JP2005058880A - スラッジ分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 処理液の持ち出しを防止する。
【解決手段】 タンク11内のスラッジ含有処理液Wに第1磁気ドラム21を少なくともその外面下部が浸漬させ得るように配置する。同処理液Wに第2磁気ドラム22をその外面全体が浸漬させ得ないで、同外面周方向の一部が第1磁気ドラム21外面の周方向の一部に近接させ得るように配置する。両ドラム21、22の近接か所において、第1磁気ドラム21の外面に作用する磁気力よりも、第2磁気ドラム22の外面に作用する磁気力が大とする。第2磁気ドラム22の外面にスクレーパ61を具備させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、研削盤に使用されるクーラントのような処理液から、これに含まれるスラッジを分離する分離装置に関する。
従来、この種の分離装置としては、タンク内のスラッジ含有処理液に磁気ドラムがその外面下部を浸漬させ得るように配置されており、磁気ドラムの外面に絞りローラおよびスクレーパが備えられており、磁気ドラムの外面に作用する磁力のパターンを様々に工夫して、ドラムに対するスラッジの吸着・分離効率を向上させようとしたものが知られている。
上記装置では、ドラムに対するスラッジの吸着・分離作用については、問題が無いが、加工をしていない時、スラッジの少ない時等は、処理液の持ち出しがある。すなわち、ドラム外面に付着した処理液が絞りローラによって絞られないで、スクレーパのところまで運ばれてしまい、そこからタンク外に排出されてしまうこととなる。
特開平10−024249号公報 特開2001−029838号公報
この発明の目的は、処理液の持ち出しを有効に防止することのできるスラッジ分離装置を提供することにある。
この発明によるスラッヂ分離装置は、タンク内のスラッジ含有処理液に第1磁気ドラムが少なくともその外面下部を浸漬させ得るように配置されており、同処理液に第2磁気ドラムがその外面全体を浸漬させ得ないで、同外面周方向の一部を第1磁気ドラム外面の周方向の一部に近接させ得るように配置されており、両ドラムの近接か所において、第1磁気ドラムの外面に作用する磁気力よりも、第2磁気ドラムの外面に作用する磁気力が大となされており、第2磁気ドラムの外面にスクレーパが備えられているものである。
この発明によるスラッヂ分離装置では、両ドラムの近接か所において、第1磁気ドラムの外面に付着したスラッジのみが第2磁気ドラムの外面に乗移り、同外面に付着した処理液は第1磁気ドラムの外面に付着したまま残される。したがって、処理液がスクレーパのところまで運ばれて、そこからタンク外に排出されることが無い。
この発明によれば、処理液の持ち出しを有効に防止することができる。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
図1を参照すると、スラッジ分離装置は、処理液タンク11と、処理液タンク11内にそれぞれ配置されかつ互いに平行にのびた水平軸線をそれぞれ有している第1磁気ドラム21および第2磁気ドラム22とを備えている。
タンク11の右側壁の高さの中程には入口12が、その底壁の左端には出口13がそれぞれ設けられている。タンク11内には仕切板14が設けられている。仕切板14は、タンク11の底壁右縁部より左斜め上向きに立上がっている平板状部15と、平板状部15の上縁部に連なる上向き凹状の横断面円弧状屈曲部16とよりなる。屈曲部16の上縁を超える程度まで処理液Wがタンク11内に溜められている。処理液WにはスラッジGが含まれている。
第1磁気ドラム21は、非磁性材料製水平円筒状第1ドラム本体31と、第1ドラム本体31内に配置されかつタンク11側に固定されている第1磁石41とよりなる。
第1ドラム本体31は、その外面の下部を屈曲部16上面と間隔を置いて相対させるように支持されかつ反時計方向に駆動されるようになっている。第1ドラム本体31外面の右上部分には弾性材料製第1絞りロール51が僅かな間隔をおいて臨ませられている。
第1磁石41は、概ね円筒状のもので、左斜め上部分に第1切欠41aを有しかつ第1ドラム本体31内面に対し一定間隔をおくように第1ドラム本体31と同心状に配置されている。第1切欠41aに対応する部分が乗移ステーションSとなされている。
第2磁気ドラム22は、第1磁気ドラム21よりは小径であるが、第1磁気ドラム21と同様に、非磁性材料製水平円筒状第2ドラム本体32と、第2ドラム本体32内に配置されかつタンク11側に固定されている第2磁石42とよりなる。
第2ドラム本体32は、その外面の右下部分を、乗移ステーションSにおいて、第1ドラム本体31外面の左斜め上部分に対し僅かな間隔をおいて相対させるように支持されかつ反時計方向に駆動されるようになっている。第2ドラム本体32外面の右上部分には弾性材料製第2絞りロール52が僅かな間隔をおいて臨ませられている。
第2磁石42は、左斜め上部分に第2切欠42aを有しかつ第2ドラム本体32内面に対し一定間隔をおくように第2ドラム本体32と同心状に配置されている。第2切欠42aと対応するように第2ドラム本体32外面にスクレーパ61がその先端部を摺接させている。
乗移ステーションSに第1磁石41の第1切欠41aが存在することに対して、第2磁石42の第2切欠42aは乗移ステーションSとは反対側にあって、乗移ステーションSには第2磁石42の実体が存在することにより、乗移ステーションSにおいて、第1ドラム本体31の外面に作用する磁気力よりも、第2ドラム本体32の外面に作用する磁気力が大となっている。
第1磁気ドラム21の下部を処理液Wに浸漬させた状態で、第1および第2磁気磁気ドラム21、22を反時計方向に回転させる。処理液Wに含まれたスラッジGは、第1ドラム本体31の外面に吸引付着される。同外面には処理液Wも付着させられる。第1磁気ドラム21の回転にともない、第1ドラム本体31の外面に付着したまま処理液Wは、スラッジGとともに第1絞りローラ51のところまて運ばれ、第1絞りローラ51によって絞り取られる。スラッジGは第1絞りローラ51のところを通過し、乗移ステーションSのところに至ると、上記した磁気力の大小の差によって、スラッジGは、第1ドラム本体31外面から第2ドラム本体32外面に乗移る。
第2ドラム本体32外面に乗移ったスラッジGは、第2磁気ドラム22の回転にともない、第2絞りローラ52のところに至る。スラッジGとともに若干の処理液Wが第1ドラム本体31外面から第2ドラム本体32外面に乗移る可能性があるが、この処理液Wは第2絞りローラ52によって絞り取られる。スラッジGがスクレーパ61のところに達すると、これをスクレーパ61が剥ぎ取る。剥ぎ取られたスラッジGは、タンク11外の容器62に回収される。
図2に、変形例によるスラッジ分離装置が示されている。この変形例によるスラッジ分離装置において、図1に示すスラッジ分離装置と対応する部分には、同一の符号を付して、その説明は省略する。
この変形例によるスラッジ分離装置は、図1に示すスラッジ分離装置と同様に、処理液Wタンク11、第1磁気ドラム21および第2磁気ドラム22とを備えている。
第1磁気ドラム21は、第1ドラム本体31および第1磁石41よりなる。第1ドラム本体31外面にはこれの全面にわたって針状部71が設けられている。針状部71によって微細スラッジGの補足が容易に行えるようになる。針状部71の代わりに、網状部を採用してもよい。第1絞りロール51に相当するものは不要である。第1磁石41は、その全周にわたって均一な厚みをもつ水平円筒状のもので、第1ドラム本体31の軸線に対して偏心させられていて、同軸線よりも乗移ステーションSから遠ざかるところに軸線をもっている。
第2磁気ドラム22は、第2ドラム本体32および第2磁石42よりなる。第2ドラム本体32外面には第2絞りロール52およびスクレーパ61が備えられている。第2磁石42は、第1磁石41と同様に、その全周にわたって均一な厚みをもつ水平円筒状のもので、第2ドラム本体32の軸線に対して偏心させられているが、第1磁石41とは逆に、同軸線よりも乗移ステーションSに近づくところに軸線をもっている。
乗移ステーションSに対して、第1磁石41が遠ざけられ、第2磁石42が近づけられることにより、乗移ステーションSにおいて、第1ドラム本体31の外面に作用する磁気力よりも、第2ドラム本体32の外面に作用する磁気力が大となっている。
この発明によるスラッジ分離装置の垂直横断面図である。 変形例によるスラッジ分離装置の垂直横断面図である。
符号の説明
11 タンク
21 第1磁気ドラム
22 第2磁気ドラム
61 スクレーパ
W 処理液
G スラッジ

Claims (1)

  1. タンク11内のスラッジ含有処理液Wに第1磁気ドラム21が少なくともその外面下部を浸漬させ得るように配置されており、同処理液Wに第2磁気ドラム22がその外面全体を浸漬させ得ないで、同外面周方向の一部を第1磁気ドラム21外面の周方向の一部に近接させ得るように配置されており、両ドラム21、22の近接か所において、第1磁気ドラム21の外面に作用する磁気力よりも、第2磁気ドラム22の外面に作用する磁気力が大となされており、第2磁気ドラム22の外面にスクレーパ61が備えられているスラッヂ分離装置。
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