JP2005057919A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 負荷が軽い場合であっても、負荷が重い場合と同様の出力電圧を確保でき、出力電圧の低下を防止できるようにした電源装置の提供。
【解決手段】 この電源装置は、スイッチングレギュレータ11と、シリーズレギュレータ12と、制御回路13とを備えている。制御回路13は、負荷が重い場合には、スイッチングレギュレータ11を動作させるとともに、シリーズレギュレータ12に第1の出力電圧V1を出力させる。また、制御回路13は、負荷が重い状態から軽い状態に変化するときには、シリーズレギュレータ12の出力を第1の出力電圧V2に変更させ、それから所定時間の経過後にスイッチングギュレータ11の動作を停止させる。さらに、制御回路13は、負荷が軽い状態から重い状態に変化するときには、スイッチングギュレータを動作させ、それから所定時間の経過後にシリーズレギュレータ12の出力を第1の出力電圧V1に戻させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチングレギュレータとシリーズレギュレータを備えた電源装置に関するものである。
この種の従来の電源装置としては、図5に示すように、スイッチングレギュレータ1とシリーズレギュレータ2とを備えたものが知られている。
スイッチングレギュレータ1は、出力電圧として例えば1.8Vが得られるようになっている。また、シレーズレギュレータ2は、出力電圧として、スイッチングレギュレータ1の出力電圧よりも僅かに低い、例えば1.7Vが得られるようになっている(例えば、非特許文献1参照)。
このような構成からなるスイッチングレギュレータ1とシリーズレギュレータ2の各動作は、電源装置に接続される負荷の軽重の状態を示す負荷状態信号XSTBにより制御されるようになっている。
すなわち、図6に示すように、負荷状態信号XSTBがHレベルで負荷が重い場合には、スイッチングレギュレータ1とシリーズレギュレータ2との双方が動作し、電源装置の出力電圧Voutは、スイッチングレギュレータ1の出力電圧である1.8Vが出力されるようになっている。
一方、負荷状態信号XSTBがLレベルで負荷が軽い場合には、スイッチングレギュレータ1は動作を停止するがシリーズレギュレータ2は動作したままとなり、電源装置の出力電圧Voutは、シリーズレギュレータ2の出力電圧である1.7Vが出力されるようになっている。
電子技術2003年4月号.p.100〜101
このように、従来の電源装置では、負荷が重い場合には出力電圧Voutは例えば1.8Vとなり、負荷が軽い場合には出力電圧Voutは例えば1.7Vとなる。このため、負荷が軽い場合には、負荷が重い場合に対して出力電圧Voutが、例えば0.1V低下するという不具合があり、このような不具合の解消が望まれていた。
そこで、本発明の目的は、上記の点に鑑み、負荷が軽い場合であっても、負荷が重い場合と同様の出力電圧を確保でき、出力電圧の低下を防止できるようにした電源装置を提供することにある。
上記の課題を解決して本発明の目的を達成するために、各発明は、以下のように構成した。
すなわち、第1の発明は、入力電圧をスイッチングし、前記入力電圧を所定の出力電圧に変換するスイッチングレギュレータと、自己の出力電圧の安定化を図るとともに、前記自己の出力電圧が可変自在なシリーズレギュレータと、負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータと前記シリーズレギュレータとを動作させ、前記スイッチングレギュレータの出力電圧を得るようにし、負荷が軽い場合には、前記シリーズレギュレータを動作させてその出力電圧が前記スイッチングレギュレータの出力電圧と同じ電圧になるように、前記シリーズレギュレータの出力電圧を変更させ、かつ、前記スイッチングレギュレータの動作を停止させる制御手段と、を備えている。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御手段は、前記制御に代えて、負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータを動作させてその出力電圧を得るようにするとともに、前記シリーズレギュレータの動作を停止させるようにした。
第3の発明は、第1の発明において、前記制御手段は、前記制御に代えて、負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータと前記シリーズレギュレータとを動作させ、前記スイッチングレギュレータの出力電圧を得るようにし、負荷が重い状態から軽い状態に変化する場合には、前記シリーズレギュレータを動作させてその出力電圧が前記スイッチングレギュレータの出力電圧と同じ電圧になるように、前記シリーズレギュレータの出力電圧を変更させたのち、前記スイッチングレギュレータの動作を停止させ、負荷が軽い状態から重い状態に変化する場合には、前記スイッチングレギュレータを動作させてその出力電圧を得るようにしたのち、前記シリーズレギュレータの出力電圧を元の状態に変更させるようにした。
第4の発明は、入力電圧をスイッチングし、前記入力電圧を所定の第1出力電圧に変換するスイッチングレギュレータと、前記第1出力電圧よりも低い第2出力電圧またはその第1出力電圧と同じ第3出力電圧を、自己の出力電圧として選択できるとともに、その選択した出力電圧の安定化を図るシリーズレギュレータと、負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータに前記第1出力電圧を出力させるとともに前記シリーズレギュレータに前記第2出力電圧を出力させ、負荷が軽い場合には、前記スイッチングレギュレータの出力を停止させるとともに前記シリーズレギュレータに前記第3出力電圧を出力させる制御手段と、を備えるようにした。
第5の発明は、第4の発明において、前記制御手段は、前記制御に代えて、負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータに前記第1出力電圧を出力させるとともに前記シリーズレギュレータに前記第2出力電圧を出力させ、負荷が重い状態から軽い状態に変化するときには、前記シリーズレギュレータの出力を前記第2出力電圧から前記第3出力電圧に変更させ、それから所定時間の経過後に前記スイッチングギュレータの出力を停止させ、負荷が軽い状態から重い状態に変化するときには、前記スイッチングギュレータに前記第1出力電圧を出力させ、それから所定時間の経過後に前記シリーズレギュレータの出力を前記第3出力電圧から前記第2出力電圧に変更させるようにした。
このような構成からなる本発明によれば、負荷が軽い場合に、負荷が重い場合と同様の出力電圧を確保でき、出力電圧の低下を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の電源装置の実施形態の構成について、図1を参照して説明する。
この実施形態に係る電源装置は、図1に示すように、スイッチングレギュレータ11と、シリーズレギュレータ12と、制御回路13とを備え、制御回路13がこの電源装置の負荷の軽重に応じて、後述のようにスイッチングレギュレータ11の動作を制御するとともに、シリーズレギュレータ12の出力電圧を制御するようになっている。
スイッチングレギュレータ11は、電源電圧(入力電圧)VDDをスイッチングし、その電源電圧VDDを所定の出力電圧(例えば1.8V)に変換するものである。
このため、スイッチングレギュレータ11は、図1に示すように、出力電圧検出回路111と、基準電圧発生回路112と、誤差増幅器(エラーアンプ)113と、PWMコンパレータ(比較器)114と、出力制御回路115と、プリドライバ116、117と、スイッチング用のMOSトランジスタM1、M2と、コイルL1と、コンデンサC1と、を備えている。
出力電圧検出回路111は、自己の出力電圧を検出する回路である。この出力電圧検出回路111は、その自己の出力電圧を分圧抵抗R1、R2で分圧し、その分圧電圧が誤差増幅器113の−入力端子に供給されるようになっている。
基準電圧発生回路112は、誤差増幅器113の+入力端子に供給する基準電圧を発生する回路である。この基準電圧発生回路112としては、例えばバンド・ギャプ・リファレンスが使用される。
誤差増幅器113は、出力電圧検出回路111の検出電圧と基準電圧発生回路112の発生する基準電圧との誤差を求め、その誤差に応じた誤差電圧を出力するものである。その求めた誤差電圧は、PWMコンパレータ114の−入力端子に供給されるようになっている。
PWMコンパレータ114は、−入力端子に供給される誤差増幅器113からの誤差電圧と、+入力端子に供給される鋸波(三角波)とに基づき、その誤差電圧に対応するパルス幅のパルスを生成するものである。PWMコンパレータ114が生成するパルスは、出力制御回路115に供給されるようになっている。
出力制御回路115は、PWMコンパレータ114からの出力パルスをもとにスイッチングを制御する駆動パルスを生成するとともに、その生成したパルスに基づいてプリドライバ116、117に供給する。誤差増幅器113,PWMコンパレータ114,出力制御回路115は、制御回路13からの制御信号S1により例えば電源電圧がオンオフ制御され、その動作が制御されるようになっている。
ハイサイドプリドライバ116は、出力制御回路115からの出力信号に基づいてMOSトランジスタM1をスイッチング動作させるものである。また、ローサイドプリドライバ117は、出力制御回路115からの出力信号に基づいてMOSトランジスタM2をスイッチング動作させるものである。
コイルL1とコンデンサC1はフィルタ回路を形成し、このフィルタ回路はMOSトランジスタM1、M2でスイッチングされる電圧の平滑化を行うものである。
シリーズレギュレータ12は、自己の出力電圧として例えば1.7Vまたは1.8Vのうちの1つを選択でき、その選択された自己の出力電圧の安定化を図るようにしたものである。
このため、シリーズレギュレータ12は、図1に示すように、電圧生成回路121と、出力電圧選択回路122と、出力電圧安定回路123とを備えている。
電圧生成回路121は、オペアンプ1211と抵抗R3,R4とからなり、基準電圧発生回路112の発生する基準電圧を利用して第1の出力電圧V1と第2の出力電圧V2とを生成する回路である。
ここで、第1の出力電圧V1は、スイッチングレギュレータ11の出力電圧よりも低い電圧であり、例えば1.7Vである。第2の出力電圧V2は、スイッチングレギュレータ11の出力電圧と同じかそれよりも高い電圧であり、例えば1.8Vである。
さらに詳述すると、オペアンプ1211の+入力端子に、基準電圧発生回路112の出力電圧が供給されるようになっている。オペアンプ1211の出力端子とグランドとの間に、抵抗R3と抵抗R4とが直列に接続されている。抵抗R3のタップ電圧を第2の出力電圧V2として出力し、抵抗R3と抵抗R4との共通接続部の電圧を第1の出力電圧V1として出力するようになっている。また、抵抗R4のタップ電圧がオペアンプ1211の−入力端子に供給されるようになっている。
出力電圧選択回路122は、電子スイッチSW1,SW2とインバータINVとから構成され、その電子スイッチSW1,SW2で電圧生成回路121の生成する第1の出力電圧V1または第2の出力電圧V2を選択して、出力電圧安定化回路123に供給する回路である。
電子スイッチSW1は、制御回路13からの制御信号S2をインバータINVで反転させた信号でオンオフ制御されるスイッチであり、オンのときに、電圧生成回路121の生成する第1の出力電圧V1が出力電圧安定化回路123に供給するようになっている。
電子スイッチSW2は、制御回路13からの制御信号S2でオンオフ制御されるスイッチであり、オンのときに、電圧生成回路121が生成する第2の出力電圧V2を出力電圧安定化回路123に供給するようになっている。
出力電圧安定化回路123は、オペアンプ1231とコンデンサC2とから構成され、出力電圧選択回路122で選択される第1の出力電圧V1または第2の出力電圧V2を安定化させて出力させる回路である。すなわち、オペアンプ1231はボルテージホロワ回路を形成し、これにより出力電圧選択回路122で選択される第1の出力電圧V1または第2の出力電圧V2をそのまま出力するとともに、その出力の安定化を図るようになっている。
制御回路13は、電源装置に接続される負荷の軽重の状態を示す負荷状態信号XSTBに基づき、後述のように、スイッチングレギュレータ11の動作を制御するとともに、シリーズレギュレータ12の出力電圧を制御する回路である。
すなわち、制御回路13は、負荷状態信号XSTBに基づき、例えばスイッチングレギュレータ11の誤差増幅器113,PWMコンパレータ114,出力制御回路115の動作を制御する制御信号S1と、シリーズレギュレータ12のスイッチSW1,SW2のオンオフ制御を行う制御信号S2とを生成するようになっている。なお、制御回路13が生成する制御信号S1,S2の具体例については、後述する。
次に、このような構成からなる実施形態の動作について、図1および図2を参照して説明する。
図1に示す制御回路13には、図2(a)に示すような負荷状態信号XSTBが入力される。ここで、負荷状態信号XSTBがHレベルの場合は、この実施形態の負荷が重い状態を示し、負荷状態信号XSTBがLレベルの場合は負荷が軽い状態を示す。
いま、図2に示すように、負荷状態信号XSTBがHレベルで負荷が重い場合には、制御回路13が生成する制御信号S1,S2は、制御信号S1がHレベルで制御信号S2がLレベルとなる。
このため、スイッングレギュレータ11の誤差増幅器113,PWMコンパレータ114出力制御回路115は、動作状態となる。また、スイッチSW1はオン状態になり、電圧生成回路121の生成する第1の出力電圧V1が出力電圧安定化回路123に供給される。従って、スイッチングレギュレータ11の出力電圧は例えば1.8Vとなり、シリーズレギュレータ12の出力電圧は例えば図2(d)に示すように1.7Vとなる。この結果、この実施形態の出力電圧Voutは、スイッチングレギュレータ11の出力電圧の1.8Vとなる。
その後、図2に示すように時刻t1おいて、負荷状態信号XSTBがHレベルからLレベルに変化し、すなわち負荷が重い状態から軽い状態に変化すると、制御信号S2はLレベルからHレベルになる。
この結果、スイッチSW1がオフとなり、スイッチSW2がオンとなるので、電圧生成回路121の生成する第1の出力電圧V2が出力電圧安定化回路123に供給される。従って、シリーズレギュレータ12の出力電圧は、例えば図2(d)に示すように1.8Vに上昇する。このとき、制御信号S1はHレベルのために、スイッチングレギュレータ11は動作を継続し、その出力電圧は、1.8Vである。このため、この実施形態の出力電圧Voutは、1.8Vとなる。
そして、時刻t1から所定時間(遅延時間)T1を経過した後の時刻t2において、制御信号S1がHレベルからLレベルに変化する。この変化により、誤差増幅器113,PWMコンパレータ114,出力制御回路115はその動作が停止するので、スイッチングレギュレータ11は、その動作を停止する。時刻t2では、シリーズレギュレータ12の出力電圧が図2(d)に示すように1.8Vにあるので、この1.8Vがこの実施形態の出力電圧Voutとなる。従って、スイッチングレギュレータ11が動作を停止しても、この実施形態の出力電圧Voutは1.8Vを維持することができる。
その後、図2に示すように時刻t3おいて、負荷状態信号XSTBがLレベルからHレベルに変化し、すなわち負荷が軽い状態から重い状態に変化すると、制御信号S1はLレベルからHレベルになる。
この変化により、出力制御回路115はその動作を再開し、スイッチングレギュレータ11はその動作を再開するので、その出力電圧として1.8Vを出力する。時刻t3では、制御信号S2はHレベルにあるので、シリーズレギュレータ12の出力電圧は図2(d)に示すように1.8Vにある。このため、この実施形態の出力電圧Voutは、1.8Vとなる。
そして、時刻t3から所定時間(遅延時間)T2を経過した後の時刻t4において、制御信号S2がHレベルからLレベルに変化する。これにより、スイッチSW1がオンとなり、スイッチSW2がオフとなるので、電圧生成回路121の生成する第1の出力電圧V1が出力電圧安定化回路123に供給される。従って、シリーズレギュレータ12の出力電圧は、例えば図2(d)に示すように1.7Vに低下する。このとき、スイッチングレギュレータ11は動作を再開しているので、その出力電圧は1.8Vである。このため、この実施形態の出力電圧Voutは、スイッチングレギュレータ11の出力電圧の1.8Vとなる。
次に、図1に示す制御回路13の具体的な構成について、図3を参照して説明する。
この制御回路13は、図3に示すように、2段接続されるDフリップフロップ131、132と、ゲート回路(NAND回路)133と、ゲート回路(NOR回路)134と、インバータ135とから構成される。
Dフリップフロップ131のデータ入力端子Dには、負荷状態信号XSTBが入力されるようになっている。Dフリップフロップ131のデータ出力端子Qは、Dフリップフロップ132のデータ入力端子Dに接続されている。Dフリップフロップ131、132の各クロック入力端子Cには、例えば1KHzからなるクロック信号CLKが入力されるようになっている。Dフリップフロップ131、132の各セット端子Sには、セット信号INITが入力されるようになっている。
ゲート回路133の一方の入力端子には負荷状態信号XSTBが入力され、その他方の入力端子にはDフリップフロップ132の出力信号Q2が入力されるようになっている。そして、ゲート回路133で演算処理された出力信号を、図1の出力電圧選択回路122の制御信号S2として得るようになっている。
ゲート回路134の一方の入力端子には負荷状態信号XSTBが入力され、その他方の入力端子にはDフリップフロップ132の出力信号Q2が入力されるようになっている。そして、ゲート回路134で演算処理された出力信号をインバータ135で反転し、この反転信号を図1の誤差増幅器113,PWMコンパレータ114,出力制御回路115の動作を制御する制御信号S1として得るようになっている。
次に、図3に示すように構成される制御回路13の制御例について、図3および図4を参照して説明する。
いま、図4に示すように、時刻t1において、セット号INITがHレベルからLレベルになると、Dフリップフロップ131、132の出力信号Q1,Q2は双方ともHレベルとなる。
時刻t1では、負荷状態信号XSTBは負荷が重い状態を示すHレベルであり、Dフリップフロップ131の出力信号Q1はHレベルである。このため、制御信号S1は図4(g)に示すようにHレベルとなり、誤差増幅器113,PWMコンパレータ114,出力制御回路115が動作するので、スイッチングレギュレータ11は動作状態となる(図4(g)において「ON」と表示)。従って、スイッチングレギュレータ11は、出力電圧として例えば1.8Vを出力する。
また、時刻t1では、制御信号S2は図4(f)に示すようにLレベルであり、スイッチSW1はオン状態となり、電圧生成回路121の生成する第1の出力電圧V1が出力電圧安定化回路123に供給される。従って、シリーズレギュレータ12の出力電圧は,例えば1.7Vとなる(図4(f)において「1.7V」と表示)。
この結果、時刻t1では、この実施形態の出力電圧Voutとして、スイッチングレギュレータ11の出力電圧1.8Vが出力される。
時刻t1から時刻t2の期間では、負荷状態信号XSTBがHレベルを維持し、負荷が重い状態が維持されるので、図示のように、制御信号S1,S2には変化はなく制御状態は変化しない。
時刻t2から時刻t3の期間では、負荷状態信号XSTBがHレベルからLレベルに変化し、すなわち、出力の負荷が重い状態から軽い状態に変化する。このため、この期間では、制御信号S2が図4(f)に示すようにLレベルからHレベルに変化するので、スイッチSW2がオン状態となり、電圧生成回路121の生成する第2の出力電圧V2が出力電圧安定化回路123に供給される。従って、シリーズレギュレータ12の出力電圧は,例えば1.8Vとなる(図4(f)において「1.8V」と表示)。このとき、スイッチングレギュレータ11は動作中であり、出力電圧として1.8Vを出力する。
その後、時刻t3においてクロック信号CLKが立ち下がると、Dフリップフロップ131の出力信号Q1が立ち下がる。
さらに、時刻t4において、クロック信号CLKが図4(c)に示すように立ち下がると、Dフリップフロップ132の出力信号Q2が図4(e)に示すように立ち下がる。このとき負荷状態信号XSTBは、図4(b)に示すようにLレベルである。このため、時刻t4では、図4(g)に示すように制御信号S1がHレベルからLレベルに変化する。この変化により、誤差増幅器113,PWMコンパレータ114,出力制御回路115が動作を停止するので、スイッチングレギュレータ11は動作が停止状態となる(図4(g)において「OFF」と表示)。
このとき、シリーズレギュレータ12の出力電圧は,1.8Vであるので、この1.8Vがこの実施形態の出力電圧Voutとなる。従って、スイッチングレギュレータ11が動作を停止しても、この実施形態の出力電圧Voutは1.8Vを維持できる。
次に、時刻t4から時刻t5の期間では、負荷状態信号XSTBがLレベルを維持し、負荷が軽い状態が維持されるので、制御信号S1,S2には変化はなく制御状態は変化しない。
時刻t5〜時刻t6の期間では、負荷状態信号XSTBがLレベルからHレベルに変化し、負荷が軽い状態から重い状態に変化する。この変化により、図4(g)に示すように、制御信号S1がLレベルからHレベルに変化するので、誤差増幅器113,PWMコンパレータ114,出力制御回路115が動作を再開し、スイッチングレギュレータ11は動作状態となる。従って、スイッチングレギュレータ11は、出力電圧として1.8Vを出力する。このとき、シリーズレギュレータ12は、出力電圧として1.8Vを出力している。
時刻t6において、図4(b)に示すように、負荷状態信号XSTBがLレベルからHレベルに変化する場合には、図4(d)に示すように、Dフリップフロップ131の出力信号Q1は、LレベルからHレベルに変化する。このときには、図4(e)に示すように、Dフリップフロップ132の出力信号Q2は、Lレベルのままである。
このため、時刻t6では、制御信号S1が図4(g)に示すように、LレベルからHレベルに変化する。このため、時刻t6では、誤差増幅器113,PWMコンパレータ114,出力制御回路115が動作を再開し、スイッチングレギュレータ11は動作状態となる。従って、スイッチングレギュレータ11は、出力電圧として1.8Vを出力する。このとき、制御信号S2は図4(f)に示すようにHレベルを維持するので、シリーズレギュレータ12は、出力電圧として1.8Vを出力する。
さらに、時刻t7において、クロック信号CLKが図4(c)に示すように立ち下がると、Dフリップフロップ132の出力信号Q2が図4(e)に示すように立ち上がる。このとき負荷状態信号XSTBは、図4(b)に示すようにHレベルである。このため、時刻t7では、図4(f)に示すように制御信号S2がHレベルからLレベルに変化する。この変化により、スイッチSW1がオン状態となり、電圧生成回路121の生成する第1の出力電圧V1が出力電圧安定化回路123に供給される。従って、シリーズレギュレータ12の出力電圧は,1.7Vに低下する。このとき、スイッチングレギュレータ11は動作を再開しており、出力電圧として1.8Vを出力する。
従って、時刻t7では、この実施形態の出力電圧Voutとして、スイッチングレギュレータ11の出力電圧1.8Vが出力される。
以上説明したように、この実施形態によれば、出力の負荷が軽い場合であっても、負荷が重い場合と同様の出力電圧を確保でき、出力電圧の低下を防止できる。
なお、上記の実施形態では、負荷が重い場合には、スイッチングレギュレータ11とシリーズレギュレータ12とを動作させ、スイッチングレギュレータ11の出力電圧を得るようにした。しかし、これに代えて、負荷が重い場合には、スイッチングレギュレータ11を動作させてその出力電圧を得るようにするとともに、シリーズレギュレータ12の動作を停止させるようにしても良い。
本発明の実施形態の構成を示す回路図である。 この実施形態の動作を説明するための各部の波形図である。 図1に示す制御回路の具体的な構成を示す回路図である。 図3の制御回路の各部の波形図である。 従来の電源装置の構成例を示すブロック図である。 その電源装置の動作を説明するための波形図である。
符号の説明
11・・・・スイッチングレギュレータ、12・・・・シリーズレギュレータ、13・・・・制御回路、121・・・・電圧生成回路、122・・・・出力電圧選択回路、123・・・・出力電圧安定化回路。

Claims (5)

  1. 入力電圧をスイッチングし、前記入力電圧を所定の出力電圧に変換するスイッチングレギュレータと、
    自己の出力電圧の安定化を図るとともに、前記自己の出力電圧が可変自在なシリーズレギュレータと、
    負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータと前記シリーズレギュレータとを動作させ、前記スイッチングレギュレータの出力電圧を得るようにし、負荷が軽い場合には、前記シリーズレギュレータを動作させてその出力電圧が前記スイッチングレギュレータの出力電圧と同じ電圧になるように、前記シリーズレギュレータの出力電圧を変更させ、かつ、前記スイッチングレギュレータの動作を停止させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御手段は、前記制御に代えて、
    負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータを動作させてその出力電圧を得るようにするとともに、前記シリーズレギュレータの動作を停止させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御手段は、前記制御に代えて、
    負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータと前記シリーズレギュレータとを動作させ、前記スイッチングレギュレータの出力電圧を得るようにし、
    負荷が重い状態から軽い状態に変化する場合には、前記シリーズレギュレータを動作させてその出力電圧が前記スイッチングレギュレータの出力電圧と同じ電圧になるように、前記シリーズレギュレータの出力電圧を変更させたのち、前記スイッチングレギュレータの動作を停止させ、
    負荷が軽い状態から重い状態に変化する場合には、前記スイッチングレギュレータを動作させてその出力電圧を得るようにしたのち、前記シリーズレギュレータの出力電圧を元の状態に変更させることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 入力電圧をスイッチングし、前記入力電圧を所定の第1出力電圧に変換するスイッチングレギュレータと、
    前記第1出力電圧よりも低い第2出力電圧またはその第1出力電圧と同じ第3出力電圧を、自己の出力電圧として選択できるとともに、その選択した出力電圧の安定化を図るシリーズレギュレータと、
    負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータに前記第1出力電圧を出力させるとともに前記シリーズレギュレータに前記第2出力電圧を出力させ、負荷が軽い場合には、前記スイッチングレギュレータの出力を停止させるとともに前記シリーズレギュレータに前記第3出力電圧を出力させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  5. 前記制御手段は、前記制御に代えて、
    負荷が重い場合には、前記スイッチングレギュレータに前記第1出力電圧を出力させるとともに前記シリーズレギュレータに前記第2出力電圧を出力させ、
    負荷が重い状態から軽い状態に変化するときには、前記シリーズレギュレータの出力を前記第2出力電圧から前記第3出力電圧に変更させ、それから所定時間の経過後に前記スイッチングギュレータの出力を停止させ、
    負荷が軽い状態から重い状態に変化するときには、前記スイッチングギュレータに前記第1出力電圧を出力させ、それから所定時間の経過後に前記シリーズレギュレータの出力を前記第3出力電圧から前記第2出力電圧に変更させることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
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