JP2005061904A - 光導波路型センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】より小型な分析システムが構築できるようにする。
【解決手段】
検出領域には、シリコン細線コア105と、シリコン細線コア105の両脇を埋めるように形成されたクラッド層106が形成され、導波路が構成されている。シリコン細線コア105は、断面の寸法が約1μm角程度となっている。また、シリコン細線コア105の基板部111側の下面と両側面は、酸化シリコンに覆われ、上面は、露出した状態の導波路となっている。シリコン細線コア105は、断面寸法が1μm角程度としてあるので、導波路は、波長4μm以下の光がシングルモードで伝搬する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屈折率の異なる界面で光が全反射するときにしみ出すエバネッセント光を利用するなどの光吸収分光による分析に用いる光導波路型センサに関する。
物質の特性を知る分析法に、物質の赤外スペクトルを測定する赤外分光法がある。赤外分光法の一つに、ZnSeなどのATR(Attenuated Total Reflection)結晶プリズムを用いた全反射吸収スペクトル法(ATR法)がある。ATR法は、赤外線がATR結晶プリズムの中を全反射する際に、試料が接しているプリズムの外側にわずかにしみ出す光(エバネッセント光)を利用するものであり、固体試料の表面や水溶液試料中の成分を高感度に分析することを可能としている。
ATR法による分析では、より感度を向上させるために、多数回の全反射が生じるように構成している(非特許文献1参照)。
また、ATR法により、採血やセンサを埋め込むことなどを必要とせずに、人体の血中のグルコースの濃度を簡便に測定する分析システムなども開発されている(特許文献1参照)。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特公表2002−527136号公報 実用分光法シリーズ(4)分光学の医学応用,1999年9月30日発行、(株)アイピーシー
しかしながら、従来のATR法による分析では、ATR結晶プリズムを小型化することが容易ではなく、分析システム(装置)の小型化が困難であった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、より小型な分析システムが構築できるようにすることを目的とする。
本発明に係る光導波路型センサは、下部クラッド層と、この下部クラッド層の上に形成されて少なくとも一部の面が露出したシリコンを含む材料からなるコアと、このコアから構成された導波路の光入射端と、導波路の光出射端とを少なくとも備え、導波路は、シングルモード導波路であり、コアの露出した面に分析対象物が接触するものである。
このセンサは、コアからしみ出した光が、コアの露出した面に接触している分析対象物により吸収されることを利用したものである。
上記光導波路型センサにおいて、光入射端に光結合して配置された第1光ファイバーと、光出射端に光結合して配置された第2光ファイバーとを備え、第1光ファイバーによりコアよりなる導波路に光を導入し、導波路より出射する光を第2光ファイバーにより取り出すようにしてもよい。この構成において、第1光ファイバーの出射端と光入射端との間に配置され、第1光ファイバーより出射された光の径を小さくする第1スポットサイズ変換部と、第2光ファイバーの入射端と光出射端との間に配置され、光出射端より出射された光の径を大きくする第2スポットサイズ変換部とを少なくとも備える構成とし、光結合効率を向上させるようにしてもよい。スポットサイズ変換部におけるコアの光出射端及び光入射端では、端部に近いほど幅が狭く形成されていればよい。
また、上記光導波路型センサにおいて、光入射端に設けられた発光素子と、光出射端に設けられた受光素子とを備え、発光素子の発光光は、光入射端に光結合し、光出射端より出射する光は、受光素子に受光されるように構成してもよい。
以上説明したように、本発明では、下部クラッド層の上にシリコンを含む材料からなるコアを形成し、このコアよりシングルモード導波路を構成し、これらの一部において少なくともコアの上面を露出させ、ここに分析対象物を接触させることで、分析対象物における赤外線の吸収などを検出する分光法による分析を可能とした。従って、本発明によれば、従来のATR法における結晶プリズムに代えて、シングルモード導波路を用いることによって、分析システムの小型化を図ることができる。また、小さな曲げ半径で導波方向が変更できる導波路で検出領域が構成できるので、感度を向上させることができるだけの長い導波路を小さな検出領域に配置できるようになる。このように、本発明によれば、感度を低下させることが無く、より小型な分析システムが構築できるようになるという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における光導波路型センサの構成例を示す平面図である。
このセンサの構成について説明すると、まず、入射側の光ファイバー200の端部が固定されるV字状の溝101、出射側の光ファイバー300の端部が固定されるV字状の溝102が設けられている。溝101,102は、一般に市販されているSOI基板の基板部111に形成されている。
これら溝101,102に続いてスポットサイズ変換領域が配置され、スポットサイズ変換領域には、入射側に配置されたスポットサイズ変換コア103と、出射側に配置されたスポットサイズ変換コア104とを備えている。スポットサイズ変換コア103,104は、例えば、シリコン酸窒化物から構成されている。スポットサイズ変換コア103には、光ファイバー200の光ファイバーコア201が接続し、スポットサイズ変換コア104には、光ファイバー300の光ファイバーコア301が接続している。
スポットサイズ変換領域に続いて検出領域が設けられ、検出領域には、シリコン細線コア105と、シリコン細線コア105の両脇を埋めるように形成されたクラッド層106が形成され、導波路が構成されている。シリコン細線コア105は、断面の寸法が約1μm角程度となっている。図2の断面図に示すように、シリコン細線コア105は、検出領域において、SOI基板の埋め込み酸化層112の上に配置されている。なお、図2は、図1のAA’断面である。
検出領域において、シリコン細線コア105の基板部111側の下面と両側面とは、酸化シリコンに覆われ、上面は露出した状態の導波路となっている。なお、シリコン細線コア105の露出している上面に、数nmから数10nm程度の酸化膜が形成されていてもよい。上述したように、シリコン細線コア105は、断面寸法が1μm角程度としてあるので、上記導波路は、波長4μm以下の光がシングルモードで伝搬する。言い換えると、シリコン細線コア105は、これより構成される導波路が、シングルモードとなる寸法に形成されていればよい。例えば、波長1.5μmの光をシングルモードとする場合、コアの断面寸法は、0.3μm角程度とすればよい。
入射側の光ファイバー200に光源を接続し、出射側の光ファイバー300に分光器を接続することで、分光測定のシステムが構成できる。なお、図1では、光の入射端と出射端とを各々設けるようにしているが、これらを同一とした閉回路としてもよい。
このようなシステムにおいて、シリコン細線コア105よりなる導波路に赤外線を導波させた状態で、検出領域で露出するシリコン細線コア105の上面に分析対象の試料が接触していると、シリコン細線コア105よりしみ出した光が、試料の特性に応じて吸収されるため、この吸収の強さに応じて導波する光の強度が低下する。従って、例えば、シリコン細線コア105から構成されている導波路を導波する光の強度をある波長帯域に対して測定すれば、分析対象の試料による吸収スペクトルが得られる。
また、この導波路は、最小曲げ半径が約15μm以下と、非常に小さい曲率で導波方向を変更することが可能である。従って、図1の平面図に示すように、シリコン細線コア105を、狭い間隔で往復させて配置させることが可能となり、狭い検出領域内で、試料と接触する領域をより長くすることが可能となる。
図1,2に示すように、シリコン細線コア105は、SOI構造の基板のシリコン層113を加工することで形成されている。シリコン層113は、SOI構造の基板の最上層に配置され、基板部111の上の埋め込み酸化層112の上に形成されている。シリコン層113に、コアとなる領域を挟むように埋め込み酸化層112にまで貫通する溝を形成することで、シリコン細線コア105が形成されている。また、上記溝に例えば酸化シリコンなどを充填することで、クラッド層106が形成されている。
シリコン細線コア105の両端は、先端に行くほど幅が狭くなる先細りの形状となり、図3,4の断面図にも示すように、上部及び側部をスポットサイズ変換コア103,104に覆われ、この領域がスポットサイズ変換領域となる。スポットサイズ変換コア103,104は、高さ,幅が、光ファイバーコア201,301の半分程度からほぼ同程度までの寸法となっている。また、スポットサイズ変換領域は、酸化シリコンからなる上部クラッド層107に覆われている。また、光ファイバー200、300の端部が固定される領域では、図5の断面図に示すように、基板部111に設けられたV字状の溝101,102に、例えば紫外線硬化型の接着剤などにより固定されている。なお、図3は、図1のBB’断面を示し、図4は、図1のCC’断面を示し、図5は、図1のDD’断面を示している。
スポットサイズ変換領域においては、「シリコン細線コア105の屈折率>スポットサイズ変換コア103,104の屈折率>上部クラッド層107の屈折率」となっている。このように構成したスポットサイズ変換領域により、光ファイバー200を導波してきた赤外線を、損失を低減した状態でスポットサイズを変換し、シリコン細線コア105の一端に結合させることを可能としている。
次に、上述した光導波路型センサの製造方法について、簡単に説明する。
まず、SOI(Silicon on Insulator)基板を用意する。SOI基板は、埋め込み絶縁層(埋め込み酸化層)の上のシリコン層(単結晶シリコン層)が、高抵抗p形あるいは高抵抗n形であればよい。また、シリコン層は、所望の厚さより薄い高抵抗p形の単結晶シリコン層の上に、ノンドープの単結晶シリコンを結晶成長させて所望の厚さとしたものでもよい。同様に、シリコン層は、所望の厚さより薄い高抵抗n形の単結晶シリコン層の上に、ノンドープの単結晶シリコンを結晶成長させて所望の厚さとしたものでもよい。
上述したSOI基板のシリコン層が、図1〜3に示すシリコン層113に対応する。上述したようなSOI基板を用意したら、シリコン層113を、公知のリソグラフィ技術とエッチング技術とにより微細加工し、検出領域では、シリコン細線コア105となる領域を挟むように溝を形成し、スポットサイズ変換領域では、シリコン細線コア105の先端部分のパターンを形成する。これらのことにより、シリコン細線コア105が形成される。また、光ファイバー200、300が固定されるファイバー固定領域では、シリコン層113が除去されて埋め込み酸化層112が露出する。
次に、検出領域においては酸化シリコンを堆積し、図6(a)に示すように、シリコン細線コア105の両脇を埋め込むように、シリコン酸化膜106aが形成された状態とする。検出領域においては、この後、例えば化学的機械的研磨法などによりシリコン細線コア105の上の部分を除去して平坦化し、図6(b)に示すように、シリコン細線コア105の両脇が、クラッド層106により埋め込まれた状態とする。なお、このとき、クラッド層106は、スポットサイズ変換領域及びファイバー固定領域にわたって形成された状態である。
次に、検出領域の全域及びスポットサイズ変換領域のシリコン細線コア105の上部を隠すマスクパターンを形成し、このマスクパターンをマスクとしてクラッド層106を選択的にエッチングする。このことにより、スポットサイズ変換領域においては、シリコン細線コア105の側面が露出する。次いで、ECRプラズマCVD法によるステンシルマスクを用いた選択的な堆積により、スポットサイズ変換領域におけるシリコン細線コア105を覆うシリコン酸窒化膜を形成する。このシリコン酸窒化膜を、公知のリソグラフィ技術とエッチング技術とにより微細加工し、スポットサイズ変換コア103,104を形成する。
次に、スポットサイズ変換領域において、スポットサイズ変換コア103,104をおう上部クラッド層107となるシリコン酸化膜を選択的に形成する。このシリコン酸化膜の形成も、ECRプラズマCVD法によるステンシルマスクを用いた選択的な堆積により行う。次いで、検出領域及びスポットサイズ変換領域を覆うマスクパターンを形成し、このマスクパターンをマスクとしたエッチングを行い、スポットサイズ変換領域の垂直な入射端面及び出射端面を形成し、また、ファイバー固定領域の埋め込み酸化層113を選択的に除去する。このエッチングでは、例えばリアクティブイオンエッチングなど、垂直異方性を有するドライエッチング技術を用いればよい。
最後に、ファイバー固定領域において、露出している基板部111の所定領域に、V字状の溝101,102を形成する。これらの溝は、例えば、開口部の間隔を徐々に広げた複数のマスクパターンによる選択的なエッチングを、繰り返すことで形成できる。また、基板部111として(111)面の単結晶シリコンを用いれば、水酸化カリウムなどのアルカリ溶液によるウエットエッチングで、自動的にV字状の溝が形成できる。
なお、上述では、クラッド層106により、検出領域の上面を平坦化するようにしたが、これに限るものではない。図7の断面図に示すように、下部クラッド層となる埋め込み酸化層112の上にシリコン細線コア105のみが形成された状態としてもよい。このようにすることで、検出領域におけるシリコン細線コア105と分析対象の試料とが接触する面積を増加させることができる。
この場合、シリコン細線コア105の露出面に、数nm〜数10nm程度の厚さの酸化シリコン膜を備えるようにしてもよい。これは、熱酸化法により形成することができる。酸化シリコン膜を備えることで、シリコン細線コア105の表面保護と同時に、シリコン細線コア105の表面を親水性とし、分析対象の溶液などとの良好な密着性を得ることが可能となる。
ところで、図1の光導波路型センサでは、光ファイバーのコア端面を当接させることで光を結合させるようにしたが、これに限るものではない。図8に示すように、光ファイバー200,300の端部と、スポットサイズ変換領域のスポットサイズ変換コア103,104の端部との間に、マイクロレンズ401,402,マイクロレンズ403,404を設け、光結合効率を向上させるようにしてもよい。
図8に示す光導波路型センサにおいて、スポットサイズ変換コア103よりなるスポットサイズ変換部の光軸に光ファイバー200の光軸を合わせ、これらの間にマイクロレンズ401,402を配置する。例えば、マイクロレンズ401の焦点位置に光ファイバーコア201の端面が配置され、マイクロレンズ402の焦点位置にスポットサイズ変換コア103の入射端が配置されていればよい。光ファイバー200より出射した光は、マイクロレンズ401により平行光とされ、平行光とされた光は、マイクロレンズ402によりスポットサイズ変換コア103の入射端に集光される。
一方、スポットサイズ変換コア104よりなるスポットサイズ変換部の光軸に光ファイバー300の光軸を合わせ、これらの間にマイクロレンズ403,404を配置する。例えば、マイクロレンズ403の焦点位置にスポットサイズ変換コア104の出射端が配置され、マイクロレンズ404の焦点位置に光ファイバーコア301の端面が配置されていればよい。スポットサイズ変換コア104より出射された光は、マイクロレンズ403により平行光とされ、平行光とされた光は、マイクロレンズ404により光ファイバー300の入射端光ファイバーコア301に集光される。
これらの構成により、光ファイバー200,300とシリコン細線コア105よりなる導波路とを、低損失で光結合させることができるようになる。なお、上述では、マイクロレンズを2つ用いるようにしたが、1つのマイクロレンズで光結合させるようにしてもよい。
次に、本発明の実施の形態における光導波路センサの他の構成例について、図9,10を用いて説明する。図9は、本実施の形態における光導波路センサの他の構成例を示す平面図であり、この中のEE’断面を図10に示す。
図9,10に示す光導波路センサでは、まず、シリコン細線コア105による導波路の入射端の側に半導体レーザなどの発光素子210を配置し、発光素子210より出射する光が、スポットサイズ変化部212を介してスポットサイズ変換コア103よりなるスポットサイズ変換部の入射端に結合されるようにする。発光素子210は、ドライバICチップ211により駆動される。
また、シリコン細線コア105による導波路の出射端に、フォトダイオードなどの受光素子310を光軸を合わせて配置する。受光素子310で受光されて光電変換された信号出力は、プリアンプICチップ311により増幅されて外部に出力される。
図9,10の光導波路センサでは、図1に示した光導波路センサのファイバー固定領域を溝などを形成することなく平坦な状態とし、この領域に、発光素子210,ドライバICチップ211,スポットサイズ変換部212,受光素子310,プリアンプICチップ311を配置する。
なお、上述した実施の形態では、SOI基板を用いることで、シリコン(単結晶シリコン)からシリコン細線コアを形成するようにしたが、これに限るものではない。シリコン細線コアは、多結晶や非晶質などの非結晶状態のシリコンから構成するようにしてもよい。また、シリコン細線コアは、窒化シリコン,炭化シリコン,酸窒化シリコンなど、他のシリコンを含む材料から構成してもよい。これらの、シリコンよりバンドギャップの広い材料を用いることにより、可視領域の光を用いた分光分析を行うことができるようになる。また、シリコン細線コアの下部に配置される下部クラッド層には、シリコン細線コアより屈折率の小さい材料が用いられればよい。同様に、シリコン細線コアの側面に充填されるクラッド層は、シリコン細線コアより屈折率の小さい材料から構成されていればよい。
本発明の実施の形態における光導波路センサの構成例を示す平面図である。 実施の形態における光導波路センサの構成例を示す断面図である。 実施の形態における光導波路センサの構成例を示す断面図である。 実施の形態における光導波路センサの構成例を示す断面図である。 実施の形態における光導波路センサの構成例を示す断面図である。 実施の形態における光導波路センサのシリコン細線コアの部分の製造過程を示す工程図である。 本実施の形態における光導波路センサのシリコン細線コア部分の他の例を示す断面図である。 本実施の形態における光導波路センサの他の構成例を示す平面図である。 本発明の実施の形態における光導波路センサの他の構成例を示す平面図である。 本発明の実施の形態における光導波路センサの他の構成例を示す断面図である。
符号の説明
101,102…溝、103,104…スポットサイズ変換コア、105…シリコン細線コア、106…クラッド層、107…上部クラッド層、111…基板部、112…埋め込み酸化層、113…シリコン層、200,300…光ファイバー、201,301…光ファイバーコア。

Claims (5)

  1. 下部クラッド層と、
    この下部クラッド層の上に形成されて少なくとも一部の面が露出したシリコンを含む材料からなるコアと、
    このコアから構成された導波路の光入射端と、
    前記導波路の光出射端と
    を少なくとも備え、
    前記導波路は、シングルモード導波路であり、
    前記コアの露出した面に分析対象物が接触する
    ことを特徴とする光導波路型センサ。
  2. 請求項1記載の光導波路型センサにおいて、
    前記光入射端に光結合して配置された第1光ファイバーと、
    前記光出射端に光結合して配置された第2光ファイバーと
    を備えたことを特徴とする光導波路型センサ。
  3. 請求項2記載の光導波路型センサにおいて、
    前記第1光ファイバーの出射端と前記光入射端との間に配置され、前記第1光ファイバーより出射された光の径を小さくする第1スポットサイズ変換部と、
    前記第2光ファイバーの入射端と前記光出射端との間に配置され、前記光出射端より出射された光の径を大きくする第2スポットサイズ変換部と
    を少なくとも備えたことを特徴とする光導波路型センサ。
  4. 請求項3記載の光導波路型センサにおいて、
    前記コアは、前記光出射端及び光入射端において、端部に近いほど幅が狭く形成されている
    ことを特徴とする光導波路型センサ。
  5. 請求項1記載の光導波路型センサにおいて、
    前記光入射端に設けられた発光素子と、
    前記光出射端に設けられた受光素子と
    を備え、
    前記発光素子の発光光は、前記光入射端に光結合し、
    前記光出射端より出射する光は、前記受光素子に受光される
    ことを特徴とする光導波路型センサ。
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