光学絞りは第1の光学絞りと外形が略同一で、内外形の中心が同軸上にあるため、双方の外形を揃えるだけで第2の光学絞りと固体撮像装置の受光部中心との芯出しを行うことができる。又、固体撮像装置枠の、対物レンズ部の光軸と略一致する位置に、第1の光学絞りと第2の光学絞りとを内嵌する嵌合孔を形成したので、第1の光学絞りと第2の光学絞りとを嵌合孔内に嵌挿させるだけで、嵌合孔の内形にて両光学絞りの外形が位置決めされて対物レンズ部の光軸と受光部中心との芯出しを行うことができる。その結果、芯出し調整が簡便となり、しかも、撮像装置の小型化を実現することができる。
又、別の態様としては、第1の光学絞りを、第1の光学絞りの内形中心と固体撮像装置の受光部中心とを芯出し調整した状態で固体撮像装置に取付けるようにしても良い。この場合、第1の光学絞りの前面には、その外形が第1の光学絞りと略同一で内形が受光部と略同一或いはそれよりも小さい第2の光学絞りを配置する。そして、両光学絞りを、対物レンズ部の光軸と略一致する位置に形成した固体撮像装置枠の嵌合孔に内嵌することで、第1の光学絞りは内形が固体撮像装置の受光部よりも大きいため、受光部の全域を確認しながら受光部の中心と第1の光学絞りの内形中心との芯出しを行うことができる。又、第2の光学絞りは第1の光学絞りと外形及び内形中心が略同一であるため、双方の外形を揃えるだけで、第2の光学絞りと受光部中心との芯出しを行うことができる。又、固体撮像装置枠には対物レンズ部の光軸と略一致する位置に両光学絞りを内嵌する嵌合孔が形成されているので、固体撮像装置に取付けた第1の光学絞りと第2の光学絞りとを嵌合孔内に嵌挿させるだけで、対物レンズ部の光軸と受光部中心との芯出しを行うことができる。その結果、芯出し調整が簡便となり、しかも、撮像装置の小型化を実現することができる。
本発明によれば、芯出し作業が簡便化され、しかも撮像装置の小型化を実現することができる。
(第1形態)
図1〜図6に本発明の第1形態を示す。図1に内視鏡システムの全体構成図を示す。
同図に示すように、内視鏡検査を行う内視鏡システム1は内視鏡2を有している。内視鏡2は術者が把持して操作を行う操作部3と、この操作部3の前端に形成され、体腔内等に挿入される細長の挿入部4と、操作部3の側部からその基端が延出されたユニバーサルコード5とで構成されている。
又、挿入部4は、その先端に設けた硬質の先端部6と、この先端部6の後端に設けた湾曲自在の湾曲部7と、この湾曲部7の後端に設けた長尺で可撓性を有する可撓管部8とからなり、湾曲部7は操作部3に設けた湾曲操作レバー9により湾曲操作が可能である。
又、挿入部4の先端部6には、光学的観察を行うための対物レンズ11を取り付けた観察窓と、この対物レンズ群11の表面に水や空気等の流体を噴きつけるノズル12と、照明光を出射して照明する照明窓13と、処置具挿通孔の先端開口14とが設けられている。
ノズル12から気体と液体を選択的に噴出させるため、操作部3には送気送水操作ボタン16と、処置具挿通孔の先端開口14より選択的に体腔内の粘液等を回収するための吸引操作ボタン17とが配設されている。処置具挿通孔は挿入部4内に配設された図示しないチューブ等によって形成され、操作部3の前端付近に設けた処置具挿入口18と連通されている。
又、ユニバーサルコード5の末端にはコネクタ19が設けられ、このコネクタ19は内視鏡の光源装置21に接続される。コネクタ19の先端から突出する流体管路の接続端部となる口金(図示せず)と、照明光の供給端部となる、ライトガイド口金(図示せず)とは光源装置21に着脱自在で接続され、又、側面に設けた電気接点部には接続ケーブル23の一端が接続される。
又、接続ケーブル23の他端のコネクタは内視鏡2のビデオプロセッサ22に電気的に接続され、内視鏡2の先端部6に内蔵した撮像手段を駆動する駆動信号を供給し、この駆動信号の供給により撮像手段から出力される撮像信号(画像信号)に対して信号処理を行い映像信号を生成する。
そして、この映像信号を内視鏡2のモニタ25に出力し、モニタ25の表示面に撮像手段で撮像した画像が内視鏡画像として表示される。光源装置21、ビデオプロセッサ22、モニタ25等の周辺装置は、患者情報の入力等を行うキーボード24と共に、架台26に配置されている。
光源装置21で発生した照明光は、ユニバーサルコード5から操作部3及び挿入部4内を通した図示しないライトガイドにより伝送され、先端部6の照明窓13から、体腔内に拡開して照射され、患部等の被写体側を照明できるようにしている。
先端部6の観察窓には体腔内を撮像する撮像装置30(図2参照)が配置されている。撮像装置30から得た体腔内観察像の画像信号は内視鏡2の内部に配設した複数の同軸線46、単純線54より構成される信号ケーブル45を通じて、図1に示すコネクタ19に設けた電気接点部に伝達され、更に接続ケーブル23を通じてビデオプロセッサ22に伝達される。
図2に示すように、撮像装置30は、対物レンズ部としての対物レンズユニット27と、この対物レンズユニット27の結像位置に配置される固体撮像装置28を有する固体撮像装置ユニット29とで構成されている。
対物レンズユニット27は、被写体側より順に平凹レンズの対物レンズ11、両凸レンズ31、3枚の光学フィルタ32a,32b,32c、両凸レンズ33と凹凸レンズ34が接合されることにより形成される両凸形状の接合レンズ35、光学フィルタ32dがレンズ枠36内に間隔環37〜39、フレア絞り40,42,43、明るさ絞り41を介して所定の位置に配置されることにより構成されている。
光学フィルタ32a〜32cに介在するフレア絞り42は、光学フィルタ32dの表面に蒸着されているフィルタ層同士の密着防止が主たる目的であるため、絞り内径は視野内光線を遮光しないレベルに設定されている。従って、対物レンズユニット27のレンズ構成において、最も大きい絞り内径が必要とされる光学フィルタ32dの前面に配置されるフレア絞り42と共通で使用することで、部品点数を削減している。
又、所望の分光特性を有する4枚の光学フィルタ32a〜32dは、使用する内視鏡2の用途に応じて設定されるため、光学フィルタの枚数を削減できる内視鏡2も存在する。例えば、所望の分光特性を有する光学フィルタの枚数が3枚で十分な場合は、残りの1枚は可視域を中心に透過する特性を有する白板とすることができる。
その際、白板を光学フィルタ32bが配置される部位に設定することで、白板を挟んで前後に配置される光学フィルタ32a,32c間の距離を大きく確保することができる。
その結果、光学フィルタ32a,32c間で乱反射するフレア光の光量を軽減でき、良好な観察画像を得ることができる。又、所望の分光特性を有する光学フィルタの枚数が2枚で十分な場合は、白板の配置を光学フィルタ32b、32cが位置する箇所とすることで、光学フィルタ間の距離を大きくすることができる。その結果、光学フィルタ間で乱反射するフレア光の光量を軽減することができ、良好な観察画像を得ることができる。
次に、固体撮像装置ユニット29の構成を説明する。固体撮像装置ユニット29を構成する固体撮像装置28は、受光部47を有する固体撮像素子48と、受光部47を覆うように紫外線硬化型接着剤にて固定されたカバーガラス49と、固体撮像素子48の裏面に2列に形成されたリードピン50a、50bとを備えている。
又、固体撮像装置28の前面に配設したカバーガラス49に、その内形が受光部47よりも大きい、第1の光学絞りとしての第1の位置調整絞り51が、外形中心と受光部47の中心とを芯出しした位置で、接着等の手段を用いて接合されている。
又、レンズ枠36の後部が固体撮像装置枠53の前部に挿通支持されている。又、固体撮像装置枠53の後部に、図6に示すようなロの字状に形成された嵌合孔55が開口されている。嵌合孔55の光軸は、対物レンズユニット27の光軸と略一致しており、この嵌合孔55に、固体撮像装置28の前面に接合されている第1の位置調整絞り51が、第2の光学絞りとしての第2の位置調整絞り52と共に嵌挿され、接着剤56にて固定されている。又、第1の位置調整絞り51と第2の位置調整絞り52とは外形が略同一で、更に、第2の位置調整絞り52は、その内形がフレアを防止するために、第1の位置調整絞り51の内形よりも小さく且つ受光部47と略同一或いはそれよりも小さい径で形成されている。
一方、固体撮像装置28から延出するリードピン50b列を接続する回路基板59は、実装面が撮像装置30の光軸中心側に指向された状態で内装されている。回路基板59の実装面にはコンデンサ57、信号増幅用のIC58等の電子部品が実装されている。回路基板59の実装面を撮像装置30の光軸中心側に指向させることで、実装されている電子部品を固体撮像装置28の裏面投影面積内に収めることが可能となり、その分、撮像装置30の外形を小型化することができる。尚、回路基板59には後述する信号線接続ランドとリードピン接続ランドが形成されている。
次に、図4を用いてIC58の実装状態を説明する。
IC58は回路基板59上に形成したセカンドボンディングパット66とIC58上に形成したボンディングパット67とがワイヤ68を介してボンディング(いわゆる、ワイヤボンディング)されることで、回路基板59上に実装されている。
この場合、1つのセカンドボンディングパット66aから、複数のボンディングパット67a,67bに対してワイヤボンディングを行うことにより、セカンドボンディングパット66の個数を削減することができ、回路基板59の小型化を実現することができる。
又、ワイヤ68を交差させて配線することで、回路基板59及びIC58に形成するボンディングパット66,67のレイアウトの自由度を増すことができ、回路基板59をより一層小型化することができる。尚、IC58の実装部はエポキシ系のポッティング剤60にて封止されている(図2参照)。
又、図2に示すように、リードピン50a列は回路基板59との干渉を避けるために屈折されており、信号ケーブル45を構成する複数の同軸線46が、リードピン50aの屈折部より後方の直線部に半田等により接続されている。各リードピン50a列は、固体撮像装置28を駆動動作させるためのクロックパルスが入力されるもので、垂直転送パルスであるΦP1、ΦP2、水平転送パルスであるΦS2、ΦS1、増幅ゲートパルスであるΦCMDの5本で構成されている。
又、図3は固体撮像装置ユニット29を回路基板59の実装面側から見た断面図である。同図に示すように、回路基板59を接続するリードピン50b列は、グランド(いか、「GND」と略称)、ノーコネクション、映像出力、電源電圧、電子シャッターの5本で構成されており、ノーコネクションピン62を除く、他のリードピンは回路基板59に形成されたリードピン接続ランド61に半田等により接続されている。
尚、リードピン50cとコンデンサ57とはジャンパ線64を介して接続されるが、ジャンパ線64の回路基板59への接続ランド65を、リードピン50cの接続ランド69と隣接する位置に配置することで、双方の固定作業を一度に行うことができ、作業効率が向上する。又、接続ランド65と69とを半田等でブリッジ接続することができるので、回路基板59内に接続ランド65と66とを結線する配線を設ける必要がなくなり、製品コストの低減を図ることができる。一方、リードピン接続ランド61aの近傍にケーブル接続ランドを形成するスペースを確保することが困難な場合は、リードピン50d上に同軸線63を重ねて接続することで、回路基板59の小型化を実現することができる。
又、信号ケーブル45を構成する単純線54と同軸線46とは、具体的には2本の単純線54と8本の同軸線46とを有している。単純線54は、固体撮像装置28及びIC58の電源電圧用とGND用である。一方、8本の同軸線46は、前述したΦP1、ΦP2、ΦS1、ΦS2、ΦCMD、電子シャッター、映像出力、GND用であり、これら各同軸線46の外部導体もGND用として使用するので、GNDが強化されノイズのない良好な画像を得ることができる。
尚、図5に示すように各同軸線46の外部導体は、高周波信号を転送する信号群76(ΦS1、ΦS2、ΦCMD)と、それ以外の信号群77(ΦP1、ΦP2、電子シャッター、映像出力)とに分離し、銅線80にて撚り束ねているので、信号線間のクロストークを防止することができ、ノイズのない良好な画像を得ることができる。
以上のGND線は全てGND統括部材70内に収容され、半田等で同電位になされているので、GNDレベルが変動し難く、ノイズのない良好な画像を得ることができる。
又、GND統括部材70内には、回路基板59上のコンデンサ57に結線されるGNDジャンパー線71も合わせて半田等で接続されている。尚、符号81は単純線54のGND線である。
更に、GND統括部材70の外周には絶縁テープ73が巻回されており、GND以外の信号線や回路基板59に実装されている電子部品とのショート及び、固体撮像装置枠53(図2、図3参照)の後端に外嵌するシールドワク72との接触を防止している。尚、シールドワク72内には、固体撮像装置28を始めとする電装部を封止するためのエポキシ系の封止樹脂78が充填されている。又、シールドワク72の外周に熱収縮チューブ79が被覆されている。シールドワク72の外周を熱収縮チューブ79で被覆することで、外部からの湿気の侵入を防止し、耐久性の向上を図ることができる。
又、信号ケーブル45の外周には保護チューブ74が被覆されており、保護チューブ74の先端部は糸75が巻き締められて抜けないように固定されている。
このように、本形態では、図6(a),(b)に示すように、第1の位置調整絞り51の内形が、固体撮像素子48の受光部47よりも大きいので、受光部47の全域を確認しながら受光部47の光軸中心と第1の位置調整絞り51の外形中心との芯出しを行うことができる。又、図6(b),(c)に示すように、第2の位置調整絞り52は、第1の位置調整絞り51と外形が略同一であり、内外形の中心が同軸上にあるため、双方の外形を揃えるだけで、第2の位置調整絞り52と受光部47の中心との芯出しを行うことができる。
更に、図6(d)に示すように、固体撮像装置枠53には対物レンズユニット27の光軸と略一致する位置に、第1の位置調整絞り51及び第2の位置調整絞り52を内嵌する嵌合孔55を形成したので、固体撮像装置28に取付けた第1の位置調整絞り51と第2の位置調整絞り52とを嵌合孔55内に嵌挿させるだけで、両位置調整絞り51,52の外形が嵌合孔55の内形に位置決めされて対物レンズユニット27の光軸と受光部47の中心との芯出しを行うことができる。その結果、撮像装置30の芯出し調整が簡便隣、且つ小型化を実現することができる。
(第2形態)
図7に本発明の第2形態を示す。本形態では、第1形態に示す第1の位置調整絞り51に代えて第1の位置調整絞り85を採用し、第2の位置調整絞り52に代えて第2の位置調整絞り86を採用し、固体撮像装置枠53に代えて固体撮像装置枠87を採用しており、それ以外の構成は、第1形態と同一である。従って、以下においては、図2に示す第1の位置調整絞り51を第1の位置調整絞り85と読み換え、第2の位置調整絞り52を第2の位置調整絞り86と読み換え、固体撮像装置枠53を固体撮像装置枠87と読み換えて説明する。
第1の位置調整絞り85は、内形が受光部47よりも大きく形成されており、第1の位置調整絞り85の内形中心と固体撮像装置28の受光部47の中心とが芯出し調整されて、固体撮像装置28のカバーガラス49に接着剤にて接合される。
第1の位置調整絞り85の前面には、外形が略同一で内形が、第1の位置調整絞り85の内形よりも小さく且つ受光部47と略同一或いはそれよりも小さい第2の位置調整絞り86が配置される。そして、この第1の位置調整絞り85、第2の位置調整絞り86を、対物レンズユニット27の光軸と略一致する位置に形成された固体撮像装置枠87の嵌合孔55に内嵌する。
このように、本形態によれば、図7(a),(b)に示すように、第1の位置調整絞り85は内形が固体撮像装置28の受光部47よりも大きいため、受光部47の全域を確認しながら、受光部47の中心と第1の位置調整絞り85の内形中心との芯出しを行うことができる。
又、図7(b),(c)に示すように、第2の位置調整絞り86は、第1の位置調整絞り85と外形及び内形中心が略同一であるため、双方の外形を揃えるだけで、第2の位置調整絞り86と受光部47の中心との芯出しを行うことができる。
更に、図7(d)に示すように、固体撮像装置枠87には対物レンズユニット27の光軸と略一致する位置に、第1の位置調整絞り85及び第2の位置調整絞り86を内嵌する嵌合孔55が形成されているので、固体撮像装置28に取付けた第1の位置調整絞り85と第2の位置調整絞り86とを嵌合孔55内に嵌挿させるだけで、対物レンズユニット27の光軸と受光部47の中心との芯出しを行うことができる。
その結果、撮像装置30の芯出し調整を簡便化することができる。又、受光部47の中心を位置調整絞り86の外形中心とは異なる任意の位置に配置することができるので、固体撮像装置28よりも後方の外形形状を任意の形状に形成することが可能となる。従って、内視鏡2内の他の収容物との干渉を避けることができ、先端部6の細径化を実現することができる。
(第3形態)
図8に本発明の第3形態を示す。本形態は回路基板59に対する電子部品の別の実装例を示したものである。
すなわち、同図に示すように、回路基板59上に実装したコンデンサ57上に、更にコンデンサ82と単純線83とを半田等を用いて固定することで、回路基板59上のコンデンサ実装用のランドスペースを削減することができる。そして、削減されたランドスペースの部位に信号線84を配線することで、実装効率が向上し、相対的に回路基板59の小型化を実現することができる。この場合、コンデンサ82と単純線83とを個別に半田等を用いて固定すると、一方を固定している半田等が溶融してしまうため、同時に半田付けする。
このように、本形態では、回路基板59上に電子部品を立体的に実装することで、実装効率の向上を図り、相対的に回路基板59の小型化、及び内視鏡2の先端部6の細径化を実現することができる。
第1形態による内視鏡システムの全体構成図 同、内視鏡先端部の観察窓に配設されている撮像装置の断面側面図 同、図2に示す回路基板を実装面側から見た断面図 同、回路基板の斜視図 同、図2のV−V断面図 同、(a)は固体撮像素子の正面図、(b)は第1の位置調整絞りの正面図、(c)は第2の位置調整絞りの正面図、(d)は固体撮像装置枠の正面図 第2形態を示し、(a)は固体撮像素子の正面図、(b)は第1の位置調整絞りの正面図、(c)は第2の位置調整絞りの正面図、(d)は固体撮像装置枠の正面図 第3形態による図5相当の断面図
符号の説明
2 内視鏡
6 先端部
28 固体撮像装置
30 撮像装置
48 固体撮像素子
51,85 第1の位置調整絞り
52,86 第2の位置調整絞り
53,87 固体撮像装置枠
55 嵌合孔

代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (4)

  1. 複数の対物レンズを収容するレンズ枠を有する対物レンズ部と、
    前記対物レンズ部の結像位置に配置される固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置と該固体撮像装置の前方に配置される複数の光学絞りとを保持する固体撮像装置枠と
    を備え、
    前記固体撮像装置の受光部中心と前記対物レンズ部の光軸とを略一致させるように前記固体撮像装置枠と前記複数の光学絞りとに位置調整手段を設けたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記位置調整手段は、
    前記複数の光学絞りの相対位置を調整する第1の位置調整手段と、
    前記複数の光学絞りと前記固体撮像装置枠との相対位置を調整する第2の位置調整手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第1の位置調整手段を前記各光学絞りに形成し、
    前記光学絞りは、
    内形が前記固体撮像装置の受光部より大きく且つ外形中心が前記受光部中心に略一致する第1の光学絞りと、
    内形が前記受光部と略同一或いはそれよりも小さく且つ外形が前記第1の光学整絞りと略一致すると共に内外形中心が略一致する第2の光学絞りと
    から成り、
    又前記第2の位置調整手段が前記固体撮像装置枠に形成した嵌合孔であり、
    前記嵌合孔の中心を、前記対物レンズ部の光軸と前記第1の光学絞りの外形中心とが略一致する位置に形成したことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記第1の位置調整手段を前記光学絞りに形成し、
    前記光学絞りは、
    内形が前記固体撮像装置の受光部より大きく且つ内形中心が前記受光部中心に略一致させた第1の光学絞りと、
    内形が前記受光部と略同一或いはそれよりも小さく且つ外形及び内形中心が前記第1の光学絞りと略一致させた第2の光学絞りと
    から成り、
    又前記第2の位置調整手段が前記固体撮像装置枠に形成した嵌合孔であり、
    前記嵌合孔の中心を、前記対物レンズ部の光軸と前記第1の光学絞りの内形中心とが略一致する位置に形成したことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
JP2003299344A 2003-08-22 2003-08-22 撮像装置 Expired - Fee Related JP4503956B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003299344A JP4503956B2 (ja) 2003-08-22 2003-08-22 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003299344A JP4503956B2 (ja) 2003-08-22 2003-08-22 撮像装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005070366A true JP2005070366A (ja) 2005-03-17
JP2005070366A5 JP2005070366A5 (ja) 2006-08-03
JP4503956B2 JP4503956B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=34404588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003299344A Expired - Fee Related JP4503956B2 (ja) 2003-08-22 2003-08-22 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4503956B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015178134A1 (ja) * 2014-05-21 2015-11-26 オリンパス株式会社 撮像ユニット及び内視鏡
JP2016184082A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 日立マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
WO2019012794A1 (ja) * 2017-07-12 2019-01-17 オリンパス株式会社 撮像ユニット
CN112444960A (zh) * 2019-08-28 2021-03-05 奥林匹斯冬季和Ibe有限公司 具有滤光片组件的内窥镜和用途
US11992186B2 (en) 2019-08-28 2024-05-28 Olympus Winter & Ibe Gmbh Endoscope with optical filter arrangement and use

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063570A (ja) * 1992-06-22 1994-01-14 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ鏡胴
JPH10295627A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡の対物レンズ部構造
JP2000028929A (ja) * 1998-07-14 2000-01-28 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡対物光学系
JP2000266979A (ja) * 1999-03-16 2000-09-29 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2000287913A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP2001290086A (ja) * 2000-04-04 2001-10-19 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2002301012A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Olympus Optical Co Ltd 電子内視鏡
JP2002350701A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Sony Corp 撮像レンズ装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063570A (ja) * 1992-06-22 1994-01-14 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ鏡胴
JPH10295627A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡の対物レンズ部構造
JP2000028929A (ja) * 1998-07-14 2000-01-28 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡対物光学系
JP2000266979A (ja) * 1999-03-16 2000-09-29 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2000287913A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP2001290086A (ja) * 2000-04-04 2001-10-19 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2002301012A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Olympus Optical Co Ltd 電子内視鏡
JP2002350701A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Sony Corp 撮像レンズ装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105744877B (zh) * 2014-05-21 2017-11-21 奥林巴斯株式会社 摄像单元和内窥镜
WO2015178134A1 (ja) * 2014-05-21 2015-11-26 オリンパス株式会社 撮像ユニット及び内視鏡
CN105744877A (zh) * 2014-05-21 2016-07-06 奥林巴斯株式会社 摄像单元和内窥镜
US20160266373A1 (en) * 2014-05-21 2016-09-15 Olympus Corporation Image pickup unit and endoscope
US10067333B2 (en) 2014-05-21 2018-09-04 Olympus Corporation Endoscope having image pickup sensor and first and second light blocking members
EP3061384A4 (en) * 2014-05-21 2017-09-06 Olympus Corporation Image capturing unit and endoscope
JP5897235B1 (ja) * 2014-05-21 2016-03-30 オリンパス株式会社 撮像ユニット及び内視鏡
JP2016184082A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 日立マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール
JPWO2019012794A1 (ja) * 2017-07-12 2020-07-16 オリンパス株式会社 内視鏡及び撮像ユニット
WO2019012794A1 (ja) * 2017-07-12 2019-01-17 オリンパス株式会社 撮像ユニット
US10983331B2 (en) 2017-07-12 2021-04-20 Olympus Corporation Endoscope and image pickup unit
CN112444960A (zh) * 2019-08-28 2021-03-05 奥林匹斯冬季和Ibe有限公司 具有滤光片组件的内窥镜和用途
JP2021056498A (ja) * 2019-08-28 2021-04-08 オリンパス ビンテル ウント イーベーエー ゲーエムベーハーOlympus Winter & Ibe Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung 光学フィルタ装置を備える内視鏡およびその使用
US11992186B2 (en) 2019-08-28 2024-05-28 Olympus Winter & Ibe Gmbh Endoscope with optical filter arrangement and use

Also Published As

Publication number Publication date
JP4503956B2 (ja) 2010-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5032704B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の製造方法
US11172812B2 (en) Endoscope
WO2020217302A1 (ja) 内視鏡の先端ユニットおよび内視鏡
JP2003010111A (ja) 撮像装置
JP2000232957A (ja) 内視鏡装置
JPWO2016092991A1 (ja) 内視鏡
JP2828116B2 (ja) 固体撮像装置
US11857166B2 (en) Imaging unit and endoscope
JP4709661B2 (ja) 撮像装置
JPH0990243A (ja) 撮像装置
JP4503956B2 (ja) 撮像装置
JP2000037343A (ja) 内視鏡装置
JP2002034910A (ja) 撮像装置
JPH1050969A (ja) 固体撮像装置
JP3548467B2 (ja) 撮像装置
JP4127776B2 (ja) 撮像装置
JP3698839B2 (ja) 内視鏡装置
JP2002131656A (ja) 撮像装置
JPH10248803A (ja) 撮像装置
CN106333638A (zh) 内窥镜
JP2001094843A (ja) 撮像装置
JPH1033470A (ja) 撮像装置
JP2001120501A (ja) 固体撮像装置
JP2001311879A (ja) 内視鏡およびその製造方法
JPH1147084A (ja) 内視鏡用撮像ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100304

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100422

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4503956

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees