JP2005056784A - プッシュオンスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】各種電子機器に使用される配線基板面に対して水平方向に押圧して操作するプッシュオンスイッチに関し、水平方向に繰り返し押圧操作された場合を含めて配線基板への装着状態が安定して維持されるものを提供する。
【解決手段】ケース21から導出された前方端子33のみを垂直下方に延ばし、配線基板41のスルーホール付ランド部42のスルーホール内で半田付け固定可能な表面実装タイプのものとしたため、上記前方端子33が、安定した装着状態を維持する維持手段として機能し、配線基板面に水平な操作力に対して耐力が向上されたものにできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器に使用される配線基板面に対して水平方向に押圧して操作するプッシュオンスイッチに関するものである。
近年、電子機器の操作形態として、プッシュオンスイッチを並べて配した操作部に対し所定操作を行う形態のものが増えている。
また、各種機器の普及に伴い、プッシュオンスイッチも多様な操作態様のものが要望されるようになっており、配線基板面に対して水平方向に押圧して操作するプッシュオンスイッチの需要も増加して、機器の小型軽量化に伴い、特に表面実装タイプのものが好まれて使用されるようになっている。
このような従来の配線基板面に対して水平方向に押圧して操作する表面実装タイプのプッシュオンスイッチについて、図9〜図11を用いて説明する。
図9は上記従来のプッュオンスイッチの外観斜視図、図10は同分解斜視図、図11は同断面図である。
同図において、1は、上方開口凹部を備えた上面視方形のケースであり、その凹部の内底面には、中央接点2と外側接点3が固定され、各々の接点は、ケース1側面から導出されて端子4と5に構成されている。
この端子4と5は、表面実装タイプの形状、所謂Jベントタイプに加工形成されて、ケース1底面に対し側方側に延出されている。
そして、6は、上方凸型のドーム形状に構成された金属薄板製の可動接点であり、その外周下端は、ケース1の凹部内に露出している外側接点3上に常接状態で載せられている。
このとき、可動接点6の中央頂点部の下面は、中央接点2に所定間隔を空けて対峙している。
そして、上記可動接点6は、ケース1の凹部の内壁で位置規制されると共に、接点部分の防塵性を高めるためにケース1の中間段部上に、下面の粘着剤で貼り付けられた可撓性絶縁シート7によって、その中央頂点部上を上記粘着剤で粘着保持されている。
そして、8は、絶縁樹脂製で、外周枠部9の中央部分に、後方側に棒状に伸びる押圧部10を備えると共に、その外周枠部9の前方側に操作部11が突出形成されている操作体である。
この操作体8は、ケース1に設けた壁部で規制されつつ、ケース1の底部に対して水平前後方向のみに移動可能なように、操作部11を前方側に突出させるようにして、可撓性絶縁シート7上に載せられている。
さらに、操作体8上を含むケース1上には、金属製のカバー12が配されており、このカバー12はケース1に結合されている。
このカバー12の中央部分には、ケース1側に向かって傾斜して下がる規制部13が設けられ、操作体8の押圧部10の先端に内面が当接している。
以上のように、従来の表面実装タイプのプッシュオンスイッチは構成されている。
次にその動作を説明すると、図11のスイッチがOFFの状態から、操作体8の操作部11を後方側に水平に押し込み操作すると、当該方向に操作体8が移動していく。
それに伴い、押圧部10の先端がカバー12の規制部13でケース1側に案内されていき、可撓性絶縁シート7を介して押圧部10下面が、可動接点6に押し下げ力を加えるようになる。
そして、上記可動接点6への押し下げ力が所定の力を越えると、可動接点6が節度感を伴って反転動作し、その中央頂点部下面が中央接点2に接触することにより、可動接点6を介して中央接点2と外側接点3との間、つまり端子4と5との間が電気的に接続されたON状態となる。
そして、上記操作体8の操作部11への後方への操作力を除くと、可動接点6は自らの弾性復元力で元の形状に戻ると共に、可撓性絶縁シート7を介して押圧部10を押し上げ、押圧部10が規制部13で案内されつつ操作体8が前方の元の位置に戻っていき、図11に示すスイッチがOFF状態に戻るものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
実開平5−1126号公報
上記従来の配線基板面に対して水平方向に押圧操作する表面実装タイプのプッシュオンスイッチは、使用機器の配線基板に対し、通常、端子4と5をリフロー半田付けして搭載するものである。
そして、特に、上記タイプのプッシュオンスイッチは、操作方向が、搭載された配線基板面に対し、水平方向に押圧操作されるものであるため、端子4と5の配線基板との接続部分への上記操作力の影響も考慮しなければならず、配線基板への装着状態の管理が、より重要で、その管理の簡素化をすることは難しかった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、安定した装着状態を維持するための維持手段を配線基板の端部側に対応する前部側の位置に設け、その配線基板面に対して水平方向に繰り返し押圧操作されても、配線基板への装着状態が安定した状態で維持できるプッシュオンスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、ケースから水平方向に導出された端子を半田付けして配線基板に装着され、装着された当該配線基板面に対し水平方向に押圧操作するプッシュオンスイッチであって、安定した装着状態を維持するための維持手段を、上記配線基板の端部側に対応する前部側の位置に配したプッシュオンスイッチとしたものであり、維持手段を備えた当該スイッチオンスイッチは、押圧操作が繰り返して行われた場合を含んで、配線基板への装着状態が安定したものにでき、特にその維持手段を配線基板の端部側に対応する前部側の位置で配設しているため、操作方向が若干上下方向等に斜めに操作された場合を含んで配線基板との接続部分への影響が効果的に低減でき、その接続状態の管理が簡素化できるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、配線基板の端部側に対応する前部側の位置にある端子を、上記配線基板に対し垂直下方に導出した形状とし、この垂直下方に導出させた端子で維持手段を構成するものであり、上記垂直下方に導出された端子は、端子機能に加えて、配線基板面の水平方向への押圧力に対し耐力を発揮するようになり上記押圧力の影響を緩和させる機能をも果たすものにできるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、垂直下方に導出された前部側の位置にある端子を、その下端部が配線基板の下面より突出しないように上記配線基板の端部側に設けたスルーホールに挿通させて固定したものであり、垂直下方に導出された端子が、強固な固定状態にでき耐力が向上するため、端子の配線基板への接続状態の管理がさらに容易となるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明において、さらに、ケースに固定されるカバーを備え、配線基板の端部側に対応する上記カバーの前部側の位置に、維持手段となる脚部が設けられたものであり、配線基板面から上方に離れた位置に配されたカバー前部に脚部を構成し、この脚部を、装着された配線基板に維持させることにより、当該プッシュオンスイッチの高さ方向を含んで安定した装着状態のものが得られるという作用を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の発明において、維持手段が、ケース側面の前部位置に設けられたものであり、操作方向が若干左右方向で斜めに操作された場合でも、端子の接続部分への影響が少なくなるという作用を有する。
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の発明において、水平方向に導出された複数の端子の内、配線基板の端部側に対応する前部側の位置にある端子が、他の端子の接続面積よりも広く設定されているものであり、端子の面積を変えるのみで耐力の向上が図れるという作用を有する。
請求項7に記載の発明は、請求項1記載の発明において、ケース内に配設された接点部が、上記ケース底面に固定された外側接点と中央接点、および操作時に両接点間を短絡させる可動接点が上記外側接点に常接状態で配された構造をなし、その外側接点からの導出部分が前方側に位置する端子として上記ケース前部から導出され配線基板のアースパターンに接続されたものであり、静電気は、配線基板の端部側にある操作部分に流入し近接する部分に飛ぶことも多く、前方側に位置する端子をアースパターンに接続することにより、静電気の影響が少なく高品質なものにできるという作用を有する。
以上のように、装着される配線基板の端部側に対応する前部側の位置に維持手段が配設された本発明のプッシュオンスイッチによれば、押圧操作が繰り返して行われた場合を含んで、配線基板への装着状態を安定して維持でき、端子の配線基板との接続部分の管理などを簡素化できるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を用いて説明する。
なお、従来の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態1)
実施の形態1を用いて、本発明の請求項1〜3,5,7記載の発明について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態によるプッシュオンスイッチの外観斜視図、図2は同分解斜視図、図3は同断面図、図4は同配線基板への装着状態を示す側面図、図5は同上面図、図6は同要部であるケースの上面図である。
同図において、21は、上方開口凹部を備えた上面視方形の絶縁樹脂からなるケースであり、その凹部内底面には、中央接点および外側接点22および23が固定されると共に、その外側接点23上には円形ドーム状の可動接点6が、ケース21の凹部内壁で位置決め収容されている。
上記収容状態で可動接点6の中央頂点部の下面は、中央接点22に所定間隔を空けて対峙していること、またケース21の凹部を構成する中間段部上には、下面に粘着剤を有する可撓性絶縁シート7が貼り付けられていると共に、上記可撓性絶縁シート7の粘着剤で可動接点6の中央頂点部上は粘着保持されていることは従来の場合と同じである。
また、可撓性絶縁シート7上方に、従来と同じ操作体8が載せられているが、この操作体8は従来のものと同じであるため、各部位の詳細な説明は省略する。
そして、上記操作体8は、ケース21に設けた壁部で規制されつつ水平前後方向のみに移動可能であると共に、その操作部11はケース21の前方側外方に突出している。
そして、操作体8上を含むケース21上には、金属製のカバー12が配されてケース21に結合されていることも従来の場合と同じである。
そして、本実施の形態によるプッシュオンスイッチにおいては、中央接点および外側接点22および23からケース21外方に導出された端子構造に特徴を備えるものである。
つまり、当該プッシュスイッチは、面実装タイプのものではあるが、配線基板面に水平に導出された端子は、ケース21の後方側に配設された後方端子32のみであって、前方側に配設されている前方端子33は、装着される配線基板面に対し、垂直下方側に向けて突出形成されている。
つまり、この前方端子33が、端子機能を果たすと共に、配線基板面の水平方向への押圧力に対し耐力を発揮するための維持手段として構成してある。
そして、図6のケースの上面図に示すように、後方端子32は、中央接点22から導出されてケース21の左右側面の後部位置に各々配され、また前方端子33は外側接点23から導出されてケース21の左右側面の前部位置に各々配されている。
そして、当該プッシュオンスイッチは、図4に示すように、各前方端子33を、装着される配線基板41の前方端部近傍に設けたスルーホール付ランド部42の各々のスルーホールに挿通させ、そのスルーホールの孔内を含めて半田付け固定し、また後方端子32を、配線基板41上面に配したランド部44に半田付け固定して装着状態とするものである。
なお、この装着状態で、前方端子33の下端位置が配線基板41の厚みの中で納まる長さのものとすると、装着効率よく実装できると共に、配線基板41の下面側やその下方空間部分が有効に活用できる。
また、配線基板41のスルーホール付ランド部42において、スルーホールのみの構成として、挿通された前方端子33を半田付け固定してもよい。
さらに、挿通された前方端子33において、配線基板41下面から突出させる長さとしてもよく、この場合には、配線基板41下面側でも半田付けできるものともなる。
上記のように装着された本実施の形態によるプッシュオンスイッチの動作は、従来のものと同様に、操作体8の前方に突出している操作部11を、配線基板面に対して水平に、後方側へ押し込み操作して、押圧部10下面で可動接点6に押し下げ力を加え、可動接点6を反転させて中央接点および外側接点22および23を導通させるものである。
この操作状態では当該プッシュスイッチに後方側に向かう力が加わるが、操作方向に対し直交する方向で延出された前方端子33が、スルーホール付ランド部42各々のスルーホールに挿通されて半田付け固定されているため、上記操作方向に対する耐力が向上したものが得られる。
そして、上記操作力を除くと、可動接点6が元の上方凸形状に復帰して、中央および外側接点22および23が電気的独立状態に戻ると共に、その付勢力が水平方向に変換されて操作体8が前方側に押し戻されて操作部11が前方に突出している元の状態に戻ることは、従来の場合と同じである。
このように、当該プッシュオンスイッチは、前方端子33が操作される方向と直交する方向で導出され固定状態にできるため、配線基板面に水平方向の操作が繰り返して行われても、装着状態が長期に亘って安定したものとなる。
なお、配線基板41の端部側に近い側となる前方端子33のみを配線基板面に直交する方向に伸ばした形状としたのは、上記操作力の影響が、後方側の配線基板41との固定部分よりも前方側の固定部分に大きく働くためである。
すなわち、当該プッシュオンスイッチは、機器内に搭載された際に、操作部11が機器の押し釦などで配線基板面に対し水平方向に押し込まれる構成で組込まれ、各部材の組み合わせ状態などによって、当該プッシュオンスイッチへの操作状態としても配線基板面に完全な水平方向には操作されず、上下左右方向に角度をもって操作されるようになる場合も多く、その操作角度に起因する影響などは、操作部11の近接位置で配線基板41に固定された前方端子33に主にかかるため、前方端子33を配線基板面に対して垂直に導出したものとした。
また、前方端子33を、ケース21の左右側面から突出させて下方のスルーホール付ランド部42のスルーホール内で挿通固定できる当該構成であれば、当該プッシュオンスイッチ外形の前方部分の両側で、上記操作時の影響を低減させることができ、左右方向への斜め押し状態での耐力にも優れたものとなる。
以上のように、本実施の形態によるものは、繰り返して操作された場合を含み、配線基板41からの剥離などが防止できるものであって、前方端子33に端子機能に加え維持手段を付加した構成のものである。
当該維持手段を有する構成とすると、繰り返し押圧操作された場合を含め配線基板41への装着状態が安定して維持でき、各端子33,32の配線基板41との接続状態の管理なども簡素化することも可能となる。
そして、上記に図6を用いて説明したように、前方端子33を外側接点23から導出し、後方端子32を中央接点22から導出した構成とし、前方端子33を配線基板41のアースパターンに接続すると、当該スイッチのアース対策も可能となる。
つまり、前方端子33がアースパターンに接続されると、外側接点23を介してこれに常接する可動接点6もアース状態にでき、操作時などに操作部11に流入する人体からの静電気を、操作部11に近接することとなる可動接点6や前方端子33を介して配線基板41のアースに流すようにでき、上記静電気などに起因する信号への影響も無くせてスイッチ信号の信頼性も向上させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項4,6記載の発明について説明する。
本実施の形態によるものは、実施の形態1のものに対し、配線基板面に垂直に伸ばされて構成される維持手段が異なる形態のものであり、実施の形態1によるものと同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施の形態によるプッシュオンスイッチの外観斜視図、図8は同配線基板への装着状態を示す上面図である。
同図に示すように、本実施の形態によるものは、配線基板面に垂直に伸ばされて構成される維持手段を、カバー51の前方部分に配設してあるものであり、前方端子61、後方端子62は、共に所謂Jベントタイプで構成されている。
なお、前方端子61は、後方端子62よりも広幅で半田付け固定面積が大きく設定されたものとなっている。
そして、上記カバー51は、上記接点部が構成されたケース21に対し、操作体8を前後動可能に保持するようにしてケース21上部に結合されていることは実施の形態1と同じであるが、操作体8の前方に突出している操作部11の両側の位置に、配線基板面に対して垂直下方側に延出形成された維持手段としての脚部51Aが各々設けられている。
本実施の形態によるプッシュオンスイッチは、図8に示すように、配線基板52上のランド部53および54に前方端子61および後方端子62が半田付け実装され、上記脚部51Aは、対応するスルーホール付ランド部55のスルーホールに挿通され、スルーホール内を含めて半田付け固定されるものである。
なお、脚部51Aの下端部位置が、配線基板52の厚み内にあることが好ましいことは、実施の形態1による前方端子の場合と同じである。
このように、配線基板面に垂直下方側に設けた脚部51Aを配線基板52の前端位置で固定することにより、配線基板面に水平な押圧操作に対し耐力が向上されたものにできる。
なお、本実施の形態によるもののように、配線基板面から上方に離れた位置にあるカバー51に設けた脚部51Aを配線基板52に固定し、維持手段とすると、当該プッシュオンスイッチの高さ方向を含んで安定した装着状態のものにできる。
また、その脚部51Aを配線基板52のアースパターンに電気的に接続すると、操作部11に流入する静電気への対策も容易である。
なお、上記カバー51に一体に脚部51Aを構成すると、部品点数が増加せずに好ましいが、維持手段となる脚部の他の部材で構成してもよい。
例えば、当該脚部51Aの代わりに、ケース21前部にピン状部を突設または埋設し、このピン状部を配線基板に設けた孔などに挿通させてもよい。
なお、ピン状部の後方部を配線基板の端部に当接状態に配するのみでも維持手段として機能するようになる。
そして、上記に説明した維持手段をなすカバー51の脚部51Aは、操作力を脚部51Aで分散できるように、配線基板52に固定された各端子61,62よりも前方側に配置することが重要である。
また、図8にも示したように、前方端子61のみでも設置面積を大きく設定すれば、前方端子61に特に大きく加わる操作力の影響を吸収でき、耐力が向上、つまり装着状態が維持されるものとなる。
また、ケースの前方部分を配線基板に接着固定して耐力を向上させるようにしてもよく、この場合も、その接着部分を前方端子の半田付け固定位置よりも配線基板の前端側とすれば効果的である。
なお、上記実施の形態1および2の中に説明した維持手段としての各種構成は、個別に構成して用いてもよいし、また組み合わせて用いてもよく、さらには他の構成であってもよい。
本発明によるプッシュオンスイッチは、水平方向に繰り返し押圧操作されても、配線基板への装着状態が安定した状態で維持できるという効果を有し、各種電子機器の操作部を構成する場合等に有用である。
本発明の第1の実施の形態によるプッシュオンスイッチの外観斜視図 同分解斜視図 同断面図 同配線基板への装着状態を示す側面図 同上面図 同要部であるケースの上面図 本発明の第2の実施の形態によるプッシュオンスイッチの外観斜視図 同配線基板への装着状態を示す上面図 従来のプッシュオンスイッチの外観斜視図 同分解斜視図 同断面図
符号の説明
6 可動接点
7 可撓性絶縁シート
8 操作体
10 押圧部
11 操作部
12,51 カバー
21 ケース
22 中央接点
23 外側接点
32,62 後方端子
33,61 前方端子
41,52 配線基板
42,55 スルーホール付ランド部
44,53,54 ランド部
51A 脚部

Claims (7)

  1. ケースから水平方向に導出された端子を半田付けして配線基板に装着され、装着された当該配線基板面に対し水平方向に押圧操作するプッシュオンスイッチであって、安定した装着状態を維持するための維持手段を、上記配線基板の端部側に対応する前部側の位置に配したプッシュオンスイッチ。
  2. 配線基板の端部側に対応する前部側の位置にある端子を、上記配線基板に対し垂直下方に導出した形状とし、この垂直下方に導出させた端子で維持手段を構成する請求項1記載のプッシュオンスイッチ。
  3. 垂直下方に導出された前部側の位置にある端子を、その下端部が配線基板の下面より突出しないように上記配線基板の端部側に設けたスルーホールに挿通させて固定した請求項2記載のプッシュオンスイッチ。
  4. さらに、ケースに固定されるカバーを備え、配線基板の端部側に対応する上記カバーの前部側の位置に、維持手段となる脚部が設けられた請求項1記載のプッシュオンスイッチ。
  5. 維持手段が、ケース側面の前部位置に設けられた請求項1記載のプッシュオンスイッチ。
  6. 水平方向に導出された複数の端子の内、配線基板の端部側に対応する前部側の位置にある端子が、他の端子の接続面積よりも広く設定されている請求項1記載のプッシュオンスイッチ。
  7. ケース内に配設された接点部が、上記ケース底面に固定された外側接点と中央接点、および操作時に両接点間を短絡させる可動接点が上記外側接点に常接状態で配された構造をなし、その外側接点からの導出部分が前方側に位置する端子として上記ケース前部から導出され配線基板のアースパターンに接続された請求項1記載のプッシュオンスイッチ。
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