JP2005065076A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は電子機器に関し、受信感度を劣化させることのない電子機器を提供することを目的としている。
【解決手段】 第1の筐体1と第2の筐体19を接続するヒンジ部9を有する電子機器であって、前記ヒンジ9内部に設けられる、光を用いて信号を伝送する光信号線30と、前記光信号線30に接続され、前記第1の筐体1及び第2の筐体19に光と電気の相互変換を行なう光電変換回路部31,32を設けて構成される。このように構成すると、第1の筐体1と第2の筐体19とをヒンジを介して折り畳むことができる。しかも、信号にノイズが重畳しないので、安定した受信感度特性を得ることができる。
【選択図】 図1


Description

本発明は電子機器に関し、更に詳しくはノイズの影響を少なくした電子機器に関する。
近年、携帯電話等の携帯端末装置は、2つの筐体からなり、この2つの筐体はヒンジ部を介して連結する構造をとり、折りたたみ可能な構造になっている。使用時は2つの筐体を開き、未使用時は2つの筐体を折りたたみ携帯に手軽な構造となるため、多くの需要を確保している。
図12は携帯端末の従来構成例を示す透過図である。図において、1は上部筐体、19は下部筐体、9はこれら上部筐体1及び下部筐体19が取り付けられ、回転可能に構成されたヒンジ部である。図において、1は上部筐体、19は下部筐体である。18は上部筐体1内に設けられた上部プリント基板、3は該上部プリント基板18に設けられた上部回路部である。17は下部筐体19内に設けられた下部プリント基板、13は該下部プリント基板17に設けられた下部回路部である。
4は上部回路部3に取り付けられたフレキシブルコネクタ接続部、4’は下部回路部13(正確には下部回路部13の一部である無線回路部14)に取り付けられたフレキシブルコネクタ接続部、5はフレキシブルコネクタ接続部4とフレキシブルコネクタ接続部4’間に取り付けられたフレキシブル基板である。該フレキシブル基板5としては、例えばたわみやすい材料を用い、その中を複数の信号線が走っている。このフレキシブル基板5を介して上部回路部3と下部回路部13とが電気的に接続される。上部回路部3と下部回路部13を接続する手段としてフレキシブル基板を用いるのは、筐体が折りたたみ状態と解放状態の不連続した動作を発生するため、導体等の破損が起こらないようにするためである。
12は下部回路部13の一部を構成する無線回路部である。8は該無線回路部12と接続されるアンテナ部、10はアンテナ部8にパワーを給電するアンテナ給電部である。11は下部筐体19に設けられたサブアンテナ部である。該サブアンテナ部11は、アンテナ部8と同じ働きをする。そして、アンテナ部8の受信出力と、サブアンテナ部11の受信出力のうち、信号の強い方が選択される。デザイン及び構造の問題からアンテナ部8とアンテナ給電部10を下部筐体19に設けられる場合が多い。アンテナ給電部10を上部回路部3側に設置する場合、無線回路部12からアンテナ給電部10へ高周波信号を伝達しなければならず、ヒンジ部9を介して同軸ケーブルを引き回す必要があり、コスト増につながってしまう。無線回路部12は、部品高さの高い部品が多いため、下部筐体19側に搭載されるのが一般的である。このため、近年、アンテナ部8及びアンテナ給電部10を下部回路部13に搭載する場合が多い。
6は上部筐体前面部、7は該上部筐体前面部6に設けられた表示部、2は上部筐体背面部である。16は下部筐体前面部、15は該下部筐体前面部16に設けられたキーパッド部である。該キーパッド部15としては、例えばテンキーとファンクションキーが用いられる。14は下部筐体背面部である。
図13は携帯端末のヒンジ部の構造例を示す図である。図12と同一のものは、同一の符号を付して示す。図は上部筐体1と下部筐体19とが折り曲げられている状態を示す。ヒンジ部9において、9aは中心を貫通する軸である。該軸9aに上部筐体1に取り付けられた部材9b,9cが回転可能にはめ込まれている。9d,9eは下部筐体19に取り付けられた部材である。下部筐体19側の部材9d,9eを軸9aに固着させておくと、上部筐体1と下部筐体19とを折り曲げようとすると、部材9bと9cが軸9aを中心として回転し、図に示すような上部筐体1と下部筐体19とが合わさった状態となる(折りたたんだ状態)。
折りたたみ型携帯端末に関する技術としては、折りたたんだ状態で点灯する点灯部位を設け、筐体を開かない状態で着信の属性を知るようにした技術がある(例えば特許文献1参照)。
特開2001−339484号公報(第3頁、図1)
図12に示した従来の携帯端末では、上部回路部3と下部回路部13を接続するフレキシブル基板5を伝達する信号は動作速度の速いディジタル回路やバスラインが輻輳する場合が多い。このような高速ロジック信号は、インピーダンス特性も高いため、フレキシブル基板5を伝達することで多くのノイズが発生してしまい、高周波回路を有する無線回路部12に悪影響を与える。
特に微弱電波を受信可能な携帯端末の回路にノイズが重畳すると、受信感度が大きく劣化することになる。図14は携帯端末のビットエラーレート特性を示す図である。この特性は、特にディジタル変調方式無線機の受信特性を把握するために用いられるものである。横軸は信号の入力レベル、縦軸はビットエラーレート(BER:単位%)である。f1はノイズ影響時の特性を、f2は通常時の特性を示している。ノイズ影響時の特性がビットエラーレートが悪化していることがわかる。この特性から、0.001%の誤り率を得るための信号入力レベルは約2dBμ必要となることを表している。
ここで、フレキシブル基板5からノイズ成分が生成してしまうと、このBER特性が劣化してしまう。先の例で説明すると、0.001%の誤り率を得るために、ノイズ影響時には3dBμの信号入力レベルが必要となり、受信感度が劣化してしまう。
上述したように、このフレキシブル基板5の周囲に銅箔テープ等によるノイズ対策及びEMCシートを貼り付けたりすることで、ある程度受信感度劣化を軽減することが可能である。しかしながら、恒久的な対策となる完全な対策は不可能なのが現状である。
また、これらの対策用シート等のコストがかかってしまい、量産性にすぐれない。ノイズ成分は、このフレキシブル基板5を通過する時にフレキシブル基板5がアンテナとなり全方向に空間的に発生してしまうため、その経路を特定するのは極めて困難である。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、受信感度を劣化させることのない電子機器を提供することを目的としている。
(1)請求項1記載の発明は、以下の通りである。図1は本発明の原理構成図で、透過図を示している。図12と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、1は第1の筐体、19は第2の筐体である。そして、第1の筐体1と第2の筐体19をヒンジ部9を介して折りたためるようになっている。3は上部回路部、13は下部回路部である。31は上部回路部3に設けられた光と電気の相互変換を行なう光電変換部、32は下部回路部13に設けられた光と電気の相互変換を行なう光電変換部である。8は第2の筐体19に取り付けられたアンテナ部である。そして、30は上部回路部3と下部回路部13間を結ぶための信号線としての光信号線(例えば光ファイバ)である。該光信号線30は、光電変換部31と光電変換部32間を結んでいる。
(2)請求項2記載の発明は、前記第1の筐体に光/電気変換回路、第2の筐体に電気/光変換回路を備えたことを特徴とする。
(3)請求項3記載の発明は、前記第1の筐体に電気/光変換回路、前記第2の筐体に光/電気変換回路を備えたことを特徴とする。
(4)請求項4記載の発明は、前記第1の筐体の光/電気変換回路を複数、前記第2の筐体の電気/光変換回路を複数それぞれ設けたことを特徴とする。
(5)請求項5記載の発明は、前記第1の筐体の電気/光変換回路を複数、前記第2の筐体の光/電気変換回路を複数それぞれ設けたことを特徴とする。
(6)また、この発明において、前記第1の筐体に電気/光変換回路と光/電気変換回路を、第2の筐体に光/電気変換回路と電気/光変換回路を設け、第1の筐体の電気/光変換回路と第2の筐体の光/電気変換回路とを光信号線で接続し、前記第1の筐体の光/電気変換回路と前記第2の筐体の電気/光変換回路部を光信号線で接続したことを特徴とする。
(7)また、前記電気/光変換回路にレーザーダイオード、前記光/電気変換回路にフォトダイオードを使用することを特徴とする。
(8)また、前記光信号線は、螺旋構造とすることを特徴とする。
(9)また、前記光信号線は複数設けられていることを特徴とする。
(1)請求項1記載の発明によれば、第1の筐体と第2の筐体を結ぶ信号線として光信号線を用いているので、本質的にノイズ発生源自体をなくすことができるので、高速ディジタル回路やバスラインより生成するノイズ成分を完全になくすことができる。また、信号は光信号に変換されることで電気的なグランドが分離されるため、ノイズ成分の回り込みもなくなる。このため、放射されるノイズも発生しないため、アンテナ等が近傍に設置された端末においても安定した受信感度特性を得ることが可能となる。
(2)請求項2記載の発明によれば、第2の筐体より命令され伝達された電気信号を第1の筐体で受信可能な片方向信号伝達手段が構成できる。
(3)請求項3記載の発明によれば、第1の筐体より命令され伝達された電気信号を第2の筐体で受信可能な片方向信号伝達手段が構成できる。
(4)請求項4記載の発明によれば、電子機器において、第2の筐体に電気信号から光信号に変換する電気/光変換回路を複数配置し、第1の筐体に光信号から電気信号に変換する光/電気変換回路を複数配置し、これにより、信号を並列に第2の筐体より第1の筐体に送信可能な片方向信号伝達手段が構成できる。
(5)請求項5記載の発明によれば、電子機器において、第1の筐体に電気信号から光信号に変換する光/電気変換回路を複数配置し、第2の筐体に光信号から電気信号に変換する光/電気変換回路を複数配置し、これにより、信号を並列に第1の筐体より第2の筐体に送信可能な片方向信号伝達手段が構成できる。
(6)また、この発明において、第1の筐体と第2の筐体とで双方向の信号伝達が可能となる。
(7)また、この発明において、レーザーダイオードを用いて電気信号を光信号に変換し、フォトダイオードを用いて光信号を電気信号にそれぞれ変換することができる。
(8)また、この発明において、電子機器が折り曲げられる時に光信号線にストレスがかかるのを防止することができ、また折りたたみ動作によっても光信号線が接触しないようにすることができる。
(9)また、この発明において、複数の光信号線を接続し、複数の信号をノイズを発生することなく送信することができる。
このように、本発明によれば、第1の筐体と第2の筐体をつなぐヒンジ部内に第1の筐体と第2の筐体をつなぐ光信号線を通すようにしているので、ノイズを発生せず、受信感度を劣化させることのない電子機器を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態例を示す透過構成図である。図1,図12と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施の形態例では、本発明に係る電子機器機として折りたたみ携帯端末を示し、第1の筐体としての上部筐体1と、第2の筐体としての下部筐体19からなる2つの筐体を有した構造で、この2つの筐体1,19をヒンジ部9により接続する構成となっている。この構成における上部筐体1は、上部筐体前面部6と上部筐体背面部2から形成され、内部の上部プリント基板18に上部回路部3を搭載可能な構造である。また、LCD等による表示部7もあわせて格納されている。
また、下部筐体19も上部筐体同様に下部筐体前面部16と下部筐体背面部14とにより構成され、この下部筐体前面部16と下部筐体背面部14より形成された内部に下部プリント基板17及びキーパッド部15を格納している。下部プリント基板17上にアンテナ部8及びアンテナ給電部10を、また無線回路部12を搭載した下部回路部13を構成している。上部筐体1と下部筐体19の間にヒンジ部9が設けられている。
このヒンジ部9は、上部筐体1と下部筐体19とを接続しており、折りたたみ型携帯端末の開閉動作を行なっている。また、上部回路部3と無線回路部12を接続する信号伝達手段としての光信号線である光ファイバ30がヒンジ部9の内部に設けられている。この光ファイバ30は、上部回路部3に設けられた光/電気変換回路32a(O/E)と、無線回路部12に設けられた電気/光変換回路32b(E/O)間を接続している。そして、該無線回路部12は、下部回路部13上に取り付けられている。
このように構成することにより、上部回路部3と無線回路部12とを結ぶ信号伝達が光ファイバ30にて伝達されるため、課題であった、高速ディジタル回路ノイズ及びパスワードノイズが発生しないため、無線回路部12及びアンテナ部8に不要なノイズの回り込みがなくなり、安定した受信感度特性を得ることが可能となる。また、下部回路部13より命令され伝達された電気信号を上部回路部3で受信可能な片方向信号伝達手段が構成できる。
図3は本発明の第2の実施の形態例を示す透過構成図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施の形態例は、上部回路部3に電気信号を光信号に変換する電気/光変換回路(E/O)32cを、無線回路部12に光信号を電気信号に変換する光/電気変換回路32dを設けたものである。そして、電気/光変換回路32cと光/電気変換回路32d間を光ファイバ30で結んでいる。その他の構成は、図2と同じである。
このように構成することにより、上部筐体1より命令され伝達された電気信号を下部筐体19で受信可能な片方向信号伝達手段が構成でき、図2に示す第1の実施の形態例と同様な効果を得ることができる。
図4は本発明の第3の実施の形態例を示す透過構成図である。この実施の形態例は、上部回路部3側に第1及び第2の光/電気変換回路33a,33bを、無線回路部12側に第1及び第2の電気/光変換回路34a,34bが設けられている。そして、第1の光/電気変換回路33aと第1の電気/光変換回路34aが光ファイバ30aで接続され、第2の光/電気変換回路33bと第2の電気/光変換回路34bが光ファイバ30bで接続されている。その他の構成は、図2と同じである。
このように信号を並列に下部筐体19から上部筐体1へ送信可能となり、片方向信号伝達手段が構成でき、第1の実施の形態例と同様な効果を得ることができる。
図5は本発明の第4の実施の形態例を示す透過構成図である。この実施の形態例は、上部回路部3側に第1及び第2の電気/光変換回路35a,35bを、無線回路部12側に第1及び第2の光/電気変換回路36a,36bが設けられている。そして、第1の電気/光変換回路35aと第1の光/電気変換回路36aが光ファイバ30aで接続され、第2の電気/光変換回路35bと第2の光/電気変換回路36bが光ファイバ30bで接続されている。その他の構成は、図2と同じである。
このように信号を並列に上部筐体1から下部筐体19へ送信可能となり、片方向信号伝達手段が構成でき、第1の実施の形態例と同様な効果を得ることができる。
図6は本発明の第5の実施の形態例を示す透過構成図である。図において、37aは上部回路部3に設けられた第1の電気/光変換回路、37bは同じく上部回路部3に設けられた第2の光/電気変換回路である。38aは無線回路部12に設けられた第1の光/電気変換回路、38bは同じく無線回路部12に設けられた第2の電気/光変換回路である。第1の電気/光変換回路37aと第1の光/電気変換回路38aとは光ファイバ30aで接続され、第2の光/電気変換回路37bと第2の電気/光変換回路38bとは光ファイバ30bで接続されている。その他の構成は、図2と同じである。
このように構成すれば、無線回路部12側から上部筐体1側に向けて光ファイバ30bにより信号を伝達することができ、また上部筐体1側から無線回路部12側に向けて光ファイバ30aにより信号を伝達することができ、双方向の信号伝達が可能になる。
図7は本発明の第6の実施の形態例を示す透過構成図である。図3と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施の形態例は、上部回路部3側の電気/光変換回路32cの電気/光変換素子としてレーザーダイオード39を用い、無線回路部12側の光/電気変換回路32dの光/電気変換素子としてフォトダイオード40を用いたものである。
このように構成された装置において、上部回路部3側からの信号は電気/光変換回路32cに入り、レーザーダイオード37で光信号に変換される。変換された光信号は、光ファイバ30を介して無線回路部12に伝達される。光ファイバ30からの光信号は、光/電気変換回路32dに入り、フォトダイオード38により電気信号に変換される。
このように、この実施の形態例によれば、レーザーダイオードを用いて電気信号を光信号に変換し、フォトダイオードを用いて光信号を電気信号にそれぞれ変換することができる。
図8は本発明の第7の実施の形態例を示す構成図である。図は携帯端末を開いて横から見た場合の透過図を示している。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、1は上部筐体、7は表示部、18は上部プリント基板、31aは光/電気変換回路である。19は下部筐体、8はアンテナ部、31aは電気/光変換回路、15はキーパッド部、17は下部プリント基板である。32aは電気/光変換回路である。
9は上部筐体1と下部筐体19間に設けられた光ファイバである。ここでは、光ファイバ30は、光/電気変換回路31aと電気/光変換回路32aに1回転されて螺旋状に形成され、ヒンジ部9内に格納される構成となっている。
折りたたみ型の携帯端末は、頻繁に開閉動作が行なわれる。そこで、このような開閉動作を行なっても光ファイバ30にストレスがかかるのを防止できるように、螺旋形状としている。また、このように構成すれば、折りたたみ動作によっても光ファイバが接触しないようにすることができる。
図9は光ファイバの第1の構成例を示す図である。図の左側は組立時上面図、右側は展開時側面図である。図に示すように、上部筐体1側と下部筐体19側に配置され、螺旋状に形成されている。光ファイバは、螺旋構造とすることで、領域Aと領域Bとなるようにずらして巻かれる構造となっている。従って、折りたたみ時においても光ファイバ同士が重ならない構造をとり、ファイバ自体を傷めない構造をとることが可能である。
図10は光ファイバの第2の構成例を示す図である。図10に示す構成例は、図9において1回転しているものを、この実施の形態例では2回転したものである。その構成の効果は図9に示す実施の形態例の場合と同様である。
図11は本発明の第8の実施の形態例を示す透過構成図である。図7と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施の形態例は、上部回路部3と無線回路部12を結ぶ光ファイバ42を複数設けるようにしたものである。これに対応して、レーザーダイオード39及びフォトダイオード40の数も光ファイバ42の数に合わせて設けられる。
この実施の形態例によれば、複数の光ファイバを接続し、複数の信号をノイズを発生することなく送信することができる。
上述の実施の形態例では、電子機器として折りたたみ型携帯端末を用いた場合について示したが、本本発明はこれに限るものではなく、他の電子機器にも等しく適用することができる。
(付記1) ヒンジを利用して第1の筐体と下部筐体をヒンジ部を介して折りたためるようにした折りたたみ型携帯帯末において、第1の筐体に設けられた上部回路部と第2の筐体に設けられた下部回路部とを結ぶための信号線として、光信号線を用い、かつこの光信号線はその両端に光と電気の相互変換を行なう光電変換部が接続され、該光信号線は前記ヒンジ内を通されることを特徴とする電子機器。
(付記2) 前記第1の筐体に光/電気変換回路、第2の筐体に電気/光変換回路を備えたことを特徴とする付記1記載の電子機器。
(付記3) 前記第1の筐体に電気/光変換回路、第2の筐体に光/電気変換回路を備えたことを特徴とする付記1記載の電子機器。
(付記4) 前記第1の筐体の光/電気変換回路を複数、前記第2の筐体の電気/光変換回路を複数それぞれ設けたことを特徴とする付記2記載の電子機器。
(付記5) 前記第1の筐体の電気/光変換回路を複数、前記第2の筐体の光/電気変換回路を複数それぞれ設けたことを特徴とする付記3記載の電子機器。
(付記6) 前記第1の筐体に電気/光変換回路と光/電気変換回路を、第2の筐体に光/電気変換回路と電気/光変換回路を設け、第1の筐体の電気/光変換回路と第2の筐体の光/電気変換回路とを光信号線で接続し、前記第1の筐体の光/電気変換回路と前記第2の筐体の電気/光変換回路部を光信号線で接続したことを特徴とする付記1記載の電子機器。
(付記7) 前記電気/光変換回路にレーザーダイオード、前記光/電気変換回路にフォトダイオードを使用することを特徴とする付記1乃至5の何れかに記載の電子機器。
(付記8) 前記光信号線は、螺旋構造とすることを特徴とする付記1乃至6の何れかに記載の電子機器。
(付記9) 前記光信号線は複数設けられていることを特徴とする付記4乃至7の何れかに記載の電子機器。
本発明の原理構成図である。 本発明の第1の実施の形態例を示す透過構成図である。 本発明の第2の実施の形態例を示す透過構成図である。 本発明の第3の実施の形態例を示す透過構成図である。 本発明の第4の実施の形態例を示す透過構成図である。 本発明の第5の実施の形態例を示す透過構成図である。 本発明の第6の実施の形態例を示す透過構成図である。 本発明の第7の実施の形態例を示す構成図である。 光ファイバの第1の構成例を示す図である。 光ファイバの第2の構成例を示す図である。 本発明の第8の実施の形態例を示す透過構成図である。 携帯端末の従来構成例を示す透過図である。 携帯端末のヒンジ部の構成例を示す図である。 携帯端末のビットエラーレート特性を示す図である。
符号の説明
1 第1の筐体
3 上部回路部
8 アンテナ部
9 ヒンジ部
13 下部回路部
19 第2の筐体
30 光信号線
31 光電変換部
32 光電変換部

Claims (5)

  1. 第1の筐体と第2の筐体を接続するヒンジ部を有する電子機器であって、
    前記ヒンジ内部に設けられる、光を用いて信号を伝送する光信号線と、
    前記光信号線に接続され、前記第1の筐体及び第2の筐体に光と電気の相互変換を行なう光電変換回路部を設けたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1の筐体に光/電気変換回路、前記第2の筐体に電気/光変換回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第1の筐体に電気/光変換回路、前記第2の筐体に光/電気変換回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記第1の筐体内の光/電気変換回路を複数、前記第2の筐体内の電気/光変換回路を複数それぞれ設けたことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  5. 前記第1の筐体内の電気/光変換回路を複数、前記第2の筐体内の光/電気変換回路を複数それぞれ設けたことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
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