JP2005062205A - X線異物検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置からのX線の外部漏洩を効果的に抑制できるX線異物検査装置を提供する。
【解決手段】 物品Mを搬送コンベア2で搬送しながらX線源3からのX線による物品M中の異物検査を行う検査装置であって、前記搬送コンベア2による搬送経路上に位置する開口部11、11に着脱自在に垂設された帯状のX線遮蔽カーテン18を備えている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、物品に含まれる金属異物に限らず非金属異物も検出できるX線異物検査装置に関するものである。
従来のX線異物検査装置は、装置本体内に搬送コンベアとX線源を設け、このX線源からのX線を搬送コンベアで搬送される物品に照射して異物検査を行う。また、搬送コンベアが汚れたようなときには、その全体またはベルトを装置の外部に取り外して洗浄作業を行う。
しかし、洗浄作業後に搬送コンベアやベルトの再セットを忘れたりして、装置の一部が開放された状態にあるとき、X線源を誤ってオン操作すると、装置の開放部分からX線が外部に漏洩するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、装置からのX線の外部漏洩を効果的に抑制できるX線異物検査装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、物品を搬送コンベアで搬送しながらX線源からのX線による物品中の異物検査を行うX線異物検査装置であって、装置の一部分が開放されてX線の外部に対する非遮蔽状態を検知する開放検知器と、前記X線の非遮蔽状態の検知に基づいて前記X線源からのX線の照射を停止させる照射停止手段とを備えている。
この検査装置では、装置の一部が開放されてX線が非遮蔽状態にあるとき、開放検知器が非遮蔽状態を検知し、これに基づく照射停止手段からの出力によりX線源が自動停止されて、X線源を誤ってオン動作してもX線は照射されない。この結果、装置の開放部分からのX線の外部漏洩がなくなる。
前記X線源とその電源との間には、前記照射停止手段によってオフされる電源スイッチを介装することが好ましい。この構成によれば、前記検知器に基づく照射停止手段からの出力により電源スイッチがオフされて、X線源への通電が自動的に直接遮断されるので、X線の漏洩がより確実に阻止されて信頼性が高められる。
請求項3の発明は、物品を搬送コンベアで搬送しながらX線源からのX線による物品中の異物検査を行うX線異物検査装置であって、前記装置の前後面に設けられて前記搬送コンベアによる搬送経路上に位置する開口部と、前記搬送コンベアが取り外された状態を検出することにより前記開口部の開放状態を検知する開放検知器と、前記開放状態の検知に基づいて前記開口部を閉止するX線遮蔽シャッタとを備えている。
この検査装置によれば、前記開口部が開放状態にあるとき、開放検知器がこの開放状態を検知し、これに基づいてX線遮蔽シャッタが開口部を閉止するので、X線源を誤ってオン動作しても、装置の開口部からX線の反射線や散乱線が外部に漏洩するが防止される。しかも、X線遮蔽シャッタは、X線源から照射されるX線ではなく、装置内部で反射した微弱なX線を遮蔽するものであるから、薄い簡易な構造で済む。
前記開放検知器は、例えば前記搬送コンベアの不存在を検知するものである。これによれば、搬送コンベアを取り外して洗浄作業などを行った後、これの再セットを忘れたとき、X線源が自動停止されてX線は照射されないので、搬送コンベア設置用のスペースを通ってX線が外部へ漏洩するのが防止される。
また、前記開放検知器は、前記搬送コンベア面上で幅方向におけるX線照射範囲外に少なくとも一部が存在するすり抜け物品をも検知するものであってもよく、このときは、前記すり抜け物品の検知に基づいて警告を行う警告手段を設ける。この構成によれば、前記開放検知器がX線の漏洩阻止に利用されるだけではなく、搬送コンベアで物品を搬送しながらX線検査を行っているとき、物品の少なくとも一部が搬送コンベアのX線照射範囲外を搬送されてX線検査が行われないすり抜け物品が発生したとき、このすり抜け物品の検知も行える。このすり抜け物品が検知されたときには、警告手段から警告が発せられるので、すり抜け物品が良品と混じって出荷されるのが防止される。
前記開放検知器はさらに、段取り替えの際の予約変更を検知するものとすることができる。これによれば、予約変更時に例えば検査対象物品を変更するような場合に、予約呼出しボタンを操作したとき、X線源が自動停止される。このため、X線源からの無駄な照射が防止されるとともに、X線の外部漏洩もなくなる。つまり、予約変更時には物品の搬送が行われず、また物品のX線検査も行われないので、このときにX線源を停止することにより、X線の無駄な照射と外部漏洩が阻止される。
請求項7の発明は、物品を搬送コンベアで搬送しながらX線源からのX線による物品中の異物検査を行うX線異物検査装置であって、前記装置の前後面に設けられて前記搬送コンベアによる搬送経路上に位置する開口部と、前記搬送コンベアの取り外しに機械的に連動して前記開口部を閉止するX線遮蔽シャッタとを備えている。
この検査装置によれば、搬送コンベアが装置から取り外されて前記開口部が開放されようとしたとき、この取り外しに機械的に連動してX線遮蔽シャッタが開口部を閉止するので、X線源を誤ってオン動作しても、装置の開口部からX線の反射線や散乱線が外部に漏洩するが防止される。しかも、X線遮蔽シャッタは、X線源から照射されるX線ではなく、装置内部で反射した微弱なX線を遮蔽するものであるから、薄い簡易な構造で済む。
本発明の好ましい実施形態では、前記搬送コンベアまたはその下方における前記X線の照射位置の搬送方向前後に、X線の前後方向への漏洩を抑制する遮蔽部材が設けられている。この構成によれば、X線を照射しながら物品中の異物検査を行うとき、X線の照射位置の前後に設けた遮蔽部材によりX線の前後方向への漏洩が抑制される。
本発明の他の好ましい実施形態では、前記搬送コンベアの下方に、水平面に対して傾斜した排水受け部材が設けられ、前記排水受け部材における外部への排水口の上方に、この排水口をX線から遮蔽する傾斜した遮蔽板が配置されている。この構成によれば、搬送コンベアの洗浄作業を行うようなとき、洗浄水が排水受け部材に集められて排水口から外部の所定位置にまとめて排出される。また、この排水口は外部に開放されているが、排水口にはX線の遮蔽板が設けられているので、この遮蔽板により排水口からのX線の外部漏洩が抑制される。
以上のように、本発明のX線異物検査装置によれば、装置の一部が開放されてX線が非遮蔽状態にあるとき、X線源の誤操作によるX線の外部漏洩を防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態にかかるX線異物検査装置の全体構造の概略を示す斜視図である。この検査装置は、装置本体1の内部で上下方向中間に配置される曲折可能な1つの搬送コンベア2と、装置本体1内の搬送コンベア2の幅方向中央部の上部に配置され、これにより搬送される物品MにX線を照射して、物品Mに含まれる金属や非金属の異物を検査するX線源3を備えている。前記搬送コンベア2は、物品Mを搬送方向(前方)Fに搬送するもので、装置本体1の前後方向FRの長さよりも長く設定されていて、その両端を装置本体1の前後両面に形成した開口部11から外方に一部突出させた状態で、装置本体1内に着脱可能に取り付けられている。
前記装置本体1の左右方向一側部には、搬送コンベア2の全体を外部に取り出すための取出口12が形成され、この取出口12にはヒンジ式のX線遮蔽ドア13が開閉可能に取り付けられている。図中、5は装置全体のコントローラ、16は異物検査時の操作表示を行うタッチパネルのディスプレイ、17はX線の透過画像を表示するディスプレイである。18は開口部11に垂設された鉛入りの帯状の柔軟なX線遮蔽カーテンである。
図2は装置本体1の正面図である。前記搬送コンベア2がセットされていないとき、つまり、搬送コンベア2が保守や取替えのために装置本体1の所定の取付位置から取り外されているとき、装置本体1の一部分、例えば搬送コンベア2の下方部分が開放されて、X線が外部に対し非遮蔽状態となる。そこで、搬送コンベア2の上部に、この非遮蔽状態を検知する、例えば測距型の赤外線センサやレーザセンサなどの開放検知器4が設けられている。この検知器4は、搬送コンベアの存在するときの検出距離(搬送コンベア2までの距離)よりも搬送コンベア2が存在しないときの検出距離(搬送コンベア2の下方の部材までの距離)の方が長くなることで、前記非遮蔽状態を検知し、その検知信号に基づいて前記X線源3からのX線の照射を強制的に自動停止するようにしている。この実施形態では、前記X線源3のX線照射範囲Aから外れた搬送コンベア2の幅方向両端部に対向する上部位置に、2つの開放検知器4が設けられており、これら開放検知器4,4により搬送コンベア2の存在しない前記非遮蔽状態を検知する。なお、X線照射範囲Aは、前後方向FRから見たとき、X線源3を頂点とし、搬送コンベア2の上面を底辺とする三角形の範囲である。
前記各開放検知器4は、前記搬送コンベア2上を搬送される物品Mを、検出距離が搬送コンベア2のそれよりも短くなることで、物品Mの少なくとも一部がX線照射範囲Aの外方に位置されてX線検査が行われないすり抜け状態にあることをも検知するようになっている。前記搬送コンベア2の下方でX線源3との対向位置には、X線源3からのX線を検出する検出部20が設けられている。
図3は、前記開放検知器4でX線源3を制御する制御部分のブロック図を示している。同図では、コントローラ5にX線照射停止手段6を設け、このコントローラ5の入力側に前記開放検知器4を接続するとともに、出力側には開放検知器4がすり抜け物品を検知したとき警告を発するブザーなどの警告手段7を接続している。この警告手段7としては、前記X線透過画像用のディスプレイ17を点滅させて警告を発するようにしてもよい。また、前記X線源3とその電源Eとの間には電源スイッチSW1を介装して、この電源スイッチSW1を前記コントローラ5のX線照射停止手段6により開閉させている。
そして、前記開放検知器4が装置本体1の非遮蔽状態を検知したときには、前記コントローラ5のX線照射停止手段6を介して電源スイッチSW1がオフされ、電源EからX線源3への通電が自動的に直接遮断される。つまり、X線源3を他の手動もしくは自動のメインスイッチSW0によってオフにした状態で搬送コンベア2を取り外して洗浄作業などを行った後、これの再セットを忘れたままメインスイッチSW0をオンしたときでも、前記開放検知器4に基づくX線照射停止手段6からの出力によりX線源3が停止されるので、装置本体1の開口部11などからのX線の外部漏洩がなくなる。
また、前記搬送コンベア2により物品Mを搬送しながらX線検査を行っているとき、物品Mの少なくとも一部が搬送コンベア2のX線照射範囲Aの外方を通ってX線検査が行われないすり抜け物品が発生したとき、このすり抜け物品は前記開放検知器4により検知される。この開放検知器4がすり抜け物品を検知したときには、コントローラ5からの出力により警告手段7から警告が発せられるので、すり抜け物品が良品と混じって出荷されるのが防止される。この警告手段7とは別に、すり抜け物品の検知を知らせるための他の警告手段を設けてもよい。
同図の実施形態では、前記X線源3とその電源Eとの間で電源スイッチSW1よりも電源E寄りに、X線遮蔽ドア13の開閉動作を検知するドアスイッチSW2を設けて、前記ドア13が開放されたとき、前記コントローラ5を介することなく、ドアスイッチSW2により電源EからX線源3への通電を自動的に直接遮断するようにしている。
また、前記開放検知器4は、段取り替えの際に予約変更を行う場合で、操作ボタンを操作するようなとき、これの操作を検知するものであってもよい。これによれば、予約変更時に例えば検査対象商品を変更するような場合に、X線源3が自動停止される。具体的には、予約呼出しボタンを押すことで、X線源3を停止する。また、ディスプレイ16(図1)上に設けられている運転ボタンを押すことで、X線源3の照射が再開始される。このため、X線源3からの無駄な照射が防止されるとともに、X線の外部漏洩もなくなる。つまり、予約変更時には物品Mの搬送が行われず、また物品MのX線検査も行われないので、このときにX線源3を停止することにより、X線の無駄な照射と外部漏洩が阻止される。
図4は前記搬送コンベア2の側面図、図5はその平面図である。搬送コンベア2は、コンベアフレーム21と、これの前後方向両側に駆動シャフト22aを介して支持された駆動ローラ22および従動シャフト23aを介して支持された従動ローラ23と、これらローラ22,23の外周に懸架される無端状の平ベルトからなる搬送用ベルト24を備えている。前記コンベアフレーム21は、長尺なフレーム本体21aと、これの後端側に設けられる短尺なフレーム小片21bとからなり、このフレーム小片21bはフレーム本体21aに対し左右方向に延びる曲折支点軸25を中心に上下に曲折自在に支持されている。また、前記平ベルト24の下方前部側にはモータのような動力源30aを含む駆動ユニット30が設けられ、これに設けた駆動輪30bと前記駆動シャフト22aに設けた駆動輪22bの間に無端帯30cを掛回し、駆動シャフト23aを介して平ベルト24を回転走行させる。この実施形態では、前記フレーム本体21aとフレーム小片21bの上部側に、平ベルト24の内面を対向する天井部材21cを設けている。
また、この実施形態では、前記従動ローラ23のシャフト23aを短尺なフレーム小片21bに対し前後移動可能に支持するとともに、このフレーム小片21bに螺子棒27を回転自由に取り付けて、これに螺合されたプレート部材28と前記シャフト23aとの間に、従動ローラ23を外方側(後方側)に向かって押圧するスプリング29を設けている。このようにして、前記螺子棒27を螺回操作してプレート部材28をフレーム小片21bに対して前後移動させると、スプリング29を介して従動ローラ23が前後移動し、これにより従動ローラ23と駆動ローラ22間の長さが調整される。この結果、平ベルト24の長さにバラツキがあっても、このベルト23に常に適正な張力が付与されて物品Mの良好な搬送が可能となる。
前記曲折支点軸25は、図4に示す前記フレーム本体21aとフレーム小片21bを直線状としたときの各ローラ22,23の回転軸心を結ぶ直線Lよりも下方に位置されている。このようにすれば、フレーム本体21aに対しフレーム小片21bを直線状としたとき、平ベルト24の弾性復元力によりフレーム小片21bは曲折支点軸25を中心に常に上方側に曲折しようとする。このとき、フレーム小片21bはフレーム本体21a側の天井部材21cに当接して、前記フレーム小片21bの上方側への曲折が阻止される。また、前記曲折支点軸25は前記回転軸心よりも下方に位置しているので、前記フレーム小片21bの下方側への曲折は起らない。この結果、前記平ベルト24の弾性復元力によりフレーム本体21aとフレーム小片21bが直線姿勢に安定的に支持されて、物品Mの前方Fへの確実な搬送が行える。
異物検査を行うときには、図4の実線に示すように、フレーム本体21aとフレーム小片21bを直線状とし、また駆動および従動ローラ22,23に懸架される平ベルト24も直線状として、図1のように装置本体1内にセットする。このようにして、前記平ベルト24で搬送される物品MにX線源3からのX線が照射されて、物品M中の異物検査が行われる。また、前記搬送コンベア2を取り出して洗浄作業を行うようなときには、図4の仮想線で示すように、前記フレーム小片21bをフレーム本体21aに対し曲折支点軸25を中心に下方側に曲折させて、搬送コンベア2の全体長さを装置本体1に設けた取出口12(図1)の前後幅よりも縮小させる。この後、搬送コンベア2の全体を前後方向に移動調整しながら前記取出口12から取り出せば、搬送コンベア2が装置本体1から容易に取り出される。また、同様にして洗浄後の搬送コンベア2の装置本体1内へのセットも容易に行える。つまり、曲折して短くした搬送コンベア2を、取出口12から装置本体1内に入れ、フレーム小片21bを上方へ回動させてフレーム本体21aと直線状となる元の位置に戻す。
図4および図5においては、前記搬送コンベア2のフレーム本体21aの長さ方向中間部でX線源3からのX線照射位置にあるX線通過部2aの前後部位に、X線やその散乱線が装置本体1の前後方向に漏洩するのを抑制する2枚の第1遮蔽部材81,81が、搬送コンベア2の横方向に全幅にわたって延びた状態で前記フレーム本体21aに取り付けられている。また、前記搬送コンベア2の下方に設けたX線検出部20の上部でX線照射位置の前後部位には、X線や散乱線がコンベア26の前後方向FRに漏洩するのを抑制する2枚の第2遮蔽部材82,82が、搬送コンベア2の横方向にほぼ全幅にわたって延びた状態で取り付けられている。
さらに、前記X線検出部20と駆動源30の間には、この駆動源30の後端部を前記フレーム本体21aに支持させるブラケットを兼用するほぼL形状とした第3遮蔽部材83が取り付けられ、この第3遮蔽部材83によりX線や散乱線が前後方向FRに漏洩するのを抑制している。前記第1〜第3遮蔽部材81〜83は、X線に対する遮蔽効果に優れた例えばステンレス製の板材で形成される。このようにすれば、物品M中の異物検査を行うとき、X線源3から照射されるX線や、このX線が周辺の部分に当って発生した散乱線が四方に散乱して漏洩するのが各遮蔽部材81〜83により効果的に抑制される。
また、図2に示すように、前記装置本体1における搬送コンベア2の下方部には、これの搬送方向と直交する左右方向に延び、左方側が低位となるように傾斜した排水受け部材9が設けられ、この排水受け部材9の底壁の最下位部に形成した下方に開口する排水口91の上方に、この排水口91をX線から遮蔽する右下方に傾斜した遮蔽板92が取り付けられている。装置本体1の内部を洗浄したとき、洗浄水が排水受け部材9に集められて排水口91から外部に排出される。排水口91は外部に開放されているが、この排水口91の近傍には遮蔽板92が設けられているので、これにより排水口91からのX線や散乱線の外部漏洩が抑制される。
図1のX線遮蔽カーテン18の取付部分の斜視図を図6に示す。遮蔽カーテン18は、複数の鉛入りの柔軟な帯状部材からなり、これらが、装置本体1を構成する幅方向に延びたフレーム19に取付ビスなどの固定具18aを介して取り付けられ、このフレーム19と前記開口部11(図1)の間には、遮蔽カーテン18が外れたことを検知し、かつこのカーテン18を開口部11に取り付けるための開放検知器40が設けられている。図の実施形態では、前記開放検知器40として雌雄スイッチ41,42からなるリミットスイッチを用い、この雌スイッチ41を前記開口部11側に、また雄スイッチ42をフレーム19側に配置して、これら両スイッチ41,42を介して前記カーテン18を開口部11に着脱可能に取り付けている。つまり、このリミットスイッチ40は、遮蔽カーテン18を装置本体1に支持する部材も兼ねている。
前記開放検知器40は、前述した場合と同様に、図3のコントローラ5の照射停止手段6を介して電源スイッチSW1に接続される。このようにすれば、前記カーテン18が開口部11から外れたとき、前記開放検知器40に基づくX線照射停止手段6からの出力によりX線源3が自動停止されるので、前記開口部11からのX線の外部漏洩がなくなる。
図7は第2実施形態を示す。この実施形態では、搬送コンベア2が装置本体1から取り外されたとき、装置本体1の前後両面に設けられて搬送コンベア2による搬送経路上に位置する開口部11,11をX線遮蔽シャッタ51で閉止するようにしている。すなわち、図7(A)において、装置本体1の前後両面に、開口部11を閉止するためのX線遮蔽シャッタ51と、このシャッタ51を開閉駆動するエアシリンダのようなシャッタ駆動機52とが装着されている。搬送コンベア2が装置本体1から取り外されたとき、開口部11における少なくとも遮蔽カーテン18の下方領域は開放されて、X線の外部に対する非遮蔽状態となる。この状態を検知する開放検知器4からの開放検知信号に基づいて、コントローラ5内の駆動制御手段53がシャッタ駆動機52を閉作動させ、X線遮蔽シャッタ51を閉止位置まで下降させて開口部11を閉止する。X線遮蔽シャッタ51は、図7(B)に示すように、装置本体1に固定した左右両側のガイド部材54によってガイドされて上下方向に移動する。
この構成によれば、図7(C)に示すように、搬送コンベア2が取り外されて開口部11が開放状態にあるとき、開放検知器4がこの開放状態を検知し、これに基づいてX線遮蔽シャッタ51が開口部11を閉止するので、X線源3を誤ってオン動作しても、X線源3から照射されたX線が装置内部で反射または散乱したX線が、開口部11から外部に漏洩するのを防止できる。しかも、X線遮蔽シャッタ51は、X線源3から照射されるX線ではなく、装置内部で反射した微弱なX線を遮蔽するものであるから、薄い簡易な構造で済む。
図8は第3実施形態を示す。この実施形態では、搬送コンベア2が装置本体1から取り外されたとき、この取り外しに機械的に連動するX線遮蔽シャッタ61により開口部11を閉止するようにしている。すなわち、図8(A)において、装置本体1の前後両面に、開口部11を閉止するためのX線遮蔽シャッタ61を設けるとともに、前部のシャッタ61を上下に案内するための前部案内部材62を搬送コンベア2の下方の駆動ユニット30に取り付け、後部のシャッタ61を上下に案内するための後部案内部材63をX線検出部20に取り付けている。各案内部材62,63には、案内溝からなる案内部64,65が形成されており、前部の案内溝64は、水平部分とその後端から上方に向かって開口する垂直部分とを有し、後部の案内溝65は、水平部分とその前端から上方に向かって開口する垂直部分とを有している。
前後のX線遮蔽シャッタ61に一端部が回転自在に連結されたリンク部材67,68の他端部の係合部71,72が、案内溝64,65の水平部分に前後方向FRに移動可能に係合され、さらに、搬送コンベア2のコンベアフレーム21の前後部に掛止部73,74が設けられて、前部の掛止部73が前部の係合部71の後ろ側で案内溝64に掛止され、後部の掛止部74が後部の係合部72の前側で案内溝65に掛止されている。したがって、X線遮蔽シャッタ61は、係合部71,72が掛止部73,74によってそれぞれ前方および後方に押圧されることにより、上方に押し上げられて、開口部11を開放する開放位置に保持される。
この状態から、図8(B)に二点鎖線で示すように搬送コンベア2を曲折させながら、その掛止部73,74を案内溝64,65の垂直部分から上方に抜き出すと、係合部71,72が、X線遮蔽シャッタ61およびリンク部材67,68の自重により、それぞれ後方および前方に移動しながら、X線遮蔽シャッタ61が閉止位置まで下降し、開口部11を閉止する。
この構成によれば、搬送コンベア2が装置本体1から取り外されて開口部11が開放されようとしたとき、この取り外しに機械的に連動してX線遮蔽シャッタ61が開口部11を閉止するので、X線源3を誤ってオン動作しても、開口部11からX線の反射線や散乱線が外部に漏洩するのを防止できる。しかも、X線遮蔽シャッタ61は、X線源3から照射されるX線ではなく、装置内部で反射した微弱なX線を遮蔽するものであるから、薄い簡易な構造で済む。
上記第3実施形態では、搬送コンベア2の取り外しに連動させてX線遮蔽シャッタ61を閉作動させたが、これとは異なり、開口部11における搬送コンベア2の上方を覆う遮蔽カーテン18の取り外しに機械的に連動させてX線遮蔽シャッタを閉作動させることもできる。その場合、図8に示したのと同様なX線遮蔽シャッタ61を開口部11の近傍に設ける。さらに、開口部11の上方に図8の案内溝64,65と同様な案内溝を設け、遮蔽カーテン18を支持する図6に示したのと同様な開放検知器40を、その脱着口を前後方向FRに沿った装置内方に向けた姿勢で、前記案内溝の奥部に配置し、この開放検知器40に、遮蔽カーテン18を支持するカーテンフレーム19に設けた雌雄スイッチ41,42を、前後方向FRに脱着可能に取り付ける。さらに、遮蔽カーテン18に、図8に示したのと同様なリンク部材67,68の一端部を連結し、その他端部の係合部71,72を前記案内溝に係合し、係合部71,72を挟み込む形で、カーテンフレーム19に設けた掛止部73,74を案内溝に係合させて、雌雄スイッチ41,42を開放検知器40に装着する。この構成によれば、遮蔽カーテン18を開口部11から取り外すと、X線遮蔽シャッタ61が自重で下降して開口部11を閉止するので、遮蔽カーテン18が取り外されたままでX線源3を誤ってオン動作しても、X線が、開口部11から外部に漏洩するのを防止できる。
前記第1および第2実施形態では、開放検知器4を搬送コンベア2の上方に配置したが、図9に示すように、光軸が前後方向FRに設定された反射型の光電管センサ45を、X線照射範囲Aの三角形の側辺に沿って複数配置してもよい。この内、最下位のセンサ45は、搬送コンベア2の前方または後方に配置されて搬送コンベア2の存在、不在を検知する開放検知器4となる。他のセンサ45は、X線照射範囲Aの外側を少なくとも一部が通るすり抜け物品Mを確実に検知する。
さらに、図10に示すように、開放検知器4として、反射型の光電管センサをX線照射範囲Aの三角形の頂点の両側に配置し、光電管センサ4からの検知光線を光電管センサ4に向けて反射する反射板47を三角形の底辺の両側に配置して、検知光線を三角形の側辺に沿わせてもよい。これによっても、搬送コンベア2の存在、不在と、すり抜け物品Mとを確実に検知できる。
また、図1のディスプレイ16はタッチパネルであるが、このディスプレイ16に表示だけさせて、操作キーを別に設けてもよい。さらに、ディスプレイ16に、ディスプレイ17に表示されるX線の透過画像を表示させ、ディスプレイ17を無くしてもよい。
以上の実施形態では、装置本体1に1つの搬送コンベア2を設けた場合について説明したが、本発明は、装置本体1の内部に直列に2つの搬送コンベアを設ける場合にも適用できる。
本発明の第1実施形態を示すX線異物検査装置の斜視図である。 同検査装置の正面図である。 検知器でX線源を制御するための制御部を示すブロック図である。 同検査装置に用いる搬送コンベアの側面図である。 同搬送コンベアの平面図である。 装置本体の開口部に設けるX線遮蔽カーテンの斜視図である。 (A)は第2実施形態を示すX線異物検査装置の側面図、(B)はその正面図、(C)は動作を示す要部の側面図である。 (A)は第3実施形態を示すX線異物検査装置の側面図、(B)は動作を示す側面図である。 開放検知器の変形例を示す正面図である。 開放検知器の他の変形例を示す正面図である。
符号の説明
1…装置本体、2…搬送コンベア、3…X線源、4,40…開放検知器、6…照射停止手段、7…警告手段、11…開口部、12…取出口、81〜83…遮蔽部材、9…排水受け部材、51,61…X線遮蔽シャッタ、64,65…案内部、67,68…リンク部材、81,82,83…遮蔽部材、91…排水口、92…遮蔽板、A…X線照射範囲、FR…前後方向、E…電源、M…物品、SW1…電源スイッチ

Claims (9)

  1. 物品を搬送コンベアで搬送しながらX線源からのX線による物品中の異物検査を行うX線異物検査装置であって、
    前記装置の一部分が開放されてX線の外部に対する非遮蔽状態であることを検知する開放検知器と、
    前記X線の非遮蔽状態の検知に基づいて前記X線源からのX線の照射を停止させる照射停止手段を備えたX線異物検査装置。
  2. 請求項1において、前記X線源とその電源との間に、前記照射停止手段によってオフされる電源スイッチが介装されているX線異物検査装置。
  3. 物品を搬送コンベアで搬送しながらX線源からのX線による物品中の異物検査を行うX線異物検査装置であって、
    前記装置の前後面に設けられて前記搬送コンベアによる搬送経路上に位置する開口部と、
    前記搬送コンベアが取り外された状態を検出することにより前記開口部の開放状態を検知する開放検知器と、
    前記開放状態の検知に基づいて前記開口部を閉止するX線遮蔽シャッタとを備えたX線異物検査装置。
  4. 請求項1から3のいずれかにおいて、前記開放検知器は前記搬送コンベアの不存在を検知するものであるX線異物検査装置。
  5. 請求項4において、前記開放検知器は、前記搬送コンベア面上で幅方向におけるX線照射範囲外に少なくとも一部が存在するすり抜け物品をも検知するものであり、さらに、前記すり抜け物品の検知に基づいて警告を行う警告手段を備えたX線異物検査装置。
  6. 請求項1から5のいずれかにおいて、前記開放検知器はさらに、段取り替えの際の予約変更を検知するものであるX線異物検査装置。
  7. 物品を搬送コンベアで搬送しながらX線源からのX線による物品中の異物検査を行うX線異物検査装置であって、
    前記装置の前後面に設けられて前記搬送コンベアによる搬送経路上に位置する開口部と、
    前記搬送コンベアの取り外しに機械的に連動して前記開口部を閉止するX線遮蔽シャッタとを備えたX線異物検査装置。
  8. 請求項1から7のいずれかにおいて、
    前記搬送コンベアまたはその下方における前記X線の照射位置の搬送方向前後に、X線の前後方向への漏洩を抑制する遮蔽部材が設けられているX線異物検査装置。
  9. 請求項1から8のいずれかにおいて、
    前記搬送コンベアの下方に、水平面に対して傾斜した排水受け部材が設けられ、
    前記排水受け部材における外部への排水口の上方に、この排水口をX線から遮蔽する傾斜した遮蔽板が配置されているX線異物検査装置。

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