JP2005056703A - スイッチの可動子 - Google Patents

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Shinichi Yoshinaka
真一 吉中
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Abstract

【課題】 適度な操作感が得られると共に、操作解除時の戻り衝撃音を小さくすることができるようにする。
【解決手段】 可動子14は可動部15とスカート部16とを一体に有しており、可動部15の下面には固定接点12、13と対向する可動接点17が設けられている。さらに、スイッチケース11には前記可動子14の可動部15を押圧操作するための操作子18が移動可能に設けられている。上記スカート部16はスカート状(ほぼ円錐状)をなしている。そして、この下端部16aより上の部分である裾部16bは、他の部分より薄肉に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可動子がラバー製でほぼスカート形をなすところのいわゆるラバースイッチなどのスイッチの可動子に関する。
従来、スイッチとしていわゆるラバースイッチがある。これは、図5に示すように、スイッチケース1の底部に固定接点2、3を設け、このスイッチケース1の内部にラバー製の可動子4を設けている。この可動子4は可動部5とスカート部6とを一体に有しており、可動部5の下面には固定接点2、3と対向する可動接点7が設けられている。さらに、スイッチケース1には前記可動子4の可動部5を押圧操作するための操作子8が移動可能に設けられている。
このものにおいてはユーザーもしくは他の機構により操作子8が矢印A方向に押圧されると、スカート部6が屈曲変形することで、操作感いわゆるクリック感が得られると共に、可動子5が下方へ移動し、可動接点7が固定接点2、3と導通してスイッチオンとなる。
図6には操作のストロークに対する操作荷重の関係を示している。この図から分かるように、押圧操作の開始からほぼ直線的に操作力(荷重)が増加し、ある範囲Saでスカート部6の屈曲により操作力が減少し、これが操作感、つまりクリック感となる。
この後、押圧操作力が解除されると、スカート部6が弾性復帰することにより可動部5及び操作子8が元位置状態に復帰する。このときのスカート部6の弾性復元力の変化度合い(ストロークSが小さくなる方向)は前記図6に示す操作荷重とほぼ同等となる。
なお、この操作子8は図示しないストッパによって元位置に規制されるようになっている。上述のようなスイッチの可動子としては特許文献1に記載されている。
特開平6−223675号公報
ところが、上記従来の構成では、押圧操作力が解除されたときに、操作子8などに戻り音などの衝撃音が発生することがあった。
従って、本発明の目的は、適度な操作感が得られると共に、操作解除時の戻り衝撃音を小さくすることができるようにする。
請求項1の発明によれば、スカート部の裾部の弾性復元力を他の部分よりも弱くなる構成とすることにより、スカート部が弾性復元するときに操作子などの衝撃音が小さくなる。なお、スカート部全体を弾性復元力が弱くなるようにしても良いように考えられるが、このようにすると、適度な操作感が得られないものである。しかるに請求項1の発明によれば、スカート部の裾部の他の部分は相対的に弾性復元力が強いから、適度な操作感いわゆるクリック感が得られる。
この場合、請求項2の発明のように、前記スカート部の裾部を他の部分より薄肉に構成するようにしても良いし、また、請求項3の発明のように、スカート部の裾部の広がり度合いを他の部分の広がり度合いよりも大きく構成するようにしても良い。
以下、本発明の第1の実施例を図1及び図2を参照して説明する。スイッチ10はいわゆるタクトスイッチであり、そのスイッチケース11は上面が開口した箱状をなしている。このスイッチケース11の底部には、固定接点12、13が設けられている。また、スイッチケース11の内部にはラバー製の可動子14を設けられている。
この可動子14は可動部15とスカート部16とを一体に有しており、可動部15の下面には固定接点12、13と対向する例えばカーボン接点からなる可動接点17が設けられている。さらに、スイッチケース11には前記可動子14の可動部15を押圧操作するための操作子18が移動可能に設けられている。
上記スカート部16は、可動部15からスカート形(ほぼ円錐状)に広がる形態をなしている。そして、このスカート部16の下端部の円環部16aが前記ケース11の底部に接着されている。そして、この円環部16aに連なる部分である裾部16bは、他の部分より薄肉に形成されている。なお、前記固定接点12、13はケース11外に導出されていて、プリント基板19の導体パターンに接続されている。
このものにおいては、ユーザーもしくは他の機構により操作子18が矢印A方向に押圧されると、スカート部16が屈曲変形することで、操作感いわゆるクリック感が得られると共に、可動子15が下方へ移動し、可動接点17が固定接点12、13と導通してスイッチオンとなる。
図2には操作のストロークに対する操作荷重の関係を示している。この図から分かるように、押圧操作の開始初期(符号S1でしめす範囲)に傾きFr/Srで直線的に操作力(荷重)が増加し、その後、大きな傾きの直線的な操作力となり、ある範囲Sa1で操作力が減少し、これが操作感、つまりクリック感が発生する。
ここで、上述の押圧操作の開始初期には、操作荷重の増加度合が緩やか(勾配はFr/Sr)となる。これは、スカート部16の裾部16bの肉厚が他の部分よりも薄くて弾発力が小さい(ばね定数が小さい)ことによる。
この後、押圧操作力が解除されると、スカート部16が弾性復帰することにより可動部15及び操作子18が元位置状態に復帰する。このときのスカート部16の弾性復元力の変化度合い(ストロークSが小さくなる方向)は前記図2に示す操作荷重とほぼ同等となる。すなわち、ストロークSがゼロに近づく領域である前記範囲S1では、スカート部16の裾部16bが弾性復元することにより弾性復元力がそれまでより弱くなる。この結果、操作解除時の戻り衝撃音を小さくすることができる。
図3は本発明の第2の実施例を示しており、この実施例におけるスイッチ20は、パネル21に矢印B方向及びその反対方向に移動可能に設けられた操作子22と、この操作子22の下端部の一部部分により押圧操作される可動子23と、固定接点24、25を形成したプリント基板26とを有して構成されている。なお、操作子22は図示しない復帰用ばねにより元位置に復帰されるようになっている。
前記可動子23は前記第1の実施例の可動子14と同一構成であり、可動部15、スカート部16、円環部16a、薄肉な裾部16bを有する。
この構成においても、操作解除時の戻り衝撃音を小さくすることができる。
なお、操作子は一端部を回動可能に枢支し、他端部にて可動子を押圧操作する構成としても良い。
図4は本発明の第3の実施例を示しており、この実施例においては、次の点が第1の実施例と異なる。すなわち、スカート部16は均一な肉厚であり、その裾部16bの広がり度合いが他の部分の広がり度合いよりも大きく形成されている。このような構成としても、この裾部16bにおける弾性復元力が他の部分よりも弱くなって、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
本発明は上記した各実施例に限定させるものではなく、例えば裾部16bは断面波形に形成することで、弾性復元力を他の部分よりも弱くする構成としても良い。
本発明の第1の実施例を示すスイッチ全体の縦断正面図 操作ストロークと操作荷重の関係を示す図 本発明の第2の実施例を示す図1相当図 本発明の第3の実施例を示す図1相当図 従来例を示す図1相当図 図2相当図
符号の説明
図面中、10はスイッチ、12、13は固定接点、14は可動子、15は可動部、16はスカート部、16bは裾部、17は可動接点を示す。

Claims (3)

  1. 固定接点に対応する可動接点が設けられた可動部と、この可動部にスカート形に広がるように形成されたラバー製のスカート部とを備えたスイッチの可動子であって、
    前記スカート部の裾部の弾性復元力を他の部分よりも弱くなる構成としたことを特徴とするスイッチの可動子。
  2. 前記スカート部の裾部が他の部分より薄肉に構成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチの可動子。
  3. 前記スカート部の裾部の広がり度合いが他の部分の広がり度合いよりも大きく構成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチの可動子。

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