JP2005053759A - フェライト焼結体、およびそれを用いた積層フェライト部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 所定の磁気特性を有するフェライト焼結体、およびそれを用いた積層フェライト部品を提供する。
【解決手段】 従来のNi-Cu−Znフェライトの代替となる低温焼結型の磁性材料として、一般式Li0.5xZnzCuaFe2+0.5x-yMnyO4(0.10<x<1.00(10〜100mol%)、0.13<y<0.80(5〜25mol%)、0<z<0.90(0〜90mol%)、0.01<a<0.20(1〜20mol%)、0.5x+z+a=1)で表される組成比で混合した混合粉を、700〜900℃で焼成してフェライト焼結体とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 従来のNi-Cu−Znフェライトの代替となる低温焼結型の磁性材料として、一般式Li0.5xZnzCuaFe2+0.5x-yMnyO4(0.10<x<1.00(10〜100mol%)、0.13<y<0.80(5〜25mol%)、0<z<0.90(0〜90mol%)、0.01<a<0.20(1〜20mol%)、0.5x+z+a=1)で表される組成比で混合した混合粉を、700〜900℃で焼成してフェライト焼結体とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、積層インダクタ、ビーズ等に使用するフェライト焼結体、およびそれを用いた積層フェライト部品に関するものである。
従来より、安定した磁気特性を高い周波領域まで保持するフェライトを使用した積層フェライト部品として、銀(Ag)内部導体と同時焼成できる低温焼結型酸化物磁性材料であるニッケル−銅−亜鉛(Ni-Cu-Zn)フェライトが用いられている。例えば、特許文献1は、Ni-Cu-Znフェライト粉末を組成物とする積層フェライト部品(積層型インピーダンス素子)を開示している。また、特許文献2は、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、亜鉛(Zn)の中から選ばれた少なくとも1種類の金属を含む金属酸化物を主成分とするセラミックス系複合材料を開示している。
しかし、Ni-Cu−Znフェライトに含まれるNiは、人体への悪影響が明らかになっている重金属元素、例えば、鉛(Pb)、カドミウム(Cd)、六価クロム(Cr)等に継ぐ特定有害物質として、将来的には認知される可能性がある。
そこで、本願発明者は、リチウム(Li)フェライトにZnフェライトを固溶させて軟磁気特性を向上させたLi-Znフェライトに、マンガン(Mn)を添加して十分な体積抵抗率を持たせるとともに、さらに酸化第二銅(CuO)を添加して、Niを含有しないLi-Cu-Znフェライトとすることにより、積層セラミックス部品の作製が可能な低温焼結性材料を提案した(特許文献3)。
本願発明者が提案した上記の材料は、従来のNi-Cu−Znフェライトと同等、あるいはそれ以上の磁気特性を発揮するだけでなく、Niを含まないため、人体や環境に悪影響を与えることもない。また、Niの代わりLiを用いることは、フェライト製品の原材料コストの大幅な低減に寄与することになる。
Li-Cu-Znフェライト等のLi系フェライトは、焼結中にLiが蒸発することが原因で、本来的に抵抗率が低く、それを積層部品に用いた場合、漏れ電流や渦電流損失が発生するため、製品として成り立たないという問題がある。
一方、特許文献4は、酸化リチウム(Li2O)を含有させることで低温焼成(例えば、850℃、900℃)が可能なフェライト焼結体等を開示している。しかし、かかる焼結体は、透磁率や機械的な強度において優れた特性を有していても、特許文献4には抵抗率についての直接的な言及がなく、十分な体積抵抗率を持たない。
本発明は、上述した課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、十分な体積抵抗率を持ち、人体および環境に悪影響を与えるNiを含まずに、従前のNi-Cu-Znフェライトと同等、あるいはそれ以上の磁気特性を示すフェライト焼結体、およびそれを用いた積層フェライト部品を提供することである。
本発明の他の目的は、低温焼結型の磁性材料としてのフェライト焼結体、およびそれを用いた積層フェライト部品を提供することである。
かかる目的を達成し、上述した課題を解決する一手段として、例えば、以下の構成を備える。すなわち、本発明に係るフェライト焼結体は、少なくともリチウム(Li)と、亜鉛(Zn)と、銅(Cu)と、鉄(Fe)と、マンガン(Mn)と酸素(O)とからなる化合物粉体を、一般式Li0.5xZnzCuaFe2+0.5x-yMnyO4(0.10<x<1.00(10乃至100mol%)、0.13<y<0.80(5乃至25mol%)、0<z<0.90(0乃至90mol%)、0.01<a<0.20(1乃至20mol%)、0.5x+z+a=1)で表される組成比で混合した混合粉を700乃至900℃で焼成してなることを特徴とする。
例えば、上記リチウム化合物は、少なくとも炭酸リチウム(Li2CO3)と酸化リチウム(Li2O)のいずれかよりなり、上記亜鉛化合物は、少なくとも酸化亜鉛(ZnO)よりなり、上記銅化合物は、少なくとも酸化第二銅(CuO)よりなり、上記鉄化合物は、少なくとも酸化第二鉄(Fe2O3)よりなり、上記マンガン化合物は、少なくとも一酸化マンガン(MnO)と二酸化マンガン(MnO2)と三酸化二マンガン(Mn2O3)と四酸化三マンガン(Mn3O4)のいずれかよりなることを特徴とする。
上述した課題を解決する他の手段として、例えば、以下の構成を備える。すなわち、本発明に係る積層フェライト部品は、上記フェライト焼結体を磁性体材料として用いたことを特徴とする。
例えば、上記フェライト焼結体を粉砕した粉末に有機ビヒクルを加えて混練してスラリーを作製し、上記スラリーをグリーンシートに成形した第1のシートと、上記グリーンシートに所定の電極パターンを印刷した第2のシートとを複数枚積層したものを、850乃至950℃で焼成してなることを特徴とする。
本発明によれば、従来のNi-Cu−Znフェライトの代替となる低温焼結型の磁性材料(フェライト焼結体)を得ることができる。
また、本発明によれば、有害なNiを含有させずに、従来のNi-Cu−Znフェライトと同等、あるいはそれ以上の電気的特性、物理的特性を有する積層フェライト部品の作製が可能になる。
以下、添付図面、および表を参照して、本発明に係る実施の形態例を詳細に説明する。図1は、本実施の形態例に係る積層フェライト部品の作製に用いるグリーンシート(Li−Cu−Znグリーンシート)の製造工程を示すフローチャートである。図1のステップS1では、後述する工程によりLi−Cu−Znフェライト粉体を作製し、続くステップS3において、Li−Cu−Znフェライト粉体よりLi−Cu−Znフェライトスラリーを作製する。
具体的には、Li−Cu−Znフェライト粉体を105重量部の有機ビヒクル、および所定のボールとともに、所定の回転数で所定時間、混練することで、フェライトスラリーを得る。そして、ステップS5において、ステップS3で作製されたLi−Cu−Znフェライトスラリーをボールと分離させ、攪拌脱泡した後、Li−Cu−Znグリーンシートを作製する。ここでは、例えば、ドクターブレード装置を用いてグリーンシートを成形する。
次に、本実施の形態例に係る積層フェライト部品に用いる磁性体材料(酸化物磁性材料)に使用するフェライト粉体、およびその組成比について説明する。Li−Znフェライトとして、下記の一般式(1)で表されるフェライトは、軟磁性を示す磁性材料であり、人体等に有害といわれるNiを含まない。
x(Li0.5Fe2.5O4)−(1−x)(ZnFe2O4)
=Li0.5xZn1-xFe2+0.5xO4 …(1)
ここで、0.10<x<1.00(10〜100mol%)である。
=Li0.5xZn1-xFe2+0.5xO4 …(1)
ここで、0.10<x<1.00(10〜100mol%)である。
上記の化学式(1)において、鉄(Fe)の一部をMnで置換すると、以下の式(2)で表されるフェライト(酸化物磁性材料)が得られる。
Li0.5xZn1-xFe2+0.5x-yMnyO4 …(2)
ここで、0.10<x<1.00(10〜100mol%)
0.13<y<0.80(5〜25mol%)
である。
ここで、0.10<x<1.00(10〜100mol%)
0.13<y<0.80(5〜25mol%)
である。
上記の化学式(2)において、さらにその一部をCuで置換することで、以下の式(3)で表されるフェライト(酸化物磁性材料)を作製できる。この磁性材料は、Ag内部導体と同時焼成できる、900℃程度での低温焼結が可能となる。
Li0.5xZnzCuaFe2+0.5x-yMnyO4 …(3)
ここで、0.10<x<1.00(10〜100mol%)
0.13<y<0.80(5〜25mol%)
0<z<0.90(0〜90mol%)
0.01<a<0.20(1〜20mol%)
0.5x+z+a=1
である。
ここで、0.10<x<1.00(10〜100mol%)
0.13<y<0.80(5〜25mol%)
0<z<0.90(0〜90mol%)
0.01<a<0.20(1〜20mol%)
0.5x+z+a=1
である。
図2は、本実施の形態例に係る積層フェライト部品の作製に用いるLi−Cu−Znフェライト粉体の製造工程を示すフローチャートである。図2のステップS11において、Li−Cu−Znフェライト粉体を作製する最初の工程として、以下に示す材料の秤量を行う。
例えば、炭酸リチウム(Li2CO3)あるいは酸化リチウム(Li2O)等のリチウム化合物、酸化亜鉛(ZnO)等の亜鉛化合物、酸化第二銅(CuO)あるいは酸化第一銅(Cu2O)等の銅化合物、酸化第二鉄(Fe2O3)あるいは酸化第一鉄(FeO)あるいは四酸化三鉄(Fe3O4)等の鉄化合物、そして、四酸化三マンガン(Mn3O4)等のマンガン化合物を、上記の式(3)に対して、表1に示す組成比(x,y,z,aで示す)となるように秤量する。
続くステップS12において、組成物の混合を行う。具体的には、上記のステップで秤量した組成物をアトライターに入れ、所定の回転数で所定時間、混合する。そして、ステップS13で、上記の工程で混合された材料を乾燥し、続くステップS14において、乾燥して得られた混合粉を仮焼する。この仮焼は、例えば、その焼成温度(T)を700〜900℃とし、焼成時間(t)を3時間とする。なお、ステップS13の乾燥工程は、省略してもよい。
続くステップS15において、仮焼粉を、鉄球メディアを入れた鉄製ボールミルに入れ、例えば、純水溶媒において所定回転数で所定時間、粉砕する。本実施の形態例では、このように粉砕した材料を乾燥して、ステップS16において、平均粒径1.2μmの粉体を得た。
なお、このようにして得られた粉体(Li−Cu−Znフェライト粉体)をX線回折により観察したところ、スピネル単相となっていることを確認した。このことは、かかる粉体が高い透磁率を有していることを意味する。
次に、本実施の形態例に係る積層フェライト部品の製造工程について説明する。図3は、本実施の形態例に係る、積層フェライト部品としての積層チップインダクタおよび/またはビーズの製造工程を示すフローチャートである。また、図4は、本実施の形態例に係る積層チップインダクタおよび/またはビーズの外観、および内部構造の一例を示す斜視図である。
図3のステップS31において、上述した工程によって作製されたLi−Cu−Znグリーンシートを所定の大きさに切り出し、例えば、レーザーパンチングによって、そのシートの所定位置にビアを形成する。このビアは、後述するシート層間におけるコイルパターンの相互接続等に使用する。
ステップS32では、グリーンシート上にコイルパターンを印刷する。すなわち、後述するグリーンシートの積層後、フェライト部品内部において、例えば、図4に示す4ターンのコイル43が形成されるように、例えば、スクリーン印刷法を用いてAgペーストで、シート上にコイルパターンを描画する。また、本実施の形態例では、かかるパターンを有しないグリーンシートも用意した。
続くステップS33において、上記のグリーンシートを仮積層した後、例えば、静水圧プレスによって積層する。なお、ここでのコイル43のターン数は、上記の4ターンに限定されるものではなく、積層チップインダクタおよび/またはビーズの電気的な仕様に応じて適宜、選択されるものである。
ステップS35では、積層されたグリーンシートを所定のチップサイズに切断する。具体的には、表1に示すように、内部電極を有するもの(Ag内包品)は、L×W×T=1.0×0.5×0.5mmのサイズにダイシングにより切断した。また、内部電極がないもの(Ag非内包品)は、L×W×T=10.0×5.0×1.0mmのサイズに不図示のギロチン・カッターにより切断した。言うまでもなく、チップサイズは、上記の大きさに限定されるものではない。
ステップS36では、上述のように所定サイズに切断された積層品に対して、脱脂炉において脱脂した後、例えば、大気中で850〜950℃の温度範囲で焼成する。ここでは、上記のAg内包品については2時間保持し、Ag非内包品は、5時間保持して焼成した。
続くステップS37において、焼成品に対して外部電極を形成する。すなわち、Ag内包品は、例えば、ディップ方式によりAgペーストを塗布し、それを焼き付けて外部電極を形成することで、図4に示す構造を有する積層チップインダクタおよび/またはビーズ40を得る。
最後にステップS39において、作製された積層チップインダクタおよび/またはビーズの電気的特性、および物理的特性を測定する。具体的には、Ag内包品については、インピーダンスアナライザにより積層チップインダクタおよび/またはビーズのコイルのインピーダンスを、1MHz〜3GHzまで測定した。また、Ag非内包品は、収縮率、および密度により、その焼結性を評価した。
次に、本実施の形態例に係る積層フェライト部品の材料組成と特性について説明する。表1は、本実施の形態例に係る積層チップインダクタおよび/またはビーズ(実施例1〜26)の具体的な材料組成比と、焼成によって得られた部品の電気的特性等を示している。
表1に示す実施例1〜26は、一般式Li0.5xZnzCuaFe2+0.5x-yMnyO4で表される酸化物磁性材料を、表中のx,y,z,aで示す材料組成比となるように、上述したリチウム化合物等を秤量し、焼成して作製した積層チップインダクタおよび/またはビーズ(積層コイル)である。これらのうち、実施例1〜12は、内部電極を有するAg内包品に対応し(4ターンのコイルを有する)、実施例13〜26は、内部電極のないAg非内包品に対応している。
実施例*1,*7については、焼成温度がAgの融点(965℃)に極めて近くなり、インダクタとなり得なかった(焼成過多と評価した)。また、実施例*6,*12,*19、および*26は、Li−Cu−Znフェライトの焼結が不足していることが判明した。
一方、実施例2〜5,8〜11,13〜18、および20〜25は、焼成温度等の点において、積層フェライト部品、あるいはフェライト焼結体として十分に使用できるものと評価した。これにより、銀(Ag)内部導体と同時焼成できる低温焼結型の酸化物磁性材料が得られ、それを使用して、所望の磁気特性等を有するフェライト部品を作製できることが判明した。
図5は、表1に示す実施例3の積層コイルのインピーダンスと周波数との関係(周波数特性)を示す図である。ここで使用したフェライトの透磁率は30程度であり、これと同じ透磁率を有するNi-Cu−Znフェライトを用いた積層コイルのインピーダンス特性と比較すると、ほぼ同等のインピーダンス、および周波数特性を示すことが分る。
以上説明したように、本実施の形態例によれば、一般式Li0.5xZnzCuaFe2+0.5x-yMnyO4(0.10<x<1.00(10〜100mol%)、0.13<y<0.80(5〜25mol%)、0<z<0.90(0〜90mol%)、0.01<a<0.20(1〜20mol%)、0.5x+z+a=1)で表される組成比で混合した混合粉を、700〜900℃で焼成してフェライト焼結体とすることで、従来のNi-Cu−Znフェライトの代替となる低温焼結型の磁性材料が得られ、そのフェライト焼結体を磁心や単板等に利用したり、積層チップインダクタおよび/またはビーズやフィルタデバイス等に適用可能となる。
また、得られたフェライト焼結体を粉砕した粉末に有機ビヒクルを加えて混練してスラリーを作製し、そのスラリーをグリーンシートに成形したものと、グリーンシートに電極パターンを印刷したシートとを複数枚積層し、それを850〜950℃で焼成することで、有害なNiを含まずに、従来のNi-Cu−Znフェライトと同等のインピーダンス、および周波数特性を有する積層フェライト部品を作製できる。
40 積層チップインダクタおよび/またはビーズ
43 コイル
43 コイル
Claims (4)
- 少なくともリチウム(Li)と、亜鉛(Zn)と、銅(Cu)と、鉄(Fe)と、マンガン(Mn)と酸素(O)とからなる化合物粉体を、一般式Li0.5xZnzCuaFe2+0.5x-yMnyO4(0.10<x<1.00(10乃至100mol%)、0.13<y<0.80(5乃至25mol%)、0<z<0.90(0乃至90mol%)、0.01<a<0.20(1乃至20mol%)、0.5x+z+a=1)で表される組成比で混合した混合粉を700乃至900℃で焼成してなることを特徴とするフェライト焼結体。
- 前記リチウム化合物は、少なくとも炭酸リチウム(Li2CO3)と酸化リチウム(Li2O)のいずれかよりなり、前記亜鉛化合物は、少なくとも酸化亜鉛(ZnO)よりなり、前記銅化合物は、少なくとも酸化第二銅(CuO)よりなり、前記鉄化合物は、少なくとも酸化第二鉄(Fe2O3)よりなり、前記マンガン化合物は、少なくとも一酸化マンガン(MnO)と二酸化マンガン(MnO2)と三酸化二マンガン(Mn2O3)と四酸化三マンガン(Mn3O4)のいずれかよりなることを特徴とする請求項1記載のフェライト焼結体。
- 請求項1または2記載のフェライト焼結体を磁性体材料として用いたことを特徴とする積層フェライト部品。
- 前記フェライト焼結体を粉砕した粉末に有機ビヒクルを加えて混練してスラリーを作製し、前記スラリーをグリーンシートに成形した第1のシートと、前記グリーンシートに所定の電極パターンを印刷した第2のシートとを複数枚積層したものを、850乃至950℃で焼成してなることを特徴とする請求項3記載の積層フェライト部品。
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