JP2005058071A - 洗浄装置 - Google Patents

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【課題】被洗浄物の洗浄とごみの回収とを適切に行うことができる洗浄装置を提供する。
【解決手段】洗浄装置1は、浮遊ごみ回収用流路35を形成する流路形成体36を備える。流路形成体36のうち貯水槽2内の水の中に位置する部分に複数の孔部を形成する。貯水槽2内の水に浮遊した浮遊ごみを孔部を介して浮遊ごみ回収用流路35内に入れるための浮遊ごみ沈め用ノズルパイプ45を設けるとともに、浮遊ごみを浮遊ごみ用かご8へ送るための浮遊ごみ送り用ノズル47を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、被洗浄物の洗浄とごみの回収とを適切に行うことができる洗浄装置に関するものである。
従来、例えば、貯水槽内に配設されたエアー配送管と、エアー配送管に接続され先端にエアー噴気口が形成された洗浄ノズル管と、エアー噴気口からの気泡で洗浄される被洗浄物(野菜等)を水中に押圧した状態で潜行させる潜行用コンベヤと、被洗浄物から分離した浮遊ごみ(野菜くず等)を除去するごみ取りかごとを備えた洗浄装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−30749号公報
しかしながら、上記従来の洗浄装置では、例えば潜行用コンベヤにて被洗浄物とともに浮遊ごみが搬送されるおそれがあり、被洗浄物の洗浄とごみの回収とを適切に行うことができないおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、被洗浄物の洗浄とごみの回収とを適切に行うことができる洗浄装置を提供することがを目的とする。
請求項1記載の洗浄装置は、貯水槽内に投入された被洗浄物を洗浄ノズルを利用して洗浄する洗浄装置であって、浮遊ごみ回収用流路を形成する流路形成体と、この流路形成体のうち前記貯水槽内の水の中に位置する部分に形成された複数の孔部と、前記貯水槽内の水に浮遊した浮遊ごみを前記孔部を介して前記浮遊ごみ回収用流路内に入れるための浮遊ごみ沈め用水噴射手段とを備えるものである。
そして、浮遊ごみ沈め用水噴射手段を利用して浮遊ごみを孔部を介して浮遊ごみ回収用流路内に入れることができるため、被洗浄物の洗浄とごみの回収とを適切に行うことが可能となる。
請求項2記載の洗浄装置は、請求項1記載の洗浄装置において、浮遊ごみを浮遊ごみ回収用流路内を通して浮遊ごみ回収部へ送るための浮遊ごみ送り用水噴射手段を備えるものである。
そして、浮遊ごみ送り用水噴射手段を利用することで、浮遊ごみを浮遊ごみ回収部へ適切に送ることが可能となる。
請求項3記載の洗浄装置は、請求項1または2記載の洗浄装置において、流路形成体は、下部側が水面下に位置し上部側が水面上に位置する傾斜板部を有し、浮遊ごみ沈め用水噴射手段は、浮遊ごみを孔部側に導く水流が発生するように、前記傾斜板部に向って水噴射するものである。
そして、浮遊ごみ沈め用水噴射手段の水噴射により浮遊ごみを孔部側に導く水流が発生するので、浮遊ごみを浮遊ごみ回収用流路内に適切に入れることが可能となる。
請求項4記載の洗浄装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の洗浄装置において、一端部が貯水槽の底面部の接続口に接続され、他端部が前記貯水槽の上部側に位置する沈殿ごみ回収部と対向した沈殿ごみ回収用管と、前記貯水槽内で沈殿した沈殿ごみを前記沈殿ごみ回収用管内を通して前記沈殿ごみ回収部へ送るための沈殿ごみ送り用水噴射手段とを備えるものである。
そして、沈殿ごみ送り用水噴射手段を利用して沈殿ごみを沈殿ごみ回収用管内を通して沈殿ごみ回収部へ送ることができるため、被洗浄物の洗浄とごみの回収とを適切に行うことが可能となる。
請求項5記載の洗浄装置は、請求項4記載の洗浄装置において、貯水槽の底面部は、接続口側を下部側とする傾斜面を有し、沈殿ごみを前記底面部の接続口側へ送るための沈殿ごみ用水噴射手段が前記傾斜面の上部側に配設されている。
そして、沈殿ごみ用水噴射手段を利用することで、沈殿ごみを貯水槽の底面部の接続口側へ適切に送ることが可能となる。
請求項6記載の洗浄装置は、請求項4または5記載の洗浄装置において、被洗浄物の通過を禁止しつつ沈殿ごみを通過させるパンチング板が貯水槽内に配設されているものである。
そして、貯水槽内に配設されたパンチング板にて、被洗浄物と沈殿ごみとを簡単に分離することが可能となる。
請求項7記載の洗浄装置は、請求項5記載の洗浄装置において、1台のポンプの駆動に基づいて、貯水槽内の水が洗浄ノズル、浮遊ごみ沈め用水噴射手段、浮遊ごみ送り用水噴射手段、沈殿ごみ送り用水噴射手段および沈殿ごみ用水噴射手段に向けて圧送されるようになっているものである。
そして、複数台のポンプを用いる場合に比べて、構成の簡素化が図られ、製造コストが低減する。
請求項1記載の洗浄装置によれば、浮遊ごみ沈め用水噴射手段を利用して浮遊ごみを孔部を介して浮遊ごみ回収用流路内に入れることができるため、被洗浄物の洗浄とごみの回収とを適切に行うことができる。
請求項2記載の洗浄装置によれば、浮遊ごみ送り用水噴射手段を利用することで、浮遊ごみを浮遊ごみ回収部へ適切に送ることができる。
請求項3記載の洗浄装置によれば、浮遊ごみ沈め用水噴射手段の水噴射により浮遊ごみを孔部側に導く水流が発生するので、浮遊ごみを浮遊ごみ回収用流路内に適切に入れることができる。
請求項4記載の洗浄装置によれば、沈殿ごみ送り用水噴射手段を利用して沈殿ごみを沈殿ごみ回収用管内を通して沈殿ごみ回収部へ送ることができるため、被洗浄物の洗浄とごみの回収とを適切に行うことができる。
請求項5記載の洗浄装置によれば、沈殿ごみ用水噴射手段を利用することで、沈殿ごみを貯水槽の底面部の接続口側へ適切に送ることができる。
請求項6記載の洗浄装置によれば、貯水槽内に配設されたパンチング板にて、被洗浄物と沈殿ごみとを簡単に分離することができる。
請求項7記載の洗浄装置によれば、複数台のポンプを用いる場合に比べて、構成の簡素化を図ることができ、製造コストを低減できる。
本発明の洗浄装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図3において、1は洗浄装置で、この洗浄装置1は、貯水槽2内に投入された被洗浄物である野菜(図示せず)を複数の洗浄ノズル4を利用して洗浄し、また搬送ノズル3を利用して搬送方向Xに搬送し洗浄後の野菜を取出用搬送手段であるネットコンベヤ6にて貯水槽2内から取り出すものである。
また、洗浄装置1は、野菜の洗浄と同時に、貯水槽2内の浮遊ごみAを浮遊ごみ回収手段7で浮遊ごみ回収部である浮遊ごみ用かご8に自動的に回収するとともに、貯水槽2内の沈殿ごみBを沈殿ごみ回収手段9で沈殿ごみ回収部である沈殿ごみ用かご10に自動的に回収するものである。
なお、図1および図2から明らかなように、ネットコンベヤ6は、その搬送始端側が貯水槽2の搬送方向X下流部内に配設されている。浮遊ごみ用かご8は、貯水槽2の搬送方向X下流端部の外側に設けられたかご受け部11内に着脱可能に配設されている。このかご受け部11には排水口12が設けられている。また、沈殿ごみ用かご10は、貯水槽2の搬送方向X中間部の内側に設けられたかご受け部13内に着脱可能に配設されている。
そして、貯水槽2は、搬送方向Xに長手状で、上面開口状の箱形状をなすものである。
貯水槽2の搬送方向X左右両側の側面部21には、複数の気泡ノズルである洗浄ノズル4が異なる高さ位置に設けられている。洗浄ノズル4は、気泡を含んだ水を噴射する噴射口23を先端に有し、この噴射口23は、搬送方向Xと直行する略水平な方向に向って開口している。
貯水槽2の搬送方向X左右両側の側面部21および搬送方向X上流側の端面部24には、複数の搬送ノズル3が異なる高さ位置に設けられている。側面部21に設けられた搬送ノズル3は、水を噴射する噴射口25を先端に有し、この噴射口25は、搬送方向Xの成分を有する傾斜方向に向って開口している。また、端面部24に設けられた搬送ノズル3も水を噴射する噴射口25を先端に有し、この噴射口25は、搬送方向Xに向って開口している。
また、貯水槽2の底面部26の略中央には凹状部27が形成され、この凹状部27には上下方向の略円筒状の接続口28が形成されている。また、この底面部26は、凹状部27に向って下り傾斜状つまり接続口28側を下部側とする傾斜面29を有している。
さらに、貯水槽2内には、野菜の通過を禁止しつつ沈殿ごみBを通過させるパンチング板30が配設されている。パンチング板30には、野菜が通過できない大きさの複数の孔部31が形成されている。
浮遊ごみ回収手段7は、図4ないし図7にも示すように、貯水槽2内の左右両側に浮遊ごみ回収用流路(浮遊ごみ専用流路)35を形成する互いに離間対向した左右一対の流路形成体36を備えている。
流路形成体36は、貯水槽2内に側面部21の上端部近傍に位置して配設されている。流路形成体36は、細長い板状部材が複数箇所で長手方向に沿って折り曲げられて形成されたものである。
流路形成体36は、搬送方向Xに長手状の底板部37を有している。底板部37の幅方向一端部である外端部からは外立上り板部38が立ち上がっており、この外立上り板部38は貯水槽2の側面部21内面に面している。
また、底板部37の幅方向他端部である内端部からは外立上り板部38より高さの低い内立上り板部39が立ち上がっており、この内立上り板部39の上端部からは傾斜板部40が上方かつ内方(側面部21から離反する方向)に向って突出している。すなわち、流路形成体36は、下部側が水面下に位置し上部側が水面上に位置する傾斜板部40を有している。さらにこの傾斜板部40の内端部からは水平板部41が内方に向って突出し、この水平板部41の内端部からは突出板部42が下方に向って突出している。
そして、流路形成体36のうち貯水槽2内の水の中に位置する部分、すなわち例えば傾斜板部40の下端部近傍部分には、野菜が通過できない大きさの複数の孔部44が形成されている。すなわち、貯水槽2内の水の中に位置する底板部37および内立上り板部39には、両板部37,39に跨った複数の孔部44が等間隔をおいて形成されている。なお、底板部37と外立上り板部38と内立上り板部39と傾斜板部40の下部とにて囲まれた空間(槽内空間の一部)が、浮遊ごみ回収用流路35となっている。
また、浮遊ごみ回収手段7は、貯水槽2内の水に浮遊した浮遊ごみAを流路形成体36の孔部44を介して浮遊ごみ回収用流路35内に入れるための浮遊ごみ沈め用水噴射手段である浮遊ごみ沈め用ノズルパイプ45を左右一対で2本備えている。
浮遊ごみ沈め用ノズルパイプ45は、浮遊ごみを流路形成体36の孔部44側に導く水流が発生するように傾斜板部40に向って水噴射するもので、水面より上方の突出板部42および傾斜板部40間に水平状に配設され、この浮遊ごみ沈め用ノズルパイプ45の上方部が水平板部41にて覆われている。そして、浮遊ごみ沈め用ノズルパイプ45には、水を噴射する複数の噴射口46が等間隔をおいて形成されている。噴射口46は、噴射水が傾斜板部40に沿って流れるように、水面下に向かう傾斜板部40側に向って開口している。
また、浮遊ごみ回収手段7は、浮遊ごみ回収用流路35内に入った浮遊ごみAをその浮遊ごみ回収用流路35内を通して浮遊ごみ用かご8へ送るための浮遊ごみ送り用水噴射手段である浮遊ごみ送り用ノズル47を左右一対で2つ備えている。
浮遊ごみ送り用ノズル47は、貯水槽2の搬送方向X上流側の端面部24の上端部に設けられている。浮遊ごみ送り用ノズル47は、水を噴射する噴射口48を先端に有し、この噴射口48は、浮遊ごみ回収用流路35内においてその下流方向に向って開口している。
一方、沈殿ごみ回収手段9は、図8にも示すように、一端部である上流端部が貯水槽2の底面部26の凹状部27の接続口28に継手50を介して接続され、他端部である下流端部が貯水槽2の上部側に位置する沈殿ごみ用かご10と対向した沈殿ごみ回収用管51を備えている。
沈殿ごみ回収用管51は、貯水槽2の下方位置から側方位置を経由して上方位置に及んでおり、この沈殿ごみ回収用管51の下流端部51aは、沈殿ごみ用かご10内に向って開口している。
また、沈殿ごみ回収手段9は、貯水槽2内で沈殿した沈殿ごみBを沈殿ごみ回収用管51内を通して沈殿ごみ用かご10へ送るための沈殿ごみ送り用水噴射手段である沈殿ごみ送り用ノズル(ジェットノズル)52を備えている。
沈殿ごみ送り用ノズル52は、継手50に接続された接続管53の先端部に装着され、継手50内に配設されている。そして、沈殿ごみ送り用ノズル52は、水を噴射する噴射口54を先端に有し、この噴射口54は沈殿ごみ回収用管51内に向って開口している。
さらに、沈殿ごみ回収手段9は、貯水槽2の底面部26の傾斜面29上に沈殿した沈殿ごみBを貯水槽2の接続口28側(凹状部27側)へ送るための沈殿ごみ用水噴射手段である沈殿ごみ用ノズルパイプ56を備えている。
沈殿ごみ用ノズルパイプ56は、貯水槽2内に搬送方向X上流側の端面部24の下端部近傍に位置して配設されている。すなわち、沈殿ごみ用ノズルパイプ56は貯水槽2の底面部26の傾斜面29の上部側に配設されている。
そして、沈殿ごみ沈め用ノズルパイプ56には、水を噴射する複数の噴射口57が等間隔をおいて形成されている。噴射口57は、底面部26の傾斜面29に略平行な下斜め方向に向って開口している。
一方、洗浄装置1は、単一圧送手段である1台のポンプ61を備えている。ポンプ61には先端部にストレーナ62が装着された吸込管63の基端部が接続され、そのストレーナ62は貯水槽2内に配設されている。
また、ポンプ61には送水管65の基端部が接続され、送水管65の先端部近傍には、先端部に沈殿ごみ送り用ノズル52が装着された接続管53の基端部が接続されている。さらに、送水管65は、搬送ノズル3、洗浄ノズル4、浮遊ごみ沈め用ノズルパイプ45、浮遊ごみ送り用ノズル47および沈殿ごみ用ノズルパイプ56に対して、図示しないホース等を介して接続されている。
そして、ポンプ61の駆動時において、野菜を洗浄する際には、貯水槽2内の水の一部は、そのポンプ61の駆動に基づいて洗浄ノズル4、浮遊ごみ沈め用ノズルパイプ45、浮遊ごみ送り用ノズル47、沈殿ごみ送り用ノズル52および沈殿ごみ用ノズルパイプ56に向けて一斉に圧送され、各噴射口23,46,48,54,57から噴射されるが、洗浄後の野菜を搬送する際には洗浄ノズル4の代わりに搬送ノズル3に貯水槽2内の水の一部が圧送され噴射口25から噴射される。
なお、ネットコンベヤ6の搬送終端側の上方には、洗浄後の野菜に向けて上水を噴射する上水用ノズルパイプ70が配設され、この上水用ノズルパイプ70には上水供給部(図示せず)が接続されている。なお、野菜の洗浄中、上水供給部からの上水が使用されるのは、上水用ノズルパイプ70から噴射される水だけである。また、貯水槽2の外面側は、化粧板(図示せず)にて覆われている。
次に、上記洗浄装置1の作用等を説明する。
洗浄装置1を使用して野菜を洗浄する場合、ポンプ61を駆動させ、野菜を貯水槽2内に投入する。
貯水槽2内に投入された野菜は、貯水槽2内において、洗浄ノズル4の水噴射により気泡が表面に衝突して洗浄される。
なお、野菜は、種類によって浮遊する場合と沈殿する場合とがあるが、上下それぞれに配置した洗浄ノズル4から噴射して対応させる。また野菜の種類によって例えば噴射力の強弱を調節したり不要な洗浄ノズル4を停止させたりする。
洗浄ノズル4の水噴射を停止した後、図示しないバルブを切り換えて搬送ノズル3から水を噴射し、搬送方向Xへの水流を発生させることにより、洗浄後の野菜は、ネットコンベヤ6側に向って搬送されていく。
そして、洗浄後の野菜は、ネットコンベヤ6の搬送面に載置されて貯水槽2内から取り出され、上水用ノズルパイプ70からの上水によって仕上げ洗いされる。
また、貯水槽2内において野菜から分離して発生した浮遊ごみAは、図6に示すように、浮遊ごみ沈め用ノズルパイプ45の水噴射による水流により押されるようにして水面下に一旦沈み、その後、浮力で再浮上し、流路形成体(仕切り板)36の孔部44から浮遊ごみ回収用流路35内に入り込む。このとき、野菜が水面に浮いていたとしても、野菜は孔部44を通過できず、野菜と浮遊ごみAとは確実に分離される。
そして、浮遊ごみ回収用流路35内に入り込んだ浮遊ごみAは、浮遊ごみ送り用ノズル47の水噴射により浮遊ごみ回収用流路35内を通って浮遊ごみ用かご8まで送られ、浮遊ごみ用かご8内に回収される。
さらに、貯水槽2内において野菜から分離して発生した沈殿ごみBは、図8に示すように、パンチング板30の孔部31を通過して底面部26上に沈殿し、沈殿ごみ用ノズルパイプ56の水噴射により貯水槽2の底面部26の傾斜面29上を移動して凹状部27内に入り込む。
そして、貯水槽2の凹状部27内に入り込んだ沈殿ごみBは、沈殿ごみ送り用ノズル52の水噴射により圧送水とともに沈殿ごみ回収用管51内を通って沈殿ごみ用かご10まで送られ、沈殿ごみ用かご10内に回収される。
このようにして、上記洗浄装置1によれば、野菜の洗浄を適切に行うことができるとともに、浮遊ごみAおよび沈殿ごみBのそれぞれの回収も適切に行うことができ、よって、野菜の洗浄とごみの回収とを同時に適切に行うことができる。
また、野菜の洗浄、野菜の搬送、浮遊ごみAの回収および沈殿ごみBの回収を1台のポンプ61で行うようにしたため、
野菜の洗浄、野菜の搬送、浮遊ごみAの回収および沈殿ごみBの回収をそれぞれ別々のポンプで行うようにした場合等に比べて、構成の簡素化を図ることができ、製造コストを低減できる。
なお、洗浄装置1は、野菜の洗浄に適したものであるが、野菜以外の被洗浄物の洗浄にも用いることができる。
また、洗浄装置1は、野菜の洗浄時には洗浄ノズル4から水を噴射し、野菜の搬送時には搬送ノズル3から水を噴射する構成、つまり搬送ノズル3および洗浄ノズル4を選択して使用する構成には限定されず、両ノズル3,4から同時に水を噴射する構成でもよく、また両ノズル3,4の噴射力の大きさを調節するようにしてもよい。
本発明の洗浄装置の一実施の形態を示す平面図である。 同上洗浄装置の化粧板を外した状態の側面図である。 同上洗浄装置の化粧板を外した状態の端面図である。 同上洗浄装置の部分平面図である。 同上洗浄装置の部分側面図である。 同上洗浄装置の部分断面図である。 同上洗浄装置の浮遊ごみ回収手段を示す斜視図である。 同上洗浄装置の沈殿ごみ回収手段を示す概要図である。
符号の説明
1 洗浄装置
2 貯水槽
4 洗浄ノズル
8 浮遊ごみ回収部である浮遊ごみ用かご
10 沈殿ごみ回収部である沈殿ごみ用かご
26 底面部
28 接続口
29 傾斜面
30 パンチング板
35 浮遊ごみ回収用流路
36 流路形成体
40 傾斜板部
44 孔部
45 浮遊ごみ沈め用水噴射手段である浮遊ごみ沈め用ノズルパイプ
47 浮遊ごみ送り用水噴射手段である浮遊ごみ送り用ノズル
51 沈殿ごみ回収用管
52 沈殿ごみ送り用水噴射手段である沈殿ごみ送り用ノズル
56 沈殿ごみ用水噴射手段である沈殿ごみ用ノズルパイプ
61 ポンプ
A 浮遊ごみ
B 沈殿ごみ

Claims (7)

  1. 貯水槽内に投入された被洗浄物を洗浄ノズルを利用して洗浄する洗浄装置であって、
    浮遊ごみ回収用流路を形成する流路形成体と、
    この流路形成体のうち前記貯水槽内の水の中に位置する部分に形成された複数の孔部と、
    前記貯水槽内の水に浮遊した浮遊ごみを前記孔部を介して前記浮遊ごみ回収用流路内に入れるための浮遊ごみ沈め用水噴射手段と
    を備えることを特徴とする洗浄装置。
  2. 浮遊ごみを浮遊ごみ回収用流路内を通して浮遊ごみ回収部へ送るための浮遊ごみ送り用水噴射手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 流路形成体は、下部側が水面下に位置し上部側が水面上に位置する傾斜板部を有し、
    浮遊ごみ沈め用水噴射手段は、浮遊ごみを孔部側に導く水流が発生するように、前記傾斜板部に向って水噴射する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の洗浄装置。
  4. 一端部が貯水槽の底面部の接続口に接続され、他端部が前記貯水槽の上部側に位置する沈殿ごみ回収部と対向した沈殿ごみ回収用管と、
    前記貯水槽内で沈殿した沈殿ごみを前記沈殿ごみ回収用管内を通して前記沈殿ごみ回収部へ送るための沈殿ごみ送り用水噴射手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の洗浄装置。
  5. 貯水槽の底面部は、接続口側を下部側とする傾斜面を有し、
    沈殿ごみを前記底面部の接続口側へ送るための沈殿ごみ用水噴射手段が前記傾斜面の上部側に配設されている
    ことを特徴とする請求項4記載の洗浄装置。
  6. 被洗浄物の通過を禁止しつつ沈殿ごみを通過させるパンチング板が貯水槽内に配設されている
    ことを特徴とする請求項4または5記載の洗浄装置。
  7. 1台のポンプの駆動に基づいて、貯水槽内の水が洗浄ノズル、浮遊ごみ沈め用水噴射手段、浮遊ごみ送り用水噴射手段、沈殿ごみ送り用水噴射手段および沈殿ごみ用水噴射手段に向けて圧送されるようになっている
    ことを特徴とする請求項5記載の洗浄装置。
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