JP2005067708A - 車両用収納装置 - Google Patents

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Masamitsu Kikuchi
真実 菊池
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Abstract

【課題】 ダンパ力を大きくしても蓋体2を閉じ易くすることができるようにする。
【解決手段】 収納容器本体1と、収納容器本体1の開口部1aに開閉可能に取付けられた蓋体2と、収納容器本体1と蓋体2との間に介在されて蓋体2を開方向へ付勢する弾性部材3と、弾性部材3の付勢力を減衰するダンパ装置4とを備えた車両用収納装置であって、ダンパ装置4のダンパ力が、蓋体2の開時には作用し、閉時には作用しないようにするワンウェイクラッチ装置11を設けるようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両用収納装置に関するものである。
自動車などの車両には、車室内に各種の収納装置が設けられる。
このような収納装置のなかには、収納容器本体と、この収納容器本体の開口部に開閉可能に取付けられた蓋体と、収納容器本体と蓋体との間に介在されて蓋体を開方向へ付勢する弾性部材と、弾性部材の付勢力を減衰するダンパ装置とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−118467号公報
このような車両用収納装置では、より高級感のある開き方を実現するために、ダンパ力を大きくするなどして、蓋体の開き特性を向上させるようにすることが検討されている。
しかしながら、ダンパ力を大きくした場合、蓋体を閉じる際に必要な閉じ力が大きくなってしまい、蓋体が閉じ難くなるという問題があった。また、ダンパ力を大きくするとバネ力も大きくなってしまうという問題もあった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、収納容器本体と、該収納容器本体の開口部に開閉可能に取付けられた蓋体と、収納容器本体と蓋体との間に介在されて蓋体を開方向へ付勢する弾性部材と、弾性部材の付勢力を減衰するダンパ装置とを備えた車両用収納装置において、ダンパ装置のダンパ力が、蓋体の開時には作用し、閉時には作用しないようにするワンウェイクラッチ装置を設けた車両用収納装置を特徴としている。
請求項2に記載された発明では、前記ワンウェイクラッチ装置が、蓋体の側に一体的に取付けられたドライブギアと、該ドライブギアを収容すると共にダンパ装置に噛合するダンパ用ギアを一体的に取付けられたクラッチケースと、該クラッチケースに収容されると共にドライブギアに噛合するフリーピニオンと、前記クラッチケースに形成されて、開時にはフリーピニオンと噛合し、閉時にはフリーピニオンとの噛合状態を解除する突起部とを備えた請求項1記載の車両用収納装置を特徴としている。
請求項1の発明によれば、ワンウェイクラッチ装置を設けることより、蓋体の開時にはダンパ力が作用し、閉時にはダンパ力が作用しないようにすることができるので、ダンパ力を大きくするなどして蓋体の開き特性を向上させた場合でも、蓋体に対する閉じ力を減少させ、閉じ易くすることができる。
請求項2の発明によれば、ワンウェイクラッチ装置を、ドライブギアと、クラッチケースと、フリーピニオンと、突起部とで構成することにより、構造を簡単なものとして、コストを低減することができる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
ダンパ力を大きくしても蓋体を閉じ易くすることができるようにするという目的を、ダンパ装置のダンパ力が、蓋体の開時には作用し、閉時には作用しないようにするワンウェイクラッチ装置を設ける、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1〜図6は、この発明の実施例を示すものである。
まず、構成を説明すると、自動車などの車両の車室内に設けられる収納装置は、通常、図1に示すように、収納容器本体1と、この収納容器本体1の開口部1aに開閉可能に取付けられた蓋体2と、収納容器本体1と蓋体2との間に介在されて蓋体2を開方向へ付勢する弾性部材3と、この弾性部材3の付勢力を減衰するダンパ装置4とを備えている。
上記収納容器本体1は、例えば、上端に開口部1aを有する箱型を呈している。但し、収納容器本体1の形状はこれに限るものではない。そして、収納容器本体1の両側部には、一対の取付用のボス1bが突出形成されている。
上記蓋体2は、収納容器本体1の開口部1aを覆って閉止可能な形状を呈している。そして、蓋体2には、ボス1bに対する取付部2aが一対設けられている。この取付部2aは蓋体2に一体に形成されても良いし、また、蓋体2とは別体に形成されても良い。図1では、両端に取付部2aを有するアーム部材5を設けて蓋体2に取付けた例を実線で、蓋体2に取付部2aを一体に設けた例を仮想線で示している。
そして、上記ボス1bに軸ネジなどの取付部材6を用いて取付部2aを取付けることにより、収納容器本体1に蓋体2を回動自在に軸支する。即ち、ボス1bおよび取付部材6が蓋体2の回動中心となるようにする。そして、どちらか一方の取付部材6の頭部と取付部2aとの間にワッシャ7を介装する。
更に、上記弾性部材3として、例えば、少なくともどちらか一方のボス1bの外周にコイルスプリングを外嵌する。このコイルスプリングの一端を収納容器本体1に係止し、他端を取付部2aに係止する。この弾性部材3は、図1では、他方の取付部材6の側のボス1bに設けられている。
そして、上記ダンパ装置4を収納容器本体1の側部に取付ける。ダンパ装置4は、例えば、回転型のものとする。回転型のダンパ装置4の入力軸には、入力用ギア8が取付けられている。このダンパ装置4は、例えば、弾性部材3を設けた側のボス1bの近傍に取付けられている。
なお、この収納装置に対し、蓋体2をプッシュオープン式に開閉させるために、図示しないラッチ機構などを設けても良い。
この実施例のものでは、ダンパ装置4のダンパ力が、蓋体2の開時には作用し、閉時には作用しないようにするワンウェイクラッチ装置11を設ける。
このワンウェイクラッチ装置11は、蓋体2の側に一体的に取付けられたドライブギア12と、このドライブギア12を収容すると共にダンパ装置4に噛合するダンパ用ギア13を一体的に取付けられたクラッチケース14と、クラッチケース14に収容されると共にドライブギア12に噛合するフリーピニオン15と、クラッチケース14に形成されて、開時にはフリーピニオン15と噛合し、閉時にはフリーピニオン15との噛合状態を解除する突起部16とを備えている。 上記ドライブギア12は、取付部材6に回転自在に軸支される。そして、ドライブギア12には、取付部2aが一体的に回転可能に固着される。
上記ダンパ用ギア13は、ダンパ装置4の入力用ギア8に噛合される。
上記クラッチケース14は、取付部材6と同心状に配置される。
上記フリーピニオン15は、クラッチケース14の内壁に沿って転動自在に配置される。フリーピニオン15は、クラッチケース14内に、例えば、2個配置されている。なお、フリーピニオン15は、3個以上としても良い。
上記突起部16は、クラッチケース14の内壁から一体的に突設されている。突起部16は、クラッチケース14の半径方向に突設されている。突起部16は、フリーピニオン15の数に対応して設けられている。例えば、図5では、突起部16は、周方向に180゜の位相を有して2個設けられている。
更に、クラッチケース14の内壁には、複数の突起部16間を仕切る仕切壁17が突設されている。この仕切壁17は、フリーピニオン15が噛合することのないよう、所要の曲面に形成されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
蓋体2は、弾性部材3により取付部材6を中心として開方向へ付勢される。
そして、図示しないラッチ機構を解除することにより、ダンパ装置4が、弾性部材3の付勢力を減衰するので、蓋体2は、所要の特性を有して開かれることとなる。
蓋体2を閉じる際には、弾性部材3の付勢力に抗して蓋体2を回動する。この際、ダンパ装置4のダンパ力が作用すると、蓋体を閉じるのに必要な閉じ力が大きくなってしまい、蓋体2が閉じ難くなる。
しかし、この実施例によれば、ワンウェイクラッチ装置11を設けることより、蓋体2の開時にはダンパ力が作用し、閉時にはダンパ力が作用しないようにすることができるので、ダンパ力を大きくするなどして蓋体2の開き特性を向上させた場合でも、蓋体2に対する閉じ力を減少させ、閉じ易くすることができる。
ワンウェイクラッチ装置11は、蓋体2の開時には、図5に示すように、突起部16にフリーピニオン15が噛合し、クラッチケース14とドライブギア12とが一体的に回転することにより、蓋体2の回動がダンパ装置4に伝達され、ダンパ力が作用するように機能する。
反対に、蓋体2の閉時には、図6に示すように、突起部16とフリーピニオン15との噛合状態が解除されて、フリーピニオン15およびドライブギア12がクラッチケース14の仕切壁17に対して空転することにより、蓋体2の回動がダンパ装置4に伝達されなくなり、ダンパ力が作用しないように機能する。
そして、ワンウェイクラッチ装置11を、ドライブギア12と、クラッチケース14と、フリーピニオン15と、突起部16とで構成することにより、構造を簡単なものとして、コストを低減することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
本発明の実施例の分解斜視図である。 図1の縦断面図である。 図2のワンウェイクラッチ装置の部分拡大図である。 図2のワンウェイクラッチ装置の分解斜視図である。 ワンウェイクラッチ装置の正面図である。 図5と同様の作動図である。
符号の説明
1 収納容器本体
1a 開口部
2 蓋体
3 弾性部材
4 ダンパ装置
11 ワンウェイクラッチ装置
12 ドライブギア
13 ダンパ用ギア
14 クラッチケース
15 フリーピニオン
16 突起部

Claims (2)

  1. 収納容器本体と、該収納容器本体の開口部に開閉可能に取付けられた蓋体と、収納容器本体と蓋体との間に介在されて蓋体を開方向へ付勢する弾性部材と、弾性部材の付勢力を減衰するダンパ装置とを備えた車両用収納装置において、
    ダンパ装置のダンパ力が、蓋体の開時には作用し、閉時には作用しないようにするワンウェイクラッチ装置を設けたことを特徴とする車両用収納装置。
  2. 前記ワンウェイクラッチ装置が、
    蓋体の側に一体的に取付けられたドライブギアと、
    該ドライブギアを収容すると共にダンパ装置に噛合するダンパ用ギアを一体的に取付けられたクラッチケースと、
    該クラッチケースに収容されると共にドライブギアに噛合するフリーピニオンと、
    前記クラッチケースに形成されて、開時にはフリーピニオンと噛合し、閉時にはフリーピニオンとの噛合状態を解除する突起部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用収納装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007297012A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Advanex Inc 開閉機構
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JP2021117203A (ja) * 2020-01-29 2021-08-10 株式会社Jvcケンウッド 検出装置及びダンパ構造

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