JP2005088979A - 薄肉容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 口部にポンプを取着し、胴周壁を薄肉とした容器であって、胴周壁に柱部を設け、内容物の吐出時に胴周壁の潰れ方を規制するようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
上記文献1記載のレフィル容器は、容器中心に吸上げ筒兼用支柱を配設し、液注出時にレフィル容器内の内容物の減少につれて、容器の肩部、胴部の薄肉壁が、容器内が負圧になることにより、次第に収縮するようにしている。
そのため、とくにレフィル容器が外部から視認できる場合、外観が劣るという問題があった。
胴周壁にリブまたは凹溝を設けたから、リブまたは凹溝を柱または支軸として胴周壁が変形し、潰れ方を規制することができ、潰れたときの外観もきれいになっている。
図1において、Aは容器、Bは容器Aの口部に取着されたポンプ、Cは取付キャップ、Dは外容器である。 容器Aには、液体、クリーム状の粘性液等の内容物が収容される。
胴部3の胴周壁3aには、上下方向に延びる断面円弧状の縦リブ6が設けられており、図2(b),(c)に示すように、縦リブ6は、凸リブ6aまたは凹リブ6bとすることができる。
また、縦リブ6の断面形状は、円弧状に限られず、三角形状、角形状など任意の形状とすることができる。
胴部3の胴周壁3aの肉厚は、薄肉となっており、内容物の吐出とともに潰されるようになっている。
ポンプBは、前記従来例と同様のピストンとシリンダーを具えており、シリンダーの下端には、吸込みパイプが垂設されている。
外容器Dは、ポンプ付き容器を収納できる形状のものであればよい。
本発明は、容器Aに液体、クリーム状の粘性液等の内容物を収容しポンプBを取着したポンプ付容器と、外容器D、および内容物を収容し仮キャップで閉蓋した取替え用の容器とをセットにして市販される。
容器Aを廃棄するときには、ポンプBを取外し、別の薄肉容器に付け替え、使用済みの容器は、減容されているので、そのまま廃棄することができる。
前実施例では、リブを上下方向に延びるように設けたが、本実施例は、3本のリブを螺旋状に延びるように設けたもので、図4に示すように、容器Aの胴周壁3aに、3本のリブを等間隔をおいて螺旋状に延びるように設けた螺旋リブ10が配設されている。
また、螺旋リブ10を2本または1本とすることもでき、そのときには、螺旋角度をさらに大きくできる。
また、螺旋リブ10の線間距離を小さくし、螺旋リブの本数を多く設けた場合、或いは螺旋リブ10の螺旋角度を小さくすることによって螺旋を多重に形成し、線間距離を小さくした場合には、容器の胴周壁が縦方向に収縮し、容器を縦方向に減容させることもできる。
図5において、Aaは容器であり、第1実施例と同様に、口部1と肩部2、胴部3、底部4とからなっている。
上記突条12は、第2実施例と同様に、螺旋方向に延びるものであってもよい。
図6において、Abは容器であり、口部1と肩部2、胴部3と底部4とからなっている。
胴部3の胴周壁13は、前記第3実施例と同様に、外表面を平坦な筒状面とした薄肉の壁面であり、内面には、上下方向に延びる凹溝14が刻設されている。
したがって、凹溝14の部分を柱として薄肉の胴周壁13が変形し、さらに、前実施例と同様に、胴周壁13の外表面は平坦な筒状面であるから、前記第3実施例と同様の作用効果がもたらされる。
図7に示すように、容器Acは、口部1、肩部2、胴部3、底部4とから構成され、胴部3の胴周壁15は、均等な肉厚を有するものであるが、胴周壁15は、容器の中心からの距離が大きい円周C1に内接し等間隔に位置する三つの膨出部16a、b、cと、該膨出部16の間に膨出部16より内方の円周C2上に位置する三つの縮小部17a、b、cからなり、膨出部16a、b、cと縮小部17a、b、cは、等間隔に交互に配設されている。
その結果、胴周壁15は、図7(c)に示すように、膨出部16を柱にして潰される。
図8に示すように、容器Adは、口部1、肩部2、胴部3、底部4とから構成され、胴部3の胴周壁20は、三つの厚肉部21a、b、cと薄肉部22a、b、cが交互に等間隔をおいて配設されている。
その場合には、外容器Dをもって吐出ノズル7を押下げ操作することができ、取扱いを一層容易とすることができる。
さらにまた、外容器と薄肉容器との関連構造については、その他にも任意の構成を採用することができる。
また、リブとして、上下方向に連続したリブ、突条または凹溝を用いているが、複数のリブ、突条または凹溝を上下方向に間欠的に配列するようにしてもよい。
また、一つの容器に、リブ、突条、凹溝、膨出部、厚肉部を組み合わせて設けてもよい。
B ポンプ
C 取付キャップ
D 外容器
1 口部
2 肩部
3 胴部
3a、11、13、15、20 胴周壁
4 底部
5 ねじ
6 縦リブ
6a 凸リブ
6b 凹リブ
7 吐出ノズル
8 中央部
10 螺旋リブ
12 突条
14 凹溝
16 膨出部
17 縮小部
21 厚肉部
22 薄肉部
Claims (8)
- 口部にポンプを取着し、胴周壁を薄肉とした容器であって、
胴周壁に柱部を設け、内容物の吐出時に胴周壁の潰れ方を規制するようにしたことを特
徴とする薄肉容器。 - 柱部が、リブであることを特徴とする請求項1記載の薄肉容器。
- リブが、上下方向に延びる縦リブであることを特徴とする請求項1、2記載の薄肉容器。
- リブが、胴周壁の表面に螺旋状に延びる螺旋リブであることを特徴とする請求項1、2記載の薄肉容器。
- リブが、容器の内面に突設された突条であることを特徴とする請求項1〜4記載の薄肉容器。
- 柱部が、胴周壁内面に刻設された凹溝であることを特徴とする請求項1記載の薄肉容器。
- 口部にポンプを取着し、胴周壁を薄肉とした容器であって、
胴周壁に、膨出部と縮小部を交互に配設したことを特徴とする薄肉容器。 - 口部にポンプを取着し、胴周壁を薄肉とした容器であって、
胴周壁に、厚肉部と薄肉部を交互に配設したことを特徴とする薄肉容器。
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- 2003-09-29 JP JP2003337151A patent/JP2005088979A/ja active Pending
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