JP2005059242A - インク吸収材、インクジェット式記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設されるインク吸収材23は、主走査方向の両端部に、主走査方向に突出する様な折り曲げ用舌片部を有し、該折り曲げ用舌片部を折り曲げることによってガイド部23a、23bを形成する。ガイド部23a、23bは廃液回収手段と接することにより、インク吸収材23に吸収されたインクはガイド部23a、23bを介して廃液回収手段へ案内される。ガイド部23a、23bの外側をなす面は主走査方向の最端部に位置し、これにより、インクジェットプリンタを傾いた姿勢においても、インクの滞留部が形成されず、インクの外部への溢れ出しを防止できる。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被記録媒体にインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設され、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材および当該インク吸収材を備えたインクジェット式記録装置に関する。また、本発明は、液体噴射装置に関する。
【0002】
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録材に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体と前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
【0003】
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
【0004】
【従来の技術】
以下、インクジェット式記録装置或いは液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンタを例に説明する。近年、ホームDPEと称されるが如く、銀塩写真並の超高画質印刷を家庭で容易に実現可能なインクジェットプリンタが一般に広く普及しており、そしてこの様なインクジェットプリンタには、銀塩写真と同等な出力結果を得る為に四辺に余白無しで印刷する所謂縁無し印刷が実行可能に構成されたものがある。
【0005】
この様なインクジェットプリンタの構成としては、インクジェット記録ヘッドと対向して設けられ、印刷用紙とインクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンに凹部を設け、用紙端部から外れた領域にインクを吐出するとともに当該外れた領域に吐出するインクを前記凹部に打ち捨てる構成が一般的である。
【0006】
ここで、前記凹部には、打ち捨てられるインクのミスト化による浮遊を極力防止する為に、インク吸収するインク吸収材が設けられる。そして、インク吸収材に吸収されたインクは、プラテンの下方に設けられた廃液回収手段(例えば、廃液トレイ)等に滴下する様な構成が採用される(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−86757号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、インク吸収材にある程度のインクが吸収されている状態で、例えば輸送時等にインクジェットプリンタが傾いた姿勢(特に、使用時の姿勢から横に90°寝かされた状態)に置かれると、吸収されているインクがインク吸収材の端部に集まり、外部へ溢れ出てしまう虞がある。
そこで本発明はこの様な問題に鑑みなされたものであり、その目的は、インクジェットプリンタが傾いた姿勢に置かれた場合でも、インクが外部へ溢れ出ることの無いインク吸収材を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、被記録媒体にインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設され、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材であって、吸収したインクを廃液回収手段へ案内するガイド部を形成する為に前記廃液回収手段へ向けて折り曲げられる折り曲げ部が前記インクジェット記録ヘッドの主走査方向における両端部または左右いずれか一方側の端部に設けられるとともに、当該折り曲げ部が前記廃液回収手段へ向けて折り曲げられて前記ガイド部が形成された状態において、当該ガイド部の外側を成す面が、主走査方向において最端部に位置する様に前記折り曲げ部が形成されていることを特徴とする。
【0010】
上記第1の態様によれば、インク吸収材には、吸収したインクを廃液回収手段へ案内するガイド部を形成する為の折り曲げ部が設けられているので、当該折り曲げ部を廃液回収手段へ向けて折り曲げてガイド部を形成することにより、インク吸収材に吸収されたインクが円滑に廃液回収手段へと案内され、従ってインク吸収材にインクが滞留し難く、装置を傾いた状態に置いた場合でもインク吸収材の端部に集まるインクの量を低減することができ、外部へのインクの漏れ出しを防止することができる。
【0011】
そして、前記ガイド部の外側を成す面が、主走査方向において最端部に位置する様に前記折り曲げ部が成されていることから、装置を傾いた状態においた場合でも、前記ガイド部から下側部分にインクを吸収した部分が存在せず、これにより、端部に集まったインクは前記ガイド部を介してその殆どが廃液回収手段に案内されることとなる。従って装置を傾いた状態に置いた場合でもインクの外部への漏れ出しをより一層確実に防止することが可能となる。
【0012】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記折り曲げ部が、前記インク吸収材の端部から主走査方向に向かって突出する舌片によって成されていることを特徴とする。
上記第2の態様によれば、前記折り曲げ部が、前記インク吸収材の端部から主走査方向に向かって突出する舌片によって成されていることから、インク吸収材の形状を単純化することができ、低コスト化に資すことができる。
【0013】
本発明の第3の態様は、上記第1のまたは第2の態様2において、前記折り曲げ用舌片部が前記インク吸収材の両端部に設けられていることを特徴とする。 上記第3の態様によれば、前記折り曲げ用舌片部が前記インク吸収材の両端部に設けられていることから、装置をいずれの方向に傾けた場合でも、インクの外部への漏れ出しを防止することが可能となる。
【0014】
本発明の第4の態様は、被記録媒体にインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと、前記インクジェット記録ヘッドと対向して配置されるとともに、前記インクジェット記録ヘッドと対向する面に被記録媒体の端部から外れた領域に吐出されるインクを打ち捨てる為の凹部が形成された、被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンと、前記凹部に配設され、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材と、を備えたインクジェット式記録装置であって、前記インク吸収材が、上記第1から第3の態様のいずれかに記載された前記インク吸収材であることを特徴とする。
上記第4の態様によれば、インクジェット記録装置において上記第1から第3の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
【0015】
本発明の第5の態様は、被噴射媒体に液体を吐出する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドと対向して配置されるとともに、前記液体噴射ヘッドと対向する面に被噴射媒体の端部から外れた領域に吐出される液体を打ち捨てる為の凹部が形成された、被噴射媒体と前記液体噴射ヘッドとの距離を規定するプラテンと、前記凹部に配設され、被噴射媒体の端部から外れて打ち捨てられる液体を吸収する液体吸収材と、を備えた液体噴射装置であって、前記液体吸収材に、吸収した液体を廃液回収手段へ案内するガイド部を形成する為に前記廃液回収手段へ向けて折り曲げられる折り曲げ部が前記液体噴射ヘッドの主走査方向における両端部または左右いずれか一方側の端部に設けられるとともに、当該折り曲げ部が前記廃液回収手段へ向けて折り曲げられて前記ガイド部が形成された状態において、当該ガイド部の外側を成す面が、主走査方向において最端部に位置する様に前記折り曲げ部が形成されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図6を参照しながら説明する。ここで、図1は本発明に係る「インクジェット式記録装置」、「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の装置本体の斜視図であり、図2は同側断面概略図、図3および図4はプラテン22の斜視図、図5は本発明に係るインク吸収材23の斜視図、図6は本発明に係るインク吸収材と従来技術に係るインク吸収材とを比較する説明図であり、(A)は本発明に係るインク吸収材23の平面図、(B)は同側面図、(C)は従来技術に係るインク吸収材23’の平面図、(D)は同側面図である。尚、以下では、図1の左方向(プリンタ前方側)を用紙搬送経路の「下流側」と言い、右方向(プリンタ後方側)を「上流側」と言うこととする。
【0017】
図1および図2において、プリンタ1は後部に「被記録媒体」、「被噴射媒体」の一例としての用紙Pを傾斜姿勢でセット可能な給送装置2を備えている。給送装置2はホッパ3と、給送ローラ4と、リタードローラ7と、ガイドローラ5および6とを備えて構成され、用紙Pをインクジェット記録ヘッド26へと搬送する搬送駆動ローラ19および搬送従動ローラ20へ向けて、セットされた用紙Pを1枚ずつ給送する。
【0018】
より詳しくは、ホッパ3は板状体から成り、上部の揺動支点(図示せず)を中心に揺動可能に構成され、揺動することにより、ホッパ3上に支持された用紙Pを給送ローラ4に圧接させ、または、給送ローラ4から離間させる。給送ローラ4は側面視略D形の形状を成し、その円弧部分によって圧接した用紙Pを下流側へ給送する一方、用紙Pが給送され、搬送駆動ローラ19および搬送従動ローラ20によって搬送中は、搬送負荷を生じさせない様に図示する様にその平坦部が用紙Pと対向する様に制御される。
【0019】
リタードローラ7は給送ローラ4の円弧部分と圧接可能に設けられるとともに、所定の回転駆動力によって用紙Pを上流側へ戻す方向(図2の時計方向)に回転駆動される。ここで、用紙Pの重送が発生せずに、1枚だけ用紙Pが給送されている場合にはリタードローラ7はこれに応じて従動回転(図2では反時計回り)し、用紙Pが給送ローラ4とリタードローラ7との間に複数枚存在する場合には、用紙間の摩擦係数が低いことにより、用紙Pを上流側へ戻す方向(図2では時計回り)に回転する。従ってこれにより、給送されるべき最上位の用紙Pにつられて重送されようとする次位以降の用紙Pが、給送ローラ4から下流側へ進まずに、重送が防止される。
ガイドローラ5および6は自由回転可能に設けられ、図示する様に搬送駆動ローラ19および搬送従動ローラ20によって用紙Pを搬送中に、用紙Pが給送ローラ4と接触して搬送負荷を生じさせない役割を担っている。
【0020】
給送装置2によって給送される用紙Pはガイド13に案内されて、モータによって回転駆動される搬送駆動ローラ19と、該搬送駆動ローラ19に圧接して従動回転する搬送従動ローラとに到達する。搬送従動ローラ20はホルダ部材15に軸支され、ホルダ部材15は、プリンタ1の基体を構成するフレーム14に図示を省略するばねを介して取り付けられている。搬送駆動ローラ19に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ19の回転によって所定のピッチで下流側へ搬送される。
【0021】
搬送駆動ローラ19の下流側にはインクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)26と、これに対向してプラテン22とが配設されている。記録ヘッド26はキャリッジ16の底部に設けられ、当該キャリッジ16は主走査方向に延びるキャリッジガイド軸18にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ16は、複数色の各色毎に独立したインクカートリッジ17(図1では図示省略)を搭載し、記録ヘッド26へとインクを供給する。
【0022】
用紙Pと記録ヘッド26との距離を規定するプラテン22には、記録ヘッド26と対向する面にリブ22b、22c、22dが形成されているとともに、凹部22aが形成されている。凹部22aは、用紙Pの端部から外れた領域に吐出するインクを打ち捨てる為のものであり、これにより、用紙Pの端部に余白無く印刷を行う所謂フチ無し印刷が実行可能となっている。そして、凹部22aには、打ち捨てられたインクを吸収する本発明に係るインク吸収材23が配設されているが、当該インク吸収材23については後に詳説する。また、プラテン22の下部には「廃液回収手段」を構成する廃液トレイ24が設けられ、インク吸収材23に吸収されたインクは該廃液トレイ24に案内される様になっている。尚、廃液トレイ24の内部には吸収体25が配設され、これにより、廃液トレイ24内部にインクが保持される。
【0023】
続いて、記録ヘッド26の下流側には、補助ローラ27、排出駆動ローラ28、排出従動ローラ29、が設けられている。排出駆動ローラ21は回転駆動され、排出従動ローラ22は排出駆動ローラ21に接して従動回転し、これらローラにニップされて用紙Pが排出される。また、これらローラの上流側に位置する補助ローラ23は用紙Pに上方から接して従動回転し、用紙Pの浮き上がりを防止して用紙Pと記録ヘッド26との距離を一定に保つ。
【0024】
以上がプリンタ1の概略であり、以下、図3乃至図6を参照しながらインク吸収材23について詳説する。図5に示す様に、インク吸収材23は主走査方向に長い形状を成し、液体吸収性を有する材料(本実施形態ではスポンジ材)によって形成され、図3に示す様にプラテン22に形成されたリブ22cを避ける様に、穴23c、23d、23e、23f、23gが形成されている。
【0025】
また、主走査方向における両端部にはガイド部23a、23bが形成されている。ガイド部23a、23bは、インク吸収材23の両端部において、主走査方向に突出する様な折り曲げ用の舌片部(折り曲げ部)として形成され(図6(A)参照)、プラテン22に配設される際に、プラテン22に形成された穴(図示せず)から下方に垂下する様に、即ち廃液回収手段としての廃液トレイ24へ向けて折り曲げられて形成される。そして、図2および図4に示す様に、プラテン22から下方に突出するとともに、プラテン22の下部に配置されたインク(液体)回収手段としての廃液トレイ24内に配設された吸収体25と接する。これにより、インク吸収材23に吸収されたインクは、ガイド部23a、23bを介して円滑に吸収体25へ導かれ、吸収体25によって保持される。
【0026】
ここで、インク吸収材23にある程度のインクが吸収されている状態で、例えば輸送時等にプリンタ1が傾いた姿勢に置かれると、吸収されているインクがインク吸収材23の端部に集まり、外部へ溢れ出てしまう虞がある。そこで、この様な問題を防止する為に、ガイド部23a、23bの外側を成す面が、主走査方向において最端部に位置する様に成されている。
【0027】
より詳しくは、図6(A)に示す様に、本実施形態に係るガイド部23a、23bは、インク吸収材23の端部において主走査方向に突出する様に形成された舌片部(折り曲げ部)の折り曲げによって形成されるので、図6(B)に示す様に、ガイド部23a、23bの外側をなす面が、主走査方向(プリンタ1が水平に設置された状態)において最も端部に位置する様になる。従ってこれにより、プリンタ1を傾いた姿勢に置いた場合でも、端部に集中したインクは滞留部を形成することなく、円滑に吸収体25へと導かれることになる。
【0028】
一方、本発明に係るインク吸収材23とは異なり、図6(C)に示す様にガイド部23a’、23b’を形成した場合には、図6(D)に示す様にガイド部23a’、23b’の外側をなす面が主走査方向において最も端部には位置しないことから、プリンタ1を傾いた姿勢においた際に、端部にインクが集中することによって符号aで示す部分にインクの滞留部が形成される。即ち、プリンタ1を傾いた姿勢に置いた場合には、ガイド部よりも下側にインクを多く吸収したインク滞留部が存在することになって、従ってこの場所からインクが外部に溢れ出る虞がある。
しかし、上述した通り本実施形態に係るガイド部23a、23bの外側を成す面は主走査方向において最端部に位置するので、この様なインクの溢れ出しといった問題の発生を効果的に防止することができる。
【0029】
尚、この様なガイド部は本実施形態の様に両端部に設けることが望ましいとともに、本実施形態の様に主走査方向に突出する様な折り曲げ部によって形成することにより、インクが端部に集中する際の経路が単純になり、円滑に吸収体25へと導かれるので、折り曲げ部を複雑化する場合に比して、より確実にインクの溢れ出しを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの装置本体の斜視図である。
【図2】本発明に係るプリンタの側断面概略図である。
【図3】プラテンの斜視図である。
【図4】プラテンの斜視図である。
【図5】本発明に係るインク吸収材の斜視図である。
【図6】本発明および従来技術に係るインク吸収材の比較図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ、2 給送装置、3 ホッパ、4 給送ローラ、5、6 ガイドローラ、7 リタードローラ、13 ガイド、14 フレーム、15 ホルダ部材、16 キャリッジ、17 インクカートリッジ、18 キャリッジガイド軸、19 搬送駆動ローラ、20 搬送従動ローラ、22 プラテン、23 インク吸収材、24 廃液トレイ、25 吸収体、26 インクジェット記録ヘッド、27 排出駆動ローラ、28 排出従動ローラ、29 補助ローラ、P 印刷用紙
Claims (5)
- 被記録媒体にインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設され、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材であって、
吸収したインクを廃液回収手段へ案内するガイド部を形成する為に前記廃液回収手段へ向けて折り曲げられる折り曲げ部が前記インクジェット記録ヘッドの主走査方向における両端部または左右いずれか一方側の端部に設けられるとともに、当該折り曲げ部が前記廃液回収手段へ向けて折り曲げられて前記ガイド部が形成された状態において、当該ガイド部の外側を成す面が、主走査方向において最端部に位置する様に前記折り曲げ部が形成されている、ことを特徴とするインク吸収材。 - 請求項1において、前記折り曲げ部が、前記インク吸収材の端部から主走査方向に向かって突出する舌片によって成されている、ことを特徴とするインク吸収材。
- 請求項1または2において、前記折り曲げ部が前記インク吸収材の両端部に設けられている、ことを特徴とするインク吸収材。
- 被記録媒体にインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと、
前記インクジェット記録ヘッドと対向して配置されるとともに、前記インクジェット記録ヘッドと対向する面に被記録媒体の端部から外れた領域に吐出されるインクを打ち捨てる為の凹部が形成された、被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンと、
前記凹部に配設され、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材と、を備えたインクジェット式記録装置であって、
前記インク吸収材が、請求項1から3のいずれか1項に記載された前記インク吸収材であることを特徴とするインクジェット式記録装置。 - 被噴射媒体に液体を吐出する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドと対向して配置されるとともに、前記液体噴射ヘッドと対向する面に被噴射媒体の端部から外れた領域に吐出される液体を打ち捨てる為の凹部が形成された、被噴射媒体と前記液体噴射ヘッドとの距離を規定するプラテンと、
前記凹部に配設され、被噴射媒体の端部から外れて打ち捨てられる液体を吸収する液体吸収材と、を備えた液体噴射装置であって、
前記液体吸収材に、吸収した液体を廃液回収手段へ案内するガイド部を形成する為に前記廃液回収手段へ向けて折り曲げられる折り曲げ部が前記液体噴射ヘッドの主走査方向における両端部または左右いずれか一方側の端部に設けられるとともに、当該折り曲げ部が前記廃液回収手段へ向けて折り曲げられて前記ガイド部が形成された状態において、当該ガイド部の外側を成す面が、主走査方向において最端部に位置する様に前記折り曲げ部が形成されている、ことを特徴とする液体噴射装置。
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