JP2006352243A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザがプリント写真を受け取る前に画像データの不良を知ることができる撮影装置を提供する。
【解決手段】撮影時に警告表示を行ったにも拘わらず、撮影が行なわれた場合には、画像データに対応づけて警告内容(不良内容)もメモリカードに記録するようにする。そうするとそのメモリカードを装填することにより、デジタルカメラ等の撮影装置、あるいは現像店の専用ツールの表示画面上でプリント指示を行う(あるいはプリント指示が妥当であったかどうかの確認を行う)ときにそのメモリカードから不良情報を読み取って画像とともに不良であることが表示画面上に表示されるようになるので、ユーザはプリント写真を受け取る前に表示画面上でプリント写真にしようとしている画像の不良に気付くようになる。
【選択図】図3
【解決手段】撮影時に警告表示を行ったにも拘わらず、撮影が行なわれた場合には、画像データに対応づけて警告内容(不良内容)もメモリカードに記録するようにする。そうするとそのメモリカードを装填することにより、デジタルカメラ等の撮影装置、あるいは現像店の専用ツールの表示画面上でプリント指示を行う(あるいはプリント指示が妥当であったかどうかの確認を行う)ときにそのメモリカードから不良情報を読み取って画像とともに不良であることが表示画面上に表示されるようになるので、ユーザはプリント写真を受け取る前に表示画面上でプリント写真にしようとしている画像の不良に気付くようになる。
【選択図】図3
Description
本発明は、被写体を捉え撮像により画像データを生成して記録メディアに記録する撮影装置に関する。
デジタルカメラ等では、画像データをメモリーカードに記録するときに、画像データとヘッダ情報とをあわせて画像ファイル(Exifファイル)にして記録するようにしているので、そのヘッダ情報の中に撮影日時を初めとした様々な情報を書き込んでおくことができる。このようなヘッダ情報の中に画質情報等を付加しておいて後からプリンタでそのメモリカード内の画像データに基づく画像をプリントしようとするときにデジタルカメラで得た画像の色合い等を忠実に再現してプリントすることができるようにしようとする技術が数多く提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
またそのヘッダ情報の中にDPOFと呼ばれる規格に対応した、プリントしたいコマ情報等も書き込むこともできる(例えば特許文献3参照)。このコマ情報をヘッダ情報としてメモリカードに書き込んでおくと、そのメモリカードを現像店に持っていくことによって撮影コマに関するプリント情報例えば画質やプリント枚数などが現像機などにより読み取られて読み取られた画質で読み取られた枚数分のプリント写真が作成される。さらにこのようにメモリカード内に記憶されている画像データに対応付けてコマごとにプリント情報が書き込まれていると、プリント予約を行った画像ファイル等の管理が行ない易くなるという利点も得られる。
ところで、被写体に応じては撮影時に露出アンダーや露出オーバ等になることもあり、デジタルカメラの中にはそのような場合に撮影を行なおうとしているユーザに対して警告表示を行なうようにしているものもある。しかし、ユーザの中にはその警告表示が眼に入らず、思わずシャッタチャンスを逃すまいとしてシャッタを切ってしまう人も多い。
最近のデジタルカメラにおいては、上記したようにメモリカードに画像データが記録されるようになっているので、失敗撮影であれば、後からその画像ファイルを消去することができる。しかし露出オーバ気味であったり、露出アンダー気味であったりした場合には、プリント予約を行なう際の画面上の画像表示では気付かなかった露出状態の悪さにプリント写真を受け取った後になってから気付くユーザもいる。
特開2000−354255号公報
特開2003−283986号公報
特開2000−125233号公報
本発明は、上記事情に鑑み、ユーザがプリント写真を受け取る前に画像データの不良を知ることができる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、被写体を捉え撮像により画像データを生成して記録メディアに記録する撮影装置において、
不良な画像データが得られる可能性があることもしくは不良な画像データが得られたことを検出する不良検出手段と、
撮影により得られた画像データを記録メディアに記録するとともに上記不良検出手段により不良が検出された画像データについてはその画像データを記録するとともにその画像データに対応付けて不良情報を記録する画像記録手段とを備えたことを特徴とする。
不良な画像データが得られる可能性があることもしくは不良な画像データが得られたことを検出する不良検出手段と、
撮影により得られた画像データを記録メディアに記録するとともに上記不良検出手段により不良が検出された画像データについてはその画像データを記録するとともにその画像データに対応付けて不良情報を記録する画像記録手段とを備えたことを特徴とする。
上記画像記録手段によれば、上記不良検出手段により例えば露出オーバ気味であるであるとか、露出アンダ気味であるとか、またピンボケ気味であるとかが検出され、その不良な画像データとともに不良情報が記録メディアに記録される。
そうすると、この記録メディアをパーソナルコンピュータに装填してプリント指示予約プログラムを起動してプリント指示の予約を行おうとしているときにプリント指示の予約画面上に画像データに基づく画像とともに上記不良情報を表示することができるようになるので、その画面を見たユーザは、プリント写真にするかどうかをその画面上の不良情報に基づいて判断することができるようになる。
つまり、いままでのように画面上の画像表示では気付かなかった露出状態の悪さにプリント写真を受け取った後になってから気付くといったことがなくなり、プリント写真を受け取る前、例えば自分の撮影装置上の画面を見たとき、あるいは現像店にいってこれからプリントを依頼しようとして専用ツールの表示画面を見たときに画像データの不良を知ることができるようになる。
また、ユーザにより例えばスローシャッタ(1/30S以上の長いシャッタ秒時)が設定されて撮影が行なわれようとしているときには撮影前に手ぶれが発生し易くなるという警告が表示画面上に表示されてしまう撮影装置がある。そのような撮影装置においては上記不良な画像データが得られる可能性があること、言い換えれば手ぶれにより不良な画像データが得られる可能性があることが不良情報として記録メディアに記録されることになる。このような場合においても表示画面上に不良情報として手ぶれにより不良な画像データが得られる可能性があったことを表示することができるので、その画面を見たユーザは、プリント写真にするかどうかをその画面上の不良情報に基づいて判断することができるようにもなる。
すなわち、ユーザがプリント写真を受け取る前に画像データの不良を知ることができる撮影装置が実現される。
ここで、上記記録メディアに記録されている画像データの中からプリント候補の画像を表わす画像データを読み出してその画像データに基づく画像を表示画面上に表示するとともにユーザ操作によるプリント指示情報を上記記録メディアにその画像データに対応付けて記録するプリント指示手段を備え、
そのプリント指示手段は、上記表示画面に画像を表示するにあたり、
その画像を表わす画像データに対応付けて不良情報が記録されていた場合にその画像とともにその不良情報を表示するものであることが好ましい。
そのプリント指示手段は、上記表示画面に画像を表示するにあたり、
その画像を表わす画像データに対応付けて不良情報が記録されていた場合にその画像とともにその不良情報を表示するものであることが好ましい。
この撮影装置が上記プリント指示手段を備えたものであると、そのプリント指示手段により上記表示画面上に表示されている画像を見ながら、その画像を表わすデータに対応付けてプリント指示情報を記録メディアに記録することができるようになる。つまり、ユーザはその表示画面上の不良情報によってプリント写真にするかどうかを判断することができるようになる。
すなわち、この撮影装置上でプリント指示情報を画像データに対応づけて記録メディアに記録したときに、言い換えれば現像店に持っていく前に表示画面上の表示により画像データの不良を知ることができるようになる。
さらに、赤外線通信モードやPcitBridgeモードを有する撮影装置にあっては、上記プリント指示手段によって、プリンタに向けてプリント指示を行うときにこの撮影装置の表示画面上に画像とともにその画像に対応付けられた上記不良情報を表示するようにしてプリント写真にする前にユーザにプリント写真にするかどうかの判断を促すようなことも行なえる。
以上、説明したように、ユーザがプリント写真を受け取る前に画像データの不良を知ることができる撮影装置が実現される。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラを示す図である。
図1に示すように、本実施形態のデジタルカメラ100のカメラボディ中央にはレンズ鏡胴170が配備されている。そのレンズ鏡胴170にフォーカスレンズを含む撮影光学系が内蔵されており、その撮影光学系を通してデジタルカメラ100内部に配備されているCCD固体撮像素子(以降CCDという)まで被写体の像が導かれるようになっている。また、レンズ鏡胴170上方にはファインダ105が設けられており、さらにそのファインダの横には閃光発光窓160が配備されている。
このデジタルカメラ1では、デジタルカメラ1内部の後述するCCDでスルー画や撮影画像を表す画像信号が生成される他、CCDで得られた画像信号が持つ被写界輝度分布を後述するYC処理部により検出することにより合焦位置や被写体輝度値が検出されるようになっている。本実施形態のデジタルカメラ100には、半押しと全押しの2つの操作態様を有するレリーズボタン102が配備されているので、半押し時に上記YC処理部による被写界輝度分布の検出に応じて絞りの開口径が被写界輝度にあうように調節されたり、その被写界輝度分布からさらにコントラストが抽出されてそのコントラストのピークが得られるところ(合焦位置とする)にフォーカスレンズが配置されたりする。このように絞り径や合焦位置の調整が行なわれた後、全押し時に全押しタイミングに応じて後述するCCDに露光開始信号が供給され撮影が開始されるようになっている。
また、本実施形態のデジタルカメラ1では、上記YC処理部116で画像データから被写界輝度分布を検出したときに、後述するメインCPUが充分な輝度(あるいはコントラスト)が得られないような画像データであると判定した場合には、不良な画像データ(露出不良になる危険性がある画像データであったり、合焦不良になる危険性がある画像データであったりする)が得られる危険性があるとして、LCDパネル150上に警告表示を行なうようにもしている。
ここで、図2を参照してデジタルカメラ100内部の構成を説明する。
図2は、デジタルカメラ100の内部に配備された信号処理部の構成ブロック図である。
本実施形態のデジタルカメラ100ではすべての処理がメインCPU110によって制御されていて、このメインCPU110の入力部に電源スイッチ101aや撮影モードダイヤル101eなどからの操作信号がそれぞれ供給されている。メインCPU110はEEPROM110aを有しており、このEEPROM110aの中にはデジタルカメラ100として動作するために必要なプログラムが書き込まれている。このような構成を持つデジタルカメラの電源スイッチ101a(図1参照)が投入されると、EEPROM110a内のプログラムの手順にしたがってCPU110によりこのデジタルカメラ100全体の動作が制御される。このプログラムの中にはYC処理部116の検出結果に応じて不良な画像データが得られる、あるいは不良な画像でータが得られたことを検出してユーザに表示することにより画像データの不良を知らせる警告表示用のプログラムも含まれている。
まず画像信号の流れを、図2を参照して説明する。
スイッチ群101の中の電源スイッチ101a(図1参照)が投入されたら、メインCPU110により電源スイッチ101aが投入されたことが検知され、電源130からメインCPU110,測光測距CPU120などの各ブロックに電力が供給される。電源130から電力が各ブロックに供給されたときにモードレバー101eが撮影側に切り替えられていた場合には、メインCPU110と測光測距CPU120の制御の基、まずCCD110に結像された被写体像が画像信号として所定の間隔ごとに間引かれて出力され、その出力された画像信号に基づく被写体像が画像表示LCD15のLCDパネル150上に表示される。このCCD112には測光・測距CPUの制御の基、クロックジェネレータ(以下、CGという)1121からタイミング信号が供給されており、このタイミング信号によって所定の間隔ごとに、画像信号が間引かれて出力される。このCG1121はメインCPU110及び測光・測距CPU120からの指示に基づいてタイミング信号を出力しており、そのタイミング信号は、CCD112の他、後段のA/D部113、およびホワイトバランス調整・γ処理部114にも供給されている。したがって、CCD112、A/D部113、ホワイトバランス・γ処理部114ではそのタイミング信号に同期して順序良く画像信号の処理が流れるように行なわれる。
このように各CPU110,120の指示に応じてCG1121から出力されるタイミング信号に同期してA/D部113でデジタルの画像信号に変換され、またホワイトバランスγ処理部114でホワイトバランス調整やγ補正が所定の間隔ごとに行なわれていくときには、それらの画像信号の流れをうまく処理する必要があるので、後段にバッファメモリ115を設けて、そのバッファメモリ115によって所定の間隔ごとに画像信号をYC処理部116に転送していくタイミングを調整している。そのバッファメモリ115からは古い時刻に記憶された画像信号から先にYC処理部116へ転送される。そのYC処理部116に転送された画像信号は、YC処理部116でRGB信号からYC信号に変換され、その後バス121を介してその変換されたYC信号が画像表示LCD15側に供給される。この画像表示LCD15の前段にはYC信号をRGB信号に変換するYC→RGB変換部151があり、このYC→RGB変換部151でYC信号が再び画像表示LCD15のγ特性にあったRGB信号に変換され、その変換されたRGB信号がドライバ152を経由して画像表示LCD15に供給される。この供給されたRGB信号に基づいて画像表示LCD15のLCDパネル150上に被写体像の画像表示が行なわれる。前述したCG1121から出力されるタイミング信号に同期してCCD112、A/D部113、WB/γ補正部114が動作して、所定の間隔ごとにCCD112で生成された画像信号が処理されている訳であるから、この画像表示LCD15の表示パネル150上には撮影レンズが向けられた方向の被写体が被写体像として常に表示され続ける。
この表示され続けている被写体像を視認しながら、シャッタチャンスにレリーズボタン102が押されると、レリーズボタン102の押下タイミングを起点として所定の時間を経た後、CCD112に結像された画像信号すべてがRGB信号となって出力される。このRGB信号はYC処理部116でYC信号に変換されてさらに圧縮・伸張部117でYC信号が圧縮され、その圧縮された画像信号がメモリカード119に記録される。この圧縮・伸張部117では静止画についてはJPEG規格に準拠した圧縮方法で圧縮が行なわれてメモリカード119に画像信号が記録される。
ここでは、前述したようにYC処理部116で、CCD112で得た画像データから被写界輝度分布を検出してその被写界輝度分布に応じてメインCPU110が露出アンダあるいは露出オーバあるいはピンボケになる危険性があるかどうかを判定するようにしている。ここでメインCPU110がその危険性があると判定したときには、圧縮・伸張部117およびI/F118からなる、本発明にいう画像記録部がヘッダ情報としてその危険性を不良情報として記録するようにしている。
このようにヘッダ部には圧縮情報や撮影情報、さらにはその不良情報が書き込まれるようになっているため、このデジタルカメラ100のモードレバー101eが再生側に切り替えられたら、メモリカード119からそのファイルのヘッダがまず読み出され、そのヘッダ内の圧縮情報に基づいてファイル内の圧縮画像信号が伸張されて画像信号が元に復元された後、その画像信号に基づく被写体像がLCDパネル150上に表示され、さらにヘッダ内の不良情報の内容もその被写体像に重ねて表示される。
また、本実施形態のデジタルカメラは、撮影モードレバー101eが再生モードに切り替えられた状態にあるときにメモリカード119に記録されている画像データの中からプリント候補の画像を表わす画像データを読み出してその画像データに基づく画像を画像表示LCD15のLCDパネル150上に表示する再生モードに加え、ユーザ操作によるプリント指示情報を記録メディアであるメモリカード119にその画像データに対応付けて記録するDPOFモードを有しており、メニューボタンの操作によりそのDPOFモードが選択されるとこのデジタルカメラ上でプリント指示が行なえるようにもなっている。
本実施形態のデジタルカメラにおいては、このDPOFモードが選択されたときにも上記不良情報をLCDパネル150上に表示するようにしてユーザに画像データの不良を知らせるようにしている。この例においては上記YC処理部と上記メインCPUとが本発明にいう不良検出手段にあたる。
ここで、電源スイッチ101aが投入されモードレバー101eにより撮影モードが指定され、さらにレリーズボタン102が半押しから全押しへと操作されたときにメインCPU110が行なう撮影処理を説明する。
図3は、メインCPU110が行なう撮影処理の手順を示すフローチャートである。
なお図3中の符号S0はレリーズボタンが押されていない状態を示し、符号S1は、レリーズボタン102の半押し状態を示し、符号S2はレリーズボタンの全押し状態を示す。
ステップS301でレリーズボタン102が半押し(S1)されたときにYC処理部で検出された被写界輝度分布から露出オーバー、露出アンダーあるいはピンボケの危険性があると判定した場合に警告表示を行なう。ここで、その警告表示を見て半押し状態からレリーズボタン102(図1,図2参照)が押されずに元の位置に戻されたらS0側に進んでこのフローの処理を終了する。
ステップS301で半押し状態S1から全押し状態S2に移行したらフロー中S2側に進んでステップS302で撮影を行なって次のステップS303で画像データに対応付けて警告表示の内容(本発明にいう不良情報)をヘッダ情報としてメモリカード119(図2参照)に記録してこのフローの処理を終了する。
このようにしてメモリカード119に記録された画像ファイル内のヘッダ部に不良情報が記録されると、デジタルカメラ1の撮影モードレバー101eが再生モード側に切り替えられてメモリカード119内の画像データを読み出してLCDパネル150上にその画像データに基づく画像を表示するときにその不良情報も読み出してLCDパネル150上に表示することができるようになる。
このようにしておくと、再生時に不良情報の表示が表示画面上に行なえるようになるので、現像店に持っていく前にユーザは画像データの不良を知ることができるようになる。
ここで再生モードに切り替えられた状態にあるときにさらにメニュー釦101c(図1参照)が押されて十字キー101b(図1参照)の操作によりさらにDPOFモードが選択されたときにメインCPU110(図2参照)が行なうDPOF処理を説明する。
図4は、メインCPUが行なうDPOF処理を示すフローチャートである。また、図5は、図4のステップS405でユーザに画像データの不良を知らせる際に用いられる表示画面の一例である。
図4、図5を参照してDPOF処理を説明する。
図4に示すように、ステップS401でプリント指定しようとしている画像データが包含されている画像ファイルのヘッダに不良情報を示す情報があるかどうかを判定する。このステップS401で画像ファイルのヘッダ部に不良情報を示す警告付加情報がなかったら、ステップS402へ進んでプリントを行なうことが確定したとして次のステップS403へ進んでプリント予約(DPOF)処理としてプリント指示情報を記録メディアに記録してこのフローの処理を終了する。
またステップS401で画像ファイルのヘッダ部に不良情報を示す警告付加情報があった場合には、プリント可否警告を行なうために図5に示す画面を表示する。図5には画像データに基づく画像が示されていないが実際には画像データに基づく画像の上に図5に示す文字が重ねて表示されている。
このステップS405で画像が不良であることを承知の上で、ステップS405で図5に示すYes側のところに十字キーの操作により選択カーソルが配置された後OK釦が押下されたら、可側に進んでステップS403でプリント予約(DPOF)処理として画像データに対応づけてプリント指示情報を記録メディアに記録するようにしてこのフローの処理を終了する。またステップS405で画像不良であるので図5に示すNo側のところに十字キーの操作により選択カーソルが配置された後OK釦が押下されたら、否側に進んでプリント指示を記録せずにこのフローの処理を終了する。
以上説明したように、ユーザが撮影装置の表示画面上で、つまり現像店に持っていく前に画像データの不良を知ることができる撮影装置が実現される。
また、本実施形態のデジタルカメラにおいては図5に示す選択画面を用意してユーザにプリント指示を行うか否かの判断を促すようにして、少々露出アンダ気味であっても写真にしたいときには写真にすることもできる、ユーザ判断に応じたプリント予約が行なえる撮影装置が実現されている。このようにしておくと、少々不良な画像であっても写真にしたいと思ったユーザに対して適切な対応を図ることができる撮影装置にもなる。
さらに上記実施形態では撮影装置がDPOFモードを有している場合の例を説明したが、プリント指示情報の記録をパーソナルコンピュータ(以降PCという)で行う場合においても、また現像店にある専用ツールで行う場合においても、メモリカードを装填することさえできればその装填したメモリカードから画像とともに不良情報を読み出して表示画面上に表示することは可能であるので、パーソナルコンピュータの表示画面上でプリント写真にするか否かをユーザに判断させるような場合においても、また現像店までメモリカードを持っていって現像店の専用ツールの表示画面上でプリント写真にするか否かをユーザに判断させるような場合においても上記本実施形態で説明した技術は適用される。
すなわち、プリント写真を受け取る前(現像店まで持っていって依頼するときまで)にユーザが画像データの不良を知ることができる撮影装置が実現される。
なお、本実施形態では、露出調整不良やピント調整不良を例に挙げて本発明にいう不良な画像データが得られたことを示したが、スローシャッタ(1/30sよりも長いシャッタ秒時)が設定された場合においては撮影装置を三脚に取り付けた状態で撮影を行なったとしても手ぶれ発生の可能性が表示画面上に表示されてしまって撮影後にその手ぶれ発生の可能性があることが画像データとともに記録される場合もある。そのような場合においては撮影時にCPUが検出した手ぶれの可能性をプリント指示時に表示画面上に表示することで、ユーザに撮影時に手ぶれの可能性のあった画像をプリント写真にするかどうかの判断を行わせるようなことができる。
また上記に限らず、この撮影装置で撮影を行うにあたって撮影の失敗に繋がるようなものであってこの撮影装置に配備されたセンサ等で検出することができるようなことであればどのようなものであっても本発明の技術は適用され、画像データに基づく画像とともにそのセンサ等で検出された不良情報を表示画面上に表示することでユーザにプリント写真にするかどうかの判断を行なわせることができる。
このほか、本実施形態においては、DPOFというプリン予約処理によりプリント指示情報を記録メディアに記録する場合の例を説明したが、PictBridgeという規格に対応したプリンタ等で画像を写真プリントするときにおいても本発明の技術は適用される。例えば上記PictBridgeという規格に対応したプリンタと撮影装置とをケーブルで接続してプリント指示を撮影装置からプリンタに与えようとしているときに撮影装置が備える表示画面上に画像と不良情報とを重ねて表示するようにしてユーザにプリント写真にするかどうかの判断を行わせるようなことが行なえる。
100 撮影装置
101 スイッチ群
101a 電源スイッチ
101e 撮影モードダイヤル
102 レリーズボタン
110 メインCPU
111 撮影光学系
112 CCD
113 A/D部
114 ホワイトバランスγ処理部
115 バッファメモリ
116 YC処理部
117 圧縮・伸張部
118 I/F
119 メモリカード
120 測光・測距CPU
15 画像表示LCD
150 LCDパネル
151 YC→RGB変換部
152 ドライバ
101 スイッチ群
101a 電源スイッチ
101e 撮影モードダイヤル
102 レリーズボタン
110 メインCPU
111 撮影光学系
112 CCD
113 A/D部
114 ホワイトバランスγ処理部
115 バッファメモリ
116 YC処理部
117 圧縮・伸張部
118 I/F
119 メモリカード
120 測光・測距CPU
15 画像表示LCD
150 LCDパネル
151 YC→RGB変換部
152 ドライバ
Claims (2)
- 被写体を捉え撮影により画像データを生成して記録メディアに記録する撮影装置において、
不良な画像データが得られる可能性があることもしくは不良な画像データが得られたことを検出する不良検出手段と、
撮影により得られた画像データを記録メディアに記録するとともに前記不良検出手段により不良が検出された画像データについては該画像データを記録するとともに該画像データに対応付けて不良情報を記録する画像記録手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。 - 前記記録メディアに記録されている画像データの中からプリント候補の画像を表わす画像データを読み出して該画像データに基づく画像を表示画面上に表示するとともにユーザ操作によるプリント指示情報を前記記録メディアに該画像データに対応付けて記録するプリント指示手段を備え、
該プリント指示手段は、前記表示画面に画像を表示するにあたり、
該画像を表わす画像データに対応付けて不良情報が記録されていた場合に該画像とともに該不良情報を表示するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005172400A JP2006352243A (ja) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005172400A JP2006352243A (ja) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006352243A true JP2006352243A (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=37647652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005172400A Withdrawn JP2006352243A (ja) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006352243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1940145A2 (en) | 2006-12-27 | 2008-07-02 | Dainippon Screen Mfg., Co., Ltd. | Image processing apparatus and method for printing and plate making, and recording medium having image processing program recorded therein for printing and plate making |
-
2005
- 2005-06-13 JP JP2005172400A patent/JP2006352243A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1940145A2 (en) | 2006-12-27 | 2008-07-02 | Dainippon Screen Mfg., Co., Ltd. | Image processing apparatus and method for printing and plate making, and recording medium having image processing program recorded therein for printing and plate making |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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