JP2005069535A - 室内循環式レンジフード - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃焼ガスを発生しない調理器具での調理によって発生する汚染空気に含まれる水分(蒸気)をも除去して、汚染空気を完全に清浄化し、レンジフード本体の表面や汚染空気の流路部分での結露の発生を防止する。
【解決手段】 燃焼ガスを発生しない調理器具による調理で生じる汚染空気に含まれる水分を除去する除湿手段23を設け、該除湿手段23であるペルチェモジュールは通電により得られる吸熱部231を前記汚染空気が接触するように配置してその吸熱部231を含まれる水分の結露生成部とし、前記送風機12の作動停止に連動してペルチェモジュールへの通電方向を逆転して所定時間前記吸熱部231を放熱部232に変換し、前記送風機12の作動に連動するペルチェモジュールの通電時に得られる放熱部232からの熱をレンジフード本体1及び/または汚染空気の流路5に伝達する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼ガスを発生しない調理器具(CO等)からの汚染空気を清浄化して室内に循環する室内循環式レンジフードに関するものである。
近年では、一酸化炭素等を含む燃焼ガスを発生させずに調理できるクリーンな調理器具として、電磁調理器具が普及し、オール電化厨房を採用する家庭が多くなっている。
電磁調理器具を使用しての調理では、発生する汚染空気のうち、一酸化炭素等を含む有害な燃焼ガスを含まないので、汚染空気を吸引し清浄化できれば室内に再び循環することができる。
従来、室内循環式レンジフードには、フード部内部にグリス除去手段と、フード部の天板上に送風機の吐出口に連通する脱臭ユニットとを設けて、その汚染空気に含まれる油煙や調理臭をろ過する構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記する先行技術は調理により発生する汚染空気に含まれる主成分のうち、水分(蒸気)については回収することができない。
そのため、近年の高気密住宅において汚染空気中に含まれる水分(蒸気)をも除去しなければ、室の窓、壁が結露し易く、クロスの剥がれやカビの発生が問題となる。
また、特に電磁調理器具を使用するとガス燃焼器具での調理に比べて、高温の燃焼ガスが発生しないため、特に湯気を多く発生させる調理時には汚染空気の流路部分に結露が生じ、滴下して、調理器具周辺を汚したり、調理中の食材を使用不能にする。
特開平10−197023号公報
本発明が上記従来事情に鑑みてなされたものでは、その目的とする処は燃焼ガスを発生しない調理器具での調理によって発生する汚染空気に含まれる水分(蒸気)をも除去して、汚染空気を完全に清浄化する室内循環式レンジフードを提供することにある。
他の目的とする処は、除湿手段から発生する熱を有効利用して、レンジフード本体の表面や汚染空気の流路部分での結露の発生を防止する室内循環式レンジフードを提供することにある。
更に他の目的とする処は、除湿手段で除去された水分の回収及びその廃棄が簡単な室内循環式レンジフードを提供することにある。
前記課題を解決するために講じた技術的手段は、燃焼ガスを発生しない調理器具による調理で生じる汚染空気を送風機で強制的に吸込み、その空気を清浄化したのち、室内に循環するレンジフードにおいて、汚染空気中の油脂分を除去するグリス除去手段の下流側に汚染空気に含まれる臭気を除去する脱臭手段と水分を除去する除湿手段とを設けて、前記グリス除去手段、脱臭手段、除湿手段とで空気清浄化の手段を構成していることを特徴とする室内循環式レンジフードである(請求項1)。
そして、その除湿手段として、除湿剤を使用し、清浄化される汚染空気をその除湿剤を通過させて室内に循環させる(請求項2)、そして、その除湿手段は、多孔体からなる上半部に収容される除湿剤と、透湿性シートで隔ててその下半部に設けられる水分の回収容器とを備え、前記上半部と下半部とを係脱可能もしくは一体的にして、清浄化される汚染空気をその上半部を通過するように着脱可能に設けた構成にすると好適である(請求項3)。
その除湿剤としては、今日使用されている塩化カルシウム、シリカゲル、生石灰等、安全で除湿性能に優れたものであれば何を使用しても良い。
前記手段によれば、清浄化する汚染空気に含まれる油脂分、調理臭はもとより、その汚染空気に含まれる水分(蒸気、湿気)を除去して清浄空気として室内に循環する(請求項1、2)。
そして、容器に除湿された結露水や除湿剤の水溶液が溜まった時等、必要な時に取外して、廃棄にあたったり、劣化した除湿剤の交換を行なう(請求項3)。
また、透湿性シートは所謂容器の蓋的機能をも有し再蒸発の虞れを無くす(請求項3)。
そして、除湿手段としてペルチェモジュールを使用し、該ペルチェモジュールは通電により得られる吸熱部を前記汚染空気が接触するように配置してその吸熱部を含まれる水分の結露生成部とし、該吸熱部に連絡して、その吸熱部で生成される結露を回収する手段を連絡していると好適なものである(請求項4)。
ペルチェモジュールは、PN・N形半導体の接合対であるペルチェ素子を電気的に直列に接続してユニット化したもので、直流電流(DC)を流すことで一面が吸熱部に、他面が放熱部となり、電流の向きを変えることによって、その吸熱部が放熱部に、放熱部が吸熱部に変換するものである。
このペルチェモジュールは、応答性が速い。可動部分が無く、無振動で高寿命等の特徴を有している。
ペルチェモジュールへの通電が送風機の作動に連動するようにすると、人為的なスイッチ操作は必要とせず、操作性が良いものとなる(請求項5)。
また、回収する手段が生成されて流下する結露水を受水する着脱可能な回収容器または同結露水を受水して外部に排出する排出路であると好適である(請求項10)。
前記手段によれば、清浄化される汚染空気中の水分を吸熱部で結露させて除湿する。
そして、吸熱部に生成される結露水を滴下させることなく着脱可能な回収容器で回収したり、排出路で外部に排出する。
また、送風機を作動停止しても吸熱部が濡れた状態にあると、この濡れた面に空気中に浮遊しているカビの胞子等が付着してカビを増殖させ、送風機を再作動すると、このカビに接触する空気が室内に循環して室内を汚染し健康上や衛生上の問題を惹起してしまう。これを防ぐために送風機の作動停止に連動して前記ペルチェモジュールへの通電方向を逆転して所定時間前記吸熱部を放熱部に変換する構成を採用している(請求項6)。
尚、連動タイプではなく、通電や停止用のスイッチのタッチ操作等の人為的操作で通電を逆転させたり、通電をストップすることも自由なものである。
前記手段によれば、人為的にスイッチ操作等で通電を逆転することなく、送風機の作動停止に連続して吸熱部を放熱部に変換して濡れている吸熱部を加熱乾燥し、吸熱部でカビの発生を阻止する。
そして、送風機の作動に連動するペルチェモジュールの通電時に得られる放熱部からの熱をレンジフード本体及び/または汚染空気の流路に熱伝達する手段を備え、該熱伝達する手段が、前記放熱部からの熱で加熱された空気を吸込んで温風として送風してレンジフード本体及び/または汚染空気の流路に熱伝達する強制送風手段であると望ましいものである(請求項7、8)。
そして、強制送風手段は、前記温風を汚染空気の流路内に送風する空気送り路を有すると、より好ましいものである(請求項9)。
前記手段によれば、ペルチェモジュールの放熱部からの熱を利用して運転中のレンジフードの本体の表面や汚染空気の流路を加熱して、結露の発生を防止する。
(請求項1〜9)本発明は以上のように室内循環式レンジフードで問題となる湿気を室内に循環しないように、積極的に除湿するための除湿手段を設け、グリス除去手段及び脱臭手段で清浄化された清浄空気に含まれる水分を除去できるので、窓や壁が結露したり、クロスの剥がれカビの発生を防止することができる。
(請求項2)しかも、その除湿手段が除湿剤の場合には、汚染空気の流路に配設することでその目的が達成され、簡単に清浄空気が除湿できる。
(請求項3)その上、その除湿手段として、上半部に除湿剤、下半部に容器、中間部に透湿性シートを配設したユニット構成にした場合には、取外して、容器内の回収した結露水の廃棄したり、劣化した除湿剤の交換が容易に行なえるし、その透湿性シートが容器に溜まった結露水の再蒸発も未然に防止できる。
(請求項4、9)また、ペルチェモジュールの吸熱部を結露生成部にして除湿手段を構成して、その結露生成部で生成されて滴下する結露水を回収するようにしているので、除湿剤のように定期的に交換せずに汚染空気から水分を恒久的に除去できる。
(請求項5)そして、そのペルチェモジュールの通電が送風機の作動に連動するようにしてあるので、人為的な格別の操作を全く必要としない。
(請求項6)その上、送風機の作動停止に連動してペルチェモジュールへの通電方向を逆転して所定時間吸熱部を放熱部に変換するようにしていると、濡れたままになっている吸熱部を加熱乾燥してその吸熱部でのカビの発生を防止し、ひいてはカビ部を通過して清浄空気が室内に循環される衛生上の問題を解消する。
その吸熱部の加熱乾燥を、除湿手段を有効利用して行なうので、専用の加熱装置を付設する必要がなく、装置コストを大幅に低減化できる。
(請求項7、8)また、ペルチェモジュールの通電時に逆側に得られる放熱部の熱を有効利用して、レンジフード本体の表面や汚染空気の流路にその熱を熱伝達手段として強制送風するので、レンジフード本体の表面や汚染空気の流路の路面での結露と共にカビの発生を防止できる。
ことに、その強制的に温風を汚染空気の流路内に送風するようにすると、特に結露し易い汚染空気の流路の路面での結露発生防止に効果的である。
しかも、除湿剤、ペルチェモジュールは共に、脱臭手段で回収し難い水蒸気に含まれる微細な臭い成分をも回収するので、脱臭性能の向上に貢献できる。
以下、本発明の室内循環式レンジフードの実施の形態例を図1〜図3に基づいて説明すると、図1はその第1の実施の形態、図2は同第2の実施の形態を、更には図3は同第3の実施の形態を各々示している。
符号Aはこの実施の形態の室内循環式レンジフードである。
この室内循環式のレンジフードAは、図1に示すように、下面を開放した扁平薄箱状のフード部11の天板111上面から縦型ケース部21を立設して構成されたレンジフード本体1内に送風機ユニット2と共に空気清浄化の手段3を収容して形成されている。
縦型ケース部21は、フード部11の天板111から立設した前面を開放した矩形箱体であり、その下半部にフード部天板111上面上に設置した送風機ユニット2を収容し、上半部に脱臭手段13及び除湿手段23と送風機ユニット2から脱臭手段13、除湿手段23を経て室内に連通する空気路4とを収容している。
フード部11は、その開放部から天板方向に凹設した凹窪部112の底に開口112aを設けると共に、その開口112aにグリス除去手段(グリスフィルター)33を係脱可能に備え、その下方に開放部との間に所定の間隙Sを確保して整流板43を配設し、その間隙Sから両側を速めて、燃焼ガスを生じない調理器具(電磁調理器具、電気調理器具)で調理すると発生する汚染空気を吸込むようにしてある。
脱臭手段13の一例としては、顆粒状に造粒された無機系イオン吸着剤の下側に消臭剤添着ウレタンフォームを配置し、その消臭剤添着ウレタンフォームの下側と無機系イオン吸着剤の上側に抗菌剤を練り込んだ例えばポリプロピレンからなる不織布を配置してサンドイッチした状態で樹脂製や金属製の上下一対の上箱、下箱からなるカートリッジに収容され、該カートリッジは、芯金に網体を編組したものを挙げることができる(特開平10−197023号公報参照)。
前記無機系イオン吸着剤の造粒は、無定形酸化亜鉛を極めて微細な状態で複分解して混合した後、造粒した周知のものである。
また、無機系イオン吸着剤の造粒は表面が弱いイオン化した状態を採っており、亜鉛はプラスイオンに、シラノール基はマイナスイオンにイオン化してイオン化した物質を吸着する性質を有し、プラスイオンとマイナスイオンとの両方とを備えていることから酸とアルカリの両方の極性ガスを吸着することができる。
更に、この無機系イオン吸着剤は一度吸着したものは温度の変化や加熱に対して再放出がなく、耐水、耐洗濯性は勿論のこと、耐熱性を有し、イオン吸着型故にガスの吸着が素早く、また水で洗うと脱臭性能を回復する特性をも備えたものであり、四大悪臭と言われるアンモニア、トリメチルアミン(魚の臭い)、硫化水素(腐敗臭)、メチルメルカプタンは勿論、吉草酸、フェノール、NOx 等を効果的に脱臭する。
前記空気路4は、送風機ユニット2の上面に一端側を開放し他端側を室内で開放した側面視逆L形状を呈してなり、その直線部14に前記脱臭手段13を多段状に配置し、水平部24に除湿手段23を配置してなり、この空気路4と、送風機ユニット2、フード部11とで汚染空気の流路5を構成している。
前記送風機12はシロッコファンである。
前記除湿手段23は、ペルチェモジュールであり、直流電流を流すことによって得られる吸熱部231のみを前記空気路4の水平部24に配置させてある。
また、この実施の形態では、その吸熱部131を多数のフィン231aを並設した凹凸形状にして、清浄化させる空気との接触面積を拡大させてある。
この除湿手段23、脱臭手段13、グリス除去手段33とで空気清浄化の手段3を構成している。
このペルチェモジュールへの通電は送風機12の作動に連動し、更に送風機12の作動停止に連動して通電方向を逆転して所定時間吸熱部231を放熱部232に変換するように制御されている。
また、ペルチェモジュールが面する水平部24の底面には、漏斗状の水受け部241を凹設し、その下方には水受け部241底部に開口した排水口6に連通する着脱可能な回収容器7を設置し、前記縦型ケース部21の前面を開閉するカバー31を外して、その回収容器7を取外すことができるようになっている。
前記回収容器7には、オーバーフローしない適正水位を検出する水位センサ等の水位検出手段(図示せず)を設け、その水位検出手段(図示せず)が検出した時に報知するブザー、ランプ等の報知手段Bをフード部11の前面に設けている。
以上のように構成されている室内循環式レンジフードAは、送風機12の作動に連動して除湿手段23であるペルチェモジュールに直流電流が流れて吸熱部231で吸熱する。
燃焼ガスを生じない調理器具(電磁調理器具、電気調理器具)での調理により発生した汚染空気は、グリス除去手段33で含有される油脂分が除去されると共に、脱臭手段13で含有される調理臭が脱臭されて清浄化され、その清浄化されたその汚染空気は吸熱部231に接触して含まれる水分(蒸気、湿気)がその吸熱で結露される。
そして、滴下する結露水は回収容器7で受水されて、毀れない程度の水位になると報知手段Bで使用者に報知されて、廃棄が促がされる。
また、調理器具での調理終了や中止に連動して送風機12作動が停止すると自ずと所定時間だけ吸熱部231を放熱部232に変換して濡れているその吸熱部231を加熱乾燥してカビが発生しないようにする。
次に図2に示す第2の実施の形態について説明すると、この実施の形態は前記ペルチェモジュールの通電時に得られる放熱部232からの熱をレンジフード本体1、汚染空気の流路5に熱伝達するものである。
この熱伝達する手段を除いて、前記する実施の形態と同様構成であるため、同一符号を付して具体的な説明は省略する。
前記する伝達する手段は、空気送り路18と、補助送風機28とからなる強制送風手段8である。
前記空気送り路18は、外部に臨むペルチェモジュールの放熱部232を、補助送風機28を有する覆い38でカバーし、その覆い38のスペースに臨む縦型ケース部21の上面に任意箇所に通孔281を開孔すると共に、送風機ユニット2におけるユニットケース22の背後に確保した背後室10上面に通孔101を開孔し、更にフード部11の後端幅方向略全長に亘って設けられている照明ケース51の上面に通孔511を開孔して、各々の通孔281、101、511を連通させると共に、照明ケース51の整流板43が臨む前立面512、フード部11の整流板43が臨む前立面113に整流板43側に温風を噴出する排気孔513、114を各々開孔することによって、縦型ケース部21内、更には前記フード部11と凹窪部112との間を強制送風した後、その温風を排気孔513、114から整流板43の表面方向に噴出して汚染空気の流路5内に温風を供給するようになっている。
以上のように構成されている室内循環式レンジフードAは、送風機12の作動時にペルチェモジュールの放熱部232から放熱され続ける熱で加熱された空気を温風として補助送風機28で送風してレンジフード本体1、汚染空気の流路5に熱伝達させて、調理時に立ち昇る湯気でレンジフード本体1、汚染空気の流路5内で結露しないようにする。
そして、汚染空気の流路5は直接汚染空気が接触するため、結露が生じ易いものであるが、その汚染空気の流路5は、内外からペルチェモジュールの放熱部232の熱で加熱された空気を吸込んだ温風で加熱されることになり、結露の発生はより確実に防止する。
更に図3に示す第2の実施の形態について説明すると、この実施の形態は除湿手段23に、除湿剤を使用した例である。他の構成については前記する第1の実施の形態と同様であるため、同一符号を付して具体的な説明は省略する。
この除湿手段23は、支持膜となる透湿性シート235で下側開放部を閉口したキャップ234内に塩化カルシウム233の錠剤を収容し、そのキャップ234で回収容器236を開閉可能にしてユニット化し、前記空気路壁や送風機ユニット2のユニットケース22等にスイング式に設けた支持アーム9に載承して、前記キャップ234を前記空気路4の水平部24に配置している。
キャップ234には多数の通気孔が開孔されている。
このように構成されている室内循環式レンジフードAでは、塩化カルシウムで清浄化された汚染空気中の水分が吸着除去される。
そして、除湿されて滴下する結露水や塩化カルシウムの水溶液は、回収容器236に滴下して回収され、オーバーフローしない程度の適度な貯水量になると、前記報知手段Bでの報知に基づいて、取外して結露水の廃棄にあたることができる。
尚、本発明で、前記除湿手段23は、脱臭手段13の下流側に配置するのが望ましいが、グリス除去手段33と、脱臭手段13との間に配置しても良いものである。
第1の実施の形態の側面断面図。 第2の実施の形態の側面図で一部切欠して示す。 第3の実施の形態の側面断面図。
符号の説明
1:レンジフード本体 12:送風機
13:脱臭手段 33:グリス除去手段
23:除湿手段 3:空気清浄化の手段
234:キャップ 236、7:回収容器
231:吸熱部 232:放熱部
8:強制送風手段 5:汚染空気の流路
12:送風機 18:空気送り路

Claims (10)

  1. 燃焼ガスを発生しない調理器具による調理で生じる汚染空気を送風機で強制的に吸込み、その空気を清浄化したのち、室内に循環するレンジフードにおいて、汚染空気中の油脂分を除去するグリス除去手段の下流側に汚染空気に含まれる臭気を除去する脱臭手段と水分を除去する除湿手段とを設けて、前記グリス除去手段、脱臭手段、除湿手段とで空気清浄化の手段を構成していることを特徴とする室内循環式レンジフード。
  2. 前記除湿手段として、除湿剤を使用し、清浄化される汚染空気をその除湿剤を通過させて室内に循環することを特徴とする請求項1記載の室内循環式レンジフード。
  3. 前記除湿手段は、多孔体からなる上半部に収容される除湿剤と、透湿性シートで隔ててその下半部に設けられる水分の回収容器とを備え、前記上半部と下半部とを係脱可能もしくは一体的にして、清浄化される汚染空気をその上半部を通過するように着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の室内循環式レンジフード。
  4. 前記除湿手段としてペルチェモジュールを使用し、該ペルチェモジュールは通電により得られる吸熱部を前記汚染空気が接触するように配置してその吸熱部を含まれる水分の結露生成部とし、該吸熱部に連絡して、その吸熱部で生成される結露を回収する手段を連絡していることを特徴とする請求項1記載の室内循環式レンジフード。
  5. 前記ペルチェモジュールへの通電が送風機の作動に連動することを特徴とする請求項4記載の室内循環式レンジフード。
  6. 前記送風機の作動停止に連動して前記ペルチェモジュールへの通電方向を逆転して所定時間前記吸熱部を放熱部に変換することを特徴とする請求項4または5記載の室内循環式レンジフード。
  7. 前記送風機の作動に連動するペルチェモジュールの通電時に得られる放熱部からの熱をレンジフード本体及び/または汚染空気の流路に熱伝達する手段を備えていることを特徴とする請求項4〜6いずれか1項記載の室内循環式レンジフード。
  8. 前記熱伝達する手段が、前記放熱部からの熱で加熱された空気を吸込んで温風として送風してレンジフード本体及び/または汚染空気の流路に熱伝達する強制送風手段であることを特徴とする請求項7記載の室内循環式レンジフード。
  9. 前記強制送風手段は、前記温風を汚染空気の流路内に送風する空気送り路を有することを特徴とする請求項8記載の室内循環式レンジフード。
  10. 前記回収する手段が、生成されて流下する結露水を受水する着脱可能な回収容器または同結露水を受水して外部に排出する排出路であることを特徴とする請求項4〜6いずれか1項記載の室内循環式レンジフード。
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