JP2004193082A - 電子機器の接地構造、該接地構造を備えた電子機器、及び該電子機器の機能ユニット - Google Patents

電子機器の接地構造、該接地構造を備えた電子機器、及び該電子機器の機能ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】筐体の小型化、薄型化及び軽量化に寄与しつつ、カメラモジュールのアースを強化し、ノイズの輻射を抑制する。
【解決手段】ガスケット28が、フレキシブル基板14の導電部27aに貼り付けられて筐体2内に組み込まれ、筐体2のフロントケースとリアカバーとを互いに嵌合させ又は雄ねじや雌ねじ等の固定具を用いて締め付けて、当該携帯電話機が組み立てられると、平板状のガスケット28は、筐体2とフレキシブル基板14とに挟まれて圧縮荷重を受けて変形し、反発力によって、自身をフレキシブル基板14及び筐体2に押し付け、フレキシブル基板14と筐体2との電気的接続を確実に行う。このようにフレキシブル基板14と筐体2との間の薄い隙間に平板状のガスケット28を介挿することによって、フレキシブル基板14と筐体2とは確実に電気的に接続される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子機器の接地構造、該接地構造を備えた電子機器、及び該電子機器の機能ユニットに係り、例えば電子カメラユニットが搭載された携帯電話機等の電子機器の接地構造、該接地構造を備えた携帯電話機等の電子機器、及び該電子機器を構成する電子カメラユニット等の機能ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型の電子機器としての携帯電話機には、本来の通話機能や、データ通信機能のみならず、電子カメラユニットが搭載されたものも一般化されてきており、電子メールの送受信に際して、送信者は、周囲の風景や自分自身の顔等を画像データとして添付して受信者側に送信し、受信者はディスプレイ上で相手の様子等を確認することができるようになっている。
ところで、電子カメラユニットが搭載されていても、携帯電話機においては、少なくとも従来通りのサイズが求められ、小型化、薄型化及び軽量化の要請は変わらず、搭載される電子カメラユニット自体の小型化、薄型化及び軽量化が求められている。
このため、例えば、MCM(multi‐chip module)においてモールド樹脂に信号配線をレイアウトしたり、制御部や無線通信部等が搭載された主回路基板との接続のためにフレキシブル基板を用いたり、電子カメラユニットを構成するカメラ回路モジュールの一部にDSP(digital signal processor)を用いることが一般に行われている。
【0003】
しかしながら、このカメラ回路モジュールでは、信号配線等は高密度に配置されて、シールドによる保護がなされておらず、かつ、高速のデータ信号やクロック信号が伝わる信号配線は、インピーダンスが高いために、信号配線からデータ信号やクロック信号の高調波が輻射されて、主回路基板側に伝播し、例えば無線通信部の回路の受信感度を抑圧するという問題があった。
また、例えば主回路基板の無線通信部からの送信波が、カメラ回路モジュール内に侵入し、例えば撮像デバイス(イメージセンサ)の出力であるアナログ信号にノイズとして悪影響を与え、画像信号を乱すという問題があった。この現象は、特にパケット通信中やPDC等のバースト送信を行う場合に顕著に現れていた。
このため、例えばカメラ回路モジュールのアース配線上で、安定したアース電位を確実に得ることができるように、筐体として金属製部材を用いている場合には、この筐体と、上記アース配線とを、リード線(ストラップ線)を用いて電気的に接続することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平1−307373号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、カメラ回路モジュールと筐体とにリード線をはんだ付けするために、カメラ回路モジュールと筐体との間には、相当の隙間を必要とし、筐体の厚さが増大し、小型化、薄型化及び軽量化の妨げとなるという問題があった。
【0006】
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、筐体の小型化、薄型化及び軽量化に寄与しつつ、カメラ回路モジュールのアース電位を確実にかつ安定的に得て、カメラ回路モジュールからのノイズの輻射を抑制することができる電子機器の接地構造、該接地構造を備えた電子機器、及び該電子機器の機能ユニットを提供することを第1の目的としている。
また、筐体の小型化、薄型化及び軽量化に寄与しつつ、カメラ回路モジュールを確実にかつ簡単にシールドして、カメラ回路モジュールへのノイズ等の侵入を抑制することができる電子機器の接地構造、該接地構造を備えた電子機器、及び該電子機器の機能ユニットを提供することを第2の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、少なくとも1つの機能を有する機能ユニットが、導電性領域を有する筐体内に収納されてなる電子機器の接地構造に係り、前記機能ユニットを構成する接地配線は、導電性部材を介して前記筐体の前記導電性領域に電気的に接続され、前記導電性部材は、前記機能ユニットと前記筐体との間に、密着状態で介挿されていることを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子機器の接地構造に係り、前記導電性部材は、弾性を有していることを特徴としている。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の電子機器の接地構造に係り、前記導電性部材は、扁平な形状を有していることを特徴としている、
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3記載の電子機器の接地構造に係り、前記電子機器は複数の機能ユニットを備え、前記複数の機能ユニットを構成する第1及び第2の機能ユニットは、配線基板によって電気的に接続されていると共に、前記第1及び第2の機能ユニットを構成するそれぞれの接地配線同士は、前記筐体の前記導電性領域を介して電気的に接続され、前記第1及び第2の機能ユニットのうち少なくともいずれか一方は、前記導電性部材を介して前記筐体の前記導電性領域に電気的に接続されていることを特徴としている。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の電子機器の接地構造に係り、前記配線基板は、配線が形成された配線層と、導電体からなる接地導体層とが積層されてなり、前記第1及び第2の機能ユニットを構成するそれそれの接地配線同士が、前記接地導体層を介して接続されていることを特徴としている。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の電子機器の接地構造に係り、前記第1及び第2の機能ユニットのうち少なくともいずれか一方は、前記配線基板によって、該配線基板と電気的接続がなされた接続領域のほかに、該接続領域以外の領域の少なくとも一部が覆われていることを特徴としている。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項4、5又は6記載の電子機器の接地構造に係り、前記配線基板は可撓性を有していることを特徴としている。
【0014】
請求項8記載の発明に係る電子機器は、請求項1乃至7のいずれか1に記載の電子機器の接地構造を備えたことを特徴としている。
【0015】
請求項9記載の発明は、電子機器を構成し導電性領域を有する筐体に、導電性部材を介して電気的に接続するように配置されて用いられ、少なくとも1つの機能を有する機能ユニットに係り、前記筐体内に収納される際には、当該機能ユニットを構成する接地配線は、前記導電性部材が前記筐体と当該機能ユニットとの間に密着状態で介挿されることによって、前記筐体の前記導電性領域に電気的に接続されることとなることを特徴としている。
【0016】
請求項10記載の発明は、電子機器を構成し導電性領域を有する筐体内に収納されて用いられ、少なくとも1つの機能を有すると共に導電性部材を備えた機能ユニットに係り、前記筐体内に収納される際には、当該機能ユニットを構成する接地配線は、前記導電性部材が前記筐体との間に密着状態で介挿されるようにして配置され、前記導電性部材を介して前記筐体の前記導電性領域に電気的に接続されることとなることを特徴としている。
【0017】
請求項11記載の発明は、請求項9又は10記載の電子機器の機能ユニットに係り、前記導電性部材は、弾性を有していることを特徴としている。
【0018】
請求項12記載の発明は、請求項9、10又は11記載の電子機器の機能ユニットに係り、前記導電性部材は、扁平な形状を有していることを特徴としている。
【0019】
請求項13記載の発明は、請求項9乃至12のいずれか1に記載の電子機器の機能ユニットに係り、別の機能ユニットと電気的に接続するための配線基板を備え、前記配線基板は、配線が形成された配線層と、導電体からなる接地導体層とが積層されてなることを特徴としている。
【0020】
請求項14記載の発明は、請求項13記載の電子機器の機能ユニットに係り、前記配線基板によって、該配線基板と電気的接続がなされた接続領域のほかに、該接続領域以外の領域の少なくとも一部が覆われていることを特徴としている。
【0021】
請求項15記載の発明は、請求項13又は14記載の電子機器の機能ユニットに係り、前記配線基板は、可撓性を有していることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行う。
◇第1実施例
図1は、この発明の第1実施例である携帯電話機の構成を示す斜視図、図2は、同携帯電話機の要部の構成を示す断面図、図3は、同携帯電話機の構成を示すブロック図、図4は、同携帯電話機の電子カメラユニットの構成を示す斜視図、図5は、同電子カメラユニットのフレキシブル基板の構成を示す断面図、図6は、同フレキシブル基板の配線層の構成を示す図、図7は、同フレキシブル基板のアース層の構成を示す図、図8は、同フレキシブル基板のレジスト層の構成を示す図、また、図9は、同携帯電話機の機能を説明するための特性図である。
【0023】
この例の携帯電話機(電子機器)1は、図1乃至図3に示すように、金属製の筐体2を備えると共に、本来の通話機能や、データ通信機能に加えて、内蔵された電子カメラによる撮影機能を有し、当該携帯電話機本体の構成各部を制御する制御部3と、制御部3が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部4と、例えば周囲の風景や人物等を撮影する電子カメラユニット(機能ユニット、第1の機能ユニット)5と、電波の送受信を行うアンテナ6と、所定のプロトコルに従って通話やデータ通信を行うために用いられる無線通信部7と、各種操作キー等からなる操作部8と、液晶表示装置からなる表示ユニット9と、音声出力用のスピーカ11と、音声入力用のマイクロフォン12とを備えている。
この例では、図2に示すように、制御部3と記憶部4と無線通信部7とは、主回路基板(機能ユニット、第2の機能ユニット)13に搭載され、この主回路基板13と、電子カメラユニット5とは、後述するフレキシブル基板(配線基板)14によって接続されている。
【0024】
筐体2は、例えばマグネシウム合金製のダイカスト成形品からなり、例えばフロントケースとリアカバーとを互いに嵌合させ又は雄ねじや雌ねじ等の固定具を用いて締め付けて組み立てられ、内部には、上述した電子カメラユニット5や主回路基板13等が収納されている。
制御部3は、例えば電子カメラユニット5で得られた画像データを表示部9に表示させるための表示制御プログラムや、ホームページを閲覧するためのプログラムとしてのブラウザ、電子メールを作成したり送受信するためのプログラムとしてのメーラ等の記憶部4に記憶された各種処理プログラムを実行し、記憶部4に確保された各種レジスタやフラグを用いて、構成各部を制御する。
記憶部4は、ROM、RAM等の半導体メモリからなり、この記憶部4には、制御部3が実行する上記表示制御プログラム等の各種処理プログラムや、受信した情報や電子カメラユニット5によって撮影された画像データ等の各種情報等が記憶されると共に、制御部3がプログラム実行時に用いる各種レジスタやフラグが確保されている。
【0025】
電子カメラユニット5は、図2乃至図4に示すように、被写体から到来した光が入射し、例えば標準レンズからなるカメラレンズ16が内蔵された鏡筒17と、所定の画像信号を得るためのDSP等が内蔵されたカメラ回路モジュール18と、カメラ回路モジュール18と主回路基板13とを接続するフレキシブル基板14と、後述するガスケット(導電性部材)28とを有している。
カメラ回路モジュール18は、図3に示すように、カメラレンズ16を介して結像した画像を光電変換して電気信号としての画像信号を出力するCMOS撮像素子等からなる撮像デバイス19と、撮像デバイス19から送られてきた画像信号をA/D変換するA/D変換部21と、デジタル化した信号にガンマ変換、色空間変換等の画像処理を施す画像処理部22とを有している。
【0026】
フレキシブル基板14は、図5乃至図8に示すように、カメラ回路モジュール18を構成する回路の例えば信号配線と、主回路基板13の信号配線とを接続するための配線層24と、カメラ回路モジュール18の回路のアース配線(接地配線)と、主回路基板13のアース配線とを接続するためのアース層(接地導体層)25とが、例えばポリイミド等からなる絶縁層26のそれぞれ表面側及び裏面側に形成され、さらにアース層25の裏面側にはレジストからなる保護層27が形成されてなっている。また、配線層24の表面側の電極部位以外の領域にもレジストからなる保護層30が形成されている。なお、図6において、符号24aは配線、符号24bは接続端子を示している。
また、絶縁層26には、カメラ回路モジュール18の下方の所定の箇所にスルーホール(不図示)が形成され、配線層24のアース配線及びカメラ回路モジュール18の回路のアース配線と、アース層25とが電気的に接続されている。
【0027】
また、この例では、保護層27の上記スルーホール下方の部位は、図8に示すように、レジストが除去されて導電性材料が充填されて導電部27aとされ、スルーホールを介してカメラ回路モジュール18の回路のアース配線と電気的に接続されている。導電部27aは、アース層25とも電気的に接続されている。
また、導電部27aの下方には、図2に示すように、フレキシブル基板14と筐体2の内面との間に導電性及び弾性を有する平板状のガスケット28が介挿され、アース層25と筐体2とは電気的に接続されている。すなわち、カメラ回路モジュール18の回路のアース配線が、筐体2に接続されている。
【0028】
ガスケット28は、フレキシブル基板14の導電部27aに貼り付けられて筐体2内に組み込まれ、筐体2のフロントケースとリアカバーとを互いに嵌合させ又は雄ねじや雌ねじ等の固定具を用いて締め付けて、当該携帯電話機が組み立てられた際に、圧縮荷重を受けて変形した状態で、フレキシブル基板14と筐体2の内面との間に介挿され、反発力によって、自身をフレキシブル基板14及び筐体2に押し付け、フレキシブル基板14と筐体2との電気的接続を確実に行う機能を有している。
一方、主回路基板13は、図2に示すように、所定の箇所で、例えば雄ねじ等の金属製の固定具29によって筐体2に固定されると共に、主回路基板13のアース配線は、固定具29を介して筐体2に電気的に接続されるか、又は主回路基板13は、ねじ止めによってケースのボスと直接接続される。
この例のアース構造(接地構造)は、カメラ回路モジュール18及び主回路基板13のアース配線同士が、フレキシブル基板14のアース層25を介して、電気的に接続されると共に、それぞれガスケット28及び固定具29の助けを借りて筐体2を介して電気的に接続されてなっている。
なお、鏡筒17の前面側には、カメラレンズ16等を保護するための透明スクリーン31が配置されている。
【0029】
無線通信部7は、RF回路や、変復調回路、ベースバンド処理回路等からなり、音声やデータを変調してアンテナ6を介して無線電波として送信すると共に、無線電波をアンテナ6を介して受信して音声やデータに復調し、所定のプロトコルに従って通話やデータ通信を行うために用いられる。
操作部8は、電子カメラユニット5による撮影を可能とする撮影モードを選択すると共にシャッタ釦を兼ねる撮影モードキーや、電子メールの作成や送受信を行うためのメールモード選択キー、音声通話を行うために用いる通話モード選択キー、ブラウザを起動させてホームページを閲覧するためのブラウザモード選択キー、撮影モード等から待受画面を表示して操作や着信を待機する待受モードへ移行させるためのクリアキー、電源キー、数字等を入力するためのテンキー、表示ユニット9に表示された表示画面上のカーソルを上下左右方向へ移動させるためのカーソルキー等が配列されてなっている。
【0030】
表示ユニット9は、待受画面や機能設定画面等が表示される液晶パネルと、液晶パネルに照明光を与えるバックライト装置と、液晶パネルを駆動する駆動回路とを有し、フレキシブル基板を介して主回路基板13と接続されている。
液晶パネルは、例えばTFT(Thin Film Transistor)構造の透過型の液晶表示パネルであり、TFTと透明画素電極とが多数形成されているTFT基板と、TFT基板と数[μm]の間隙を介して対向して固定され、着色層(カラーフィルタ)が形成された対向基板と、上記間隙に封入された液晶層と、TFT基板、対向基板の外側に配設された一対の偏向板とを有している。
バックライト装置は、白色LED(発光ダイオード)等からなる光源を有し、液晶パネルへそれぞれの裏面側から照明光を照射して、液晶パネルを透過した光を、観察者に視認させる。
【0031】
次に、図2及び図9を参照して、この例の携帯電話機1のアース構造の機能について説明する。
ガスケット28が、フレキシブル基板14の導電部27aに貼り付けられて筐体2内に組み込まれ、筐体2のフロントケースとリアカバーとを互いに嵌合させ又は雄ねじや雌ねじ等の固定具を用いて締め付けて、当該携帯電話機が組み立てられると、平板状のガスケット28は、筐体2とフレキシブル基板14とに挟まれて圧縮荷重を受けて変形し、反発力によって、自身をフレキシブル基板14及び筐体2に押し付け、フレキシブル基板14と筐体2との電気的接続を確実に行う。
このようにフレキシブル基板14と筐体2との間の薄い隙間に平板状のガスケット28を介挿することによって、フレキシブル基板14と筐体2とは確実に電気的に接続される。
【0032】
この例では、図2に示すように、主回路基板13のアース配線上の所定の部位がアース基準点P0として設定されている。
このアース基準点P0と、カメラ回路モジュール18のアース配線上の計測点PA(アース基準点P0から最短経路長sが(s=sA)の位置にある部位)との間の合成インピーダンスZAは、フレキシブル基板14を経由する経路を最短経路として含む合成抵抗R0と、筐体2を経由する経路を最短経路として含む合成抵抗R1との合成抵抗RAとして概算できる。
すなわち、(ZA=RA=R0R1/(R0+R1))となる。
【0033】
ここで、合成抵抗R0の最短経路は、計測点PA→カメラ回路モジュール18のアース配線とフレキシブル基板14との接続部位→フレキシブル基板14→フレキシブル基板14と主回路基板13のアース配線との接続部位→アース基準点P0に沿った経路である。
また、合成抵抗R1の最短経路は、計測点PA→カメラ回路モジュール18のアース配線とフレキシブル基板14との接続部位→ガスケット28→筐体2→固定具29→アース基準点P0に沿った経路である。
この例では、合成抵抗RAは、フレキシブル基板14を経由する経路を最短経路として含む合成抵抗R0と、比較的低抵抗値の筐体2を経由する経路を最短経路として含む合成抵抗R1とが並列接続されたものとして算出され、図9に示すように、従来の合成抵抗R0のみの場合(同図中L0に示す)と比較して、同図中LAに示すように、大幅に低減されている。
【0034】
これにより、アース基準点P0から離れたカメラ回路モジュール18の回路のアース配線上の部位においても、アース基準点P0における電位と殆ど変わらない安定したアース電位が得られる。
したがって、データ信号やクロック信号等の信号配線からの不要輻射が低減される。このため、例えば、不要輻射による無線通信部7の受信感度の抑圧が防止される。
【0035】
この例の構成によれば、フレキシブル基板14と筐体2との間の薄い隙間に介挿された平板状のガスケット28が、筐体2とフレキシブル基板14とに挟まれて圧縮荷重を受けて変形し、反発力によって、自身をフレキシブル基板14及び筐体2に押し付け、フレキシブル基板14と筐体2との電気的接続を確実に行うので、従来技術のようにストラップ線(リード線)等を用いなくても、筐体2の厚さが増大して小型化の妨げとなるようなことがなく、筐体の小型化、薄型化及び軽量化に寄与しつつ、アースを強化することができる。
しかも、従来技術のストラップ線等を用いる場合のように、はんだ付けの手間も必要ないので、簡単にかつ迅速に組み立てられ、かつ、信頼性を向上させることができる。
【0036】
また、合成抵抗RAは、フレキシブル基板14を経由する経路を最短経路として含む合成抵抗R0と、比較的低抵抗値の筐体2を経由する経路を最短経路として含む合成抵抗R1とが並列接続されたものとなるので、従来技術の合成抵抗R0のみの場合と比較して、大幅に低減されているため、安定したアース電位を得ることができ、カメラ回路モジュール18からのノイズの輻射を抑制することができる。
例えば、データ信号やクロック信号等の信号配線からの不要輻射が低減されるため、無線通信部7の受信感度の抑圧が防止され、安定した無線機能を維持することができる。
【0037】
◇第2実施例
図10は、この発明の第2実施例である携帯電話機の電子カメラユニットの構成を示す斜視図、また、図11は、同電子カメラユニットのフレキシブル基板の構成を示す展開図である。
この例が上述した第1実施例と大きく異なるところは、図10に示すように、カメラ回路モジュール18の周囲を折り曲げられたフレキシブル基板14Aによって覆うように構成した点である。
これ以外の構成は、上述した第1実施例と略同一であるので、その説明を簡略にする。
【0038】
この例の携帯電話機の電子カメラユニット5は、図10に示すように、カメラレンズが内蔵された鏡筒17と、所定の画像信号を得るためのDSP等が内蔵されたカメラ回路モジュール18と、カメラ回路モジュール18と主回路基板13とを接続するフレキシブル基板14Aとを有している。
フレキシブル基板14Aは、図11に示すように、第1実施例で述べたフレキシブル基板14と同様に、配線層24Aと、アース層と、絶縁層と、保護層とが順に積層されてなると共に、主回路基板13及び筐体2との電気的接続のために用いられる接続部41aと、カメラ回路モジュール18の側面を覆う側面被覆部41b、41b、41b、41bと、カメラ回路モジュール18の上面を覆う上面被覆部41cとを有している。
ここで、接続部41aには、スルーホール41hが形成されている。また、上面被覆部41cの中央部には、鏡筒17を挿通させるための開口41kが形成されている。
【0039】
この例の構成によれば、第1実施例で述べたのと略同一の効果を得ることができる。
加えて、カメラ回路モジュール18の周囲をアース層によって、電磁遮蔽したので、カメラ回路モジュール18内へのノイズ等の外来波の侵入を抑制することができる。例えば、無線通信部7からの送信波が、信号配線上のアナログ信号にノイズとして影響し、画像を乱すようなことがなく、無線通信部7が動作中であっても安定した撮像機能を維持することができる。
【0040】
しかも、従来技術のようにリード線等を用いてアースを強化しなくても、ガスケット28を介して筐体2に接続するので、筐体2の厚さが増大して小型化の妨げとなるようなことがなく、筐体の小型化、薄型化及び軽量化に寄与することができる。
また、カメラ回路モジュール18の電磁遮蔽のためにフレキシブル基板14Aの一部を用いるので、部品点数が増加することもない。したがって、安価に、かつ、手間をかけることなく、カメラ回路モジュール18の電磁遮蔽を行うことができる。
【0041】
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、電子機器として、携帯電話機に適用した場合について述べたが、携帯電話機に限らず、例えば、簡易型携帯電話(PHS)端末でも、無線通信機能を有した携帯情報端末(PDA)でも良く、携帯電話機の場合と略同一の効果を得ることができる。
また、必ずしも無線通信機能を有していなくても良く、デジタルカメラでも良いし、特に腕時計型のデジタルカメラでも良い。また、カメラが内蔵されたノート型パーソナルコンピュータ等であっても良い。また、携帯電話機の場合は、折畳可能な携帯電話機であっても良い。
【0042】
また、フレキシブル基板14と筐体2との間の薄い隙間に平板状のガスケット28を介挿するアース構造を、例えば表示ユニット9に適用しても良い。また、表示ユニット9の一部をフレキシブル基板で覆ってシールドするようにしても良い。
また、電子カメラユニット5の鏡筒17は、表示ユニット9の液晶パネルや操作部8が設けられた正面側に限らず背面側に配置されていても良い。この場合、ガスケット28を正面側に配置するようにする。
また、筐体2としては、合成樹脂の少なくとも内面側の所定の領域にに金属をメッキしたものを用いても良い。また、スルーホールの形成位置と、ガスケットの設置位置とは同一箇所でなくても良い。
また、上述した実施例で用いた平板状のガスケットに代えて、フレキシブル基板14を、例えば、導電性ゴムや、ばね性を有する金属製突起を介して接続するようにしても良い。ここで、金属製突起を筐体2の内面側に形成するようにしても良い。また、レジスト層に代えて、保護フィルム(カバーレイ)を配置しても良い。
【0043】
また、上述した実施例では、表示ユニットにおいて用いる表示素子として液晶表示素子を用いる場合について述べたが、これに限らず、例えば、EL表示素子を用いるようにしても良い。また、プラズマディスプレイを用いても良い。また、固定されたカメラレンズも標準レンズに限らない。
また、第2実施例では、展開図が図11に示されるようなフレキシブル基板を用いる場合について述べたが、これに限らず、例えば、全ての側面被覆部41bを上面被覆部41cの端縁に接続せずに、一部の側面被覆部41bを接続部41aに単独に接続するようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の構成によれば、機能ユニットと筐体との間に、導電性部材を介挿することによって、機能ユニットと筐体とを確実に電気的に接続し、アースを強化することができる。
また、機能ユニットと筐体との隙間が比較的狭くても、この隙間に扁平な導電性部材を介挿することによって、機能ユニットと筐体とを確実に電気的に接続することができるので、従来技術のようにストラップ線(リード線)等を用いなくても、筐体の厚さが増大して小型化の妨げとなるようなことがなく、筐体の小型化、薄型化及び軽量化に寄与しつつ、アースを強化することができる。
しかも、従来技術のストラップ線等を用いる場合のように、はんだ付けの手間も必要ないので、簡単にかつ迅速に組み立てられ、かつ、信頼性を向上させることができる。
【0045】
また、例えば第1の機能ユニットと第2の機能ユニットとの間のアース配線上の電位の差は、両ユニットのアース配線上の任意の部位間の合成インピーダンスが、配線基板を経由する経路を最短経路として含む合成抵抗と、比較的低抵抗値の筐体を経由する経路を最短経路として含む合成抵抗とが並列接続されたものとして概算されるので、従来技術の配線基板を経由する経路を最短経路として含む合成抵抗のみの場合と比較して、大幅に低減されているため、安定したアース電位を得ることができ、例えば第1の機能ユニットからのノイズの輻射を抑制することができる。
また、機能ユニットの少なくともその一部が、配線層と接地導体層とが積層されてなる配線基板によって覆われることによって、機能ユニットは、電磁遮蔽され、機能ユニット内へのノイズ等の外来波の侵入を抑制することができる。
しかも、機能ユニットの電磁遮蔽のために配線基板の一部を用いるので、部品点数が増加することもない。したがって、安価に、かつ、手間をかけることなく、機能ユニットの電磁遮蔽を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である携帯電話機の構成を示す斜視図である。
【図2】同携帯電話機の要部の構成を示す断面図である。
【図3】同携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図4】同携帯電話機の電子カメラユニットの構成を示す斜視図である。
【図5】同電子カメラユニットのフレキシブル基板の構成を示す断面図である。
【図6】同フレキシブル基板の配線層の構成を示す図である。
【図7】同フレキシブル基板のアース層の構成を示す図である。
【図8】同フレキシブル基板のレジスト層の構成を示す図である。
【図9】同携帯電話機の機能を説明するための特性図である。
【図10】この発明の第2実施例である携帯電話機の電子カメラユニットの構成を示す斜視図である。
【図11】同電子カメラユニットのフレキシブル基板の構成を示す展開図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機(電子機器)
2 筐体
3 制御部
4 記憶部
5 電子カメラユニット(機能ユニット、第1の機能ユニット)
6 アンテナ
7 無線通信部
8 操作部
9 表示ユニット
13 主回路基板(機能ユニット、第2の機能ユニット)
14,14A フレキシブル基板(配線基板)
16 カメラレンズ
17 鏡筒
18 カメラ回路モジュール
19 撮像デバイス
21 A/D変換部
22 画像処理部
24,24A 配線層
25 アース層(接地導体層)
26 絶縁層
27,30 保護層
28 ガスケット(導電性部材)

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの機能を有する機能ユニットが、導電性領域を有する筐体内に収納されてなる電子機器の接地構造であって、
    前記機能ユニットを構成する接地配線は、導電性部材を介して前記筐体の前記導電性領域に電気的に接続され、
    前記導電性部材は、前記機能ユニットと前記筐体との間に、密着状態で介挿されていることを特徴とする電子機器の接地構造。
  2. 前記導電性部材は、弾性を有していることを特徴とする請求項1記載の電子機器の接地構造。
  3. 前記導電性部材は、扁平な形状を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器の接地構造。
  4. 前記電子機器は複数の機能ユニットを備え、前記複数の機能ユニットを構成する第1及び第2の機能ユニットは、配線基板によって電気的に接続されていると共に、前記第1及び第2の機能ユニットを構成するそれぞれの接地配線同士は、前記筐体の前記導電性領域を介して電気的に接続され、
    前記第1及び第2の機能ユニットのうち少なくともいずれか一方は、前記導電性部材を介して前記筐体の前記導電性領域に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の電子機器の接地構造。
  5. 前記配線基板は、配線が形成された配線層と、導電体からなる接地導体層とが積層されてなり、前記第1及び第2の機能ユニットを構成するそれそれの接地配線同士が、前記接地導体層を介して接続されていることを特徴とする請求項4記載の電子機器の接地構造。
  6. 前記第1及び第2の機能ユニットのうち少なくともいずれか一方は、前記配線基板によって、該配線基板と電気的接続がなされた接続領域のほかに、該接続領域以外の領域の少なくとも一部が覆われていることを特徴とする請求項5記載の電子機器の接地構造。
  7. 前記配線基板は可撓性を有していることを特徴とする請求項4、5又は6記載の電子機器の接地構造。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載の電子機器の接地構造を備えたことを特徴とする電子機器。
  9. 電子機器を構成し導電性領域を有する筐体に、導電性部材を介して電気的に接続するように配置されて用いられ、少なくとも1つの機能を有する機能ユニットであって、
    前記筐体内に収納される際には、当該機能ユニットを構成する接地配線は、前記導電性部材が前記筐体と当該機能ユニットとの間に密着状態で介挿されることによって、前記筐体の前記導電性領域に電気的に接続されることとなることを特徴とする電子機器の機能ユニット。
  10. 電子機器を構成し導電性領域を有する筐体内に収納されて用いられ、少なくとも1つの機能を有すると共に導電性部材を備えた機能ユニットであって、
    前記筐体内に収納される際には、当該機能ユニットを構成する接地配線は、前記導電性部材が前記筐体との間に密着状態で介挿されるようにして配置され、前記導電性部材を介して前記筐体の前記導電性領域に電気的に接続されることとなることを特徴とする電子機器の機能ユニット。
  11. 前記導電性部材は、弾性を有していることを特徴とする請求項9又は10記載の電子機器の機能ユニット。
  12. 前記導電性部材は、扁平な形状を有していることを特徴とする請求項9、10又は11記載の電子機器の機能ユニット。
  13. 別の機能ユニットと電気的に接続するための配線基板を備え、
    前記配線基板は、配線が形成された配線層と、導電体からなる接地導体層とが積層されてなることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1に記載の電子機器の機能ユニット。
  14. 前記配線基板によって、該配線基板と電気的接続がなされた接続領域のほかに、該接続領域以外の領域の少なくとも一部が覆われていることを特徴とする請求項13記載の電子機器の機能ユニット。
  15. 前記配線基板は、可撓性を有していることを特徴とする請求項13又は14記載の電子機器の機能ユニット。
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