JP2005212205A - 被記録材の検出装置、記録装置及び液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記課題を解決するために本発明の被記録材の検出装置1は、主走査方向Xに往復動するキャリッジ10に対して搭載される光反射式センサ30と、光反射式センサ30から照射された光の受光部31を有するプラテン28とを備え、プラテン28における受光部31には、光反射式センサ30から照射された光に対する反射光量ないし反射速度を低下させる反射率低下手段32が設けられている。また反射率低下手段32としてプラテン28上の搬送リブ33を被記録材Pの搬送方向に分断して形成される凹陥部34を採用し、この凹陥部34をプラテン28上を流れ落ちるインクの回収溝としても利用した。
【選択図】図3
Description
本発明の第2の態様によれば、反射率低下手段の構成が簡単になり、凹陥部の深さを調整することで検出感度を容易に可変である。
本発明の第3の態様によれば、傾斜配置されるプラテン上面を流れ落ちるインクの搬送経路を構成する諸部材への付着を防止できる。
本発明の第4の態様によれば、搬送に伴って生ずる被記録材の端部の浮きにより、記録ヘッドに被記録材が当接して記録面が汚れてしまう事態が防止される。
本発明の第5の態様によれば、高感度の光反射式センサを使用しなくても被記録材の高精度の検出が可能で、傾斜配置されるプラテンを備える場合であっても、インクがプラテン上を流れ落ちることに起因する搬送経路を構成する諸部材へのインクの付着を防止できる、極めて安価且つ有用な被記録材の検出装置を備える記録装置を提供することが可能となる。
また上記リタードローラ15の回転抵抗は給送用ローラ14の周面の摩擦抵抗より小さく、かつ重送される用紙P間の摩擦抵抗より大きくなるように設定されている。
次に、このようなインクジェットプリンタ100に対して適用される本願発明に係る被記録材の検出装置について説明する。図3は被記録材の検出装置周辺を拡大して示す側断面図、図4は被記録材の検出装置周辺の平面図である。被記録材の検出装置1は、搬送用ローラ19と排出用ローラ20との間に設けられている。具体的にはキャリッジ10に対して搭載される光反射式センサ30と、光反射式センサ30から照射された光の受光部31を有するプラテン28とを備えることによって構成されている。尚、プラテン28は前述したように記録ポジション26に搬送されてきた用紙Pを下方から支承し、記録ヘッド13と用紙Pとの間のギャップPGを規定することを本来の役割とするものであるが、本発明ではこのようなプラテン28の一部を被記録材の検出装置1における構成部材の一部として利用しているのである。
本願発明に係る被記録材の検出装置及び該検出装置を備えた記録装置等は以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行なうことも勿論可能である。例えば、凹陥部34の形状は側面視U字状に限らず、側面視V字状や側面視凹字状であってもよい。また凹陥部34の深さも種々選択でき、用紙Pの有無の識別が容易になる範囲内で適宜設定できる。
図5(a)に示すものは、プラテン28の受光部31に開口40を形成し、この開口40を反射率低下手段32として使用したものである。図5(b)に示すものは、プラテン28の受光部31に光の吸収率の高い光吸収材41を貼設し、この光吸収材41を反射率低下手段32として使用したものである。また図5(c)は、プラテン28の受光部31自体の表面を粗くして、光反射式センサ30から照射された光を乱反射させることによって反射率を低下させるようにした反射率低下手段32を示す。更に図5(d)は、乱反射材42をプラテン28の受光部31貼設することによって反射率を低下させるようにした反射率低下手段32をそれぞれ示している。尚、図5(b)〜(d)の実施例の場合にはプラテン28上を流れ落ちるインクの回収経路を別に確保する必要があることから、第2リブ36の境界点Q付近に図示のようなインク回収溝43が別に設けられている。
4 ピックアップローラ、5 補助押えローラ、6 押え板、10 キャリッジ、
11 無端ベルト、12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、
14 給送用ローラ、15 リタードローラ、16 ホッパ、17 揺動軸、
18 ローラホルダ(搬送用従動ローラの)、19 搬送用ローラ、
19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、20 排出用ローラ、
20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用ギザローラ、22 補助ギザローラ、
26 記録ポジション、28 プラテン、30 光反射式センサ、31 受光部、
32 反射率低下手段、33 搬送リブ、34 凹陥部、35 第1リブ、
36 第2リブ、37 平坦面、38 吸収材、39 回収容器、40 開口、
41 光吸収材、42 乱反射材、43 インク回収溝、50 排出用スタッカ、
51 載置面、100 インクジェットプリンタ(記録装置)、P 用紙(被記録材)、
PG (記録ヘッドと被記録材との間の)ギャップ、X 主走査方向、Y 副走査方向、B 押上げバネ、A 用紙搬送方向、AF 給送回転方向、RR 戻し回転方向、
N ニップ点(搬送用ローラの)、Q 境界点、L (NQ間の)距離、R 後端の点、
S (RQ間の)距離
Claims (6)
- キャリッジガイド軸に沿って記録ヘッドの主走査方向に往復動するキャリッジに対して搭載される光反射式センサと、光反射式センサから照射された光の受光部を有するプラテンとを備え、光反射式センサとプラテン間を通過する被記録材を検出する被記録材の検出装置であって、
前記プラテンにおける受光部には、光反射式センサから照射された光に対する反射光量ないし反射速度を低下させる反射率低下手段が設けられていることを特徴とする被記録材の検出装置。 - 請求項1において、前記反射率低下手段はプラテンの前記受光部に設けられ、プラテン上の搬送リブを被記録材の搬送方向に分断して形成される凹陥部であることを特徴とする被記録材の検出装置。
- 請求項2において、前記プラテンの前記記録ヘッドと対向する表面は傾斜面として形成されて成り、前記凹陥部は前記プラテンの前記傾斜面を伝って流れ落ちるインクの回収溝としての機能を兼ねるように構成されていることを特徴とする被記録材の検出装置。
- 請求項2または3において、前記搬送リブは凹陥部によって搬送方向上流側に位置する第1リブと搬送方向下流側に位置する第2リブとに分断されており、第1リブと第2リブとの距離は、搬送される被記録材の端部の浮きに起因する記録ヘッド擦れを防止し得るように設定されていることを特徴とする被記録材の検出装置。
- キャリッジガイド軸に沿って記録ヘッドの主走査方向に往復動するキャリッジに対して搭載される光反射式センサと、光反射式センサから照射された光の受光部を有するプラテンとを備え、光反射式センサとプラテン間を通過する被記録材を検出する被記録材の検出装置を備える記録装置であって、
前記被記録材の検出装置は請求項1〜4のいずれか1項に記載の被記録材の検出装置であることを特徴とする記録装置。 - キャリッジガイド軸に沿って液体噴射ヘッドの主走査方向に往復動するキャリッジに対して搭載される光反射式センサと、光反射式センサから照射された光の受光部を有するプラテンとを備え、光反射式センサとプラテン間を通過する被液体噴射材を検出する被液体噴射材の検出装置を備える液体噴射装置であって、
前記プラテンにおける受光部には、光反射式センサから照射された光に対する反射光量ないし反射速度を低下させる反射低下手段が設けられていることを特徴とする液体噴射装置。
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