JP2009193773A - 照光押釦スイッチ - Google Patents

照光押釦スイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP2009193773A
JP2009193773A JP2008031660A JP2008031660A JP2009193773A JP 2009193773 A JP2009193773 A JP 2009193773A JP 2008031660 A JP2008031660 A JP 2008031660A JP 2008031660 A JP2008031660 A JP 2008031660A JP 2009193773 A JP2009193773 A JP 2009193773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
base
solder pad
light emitting
pushbutton switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008031660A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Watanabe
正志 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Electronics Co Ltd
Original Assignee
Citizen Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Electronics Co Ltd filed Critical Citizen Electronics Co Ltd
Priority to JP2008031660A priority Critical patent/JP2009193773A/ja
Priority to US12/369,144 priority patent/US20090200147A1/en
Publication of JP2009193773A publication Critical patent/JP2009193773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/12Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H13/14Operating parts, e.g. push-button
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/023Light-emitting indicators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/50Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member
    • H01H13/52Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state immediately upon removal of operating force, e.g. bell-push switch
    • H01H2013/525Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state immediately upon removal of operating force, e.g. bell-push switch using a return spring acting perpendicular to the actuating direction
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/054Optical elements
    • H01H2219/062Light conductor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2221/00Actuators
    • H01H2221/07Actuators transparent

Abstract

【課題】 落下等による大きな衝撃がかかった場合であっても破壊やマザーボード上からの剥離、照光機能にも損傷や機能劣化を及ぼすことがなく、小型化が容易な横押しタイプの照光押釦スイッチを提供することである。
【解決手段】 表面にスイッチ部、裏面に一対の半田パッド部41が形成されたベース部22と、前記スイッチ部を押圧操作するスイッチ操作部材25と、前記スイッチ部上を覆い、スイッチ操作部材25のスライド方向と直交する左右側に前記ベース部22の側面に沿って下方に延びる側板部36及びこの側板部36の下端部から前記半田パッド部41に隣接して延びるカバー固定部38を有するカバー体24と、前記ベース部22の裏面側に配置される発光部50とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機等の小型デジタル機器に設けられる横押しタイプで、発光照明機能を備えた照光押釦スイッチに関するものである。
従来の一般的な横押しタイプの押釦スイッチは、特許文献1,2に示されるように、固定接点及び可動接点からなるスイッチ部が形成されたベース部と、このベース部上を覆い、一側面に開口部を有するカバー体と、前記開口部内を水平方向にスライドさせて、前記可動接点を下方に向けて押圧するスイッチ操作部材とを備えて構成されている。前記ベース部は、平板状の回路基板やリードフレームがインサート成形された成形品によって構成され、裏面側に前記固定接点や可動接点と導通接続する半田パッド部が複数設けられている。また、前記カバー体には、可動接点の中央部に向けて傾斜した傾斜ガイド部が設けられており、前記スイッチ操作部材を押し込むことによって、このスイッチ操作部材の先端部が傾斜ガイド部に突き当たり、下方にガイドされることで可動接点が固定接点に押し込まれる。このように、前記スイッチ操作部材の水平方向のスライド動作が前記傾斜ガイド部を介し、バネ性を有した可動接点に伝達することで固定接点とのオン・オフを行うようになっている。
上記構成からなる押釦スイッチは、カバー体をスイッチ部が形成されているベース部上に載置して接合するか、前記ベース部が実装されるマザーボード上に直接半田接合することによって固定している。また、このような押釦スイッチを搭載する携帯電話機などの小型デジタル機器は薄型化も要求されているため、実装の厚み幅を抑えた表面実装方式が多く採用されている。この表面実装に際しては、リフロー処理によって押釦スイッチのマザーボードへの固定と電気的導通とを同時に行うようになっている。
また、上記押釦スイッチにあっては、視認性や操作性を高めるために、スイッチの押圧部分を照明するための発光部を備えたものがある。このような発光部を構成する部材としては、発光ダイオード(LED)を使用するのが一般的であり、スイッチ部が形成されているベース部上、又は前記押釦スイッチを実装するマザーボード側に配置されている。
特開2006−244977号公報 特開2005−209565号公報
上記構成による横押しタイプの押釦スイッチは、その構成上、スイッチ部のオン・オフ操作に伴う外圧がカバー体の上方に向けて作用するため、カバー体の強度を前記スイッチ部が構成されているベース部やマザーボードに対してある程度高める必要がある。また、このような横押しタイプの押釦スイッチは、携帯電話機をはじめとする小型のデジタル機器の側面操作スイッチに多く採用されているが、携帯して使用する場合が多いため、不意の落下や物にぶつけたりしたような強い衝撃や圧迫などによって、スイッチ機能の不具合や物理的な破壊を引き起こしやすい。このような破壊は、最初にスイッチ操作部材のスライド方向に面したカバー体の剥離から進行し、その後にスイッチ部が形成されているベース部に至るケースが多い。また、前記ベース部上に照明用のLEDを配置した場合は、このLEDの破壊や機能劣化を引き起こすことがある。このため、特に携帯電話機等の側面に露出するスイッチ操作部近傍の強度を特に高める必要がある。
また、前記押釦スイッチは、マザーボード上に表面実装されるため、リフロー処理によって半田接合される場合が多い。このようなリフロー処理にあっては、半田接合部分の広さに比例して接合強度が高くなる傾向にある。このため、従来は、カバー体のベース部との固定部分における半田接合幅を多くとるなどの処置を施していたが、逆に半田接合幅を大きく取りすぎると、携帯電話機などの外形寸法が大きくなったり、複数の押釦スイッチを隣接して配置できなくなったりするなどのサイズの制約が厳しくなる。前記ベース部がリードフレームをインサートして形成されている場合は、電極のサイズが予め規定されているため、半田接合部分を広く確保するのは容易ではない。さらに、前記LEDを備えた照光式の押釦スイッチを構成する場合は、LEDを実装配置するためのスペースを確保しなければならないため、小型化が図られないといった問題がある。
前記押釦スイッチの接合強度に関しては、カバー体をベース部に設けられている半田パッド部とは別の領域(スイッチ操作部材のサイドや後方)に設けることでカバー体単独での接合強度アップを図るように構成されているものもある。しかしながら、このようなカバー体とベース部との接合箇所がずれていると、スイッチ部をオン・オフさせるような通常の操作では問題が生じないが、落下等による大きな外圧が前記スイッチ操作部材側にかかると、最初の衝撃が前記カバー体あるいはベース部のいずれか一方に集中する場合がある。その結果、最初に大きな衝撃が集中した箇所の接合部分が破壊され、その後に他方の接合箇所の破壊が進行して全体的な破壊に至ることとなる。このため、最小の接合スペースに抑えながら、十分な耐衝撃性を有した横押しタイプの押釦スイッチの構成は困難なものとなっていた。
そこで、本発明の目的は、落下等による大きな衝撃がかかった場合であっても破壊やマザーボード上からの剥離、照光機能にも損傷や機能劣化を及ぼすことがなく、小型化が容易な横押しタイプの照光押釦スイッチを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の照光押釦スイッチは、表面に固定接点及び可動接点からなるスイッチ部、裏面に一対の半田パッド部が形成されたベース部と、このベース部の表面上を水平方向にスライド移動しながら、前記可動接点を固定接点に向けて下方に押圧するスイッチ操作部材と、前記ベース部上を覆い、一部に前記スイッチ操作部材をベース部上にスライド挿入させるための開口部を有すると共に、前記スイッチ操作部材のスライド方向と直交する左右側に前記ベース部の側面に沿って下方に延びる側板部及びこの側板部の下端部から前記半田パッド部に隣接して延びるカバー固定部を有するカバー体と前記ベース部の裏面側に配置される発光部とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る照光押釦スイッチによれば、スイッチ部が形成されているベース部の下面に設けられている半田パッド部と、前記ベース部上を覆うカバー体に設けられているカバー固定部とが隣接しているため、実装するマザーボード等の同一マウント領域上に前記半田パッド部とカバー固定部を同時に半田接合することができる。これによって、前記半田パッド部とカバー固定部との接合がより強固となり、落下等による大きな外圧がスイッチ操作部材にかかった場合でも容易に前記ベース部やカバー体が分離したり、マザーボード上から剥離したりするおそれがない。また、前記ベース部の表面側にスイッチ部やスイッチ操作部材がまとめて配置され、裏面側には一対の半田パッド部と共に発光部が配置されているので、前記スイッチ操作部材の押圧操作側を明るく照明するための機能を備えつつ、ベース部自体の小型化及び実装スペースの削減化が図られる。
また、前記発光部が前記ベース部の裏面側に設けられている一対の半田パッド部との間に挟まれ、さらに前記半田パッド部に隣接して前記カバー体のカバー固定部が設けられているため、実装するマザーボード等の同一マウント領域上に前記半田パッド部とカバー固定部を同時に半田接合することができる。これによって、前記半田パッド部とカバー固定部との接合がより強固となり、落下等による大きな外圧がスイッチ操作部材にかかった場合でも前記発光部に大きな損傷を及ぼすことがなく、当初の発光機能を長期に亘って維持することができる。
また、前記発光部が前記スイッチ操作部材をスライド移動するための開口部近傍に配置されているため、スイッチの押圧操作側を特に明るく照明することができる。
さらに、前記発光部は、前記ベース部の裏面側に設けられ、この裏面側に突出する樹脂体がマザーボードに設けられる切欠き部に収容されるため、前記ベース部の平面スペースが削減され、全体の小型化が図られる。
以下、添付図面に基づいて本発明に係る照光押釦スイッチの実施形態を詳細に説明する。ここで、図1は前記照光押釦スイッチを裏面側から見た斜視図、図2は前記照光押釦スイッチを表面側から見た斜視図、図3は前記照光押釦スイッチの操作側から見た正面図である。
本発明の照光押釦スイッチ21は、図1乃至図3に示されるように、各種電子部品が実装されるマザーボード20上の所定のマウント領域上に実装配置されるベース部22と、このベース部22上を覆うカバー体24と、前記ベース部22上を側面方向からスライド可能に取り付けられるスイッチ操作部材25と、このスイッチ操作部材25の押圧操作側を照明する発光部50とを備えて構成されている。この照光押釦スイッチ21は、前記スイッチ操作部材25の操作側(押圧面)32が携帯電話機等のケース側面に露出するように、前記マザーボード20上に表面実装される。また、前記発光部50は、ベース部22の裏面側にあって、前記押圧面32に近い位置に設けられる。
図1及び図3に示されるように、前記発光部50は、前記ベース部22の裏面側に配置接合される四角形状の素子基板51と、この素子基板51上に実装される発光素子(LED)52と、このLED52を前記素子基板51上に封止する樹脂体54とで構成される。
前記LED52は、アノード電極及びカソード電極からなる一対の素子電極部を有した四角形状のチップであり、電圧を印加することによって、例えば、青色や赤色等の発光色で発光する。前記素子電極部は、前記素子基板51上にパターニングされた電極部55a,55bにそれぞれダイボンド及びワイヤボンドによって半田実装される。
前記樹脂体54は、LED52から発せられる光を通すため、透明な樹脂材又は半透明などによる透光性を有した樹脂材を用い、前記素子基板51上に金型等を用いて充填成形される。前記透光性を有する樹脂材としては、照光目的や用途、あるいは装飾効果に応じて乳白色系などの薄い着色のあるものを用いることができる。
前記構成からなる発光部50は、前記カバー体24の開口部42に近い位置で、ベース部22の一対の半田パッド部41に挟まれたスペース上に配置される。また、前記ベース部22の裏面には、背面側に前記電極部55a,55bから配線パターンを介して一対のLED電極端子57が設けられる。
前記照光押釦スイッチ21は、図3、図4及び図5に示されるように、マザーボード20に半田パッド部41及びカバー固定部38が半田部材を介して接合固定され、前記発光部50は、前記マザーボード20の一端に設けられる切欠き部56内に樹脂体54が納まる。
図6は前記照光押釦スイッチ21を構成するための部品構成を示したものである。ベース部22は、中央部に固定接点23aが形成された四角形状の基板26と、この基板26の外周部を囲うように配置され、前記固定接点23aを中心にして円形状に露出するベースシート27と、前記固定接点23a上に配置される可動接点23bと、この可動接点23b上を覆う防水性の保護シート28と、この保護シート28に接着固定され、後述するスイッチ操作部材25をスライド可能に配置するための収容部を有するモールド枠30とで構成されている。前記発光部50は、基板26の裏面側の端部にLED52が封止されている樹脂体54を下向きにした状態で半田接続される。
前記基板26は、ガラスエポキシ等の樹脂材からなり、表面に前記固定接点23a及び可動接点23bからなるスイッチ部23を中心としたスイッチ回路や配線パターンが形成され、この表面から裏面にかけてスイッチ部23から延びるスイッチ電極端子40が設けられている。また、前記基板26の裏面の一端には、前述したように、前記発光部50の電極部55a,55bから配線パターンを介して一対のLED電極端子57が設けられる。前記スイッチ電極端子40及びLED電極端子57は、スルーホール電極として形成される。前記スイッチ電極端子40は、前記基板26の四隅に形成され、前記LED電極端子57は、開口部42と対向する側のベース部22の背面側に設けられる。
また、前記基板26の裏面側には、前記スイッチ電極端子40及びLED電極端子57をマザーボード20上に形成されている電極パターン上に実装させるための半田パッド部41が設けられている。この半田パッド部41は、金属メッキされた部分であり、スイッチ電極端子40やLED電極端子57と導通するように、前記基板26の四隅に対して四角形状の所定のマウント領域を有して形成される。
前記基板26上に形成されるスイッチ部23は、前述したように、固定接点23aと、この固定接点23aの上方を覆うドーム型の可動接点23bとで構成されている。この可動接点23bは、導電性を有した板状バネであり、薄く弾力性を有したステンレス(SUS)や黄銅等の金属材料で形成されている。この可動接点23bは、中央部が前記固定接点23aと接触する部分となっており、通常の状態で固定接点23aに接触しないように上方に僅かに膨らんだ状態に成形され、前記ベースシート27によって基板26の中央部に位置決めされる。
スイッチ操作部材25は、前記モールド枠30の収容部内にスライド可能に組み込まれるプランジャ31によって構成され、一端面がモールド枠30の外側に露出する押圧面32となっている。また、前記プランジャ31の前記モールド枠30内に挿入される本体部分には前記押圧面32から延び、中央部に向けた端部がフリーとなる押圧バー33が設けられている。この押圧バー33は、前記押圧面32からのモールド枠30内への押し込み動作によって、フリーとなっている端部の突起34が前記可動接点23bの中央部に当接するようになっている。
カバー体24は、前記プランジャ31をスライド可能に収容するモールド枠30の上方を覆い、ベース部22と共にマザーボード20上に固定される。このカバー体24は、前記プランジャ31が挿入される開口部42と、プランジャ31の上方を覆う天板部35と、この天板部35から前記モールド枠30の側面に沿いながら下方に延びる側板部36と、モールド枠30に係合固定させるための複数の係合部37と、前記側板部36の下端から基板26の外方向に折れ曲がるカバー固定部38とで一体に構成され、金属板を打ち抜いたり、折り曲げたりして形成される。さらに、前記天板部35には、前記可動接点23bの中央部に向けて一部が傾斜した傾斜ガイド部39が設けられている。この傾斜ガイド部39は、スイッチ部23をオンする際に、前記押圧面32から水平方向に押し込まれたプランジャ31の押圧バー33の先端部分を下方の可動接点23bに向けて押圧するために設けられている。
前記照光押釦スイッチ21は、マザーボード20の端部に設けられた切欠き部56に発光部50を落とし込み、所定のマウント領域上に前記半田パッド部41を下にしたベース部22を位置決め載置し、リフロー工程によって半田接合される。
上記構造からなる照光押釦スイッチ21では、図1及び図4に示したように、前記カバー体24に設けられているカバー固定部38がベース部22の前面側に形成されている半田パッド部41と隣接するように設けられ、さらには、前記カバー固定部38が半田パッド部41の外側に前記スイッチ操作部材25のスライド方向と直交する方向に水平に延びて隣接させている。このように、前記ベース部22の半田パッド部41とカバー体24のカバー固定部38を隣接させることで、マザーボード20上のマウント領域M(図4の破線で示す部分)に前記半田パッド部41とカバー固定部38とを同時に接合固定することができ、スイッチ操作部材25の押圧方向から大きな外圧がかかった場合でもカバー体24やベース部22の破損やマザーボード20からの剥離、さらには前記発光部50が受ける衝撃を有効に低減させることが可能となる。
以下、図5,図7及び図8に基づいて、前記構造の照光押釦スイッチ21における通常状態のオン操作ならびに落下等による大きな衝撃がかかった場合の作用効果について説明する。ここで、図5はスイッチ部がオフの状態、図7はスイッチ部がオン状態の状態を示したもので、通常のスイッチ操作によるものである。一方、図8は落下等によって、スイッチの操作側から大きな外圧がかかった場合の断面状態を示したものである。
図5に示したように、スイッチ操作部材25がスイッチ部23に向けて押し込まれていない状態にあっては、押圧バー33の先端部分がカバー体24の傾斜ガイド部39に当接しているが、スイッチ部23の可動接点23bが押し込まれていないので、ベース部22とカバー体24のいずれにも外力がかからない。この状態から図7に示されるように、スイッチ操作部材25の押圧面32を押し込むと、スイッチ操作部材25の先端部がカバー体24に設けられている傾斜ガイド部39に沿って下降し、バネ性を有した可動接点23bを固定接点23aに向けて押し下げる。この動作によって、カバー体24には前記可動接点23bからの反発力が作用するが、前記カバー体24に備わるカバー固定部38を介してマザーボード20上に接合されているため、通常のオン・オフ操作を安定して行うことができる。また、発光部50から発せられる光によって、前記スイッチ操作部材25のスライド方向を照明するため、夜間や薄暗い場所においてもスイッチ操作が容易となる。なお、本発明の照光押釦スイッチ21を携帯電話機等の側面スイッチとして用いる場合は、例えば、受話部分のカバーを開いて通話可能状態とする際に前記発光部50を点灯させたり、前記側面スイッチを単独で操作する際に点灯させたりすることができる。
次に、図8に示されるように、落下等によって通常のオン・オフ操作による押圧力を超えるような過大な外圧Fが押圧面32にかかった場合は、前記押圧面32がベース部22の縁部22aやカバー体24の縁部24aに衝突する。このような大きな外圧Fが側面方向からかかると前記ベース部22やカバー体24のマザーボード20とのマウント領域M(図4参照)に大きなストレスがかかることとなり、従来の接合構造では照光押釦スイッチ21のマザーボード20からの剥離や、発光部50に損傷を与えるケースが多かった。これは、従来の押釦スイッチではベース部とカバー体とのマザーボード20上への接合箇所がずれていたため、前記外圧Fによる衝撃力がベース部又はカバー体のいずれか一方に集中してしまうからである。しかしながら、本発明の照光押釦スイッチ21では、前述したように、ベース部22の半田パッド部41に隣接するようにカバー体24のカバー固定部38が設けられ、さらには、このカバー固定部38がマザーボード20上に設定されるマウント領域M上に前記半田パッド部41と共に半田接合される。これによって、図8に示したような方向からの過大な外圧Fが加わった場合には、前記ベース部22やカバー体24の一方に偏ることがなく、前記マウント領域M全体で受けることができる。特に、前記マウント領域Mは、半田パッド部とカバー固定部とを合わせた平面スペースを有しているので、半田の塗布量を多く設定することができ、機械的な接合強度を高く維持することができる。これによって、前記発光部50をスイッチ操作側であり、外圧Fが加わる方向に面して配置することができる。また、このマウント領域Mは照光押釦スイッチ21とマザーボード20との電気的な接続部分でもあるので、導通性が高まり、安定したスイッチ機能を長期に亘って維持することができる。
図3及び図4に示したように、前記カバー固定部38が前記スイッチ操作部材25のスライド方向に対して直交する方向に位置することで、押圧面32から大きな外圧が加わった際のストレスを横方向に逃がすことができ、カバー体24やベース部22のマザーボード20からの浮き上がり等による破損を最小限に抑えることができる。
また、前記カバー固定部38が半田パッド部41と共に一つのマウント領域M上に半田接合されることで、カバー体24とベース部22の接合位置が一致するため、両者の接合強度がより強固となる。これによって、前記カバー固定部38のベース部22からの突出幅を大きくしなくても十分な強度を保持することができる。さらに、照光押釦スイッチ21のマザーボード20への実装スペースを抑えることができ、搭載される携帯電話機等の小型化や複数の機能を有したスイッチ類を高密度に搭載可能となる。
本実施形態では、上記照光押釦スイッチ21の中で最も衝撃による影響を受けやすい押圧面32側からの固定強度を高めるため、前記カバー体24に設けられるカバー固定部38がベース部22の前方側に設けられている一対の半田パッド部41に隣接して配置されるように構成した。このような照光押釦スイッチ21にあって、さらに固定強度を高める場合は、前記ベース部22の後方側に設けられている一対の半田パッド部41にも隣接して配置されるようなカバー固定部を設けてカバー体を構成することもできる。
前述したように、前記カバー体の固定部の裏面は、スイッチベース部の半田パッド部と共に半田接合されるため、前記固定部の裏面側に予め半田メッキを施すことによってリフロー工程における接合が容易となる。
上記実施形態の照光押釦スイッチ21では、ベース部22が土台となるエポキシ樹脂製の基板26上にスイッチ部やスイッチ操作部材を収容するモールド枠を組み合わせて構成したが、前記基板26の代わりにスイッチ部を構成する固定接点やマザーボード上に載置される外部接続端子を有するリードフレームを用い、このリードフレームをインサートすることによって成形された成形ベース部を用いて構成することもできる。なお、このようなリードフレームを基に形成された成形ベース部を使用する場合にあっても、リードフレームの外部接続端子に相当する部分に隣接するようなカバー固定部を備えたカバー体を組み合わせることで、前記照光押釦スイッチ21と同様なマザーボードとの接合強度を備えることが可能である。
本発明に係る照光押釦スイッチを裏面方向から見た斜視図である。 上記照光押釦スイッチを表面方向から見た斜視図である。 上記照光押釦スイッチを押圧操作側から見た正面図である。 上記照光押釦スイッチをマザーボードに実装したときの底面図である。 スイッチオフ時における図2のA−A断面図である。 上記照光押釦スイッチの分解斜視図である。 上記照光押釦スイッチにおける通常のオン操作時の状態を示す作用図である。 上記照光押釦スイッチに大きな外圧がかかった際の状態を示す作用図である。
符号の説明
M マウント領域
F 外圧
20 マザーボード
21 照光押釦スイッチ
22 ベース部
22a 縁部
23 スイッチ部
23a 固定接点
23b 可動接点
24 カバー体
24a 縁部
25 スイッチ操作部材
26 基板
27 ベースシート
28 保護シート
30 モールド枠
31 プランジャ
32 押圧面
33 押圧バー
34 突起
35 天板部
36 側板部
37 係合部
38 カバー固定部
39 傾斜ガイド部
40 スイッチ電極端子
41 半田パッド部
42 開口部
50 発光部
51 素子基板
52 LED
54 樹脂体
55a,55b 電極部
56 切欠き部
57 LED電極端子

Claims (7)

  1. 表面に固定接点及び可動接点からなるスイッチ部、裏面に一対の半田パッド部が形成されたベース部と、
    このベース部の表面上を水平方向にスライド移動しながら、前記可動接点を固定接点に向けて下方に押圧するスイッチ操作部材と、
    前記ベース部上を覆い、一部に前記スイッチ操作部材をベース部上にスライド挿入させるための開口部を有すると共に、前記スイッチ操作部材のスライド方向と直交する左右側に前記ベース部の側面に沿って下方に延びる側板部及びこの側板部の下端部から前記半田パッド部に隣接して延びるカバー固定部を有するカバー体と、
    前記ベース部の裏面側に配置される発光部とを備えたことを特徴とする照光押釦スイッチ。
  2. 前記発光部は、前記一対の半田パッド部の間で且つ前記開口部の近傍に配置される請求項1記載の照光押釦スイッチ。
  3. 前記発光部は、前記ベース部の裏面側に配置される基板と、この基板の下面に実装される発光素子と、この発光素子を封止する樹脂体とを備える請求項1記載の照光押釦スイッチ。
  4. 前記発光部は、前記ベース部及びカバー固定部が載置されるマザーボードの前記開口部側に形成される切欠き部に収容され、前記開口部側を照明する請求項1記載の照光押釦スイッチ。
  5. 前記カバー固定部は、前記側板部の下端部から外方に向けて突出している請求項1記載の照光押釦スイッチ。
  6. 前記カバー固定部は、マザーボードに設けられるマウント領域上に前記ベース部の半田パッド部と共に半田接合される請求項1記載の照光押釦スイッチ。
  7. 前記カバー固定部は、前記ベース部の少なくとも前記スイッチ操作部材のスライド操作側に設けられている半田パッド部に隣接して配置される請求項1記載の照光押釦スイッチ。
JP2008031660A 2008-02-13 2008-02-13 照光押釦スイッチ Pending JP2009193773A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008031660A JP2009193773A (ja) 2008-02-13 2008-02-13 照光押釦スイッチ
US12/369,144 US20090200147A1 (en) 2008-02-13 2009-02-11 Push button switch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008031660A JP2009193773A (ja) 2008-02-13 2008-02-13 照光押釦スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009193773A true JP2009193773A (ja) 2009-08-27

Family

ID=40937962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008031660A Pending JP2009193773A (ja) 2008-02-13 2008-02-13 照光押釦スイッチ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090200147A1 (ja)
JP (1) JP2009193773A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015137220A1 (ja) * 2014-03-11 2015-09-17 シチズン電子株式会社 押釦スイッチ

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4469878B2 (ja) * 2007-07-13 2010-06-02 ホシデン株式会社 押釦スイッチ
TWM409474U (en) * 2011-03-15 2011-08-11 D Link Corp Button structure with bent connecting rod
US10381177B2 (en) * 2016-03-14 2019-08-13 Citizen Electronics Co., Ltd. Push switch, method of manufacturing push switch, and electronic device including push switch
JP1624526S (ja) * 2018-03-06 2019-02-18
JP1624527S (ja) * 2018-03-06 2019-02-18

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5521345A (en) * 1994-09-30 1996-05-28 Tokheim Corporation Backlit membrane keypad
FR2803428B1 (fr) * 1999-12-30 2002-02-08 Itt Mfg Entpr S Inc Commutateur electrique a actionnement lateral
TW572345U (en) * 2003-06-23 2004-01-11 Emi Stop Corp Elastic sheet of ingle-piece circuit switch
JP4254415B2 (ja) * 2003-08-07 2009-04-15 パナソニック株式会社 プッシュオンスイッチ
JP4367850B2 (ja) * 2004-09-27 2009-11-18 シチズン電子株式会社 照光式スイッチ
JP4278002B2 (ja) * 2004-11-09 2009-06-10 アルプス電気株式会社 照光プッシュスイッチユニット
JP2007173172A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Omron Corp 押釦スイッチ
JP2007329022A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd プッシュスイッチ
TWI405229B (zh) * 2006-08-01 2013-08-11 Hosiden Corp Push push switch
JP2008071564A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd プッシュスイッチ
US7381914B1 (en) * 2006-11-16 2008-06-03 Metrologic Instruments, Inc. Button actuation assembly

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015137220A1 (ja) * 2014-03-11 2015-09-17 シチズン電子株式会社 押釦スイッチ
JP6055157B2 (ja) * 2014-03-11 2016-12-27 シチズン電子株式会社 押釦スイッチ
US9991068B2 (en) 2014-03-11 2018-06-05 Citizen Electronics Co., Ltd. Push-button switch

Also Published As

Publication number Publication date
US20090200147A1 (en) 2009-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009193773A (ja) 照光押釦スイッチ
KR20020061103A (ko) 안테나 장치 및 이 안테나 장치가 부착된 단말기기
US6756554B1 (en) Tact switch
US8124902B2 (en) Push button switch
JP6029106B2 (ja) プッシュスイッチ
US8772658B2 (en) Electrically conductive structure of micro switch
JP2009146806A (ja) 押ボタンスイッチ
JP4989867B2 (ja) 表面実装型led
US7906741B2 (en) Push switch and electronic device loaded therewith
US9373462B2 (en) Push switch
JP3179036U (ja) プッシュスイッチ
US8242397B2 (en) Illuminated push switch
JP2010020911A (ja) 押釦スイッチの取付構造
JP4557044B2 (ja) プッシュスイッチ
JP2006310004A (ja) 照光式タクトスイッチ
JP2011150870A (ja) プッシュオンスイッチ
JP6055157B2 (ja) 押釦スイッチ
JP2007012285A (ja) 可動接点体及びその製造方法
CN109755058B (zh) 具发光功能的按压开关
US8455776B2 (en) Push switch
JP6698379B2 (ja) プッシュスイッチ
TWI637419B (zh) Push button with light function
KR101418047B1 (ko) 전자부품용 택트 스위치
KR101066841B1 (ko) 휴대용 단말기의 발광소자 실장장치
CN113539714A (zh) 带led灯的按压开关