JP2005068432A - 磁気シール用ニトリルポリマー組成物 - Google Patents

磁気シール用ニトリルポリマー組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2005068432A
JP2005068432A JP2004245077A JP2004245077A JP2005068432A JP 2005068432 A JP2005068432 A JP 2005068432A JP 2004245077 A JP2004245077 A JP 2004245077A JP 2004245077 A JP2004245077 A JP 2004245077A JP 2005068432 A JP2005068432 A JP 2005068432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
compound
magnetic
rubber compound
hydrogenated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004245077A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005068432A5 (ja
JP5219327B2 (ja
Inventor
Richard Pazur
リチャード・パザー
Lorenzo Ferrari
ロレンツォ・フェラーリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Inc
Original Assignee
Bayer Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer Inc filed Critical Bayer Inc
Publication of JP2005068432A publication Critical patent/JP2005068432A/ja
Publication of JP2005068432A5 publication Critical patent/JP2005068432A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5219327B2 publication Critical patent/JP5219327B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L15/00Compositions of rubber derivatives
    • C08L15/005Hydrogenated nitrile rubber
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/01Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
    • C08K3/013Fillers, pigments or reinforcing additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L13/00Compositions of rubbers containing carboxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K2201/00Specific properties of additives
    • C08K2201/01Magnetic additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/08Metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

【課題】 本発明により、改良された引裂強さ、引裂きおよび耐摩耗性を有する加硫可能なゴム化合物を提供する。
【解決手段】 本発明は、少なくとも1種の水素化カルボキシ化ニトリルゴム、少なくとも1種の水素化ニトリルゴムおよび少なくとも1種の磁性化合物を含有するゴム化合物、上記ゴム化合物および少なくとも1種の加硫剤を含有する硬化性ゴム化合物、および上記ゴム化合物を含有する磁性成形体に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、少なくとも1種の水素化カルボキシ化ニトリルゴム、少なくとも1種の水素化ニトリルゴムおよび少なくとも1種の磁性化合物を含有するゴム化合物、上記ゴム化合物および少なくとも1種の加硫剤を含有する硬化性ゴム化合物、並びに上記ゴム化合物を含有する磁性成形体に関する。
ニトリルゴム(NBR;少なくとも1種の共役ジエンから誘導される繰り返し単位、少なくとも1種の不飽和ニトリルおよび要すれば更なるコモノマーを含有するコポリマー)の選択的水素化により調製される水素化ニトリルゴム(HNBR)、並びに水素化カルボキシ化ニトリルゴム(HXNBR;少なくとも1種の共役ジエンから誘導される繰り返し単位、少なくとも1種の不飽和ニトリル、カルボキシル基を有する少なくとも1種の共役ジエン(例えば、α,β‐不飽和カルボン酸)および要すれば更なるコモノマーを含有する好ましくはランダムターポリマー)は、非常に良好な耐熱性、優れた耐オゾン性および耐薬品性並びに優れた耐油性を有する特殊ゴムである。上記ゴムの高いレベルの機械的特性(特に高い耐摩耗性)と併せて、HXNBRおよびHNBRが特に、自動車工業(シール、ホース、ベアリングパッド)、石油工業(ステーター、ウェルヘッドシール、バルブプレート)、電気工業(ケーブル被覆)、機械工学(ホイール、ローラー)および造船工業(パイプシール、カプリング)の分野において広範囲に用いられるようになったことは驚くべきことである。
市販のHNBRは、ムーニー粘度55〜105、分子量200,000〜500,000g/モル、3.0を超える多分散度、および残留二重結合(RDB)含量0.1〜18%(IR分光分析法による)を有する。
HXNBRおよびその製造方法は、例えば特許文献1から公知であり、この方法に関する引用によりその記載を本明細書中に挿入する。
特許文献2には、水素化度80〜99%を有する水素化ニトリル‐ブタジエンゴム(アクリロニトリル含量15〜50%)100部をベースとして、ストロンチウムフェライトおよびバリウムフェライト300〜1800部、シランカップリング剤0.5〜2部および滑剤1〜10部を含有する磁性ゴム組成物が開示されている。磁化すると上記組成物がエンコーダーとして用いるのに十分な磁性を有することを主張している。この文献には、HXNBR/HNBRのブレンドを用いることの有用性については記載されていない。
特許文献3には、少なくとも1種の磁性粒子および少なくとも1種のエチレン系不飽和ニトリルコポリマーおよび任意のシリコーン変性アクリル樹脂を含有するバインダー樹脂を含むバインダーキャリアが開示されている。この文献には、HXNBR/HNBRのブレンドを用いることの有用性については記載されていない。
特許文献4には、高飽和ニトリルまたはそのポリマーアロイと、加工工程および後の電子線硬化工程に適合性を有する添加剤を含有するバインダー系が開示されている。上記バインダー系は、高エネルギーの希土類元素粒子概して50〜70体積%が高充填されている。この文献には、HXNBR/HNBRのブレンドを用いることの有用性については記載されていない。
国際公開WO 01/77185−A1号パンフレット 国際公開WO 01/41162−A1号パンフレット 米国特許第6,001,526号明細書 欧州特許出願公開第A‐0 418 808号明細書
1つの態様では、本発明は、少なくとも1種の水素化、好ましくはランダム、カルボキシ化ニトリルゴム、少なくとも1種の水素化ニトリルゴムおよび少なくとも1種の磁性化合物を含有するゴム化合物に関する。
上記磁性化合物は、フェライト化合物、特にストロンチウム、バリウムおよび/またはストロンチウム/バリウムフェライト混合物をベースとすることが好ましく、ストロンチウムフェライト粒子がより好ましい。
他の態様では、本発明は、少なくとも1種の水素化、好ましくはランダム、カルボキシ化ニトリルゴム、少なくとも1種の水素化ニトリルゴム、少なくとも1種の磁性化合物、少なくとも1種の加硫剤および要すれば更にフィラーを含有する加硫可能なゴム化合物に関する。
更に他の態様では、本発明は、少なくとも1種の水素化、好ましくはランダム、カルボキシ化ニトリルゴム、少なくとも1種の水素化ニトリルゴム、少なくとも1種の磁性化合物および要すれば更にフィラーを含有する上記ゴム化合物を含有する磁性成形体に関する。
本明細書中で用いられる「ニトリルゴム」の語は、少なくとも1種の共役ジエンから誘導される繰り返し単位、少なくとも1種のα,β‐不飽和ニトリルおよび要すれば更なる1種以上の共重合性モノマーを含有するコポリマーを包含する意味である。
本明細書中で用いられる「カルボキシ化ニトリルゴム」またはXNBRの語は、少なくとも1種の共役ジエンから誘導される繰り返し単位、少なくとも1種のα,β‐不飽和ニトリル、少なくとも1種のα,β‐不飽和カルボン酸またはα,β‐不飽和カルボン酸誘導体、および要すれば更なる1種以上の共重合性モノマーを含有するコポリマーを包含する意味である。
本明細書中で用いられる「水素化(hydrogenated)」またはHNBR/HXNBRの語は、出発物NBRまたはXNBR中に存在する少なくとも10%の残留C‐C二重結合(RDB)、好ましくは存在する50%を超えるRDB、より好ましくは90%を超えるRDB、更により好ましくは95%を超えるRDB、最も好ましくは99%を超えるRDBが水素化されたNBR/XNBRを包含する意味である。
上記共役ジエンは、如何なる公知の共役ジエン、特にC〜C共役ジエンであってもよい。好ましい共役ジエンは、ブタジエン、イソプレン、ピペリレン、2,3‐ジメチルブタジエンおよびそれらの混合物である。更により好ましいC〜C共役ジエンは、ブタジエン、イソプレンおよびそれらの混合物である。最も好ましいC〜C共役ジエンは、ブタジエンである。
上記α,β‐不飽和ニトリルは、如何なる公知のα,β‐不飽和ニトリル、特にC〜Cのα,β‐不飽和ニトリルであってもよい。好ましいC〜Cのα,β‐不飽和ニトリルは、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、エタクリロニトリルおよびそれらの混合物である。最も好ましいC〜Cのα,β‐不飽和ニトリルは、アクリロニトリルである。
好ましくは、上記HNBRは、1種以上の共役ジエンから誘導される繰り返し単位40〜85重量%および1種以上の不飽和ニトリルから誘導される繰り返し単位15〜60重量%を含有する。より好ましくは、上記HNBRは、1種以上の共役ジエンから誘導される繰り返し単位60〜75重量%および1種以上の不飽和ニトリルから誘導される繰り返し単位25〜40重量%を含有する。最も好ましくは、上記HNBRは、1種以上の共役ジエンから誘導される繰り返し単位60〜70重量%および1種以上の不飽和ニトリルから誘導される繰り返し単位30〜40重量%を含有する。
上記α,β‐不飽和カルボン酸は、ジエンおよびニトリルで共重合可能な如何なる公知のα,β‐不飽和カルボン酸、特にアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸またはイタコン酸であってもよく、アクリル酸およびメタクリル酸が好ましい。
上記α,β‐不飽和カルボン酸誘導体は、ジエンおよびニトリルで共重合可能な如何なる公知のα,β‐不飽和カルボン酸誘導体、特にアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸またはイタコン酸のエステル、アミドおよび無水物、好ましくはエステルおよび無水物であってもよい。
好ましくは、上記HXNBRは、1種以上の共役ジエンから誘導される繰り返し単位39.1〜80重量%、1種以上の不飽和ニトリルから誘導される繰り返し単位5〜60重量%および1種以上の不飽和カルボン酸または不飽和カルボン酸誘導体から誘導される繰り返し単位0.1〜15重量%を含有する。より好ましくは、上記HXNBRは、1種以上の共役ジエンから誘導される繰り返し単位60〜70重量%、1種以上の不飽和ニトリルから誘導される繰り返し単位20〜39.5重量%および1種以上の不飽和カルボン酸または不飽和カルボン酸誘導体から誘導される繰り返し単位0.5〜10重量%を含有する。最も好ましくは、上記HXNBRは、1種以上の共役ジエンから誘導される繰り返し単位56〜69.5重量%、1種以上の不飽和ニトリルから誘導される繰り返し単位30〜37重量%および1種以上の不飽和カルボン酸または不飽和カルボン酸誘導体から誘導される繰り返し単位0.5〜7重量%を含有する。好ましくは、上記HXNBRは、特にカルボキシル基がポリマー鎖中にランダムに分布されたランダムコポリマーである。
要すれば、上記HNBRおよび/またはHXNBRは、更に1種以上の共重合可能なモノマーから誘導される繰り返し単位を含有してもよい。1種以上の共重合可能なモノマーから誘導される繰り返し単位は、上記ニトリルゴムのニトリル部分またはジエン部分のいずれかを置換し、前述数値の合計が100重量%となるように調節されなければならないことは当業者に公知である。
上記ゴムのムーニー粘度は、ASTMテストD1646を用いて決定される。
本発明のゴム化合物の組成は広範囲に変化してもよく、実際にHXNBR/HNBRの比を変化させることによって得られる化合物の特性を調整することができる。
本発明は、特定の磁性化合物に限定されるものではない。従って、当業者に公知の如何なる磁性化合物も好適である。しかしながら、粉末磁性化合物が好ましい。好ましい磁性化合物は、フェライト、特にマグネトプランバイト構造フェライト粒子である。好適な磁性化合物の例には、
以下の式:AOFe(式中、AはBa、SrまたはBa−Srであり、nは5.0〜6.5である)によって表されるバリウムフェライト粒子、ストロンチウムフェライト粒子またはバリウム‐ストロンチウムフェライト粒子;或いは
Ti、Mn、Al、La、Zn、BiおよびCoから成る群から選択される少なくとも1つの元素を、好ましくは0.1〜7.0モル%の量で、更に含有する、バリウムフェライト粒子、ストロンチウムフェライト粒子またはバリウム‐ストロンチウムフェライト粒子;挙げられる。本発明に用いられる磁性化合物、特にマグネトプランバイト構造フェライト粒子は、平均粒度0.1〜20.0μm、好ましくは1.0〜5.0μm、より好ましくは1.0〜2.0μmを有することが望ましく;BET法による比表面積1〜10m/g、好ましくは1〜5m/g、より好ましくは1〜2m/gを有することが望ましく;保磁力(iHc)1,500〜7,000 Oe、好ましくは1,500〜4,000 Oe、より好ましくは1,500〜2,000 Oeを有することが望ましく;残留磁化(residual magnetization)20〜60emu/g、好ましくは30〜50emu/g、より好ましくは30〜40emu/gを有することが望ましい。
他の好ましい磁性化合物には、希土類元素磁性粒子、例えば、以下の式:R‐T‐BまたはR‐T‐N(式中、NおよびBは窒素およびホウ素であり、RはSc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luおよびそれらの混合物から成る群から選択され、TはFe、Co、Ni、Ga、Tiおよびそれらの混合物から成る群から選択される)で表される希土類元素磁性粒子が挙げられる。それらの内、上記式[RがNdであり(Ndの一部が他のどんな希土類元素で置き換えられてもよい)、TはFeであり(Feの一部がCo、GaおよびTiから成る群から選択される少なくとも1つの元素で置き換えられてもよい]で表される希土類元素磁性粒子が好ましい。上記希土類元素磁性粒子は、平均粒度1〜100μm、好ましくは1〜80μm、より好ましくは3〜50μmを有することが望ましく;BET法による比表面積0.5〜2m/g、好ましくは0.7〜1.8m/gを有することが望ましく;保磁力(iHc)3,000〜9,000 Oe、好ましくは4,000〜9,000 Oeを有することが望ましく;残留磁化(residual magnetization)80〜400emu/g、好ましくは100〜400emu/gを有することが望ましい。
本発明の化合物は、磁性化合物0.1〜2000phr(ゴム100部当たり)、好ましくは10〜1500phr、より好ましくは500〜1000phrを含有することが望ましい。
本発明の化合物中に含まれる上記HXNBRおよびHNBRは限定されない。しかしながら、好ましくはそれらはムーニー粘度[ML1+4(100℃)]30以上」を有する。異なるムーニー粘度を有する2種以上のニトリルゴムポリマーのブレンドにより、通常、2様式(bi−modal)または多様式(multi−modal)の分子量分布を有するブレンドとなる。本発明によれば、上記最終ブレンドは好ましくは少なくとも2様式の分子量分布を有する。
加硫可能なゴム化合物を提供するため、少なくとも1種の加硫剤または硬化系を添加しなければならない。本発明は特定の硬化系に限定されないが、過酸化物硬化系が好ましい。更に、本発明は特定の過酸化物硬化系に限定されるものではない。例えば、無機または有機過酸化物が好適である。ジアルキルパーオキサイド、ケタールパーオキサイド、アラルキルパーオキサイド、パーオキサイドエーテル、パーオキサイドエステル等の有機過酸化物、例えば、ジ‐t‐ブチルパーオキサイド、ビス(t‐ブチルパーオキシイソプロピル)‐ベンゼン、ジクミルパーオキサイド、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ(t‐ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ(t‐ブチルパーオキシ)ヘキセン‐(3)、1,1‐ビス‐(t‐ブチルパーオキシ)‐3,3,5‐トリメチル‐シクロヘキサン、ベンゾイルパーオキサイド、t‐ブチルクミルパーオキサイドおよびt‐ブチルパーベンゾエートが好ましい。通常、上記加硫可能なゴム化合物中の過酸化物の配合量は、1〜10phr、好ましくは4〜8phrである。次の硬化工程は、通常、100〜200℃、好ましくは130〜180℃の温度で行われる。過酸化物は、ポリマーに担持された(polymer−bound)形で優位に適用されてもよい。好適な系が、例えばライン・ケミー・ライナウ社(Rhein Chemie Rheinau GmbH,D)から商品名ポリディスパージョン(Polydispersion)T(VC)D−40P(=ポリマー担持ジ‐t‐ブチルパーオキシ‐イソプロピルベンゼン)で市販されている。
上記加硫可能なゴム化合物は、更にフィラーを含有してもよい。上記フィラーは、活性または不活性フィラーであっても、或いはそれらの混合物であってもよい。上記フィラーは特に:
(a)例えばシリケート溶液の沈殿、またはハロゲン化ケイ素の火炎加水分解(flame hydrolysis)によって調製され、比表面積5〜1000m/g、1次粒度10〜400nmを有する高分散シリカ(要すれば、他の金属酸化物、例えばAl、Mg、Ca、Ba、Zn、ZrおよびTiの酸化物との混合酸化物として含まれることもできる);
(b)BET法による比表面積20〜400m/g、1次粒径10〜400nmを有する合成シリケート、例えばアルミニウムシリケートおよびアルカリ土類金属シリケート(例えば、マグネシウムシリケートまたはカルシウムシリケート);
(c)天然シリカ、例えばカオリンおよび他の天然に生じるシリカ;
(d)ガラス繊維およびガラス繊維製品(マット、押出品)またはガラス微小球;
(e)金属酸化物、例えば酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化マグネシウムおよび酸化アルミニウム;
(f)金属カーボネート、例えば炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムおよび炭酸亜鉛;
(g)金属水酸化物、例えば水酸化アルミニウムおよび水酸化マグネシウム;
(h)カーボンブラック(本発明で用いられるカーボンブラックはランプブラック、ファーネスブラックまたはガスブラック法により製造され、BET法(DIN 66 131)による比表面積20〜200m/gを有し、例えばSAF、ISAF、HAF、FEFまたはGPFがある);
(i);ゴムゲル、特にポリブタジエン、ポリブタジエン/スチレンコポリマー、ポリブタジエン/アクリロニトリルコポリマーおよびポリクロロプレンをベースとしたゴムゲル;または
それらの混合物であってもよい。
好ましい鉱物フィラーの例には、シリカ、シリケート、ベントナイト等のクレー、石膏、アルミナ、二酸化チタン、タルク、これらの混合物等が挙げられる。これらの鉱物粒子は表面にヒドロキシル基を有し、それらを親水性および親油性を有するものとしている。これが、上記フィラー粒子と上記ゴムとの間の良好な相互作用を得ることを困難にしている。多くの用途に対して、好ましい鉱物はシリカ、特にケイ酸ナトリウムの二酸化炭素沈殿により製造されるシリカである。本発明に用いるのに好適な乾燥アモルファスシリカ粒子は、平均凝集粒度1〜100μm、好ましくは10〜50μm、最も好ましくは10〜25μmを有してもよい。10体積%未満の凝集粒子の粒度が5μm未満または50μmより大きいことが好ましい。更に、好適なアモルファス乾燥シリカは通常、DIN(ドイツ規格) 66131に従って測定したBET法による表面積50〜450m/g、DIN 53601に従って測定したDBP吸収量150〜400g/100gシリカ、並びにDIN ISO 787/11に従って測定した乾燥減量0〜10重量%を有する。好適なシリカフィラーは、PPG社(PPG Industries Inc.)から商品名「ハイジル(HiSil)210」「ハイジル(HiSil)233」および「ハイジル(HiSil)243」で市販されている。バイエル社(Bayer AG)から市販されている「バルカジル(Vulkasil)S」および「バルカジル(Vulkasil)N」も好適である。
多くの場合、カーボンブラックをフィラーとして用いることが有利である。通常、カーボンブラックはポリマーブレンド中に20〜200重量部、好ましくは30〜150重量部、より好ましくは40〜100重量部の量で含まれる。更に、本発明の加硫可能なゴム化合物においては、カーボンブラックと鉱物フィラーとの組み合わせを用いることが有利である。この組み合わせにおいて、鉱物フィラーのカーボンブラックに対する比は0.05〜20、好ましくは0.1〜10である。
上記加硫可能なゴム化合物は更に他の天然ゴムまたは合成ゴム、例えばBR(ポリブタジエン)、ABR(ブタジエン/アクリル酸‐C〜C‐アルキルエステルコポリマー)、EVM(エチレン酢酸ビニルコポリマー)、AEM(エチレンアクリレートコポリマー)、CR(ポリクロロプレン)、IR(ポリイソプレン)、スチレン含量1〜60重量%を有するSBR(スチレン/ブタジエンコポリマー)、EPDM(エチレン/プロピレン/ジエンコポリマー)、FKM(フッ素ポリマーまたはフッ素ゴム)およびそれらの混合物を含有してもよい。多くの場合、上記ゴムとの注意深いブレンドにより、加工性を損なうことなく、上記ポリマーブレンドのコストを低減する。天然ゴムおよび/または合成ゴムの配合量は、加工条件に依存して成形品の製造時に適用され、いくつかの予備試験により容易に得られる。
本発明の加硫可能なゴム化合物は更に、ゴム用の補助製品、例えば反応促進剤、加硫促進剤、加硫促進補助剤、酸化防止剤、起泡剤、熱安定剤、光安定剤、オゾン安定剤、加工助剤、可塑剤、粘性付与剤、発泡剤、染料、顔料、ワックス、増量剤、有機酸、反応抑制剤、金属酸化物、および活性剤、例えばトリエタノールアミン、ポリエチレングリコール、ヘキサントリオール等、ゴム工業界において公知のものを含有してもよい。上記ゴム助剤は従来の配合量で用いられ、とりわけ予定した用途に依存する。従来の配合量は、例えば0.1〜50phrである。好ましくは、溶液混合物を含有する上記加硫可能なゴム化合物は、更に補助製品としての0.1〜20phrの1種以上の有機脂肪酸、好ましくは分子内に1つ、2つ、またはそれ以上の炭素二重結合を有する不飽和脂肪酸、より好ましくは分子内に少なくとも1つの共役炭素‐炭素二重結合を有する共役ジエン酸10重量%以上を含む上記不飽和脂肪酸を含有する。好ましくは、それらの脂肪酸は8〜22個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有する。それらの例として、ステアリン酸、パルミチン酸およびオレイン酸、並びにそれらのカルシウム塩、亜鉛塩、マグネシウム塩、カリウム塩およびアンモニウム塩が挙げられる。
上記ゴム化合物を構成する最終の加硫可能なゴム化合物の成分は、多くの場合、好適には高温、25〜200℃で共に混合する。通常、混合時間は1時間を超えず、2〜30分間が通常、適当である。混合は、密封式ミキサー、例えばバンバリー(Banbury)ミキサー、或いはハーク(Haake)またはブラベンダー(Brabender)小型密封式ミキサーの中で好適に行われる。2ロールミルミキサーによっても、上記エラストマー内の上記添加剤の良好な分散が得られる。押出機によっても良好な混合が得られ、より短い混合時間が可能となる。2段階以上の混合を行うことも可能であり、それらの混合は、例えば密封式ミキサーで1段階および押出機で1段階と、異なる装置で行ってもよい。しかしながら、上記混合段階において、好ましくない予備架橋(スコーチ)が生じないように注意すべきである。化合および加硫に関しては、以下の文献も参照:エンシクロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Encyclopedia of Polymer Science)、第4巻第66頁以下参照(化合、Compounding)および第17巻第666頁以下参照(加硫、Vulcanization)。
改良された引裂強さ、引裂きおよび耐摩耗性により、上記加硫可能なゴム化合物は磁性成形体、例えばシール、ホース、ベアリングパッド、ステーター、ウェルヘッドシール、バルブプレート、ケーブル被覆、ホイールローラー、パイプシール、現場成形ガスケットまたはシャフトシールの製造に非常に好適である。
試験方法
(キュアレオメトリー)
加硫を、振動周波数1.7Hzおよび180℃で実行時間30分間で1°アークを用いてムービング・ダイ・レオメーター(Moving Die Rheometer)MDR2000(E)により追跡した試験方法はASTM D‐5289に従った。
(応力‐歪み)
大きいシートを180℃14分間硬化し、適当な試料をASTM規格ダイC(Die C)ダンベルに打ち抜くことによって試料を作製した。試験は、23℃で行い、ASTM D‐412方法Aに従った。
(硬度)
すべての硬度測定は、ASTM D‐2240に概説される方法に従ったA‐2タイプのデュロメーターを用いて行った。
(引裂抵抗)
ダイBおよびダイC形状を有する適当な試料を大きなシート(180℃14分間硬化)から切り出した。両試験は、上記ゴムの引裂きに対する抵抗を表示するように設計されている。上記試験方法は、ASTM D 624に従う。
(応力‐歪浸漬)
液体中で特定時間および特定温度での試験片の浸漬後の加硫ゴムの応力‐歪特性の変化および重量/体積変化を測定する。この試験方法は、ASTM D‐471に従う。
(ピコ摩耗)
この試験方法は、ASTM D‐2228に従い、上記加硫物の切削耐摩耗性を表示する。
(テーバー摩耗)
この試験は、上記ゴム加硫物表面の摩擦タイプの摩耗に対する相対抵抗を評価する。上記試験方法は、ASTM D3389方法Bに従う。
成分および一般的混合方法の説明
サーバン(Therban)A3907、バイエル社(Bayer Inc.)から市販のHNBR
サーバン(Therban)XT VP KA8889、バイエル社(Bayer Inc.)から市販の水素化カルボキシ化ニトリルゴム(HXNBR)
アーモスリップ(Armoslip)CP、ライオン社(Lion Corp.)から市販の9‐オクタデセンアミド(octadecenamide)
ナウガード(Naugrad)445、ユニローヤル・ケミカルズ社(Uniroyal Chemicals)から市販のp‐ジクミルジフェニルアミン
プラストホール(Plasthall)TOTM、ザ(The)C.P.ホール社(Hall Co.,Inc.)から市販のトリオクチルトリメリテート
ステアリック・アシッド・エマーゾル(Stearic acid EmersolTM)132NF、アクメ‐ハーデスティー社(Acme‐Hardesty Co.)から市販のステアリン酸
ストロンチウムフェライトパウダー#UHE‐14、ファーマッグ・テクノロジーズ社(Fermag Technologies)から市販の酸化ストロンチウム/酸化第二鉄
バルカノックス(Vulkanox)ZMB‐2/C5、バイエル社(Bayer AG)から市販の亜鉛‐4‐および5‐メチル‐2‐メルカプトベンズイミダゾール(ZMMBI)
ダイアック(Diak)#7TM、デュポン社(DuPont)から市販のトリアリルイソシアヌレート
ストラクトール(StruktolTM)ZP1014、アメリカのストラクトール社(Struktol Co.)から市販の過酸化亜鉛分散体(50%)
カドックス(Kadox)920、セントローレンス・ケミカル社(St.Lawrence Chem.Inc.)から市販の酸化亜鉛
バルカップ(Vulcup)40KE、バージェス・クレー(Burgess Clay)のゲオ・スペシャルティー・ケミカルズ社(Geo Specialty Chemicals Inc.)から市販のビス2‐(t‐ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼン(40%)
リチウム・グリース(Lithium Grease)、モーターマスター(Motermaster)から市販の等速ジョイント用グリース(GM仕様書7843867に合致)
ポリ尿素CVグリース、サウスウェスト・ペトロレウム・ケミカルズ社(Southwest Petroleum Chemicals)から市販されている。
上記ゴムおよび添加物を、30℃およびローター速度2分間に55rpmに設定したモコン(Mokon)を備えた1.57リットルのバンバリー密閉式接線式ミキサーにより混合した。上記アーモスリップ(Armoslip)CP、ナウガード(Naugrad)445、プラストホール(Plasthall)TOTM、バルカノックス(Vulkanox)ZMB‐2/C5およびカドックス(Kadox)920を上記化合物に加え、上記化合物を更に3分間混合した。冷却した上記試料に、試料によってダイアック(Diak)#7またはストラクトール(StruktolTM)ZP1014、およびバルカップ(Vulcup)40KEを、30℃に設定したモコンを備えた10×20インチ(10”×20”)のミルにより加えた。4分の1に分けたものの各々3つのマスターバッチ内に硬化剤を混合し、上記混合物を縦方向に6回通過させた。
(実施例1)
3つのバッチを表1に従って調製した。
Figure 2005068432
表2は、3つの実施例1a〜1cの化合物硬化物理特性および耐老化性を示す。
Figure 2005068432
表2から、対照化合物1aへのサーバン(Therban)XT(HXNBR)添加量の増加により、最大トルク(MH)値により表される硬化レベルを実質的に変化させないことがわかる。また、スコーチ(ts2)および硬化時間(t’50およびt’90)も、実施例1aに比較して実施例1bおよび1cにおいて変化しない。しかしながら、高い原料ポリマーのムーニー粘度(サーバン(Therban)A3907(HNBR)よりムーニー粘度7だけ高い)およびHXNBRの隣接する鎖間にカルボキシレート基および亜鉛イオンによって提供されるイオン架橋のため、サーバン(Therban)XTの添加により最小トルクにおいて増加が観察される、
上記応力‐歪の結果から、サーバン(Therban)XTの添加により、硬度およびすべての伸びでの応力値が増加することが明確にわかる。これは、上記ポリマーマトリックス中の付加的なイオン性架橋によって説明することができる。高硬度化合物がしばしば磁性HNBR用途、例えばホイールシールに必要となる。同時に、化合物の伸びの損失と共に、引張強さの増加が観察される。通常、引張強さは高フィラー濃度で急激に低下するので、高い引張強さは高充填物品には重要である。ダイCまたはダイBのいずれかによって測定された引裂強さの値は、サーバン(Therban)A3907へのサーバン(Therban)XTの添加により明らかに増加している。25phrのサーバン(Therban)XTを75phrのサーバン(Therban)A3907と共に用いることにより(1b)、2つの内の少なくとも1つのファクターによって引裂強さが増加する。引張強さと同様に、高充填サーバン(Therban)A3907配合にサーバン(Therban)XTを加えることによって、上記引裂抵抗が大きく改良される。
ピコ摩耗試験により表される切削耐摩耗性は、サーバン(Therban)A3907へのサーバン(Therban)XTの添加により明らかに改良されている。更に、サーバン(Therban)XTを加えることによって、摩擦耐摩耗性(テーバー)も劇的に改良されている。摩耗特性の向上は最終製品の寿命を延長する。図1には、サーバン(Therban)XTを加えることによって、リチウムグリース抵抗が改良されることが示されている。化合物の硬化は、エージングにより望ましくないものとなる。実施例1bおよび1cでは、引張強さおよび伸びの損失と同様に硬化は、エージングによってすべて低下している。
図2には、化合物1bおよび1cが対照1aに比較して、優れたポリ尿素CVグリース抵抗を有することが示されている。また、化合物の硬化は低下し、引張強さおよび伸びの損失は対照1aに比較して低下している。ゴム製品、例えばシャフトシールはしばしばグリースと接触し、改良されたグリース抵抗は部品の長寿命に関して有利である。
本発明の実施例に例示された化合物1a〜1cのリチウムグリース中150℃168時間後の応力‐歪浸漬試験結果である。 本発明の実施例に例示された化合物1a〜1cのポリ尿素CVグリース中150℃168時間後の応力‐歪浸漬試験結果である。

Claims (7)

  1. 少なくとも1種の水素化カルボキシ化ニトリルゴム、少なくとも1種の水素化ニトリルゴムおよび少なくとも1種の磁性化合物を含有するゴム化合物。
  2. 前記水素化カルボキシ化ニトリルゴムが、ランダムコポリマーである請求項1記載のゴム化合物。
  3. 前記磁性化合物が、フェライト化合物である請求項1または2記載のゴム化合物。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のゴム化合物および更に少なくとも1種の加硫剤を含有する加硫可能なゴム化合物。
  5. 更に少なくとも1種のフィラーを含有する請求項4記載の加硫可能なゴム化合物。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載の化合物を含有する磁性成形体。
  7. シール、ガスケット、ベルト、ホース、ベアリングパッド、ステーター、ウェルヘッドシール、バルブプレート、ケーブル被覆、ホイールローラー、現場成形ガスケット、シャフトシールまたはパイプシールの形である請求項6記載の磁性成形体。
JP2004245077A 2003-08-25 2004-08-25 磁気シール用ニトリルポリマー組成物 Expired - Fee Related JP5219327B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA002438111A CA2438111A1 (en) 2003-08-25 2003-08-25 Nitrile polymer compounds for magntic seal applications
CA2438111 2003-08-25

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005068432A true JP2005068432A (ja) 2005-03-17
JP2005068432A5 JP2005068432A5 (ja) 2007-09-27
JP5219327B2 JP5219327B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=34120731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004245077A Expired - Fee Related JP5219327B2 (ja) 2003-08-25 2004-08-25 磁気シール用ニトリルポリマー組成物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20050101717A1 (ja)
EP (1) EP1512716B1 (ja)
JP (1) JP5219327B2 (ja)
CN (1) CN1597753B (ja)
BR (1) BRPI0403468A (ja)
CA (1) CA2438111A1 (ja)
DE (1) DE602004023906D1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078111A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Denso Corp 電磁駆動装置
JP2008540816A (ja) * 2005-05-24 2008-11-20 エルエス ケーブル リミテッド 電線被覆材料用ポリエステル系樹脂組成物及びこれを用いた電線
JP2012502172A (ja) * 2008-09-12 2012-01-26 ランクセス・コーポレーション 優れた加工性および腐食性流体に対する抵抗性を有し、極めて高い充填剤レベルを有するhnbr組成物
JP2012211250A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Furukawa Electric Co Ltd:The 熱伝導性ゴム組成物及び熱伝導性成形体
JP2013203945A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Nippon Zeon Co Ltd 架橋性ゴム組成物およびゴム架橋物
WO2013168316A1 (ja) * 2012-05-09 2013-11-14 マンガル シン ブラザーズ プライベート リミテッド オープンエンド精紡機のロータシャフト支持ディスク
WO2015012329A1 (ja) * 2013-07-25 2015-01-29 内山工業株式会社 磁性ゴム組成物、磁性ゴム成形品及び磁気エンコーダ

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2960290B1 (en) * 2013-02-21 2019-01-30 NOK Corporation Nitrile rubber composition
DE202013102717U1 (de) * 2013-06-24 2014-09-25 Rehau Ag + Co. Extrusionsprofil
CN106633261A (zh) * 2017-01-06 2017-05-10 株洲时代新材料科技股份有限公司 一种伸缩接头封隔元件用橡胶材料及其制备方法
CN110862595A (zh) * 2019-12-12 2020-03-06 黄春美 一种超疏水型改性氢化丁腈橡胶磁性复合材料及其制法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03205802A (ja) * 1989-09-19 1991-09-09 B F Goodrich Co:The 軟質磁性ブレンド組成物
WO2001041162A1 (fr) * 1999-11-30 2001-06-07 Uchiyama Manufacturing Corp. Composition de caoutchouc magnetique pour codeur
WO2001085834A1 (en) * 2000-05-12 2001-11-15 Bayer Inc. Improved rubber composition
WO2003022916A1 (en) * 2001-09-07 2003-03-20 Bayer Inc. Elastomeric compositions
JP2003120824A (ja) * 2001-07-23 2003-04-23 Nsk Ltd シール

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5264290A (en) * 1988-01-29 1993-11-23 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Rubber compound for tracked vehicle track pads
US5002677A (en) * 1989-09-19 1991-03-26 The B. F. Goodrich Company Flexible high energy magnetic blend compositions based on ferrite particles in highly saturated nitrile rubber and methods of processing the same
US6001526A (en) * 1998-03-24 1999-12-14 Minolta Co., Ltd. Binder carrier containing ethylenic unsaturated nitrile copolymer as binder resin
CA2304501A1 (en) * 2000-04-10 2001-10-10 Bayer Inc. Process for hydrogenating carboxylated nitrile rubber, the hydrogenated rubber and its uses
US20030065078A1 (en) * 2001-03-14 2003-04-03 Pagilagan Rolando Umali Nylon multi-polymer solutions with improved shelf life
CA2356580A1 (en) * 2001-09-05 2003-03-05 Bayer Inc. Heat and oil resistant polymer blends

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03205802A (ja) * 1989-09-19 1991-09-09 B F Goodrich Co:The 軟質磁性ブレンド組成物
WO2001041162A1 (fr) * 1999-11-30 2001-06-07 Uchiyama Manufacturing Corp. Composition de caoutchouc magnetique pour codeur
WO2001085834A1 (en) * 2000-05-12 2001-11-15 Bayer Inc. Improved rubber composition
JP2003120824A (ja) * 2001-07-23 2003-04-23 Nsk Ltd シール
WO2003022916A1 (en) * 2001-09-07 2003-03-20 Bayer Inc. Elastomeric compositions

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540816A (ja) * 2005-05-24 2008-11-20 エルエス ケーブル リミテッド 電線被覆材料用ポリエステル系樹脂組成物及びこれを用いた電線
JP2007078111A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Denso Corp 電磁駆動装置
JP4561550B2 (ja) * 2005-09-15 2010-10-13 株式会社デンソー 電磁駆動装置
JP2012502172A (ja) * 2008-09-12 2012-01-26 ランクセス・コーポレーション 優れた加工性および腐食性流体に対する抵抗性を有し、極めて高い充填剤レベルを有するhnbr組成物
JP2012211250A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Furukawa Electric Co Ltd:The 熱伝導性ゴム組成物及び熱伝導性成形体
JP2013203945A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Nippon Zeon Co Ltd 架橋性ゴム組成物およびゴム架橋物
WO2013168316A1 (ja) * 2012-05-09 2013-11-14 マンガル シン ブラザーズ プライベート リミテッド オープンエンド精紡機のロータシャフト支持ディスク
WO2015012329A1 (ja) * 2013-07-25 2015-01-29 内山工業株式会社 磁性ゴム組成物、磁性ゴム成形品及び磁気エンコーダ
JPWO2015012329A1 (ja) * 2013-07-25 2017-03-02 内山工業株式会社 磁性ゴム組成物、磁性ゴム成形品及び磁気エンコーダ

Also Published As

Publication number Publication date
CA2438111A1 (en) 2005-02-25
EP1512716B1 (en) 2009-11-04
CN1597753B (zh) 2010-04-28
CN1597753A (zh) 2005-03-23
EP1512716A1 (en) 2005-03-09
DE602004023906D1 (de) 2009-12-17
BRPI0403468A (pt) 2005-05-31
JP5219327B2 (ja) 2013-06-26
US20050101717A1 (en) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7741392B2 (en) Rubber compositions having improved physical and low temperature properties
US8815984B2 (en) Elastomeric compositions with improved heat resistance, compression set, and processability
JP2006169523A (ja) 過酸化物硬化hxnbr−ポリアミド熱可塑性樹脂加硫物の多段製造法
EP2334722B1 (en) Hnbr compositions with very high filler levels having excellent processability and resistance to aggressive fluids
JP5219327B2 (ja) 磁気シール用ニトリルポリマー組成物
WO2006000079A1 (en) Elastomeric compositions having improved mechanical properties and scorch resistance
JP2005029790A (ja) ニトリルゴムを含むポリマーブレンド
EP1475405A1 (en) Rubber compound comprising nitrile rubbers
EP1645593B1 (en) Crosslinking of carboxylated nitrile polymers with organo functional silanes: a curable plasticizer composition
US7030193B2 (en) Nitrite compositions
JP2005097564A (ja) ニトリルポリマーを含んでなるブチル組成物
RU2522622C9 (ru) Композиции гбнк с очень высокими уровнями содержания наполнителей, имеющие превосходную обрабатываемость и устойчивость к агрессивным жидкостям

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070809

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070809

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110601

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees