JP2005059873A - 容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 曲がり状口部にキャップを被着した容器を包装箱に収容したとき、包装箱の天面に加わる積荷荷重を容器によって安定的に支持可能にすること。
【解決手段】 容器本体11の正立状態で、鉛直軸に対し傾斜する曲がり状口部12にキャップ20を被着してなる容器10であって、キャップ20の上面に水平な荷重受け面30Aを形成する荷重受け部30を備えてなるもの。
【選択図】 図2
【解決手段】 容器本体11の正立状態で、鉛直軸に対し傾斜する曲がり状口部12にキャップ20を被着してなる容器10であって、キャップ20の上面に水平な荷重受け面30Aを形成する荷重受け部30を備えてなるもの。
【選択図】 図2
Description
本発明は容器に関する。
洗剤用液体塗布容器等として、特許文献1に記載の如く、容器本体の正立状態で、鉛直軸に対し傾斜する曲がり状口部にキャップを被着してなるものがある。この容器は、使用段階で、容器本体の曲がり状口部からキャップを外して該口部に塗布ノズルを付け替えて用いることができ、塗布ノズルを被塗布部に近づける際の使用者の手首の回転角を小さくして操作性を向上可能にするものである。曲がり状口部は、鉛直軸に対し例えば25度前傾する。
特開平11-255259
従来の曲がり状口部にキャップを被着した容器をダンボール箱に収容して包装し、ダンボール箱の天面に加わる積荷荷重が該天面を介して容器に作用するとき、積荷荷重は、容器の口部まわりで前傾しているキャップの最上部の角部に作用し、容器が口部の曲がりの故に倒れて荷重を受けることができない。このため、積荷荷重をダンボール箱だけで受ける必要があり、ダンボール箱を高強度化する必要があるし、中仕切りを追加する必要もあって、コスト高になる。
本発明の課題は、曲がり状口部にキャップを被着した容器を包装箱に収容したとき、包装箱の天面に加わる積荷荷重を容器によって安定的に支持可能にすることにある。
請求項1の発明は、容器本体の正立状態で、鉛直軸に対し傾斜する曲がり状口部にキャップを被着してなる容器であって、キャップの上面に水平な荷重受け面を形成する荷重受け部を備えてなるものである。
(実施例1)
図1の容器10は、洗剤用液体塗布容器であり、容器本体11の正立状態で、鉛直軸に対し傾斜する曲がり状口部12に、キャップ20を螺着してなる。キャップ20は、有蓋円筒状をなし、容器本体11の口部12に設けた雄ねじ部12Aに螺着される雌ねじ部21Aを筒部21に備え、上面部22の裏面(内側面)に筒部21より小径の環状突部22Aを突設し、筒部21の内周と環状突部22Aの外周の間に孔あき円板状のシール板23を嵌着し、容器本体11の口部12の端面との間でシール板23を挟着可能にしている。
図1の容器10は、洗剤用液体塗布容器であり、容器本体11の正立状態で、鉛直軸に対し傾斜する曲がり状口部12に、キャップ20を螺着してなる。キャップ20は、有蓋円筒状をなし、容器本体11の口部12に設けた雄ねじ部12Aに螺着される雌ねじ部21Aを筒部21に備え、上面部22の裏面(内側面)に筒部21より小径の環状突部22Aを突設し、筒部21の内周と環状突部22Aの外周の間に孔あき円板状のシール板23を嵌着し、容器本体11の口部12の端面との間でシール板23を挟着可能にしている。
この容器10は、使用段階で、容器本体11の口部12からキャップ20を外して該口部12に塗布ノズルを付替えて使用できる。口部12を鉛直軸に対し例えば10度〜80度、好適には25度前傾し、塗布ノズルを被塗布部に近づける際の使用者の手首の回転角を小さくし、操作性を向上可能にする。
容器10は、物流段階で、図3に示す如く、ダンボール箱1(包装箱)に収容して包装される。ダンボール箱1はその天面1Aの上に他のダンボール箱1を断積みされ、その天面1Aには上段の積荷荷重が作用するものになる。このとき、ダンボール箱1は、容器10の容器本体11の底部を底面に載置するとともに、キャップ20の最上部に天面1Aを接するようにして容器10を収容する。
容器10は、図1〜図3に示す如く、キャップ20の上面に水平な荷重受け面30Aを形成する荷重受け部30を備える。
キャップ20の荷重受け部30は、上面部22の表面(外側面)の内外周に突設した外側環状突部31と内側環状突部32とからなる。外側状突部31は筒部21と上面部22の交差部に設けられる。荷重受け部30は、正立状態の容器本体11の曲がり状口部12に被着されたキャップ20の最上部に位置することとなる外側環状突部31と内側環状突部32の協働により水平な荷重受け面30Aを形成する。即ち、荷重受け部30は、外側環状突部31の最上点31Aと内側環状突部32の最上点32Aを結ぶ直線aを水平状とし、両最上点31A、32Aにより荷重受け面30Aを形成する。容器10をダンボール箱1に包装した状態で、キャップ20の荷重受け部30が形成する上述の荷重受け面30Aは、天面1Aに接し又は小隙間を介して該天面1Aに平行配置される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(1)ダンボール箱1の天面1Aに作用する積荷荷重が該天面1Aを介して容器10に作用するとき、積荷荷重は、容器10の曲がり状口部12まわりで前傾しているキャップ20の荷重受け部30がキャップ20の上面部22に形成する水平な荷重受け面30Aに作用するものになる。積荷荷重は、荷重受け面30Aの広い面(容器10の重心を通る中心軸cを含む面、又は該中心軸cに近接する面)によって安定的に支持され、容器10を倒すことがない。積荷荷重をダンボール箱1と容器10によって分担するものになり、ダンボール箱1の高強度化を必要としない。
(1)ダンボール箱1の天面1Aに作用する積荷荷重が該天面1Aを介して容器10に作用するとき、積荷荷重は、容器10の曲がり状口部12まわりで前傾しているキャップ20の荷重受け部30がキャップ20の上面部22に形成する水平な荷重受け面30Aに作用するものになる。積荷荷重は、荷重受け面30Aの広い面(容器10の重心を通る中心軸cを含む面、又は該中心軸cに近接する面)によって安定的に支持され、容器10を倒すことがない。積荷荷重をダンボール箱1と容器10によって分担するものになり、ダンボール箱1の高強度化を必要としない。
(2)容器10の曲がり状口部12まわりで前傾しているキャップ20の最上部の外側環状突部31と内側環状突部32が協働し、それらの最上点31A、32Aを結ぶ直線aを水平線とすることにより、両最上点31A、32Aにて上述(1)の水平な荷重受け面30Aを形成する。キャップ20の一部を厚肉にする片肉部を形成することなく荷重受け部30を形成でき、キャップ20の樹脂成形性を損なわない。
(実施例2)
図4の容器10が、図1〜図3の容器10と異なる点は、キャップ20が備える荷重受け部40の形態である。
図4の容器10が、図1〜図3の容器10と異なる点は、キャップ20が備える荷重受け部40の形態である。
荷重受け部40は、キャップ20の上面部22の表面(外側面)に設けた環状面部41からなる。環状面部41は筒部21と上面部22の交差部から上面部22の内周側に及ぶ一定幅の環状範囲に設けられる。荷重受け部40は、正立状態の容器本体11の曲がり状口部12に被着されたキャップ20の最上部に位置することとなる環状面部41(41A)を水平状にし、この環状面部41Aにより荷重受け面40Aを形成する。容器10をダンボール箱1に包装した状態で、キャップ20の荷重受け部40が形成する上述の荷重受け面40Aは、天面1Aに接し又は小隙間を介して該天面1Aに平行配置される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(1)ダンボール箱1の天面1Aに作用する積荷荷重が該天面1Aを介して容器10に作用するとき、積荷荷重は、容器10の曲がり状口部12まわりで前傾しているキャップ20の荷重受け部40がキャップ20の上面部22に形成する水平な荷重受け面40Aに作用するものになる。積荷荷重は、荷重受け面40Aの広い面(容器10の重心を通る中心軸cを含む面、又は該中心軸cに近接する面)によって安定的に支持され、容器10を倒すことがない。積荷荷重をダンボール箱1と容器10によって分担するものになり、ダンボール箱1の高強度化を必要としない。
(1)ダンボール箱1の天面1Aに作用する積荷荷重が該天面1Aを介して容器10に作用するとき、積荷荷重は、容器10の曲がり状口部12まわりで前傾しているキャップ20の荷重受け部40がキャップ20の上面部22に形成する水平な荷重受け面40Aに作用するものになる。積荷荷重は、荷重受け面40Aの広い面(容器10の重心を通る中心軸cを含む面、又は該中心軸cに近接する面)によって安定的に支持され、容器10を倒すことがない。積荷荷重をダンボール箱1と容器10によって分担するものになり、ダンボール箱1の高強度化を必要としない。
(2)容器10の曲がり状口部12まわりで前傾しているキャップ20の最上部の環状面部41が上述(1)の水平な荷重受け面40Aを形成する。
(3)キャップ20の荷重受け部40が広く連続する環状面部41にて形成されるから、ダンボール箱1の天面1Aが荷重受け部40に食い込まない。ダンボール箱1を損傷することなく、積荷荷重を上述(1)の如くに安定的に支持できる。
(実施例3)
図5の容器10が、図1〜図3の容器10と異なる点は、キャップ20が備える荷重受け部50の形態である。
図5の容器10が、図1〜図3の容器10と異なる点は、キャップ20が備える荷重受け部50の形態である。
荷重受け部50は、キャップ20の上面部22の表面(外側面)の周方向に間隔をおく多数位置のそれぞれに設けた、キャップ20の半径方向に延びるリブ51からなる。各リブ51は筒部21と上面部22の交差部から上面部22の内周側に及ぶ一定長範囲に設けられる。荷重受け部50は、正立状態の容器本体11の曲がり状口部12に被着されたキャップ20の最上部に位置することとなるリブ51(51A)を水平状にし、このリブ51Aにより荷重受け面50Aを形成する。容器10をダンボール箱1に包装した状態で、キャップ20の荷重受け部50が形成する上述の荷重受け面50Aは、天面1Aに接し又は小隙間を介して該天面1Aに平行配置される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(1)ダンボール箱1の天面1Aに作用する積荷荷重が該天面1Aを介して容器10に作用するとき、積荷荷重は、容器10の曲がり状口部12まわりで前傾しているキャップ20の荷重受け部50がキャップ20の上面部22に形成する水平な荷重受け面50Aに作用するものになる。積荷荷重は、荷重受け面50Aの広い面(容器10の重心を通る中心軸cを含む面、又は該中心軸cに近接する面)によって安定的に支持され、容器10を倒すことがない。積荷荷重をダンボール箱1と容器10によって分担するものになり、ダンボール箱1の高強度化を必要としない。
(1)ダンボール箱1の天面1Aに作用する積荷荷重が該天面1Aを介して容器10に作用するとき、積荷荷重は、容器10の曲がり状口部12まわりで前傾しているキャップ20の荷重受け部50がキャップ20の上面部22に形成する水平な荷重受け面50Aに作用するものになる。積荷荷重は、荷重受け面50Aの広い面(容器10の重心を通る中心軸cを含む面、又は該中心軸cに近接する面)によって安定的に支持され、容器10を倒すことがない。積荷荷重をダンボール箱1と容器10によって分担するものになり、ダンボール箱1の高強度化を必要としない。
(2)容器10の曲がり状口部12まわりで前傾しているキャップ20の最上部のリブ51が上述(1)の水平な荷重受け面50Aを形成する。
(3)キャップ20の荷重受け部50が広く連続するリブ51にて形成されるから、ダンボール箱1の天面1Aが荷重受け部50に食い込まない。ダンボール箱1を損傷することなく、積荷荷重を上述(1)の如くに安定的に支持できる。
本発明において、包装箱はダンボール箱に限らない。
1 ダンボール箱(包装箱)
10 容器
11 容器本体
12 曲がり状口部
20 キャップ
22 上面部
30 荷重受け部
30A 荷重受け面
31 外側環状突部
32 内側環状突部
40 荷重受け部
40A 荷重受け面
41 環状面部
50 荷重受け部
50A 荷重受け面
51 リブ
10 容器
11 容器本体
12 曲がり状口部
20 キャップ
22 上面部
30 荷重受け部
30A 荷重受け面
31 外側環状突部
32 内側環状突部
40 荷重受け部
40A 荷重受け面
41 環状面部
50 荷重受け部
50A 荷重受け面
51 リブ
Claims (5)
- 容器本体の正立状態で、鉛直軸に対し傾斜する曲がり状口部にキャップを被着してなる容器であって、
キャップの上面に水平な荷重受け面を形成する荷重受け部を備えてなる容器。 - 前記荷重受け部が、キャップの上面の内外周に突設した外側環状突部と内側環状突部とからなり、
正立状態の容器本体の曲がり状口部に被着されたキャップの最上部に位置することとなる外側環状突部と内側環状突部が協働して水平な荷重受け面を形成する請求項1に記載の容器。 - 前記荷重受け部が、キャップの上面に設けた環状面部からなり、
正立状態の容器本体の曲がり状口部に被着されたキャップの最上部に位置することとなる環状面部が水平な荷重受け面を形成する請求項1に記載の容器。 - 前記荷重受け部が、キャップの上面の周方向に間隔をおく多数位置のそれぞれに設けた、該キャップの半径方向に延びるリブからなり、
正立状態の容器本体の曲がり状口部に被着されたキャップの最上部に位置することとなるリブが水平な荷重受け面を形成する請求項1に記載の容器。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の容器を収納した包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003290805A JP2005059873A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003290805A JP2005059873A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005059873A true JP2005059873A (ja) | 2005-03-10 |
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ID=34368715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003290805A Withdrawn JP2005059873A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | 容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005059873A (ja) |
-
2003
- 2003-08-08 JP JP2003290805A patent/JP2005059873A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |