JP2005055322A - 位置検出装置 - Google Patents

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淳方 蕭
Shen-Xiang Lin
信翔 林
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志雄 沈
Sanho Rin
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Abstract

【課題】 位置検出装置において光検出装置の光検出素子間のギャップの存在により引き起こされるミスジャッジを減らし、感度の低下を解決すること。
【解決手段】 本発明の位置検出装置は、光源、キャプスタン及び光検出装置を具え、キャプスタンに光源より投射された光を通過させる複数のスリットが設けられ、該スリットを通過した光が光検出装置の複数の光検出素子に吸収され、光検出素子が非矩形態様とされ、且つ各二つの光検出素子の間にギャップが存在し、該ギャップの垂直延伸位置がそのうち一つの光検出素子の一部作用面積に存在するようにしている。
【選択図】 図5

Description

本発明は一種の位置検出装置に係り、特に光学式の位置検出装置であり、光検出装置のギャップの存在により引き起こされるミスジャッジ或いは感度低下の欠点を改善した、位置検出装置に関する。
光学式位置検出装置は高い感度、高い解析度、信号の識別の容易さ、及び雑音を減らせる長所を有しており、このため、コンピュータマウス、カーソルポインタ或いは消費性電子製品に広く使用されている。
業界では位置検出装置の特性及び製品の要求に対して、各種の位置検出装置を開発している。例えば本件出願人による特許文献1の「位置と角度変化を検出する検出装置」がある。
図1、2、3は前述の特許文献1に記載の「位置と角度変化を検出する検出装置」の斜視図、構造ブロック図、及び光検出ユニット表示図である。それによると、位置検出装置はキャプスタン12、光源18及び光検出装置20を具えている。そのうち光源18及び光検出装置20はキャプスタン12の両側に位置する。キャプスタン12の適当な位置には外界から作用力を加えられる軸16が設けられ、該キャプスタン12の側縁部分に、光源18の投射光を通過させる複数のスリット14が設けられ、一部の投射光がスリット14を通過して信号光187となり、光検出装置20に照射される。
光検出装置20は複数の光検出ユニット221〜224を具え、各光検出ユニット221〜224は電源供給を受ける電源接点38、第1接続端子24、第2接続端子26、及び信号光187を吸収できる光検出素子(光センサ)、例えば第1光検出ユニット221の光検出素子281を具えている。光検出素子281は信号光187を吸収した後に電流信号を発生し、この電流信号を電流ミラー回路30を介して信号選択回路32に伝送し、信号選択回路32の最大電流選択回路322が第1接続端子24により相互に電気的に連接されたその他の光検出ユニット222〜224と比較し、どの光検出素子281〜284の吸収した信号光187の数量が最多であるかを判断する。さらにこの結果が電流変換回路326と設定及びリセットスイッチ36の作用によりデジタルエンコード信号に変換され、該デジタルエンコード信号が位置検出装置の移動の距離の大きさと角度変化の正確な換算に供される。
信号選択回路32中にはさらに電流総計及びフィードバック回路324があり、電流ミラー回路30より入力された電流値を第2接続端子26により全ての光検出素子281〜284の電流値を加えた値の半分より更に大きいかを知る。その後、同様にこの結果を電流変換回路326と設定及びリセットスイッチ36の作用によりデジタルエンコード信号に変換し、該デジタルエンコード信号が位置検出装置の移動の距離の大きさと角度変化の正確な換算に供される。
上述の従来の技術が製品に応用されると、満足のいく位置検出結果を得ることができるが、尚も以下のような欠点がある。図4及び図1に示されるように、各光検出素子281〜284はいずれも矩形態様とされ、且つどれも光検出装置20上に平行に設置され、各二つの光検出素子281〜284の間には自然にギャップ288が形成される。装置の機構特性により、スリット14も一定の幅を有するため信号光187が照射される光検出装置20位置の光照射エリアは二つの光検出素子の幅の和より大きくなる可能性があり、これは第2光照射エリア182に示されるとおりである。
キャプスタン12の回転或いは作用に伴い、信号光187の光検出装置20に照射する照射エリア位置も移動中に、例えば第1光照射エリア181から第2光照射エリア182、及び第3光照射エリア193に移動する。第1光照射エリア181の時、その信号選択回路32は順調に第1光検出素子281の受光面積が最大であると判断できる。しかし第2光照射エリア182の時、第1光検出素子281と第2光検出素子282はいずれも全部が受光作用エリア内に位置するため、両者の受光面積は同じくなる。このため判断上のエラーが発生したりその感度が下がる。続いて、第3光照射エリア183に至ると、信号選択回路32は順調に第2光検出素子283の受光面積が最大であると判断できる。
移動位置の検出は一系列の判断の組合せであるが、ギャップ288の存在があるため、光照射エリアがその範囲内の移動期間に判断不能となり感度が下がったり或いは反応不能となる状況が発生する。これは使用に正確性と感度に高い品質が要求される場合、使用上の問題を形成しうる。
当然、上述の問題を回避するため、一つの光照射エリア182が二つの光検出素子281、282を同時に存在させない大きさにスリット14の幅を縮小することができるが、これは即ち体積が非常に小さいキャプスタン12の上面に精密に各スリット14を切削しなければならなくなり、技術レベルが高くなるだけでなく、大幅に製造コストを増すことになる。
台湾特許公告第523082号明細書
このため、ギャップの存在により感度が下がる問題を有効に解決する新たな位置検出装置が求められている。
本発明の主要な目的は、従来の技術の欠点を解決する位置検出装置を提供することにある。
本発明の次の目的は、ギャップにより引き起こされる判断不能の問題を徹底的に解決し、これにより正確性と感度を高めた位置検出装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、製造コストを増加することなく、感度を高め、反応時間を加速した位置検出装置を提供することにある。
請求項1の発明は、投射光を発生する光源と、
該光源からの投射光を受け取り並びに処理して信号光を発生する光学機構と、
該光学機構の一側に設けられ、複数の光検出ユニットを具え、各光検出ユニットが該信号光を受け取ることができる少なくとも一つの光検出素子を具え、該光検出素子が非矩形態様とされた光検出装置と、
を具えたことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の位置検出装置において、隣り合う光検出装置の間にギャップが存在し、該ギャップの垂直延伸位置に一つの光検出素子の一部作用面積が存在することを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の位置検出装置において、光検出素子が平行四辺形態様とされ、隣り合う平行四辺形の光検出素子が相互に平行に設置されたことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項4の発明は、請求項1記載の位置検出装置において、光検出素子が台形態様とされ、隣り合う台形の光検出素子が隣り合う台形の光検出素子と相互に倒置関係にあることを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項5の発明は、請求項4記載の位置検出装置において、光検出素子が台形態様とされ、台形の光検出素子の長い下底の垂直延伸位置に隣り合う台形の光検出素子の長い下底が存在することを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項6の発明は、請求項1記載の位置検出装置において、光検出素子が垂直手段と、該垂直手段の一側の端部より水平方向に延伸された第1水平手段と、該垂直手段のもう一側の端部より水平方向に延伸された第2水平手段とを具えたことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項7の発明は、請求項6記載の位置検出装置において、光検出素子の第1水平手段の側辺の垂直延伸位置に別の光検出素子の第2水平手段が存在することを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項8の発明は、請求項6記載の位置検出装置において、第1水平手段の長さが第2水平手段の長さと等しいことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項9の発明は、請求項6記載の位置検出装置において、第1水平手段の長さが第2水平手段の長さより長いことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項10の発明は、請求項1記載の位置検出装置において、光検出素子がT形態様とされて、各T形の光検出素子が隣り合う光検出素子と相互に倒置関係にあることを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項11の発明は、請求項1記載の位置検出装置において、光検出ユニットが信号選択回路を具え、一つの光検出素子の獲得した信号光数量が最大の時、その位置にある光検出ユニットが第1ロジック信号を出力し、その他の光検出ユニットが第2ロジック信号を出力することを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項12の発明は、請求項11記載の位置検出装置において、光検出素子の獲得する信号光数量の判断が最大選択回路により一度で完成することを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項13の発明は、請求項11記載の位置検出装置において、光検出素子の獲得する信号光数量の判断が少なくとも一つの比較増幅回路により一度で完成することを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項14の発明は、請求項1記載の位置検出装置において、第1ロジック信号、第2ロジック信号及びその組合せのうち一つをデジタル信号に変換する設定及びリセットスイッチを具えたことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項15の発明は、請求項1記載の位置検出装置において、光学機構がキャプスタンとされ、該キャプスタンに複数のスリットが形成されたことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項16の発明は、請求項1記載の位置検出装置において、位置検出装置がカーソルポインタ、マウス、回転ボタン及びその組合せのいずれかに応用されたことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項17の発明は、投射光を発生する光源と、
該光源からの投射光を受け取り並びに処理して信号光を発生する光学機構と、
該光学機構の一側に設けられ、複数の光検出ユニットを具え、各光検出ユニットが該信号光を受け取ることができる少なくとも一つの光検出素子を具え、該光検出素子と該信号光が投射する光照射エリアとの間に傾斜角度が存在する光検出装置と、
を具えたことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項18の発明は、請求項17記載の位置検出装置において、光検出素子が非矩形態様とされたことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項19の発明は、請求項17記載の位置検出装置において、隣り合う光検出素子の間にギャップが存在し、該ギャップの垂直延伸位置に一つの光検出素子の一部作用面積が存在することを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項20の発明は、投射光を発生する光源と、キャプスタンと光検出装置を具え、
該キャプスタンは該投射光を通過させる複数のスリットを具え、該スリットと該キャプスタンの中央位置に傾斜角度が存在し、該光検出装置は、該キャプスタンの一側に位置し、該光検出装置が複数の光検出ユニットを具え、各光検出ユニットが該信号光を受け取ることができる少なくとも一つの光検出素子を具えたことを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項21の発明は、請求項20記載の位置検出装置において、投射光がスリットを通過した後に、光検出装置上に非矩形態様の光照射エリアを形成することを特徴とする、位置検出装置としている。
請求項22の発明は、請求項20記載の位置検出装置において、投射光がスリットを通過した後に、光検出ユニットが矩形態様とされたことを特徴とする、位置検出装置としている。
本発明は一種の位置検出装置、特に光学式の位置検出装置を提供するものであり、それは、光検出装置のギャップの存在により引き起こされるミスジャッジ或いは感度低下の欠点を改善する。ゆえに、本発明の新規性、進歩性及び産業上の利用価値を有しており、特許の要件に符合する。なお、以下に記載の実施例は本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
本発明は好ましい実施例において、投射光を発生する光源と、光源の投射光を受け取り並びに処理して信号光を発生する光学機構と、光検出装置と、を具え、該光検出装置が光学機構の一側に固定されると共に複数の光検出ユニットを具え、各光検出ユニットが信号光を受信する少なくとも一つの光検出素子を具え、該光検出素子が非矩形態様とされている。
本発明は別の実施例において、投射光を発生する光源と、光源の投射光を受け取り並びに処理して信号光を発生する光学機構と、光検出装置と、を具え、該光検出装置が光学機構の一側に固定されると共に複数の光検出ユニットを具え、各光検出ユニットが信号光を受信する少なくとも一つの光検出素子を具え、該光検出素子と信号光が投射する光照射エリアとの間に傾斜角度が存在する。
本発明はさらに別の実施例において、投射光を発生する光源と、キャプスタンと、光検出装置と、を具え、該キャプスタンが投射光を通過させる複数のスリットを具えて該スリットとキャプスタンの中央位置に傾斜角度が存在し、光検出装置に複数の光検出ユニットが設けられ、各光検出ユニットが信号光を受信する少なくとも一つの光検出素子を具えている。
図5は本発明の位置検出装置の好ましい実施例の光検出動作表示図である。図示されるように、本発明は、従来の矩形態様の光検出素子を非矩形態様、例えばこの実施例中に示される平行四辺形の光検出素子481〜484に改め、各平行四辺形の光検出素子481〜484がいずれもフラットな方式で設置され、各二つの平行四辺形型光検出素子481〜484の間にはギャップ488が存在するが、各ギャップ488の垂直延伸位置(点線矢印Aの方向)にはいずれも光検出素子の一部作用面積、例えば図示される光検出素子483の右側部分が存在する。言い換えると、信号光の照射により形成される光照射エリア381〜383と光検出素子481〜484の間に傾斜角度45が存在する。
信号光18がスリット14を通り光検出装置20の光検出素子481〜484に照射する時、その形成する光照射エリアは、従来の技術と同様に、第1光照射エリア381、第2光照射エリア382、第3光照射エリア383を有し、第1光照射エリア381と第3光照射エリア383ではいずれも第1光検出素子481或いは第2光検出素子482のいずれの受光面積が大きいかを明らかに判断できる。第2光照射エリア382の時、第1光検出素子481と第2光検出素子482が共同で組成する受光範囲は大きくなり、このため同一の光照射エリア382内に完全に二つの光検出素子481、482が存在することがない。
即ち、二つの光検出素子481、482が同時に一つの光照射エリア382範囲内に存在する時、ギャップ488の垂直延伸位置Aに一つの光検出素子481〜484の一部作用面積が存在するため、光照射エリアが第1光照射エリア381、第2光照射エリア382、第3光照射エリア383と移動し、且つギャップ488を通過する時、少なくとも一つの光検出素子481の受光面積が減少し、これに対応して少なくとも一つの光検出素子482の受光面積が増加する。第1光検出素子481と第2光検出素子482の受光面積が完全に同じくなる時間点は瞬間臨界点とされ、長時間安定することはなく、周知の技術のようなギャップ288の作用面積を具備せず、ゆえに、信号選択回路32がどの光検出素子481〜484の受光面積が最大であり発生する反応電流が大きいかを簡単に比較判断でき、これにより快速且つ精密に検出装置の移動距離の大きさ或いは角度変化を換算することができる。
図6は本発明のもう一つの実施例の光検出動作表示図である。図示されるように、この実施例中、光検出素子が台形光検出素子581〜584に改められ、隣り合う二つの台形光検出素子581、582(或いは582、583又は583、584)は相互に倒置された態様を以て設置され、こうしてギャップ588の垂直延伸方向に、台形光検出素子581〜584の一部受光面積が存在し、さらにこの実施例では、第1光検出素子581の長い下底5811の垂直延伸方向に第2光検出素子582の長い下底5281が存在する。これにより、第1光照射エリア381から順に第2光照射エリア382、第3光照射エリア383に移動する時、第1光検出素子581と第2光検出素子582の受光面積が完全に同じとなる瞬間臨界点が一つだけ存在し、これにより、先の実施例と同様に、作用感度を高める長所を達成する。
図7は本発明の第3実施例の光検出動作表示図である。図示されるように、この実施例では、光検出素子681〜684が垂直部材6811と、該垂直部材6811の両端に位置し水平に相互に背向する方向に延伸された第1水平部材6813と第2水平部材6815を具え、第1水平部材6813の長さが第2水平部材6815の長さより大きく、各光検出素子681〜684がいずれもフラット形態で設置され、ギャップ688の垂直延伸方向に光検出素子681〜684の第1水平部材6813或いは第2水平部材6815が存在している。
図8は本発明の第4実施例の光検出動作表示図である。図示されるように、この実施例では、第3光検出素子685が倒置されて、第2光検出素子682と相互に倒置された態様を呈し、ギャップ688の垂直延伸方向に第1水平部材6863或いは第2水平部材6865が位置し、第1水平部材6863と第2水平部材6865が同じ長さとされている。
図9は本発明の第5実施例の光検出動作表示図である。図示されるように、この実施例では、光検出素子がT形態の光検出素子781〜784とされ、隣り合うT型光検出素子781〜784が相互に倒置され、ギャップ788の垂直延伸位置に一つの光検出素子781〜784の一部作用面積が存在する。
図10、図11は本発明の第6実施例の斜視図及び光検出動作表示図である。図示されるように、この実施例によると、本発明の位置検出装置は光学機構、例えば中央に軸或いは軸孔86を具えて周縁に複数のスリット84を具えたキャプスタン82を具え、このキャプスタン82を挟んだ一側に光源が、もう一側に光検出装置80が設けられ、該光検出装置80に複数の光検出ユニット821〜824が設けられ、各光検出ユニット821〜824に光検出素子981〜984が設けられている。
この実施例中、キャプスタン82の各スリット84がある角度傾斜するように設置されて斜めスリットが形成され、各斜めスリット84とキャプスタン82の中央位置或いは直線が傾斜角度85を有する。これにより、光源88の発生する投射光885が斜めスリットを通過して信号光887とされ、光検出素子981〜984に照射する時、その光照射エリア881〜883の面積が傾斜角度を有する。これにより、光検出素子981〜984が矩形態様とされるが、第1光照射エリア881、第2光照射エリア882、第3光照射エリア883がいずれも傾斜作用面積とされ、これにより、ギャップ988を光照射エリアが通過する時、少なくとも一つの光検出素子981の受光面積が減り、相対的に少なくとも一つの光検出素子982の受光面積が増加する状況が発生し、受光面積或いは発生電流量の大きさの判断が容易となり装置の感度を高めることができる。
最後に図12は本発明の第7実施例の構造ブロック図である。図示されるように、本発明の上述の各実施例は、本件出願による前述の特許文献1に記載の技術中に適用できる。光検出装置90は複数の光検出ユニット921〜924を具え、各光検出ユニット921〜924はいずれも第1接続端子94により相互に連接され、並びに信号選択回路(図3中の符号32)内の最大電流選択回路952により一回で受光面積及び発生電流が最大の光検出ユニット921〜924を選択でき、並びに結果により第1ロジック信号或いは第2ロジック信号を出力し、最後に設定及びリセットスイッチ97の作用により対応するデジタル信号に変換する。当然、本発明はまた比較増幅回路構造中に適用可能で、ただ設定及びリセットスイッチ97の設計を電流比較増幅回路975とすれば、各光検出ユニット921〜924が各電流比較増幅回路975、93の層ごとに比較して電流が最大の光検出ユニット921〜924を取得し、多次の比較により、同様に正確に検出装置の移動距離の大きさと角度変化を計算することができる。
従来の技術の斜視図である。 従来の技術のブロック構造図である。 図2の各光検出ユニットの構造ブロック図である。 図2の各光検出動作表示図である。 本発明の実施例の光検出動作表示図である。 本発明の第2実施例の光検出動作表示図である。 本発明の第3実施例の光検出動作表示図である。 本発明の第4実施例の光検出動作表示図である。 本発明の第5実施例の光検出動作表示図である。 本発明の第6実施例の斜視図である。 本発明の第6実施例の光検出動作表示図である。 本発明の第7実施例の構造ブロック図である。
符号の説明
12 キャプスタン 14 スリット
16 軸 18 光源
181 第1光照射エリア 182 第2光照射エリア
183 第3光照射エリア 185 投射光
187 信号光 20 光検出装置
221 第1光検出ユニット 222 第2光検出ユニット
223 第3光検出ユニット 224 第4光検出ユニット
24 第1接続端子 26 第2接続端子
281 第1光検出素子 282 第2光検出素子
283 第3光検出素子 284 第4光検出素子
288 ギャップ 30 電流ミラー回路
32 信号選択回路 322 最大電流選択回路
324 電流総計及びフィードバック回路
326 電流変換回路
36 設定及びリセットスイッチ 38 電源接点
381 第1光照射エリア 382 第2光照射エリア
384 第3光照射エリア 45 傾斜角度
481 第1光検出素子 482 第2光検出素子
483 第3光検出素子 484 第4光検出素子
488 ギャップ 581 第1光検出素子
5811 長い下底 582 第2光検出素子
5821 長い下底 583 第3光検出素子
584 第4光検出素子 588 ギャップ
681 第1光検出素子 6811 垂直部材
6813 第1水平部材 6815 第2水平部材
682 第2光検出素子 683 第3光検出素子
684 第4光検出素子 685 第3光検出素子
686 第4光検出素子 6863 第1水平部材
6865 第2水平部材 688 ギャップ
781 第1光検出素子 782 第2光検出素子
783 第3光検出素子 784 第4光検出素子
788 ギャップ 80 光検出装置
82 キャプスタン 821 第1光検出ユニット
822 第2光検出ユニット 823 第3光検出ユニット
824 第4光検出ユニット 84 スリット
85 傾斜角度 86 軸
881 第1光照射エリア 882 第2光照射エリア
883 第3光照射エリア 885 投射光
887 信号光 90 光検出装置
921 第1光検出ユニット 922 第2光検出ユニット
923 第3光検出ユニット 924 第4光検出ユニット
93 比較増幅回路 94 第1接続端子
97 設定及びリセットスイッチ 975 比較増幅回路
981 第1光検出素子 982 第2光検出素子
983 第3光検出素子 984 第4光検出素子
988 ギャップ

Claims (22)

  1. 投射光を発生する光源と、
    該光源からの投射光を受け取り並びに処理して信号光を発生する光学機構と、
    該光学機構の一側に設けられ、複数の光検出ユニットを具え、各光検出ユニットが該信号光を受け取ることができる少なくとも一つの光検出素子を具え、該光検出素子が非矩形態様とされた光検出装置と、
    を具えたことを特徴とする、位置検出装置。
  2. 請求項1記載の位置検出装置において、隣り合う光検出装置の間にギャップが存在し、該ギャップの垂直延伸位置に一つの光検出素子の一部作用面積が存在することを特徴とする、位置検出装置。
  3. 請求項1記載の位置検出装置において、光検出素子が平行四辺形態様とされ、隣り合う平行四辺形の光検出素子が相互に平行に設置されたことを特徴とする、位置検出装置。
  4. 請求項1記載の位置検出装置において、光検出素子が台形態様とされ、隣り合う台形の光検出素子が隣り合う台形の光検出素子と相互に倒置関係にあることを特徴とする、位置検出装置。
  5. 請求項4記載の位置検出装置において、光検出素子が台形態様とされ、台形の光検出素子の長い下底の垂直延伸位置に隣り合う台形の光検出素子の長い下底が存在することを特徴とする、位置検出装置。
  6. 請求項1記載の位置検出装置において、光検出素子が垂直手段と、該垂直手段の一側の端部より水平方向に延伸された第1水平手段と、該垂直手段のもう一側の端部より水平方向に延伸された第2水平手段とを具えたことを特徴とする、位置検出装置。
  7. 請求項6記載の位置検出装置において、光検出素子の第1水平手段の側辺の垂直延伸位置に別の光検出素子の第2水平手段が存在することを特徴とする、位置検出装置。
  8. 請求項6記載の位置検出装置において、第1水平手段の長さが第2水平手段の長さと等しいことを特徴とする、位置検出装置。
  9. 請求項6記載の位置検出装置において、第1水平手段の長さが第2水平手段の長さより長いことを特徴とする、位置検出装置。
  10. 請求項1記載の位置検出装置において、光検出素子がT形態様とされて、各T形の光検出素子が隣り合う光検出素子と相互に倒置関係にあることを特徴とする、位置検出装置。
  11. 請求項1記載の位置検出装置において、光検出ユニットが信号選択回路を具え、一つの光検出素子の獲得した信号光数量が最大の時、その位置にある光検出ユニットが第1ロジック信号を出力し、その他の光検出ユニットが第2ロジック信号を出力することを特徴とする、位置検出装置。
  12. 請求項11記載の位置検出装置において、光検出素子の獲得する信号光数量の判断が最大選択回路により一度で完成することを特徴とする、位置検出装置。
  13. 請求項11記載の位置検出装置において、光検出素子の獲得する信号光数量の判断が少なくとも一つの比較増幅回路により一度で完成することを特徴とする、位置検出装置。
  14. 請求項1記載の位置検出装置において、第1ロジック信号、第2ロジック信号及びその組合せのうち一つをデジタル信号に変換する設定及びリセットスイッチを具えたことを特徴とする、位置検出装置。
  15. 請求項1記載の位置検出装置において、光学機構がキャプスタンとされ、該キャプスタンに複数のスリットが形成されたことを特徴とする、位置検出装置。
  16. 請求項1記載の位置検出装置において、位置検出装置がカーソルポインタ、マウス、回転ボタン及びその組合せのいずれかに応用されたことを特徴とする、位置検出装置。
  17. 投射光を発生する光源と、
    該光源からの投射光を受け取り並びに処理して信号光を発生する光学機構と、
    該光学機構の一側に設けられ、複数の光検出ユニットを具え、各光検出ユニットが該信号光を受け取ることができる少なくとも一つの光検出素子を具え、該光検出素子と該信号光が投射する光照射エリアとの間に傾斜角度が存在する光検出装置と、
    を具えたことを特徴とする、位置検出装置。
  18. 請求項17記載の位置検出装置において、光検出素子が非矩形態様とされたことを特徴とする、位置検出装置。
  19. 請求項17記載の位置検出装置において、隣り合う光検出素子の間にギャップが存在し、該ギャップの垂直延伸位置に一つの光検出素子の一部作用面積が存在することを特徴とする、位置検出装置。
  20. 投射光を発生する光源と、キャプスタンと光検出装置を具え、
    該キャプスタンは該投射光を通過させる複数のスリットを具え、該スリットと該キャプスタンの中央位置に傾斜角度が存在し、該光検出装置は、該キャプスタンの一側に位置し、該光検出装置が複数の光検出ユニットを具え、各光検出ユニットが該信号光を受け取ることができる少なくとも一つの光検出素子を具えたことを特徴とする、位置検出装置。
  21. 請求項20記載の位置検出装置において、投射光がスリットを通過した後に、光検出装置上に非矩形態様の光照射エリアを形成することを特徴とする、位置検出装置。
  22. 請求項20記載の位置検出装置において、投射光がスリットを通過した後に、光検出ユニットが矩形態様とされたことを特徴とする、位置検出装置。
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