JP5159548B2 - 吸着姿勢判定装置 - Google Patents
吸着姿勢判定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5159548B2 JP5159548B2 JP2008258341A JP2008258341A JP5159548B2 JP 5159548 B2 JP5159548 B2 JP 5159548B2 JP 2008258341 A JP2008258341 A JP 2008258341A JP 2008258341 A JP2008258341 A JP 2008258341A JP 5159548 B2 JP5159548 B2 JP 5159548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- light
- suction
- chip component
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
<a> 先端部にチップ部品を吸着して上下に昇降するノズルの昇降領域を横切る光路を形成した投光部および受光部と、
<b> 前記ノズルの昇降に伴って前記光路に進入した前記チップ部品または前記ノズルに起因して変化した前記受光部での受光パターンを解析して前記チップ部品または前記ノズルの左右のエッジをそれぞれ検出するエッジ検出手段と、
<c> 予め定めた中心軸を基準として前記ノズルの昇降に伴って前記エッジ検出手段にて順次検出される前記チップ部品または前記ノズルの左右における両端縁部のエッジの情報を累積して前記チップ部品または前記ノズルによる左側および右側の各遮光面積をそれぞれ求める演算手段と、
<d> この演算手段にて求められた前記チップ部品および前記ノズルの左側および右側の各遮光面積を相互に比較して前記ノズルの先端部に吸着されたチップ部品の対称性からその吸着姿勢の良否を判断する判定手段と
を具備したことを特徴としている。
<b1> 好ましくは前記エッジ検出手段は、前記ノズルの下降に伴って前記受光部での受光パターンが変化し、変化した受光パターンから前記チップ部品の左右における両端縁部のエッジが検出可能となった状態を該チップ部品の先端位置として検出してエッジの検出処理を開始するように構成され、
<c1> また前記演算手段は、前記ノズルの昇降速度と前記チップ部品の高さとに応じて定まる期間に亘って前記エッジ検出手段にて検出される左右のエッジの情報を累積して前記チップ部品の左側および右側の各遮光面積をそれぞれ求めた後、所定期間に亘って前記エッジ検出手段にて検出される左右のエッジの情報を累積して前記ノズルの左側および右側の各遮光面積をそれぞれ求めるように構成される。
<e> 前記ノズルにおけるチップ部品吸着面の長辺を前記投光部および受光部によるエッジ検出方向と平行にして前記ノズルを昇降駆動して前記エッジ検出手段、前記演算手段、および前記判定手段による吸着姿勢判定処理を実行させた後、前記ノズルを90°回転させて該ノズルにおけるチップ部品吸着面の短辺を前記投光部および受光部によるエッジ検出方向と平行にして前記ノズルを昇降駆動して前記エッジ検出手段、前記演算手段、および前記判定手段による吸着姿勢判定処理を実行させる制御手段と、
<f> これらの各吸着姿勢判定処理による吸着姿勢判定結果が共に良であるときに前記ノズルによるチップ部品の吸着姿勢が正常であると判定する総合判定手段と
を更に備えることが好ましい。
<g> 前記2回に亘る吸着姿勢判定処理にてそれぞれ求められた前記チップ部品の左側および右側の各遮光面積から、前記各向きでのチップ部品による遮光幅をそれぞれ求め、これらの遮光幅を相互に比較して前記ノズルにより吸着された前記チップ部品の向きの合否を判定する向き判定手段を備えることも好ましい。
図1は部品実装装置に組み込まれる吸着姿勢判定装置の概略構成を示している。この吸着姿勢判定装置は、部品実装装置における吸着ノズル3の先端に吸着されてプリント基板への実装に供されるチップ部品Tの吸着姿勢とその向きを判定するものであって、前記吸着ノズル3の昇降領域を横切る光路を形成した投光部1と受光部2とからなる光電センサを備える。
尚、前記部品実装装置が択一的に駆動される複数の吸着ヘッド3(3a〜3n)を直線状に並べて設けた構成を有する場合、図12に示したように前記投光部1および受光部2は前記複数の吸着ヘッド3(3a〜3n)の並びの方向に光路を形成して設けられる。そして択一的に昇降駆動される吸着ノズル3(3a〜3n)およびその先端部に吸着されたチップ部品Tにより生じた前記受光部2による受光パターンから、そのエッジを検出するように構成される。この場合、複数の吸着ヘッド3(3a〜3n)の各昇降位置と、前記投光器1および受光器2の光学的中心とを完全に直線配列することは構造的に極めて困難である。そこで本発明に係る吸着姿勢判定装置においては、受光器2の光学的中心と前記複数の吸着ヘッド3(3a〜3n)の各昇降位置とのずれを補正して前述したエッジ検出を行う為のずれ補正手段27が設けられている。このずれ補正手段27について後述する。
前記受光部2での受光パターンを前記エッジ検出部21にて解析して前記チップ部品Tや吸着ノズル3の左右のエッジ位置をそれぞれ検出したとしても、前述したようにチップ部品Tまたは吸着ノズル3と受光部2との距離(ワーキングディスタンスWD)が明らかでない場合には、そのエッジ位置を正確に求めることはできない。また複数の吸着ヘッド3(3a〜3n)の択一的な駆動によって、その吸着ヘッド3と受光部2との距離WDが変化する場合には、これに伴って図13に示したように検出されるエッジ位置も変化することは前述した通りである。
|NL1×TR1−NR1×TL1| < A
としてその対称性を判断すれば良い。
|NL2×TR2−NR2×TL2| < A
としてその対称性を判断すれば良い。この場合にもチップ部品Tの吸着姿勢が不良であると判断された場合には、その旨の情報(警報)を出力して姿勢判定処理を終了する〈ステップS24〉。
|L−2×S| < B
なる条件が満たされるか否かを判定して、その吸着の向きの正常性を判断する。そしてこの向きの判定にも合格した場合にだけ、吸着ノズル3によるチップ部品Tの吸着姿勢が正常であるとの判定結果を出力する〈ステップS23〉。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば実施形態では検出した左右のエッジをn回またはm回に亘って累積して、その左側および右側の遮光面積TL,TR,NL,NRをそれぞれ求めたが、これらの遮光面積TL,TR,NL,NRを、その累積回数n,mにより除することでその平均値を前記各遮光面積TL,TR,NL,NRにそれぞれ相当する値として求め、これらの平均値を相互に比較するようにしても良い。またチップ部品Tの遮光幅L,Sを、前述した遮光面積TL,TRの平均値として求めることも勿論可能である。
|NL1×TR1−NR1×TL1|/NL1×TR1<0.1
|NL2×TR2−NR2×TL2|/NL2×TR2<0.1
|L−2×S|/L < 0.2
等として、その誤差の比率を判定するようにしても良い。このようにすれば受光部3と吸着ノズル3との距離WDの変化に起因する判定のバラツキを低減することが可能となる。
1 投光部
2 受光部
3 吸着ノズル
3a 吸着面
21 エッジ検出手段
22 演算手段
23 対称性判定手段
24 判定制御手段
25 向き判定手段
26 総合判定手段
Claims (6)
- 先端部にチップ部品を吸着して上下に昇降するノズルの昇降領域を横切る光路を形成した投光部および受光部と、
前記ノズルまたは前記ノズルの昇降に伴って前記光路に進入した前記チップ部品に起因して変化した前記受光部での受光パターンを解析して前記チップ部品または前記ノズルのにおける両端縁部のエッジをそれぞれ検出するエッジ検出手段と、
予め定めた中心軸を基準として前記ノズルの昇降に伴って前記エッジ検出手段にて順次検出される前記チップ部品または前記ノズルの左右における両端縁部の情報を累積して前記チップ部品および前記ノズルにおける中心軸に対する左側および右側の各遮光面積をそれぞれ求める演算手段と、
この演算手段にて求められた前記チップ部品および前記ノズルにおける中心軸に対する左側および右側の各遮光面積を相互に比較して前記ノズルの先端部に吸着されたチップ部品の対称性からその吸着姿勢の良否を判断する判定手段と
を具備したことを特徴とする吸着姿勢判定装置。 - 前記エッジ検出手段は、前記ノズルの下降に伴って前記受光部での受光パターンが変化し、変化した受光パターンから前記チップ部品の左右のエッジが検出可能となった状態を該チップ部品の先端位置として検出してエッジの検出処理を開始するものであって、
前記演算手段は、前記ノズルの昇降速度と前記チップ部品の高さとに応じて定まる期間に亘って前記エッジ検出手段にて検出される左右における両端縁部のエッジの情報を累積して前記チップ部品の左側および右側の各遮光面積をそれぞれ求めた後、所定期間に亘って前記エッジ検出手段にて検出される左右のエッジの情報を累積して前記ノズルの左側および右側の各遮光面積をそれぞれ求めるものである請求項1に記載の吸着姿勢判定装置。 - 請求項1または2に記載の吸着姿勢判定装置において、前記ノズルは、略長方形状のチップ部品吸着面を有するものであって、
前記ノズルにおけるチップ部品吸着面の長辺を前記投光部および受光部によるエッジ検出方向と平行にして前記ノズルを昇降駆動して前記エッジ検出手段、前記演算手段、および前記判定手段による吸着姿勢判定処理を実行させた後、
前記ノズルを実質的に90°回転させて該ノズルにおけるチップ部品吸着面の短辺を前記投光部および受光部によるエッジ検出方向と平行にして前記ノズルを昇降駆動して前記エッジ検出手段、前記演算手段、および前記判定手段による吸着姿勢判定処理を実行させる制御手段と、
これらの各吸着姿勢判定処理による吸着姿勢判定結果が共に良であるときに前記ノズルによるチップ部品の吸着姿勢が正常であると判定する総合判定手段と
を更に備えることを特徴とする吸着姿勢判定装置。 - 請求項3に記載の吸着姿勢判定装置において、
更に前記2回に亘る吸着姿勢判定処理にてそれぞれ求められた前記チップ部品の左側および右側の各遮光面積から、前記各向きでのチップ部品による遮光幅をそれぞれ求め、これらの遮光幅を相互に比較して前記ノズルにより吸着された前記チップ部品の向きの合否を判定する向き判定手段を備えることを特徴とする吸着姿勢判定装置。 - 前記投光部および受光部は、1列に直線状に並べて設けられて択一的に昇降駆動される複数のノズルの並び方向に、各ノズルの昇降方向と直交して該ノズルの昇降領域を横切る光束幅の光路を形成して設けられるものである請求項1に記載の吸着姿勢判定装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の吸着姿勢判定装置において、
更に前記演算手段にて求められた前記ノズルの左側および右側の各遮光面積を相互に比較して前記予め定めた中心軸と前記ノズルの軸心とのずれを求め、このずれを補正して前記ノズルの軸心を基準とする前記チップ部品または前記ノズルによる左側および右側の各遮光面積をそれぞれ求める補正手段を備えることを特徴とする吸着姿勢判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008258341A JP5159548B2 (ja) | 2008-10-03 | 2008-10-03 | 吸着姿勢判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008258341A JP5159548B2 (ja) | 2008-10-03 | 2008-10-03 | 吸着姿勢判定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010092901A JP2010092901A (ja) | 2010-04-22 |
JP5159548B2 true JP5159548B2 (ja) | 2013-03-06 |
Family
ID=42255375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008258341A Expired - Fee Related JP5159548B2 (ja) | 2008-10-03 | 2008-10-03 | 吸着姿勢判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5159548B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5612439B2 (ja) * | 2010-10-26 | 2014-10-22 | アトム興産株式会社 | 微細部品の移送具 |
JP6993506B2 (ja) * | 2018-05-30 | 2022-01-13 | 株式会社Fuji | 部品実装システム |
CN117957927A (zh) * | 2021-09-30 | 2024-04-30 | 松下知识产权经营株式会社 | 安装机以及吸附状态判定方法 |
WO2023210126A1 (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 実装機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655417A (ja) * | 1992-08-04 | 1994-03-01 | Juki Corp | 非接触部品位置決め方法及び装置 |
JP4401210B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2010-01-20 | Juki株式会社 | 電子部品実装装置 |
JP4408066B2 (ja) * | 2004-08-05 | 2010-02-03 | ヤマハ発動機株式会社 | 表面実装機 |
-
2008
- 2008-10-03 JP JP2008258341A patent/JP5159548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010092901A (ja) | 2010-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100367272B1 (ko) | 부품정렬센서및부품검출시스템 | |
JP5480284B2 (ja) | アブソリュートエンコーダーの設定表示 | |
JP5159548B2 (ja) | 吸着姿勢判定装置 | |
KR101473091B1 (ko) | 기판 검사 장치 및 기판 검사 방법 | |
JP5963129B2 (ja) | 印刷検査装置、印刷検査システム、検査データの統計方法、プログラム及び基板の製造方法 | |
JP2007033048A (ja) | はんだ接合判定方法,はんだ検査方法,はんだ検査装置およびはんだ検査用プログラムならびに記録媒体 | |
EP3679335B1 (en) | A method for assessing the beam profile of a non-contact tool setting apparatus | |
KR20180137555A (ko) | 부품 검사 장치 및 방법 | |
JP2010256151A (ja) | 形状測定方法 | |
JP7375458B2 (ja) | 外観検査装置及び、不良検査方法 | |
US7843573B2 (en) | Component shape profiling method and component mounting method | |
CN106094442B (zh) | 检测装置、测量装置、光刻装置和制造物品的方法 | |
JP5209432B2 (ja) | チップ部品の吸着姿勢判定方法および装置 | |
JP4971636B2 (ja) | プローブカードの取り付け位置ずれの検出方法及びプローバ装置 | |
KR19980022945A (ko) | Ic 패키지의 리드핀 검사방법 및 그 장치 | |
JP4822342B2 (ja) | 位置検出方法 | |
JP2006210705A (ja) | 電子部品実装装置 | |
JP2008209308A (ja) | リード端子検査方法およびリード端子検査装置 | |
JP4324516B2 (ja) | ボール検出方法及びボール検出装置 | |
JP4818837B2 (ja) | 部品実装装置における部品厚さ計測方法及び部品実装装置 | |
JP4189111B2 (ja) | 表面実装部品装着機および表面実装部品装着機における電子部品検出方法 | |
JP2011180145A (ja) | 欠陥検査装置 | |
JP2007220770A (ja) | 表面実装装置 | |
JP2000022326A (ja) | はんだ検査装置及び方法 | |
KR20110020431A (ko) | 부품실장기의 인식장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121211 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5159548 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |