JP2005053519A - カットシート梱包ケース - Google Patents

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Seiya Nozu
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Abstract

【課題】 開封により開口した開口部からカットシートの冊を容易に取り出せるようにしたカットシート梱包ケースを提供する。
【解決手段】 縦折れ線イ,ロ,ハ,ニを介して横方向に連設された左右側面胴部パネル1,3及び天底面胴部パネル2,4と、天底面胴部パネル2,4の縦方向の両端部に横折れ線ホ,ヘを介して連設された外蓋パネル6,7と、左右側面胴部パネル1,3の縦方向の両端部に横折れ線ト,チを介して連設された内蓋パネル8,9とを有するカットシート梱包ケースであって、天面胴部パネル2に、その縦方向の一端から他端方向へ所定寸法入った位置に幅方向に横切る天面横折れ線リを設け、左右側面胴部パネル1,3には、左右側胴部パネル1,3と底面胴部パネル4との間の縦折れ線ハ,ニの端部a,cと天面横折れ線リの端部b,dとを結ぶ側面斜め折れ線ヌ,ルを設け、天面胴部パネル2と左右側胴部パネル1,3との間の縦折れ線イ,ロ上には、その端部e,fから天面横折れ線リと側面斜め折れ線ヌ,ルの交点との間にスリットまたはミシン目による切断部10を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明はカットシートを梱包するカットシート梱包ケースに関するものである。
複写用紙、印刷用紙、転写用紙、感圧紙、プリンタ用紙等のカットシートは、一般に所定の枚数を単位として包装用紙で包装され冊に形成され、そして所定の複数の冊を1単位としてダンボールや厚板紙製のケースに梱包されている。
かかるダンボールや厚板紙製のカットシート梱包ケースとして、ケース本体を形成する天面胴部パネル、左右側面胴部パネル、底面胴部パネルに一巻きするように設けられたカットテープを剥がしてカットシートの先端を露出させる開封手段を備えたカットテープ開封型のカットシート梱包ケースが多く使用されている。
しかしながら、このようなカットテープ開封型のカットシート梱包ケースでは、縦置きしないと開封することができず、また開封時にカットされて除去された部分がごみとなり、その始末が面倒であった。また、このタイプのものは、一旦開封すると再封することができず、カットシートの冊の端面が露出したままとなって、見た目が悪くなるといった問題があった。
そこで、これらを解決するカットシート梱包ケースとして、図11に示すように、天面胴部パネル20、左右側面胴部パネル21,22、底面胴部パネル23及び前記天面胴部パネル20と前記底面胴部パネル23のそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線24、25を介して連設された外蓋パネル26,27と、前記左側面胴部パネル21と前記右側面胴部パネル22のそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線28,29を介して連設された内蓋パネル30,31とを有し、前記左右の内蓋パネル30,31に、それを縦に二分して左右側面胴部パネル21,22との間の横折れ線28,29を越えて伸びるミシン目32,33と、該ミシン目32,33の内端が二方向に延長されて左右側面胴部パネル21,22との間の横折れ線28,29の両端部に達するミシン目34,35とが入れられ、組立時において上下の外蓋パネル26,27の突合わせ両端部に前記2種のミシン目32,33,34,35が表れるように構成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このように構成されたカットシート梱包ケースによれば、開封に際し、左右側面胴部パネル21,22から左右の内蓋パネル30,31にかけて刻設されたミシン目28,29の左右側面胴部パネル21,22上にある部分、並びに、ミシン目32,33の露出している部分に沿って破断しその部分をめくりあげ、摘持片36を形成し、摘持片36を摘んで上方向に強く引き上げることにより、上記摘持片36の形成のために一部が破断しているミシン目32,33とミシン目34,35の残りの部分が破断して、上側の外蓋パネル26が内蓋パネル30,31の上半部と一体となって開口し、そして、下側の外蓋パネル27を下方向に強く引き下げることにより、下側の外蓋パネル27が内蓋パネル30,31の下半部と一体となって開口し、カットシートの取り出しが可能となる(図12)。
特開2001−130547号公報
しかしながら、前述した構成のカットシート梱包ケースでは、開口部は天面胴部パネル20、左右側面胴部パネル21,22、底面胴部パネル23によって形成されるケース本体の端部が開くだけなので、この開口部からは包装されたカットシートの冊37の端面が露出しているだけであるため、ケース本体からカットシートの冊37を取り出し難いといった問題がある。また、カットシートの冊37を取り出した後、開口部を外蓋パネル26,27で閉じようとしても、外蓋パネル26,27を閉じた状態に固定する手段がなく、開口部を外蓋パネル26,27で閉じる場合は、例えば、粘着テープ等の固定手段を用意しなければならないといった問題がある。
本発明の目的は、開封により開口した開口部からカットシートの冊を容易に取り出せるようにしたカットシート梱包ケースを提供することにある。
本発明の他の目的は、カットシートの冊を取り出した後、開口部を蓋パネルで容易に閉じることができるカットシート梱包ケースを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の手段を説明すると、次の通りである。
請求項1に記載の発明は、展開状態において縦折れ線を介して横方向に連設された右側面胴部パネルと天面胴部パネルと左側面胴部パネルと底面胴部パネルと、このうちの一端側にある前記胴部パネルの横方向端部に縦折れ線を介して連設され胴部形成時に他端側にある前記胴部パネルに接着される糊代パネルと、前記天面胴部パネルと前記底面胴部パネルのそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線を介して連設された外蓋パネルと、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルのそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線を介して連設された内蓋パネルとを有するカットシート梱包ケースであって、前記天面胴部パネルに、天面胴部パネルの縦方向の一端から他端方向へ所定寸法入った位置に幅方向に横切る天面横折れ線が設けられ、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルには、前記右側胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線の端部と前記天面横折れ線の端部及び前記左側面胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線の端部と前記天面横折れ線の端部とを結ぶ側面斜め折れ線が設けられ、更に、前記天面胴部パネルと右側胴部パネル及び左側面胴部パネルとの間の縦折れ線上には、その端部から前記天面横折れ線と側面斜め折れ線の交点との間にスリットまたはミシン目による切断部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、展開状態において縦折れ線を介して横方向に連設された右側面胴部パネルと天面胴部パネルと左側面胴部パネルと底面胴部パネルと、このうちの一端側にある前記胴部パネルの横方向端部に縦折れ線を介して連設され胴部形成時に他端側にある前記胴部パネルに接着される糊代パネルと、前記天面胴部パネルと前記底面胴部パネルのそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線を介して連設された外蓋パネルと、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルのそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線を介して連設された内蓋パネルとを有するカットシート梱包ケースであって、前記天面胴部パネルに、天面胴部パネルの縦方向の一端から他端方向へ所定寸法入った位置に幅方向に横切る天面横折れ線が設けられ、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルには、前記天面横折れ線の端部と、前記右側胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線及び左側面胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線とを結ぶ側面折れ線が設けられ、更に、前記天面胴部パネルと右側胴部パネル及び左側面胴部パネルとの間の縦折れ線上には、その端部から前記天面横折れ線と側面折れ線の接点との間にスリットまたはミシン目による切断部が設けられ、更に、前記底面胴部パネルと右側胴部パネル及び左側面胴部パネルとの間の縦折れ線上には、その端部から前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルに設けられた側面折れ線と縦折れ線の接点との間にスリットまたはミシン目による切断部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の、前記各内蓋パネルには、前記天面胴部パネルに連接している外蓋パネルの先端の幅方向の両端のコーナー部が差し込み可能な固定用切り込みが形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の、前記各外蓋パネルの先端の幅方向の両端のコーナー部には、コーナー折れ線を介して摘み片が設けられ、該摘み片は前記内蓋パネルに接着されないことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明によれば、開封に際し、前記天面胴部パネルと前記底面胴部パネルに連設された外蓋パネルを、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルに連設された内蓋パネルから剥がして開口させ、そして前記天面胴部パネルに連設された外蓋パネルを引き上げると、前記天面胴部パネルと右側胴部パネル及び左側面胴部パネルとの間の縦折れ線に設けられたスリットまたはミシン目による切断部の存在により天面胴部パネルの前部が持ち上がり、天面胴部パネルに設けられた天面横折れ線に沿って容易に折り曲がり、これにより、梱包されているカットシートの冊がその端面とともに上面の一部が露出する。次いで、右側胴部パネル及び左側面胴部パネルの開口側端部を外側に押し広げると、それぞれの開口側端部が側面斜め折れ線に沿って容易に折り曲がって開き、上側に重ねられているカットシートの冊の側面の一部が露出する。これにより、カットシートの冊を容易に取り出すことができるものとなる。
請求項2に記載の発明によれば、開封に際し、前記天面胴部パネルと前記底面胴部パネルに連設された外蓋パネルを、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルに連設された内蓋パネルから剥がして開口させ、そして前記天面胴部パネルに連設された外蓋パネルを引き上げると、前記天面胴部パネルと右側胴部パネル及び左側面胴部パネルとの間の縦折れ線に設けられたスリットまたはミシン目による切断部の存在により天面胴部パネルの前部が持ち上がり、天面胴部パネルに設けられた天面横折れ線に沿って容易に折り曲がり、これにより、梱包されているカットシートの冊がその端面とともに上面の一部が露出する。次いで、右側胴部パネル及び左側面胴部パネルの開口側端部を外側に押し広げると、前記底面胴部パネルと右側胴部パネル及び左側面胴部パネルとの間の縦折れ線上に設けられたスリットまたはミシン目による切断部の存在により、それぞれの開口側端部が側面折れ線に沿って容易に折り曲がって開き、カットシートの冊の側面の一部が露出する。これにより、カットシートの冊を容易に取り出すことができるものとなる。
請求項3に記載の発明によれば、カットシートの冊を必要冊数取り出したら、先ず底面胴部パネルに連設された外蓋パネルを閉じてから、前記各内蓋パネルを閉じ、その後、天面胴部パネルに連設された外蓋パネルを閉じて、該外蓋パネルの先端の幅方向の両端のコーナー部を前記各内蓋パネルに形成されている固定用切り込みに差し込むことにより、開口部を再封止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、開封に際し、前記天面胴部パネルと前記底面胴部パネルに連設された外蓋パネルの先端の幅方向の両端のコーナー部にコーナー折れ線を介して設けられている摘み片を摘んで外蓋パネルを内蓋パネルから剥がすことができるので、開封作業を容易に行うことができる。
図1乃至図5は本発明に係るカットシート梱包ケースを実施する最良の形態の第1例を示したもので、図1は本例のカットシート梱包ケースの展開図、図2はカットシート梱包ケースの開封前の状態を示す斜視図、図3は図2に示すカットシート梱包ケースの外蓋パネルを開いた状態の斜視図、図4は図2に示すカットシート梱包ケースを開いた状態を示す斜視図、図5は図2に示すカットシート梱包ケースを開いた後に再封止した状態を示す斜視図である。
本例のカットシート梱包ケースは、展開状態において図1に示すように、、縦折れ線イ,ロ,ハを介して横方向に連設された右側面胴部パネル1と天面胴部パネル2と左側面胴部パネル3と底面胴部パネル4と、このうちの左端側にある前記底面胴部パネル4の横方向端部に縦折れ線ニ(胴部形成後は右側胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線ニとなる)を介して連設され胴部形成時に右端側にある前記右側面胴部パネル1に接着される糊代パネル5と、前記天面胴部パネル2と前記底面胴部パネル4のそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線ホ、ヘを介して連設された外蓋パネル6,7と、前記右側面胴部パネル1と前記左側面胴部パネル3のそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線ト、チを介して連設された内蓋パネル8,9とを有する。
前記天面胴部パネル2には、天面胴部パネル2の縦方向の一端から他端方向へ所定寸法入った位置に幅方向に横切って天面横折れ線リが設けられている。この天面横折れ線リが設けられている天面胴部パネル2の縦方向の一端から他端方向への寸法にあっては、特に限定されないが、少なくとも後述するカットシートの冊が取り出し易い程度にカットシートの冊の上面をその端部から露出させる寸法であることを要する。
また、前記右側面胴部パネル1と前記左側面胴部パネル3には、底面胴部パネル4に連設され糊代パネル5が接着される前記右側胴部パネル1の接着辺1a(胴部成型後は右側胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線ニと一致する)の端部aと前記天面横折れ線リの一方の端部b及び前記左側面胴部パネル3と底面胴部パネル4との間の縦折れ線ハの端部cと前記天面横折れ線リの他方の端部dとを結ぶ側面斜め折れ線ヌ,ルが設けられている。
更に、前記天面胴部パネル2と右側胴部パネル1及び左側面胴部パネル3との間の縦折れ線イ,ロには、端部e,fから前記天面横折れ線リと側面斜め折れ線ヌ,ルの交点、即ち天面横折れ線リの両端部b,dとの間にスリットまたはミシン目による切断部10が設けられている。
更に本例は、前記各内蓋パネル8,9に、前記天面胴部パネル2に連設している外蓋パネル6の先端の幅方向の両端のコーナー部6aが差し込み可能な固定用切り込み11が形成されている。
また、本例は、前記各外蓋パネル6,7の先端の幅方向の両端のコーナー部6a,7aには、コーナー折れ線オ,ワを介して摘み片12,13が設けられ、該摘み片12,13は前記内蓋パネル8,9に接着されないようになっている。そして、前記内蓋パネル8,9に形成される固定用切り込み11は、組立時に前記外蓋パネル6に設けられている摘み片12と重なる面に形成されている。
このような展開構造を有する本例では、縦折れ線イ,ロ,ハ,ニから右側面胴部パネル1、天面胴部パネル2、左側面胴部パネル3、底面胴部パネル4、糊代パネル5がそれぞれ谷折りされ、前記糊代パネル5が右側面胴部パネル1の接着辺1aに接着されて筒状の胴部、即ちケース本体14が形成される。
この状態で、カットシートの冊15がケース本体14内に収容されており、次ぎに、横折れ線ト、チから内蓋パネル8,9が谷折りされてケース本体14の両側の開口部を塞ぎ、更に、横折れ線ホ、ヘから外蓋パネル6,7が谷折りされて前記内蓋パネル8,9の上に重ねられ接着されることにより、開口部が封止される(図2)。
このようにして封止されたカットシート梱包ケースの開封にあっては、前記内蓋パネル8,9の上に重ねられ接着されている外蓋パネル6,7を内蓋パネル8,9から剥がして封止されているケース本体14の開口部を開口させる。このとき、前記外蓋パネル6,7の先端の幅方向の両端のコーナー部6a,7aにコーナー折れ線オ,ワを介して設けられ、前記内蓋パネル8,9に接着されていない摘み片12,13を摘むことにより、外蓋パネル6,7を内蓋パネル8,9から容易に剥がすことができる。
そして前記天面胴部パネル2に連設された外蓋パネル6を引き上げると、前記天面胴部パネル2と右側胴部パネル1及び左側面胴部パネル3との間の縦折れ線イ,ロに設けられたスリットまたはミシン目による切断部10の存在により、天面胴部パネル2の前部が持ち上がり、天面胴部パネル2に設けられた天面横折れ線リに沿って容易に折り曲がり、これにより、梱包されているカットシートの冊15がその端面とともに上面の一部が露出する(図3)。
次いで、右側胴部パネル1及び左側面胴部パネル3の開口側端部を外側に押し広げると、それぞれの開口側端部が側面斜め折れ線ヌ,ルに沿って容易に折り曲がって開き、上側に重ねられているカットシートの冊15の側面の一部が露出する(図4)。これによりケース本体14の開口部が大きく開口し、該開口部からケース本体14内に収容されているカットシートの冊15を容易に取り出すことができるものとなる。
このようにしてケース本体14内から必要な冊数のカットシートの冊15を取り出したら、先ず底面胴部パネル4に連設された外蓋パネル7を閉じてから、前記各内蓋パネル8,9を閉じ、その後、天面胴部パネル2に連設された外蓋パネル6を閉じて、該外蓋パネルの先端の幅方向の両端のコーナー部6a、本例ではコーナー部6aにコーナー折れ線オを介して設けられた摘み片12を前記各内蓋パネル8,9に形成されている固定用切り込み11に差し込むことにより、外蓋パネル6を内蓋パネル8,9に固定でき、これにより開封したケース本体14の開口部を再封止することができる(図5)。
このとき、前記外蓋パネル6の先端の幅方向の両端のコーナー部6aにコーナー折れ線オを介して設けられた摘み片12は内蓋パネル8,9に接着しておらず、そして前記各内蓋パネル8,9に形成されている固定用切り込み11は、組立時に前記外蓋パネル6に設けられている摘み片12と重なる面に形成されているので、外蓋パネルを内蓋パネル8,9から剥がした際に、摘み片12や内蓋パネル8,9に形成されている固定用切り込み11の形が崩れることがないので、摘み片12を固定用切り込み11に容易に且つ確実に差し込むことができ、再封止を確実なものとすることができる。
図6乃至図10は本発明に係るカットシート梱包ケースを実施する最良の形態の第2例を示したもので、図6は本例のカットシート梱包ケースの展開図、図7はカットシート梱包ケースの開封前の状態を示す斜視図、図8は図7に示すカットシート梱包ケースの外蓋パネルを開いた状態の斜視図、図9は図7に示すカットシート梱包ケースを開いた状態を示す斜視図、図10は図7に示すカットシート梱包ケースを開いた後に再封止した状態を示す斜視図である。
本例のカットシート梱包ケースは、展開状態において図6に示すように、、縦折れ線イ,ロ,ハを介して横方向に連設された右側面胴部パネル1と天面胴部パネル2と左側面胴部パネル3と底面胴部パネル4と、このうちの左端側にある前記底面胴部パネル4の横方向端部に縦折れ線ニ(胴部形成後は右側胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線ニとなる)を介して連設され胴部形成時に右端側にある前記右側面胴部パネル1に接着される糊代パネル5と、前記天面胴部パネル2と前記底面胴部パネル4のそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線ホ,ヘを介して連設された外蓋パネル6,7と、前記右側面胴部パネル1と前記左側面胴部パネル3のそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線ト,チを介して連設された内蓋パネル8,9とを有する。この展開構造は前記第1例と同様である。
前記天面胴部パネル2には、前記第1例と同様に、天面胴部パネル2の縦方向の一端から他端方向へ所定寸法入った位置に幅方向に横切って天面横折れ線リが設けられている。また、前記右側面胴部パネル1と前記左側面胴部パネル3には、前記天面横折れ線リの端部bと右側面胴部パネル1の接着辺1a(胴部成型後は右側胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線ニと一致する)とを結ぶ側面折れ線カ及び天面横折れ線リの端部dと縦折れ線ハとを結ぶ側面折れ線ヨが設けられている。この側面折れ線カ,ヨは、本例では縦折れ線イ,ロと直交する方向に設けられているが、傾斜していてもよい。
更に、第1例と同様に、前記天面胴部パネル2と右側胴部パネル1及び左側面胴部パネル3との間の縦折れ線イ,ロには、端部e,fから前記天面横折れ線リと側面折れ線カ,ヨの交点、即ち天面横折れ線リの両端部b,dとの間にスリットまたはミシン目による切断部10が設けられている。
更に、本例では、底面胴部パネル4と糊代パネル5との間の縦折れ線ニによって構成される底面胴部パネル4と右側胴部パネル1との間の縦折れ線ニ上及び前記底面胴部パネル4と左側面胴部パネル3との間の縦折れ線ハ上には、その端部から前記右側面胴部パネル1と前記左側面胴部パネル3に設けられた側面折れ線カ,ヨと縦折れ線ニ,ハの接点e,fとの間にスリットまたはミシン目による切断部16が設けられている。
更に本例も前記第1例と同様に、前記各内蓋パネル8,9に、前記天面胴部パネル2に連接している外蓋パネル6の先端の幅方向の両端のコーナー部6aが差し込み可能な固定用切り込み11が形成されており、また、前記各外蓋パネル6,7の先端の幅方向の両端のコーナー部6a,7aには、コーナー折れ線オ,ワを介して摘み片12,13が設けられ、該摘み片12,13は前記内蓋パネル8,9に接着されないようになっている。そして、前記内蓋パネル8,9に形成される固定用切り込み11は、組立時に前記外蓋パネル6に設けられている摘み片12と重なる面に形成されている。
このような展開構造を有する本例では、第1例と同様にして、ケース本体14が形成され、カットシートの冊15がケース本体14内に収容されて開口部が封止される(図7)。このようにして封止されたカットシート梱包ケースの開封にあっては、前記第1例と同様にして、前記内蓋パネル8,9の上に重ねられ接着されている外蓋パネル6,7を内蓋パネル8,9から剥がして封止されているケース本体14の開口部を開口させ、そして前記天面胴部パネル2に連設された外蓋パネル6を引き上げると、天面胴部パネル2の前部が持ち上がり、天面胴部パネル2に設けられた天面横折れ線リに沿って折り曲がり、これにより、梱包されているカットシートの冊15がその端面とともに上面の一部が露出する(図8)。
次いで、右側胴部パネル1及び左側面胴部パネル3の開口側端部を外側に押し広げると、前記底面胴部パネル4と右側胴部パネル1及び左側面胴部パネル3との間の縦折れ線ニ,ハ上に設けられたスリットまたはミシン目による切断部16の存在により、それぞれの開口側端部が側面折れ線カ,ヨに沿って容易に折り曲がって開き、カットシートの冊15の側面の一部が露出する(図9)。
これによりケース本体14の開口部が大きく開口し、該開口部からケース本体14内に収容されているカットシートの冊15を容易に取り出すことができるものとなる。このようにしてケース本体14内から必要な冊数のカットシートの冊15を取り出したら、第1例と同様にして、開封したケース本体14の開口部を再封止することができる(図10)。
なお、上記例では、糊代パネル5を底面胴部パネル4に連設したが、本発明はこれに限定されるものではなく、この糊代パネル5を右側面胴部パネル1に連設してもよい。
本発明に係るカットシート梱包ケースを実施する最良の形態の第1例を示す展開図。 第1例のカットシート梱包ケースの開封前の状態を示す斜視図。 図2に示すカットシート梱包ケースの外蓋パネルを開いた状態の斜視図。 図2に示すカットシート梱包ケースを開いた状態を示す斜視図。 図2に示すカットシート梱包ケースを開いた後に再封止した状態を示す斜視図。 本発明に係るカットシート梱包ケースを実施する最良の形態の第2例を示す展開図。 第2例のカットシート梱包ケースの開封前の状態を示す斜視図。 図7に示すカットシート梱包ケースの外蓋パネルを開いた状態の斜視図。 図7に示すカットシート梱包ケースを開いた状態を示す斜視図。 図7に示すカットシート梱包ケースを開いた後に再封止した状態を示す斜視図。 従来のカットシート梱包ケースを示す展開図。 従来のカットシート梱包ケースを開いた状態を示す斜視図。
符号の説明
1 右側面胴部パネル
1a 接着辺
2 天面胴部パネル
3 左側面胴部パネル
4 底面胴部パネル
5 糊代パネル
6 外蓋パネル
6a コーナー部
7 外蓋パネル
7a コーナー部
8,9 内蓋パネル
10 切断部
11 固定用切り込み
12,13 摘み片
14 ケース本体
15 カットシートの冊
16 切断部
イ,ロ,ハ,ニ 縦折れ線
ホ,ヘ,ト,チ 横折れ線
リ 天面横折れ線
ヌ、ル 側面斜め折れ線
オ,ワ コーナー折れ線
カ,ヨ 側面折れ線
a 接着辺1aの端部
b 天面横折れ線リの一方の端部
c 縦折れ線ハの端部
d 天面横折れ線リの他方の端部
e 縦折れ線イの端部
f 縦折れ線ロの端部
g 側面折れ線カと縦折れ線ニの接点
h 側面折れ線ヨと縦折れ線ハの接点

Claims (4)

  1. 展開状態において縦折れ線を介して横方向に連設された右側面胴部パネルと天面胴部パネルと左側面胴部パネルと底面胴部パネルと、このうちの一端側にある前記胴部パネルの横方向端部に縦折れ線を介して連設され胴部形成時に他端側にある前記胴部パネルに接着される糊代パネルと、前記天面胴部パネルと前記底面胴部パネルのそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線を介して連設された外蓋パネルと、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルのそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線を介して連設された内蓋パネルとを有するカットシート梱包ケースであって、
    前記天面胴部パネルに、天面胴部パネルの縦方向の一端から他端方向へ所定寸法入った位置に幅方向に横切る天面横折れ線が設けられ、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルには、前記右側胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線の端部と前記天面横折れ線の端部及び前記左側面胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線の端部と前記天面横折れ線の端部とを結ぶ側面斜め折れ線が設けられ、更に、前記天面胴部パネルと右側胴部パネル及び左側面胴部パネルとの間の縦折れ線上には、その端部から前記天面横折れ線と側面斜め折れ線の交点との間にスリットまたはミシン目による切断部が設けられていることを特徴とするカットシート梱包ケース。
  2. 展開状態において縦折れ線を介して横方向に連設された右側面胴部パネルと天面胴部パネルと左側面胴部パネルと底面胴部パネルと、このうちの一端側にある前記胴部パネルの横方向端部に縦折れ線を介して連設され胴部形成時に他端側にある前記胴部パネルに接着される糊代パネルと、前記天面胴部パネルと前記底面胴部パネルのそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線を介して連設された外蓋パネルと、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルのそれぞれ縦方向の両端部に横折れ線を介して連設された内蓋パネルとを有するカットシート梱包ケースであって、
    前記天面胴部パネルに、天面胴部パネルの縦方向の一端から他端方向へ所定寸法入った位置に幅方向に横切る天面横折れ線が設けられ、前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルには、前記天面横折れ線の端部と、前記右側胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線及び左側面胴部パネルと底面胴部パネルとの間の縦折れ線とを結ぶ側面折れ線が設けられ、更に、前記天面胴部パネルと右側胴部パネル及び左側面胴部パネルとの間の縦折れ線上には、その端部から前記天面横折れ線と側面折れ線の接点との間にスリットまたはミシン目による切断部が設けられ、更に、前記底面胴部パネルと右側胴部パネル及び左側面胴部パネルとの間の縦折れ線上には、その端部から前記右側面胴部パネルと前記左側面胴部パネルに設けられた側面折れ線と縦折れ線の接点との間にスリットまたはミシン目による切断部が設けられていることを特徴とするカットシート梱包ケース。
  3. 前記各内蓋パネルには、前記天面胴部パネルに連接している外蓋パネルの先端の幅方向の両端のコーナ部が差し込み可能な固定用切り込みが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカットシート梱包ケース。
  4. 前記各外蓋パネルの先端の幅方向の両端のコーナ部には、コーナー折れ線を介して摘み片が設けられ、該摘み片は前記内蓋パネルに接着されないことを特徴とする請求項1又は2に記載のカットシート梱包ケース。
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