JP3341135B2 - スカム除去・処理設備 - Google Patents
スカム除去・処理設備Info
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Description
沈殿可能な固形物,フロックを沈殿除去して下水を浄化
する施設としての最初沈殿池や最終沈殿池あるいは導水
渠等に発生するスカムを除去するとともに、これを濃縮
し脱水処理するスカム除去・処理設備に関するものであ
る。
く採用され、実績のあるものとして、パイプスキマーに
よる方式を挙げることができる。このパイプスキマーに
よるスカム除去原理は、フライト式汚泥掻寄機の水面上
のリターンフライトを利用してスカムをパイプスキマー
まで掻き寄せ、切り欠きのあるパイプを定期的に回転
(転倒)させ、切り欠き部分より越流させ、その越流水
と共に水面上のスカムをパイプ内にのみ込み、スカム貯
留槽まで排出するものである。スカム貯留槽に貯留され
た低濃度のスカム(スカム水)は、スカム分離機によっ
て濃縮され、濃縮スカムは、スカムかごによって場外に
搬出され、処分される。そして、スカム分離機からの脱
離液および脱水機からの脱水ろ液は、最終的に沈砂池あ
るいは最初沈殿池といった水処理系へ返送される。
除去装置では、パイプスキマーまでの掻き寄せが不十分
であったり、パイプスキマー近傍のスカムしかのみ込め
ないため、スカムを完全に除去し得ないという問題点が
あった。その結果、水面上に長時間スカムが滞留して、
悪臭を発生したり、さらにはスカムの上部が乾燥・固化
して、スカムの除去を一層困難としている。また、パイ
プスキマーの回転部が錆び付き、回転不能となるといっ
た構造的な欠陥や、水路数が多くなるとパイプスキマー
の水勾配が小さくなり、流下能力も低下するという問題
点を有するものであった。
槽に排出されたスカム水は、従来はスカムを脱水すると
いう処理を行うことなく、そのまま処理槽に流していた
ためそこでまた放線菌が分散浮遊し、菌が異常増殖して
しまう原因となっていた。すなわち、放線菌の異常発生
に起因するスカムはフロック粒径が小さく、スカム分離
機を容易に通過するため、分離液には、多量の放線菌を
含み、沈砂池等の処理槽へ返流された場合、再び水処理
系内を循環し、異常増殖を繰り返すという問題があっ
た。
カム除去装置による上記した問題点を解決し、圧力流体
のスプレーによりスカムを移送して、効率良くスカム吸
込口まで寄せ集めることができ、かつ、収集したスカム
を効率良く排出することができ、また、このスカム除去
装置とスカム処理装置とを一連の設備として並列させる
とともに、スカムを脱水処理し、放線菌の水処理系内の
循環を極力抑えることができるスカム除去・処理設備を
提供することを目的とする。
め、本発明は、圧力流体のスプレーを噴出させてスカム
を移送するスカム移送装置、移送されたスカムを吸引管
の吸込口に寄せ集めるスカム収集装置および収集したス
カムを圧力流体により作動するジェットポンプを用い吸
引管と排出管を通して吸引排出しスカム貯留槽に送るス
カム排出装置からなるスカム除去装置と、貯留したスカ
ムに加圧空気溶解水を作用させて加圧浮上分離する加圧
浮上装置および濃縮されたスカムを脱水する脱水装置か
らなるスカム処理装置を備えるスカム除去・処理設備を
構成した。
の移送方向に所定の間隔で複数列配設され、圧力流体の
スプレーをスカムの移送方向と平行に、かつ、実質的に
水平方向に噴出する移送用スプレーノズルから構成し
た。そして、この移送用スプレーノズルを、水面上方に
おける水面に近い位置に設けた。また、水中における水
面に近い位置に設けた。
スと、前記移送装置により移送されてきたスカムを収集
ボックスの内壁に沿って、扇の要の位置に設けたスカム
の吸込口に寄せ集めるように、スカムの移送方向と直交
する方向に複数設けられ、スカムの吸込口に指向させて
圧力流体のスプレーを噴出する収集用スプレーノズルと
から構成とした。
ポンプから構成した。さらに、前記加圧浮上装置を、空
気圧縮機を備える空気溶解タンクと、加圧浮上槽と、浮
上スカム回収装置とから構成した。
スカム収集装置から遠い側の移送用スプレーノズルから
移送方向へ順次圧力流体のスプレーを噴出し、スカムを
移送する。スカム収集装置は、収集用スプレーノズルか
らスカムの吸込口に向けて噴出される圧力流体のスプレ
ーにより、収集ボックスに沿って、スカムの吸込口にス
カムを寄せ集める。スカム排出装置は、スカムの吸込口
に収集されたスカムを、ジェットポンプにより吸引し、
吸引管と排出管を通してスカム貯留槽に導く。
カム除去装置およびスカム処理装置は、移送・収集・除
去したスカムを、スカム貯留槽から加圧浮上装置に送
り、スカム貯留槽から加圧浮上槽に送られたスカム水に
加圧空気溶解水を混合させ、スカムを浮上分離させ、浮
上スカム回収装置により、濃縮スカムを回収する。脱水
装置は、濃縮されたスカムを脱水し、ケーキとして取出
す。
に説明する。図は、いずれも本発明に係るスカム除去・
処理設備の実施例図であって、図1はスカム除去・処理
設備のフローシート、図2はスカム除去装置のフロー
図、図3はスカム処理装置のフロー図である。図4は図
2の要部平面図、図5は図4のA−A断面図、図6はス
カムの移送状態を示す拡大説明図、図7は図4のB−B
断面図、図8は同じくC−C断面図、図9は収集したス
カムを吸引して排出する状態を示す拡大説明図、図10
はスカム除去装置を最終沈殿池に設置した状態の平面
図、図11は図10のD−D断面図である。
び図2に示すように、スカム移送装置1,スカム収集装
置2およびスカム排出装置3からなるものであり、以
下、その各々の構成について説明する。
において、スカムの移送方向に所定の間隔で複数列配設
された移送用スプレーノズル10a,10b〜10nに
より構成される。図4,図5および図8をも参照して、
沈殿池を構築している両側の構造物11,11′の上端
部間に、支持梁12をスカムの移送方向に所定の間隔で
複数列架設する。各支持梁12の両端部寄りには、支柱
13,13′を垂設し、その間に桁材14を架け渡す。
また、支持梁12の両端部からはスカムの移送方向と逆
方向にブラケット15,15′を突設させる。そして、
桁材14には、それぞれ、スカムの移送方向と直交する
方向に並列状態に複数個の移送用スプレーノズル10
a,10b〜10nを取付け、また、ブラケット15,
15′のそれぞれにも、壁面清浄用スプレーノズル16
a,16b〜16nを取付けている。
0nおよび壁面清浄用スプレーノズル16a,16b〜
16nのそれぞれは、送水管17により一系統にまとめ
られて、水中に設けた圧力水ポンプ18に接続され、そ
の先端部より圧力水のスプレーを噴出する。移送用スプ
レーノズル10a,10b〜10nは、スプレー形状の
フラットなものを採用し、水面上方における水面に近い
位置、具体的には水面上方 200〜 100mm以内程度の位置
で、圧力水のスプレーがスカムの移送方向と平行に、か
つ、実質的に水平方向に噴出するようにやや上向き角度
で取付けると好結果が得られる。これは、移送用スプレ
ーノズルを下方(水面側)に向けると、噴出水がスカム
をたたくため、スカムの破壊あるいは一時的な沈降を起
こし、効率的なスカム除去を行えないおそれがあるため
である。
プレーノズル10aあるいはその後方に配設した図示し
ない移送用スプレーノズル10b〜10nから噴出する
圧力水のスプレーにより、気流Cが発生し、この気流C
によりまたは気流Cが発生させる吹送流により、移送方
向へ移送される。この場合、電動弁の開閉により、スカ
ム収集装置2から遠い側の移送用スプレーノズル10a
から、スカム収集装置2に近い側の移送用スプレーノズ
ル10nに向って順次スプレーすれば、スプレー水量を
最小限に抑え、かつ効率良くスカムを移送することがで
きる。
よび図7を参照して、前記スカム移送装置1の延長上に
配設された略扇形状の収集ボックス21と、扇の要の位
置に設けたスカムの吸込口22に指向させて圧力水のス
プレーを噴出する収集用スプレーノズル23とにより構
成される。
いて、沈殿池を構築している両側の構造物11,11′
の上端部間に、長枠状の支持架台24を固設し、この支
持架台24の下端部に収集ボックス21を取付ける。こ
の収集ボックス21は、スカムの移送方向の中間部分が
前部分(スカムの吸込口22の配設側)と比較して浅瀬
となるように形成され(図5)、水面位置は、この浅瀬
の底面よりも高く、収集ボックス21の上端部よりも低
く設定する。本実施例では、浅瀬部分における収集ボッ
クス21の高さ 200mm,このときの水深を50mmとした。
収集ボックス21は、その後方開口部には底板がなく側
壁21aのみで形成され、また、浅瀬部分の底板21c
の後部には、底板21cの下方にスカムが潜り込まない
ように、遮蔽板21bを設けている。なお、収集ボック
ス21の浅瀬部分より前側は、平面視矩形として、その
内側に扇形の側壁を形成してもよい。
ムの吸込口22が設けられる。収集ボックス21の扇形
状の開口端には、このスカムの吸込口22に指向させて
圧力水のスプレーを噴出する収集用スプレーノズル23
を、スカムの移送方向と直交する方向に複数配設する。
すなわち、沈殿池を構築している両側の構造物11,1
1′の上端部間に、支持梁25を架設する。支持梁25
の両端部寄りには、支柱26,26′を垂設し、その間
に桁材27を架け渡す。そして、この桁材27に、並列
状態に移送用スプレーノズル23をスカムの吸込口22
を指向して内側を向くように、かつ、硬くなったスカム
を破砕するため、水面上方における水面に近い位置で水
平方向やや下向き(15゜位)に取付ける。収集用スプレ
ーノズル23は、送水管17′を介して前記圧力水ポン
プ18に接続され、その先端部より圧力水のスプレーを
噴出する。前記スカム移送装置1により移送されてきた
スカムは、収集ボックス21の内壁に沿ってこの吸込口
22に寄せ集められる。
よび図7を参照して、圧力水により作動するジェットポ
ンプ31と、そのジェットポンプ31により前記収集装
置2におけるスカムの吸込口22に寄せ集められたスカ
ムを吸引する吸引管32と、吸引したスカムを排出する
排出管33とにより構成される。
望ましくは、図9に拡大して示すように、ポンプ本体3
4に形成された高圧水ノズル35より高圧水36を供給
すると共に、高圧水ノズル35の先端部の空気導入管3
7より大気38を自然吸入させ、ポンプ本体34の終端
側に高圧ジェット水39を送出することにより、ポンプ
本体34の基端側から水流を吸入する混気ジェットポン
プが使用される。ジェットポンプ31の駆動は、前記圧
力水ポンプ18から移送用スプレーノズル10a,10
b〜10nおよび収集用スプレーノズル23に供給され
る圧力水を分岐し、送水管17″を介して高圧水ノズル
35に送給される。このように、ジェットポンプ31お
よび各スプレー装置の駆動は、すべて単一の圧力水ポン
プで済み経済的である。
端部は、前記ジェットポンプ31のポンプ本体34の基
端側に接続され、また、他端部は、前記収集ボックス2
1の扇の要における水面直下の位置に臨ませ、スカムの
吸込口22として、収集装置2により寄せ集められたス
カムを吸引する。
31のポンプ本体34の終端側に接続され、吸引したス
カムを搬送してスカム貯留槽40に貯留する。貯留した
スカムは、ポンプ41により送水路42を通って次工程
に送水される。
ンプでは、スカム中のビニール片等がポンプのインペラ
に絡み付くなど、トラブルが生じやすいが、ジェットポ
ンプ31として混気ジェットポンプを用いた本吸込装置
では、絡み付きやすいひも状のもの等も容易に排出でき
閉塞の恐れがない。
装置を最終沈殿池に設置した状態の平面図および断面図
である。池内には、沈殿汚泥を速やかに引き抜くための
汚泥かき寄せ機80が設けられる。汚泥かき寄せ機80
は、多数のかき寄せ板を取り付けた2条のエンドレスチ
ェーン81と、池底レール82と、汚泥かき寄せ機駆動
装置83とから構成される。
すように、移送用スプレーノズル10a,10b〜10
nを、水面上方における水面に近い位置に設置し、圧力
水のスプレーが発生させる気流Cによりまたは気流Cが
発生させる吹送流により、スカムが移送方向へ移送され
る場合について説明した。また、収集用スプレーノズル
23も、同様に、水面上方における水面に近い位置に設
置している。図12,図13および図14は、これに対
して、移送用スプレーノズル10a′,10b′〜10
n′を、水中における水面に近い位置、具体的には水面
下 200〜 100mm以内程度の位置に設置した例について示
している。この場合、スカムSは、圧力水のスプレーが
発生させる表層流C′により、移送方向へ移送される。
び図3に示すように、加圧浮上装置5および脱水装置6
を主要素として構成される。
気溶解タンク52と、加圧水原水槽53と、空気圧縮機
54と、浮上スカム回収装置55とを備えて構成され
る。前記スカム除去装置100でスカム貯留槽40(図
2)に貯留されたスカム水は、スカムを脱水するための
前処理として濃縮処理を行うために、ポンプ41により
流入路42を通って、加圧浮上槽51に導入される。空
気溶解タンク52には、加圧水原水槽53から原水が、
また、空気圧縮機54から圧縮空気が供給されて、高濃
度の空気溶解水である加圧空気溶解水が生成され、これ
が前記流入路42に接続されスカム水に混合される。ス
カム水は、加圧浮上槽51において、大気圧下で加圧空
気溶解水から発生する微細気泡をスカムに付着させる。
スカムは、付着した微細気泡の浮力により浮上分離す
る。加圧浮上槽51に浮上したスカムは定期的にその上
部に設置した浮上スカム回収装置55の掻寄機によって
掻き寄せられ回収される。加圧浮上槽51から排出され
る浮上処理水は、浮上処理水槽56から一部は加圧水の
原水として空気溶解タンク52に送水され、残りは脱離
液として還流路43を通ってエアレーションタンク70
に返送される。
凝集攪拌槽62と、薬品溶解タンク63と、脱水機64
とから構成される。加圧浮上装置5で回収された濃縮ス
カムは、濃縮スカム貯留槽61に貯留された後、供給ポ
ンプによって凝集攪拌槽62へ移送される。濃縮スカム
は、ここで薬品溶解タンク63から供給される高分子凝
集剤と混和・凝集し、粒径の大きなフロック状となる。
そして、凝集したスカムは、脱水機64へ送り込まれ
る。
を通ってエアレーションタンク70(図2)に返送され
る。
去・処理設備は、脱水スカムの搬出および高分子凝集剤
の溶解操作を除いて、自動運転が可能で、維持管理がき
わめて容易である。すなわち、スカム除去工程は、タイ
マー運転により自動化されており、スカムの季節変動に
対応できるよう除去時間等を変えることができる。スカ
ム濃縮工程は、スカム貯留槽内のフロートスイッチと連
動しており、スカム除去工程の開始後、スカム貯留槽の
水位上昇とともに稼動する。また、スカム脱水工程は、
濃縮スカム貯留槽内のフロートスイッチと連動してお
り、一定の水位を検知後、自動的に運転を開始する。
装置およびスカム除去・処理設備によれば、下記の効果
がある。圧力流体により作動するジェットポンプを使用
しているので、ジェットポンプおよび各スプレー装置の
駆動は、すべて単一の圧力水ポンプで賄うことができ、
経済的である。また、スカムの揚水にあたっては、一般
の水中ポンプでは、スカム中のビニール片等がポンプの
インペラに絡み付くなど、トラブルが生じやすいが、ジ
ェットポンプとして混気ジェットポンプを用いた本吸込
装置では、絡み付きやすいひも状のもの等も容易に排出
でき閉塞の恐れがない。
移送装置は、圧力流体のスプレーをスカムの移送方向と
平行に、かつ、ほぼ水平方向に噴出する移送用スプレー
ノズルを用い、これをスカムの移送方向に複数列配設し
たので、スカムは、収集装置から遠い側の移送用スプレ
ーノズルから収集装置に近い側の移送用スプレーノズル
に向け順次噴出する圧力流体のスプレーにより、気流な
いしは吹送流あるいは上層流により、移送方向へ効率良
く移送される。スカム収集装置は、移送されてきたスカ
ムを収集ボックスの内壁に沿って、扇の要の位置に設け
たスカムの吸込口に強制的に寄せ集める。スカム排出装
置は、移送収集されてきたスカムを、スカムの吸込口か
ら吸引し、排出管を通して効率良く除去することができ
る。
装置は、加圧空気溶解水から発生する微細気泡をスカム
に付着させ、付着した微細気泡の浮力によりスカムを浮
上分離させるとともに、浮上スカム回収装置により回収
する。脱水装置は、加圧浮上装置で回収された濃縮スカ
ムを高分子凝集剤と混和、凝集し、粒径の大きなフロッ
ク状とした後、脱水機へ送り込み、スカムを効率よく脱
水し、脱水ケーキとして取り出す。
で効率よく捕捉したスカム水を濃縮した後、脱水して脱
水ケーキとして取り出すので、従来のスカム水をそのま
ま処理槽に戻すシステムでの放線菌の異常増殖を繰り返
すという問題を解決し得る。また、加圧浮上装置からの
脱離液および脱水機からの脱水ろ液は、還流路を経由し
てエアレーションタンク終端部へ返送されるので、放線
菌の水処理系内の循環を極力抑えることができる。
ートである。
拡大説明図である。
した状態の平面図である。
断面図である。
ムの移送状態を示す拡大説明図である。
の実施態様について示す拡大説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 圧力流体のスプレーを噴出させてスカム
を移送するスカム移送装置、移送されたスカムを吸引管
の吸込口に寄せ集めるスカム収集装置および収集したス
カムを圧力流体により作動するジェットポンプを用い吸
引管と排出管を通して吸引排出しスカム貯留槽に送るス
カム排出装置からなるスカム除去装置と、貯留したスカ
ムに加圧空気溶解水を作用させて加圧浮上分離する加圧
浮上装置および濃縮されたスカムを脱水する脱水装置か
らなるスカム処理装置を備えることを特徴とするスカム
除去・処理設備。 - 【請求項2】 前記スカム移送装置は、スカムの移送方
向に所定の間隔で複数列配設され、圧力流体のスプレー
をスカムの移送方向と平行に、かつ、実質的に水平方向
に噴出する移送用スプレーノズルからなる請求項1に記
載のスカム除去・処理設備。 - 【請求項3】 前記移送用スプレーノズルは、水面上方
における水面に近い位置に設けられる請求項2に記載の
スカム除去・処理設備。 - 【請求項4】 前記移送用スプレーノズルは、水中にお
ける水面に近い位置に設けられる請求項2に記載のスカ
ム除去・処理設備。 - 【請求項5】 前記スカム収集装置は、収集ボックス
と、前記移送装置により移送されてきたスカムを収集ボ
ックスの内壁に沿って、扇の要の位置に設けたスカムの
吸込口に寄せ集めるように、スカムの移送方向と直交す
る方向に複数設けられ、スカムの吸込口に指向させて圧
力流体のスプレーを噴出する収集用スプレーノズルから
なる請求項1に記載のスカム除去・処理設備。 - 【請求項6】 前記ジェットポンプは、混気ジェットポ
ンプであることを特徴とする請求項1に記載のスカム除
去・処理設備。 - 【請求項7】 前記加圧浮上装置は、空気圧縮機を備え
る空気溶解タンクと、加圧浮上槽と、浮上スカム回収装
置とからなる請求項1に記載のスカム除去・処理設備。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21456894A JP3341135B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | スカム除去・処理設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21456894A JP3341135B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | スカム除去・処理設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0871551A JPH0871551A (ja) | 1996-03-19 |
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JP21456894A Expired - Fee Related JP3341135B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | スカム除去・処理設備 |
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-
1994
- 1994-09-08 JP JP21456894A patent/JP3341135B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0871551A (ja) | 1996-03-19 |
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