JP2005064969A - 画像処理装置および方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影時にユーザが誤った画像処理モードを設定してしまった場合でも、画像処理機能を有するデジタルカメラにおいて得られた、すでに画像処理が施された画像データに対して適切に画像処理を施すようにする。
【解決手段】 画像出力装置2は、処理対象の画像データS1およびこの直前に取得された画像データS11の画像処理モードが一致するか否かを判定し、この判定が肯定されると、画像データS1を取得した際の撮影頻度および画像データS1と画像データS11との撮影時間差を求める。そして、撮影頻度と撮影時間差との関係が所定の関係を満たすか否か判定し、この判定が否定されると、画像処理モードがユーザが意図して設定したものではないとして、画像データS1にデジタルカメラ1においてすでに施されている画像処理を解除した後、通常の画像処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像データに対して画像処理を施す機能を有するデジタルカメラ等の撮像装置により取得された、すでに画像処理が施されているとともに、施された画像処理に関する画像処理情報が付与された画像データに対して、さらに画像処理を施す画像処理装置および方法並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
デジタルカメラにおいては、撮影により取得した画像をデジタル画像データとしてデジタルカメラ内部に設けられた内部メモリやICカード等の記録媒体に記録し、記録されたデジタル画像データに基づいて、撮影により取得した画像をプリンタやモニタに再生することができる。このように、デジタルカメラにより取得した画像を再生する場合においては、ネガフイルムからプリントされた写真と同様の高品位な画質を有するものとすることが期待されている。
ここで、上記プリントを得る際には、画像データに対して露出補正処理、ホワイトバランス調整処理、階調補正処理、色補正処理、シャープネス処理等の種々の画像処理を施すことにより、プリントの画質を向上させることができる。この際、より高画質のプリントを得るために、デジタルカメラにおいて得られた画像データに、撮影時のストロボの有無、照明の種類等の撮影情報を付与して出力し、画像処理を行う際には画像データに付与されている撮影情報を参照して、画像データに対してより適切な画像処理を施す方法が提案されている(特許文献1参照)。
一方、撮影により取得した画像データに対して、自動または手動により画像処理を施して画像処理済みの画像データを出力することが可能なデジタルカメラも提案されている。このような画像処理機能を有するデジタルカメラにおいては、撮影シーンや撮影条件に応じた最適な画質が得られるように、画像データに対して画像処理が施される。また、撮影者の意図に応じて画像データに対して施す画像処理の種類や画像処理に関連する種々の機能を画像処理モードとして選択することもできる。例えば、画像処理の種類として、オートホワイトバランス調整処理、光源種固定モードによるホワイトバランス調整処理(タングステンモード、曇天モード、日陰モード等)、画質の変更処理(階調、シャープネス、彩度)、再現画像の好み(モノクロ、セピア、美肌等)、および仕上がり設定モード(夜景/花火モード、ポートレートモード、風景/遠景モード、マクロ/クローズアップモード、海中写真モード、ユーザ露光補正モード等)等を選択することができる。また画像処理に関連する機能として、オートブラケット機能、光学フィルタを用いた撮影、ソフトフォーカス撮影、インターバル撮影、連写、多重露光、テンプレートとの合成およびフレーム合成等の種々の機能を選択することができる。そして、画像処理モードに応じて撮影者の意図を反映させた最適な画像処理を行うことができる。例えば、光源種固定モードとして日陰モードを設定した場合には、撮影により取得される画像データのRGBのゲインをYR(すなわちオレンジ)方向に変更するような画像処理が施される。
ところで、このような画像処理機能を有するデジタルカメラにおいて得られた画像データをプリンタやモニタにおいて再生する場合、画像データに対してさらに画像処理が施される。しかしながら、すでに画像処理が施されている画像データに対してさらに画像処理を施すと、デジタルカメラにおいて想定した画質あるいは再生装置において想定した画質を有する再生画像が得られなくなるおそれがある。このため、画像データ付与された画像処理モードを表す画像処理情報に基づいて、その画像処理情報に関連して画像データにすでに施されている画像処理を考慮して画像データに対して画像処理を施す方法が提案されている(特許文献2参照)。この方法によれば、画像データにすでに施されている画像処理を考慮することにより、適切な画像処理が施された処理済み画像データを得ることができる。
特開平10−191246号公報 特願2003−3816号
しかしながら、デジタルカメラのユーザが画像処理モードを誤って設定してしまった場合には、ユーザが意図しない画像処理が画像データに対して施されているにも拘わらず、その意図しない画像処理を考慮して画像処理が行われてしまうため、ユーザが想定した画質を有する再生画像が得られなくなってしまう。
例えば、タングステンモードを設定して屋外光下で撮影を行うと、得られる画像データにより表される画像はシアン〜ブルー味を帯びたものとなる。また、曇天モードや日陰モードを設定してタングステン光下で撮影を行うと、得られる画像データにより表される画像がオレンジ色味を帯びたものとなる。また、撮像装置のメーカーにより異なるが、ポートレートモードを設定した場合、絞りを開いて被写体深度を浅くして撮影を行い、さらに得られた画像データに対しては、シャープネス処理を弱くするとともに階調を軟調化する画像処理が施される。一方、風景モードを設定した場合、絞りを閉じて被写体深度を深くして撮影を行い、さらに得られた画像データに対しては、シャープネス処理を強くするとともに階調を硬調化する画像処理が施される。したがって、ポートレートモードを設定して風景を撮影した場合、得られる画像データにより表される画像はぼけた感じとなり、風景モードを設定して人物を撮影した場合、得られる画像データにより表される画像においてはシャープネスが強調されすぎて肌色がざらついた感じとなってしまう。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、撮影時にユーザが誤った画像処理モードを設定してしまった場合でも、画像処理機能を有するデジタルカメラにおいて得られた、すでに画像処理が施された画像データに対して、適切に画像処理を施すようにすることを目的とする。
本発明による画像処理装置は、デジタルカメラ等の撮像装置において設定された画像処理モードに応じた画像処理が施され、前記画像処理モードを表す画像処理情報を含む付帯情報が付与された画像データに対して、さらなる画像処理を施して処理済み画像データを得る処理手段を備えた画像処理装置において、
処理対象画像データの付帯情報と、前記処理対象画像データの直前に取得された画像データを含む、該処理対象画像データと撮影時間が前後する少なくとも1つの画像データに付与された付帯情報とに基づいて、前記処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであるか否かを判定する意図判定手段と、
該意図判定手段による判定が否定された場合、前記処理対象画像データに施された前記画像処理を解除する解除手段と、
該解除手段により前記画像処理が解除された処理対象画像データに対して前記さらなる画像処理を施すよう前記処理手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
「画像処理モード」とは、デジタルカメラ等の撮像装置において撮像装置のユーザが設定可能なものであり、例えば、タングステンモード、曇天モードおよび日陰モード等の光源種固定モード、並びにポートレートモード、風景/遠景モード、マクロ/クローズアップモードおよび海中写真モード等の仕上がり設定モード等がある。
ここで、画像データのフォーマットはJEIDA(日本電子工業振興協会)のExif(Exchangeable image file format)により規定されている。Exif形式のファイルはそのタグ情報として種々の情報を含めることができる。したがって、タグ情報を付帯情報とすることにより、画像データに付帯情報を付与することができる。なお、付帯情報には、画像処理モードを表す画像処理情報の他、撮影日時を表す情報、撮影場所を表す情報、ファイル名および撮像装置の機種情報等が含まれる。
「画像処理モードが意図されて設定されたものであるか否かを判定する」とは、その画像データを撮影等により取得する際に、撮像装置のユーザが意図して画像処理モードを設定したか否かを判定することをいう。
なお、本発明による画像処理装置においては、前記意図判定手段を、前記処理対象画像データおよび前記処理対象画像データの直前に取得された画像データの画像処理モードが一致するか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記処理対象画像データおよび前記少なくとも1つの画像データに付与された付帯情報に含まれる撮影日時情報に基づいて、前記処理対象画像データを得た際の撮影頻度および前記処理対象画像データの直前に取得された画像データと前記処理対象画像データとの撮影時間差を求め、前記撮影頻度および前記撮影時間差の関係が所定の関係を満たすか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであると判定する手段としてもよい。
また、本発明による画像処理装置においては、前記意図判定手段を、前記処理対象画像データおよび前記処理対象画像データの直前に取得された画像データの画像処理モードが一致するか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記処理対象画像データおよび前記処理対象画像データの直前に取得された画像データに付与された付帯情報に含まれる撮影場所情報に基づいて、前記処理対象画像データを取得した場所と前記直前に取得された画像データを取得した場所とが所定距離以内にあるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであると判定する手段としてもよい。
また、本発明による画像処理装置においては、前記制御手段を、前記意図判定手段による判定が肯定された場合、前記さらなる画像処理のうち、前記画像処理モードに応じた画像処理を未処理とするまたは処理量を小さくして前記処理対象画像データに対して前記さらなる画像処理を施すよう前記処理手段を制御する手段としてもよい。
「画像処理を未処理とする」とは、画像処理を施さないことを意味する。
本発明による画像処理方法は、撮像装置において設定された画像処理モードに応じた画像処理が施され、前記画像処理モードを表す画像処理情報を含む付帯情報が付与された画像データに対して、さらなる画像処理を施して処理済み画像データを得る画像処理方法において、
処理対象画像データの付帯情報と、前記処理対象画像データの直前に取得された画像データを含む、該処理対象画像データと撮影時間が前後する少なくとも1つの画像データに付与された付帯情報とに基づいて、前記処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであるか否かを判定し、
該判定が否定された場合、前記処理対象画像データに施された前記画像処理を解除し、
該画像処理が解除された処理対象画像データに対して前記さらなる画像処理を施すことを特徴とするものである。
なお、本発明による画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、処理対象の画像データおよび処理対象画像データの直前に取得された画像データの画像処理モードが一致するか否かが判定され、この判定が否定されると、処理対象画像データの付帯情報と、処理対象画像データの直前に取得された画像データを含む、処理対象画像データと撮影時間が前後する少なくとも1つの画像データに付与された付帯情報とに基づいて、処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであるか否かが判定される。この判定が否定された場合、処理対象画像データに施された画像処理が解除され、この画像処理が解除された処理対象画像データに対してさらなる画像処理が施される。したがって、デジタルカメラ等の撮像装置によりユーザが画像データを取得する際に、画像処理モードの設定を誤ってしまった場合でも、画像処理モードに応じた画像処理の影響を除去して、処理対象画像データに対して適切に画像処理を施すことができる。
ここで、画像処理モードを設定して撮影を行った後、一定時間以上経過して再度撮影を行う場合、撮影頻度が少なく、経過した時間が大きいほど先の撮影と後の撮影とで画像処理モードは異なる場合が多い。したがって、処理対象画像データと処理対象画像データの直前に取得された画像データとの画像処理モードが一致するか否かを判定し、この判定が肯定された場合に、処理対象画像データおよび少なくとも1つの画像データに付与された付帯情報に含まれる撮影日時情報に基づいて、処理対象画像データを得た際の撮影頻度および処理対象画像データの直前に取得された画像データと処理対象画像データとの撮影時間差を求め、撮影頻度および撮影時間差の関係が所定の関係を満たすか否かを判定し、この判定が肯定された場合に、処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであると判定することにより、処理対象画像データの画像処理モードが誤って設定されたものであるか否かを確実に判定することができる。
また、画像処理モードを設定して撮影を行った後、場所を変えて再度撮影を行う場合、先の撮影と後の撮影とで画像処理モードは異なる場合が多い。したがって、処理対象画像データおよび処理対象画像データの直前に取得された画像データの画像処理モードが一致するか否かを判定し、この判定が肯定された場合に、処理対象画像データおよび処理対象画像データの直前に取得された画像データに付与された付帯情報に含まれる撮影場所情報に基づいて、処理対象画像データを取得した場所と直前に取得された画像データを取得した場所とが所定距離以内にあるか否かを判定し、この判定が肯定された場合に、処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであると判定することにより、処理対象画像データの画像処理モードが誤って設定されたものであるか否かを確実に判定することができる。
また、意図判定手段による判定が肯定された場合には、さらなる画像処理のうち、処理対象画像データの画像処理モードに応じた画像処理を未処理とするまたは処理量を小さくして処理対象画像データに対してさらなる画像処理を施すことにより、設定した画像処理モードの影響を考慮してすでに画像処理が施された画像処理に対して、適切に画像処理を施すことができる。
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による画像処理装置を適用した画像出力システムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施形態による画像出力システムは、デジタルカメラ1および画像出力装置2からなり、デジタルカメラ1において取得された画像データS1を画像出力装置2においてプリントPとしてプリント出力するものである。
デジタルカメラ1は、レンズ、シャッタ、CCD等からなる撮像手段11、撮像手段11において取得された画像データS0に対して画像処理を施して出力用の画像データS1を得るDSC画像処理手段12、画像データS1をメモリカード14に記録する記録手段13、およびDSC画像処理手段12に対して種々の設定を行うセレクトダイヤルや設定ボタン等の入力手段15を備える。
撮影者であるユーザは、撮影により取得した画像データS0に対して施す画像処理の種類を、画像処理モードとして入力手段15を用いて設定することができる。ここで、画像処理モードとしては、オートホワイトバランス調整処理、光源種に応じたホワイトバランス調整処理(タングステンモード、曇天モード、日陰モード等)、階調補正処理、濃度補正処理、色補正処理、シャープネス処理、モノクロ処理、セピア処理、および仕上がり設定モード(夜景/花火モード、ポートレートモード、風景/遠景モード、マクロ/クローズアップモード、海中写真モード、ユーザ露光補正モード等)等が挙げられ、画像処理モードに応じた画像処理を画像データS0に施すことが可能である。ここで、ユーザ露光補正モードはユーザがマニュアル操作で露光条件を補正するモードである。また、オートブラケット機能、光学フィルタを用いた撮影、ソフトフォーカス撮影、インターバル撮影、連写、多重露光、テンプレートとの合成、フレーム合成等の設定を行うことも可能である。
DSC画像処理手段12は、撮影者であるユーザにより設定された画像処理モードに応じて、画像データS0に対して画像処理を施して出力用の画像データS1を得る。例えば、タングステンモード、曇天モードおよび日陰モードのように光源種固定モードが設定された場合には、設定された光源種固定モードに応じたホワイトバランス調整処理を画像データS0に対して施して出力用の画像データS1を得る。また、仕上がり設定モードとしてポートレートモードが設定された場合には、画像データS0に対してシャープネスを弱める処理および階調を軟調化する階調補正処理を施して出力用の画像データS1を得る。また、風景モードが設定された場合には、画像データS0に対してシャープネスを強める処理および階調を硬調化する階調補正処理を施して出力用の画像データS1を得る。
なお、出力用の画像データS1はExif形式の画像データであり、そのタグ情報Gに画像データS1に施されている画像処理モード等を表す画像処理情報が含められる。なお、タグ情報Gには、画像データS1の撮影日時を表す撮影日時情報およびデジタルカメラ1の機種を表す機種情報が含まれる。
記録手段13は、タグ情報Gが付与された画像データS1をメモリカード14に記録する。
このようなデジタルカメラ1においては、撮像手段11が画像データS0を取得し、DSC画像処理手段12が、入力手段15から入力された画像処理モードに基づいて、画像データS0に対して画像処理を施して出力用の画像データS1を得る。また、出力用の画像データS1には、画像処理モードが画像処理情報としてタグ情報Gに含められ、記録手段13が画像データS1をメモリカード14に記録する。
画像出力装置2は、メモリカード14から処理対象の画像データS1およびこれに時間的に前後する複数の画像データS10を読み出すカードスロット等の読出手段21、画像データS1に対して画像処理を施して処理済み画像データS2を得る出力画像処理手段22、画像データS1を取得した際に設定された画像処理モードがデジタルカメラ1のユーザの意図により設定されたものであるか否かを判定するモード判定手段23、モード判定手段23における判定結果に応じて、出力画像処理手段22に対して画像データS1に施す画像処理の処理内容を設定する設定手段24、処理済み画像データS2をプリント出力するプリント出力手段25、およびモード判定手段23において画像データS1を取得した際の画像処理モードがデジタルカメラ1のユーザの意図により設定されたものでないと判定された場合に、画像データS1に施された画像処理を解除して解除済み画像データS1′を得、これを画像データS1に代えて出力画像処理手段22に入力する解除手段26を備える。
図2は出力画像処理手段22が行う処理を示す概略ブロック図である。図2に示すように、出力画像処理手段22は、画像データS1,S1′を縮小し、縮小した画像データS1,S1′に基づいて画像処理条件Jを算出し、算出した画像処理条件Jに基づいて、露出補正処理、ホワイトバランス調整処理、階調補正処理、色補正処理、サイズを合わせるための拡大縮小処理およびシャープネス処理を画像データS1,S1′に対して施して処理済み画像データS2を得る。そして、この出力画像処理手段22が行う画像処理の処理内容を設定手段24が設定する。
モード判定手段23は、まず、画像データS1および複数の画像データS10のうち画像データS1の直前に取得された画像データ(S11とする)のタグ情報Gに含まれる画像処理情報を参照し、画像データS1および画像データS11の画像処理モードが一致するか否かを判定する(第1の判定)。
第1の判定が否定された場合、画像データS1の画像処理モードがデジタルカメラ1のユーザの意図により設定されているものとして、判定結果を設定手段24に出力する。
一方、第1の判定が肯定された場合、画像データS1および複数の画像データS10のタグ情報Gに含まれる撮影日時情報を参照し、画像データS1を取得する前の一定時間(例えば数時間)内に取得された画像データの数を撮影頻度として求める。なお、複数の画像データS10における最新の撮影日時と最古の撮影日時との間の時間差によって画像データS1および複数の画像データS10の総数を除算し、この除算の結果を撮影頻度としてもよい。また、モード判定手段23は、画像データS1および画像データS1の直前に取得された画像データS11のタグ情報Gに含まれる撮影日時情報に基づいて、画像データS11と画像データS1との撮影時間差を求める。
ここで、モード判定手段23は図3に示すように撮影頻度と撮影時間差との関係を表す直線Lを規定する関係式を記憶している。そして、求めた撮影頻度および撮影時間差をこの関係式を表すグラフ上にプロットし、プロットが関係式により規定される直線Lよりも下方(すなわち図3における斜線部)にあるか否かを判定する(第2の判定)。ここで、例えば、単位時間当たりの撮影頻度が1回である場合において、撮影時間差が2時間以上である場合には、プロットは直線Lよりも上方になるため、第2の判定は否定される。逆に、単位時間当たりの撮影頻度が1回である場合において、撮影時間差が1時間である場合には、プロットは直線Lよりも下方になるため、第2の判定は肯定される。
第2の判定が肯定された場合、モード判定手段23は、画像データS1の画像処理モードがデジタルカメラ1のユーザの意図により設定されているものとして、判定結果を設定手段24に出力する。
ここで、画像処理モードを設定して撮影を行った後、一定時間以上経過して再度撮影を行う場合、撮影頻度が少なく、経過した時間が大きいほど先の撮影と後の撮影とで画像処理モードは異なる場合が多い。このため、第2の判定が否定された場合、モード判定手段23は、画像データS1の画像処理モードはユーザの意図に基づいて設定されたものではないとして、判定結果を設定手段24および解除手段26に出力する。
設定手段24は、モード判定手段23が出力した判定結果に応じて、出力画像処理手段22が行う画像処理の内容を設定する。すなわち、第1の判定が否定された場合、および第1の判定が肯定されかつ第2の判定が肯定された場合は、画像データS1の画像処理モードに応じた画像処理については、処理を行わないよう出力画像処理手段22の設定を行う。例えば、画像処理モードがタングステンモード、曇天モードおよび日陰モード等の光源種固定モードである場合には、ホワイトバランス調整処理を行わないよう出力画像処理手段22の設定を行う。また、画像処理モードがポートレートモードや風景モードである場合には、階調補正処理およびシャープネス処理を行わないよう出力画像処理手段22の設定を行う。
一方、第1の判定が肯定されかつ第2の判定が否定された場合は、通常の処理を行うよう出力画像処理手段22の設定を行う。なお、通常の処理とは、露出補正処理、ホワイトバランス調整処理、階調補正処理、色補正処理、サイズを合わせるための拡大縮小処理およびシャープネス処理の全てを行う処理である。
解除手段26は、モード判定手段23から第1の判定が肯定されかつ第2の判定が否定された判定結果が入力されると、画像データS1に施されている画像処理を解除する。
例えばタングステンモード等の光源種固定モードを設定することにより画像データS1が取得された場合には、画像データS1により表される画像(以下画像についても参照符号S1を用いる)の色味は光源種に応じて異なるものとなっているため、これを解消する処理を行う。具体的には、デジタルカメラ1内のRGBゲイン値の逆数を画像S1の各画素のRGB値に乗算することにより、画像データS1に施されている画像処理を解除する。
なお、RGBゲイン値はデジタルカメラ1の機種によって異なる。このため、解除手段26はデジタルカメラ1の機種に応じたRGBゲイン値をテーブルとして記憶しており、画像処理を解除する際には、画像データS1のタグ情報Gに含まれる機種情報および記憶したテーブルを参照して、画像データS1を取得したデジタルカメラ1の機種に対応するRGBゲイン値を求める。
ここで、RGBゲイン値がデジタルカメラ1の機種毎にあらかじめ分かっている場合はその値をテーブルに登録すればよいが、RGBゲイン値が分かっていない場合には、そのデジタルカメラ1においてタングステンモードを設定して例えば撮影頻度が最も多い屋外にてグレーチャートを撮影してRGBの色データからなる画像データを得、R=G=Bとなる補正ゲインをRGBゲイン値として求め、これをテーブルに登録すればよい。
また、画像処理を解除するに際し、画像データS1がsRGB信号である場合には、画像データS1を構成するRGB各色データを真数へ変換し、R=G=Bとなる補正ゲインをRGBゲイン値とすることにより、精度よく画像処理を解除できる。このため、画像データS1がsRGB信号である場合には、下記の式(1)により画像データS1を構成するRGB各色データを真数に変換すればよい。なお、下記の式(1)においては、Rのみについて示しているが、G,Bについても同様の式により真数に変換することができる。
R′=R/255
R″=((R′+0.055)/1.055)3.4(R′≧0.03928)
R″=R′/12.92(0≦R′≦0.03928) (1)
但し、R″:真数
また、ポートレートモードを設定することにより画像データS1が取得された場合には、シャープネスが弱められるとともに階調が軟調化されているため、シャープネスを強めるとともに階調を硬調化する画像処理を画像データS1に対して施して解除済み画像データS1′を得る。
なお、本実施形態ではデジタルカメラ1においてポートレートモードを設定すると、シャープネスを弱めるとともに階調を軟調化する画像処理を行っているが、同じポートレートモードであってもデジタルカメラ1の機種に応じてその処理の程度は異なるものである。このため、解除手段26はデジタルカメラ1の機種に応じたポートレートモード設定時に行われる画像処理の程度をテーブルとして記憶しており、ポートレートモードに応じた画像処理を解除する際には、画像データS1のタグ情報Gに含まれる機種情報および記憶したテーブルを参照して、画像データS1を取得したデジタルカメラ1の機種に対応するポートレートモード設定時に行われる画像処理の程度を求め、その程度に応じて画像データS1に施されている画像処理を解除する。
ここで、施した画像処理の程度がデジタルカメラ1の機種毎にあらかじめ分かっている場合はその画像処理の程度をテーブルに登録すればよいが、画像処理の程度が分かっていない場合がある。このような場合には、そのデジタルカメラ1においてポートレートモードを設定した場合および画像処理モードを設定しない場合のそれぞれにおいて、白黒の矩形波チャートおよびグレーステップチャートをそれぞれ撮影し、ポートレートモードを設定した場合および画像処理モードを設定しない場合のそれぞれにおいて取得された画像データの周波数特性および階調特性の差を求め、この差を画像処理の程度としてテーブルに登録すればよい。
次いで、本実施形態における画像出力装置2の動作について説明する。図4は本実施形態における画像出力装置2の動作を示すフローチャートである。まず、読出手段21がメモリカード14から画像データS1および複数の画像データS10を読み出し(ステップS1)、読み出した画像データS1および複数の画像データS10にそれぞれ付与されているタグ情報Gをモード判定手段23に入力する。モード判定手段23は、画像データS1および複数の画像データS10のうち画像データS1の直前に取得された画像データS11のタグ情報Gに含まれる画像処理情報を参照し、画像データS1および画像データS11の画像処理モードが一致するか否かを判定する(第1の判定、ステップS2)。
ステップS2が肯定されると、撮影頻度および撮影時間差を求め(ステップS3)、求めた撮影頻度および撮影時間差を図3に示すようにあらかじめ記憶した関係式により表されるグラフ上にプロットし、プロットが関係式により規定される直線Lよりも下方(すなわち図3における斜線部)にあるか否かを判定する(第2の判定、ステップS4)。
ステップS4が肯定されると、画像処理モードがユーザの意図により設定されているため、モード判定手段23は判定結果を設定手段24に出力し、設定手段24は画像処理モードに応じた画像処理については処理を行わないよう出力画像処理手段22を設定する(ステップS5)。なお、ステップS2が否定された場合もステップS5に進み、設定手段24が画像処理モードに応じた画像処理については処理を行わないよう出力画像処理手段22を設定する
ステップS4が否定されると、画像処理モードがユーザの意図により設定されていないため、モード判定手段23は判定結果を設定手段24および解除手段26に出力し、設定手段24は通常の画像処理を行うよう出力画像処理手段22を設定する(ステップS6)。また、解除手段26は画像データS1に施されている画像処理を解除し(解除処理)、解除済み画像データS1′を取得し、画像データS1に代えて解除済み画像データS1′を出力画像処理手段22に入力する(ステップS7)。なお、ステップS6およびステップS7の処理は並列に行ってもよく、ステップS7の処理を先に行ってもよい。
このように、画像処理の内容が設定された後、出力画像処理手段22が画像データS1または画像データS1′に対して画像処理を施して処理済み画像データS2を得る(ステップS8)。処理済み画像データS2はプリント出力手段25においてプリントPとしてプリント出力され(ステップS9)、処理を終了する。
このように、本実施形態においては、画像データS1の画像処理モードと画像データS11の画像処理モードとが一致するか否かの第1の判定を行い、この判定が肯定されると、撮影頻度および撮影時間差を求めてこれらが図3に示すあらかじめ記憶した関係式により規定される直線Lよりも下方にあるか否かの第2の判定を行い、第2の判定が否定された場合に、画像データS1の撮影時に設定した画像処理モードがユーザの意図により設定されたものではないとして、画像データS1に施されている画像処理を解除するようにしたものである。
このため、デジタルカメラ1によりユーザが画像データS1を取得する際に、画像処理モードの設定を誤ってしまった場合でも、画像処理モードに応じた画像処理の影響を除去して、画像データS1に対して適切に画像処理を施すことができる。
ここで、画像処理モードを設定して撮影を行った後、一定時間以上経過して再度撮影を行う場合、撮影頻度が少なく、経過した時間が大きいほど先の撮影と後の撮影とで画像処理モードは異なる場合が多い。したがって、上記第1の判定を行い、この判定が肯定された場合に上記第2の判定を行い、この第2の判定が否定された場合に、画像データS1の画像処理モードが意図されて設定されたものでないと判定することにより、処理対象の画像データS1の画像処理モードが誤って設定されたものであるか否かを確実に判定することができる。
なお、モード判定手段23の判定結果および画像データS1に施した画像処理の内容を表す情報をプリントPの裏面等にプリントすることが好ましい。例えば、「ポートレートモードがユーザの意図により設定されていないため、通常の画像処理を行いました。」のようにプリントを行えばよい。この場合、文字に代えて判定結果および画像処理の内容を表す情報を特定できるイラストをプリントしてもよい。これにより、そのプリントPを見たユーザは、撮影時にデジタルカメラ1において設定した画像処理モードが正しかったか誤っていたかを容易に認識することができる。
また、上記実施形態においては、上記第1の判定が肯定された場合に、撮影頻度および撮影時間差を求め、この撮影頻度および撮影時間差の関係が図3に示すあらかじめ記憶した関係式により規定される直線Lよりも下方にあるか否かを判定することにより、画像処理モードがユーザが意図して設定したものであるか否かを判定しているが、画像処理モードを設定して撮影を行った後、場所を変えて再度撮影を行う場合、先の撮影と後の撮影とで画像処理モードは異なる場合が多い。
このため、デジタルカメラ1にGPS衛星からの測位用電波を受信するGPS機能を設け、画像データS1のタグ情報Gに撮影場所(すなわち緯度および経度)を表す撮影場所情報を含め、第1の判定が肯定された場合に、画像データS1の撮影場所と、画像データS1の直前に取得された画像データS11の撮影場所とがあらかじめ設定した距離(例えば500m)以内であるか否かを判定し、この判定が否定された場合に画像処理モードがユーザが意図して設定したものではないと判定するようにしてもよい。以下これを本発明の他の実施形態として説明する。
図5は本発明の他の実施形態における画像出力装置2の動作を示すフローチャートである。まず、読出手段21がメモリカード14から画像データS1および画像データS1の直前に取得された画像データS11を読み出し(ステップS11)、読み出した画像データS1および画像データS11にそれぞれ付与されているタグ情報Gをモード判定手段23に入力する。モード判定手段23は、画像データS1および画像データS11のタグ情報Gに含まれる画像処理情報を参照し、画像データS1および画像データS11の画像処理モードが一致するか否かを判定する(第1の判定、ステップS12)。
ステップS12が肯定されると、モード判定手段23は、画像データS1および画像データS11のタグ情報Gに含まれる撮影場所情報に基づいて、画像データS1の撮影場所と画像データS11の撮影場所との距離を算出し(ステップS13)、この距離があらかじめ設定した距離以内であるか否かを判定する(第3の判定とする、ステップS14)。
ステップS14が肯定されると、画像処理モードがユーザの意図により設定されているため、モード判定手段23は判定結果を設定手段24に出力し、設定手段24は画像処理モードに応じた画像処理については処理を行わないよう出力画像処理手段22を設定する(ステップS15)。なお、ステップS12が否定された場合もステップS15に進み、設定手段24が画像処理モードに応じた画像処理については処理を行わないよう出力画像処理手段22を設定する
ステップS14が否定されると、画像処理モードがユーザの意図により設定されていないため、モード判定手段23は判定結果を設定手段24および解除手段26に出力し、設定手段24は通常の画像処理を行うよう出力画像処理手段22を設定する(ステップS16)。また、解除手段26は画像データS1に施されている画像処理を解除し(解除処理)、解除済み画像データS1′を取得し、画像データS1に代えて解除済み画像データS1′を出力画像処理手段22に入力する(ステップS17)。なお、ステップS16およびステップS17の処理は並列に行ってもよく、ステップS17の処理を先に行ってもよい。
このように、画像処理の内容が設定された後、出力画像処理手段22が画像データS1または画像データS1′に対して画像処理を施して処理済み画像データS2を得る(ステップS18)。処理済み画像データS2はプリント出力手段25においてプリントPとしてプリント出力され(ステップS19)、処理を終了する。
なお、上記各実施形態において、画像出力装置2に各種表示を行うモニタを設け、モード判定手段23における判定結果をモニタに表示し、その結果に応じて処理を続行するか否かをオペレータに選択させるようにしてもよい。
また、上記各実施形態においては、画像処理モードがユーザが意図して設定したものであると判定された場合に、画像処理モードに応じた画像処理を行わないようにしているが、画像処理モードに応じた画像処理については処理量を小さくして、通常の画像処理を行うようにしてもよい。
本発明の実施形態による画像出力装置を適用した画像出力システムの構成を示す概略ブロック図 出力画像処理手段において行われる処理を示す概略ブロック図 撮影頻度と撮影時間差との関係を示すグラフ 本実施形態における画像出力装置の動作を示すフローチャート 本発明の他の実施形態における画像出力装置の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 画像出力装置
11 撮像手段
12 DSC画像処理手段
13 記録手段
14 メモリカード
15 入力手段
21 読出手段
22 出力画像処理手段
23 モード判定手段
24 設定手段
25 プリント出力手段
26 解除手段

Claims (6)

  1. 撮像装置において設定された画像処理モードに応じた画像処理が施され、前記画像処理モードを表す画像処理情報を含む付帯情報が付与された画像データに対して、さらなる画像処理を施して処理済み画像データを得る処理手段を備えた画像処理装置において、
    処理対象画像データの付帯情報と、前記処理対象画像データの直前に取得された画像データを含む、該処理対象画像データと撮影時間が前後する少なくとも1つの画像データに付与された付帯情報とに基づいて、前記処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであるか否かを判定する意図判定手段と、
    該意図判定手段による判定が否定された場合、前記処理対象画像データに施された前記画像処理を解除する解除手段と、
    該解除手段により前記画像処理が解除された処理対象画像データに対して前記さらなる画像処理を施すよう前記処理手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記意図判定手段は、前記処理対象画像データおよび前記処理対象画像データの直前に取得された画像データの画像処理モードが一致するか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記処理対象画像データおよび前記少なくとも1つの画像データに付与された付帯情報に含まれる撮影日時情報に基づいて、前記処理対象画像データを得た際の撮影頻度および前記処理対象画像データの直前に取得された画像データと前記処理対象画像データとの撮影時間差を求め、前記撮影頻度および前記撮影時間差の関係が所定の関係を満たすか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであると判定する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記意図判定手段は、前記処理対象画像データおよび前記処理対象画像データの直前に取得された画像データの画像処理モードが一致するか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記処理対象画像データおよび前記処理対象画像データの直前に取得された画像データに付与された付帯情報に含まれる撮影場所情報に基づいて、前記処理対象画像データを取得した場所と前記直前に取得された画像データを取得した場所とが所定距離以内にあるか否かを判定し、該判定が肯定された場合に、前記処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであると判定する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記意図判定手段による判定が肯定された場合、前記さらなる画像処理のうち、前記画像処理モードに応じた画像処理を未処理とするまたは処理量を小さくして前記処理対象画像データに対して前記さらなる画像処理を施すよう前記処理手段を制御する手段であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像処理装置。
  5. 撮像装置において設定された画像処理モードに応じた画像処理が施され、前記画像処理モードを表す画像処理情報を含む付帯情報が付与された画像データに対して、さらなる画像処理を施して処理済み画像データを得る画像処理方法において、
    処理対象画像データの付帯情報と、前記処理対象画像データの直前に取得された画像データを含む、該処理対象画像データと撮影時間が前後する少なくとも1つの画像データに付与された付帯情報とに基づいて、前記処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであるか否かを判定し、
    該判定が否定された場合、前記処理対象画像データに施された前記画像処理を解除し、
    該画像処理が解除された処理対象画像データに対して前記さらなる画像処理を施すことを特徴とする画像処理方法。
  6. 撮像装置において設定された画像処理モードに応じた画像処理が施され、前記画像処理モードを表す画像処理情報を含む付帯情報が付与された画像データに対して、さらなる画像処理を施して処理済み画像データを得る画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    処理対象画像データの付帯情報と、前記処理対象画像データの直前に取得された画像データを含む、該処理対象画像データと撮影時間が前後する少なくとも1つの画像データに付与された付帯情報とに基づいて、前記処理対象画像データの画像処理モードが意図されて設定されたものであるか否かを判定する手順と、
    該判定が否定された場合、前記処理対象画像データに施された前記画像処理を解除する手順と、
    該画像処理が解除された処理対象画像データに対して前記さらなる画像処理を施す手順とを有することを特徴とするプログラム。
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