JP2005065023A - 動作履歴データ保存システム及び保存プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 各動作部の動作履歴データの収集を効率良く行うことができ、写真処理システム全体の能力も低下させなくてすむ動作履歴データ保存システムを提供すること。
【解決手段】 写真処理を行うために必要な動作を行う複数の動作部101〜104と、この複数の動作部101〜104を制御可能でありユーザーインターフェースを備えた主制御部100と、複数の動作部101〜014に夫々に設けられ、各動作部における第1動作履歴データを保存する履歴データ保存部42と、主制御部100に設けられ、主制御部100における第2動作履歴データを保存するハードディスク33とを備え、複数の動作部101〜104のいずれかでエラーが生じた時に、動作部101〜104における第1動作履歴データを取得してハードディスク33に保存させる履歴データ保存制御手段36を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、写真プリントの作成等を行う写真処理システムの各動作部の動作履歴データを保存するための動作履歴データ保存システム及び保存プログラムに関するものである。
写真処理システムの一般的な構成を図1の概念図に示す。この写真処理システムは、現像済みのネガフィルムに形成されたコマ画像を読み取り、この読み取った画像データに基づいて写真プリントを作成することを主要な機能とするものである。図1に示すように、ユーザーインターフェース部1は、通常のパソコンと同様の形態を有しており、モニターを介してオペレータとの対話を行うことができる。オペレータからのデータの設定・入力やオペレータによる指令は、このユーザーインターフェース部100を介して行われる。ユーザーインターフェース部1には、メインソフト(ソフトウェア)がインストールされており、各動作部に対する制御等を行う。
スキャナー部101は、ネガフィルムに形成されたコマ画像を取得する機能を有する。そのためにスキャナーソフトがインストールされている。画像処理部102は、スキャナーにより取得した画像データに対して画像処理を施す機能を有する。そのために画像処理ソフトがインストールされている。プリンター部103は、画像処理部102から出力される画像データを受け取り、露光エンジンを使用して写真感光材料の乳剤面に画像を焼付露光する機能を有する。そのためにプリンターソフトがインストールされている。プロセッサー部104は、画像が焼付露光された写真感光材料を現像処理する機能を有する。そのためにプロセッサーソフトがインストールされている。そしてユーザーインターフェース部100と、各動作部101〜104とは、アークネット通信による通信手段105により接続されている。この通信手段105により、ユーザーインターフェース部100と各動作部101〜104とがデータのやり取りを行うことができる。
また、ユーザーインターフェース部100における動作状況を記録して保存するために、動作履歴データをハードディスク(記憶装置)に保存している。また、各動作部もそれぞれの動作状況を保存しておくため、動作履歴データを夫々の履歴データ保存部に保存している。動作履歴データには、正常な動作履歴だけでなく、何らかのエラー(異常動作等)が生じた場合にも、その動作履歴データが保存される。各動作部でエラーが発生した場合は、ユーザーインターフェース部100のメインソフトの専用のモードを利用して、オペレータにより各動作部の動作履歴データを通信手段105を介して取得する。取得した動作履歴データに基づいてエラー原因を解析し、必要なメンテナンスを行う。
しかしながら、この専用のモードに基づく動作履歴データの取得は、写真処理システムのソフトウェアに習熟している必要がある。ユーザーインターフェース部100の動作履歴データの確認は、通常のパソコン操作と同じ感覚で行うことができるため、ソフトウェアに対する習熟度が低くても容易であるが、各動作部101〜104に保存されている動作履歴データを取得する操作は、簡単に行うことができない。
そこで、下記特許文献1に開示されるようなデータ保存装置が知られている。この装置は、画像情報を写真感光材料に記録して現像する画像形成装置において、異常及び/又は稼動状況を解析するためのデータ保存装置であり、異常が発生した際に、この異常を検出してしてエラー情報を生成する手段と、画像形成装置の稼動状態に応じて稼動情報を生成する手段と、稼動情報を記憶する手段を備えている。各動作部には、各動作部における稼動状況や異常等のデータを収集・処理を備えており、データ集積部に各動作部のデータが転送されて保存される。すなわち、 各動作部の動作履歴データは、データ集積部において一括管理・保存されている。この保存されたデータは、適宜表示させることができる。これにより、習熟度が低いオペレータであっても各部の動作履歴データを簡単に取得できるものである。
特開平6−87254号公報(特許請求の範囲、段落0020、段落0028〜0032等)
しかしながら、各動作部における動作履歴データをすべて一箇所で集中して保存しておくとすると、すべての動作部の動作履歴データを保存できるだけの大きな容量を確保しておかなければならない。すなわち、 動作が正常である場合と異常が発生した場合とに関係なく、データ集積部にすべての動作履歴データを保存しているからである。また、データ集積部の制御を行う制御部(CPU)が、その他の処理動作を行う時に、その処理能力を低下させてしまうという問題もある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、各動作部の動作履歴データの収集を効率良く行うことができ、写真処理システム全体の能力も低下させなくてすむ動作履歴データ保存システム及び保存プログラムを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る動作履歴データ保存システムは、
写真処理を行うために必要な動作を行う複数の動作部と、
この複数の動作部を制御可能でありユーザーインターフェースを備えた主制御部と、
前記複数の動作部の夫々に設けられ、各動作部における第1動作履歴データを保存する履歴データ保存部と、
主制御部に設けられ、主制御部における第2動作履歴データを保存する記憶装置とを備え、
前記複数の動作部のいずれかでエラーが生じた時に、動作部における第1動作履歴データを取得して前記記憶装置に保存させる履歴データ保存制御手段を備えていることを特徴とするものである。
この構成による動作履歴データ保存システムの作用・効果は、以下の通りである。すなわち、 写真処理を行うために必要な動作を行う複数の動作部と、これら各動作部を制御可能な主制御部とを備えている。各動作部にはそれぞれ履歴データ保存部が設けられており、第1動作履歴データが保存される。主制御部には記憶装置が設けられており、主制御部の第2動作履歴データが保存される。このように各部における動作履歴データは、それぞれの部位で保存される。このように動作履歴データは、1ヶ所に集中するのではなく、各部において夫々保存される。そして、複数の動作部のいずれかでエラーが発生した場合、動作部における第1動作履歴データを取得して、記憶装置に保存させる。この記憶装置は、ユーザーインターフェースを備えた主制御部に設けられているので、ソフトウェアに習熟していなくても動作履歴データを見ることができる。また、各動作部においてエラーが生じていない状況では、主制御部の記憶装置に第1動作履歴データを保存させる処理をしないので、主制御部における処理効率をいたずらに低下させる惧れがない。その結果、各動作部の動作履歴データの収集を効率良く行うことができ、写真処理システム全体の能力も低下させなくてすむ動作履歴データ保存システムを提供することができる。
本発明の好適な実施形態として、前記第1動作履歴データは、第1動作履歴ファイルとして履歴データ保存部に保存されると共に、前記第2動作履歴データは、第2動作履歴ファイルとして前記記憶装置に保存され、新たな動作履歴データが発生した場合に、同じ動作履歴ファイルに上書き保存すると共に、ファイル内の行数が所定行を超えた場合に、最も古い動作履歴データを削除した形で上書き保存されるものがあげられる。
この構成によると、第1動作履歴データは、第1動作履歴ファイルとして各動作部の履歴データ保存部に保存される。動作履歴データをファイルに書き込んでいく場合に、なんらかの制限を設けないと容量が次第に大きくなっていく。そこで、新たな動作履歴データが生じた場合は、同じ動作履歴ファイルに上書き保存していくことでデータの更新を図ることとし、ファイル内のデータの行数が所定行を超えた場合には、もっとも古い動作履歴データを削除していくようにした。これにより、ファイル容量を抑制することができる。
本発明の別の好適な実施形態として、エラーが生じた時に、前記記憶装置に、第1動作履歴ファイルを保存させるに際して、前記第2動作履歴ファイルと異なるファイル名で保存し、かつ、エラーが連続したときには、新たな第1動作履歴ファイルを古い第1動作履歴ファイルとは異なるファイル名で保存するように前記履歴データ保存制御手段による制御が行われるものがあげられる。
エラーが生じた時は、動作部の第1動作履歴データを主制御部の記憶装置に保存するが、この場合、第2動作履歴ファイルとは、異なるファイル名で保存する。これにより、両者を区別することができる。また、エラーが連続して起こることがある。この場合も新たな第1動作履歴ファイルを記憶装置に保存することになるが、この場合、古い第1動作履歴ファイルに対して上書き保存するのではなく、別のファイル名で保存する。これにより、エラーが連続して起こった場合に、どのファイルを参照してよいのかを確実に識別することができる。
本発明の更に別の好適な実施形態として、動作部におけるエラーが動作プログラムの異常終了である場合、その第1動作履歴データを第1動作履歴ファイルとして取得すると共に、次回の動作プログラムの起動時に、前記履歴データ保存制御手段により前記記憶装置への保存が行われるものがあげられる。
動作部におけるエラーが動作プログラムの異常終了である場合は、その時点で動作履歴データを記憶装置に保存できないことがある。その場合は、次回の動作プログラムの起動時に動作履歴データを記憶装置に保存するようにすることで、確実にエラー原因の解析を行うことができるようになる。
本発明の更に別の好適な実施形態として,前記履歴データ保存部及び/又は前記記憶装置への動作履歴ファイルの保存は圧縮された形で保存されるものがあげられる。
圧縮を行うことで、ファイル容量を抑制することができる。
上記課題を解決するため本発明に係る動作履歴データ保存プログラムは、
写真処理を行うために必要な動作を行う複数の動作部の動作履歴データとを保存するための動作履歴データ保存プログラムであって、
複数の動作部を制御可能でありユーザーインターフェースを備えた主制御部において、主制御部における第2動作履歴データを保存する処理と、
前記複数の動作部のいずれかでエラーが生じた時に、動作部における第1動作履歴データを取得して前記記憶装置に保存させる処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
かかる構成による判定プログラムの作用・効果は、既に述べた通りである。
本発明に係る動作履歴データ保存システムの好適な実施形態を図面を用いて説明する。 図2は、動作履歴データ保存システムが用いられる写真処理システムの構成を示す模式図である。
<写真処理システムの構成>
図1で説明したように、写真処理システムは、主制御部としてユーザーインターフェース部100(主制御部)を備え、各動作部として、スキャナー部101、画像処理部102、プリント部103、プロセッサ部104を備えている。
スキャナー部101は、現像済みネガフィルム(写真フィルム)に形成されているコマ画像を読み取りデジタルデータ化する機能を有する。画像読み取り対象であるネガフィルムFは、フィルム搬送ユニットであるネガキャリア1にセットされる。ネガキャリア1には、照射光を通過させるための開口部が設けられている。ネガキャリア1には、ネガフィルムFを搬送させるために搬送ローラ1aが搬送経路に沿って設けられている。
画像読み取り用光源として、ハロゲンランプ2が設けられている。調光フィルター3は、ハロゲンランプ2から照射される光の色バランスを調整する。調光フィルター3は、ハロゲンランプ2の下方に設けられる。調光フィルター3の下方には、拡散板4が設けられ、照射される光を均一な状態にする。拡散板4は、光路中に挿入されている状態である。ミラートンネル6は、調光フィルター3及び拡散板4を通過した光を均一に混色する機能を有する。
ネガキャリア1の下方には、結像レンズ7が設けられており、ネガフィルムのコマ画像をCCDの素子上に結像させる機能を有する。ミラー8は、可視光を図1の右側に反射させる。CCDラインセンサー9(画像読取手段)は、可視光によるネガフィルムの透過画像データを読み取るために設けられる。取得された画像データは、画像出力部10を介して画像処理装置11へと送信される。
画像処理部102は、スキャナー部101により取得された画像データに対して画像処理を施す機能を有する。例えば、画像の色・濃度を補正したい場合には、入力された補正データに基づいて画像補正を行う。また、その他の階調補正やサイズの拡縮処理等を行うことができる。画像処理された画像データは、プリント部103へと送信される。
次に、プリント部103の構成を説明する。ペーパーマガジン12には、写真感光材料であるペーパーPがロールの形態で収容されている。ペーパーカッター13は、ペーパーマガジン12から引き出されたペーパーPをプリントサイズに切断する。露光エンジン14は、画像処理部102から送られてくる画像データに基づいて、ペーパーPの乳剤面に画像を焼付露光する。露光エンジン14としては、例えば、レーザーエンジン、PLZTエンジン等がある。搬送経路に沿って、多数の搬送ローラ15が配置されており、ペーパーPは搬送ローラ15により搬送される。
プロセッサー部104は、現像処理部16を備えており、この現像処理部16は、画像が焼付露光されたペーパーPの現像処理を行う。現像処理が行われたペーパーPは、乾燥処理が施され、ペーパー排出部17から仕上がりの写真プリントが排出される。
ユーザーインターフェース部100(主制御部)は、写真処理システムの全体を制御するコントローラ30を備えている。画像処理部102において処理された画像データは、コントローラ30の指令に基づき、露光エンジン14に転送される。コントローラ30には、モニター31とキーボード32が接続されている。モニター31には、スキャナーAにより読み取られた画像がモニター画面に表示される。オペレータは、この画面を見ながら処理に必要な種々の作業を行う。キーボード32やその他のマウス等の入力手段により、写真処理に必要なデータの入力や、各種の指令を与える。すなわち、 ユーザーインターフェース部100を介してオペレータはコンピュータと対話をすることができる。ハードディスク33には、各種のデータやプログラムが保存される。なお、ユーザーインターフェース部100と、各動作部とはアークネット通信による通信手段で接続されている。
<動作履歴データ保存システムの構成>
次に、図3により、図2に示す写真処理システムに用いられる動作履歴データ保存システムの構成を示す。図3には、ユーザーインターフェース部100の構成と、動作部を代表してスキャナー部101の構成を示す。なお、他の動作部もスキャナー部101と同じであるので説明を省略する。ここで動作履歴データとは、各部における動作状況を表わすデータのことであり、動作履歴データは動作履歴ファイルの形で保存される。なお、動作履歴ファイルは、テキストファイルにより構成される。このような動作履歴データを保存することで、何らかのエラーが生じた時にエラーの原因を解析することができる。この動作履歴データと動作履歴ファイルで、特に、ユーザーインターフェース部100で生成されるものを第2動作履歴データ、第2動作履歴ファイルと称し、スキャナー部101等の各動作部で生成されるものを第1動作履歴データ、第1動作履歴ファイルと称する。
スキャナー部101には、CPU40が設けられており、スキャナー部101の制御を行う制御プログラムに基づいてスキャナーの制御を行うことができる。動作履歴ファイル生成部41は、スキャナーの各部の動作を監視しており、適宜のタイミングにて第1動作履歴ファイルを生成する。このファイルは、履歴データ保存部42に保存される。履歴データ保存部42は、例えば、不揮発性のメモリにより構成される。スキャナー部101の動作状況は、センサー44やモーター45により監視されている。例えば、モーターが作動開始したこと、写真フィルムの移動をセンサーが検出したこと等で動作状況を知ることができる。また、エラー検出手段43が設けられており、センサー44等の出力から異常が発生したかどうかを検出することができる。また、エラーが発生した場合は、その信号が通信手段105を介してユーザーインターフェース部100に送信される。この信号に基づいてモニター31にエラーが生じたことを表示させることができる。
画像処理部102、プリント部103、プロセッサ部104も夫々がCPUを有し、動作履歴ファイル生成部と履歴データ保存部も個々に設けられている。図1により、既に述べたように、各動作部には夫々必要なソフトウェアがインストールされている。
ユーザーインターフェース部100の構成を説明する。各動作部と基本的には同じである。コントローラ30(CPU)は制御プログラム等に基づいて、主制御部の制御と、通信手段105を介して各動作部に対する制御を行うことができる。主制御部100の動作状況については、動作履歴ファイル生成部34に第2動作履歴ファイルの形で生成され、ハードディスク33(大容量記憶装置)に保存される。このハードディスク33の特定の記憶領域(フォルダ)に、第2動作履歴ファイルを保存するための履歴データ保存部33aが設定されている。第2動作履歴ファイルも第1動作履歴ファイルと同様にテキストファイルで構成することができる。
履歴データ保存制御手段36は、スキャナー部101等の動作部でエラーが生じた時に、各動作部における第1動作履歴データ(動作履歴ファイル)を取得して、履歴データ保存部33に保存させる。データ取得の態様は、いずれか1つの動作部でエラーが生じた時でも、すべての動作部の第1動作履歴データを取得する。もちろん、エラーが生じた動作部のみの第1動作履歴データを取得するようにしても良い。取得された各動作部の第1動作履歴ファイルは、第2動作履歴ファイルが保存されるフォルダと同じフォルダに保存されるが、その場合、名前が重複しないようにファイルが生成される。また、各動作部から取得した第1動作履歴ファイルは、それぞれ別個のファイルとして保存しても良いが、まとめて1つのファイルとし、かつ圧縮して保存することが好ましい。これにより、ハードディスク33の記憶容量を有効に活用することができる。
第1・第2動作履歴ファイルは、それぞれの履歴データ保存部に保存されるが,動作履歴ファイルはその内容が適宜のタイミングで更新される。すなわち、 新たに保存すべき動作履歴データが生成されると、上書き保存という形でファイルの内容が更新される。更新タイミングは、適宜設定することが可能であり、特定周期で行ってもよいし、センサーからの信号があった場合、信号に変化があった場合等に更新できる。なお、新たに発生するデータを次々にファイルの内容に追加していくと、ファイルの容量が増えていく一方になるので、例えば、テキストデータの行数が1000行になったら、それを超える分については最も古いデータを削除していくようにする。これにより、ファイルの容量を所定以下に抑制することができる。
<作動フローチャート>
次に、図3に示す動作履歴データ保存システムの作動を図4のフローチャートにより説明する。
エラーの発生原因として、通常のエラー(各動作部におけるセンサー等から検出されるエラー)とプログラムの異常終了とに分けて説明する。説明の便宜上、スキャナー部101でエラーが生じたとする。
通常のエラーが発生すると(#1)、エラーが生じたことがスキャナー部101からユーザーインターフェース部へとエラー発生信号が送信される。そして、モニター31には、エラーが発生したことを知らせる適宜の警告表示を行う。また、スキャナー部101ではエラーが発生すると第1動作履歴ファイルを生成する(#2)。これは一旦履歴データ保存部42に保存される。
次に、履歴データ保存制御手段36の機能に基づいて、スキャナー部101からのエラ信号を受信すると、スキャナー部101及びその他の動作部102〜104の最新の第1動作履歴ファイルを取得する(#3)。この動作履歴ファイルは、圧縮処理されて1つのファイルとして履歴データ保存部33aに保存される(#20)。なお、このファイルの取得及び保存処理は、自動的に行われるものであるが、ユーザーインターフェース部100におけるオペレータの他の作業に影響を与えないように、別スレッドで行われる。したがって、それまで行っていた作業の効率を低下させることがない。また、各動作部の動作履歴ファイルの取得は、履歴データ保存制御手段36の機能に基づき行われるので、コンピュータのソフトウェアの知識を必要としない。
次に、エラーの別態様としてプログラムが異常終了した場合について、同じく図4により説明する。このプログラムは、各動作部において用いられるプログラム(ソフトウェア)である。例えば、スキャナー部101には、スキャニングを行うために必要なプログラムがインストールされており、スキャナー部101の場合はCPU40により制御される。他の動作部も同様である。このプログラムが何らかの原因で異常終了すると、動作履歴データをファイルに取得する(#11,12)。この第1動作履歴ファイルは、スキャナー部101の履歴データ保存部42に保存される。また、プログラムが異常終了したことを記憶させておく(#13)。
次の機会にプログラムを起動した時に、履歴データ保存制御手段36の機能に基づいて各動作部のファイルを取得し、履歴データ保存部33aにファイルを圧縮して保存する(#15,20)。この点は、先ほど説明したステップ#3,#20と同様である。
以上のようにエラーが発生した場合は、ハードディスク33の履歴データ保存部33aに動作履歴ファイルが保存されるので、後日サービスマンが来た時に動作履歴ファイルを解析することができる。また、エラーが発生した時点での動作履歴ファイルを保存するようにしているので、エラー発生時の動作履歴を確実に解析することができる。例えば、サービスマンが来た時に動作履歴ファイルを取得したとすると、ファイルが上書き保存された結果、エラー時の動作履歴データがなくなってしまうという事態が考えられるが、本発明に場合はそのような問題はない。
<別実施形態>
履歴データ保存部33aに保存したデータは、適宜のタイミングでリムーバブルの記録媒体にコピーするようにしてもよい。この記録媒体をサービスセンターに送ることで、解析をしてもらうことができる。 また、サービスセンターにネットワークを介して動作履歴ファイルを送信するように構成しても良い。
各動作部において短い期間内に連続してエラーが発生することもある。この場合は、それぞれのエラーが発生した時点で動作履歴ファイルを取得して履歴データ保存部33aに保存する。つまりエラーが発生するたびに、履歴データ保存部33aにファイルを保存していく。履歴データ保存部33aには、第2動作履歴ファイルのほか、各部から取得した第1動作履歴ファイルも保存されるので、ファイル名が重ならないようにファイル名が自動生成される。なお、異なるフォルダに保存する場合は、ファイル名が同じであっても良い。連続してエラーが発生した場合も連続してファイルが生成されることになるので、ファイル名が異なるようにされる。なお、エラーが発生するたびにファイルを保存していくと、ファイルが増えていく一方になるので、例えば、ファイルの個数を10個に制限し、11個目のファイルが生成された時点で、一番古いファイルを自動削除するようにすることが好ましい。
本実施形態では図1,図2により動作部の具体例を説明したが、これに限定されるものではない。動作部の数を減らしてもよいし、更に別の動作部を付加するようにしても良い。
写真処理システムの一般的な構成を示す概念図 本実施形態に係る写真処理システムの各部の構成を示す模式図 動作履歴データ保存システムの構成を示す概念図 動作履歴データ保存システムの作動を示すフローチャート
符号の説明
30 コントローラ
33 ハードディスク
33a 履歴データ保存部
34 動作履歴ファイル生成部
36 履歴データ保存制御手段
40 CPU
41 動作履歴ファイル生成部
42 履歴データ保存部
100 ユーザーインターフェース部
101 スキャナー部
102 画像処理部
103 プリント部
104 プロセッサ部
105 通信手段

Claims (6)

  1. 写真処理を行うために必要な動作を行う複数の動作部と、
    この複数の動作部を制御可能でありユーザーインターフェースを備えた主制御部と、
    前記複数の動作部の夫々に設けられ、各動作部における第1動作履歴データを保存する履歴データ保存部と、
    主制御部に設けられ、主制御部における第2動作履歴データを保存する記憶装置とを備え、
    前記複数の動作部のいずれかでエラーが生じた時に、動作部における第1動作履歴データを取得して前記記憶装置に保存させる履歴データ保存制御手段を備えていることを特徴とする動作履歴データ保存システム。
  2. 前記第1動作履歴データは、第1動作履歴ファイルとして履歴データ保存部に保存されると共に、前記第2動作履歴データは、第2動作履歴ファイルとして前記記憶装置に保存され、新たな動作履歴データが発生した場合に、同じ動作履歴ファイルに上書き保存すると共に、ファイル内の行数が所定行を超えた場合に、最も古い動作履歴データを削除した形で上書き保存されることを特徴とする請求項1に記載の動作履歴データ保存システム。
  3. エラーが生じた時に、前記記憶装置に、第1動作履歴ファイルを保存させるに際して、前記第2動作履歴ファイルと異なるファイル名で保存し、かつ、エラーが連続したときには、新たな第1動作履歴ファイルを古い第1動作履歴ファイルとは異なるファイル名で保存するように前記履歴データ保存制御手段による制御が行われることを特徴とする請求項2に記載の動作履歴データ保存システム。
  4. 動作部におけるエラーが動作プログラムの異常終了である場合、その第1動作履歴データを第1動作履歴ファイルとして取得すると共に、次回の動作プログラムの起動時に、前記履歴データ保存制御手段により前記記憶装置への保存が行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の動作履歴データ保存システム。
  5. 前記履歴データ保存部及び/又は前記記憶装置への動作履歴ファイルの保存は圧縮された形で保存されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の動作履歴データ保存システム。
  6. 写真処理を行うために必要な動作を行う複数の動作部の動作履歴データとを保存するための動作履歴データ保存プログラムであって、
    複数の動作部を制御可能でありユーザーインターフェースを備えた主制御部において、主制御部における第2動作履歴データを保存する処理と、
    前記複数の動作部のいずれかでエラーが生じた時に、動作部における第1動作履歴データを取得して前記記憶装置に保存させる処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする動作履歴データ保存プログラム。
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