JP2005053177A - テープ印字装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 テープが装置内部で詰まることなく、確実に排出することができるテープ印字装置を提供することを目的とする。
【構成】 テープ排出溝67を構成する第1案内壁56の排出されるテープ9に対向する案内面56A上に、テープ9の排出方向と平行にリブ132、133、134をそれぞれ設けるとともに、テープ9の排出時において、各リブ132、133、134は使用されるテープ9の幅方向における両端部のわずかに内側にあたるように構成する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、接着層を介して基材と剥離紙が積層されたテープを使用するテープ印字装置に関し、特にテープ排出溝を構成する壁部にリブを備えることにより、テープが壁部に付着して装置内で詰まることを防止し、確実に装置外へ排出することが可能なテープ印字装置に関するものである。
従来より、接着層を有するテープを内蔵するテープカセットを装置本体に装着し、テープカセットからテープを引き出しつつサーマルヘッド等によりテープに文字等の印字を行って文字付き貼着テープを作成する各種のテープ印字装置が知られている。
ここで特開2000−71523号公報に記載されたテープ印字装置においては、テープ排出口の内側にテープの排出を案内するための2つの案内壁が設けられ、この2つの案内壁は、固定刃と可動刃とでカットされた貼着テープの排出位置において、互いに所定の間隔が隔てられるように配置されている。そして、この2つの案内壁の上下方向途中部が切り欠かれ、一方の案内壁には、固定ローラが、この切欠部からテープの排出位置に臨むようにして設けられている。一方、他方の案内壁には、可動ローラが、この切欠部から貼着テープの排出位置に臨むようにして、強制送出機構部を構成するローラホルダに支持されている。
特開2000−71523号公報(第5−6頁、第2図、第6図)
しかしながら、従来のテープ印字装置においては、切断された貼着テープを案内壁に沿って装置外に排出する際に、貼着テープ内の接着層の粘着剤がテープの側部からはみ出している場合には、テープのカール等により案内壁とテープとが接触した際に粘着剤が案内壁に付着する。そして、テープの排出を繰り返し行うことで次第に案内壁に付着される粘着剤の量が増え、最後にはテープが案内壁に付着してしまう虞があった。それにより、テープ排出口でテープの詰まりが生じ、テープが装置外に排出できなくなる問題があった。
本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、カールが生じていたり、接着層の粘着剤がテープ側部にはみ出していたとしても、リブによって壁部と接触するテープの側部との間に間隙が形成されるので、テープ側部の粘着剤が壁部に付着せず、テープがテープ排出溝内で詰まることなく確実に装置外へと排出することができるテープ印字装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係るテープ印字装置は、装置本体に形成されたカセット収納部と、前記カセット収納部に収納され、接着層を介して基材と剥離紙が積層されたテープを収納したテープカセットと、前記テープカセットに設けられたテープ排出口と、前記装置本体に設けられ、前記テープ排出口から排出されたテープの先端をテープ排出方向に沿って案内する相互に対向する一対の壁部からなるテープ排出溝と、前記壁部の少なくとも一方に設けられ、前記テープの幅よりも狭い間隔にて前記テープ排出方向と平行に該壁部から相対する壁部に向かって突出する一対のリブとを備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係るテープ印字装置は、請求項1に記載のテープ印字装置において、前記リブは、少なくとも前記テープ排出口から排出されたテープのカールする方向側の壁部に設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に係るテープ印字装置は、請求項1又は請求項2に記載のテープ印字装置において、前記リブは、幅の異なる複数のテープに対応して複数対前記壁部に設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に係るテープ印字装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のテープ印字装置において、前記テープ排出口に隣接する前記一方の壁部の角部には、前記テープの排出方向に向かって傾斜する傾斜面が形成されたことを特徴とする。
また、請求項5に係るテープ印字装置は、請求項4に記載のテープ印字装置において、前記傾斜面は、前記リブが設けられている壁部に形成され、この傾斜面には、前記リブと連続するリブが設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に係るテープ印字装置は、装置本体に形成されたカセット収納部と、前記カセット収納部に収納され、接着層を介して基材と剥離紙が積層されたテープを収納したテープカセットと、前記テープカセットに設けられたテープ排出口と、前記装置本体に設けられ、前記テープ排出口から排出されたテープの先端をテープ排出方向に沿って案内する相互に対向する一対の壁部からなるテープ排出溝と、前記テープ排出口に隣接する前記一方の壁部の角部には、前記テープの排出方向に向かって傾斜する傾斜面が形成されたことを特徴とする。
更に、請求項7に係るテープ印字装置は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のテープ印字装置において、前記壁部は、複数に分割された分割部材から構成され、前記一方の壁部と他方の壁部における各分割部材との間に存在する前記テープ排出溝は、テープ排出方向に沿って徐々に広く形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、接着層を介して基材と剥離紙が積層されたテープの先端をテープ排出方向に沿って案内する相互に対向する一対の壁部に、テープ幅より狭くなるようにしてテープ排出方向と平行なリブを備えたので、テープの接着層から粘着剤がはみ出していたとしても、テープが壁部に接触した際にリブによってテープの側端部と壁部との間に間隙が形成されるので、テープ側端部の粘着剤が壁部に触れて付着することが無い。従って、テープが壁部に貼り付いてテープ排出溝で詰まることなく、テープを装置外に確実に排出することが可能である。
また、請求項2に記載の発明によれば、テープ排出口から排出されたテープのカールする方向側の壁部にリブが設けられているので、巻き癖によりカールが生じたテープを使用する場合においても、テープがカールする方向側の壁部に接触した際にリブによってテープの側端部と壁部との間に間隙が形成されるので、テープ側端部の粘着剤が壁部に触れて付着することが無い。従って、テープが壁部に貼り付いてテープ排出溝で詰まることなく、テープを装置外に確実に排出することが可能である。
また、請求項3に記載の発明によれば、リブが、幅の異なる複数のテープに対応して複数対壁部に設けられているので、幅の異なる複数種類のテープを使用する際にも、各テープに対してリブが有効に作用する。
また、請求項4に記載の発明によれば、テープ排出口に隣接する角部には、テープの排出方向に向かって傾斜する傾斜面が形成されているので、巻き癖によりカールしたテープが排出される際に、テープ9の先端部(切断面)が傾斜面に接触する。その際、傾斜面はテープの排出方向に向かって傾斜しているので、テープの先端部はその傾斜に沿って下流側へ移動し、テープをテープ排出方向へ導くことができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、傾斜面にテープの排出方向と平行なリブを設けることで、テープの先端部が傾斜面に接触した際に、テープの先端部の接着層からはみ出した粘着剤が、傾斜面に触れて付着することが無いので、テープが傾斜面に貼り付いてテープ排出溝で詰まることがなく、装置外に確実に排出することが可能である。
また、請求項6に記載の発明によれば、接着層を介して基材と剥離紙が積層されたテープの先端をテープ排出方向に沿って案内するガイド部材に設けられた一対の壁部のテープ排出口に隣接する角部には、テープの排出方向に向かって傾斜する傾斜面が形成されているので、巻き癖によりカールしたテープが排出される際に、テープ9の先端部(切断面)が傾斜面に接触する。その際、傾斜面はテープの排出方向に向かって傾斜しているので、テープの先端部はその傾斜に沿って下流側へ移動し、テープをテープ排出方向へ導くことができる。
更に、請求項7に記載の発明によれば、壁部を構成する複数の分割部材により構成されたテープ排出溝は、テープ排出方向に沿って徐々に広く形成されているので、テープが排出される際に、各分割部材の境界に形成された段差部によりテープの先端部が引っかかる虞がない。従って、テープ排出溝内部でテープが詰まることなく、装置外に確実に排出することが可能である。
以下、本発明に係るテープ印字装置について、本発明を具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るテープ印字装置の全体構成について図1に基づき概説する。図1はテープ印字装置の斜視図である。
図1において、テープ印字装置1は、パーソナルコンピュータ(図示せず、以下PCと称する)に接続されてPCからの印字指令に基づき所望の文字付テープを作成するものである。テープ印字装置1は装置本体2を有しており、装置本体2の上面には、開閉蓋3が開閉可能に設けられている。開閉蓋3は、図1中、装置本体2の右端部にて回動可能に軸支されており、また、バネ等の付勢部材を介して常時開放方向に付勢されている。そして、装置本体2の上面側部に配置された開閉ボタン4を押下した際には、開閉蓋3と装置本体2とのロックが解除され、開閉蓋3は付勢部材の作用により開放されるように構成されている。
また、開閉蓋3の中央より側部には、透明カバーで覆われた透視窓5が形成されており、かかる透視窓5は、装置本体2内に配設されたカセット収納部6に装着されるテープカセット7の上面に設けられたテープ特定表示部8(図3参照)に対応している。即ち、図1に示すように、テープカセット7をカセット収納部6に装着して開閉蓋3を閉じた際に、透視窓5とテープカセット7のテープ特定表示部8とは相互に対向し、透視窓5の透明カバーを介してテープ特定表示部8を装置本体2の外部から視認することが可能である。ここに、テープ特定表示部8は、例えば、テープカセット7内に内蔵されている長尺状のテープ9のテープ幅、テープの色等を表示するものである。これにより、カセット収納部6に装着されているテープカセット7の種類等を装置本体2の外部から透視窓5を介して容易に視認することができるものである。
装置本体2は、前方側(図1中、左側)に側壁10を有している。この側壁10には、装置本体2内で印字されたテープ9を外部に排出するテープ排出口11が形成されている。また、側壁10のテープ排出口11の下方には側蓋12が設けられ、下端が回動可能に支持されている。そして、押部13を上方より押し込むことで側蓋12が前方に開放される。側蓋12を開放し、装置本体2の前方にトレイ(図示せず)を取り付けることにより、テープ排出口11から排出されるテープ9をトレイ内に受けることができる。
装置本体2の側壁10において、開閉ボタン4の下方にはテープ印字装置1の電源のオン・オフを行う電源ボタン14が設けられており、また、電源ボタン14の下方には装置本体2内に配設されている切断機構15(図7参照)を使用者の手動操作で駆動するカッター駆動ボタン16が設けられている。ここに、カッター駆動ボタン16は、手動操作で、テープ9を所望の長さにカットする際に押下されるボタンである。テープ印字装置1に配設される切断機構15については後述する。
次に、テープ印字装置1の内部構造について図2乃至図8に基づき説明する。内部ユニット20は、テープカセット7を収納するカセット収納部6と、テープ9に印字を行う印字機構21と、印字機構21により印字されたテープ9を切断する切断機構15と、切断機構15により切断されたテープ9をテープ排出口11より強制的に排出するテープ排出機構22とから基本的に構成されている。尚、カセット収納部6には、テープ排出口11から排出されるテープ9の幅方向の向きが、垂直方向となるようにテープカセット7を収納する。
先ず、テープ9に印字を行う印字機構21について図2及び図3に基づき説明する。図2は本実施形態にかかるテープ印字装置1の内部の内部ユニット20を模式的に示す斜視図、図3は本実施形態にかかるテープ印字装置1の内部ユニット20を模式的に示す平面図である。
印字機構21において、サーマルヘッド23はカセット収納部6に立設されたヘッド取付部24に配置され、このサーマルヘッド23にはローラホルダ25に回転可能に支持されたプラテンローラ26が圧接可能な位置に対向配置されている。かかるサーマルヘッド23は多数の発熱素子を有しており、テープ9に文字等の印字を行うものである。
また、テープカセット7内部のテープ排出部30の近傍にはテープ送りローラ27が回転可能に支持され、このテープ送りローラ27にはローラホルダ25に回転可能に支持されたテープ圧接ローラ28が圧接可能な位置に対向配置されている。
カセット収納部6において、テープカセット7の前方(図3中、下側)には、ローラホルダ25が支持軸29により回動可能に枢支され、このローラホルダ25は切換機構により印字位置とリリース位置とに切換可能とされている(図3は印字位置に切り換えられた状態を示す)。
かかるローラホルダ25には、プラテンローラ26及びテープ圧接ローラ28がそれぞれ回転可能に、且つ、ローラホルダ25が印字位置に切り換えられたときにサーマルヘッド23及びテープ送りローラ27に対し圧接されるように配設されている。尚、テープ送りローラ27及びテープ圧接ローラ28は、搬送用モータとギヤ機構(図示せず)によって連動して回転駆動される。それによって、サーマルヘッド23により文字等が印字されたテープ9をテープ排出部30よりテープ排出方向(図3中、左方向)に送り出すものである。
尚、前記印字機構21により印字されたテープ9は、後述するように自動的に、あるいはカッター駆動ボタン16を操作することにより、切断機構15によって切断されるとともに、テープ排出機構22によって側壁10に形成されたテープ排出口11から排出される。
次に、テープ9を切断する切断機構15について図4乃至図8を用いて説明する。図4はテープ排出機構を取り外した状態における内部ユニットの外観を示す斜視図である。図5は本実施形態に係る可動刃及び固定刃とテープガイド部を示す斜視図、図6は本実施形態に係る可動刃及び固定刃とテープガイド部を示す断面図である。また、図7及び図8は内部ユニットの特に切断機構の外観を示す斜視図である。
切断機構15は、図4乃至図6に示すように、固定刃40と、この固定刃40とともにカット動作を行う可動刃41と、この可動刃41に連結されるカッターハスバギヤ42と、このカッターハスバギヤ42にギヤ列により連結されるカッターモータ43とから構成されている。固定刃40は、印字機構15内のカセット収納部6の左側において起立状に設けられる側板44に固定孔40Aを通してネジ等により固定されている。
また、可動刃41は、略V字状をなし、切断部分に設けられた刃部45と刃部45の反対に位置する柄部46と屈曲部47とから構成される。図9は本実施形態にかかる可動刃の外観を示す正面図である。図10は図9の線A−Aで可動刃の刃部を切断した矢視断面図である。
屈曲部47には軸孔48が設けられ、この屈曲部47を支点として可動刃41が回動できるように軸孔48にて側板44に支持されている。また、可動刃41の切断部分に設けられた刃部45の反対側の柄部46には長孔49が形成されている。
また、刃部45は2段刃により形成されており、その刃面は刃部45の厚みを徐々に薄くする第1傾斜面45Aと第2傾斜面45Bの傾斜角度の異なる2つの傾斜面により構成されている(図10参照)。尚、本実施形態において第1傾斜面45Aは、刃部45の第1傾斜面45Aとは反対側の背面とのなす角度が50度となっている。
また、カッターハスバギヤ42には、突起状に形成されたボス50が設けられ、ボス50が可動刃41の長孔49に挿入されるように構成されている(図7参照)。それによって、カッターモータ43によりカッターハスバギヤ42が回転した際に、可動刃41がボス50と長孔49により軸孔48を支点として揺動し、テープ9がカットされる。
以下に具体的な固定刃40と可動刃41によるテープ9の切断手段について説明する。
先ず、カッターハスバギヤ42のボス50が内側(図7中、左側)に位置する場合においては可動刃41は固定刃40から離れて位置する(以下この状態を初期状態とする。図7参照)。そして、初期状態においてカッターモータ43が駆動し、カッターハスバギヤ42が反時計回り(矢印70方向)に回転すると、ボス50が外側に移動するとともに、可動刃41は軸孔48を中心に反時計回り(矢印図73方向)に回動し、内部ユニット20に固定された固定刃40とでテープ9を切断する(以下この状態を切断状態とする。図8参照)。そしてテープ9切断後には、次回搬送されるテープ9を切断するために可動刃41を初期状態に戻す必要がある。従って、再びカッターモータ43を駆動し、カッターハスバギヤ42を反時計回り(矢印70方向)に回転させることで、再びボス50が内側に移動するとともに、可動刃41は時計回り(矢印74方向)に回動し、可動刃41を固定刃40から離間させる(図7参照)。そして、次回、テープカセット7より印字され搬送されるテープ9を切断可能な状態となる。
また、カッターハスバギヤ42の円筒外壁上にはカッターハスバギヤ用カム42Aが設けられ、カッターモータ43によりカッターハスバギヤ42が回転すると、カッターハスバギヤ用カム42Aの作用によりカッターハスバギヤ42に隣接して設けられたマイクロスイッチ126がオフ状態からオン状態に切り替わる。それにより、テープ9の切断状態を検出することができる。
また、内部ユニット20には、テープ排出方向に沿って固定刃40及び可動刃41の下流側にハーフカットユニット35が取り付けられている。ハーフカットユニット35は固定刃40及び可動刃41と第1案内壁55、56(図2参照)との間に位置する。
ハーフカットユニット35は固定刃40に合わせて配置される受け台38と、この受け台38と対向し可動刃41側に配置されるハーフカッタ34と、固定刃40と受け台38との間に固定刃40と合わせて配置される第1ガイド部36と、この第1ガイド部36と対向し可動刃41と合わせて配置される第2ガイド部37とから構成される(図4、図5参照)。前記第1ガイド部36及び第2ガイド部37は一体に構成され、固定刃40の固定孔40Aに対応する位置に設けられたガイド固定部36Aにより固定刃40とともに側板44に取り付けられている。
また、前記受け台38は、テープ排出部30より排出されるテープ9に対向する端部がテープ9に平行になるように折曲され、受け面38Bを形成している(図6参照)。テープ9は印刷用の透明テープ150、透明な粘着剤層151、基材152、粘着剤層153、剥離紙154により構成され(図16参照)、剥離紙154を剥がすことにより所望の場所に貼り付けることができるものであり、前記ハーフカッタ34を受け面38Bに押し付けることにより、ハーフカッタ34と受け面38Bとの間にあるテープ9は透明テープ150から粘着剤層153は切断されるが、剥離紙154のみが切り残された状態となる。この受け面38Bは、第1案内部55、56とともにテープ9をテープ排出口11へ案内する役割も有する。
更に、第1ガイド部36の排出されるテープ9に対向する端部36Bは、受け台38の端部に形成された受け面38Bに沿って突出され、且つテープ9の排出方向へ折曲されている。従って、第1ガイド部36の端部36Bは、テープカセット7より排出されるテープ9に対する接面36Cにおいてテープ9排出方向に対して滑らかな曲面を有する。
また、テープカセット7に収納されたテープ9は軸に巻きつけられた状態で収納されているので巻き癖がついており、前記したように搬送用モータ(図示せず)によりテープカセット7からテープ9が搬送される際には、巻き癖によりテープ9は一定方向(本実施形態では図6中、左方向)にカールしている。従って、カールしているテープ9の先端部が搬送される際に固定刃40と受け台38の間に侵入することで、テープ9がテープ排出口11から装置外に排出されずに装置本体2内部に残ってしまう虞がある。
そこで、第1ガイド部36の端部36Bを突出させ接面36Cを曲面としたことで、一定曲率以上にカールしたテープ9の先端部は、先ず第1ガイド部36の接面36Cに当たる。その際に、テープ9の先端部が第1ガイド部の接面36C上の境界点75よりテープ9の排出方向の下流側(図6中、下方向)に当たった場合には、テープ9の先端部はその曲面に沿って下流側へ移動することで、固定刃40と第1ガイド部36や受け台38の間に侵入することなく、テープ排出口11方向へ導くことができる。
尚、接面36Cにおける境界点75の位置は、テープ排出部30及び接面36Cとの位置関係、及びテープ9のカールの曲率より決定され、本実施形態においてはカールされたテープ9の先端部は境界点75より常にテープ排出方向側にあたるように構成されている。
従って、テープ9を装置本体2内部に残すことなく、確実にテープ排出口11より排出することが可能である。更に、連続してテープ9を排出した際に装置本体に残ったテープ9がテープ排出口11を塞ぐことによって、後続のテープがテープ排出口11で詰まることも防止できる。
また、第1ガイド部36のテープ9の搬送経路にあたるガイド幅L1(図5参照)は装着されるテープ9の最大幅(本実施形態では36mm)より大きくなるように形成されているので、第1ガイド部36によってテープ9の全面を接面36Cに形成された曲面に沿って誘導することができる。したがって、テープ9の上端及び下端が引っかかることでテープ9の詰まりが生じる虞もない。
また、第1ガイド部36には、内部面36Dが接面36Cに連続して形成されている。内部面36Dは、可動刃41の第1及び第2傾斜面45A、45Bに対向して形成され、切断時において、可動刃41の第1及び第2傾斜面45A、45Bの一部が当接される(図6参照)。
前記したように可動刃41は刃部が2段刃により形成されているので、可動刃41によってテープ9を切断した際に、第1ガイド部36の端部にあたる接面36C及び内部面36Dと可動刃41の第2傾斜面45Bとの間に間隙39が形成される(図6参照)。従って、テープ9を切断した際に、接面36C及び内部面36Dと可動刃41との間に切断されたテープ9が挟み込まれることがないので、後述するテープ排出機構22によりテープ9を排出する際に、切断されたテープ9を確実に排出することができる。
更に、間隙39が形成されることで上記のように切断されたテープ9が挟み込まれる虞が無く、固定刃40及び可動刃41と第1ガイド部36との距離を短くすることができる。従って、カールしたテープ9が固定刃40と第1ガイド部36との間に侵入することを、より確実に防止することができる。また、テープカセット7とテープ排出口11との距離を短くできるのでテープ印字装置1の小型化にも繋がる。
次に、切断されたテープ9を強制排出するテープ排出機構22について図11乃至図14を用いて説明する。図11は本実施形態に係る内部ユニットの特にテープ排出機構を示す斜視図、図12はテープ排出機構を示す断面図、図13は第1案内壁を示す正面図、図14は図13の線B−Bで第1案内壁を切断した矢視断面図である。また、図15はテープカセット内の要部構成を示す平面図、図16はテープを幅方向に切断した際の斜視図である。
テープ排出機構22は、装置本体2の側壁10に設けられたテープ排出口11の近傍に配設され、切断機構15において切断された後のテープ9をテープ排出口11から強制的に排出するための排出手段としての機能を有する。
テープ排出機構22は、図12に示すように、駆動ローラ51と、この駆動ローラ51に対してテープ9を挟んで対向する押圧ローラ52と、この押圧ローラ52をテープ9に対して押圧し、またはその押圧を解除するように作動される押圧作動機構部53と、この押圧作動機構部53の押圧解除動作に連動して、駆動ローラ51によりテープ9を排出するように回転させるための排出駆動機構部54とを備えている。
更に、テープ排出口11の内側には、テープ9をテープ排出口11へ案内するための第1案内壁55、56及び第2案内壁63、64が設けられている。第1案内壁55、56及び第2案内壁63、64はそれぞれ一体により形成され、固定刃40と可動刃41とでカットされたテープ9の排出位置において、互いに所定の間隔を隔てられるように配置され、テープ9が排出されるテープ排出溝67が形成されている。そして、第1案内壁55、56の排出されるテープ9に対向する案内面55A、56Aの上下方向途中部が切り欠かれ、一方の第1案内壁55には、駆動ローラ51が、切欠部130からテープ9の排出位置に臨むようにして設けられている。一方、他方の第1案内壁56には、押圧ローラ52が、切欠部131からテープ9の排出位置に臨むようにして、押圧作動機構部53に支持されている。
押圧作動機構部53は、図2に示すようにローラ支持ホルダ57と、ローラ支持ホルダ57に取り付けられ、先端部に押圧ローラ52を保持するローラ支持部58と、ローラ支持ホルダ57を回動可能に支持するホルダ支持部59と、切断機構15に連動して押圧作動機構部53を駆動するカム60と、付勢バネ61とから構成されている。
ローラ支持部58は、この押圧ローラ52をその上下方向から挟み込むようにして回転自在に支持されている。そして、ローラ支持ホルダ57がカッターハスバギヤ42の回転により、カム60を通してホルダ支持軸59を中心に反時計回り(図2中、矢印71方向)に回動することで、押圧ローラ52はテープ9に対して押圧される。また再びカッターハスバギヤ42を回転させると、付勢バネ61によりホルダ支持軸59は先ほどと逆方向に回動し、押圧ローラ52はテープ9から離間される。
また、排出駆動機構部54はテープ排出モータ65とギヤ列66とからなり、押圧ローラ52によってテープ9が駆動ローラ51に押圧された後に、テープ排出モータ65を駆動させ、駆動ローラ51をテープ9の排出方向(図11中、左方向)へ回転させることによって、テープ9が排出方向に強制的に排出される。
更に、第1案内壁56は排出されるテープ9に対向する案内面56Aにはテープ9の排出方向と平行にリブ132、133、134が設けられている。それらのリブ132、133、134は、排出されるテープ9の幅を2等分する等分線81から等間隔になるよう、3対形成されている。
本実施形態において使用されるテープの幅は3種類であり、それぞれの幅はA1が18mm、A2が24mm、A3が36mmとなっている(図14参照)。そしてリブ132は、A1の幅をもつテープの両端部よりやや内側に位置するように等分線81を中心にB1(本実施形態では15mm)の間隔をもって形成されている。また、リブ133は、A2の幅をもつテープの両端部よりやや内側に位置するように等分線81を中心にB2(本実施形態では21mm)の間隔をもって形成されている。更に、リブ134は、A3の幅をもつテープの両端部よりやや内側に位置するように等分線81を中心にB3(本実施形態では33mm)の間隔をもって形成されている。
テープ9は5層構造により形成され、印刷用の透明テープ150、透明な粘着剤層151、基材152、粘着剤層153、剥離紙154により構成されている(図16参照)。また、1層目の透明テープ150と2層目の透明な粘着剤層151との間に印刷されたインクが挟み込まれている。しかし、使用されるテープにおいては粘着剤層151、153の粘着剤がテープ9の幅方向の両端部よりはみ出している場合がある。また、テープカセット7に収納されたテープ9は軸に巻きつけられた状態で収納されているので巻き癖がついており、搬送用モータ(図示せず)によりテープカセット7からテープ9が搬送される際には、巻き癖によりテープ9は一定方向にカールしている。
以下に、テープ9がカールされる仕組みについて図15を用いて説明する。
図15は、カセット収納部6に収納されるテープカセット7内の要部構成を示す平面図である。図15において、テープカセット7内には、透明テープリール158が右側後部において回転可能に設けられており、その透明テープリール158に隣り合う左側後部には、離型紙リール159が回転可能に設けられている。また、透明テープリール158と離型紙リール159との間の中央部には筒状の巻取ローラ160が回転可能に設けられるとともに、その巻取ローラ160に隣り合う斜め右側前方にはインクリボンリール161が回転可能に設けられている。また、このテープカセット7の前部には、サーマルヘッド23が嵌め込まれる嵌合部162が形成されており、この嵌合部162の一部が前方に向かって開口されることによって印刷処理部163が形成されている。さらに、嵌合部162に隣り合う左側前部には、筒状のテープ送りローラ27が回転可能に設けられている。
このテープカセット7には、印刷用の透明テープ150と、透明な粘着剤層151、基材152、粘着剤層15及び剥離紙154からなる離型紙156と、インクリボン164の3種のテープが、それぞれ、透明テープリール158、離型紙リール159およびインクリボンリール161に巻回された状態で収容されている。透明テープ150は、透明テープリール158から、右側前部に設けられたころ165および166を介して印刷処理部163に引き出される。また、インクリボン164は、インクリボンリール161から印刷処理部163に引き出され、その後、ころ167を介して巻取ローラ160によって巻き取られる。また、離型紙156は、離型紙リール159から、ころ168とテープ送りローラ27との間に引き出される。
そして、テープカセット7は、カセット収納部6にセットされることによって、搬送用モータの駆動に従って巻取ローラ160およびテープ送りローラ27が回転駆動され、これによって印刷用の透明テープ150の搬送やインクリボン164の巻き取りが行なわれる。そして、透明テープ150が、印刷処理部163において、インクリボン164と密着するような状態でサーマルヘッド23とプラテンローラ26との間に挟まれて、サーマルヘッド23の発熱素子によって予め入力したデータに応じた文字や図形などの印刷がなされ、次いで、離型紙156を貼り合わせて貼着テープ9とされる。
以上より、透明テープ150と離型紙156とは巻回された状態でテープカセット7に収納されており、両者には巻き癖がついている。更に、透明テープ150よりも離型紙156の巻き癖が強く、透明テープ150と離型紙156を貼り合わせた貼合テープ9は、離型紙156の巻き癖により、図15中、下側にカールされる。
従って、テープ9が図11中、右方向に一定以上の曲率でカールされた場合においては、第1案内壁56の案内面56Aにテープ9が接触し、粘着剤層151、153の粘着剤が付着する虞がある。しかし、リブ132、133、134を設けたことにより、テープ9が案内面56Aに接触した際に、粘着剤がはみ出したテープ幅方向の両端部と案内面56Aとの間に間隙が形成されるので、テープ9の両端部が案内面56Aにあたることなく、粘着剤が案内面56Aに付着する虞がない。従って、テープ9が案内面56Aに貼り付くことはなく、テープ9がテープ排出溝67内部で詰まることを防止することができる。
また、リブ132、133、134はテープ9の幅方向における両端部のわずかに内側があたるようにそれぞれ設けられているので、テープ9を安定して排出することが可能である。
また、第1案内壁56のテープ排出部30に隣接する角部には、テープ9の排出方向に向かって第1案内壁55、56との隙間が徐々に狭くなるように傾斜するガイド傾斜面143が形成されている。ガイド傾斜面143は、巻き癖により一定曲率(図12右方向)にカールしたテープ9を排出する際に、テープ9の先端部(切断面)が接触される(図12参照)。その際に、ガイド傾斜面143はテープ9の排出方向に向かって傾斜しているので、テープ9の先端部はその傾斜に沿って下流側へ移動することで、第2ガイド部37と第1案内壁56の間に侵入することなく、テープ排出口11方向へ導くことができる。
更に、ガイド傾斜面143上にも、案内面56A上と同様にリブ132、133、134がそれぞれ設けられている。ガイド傾斜面143上のリブ132、133、134も、同様にテープ9の幅方向における両端部のわずかに内側にあたるように形成され、テープ9の先端部がガイド傾斜面143に接触した際に、先端部においてはみ出した粘着剤がガイド傾斜面143に付着することを防止できる。従って、テープ9がガイド傾斜面143に付着することなく、テープ9がテープ排出溝67内部で詰まることを防止することができる。
また、テープ排出溝67を形成する受け面38B、第1案内壁55、56及び第2案内壁63、64により構成されている。そして、受け面38Bと第1案内壁55との境界、及び第1案内壁55、56と第2案内壁63、64との境界においてそれぞれ段差部145、146、147が形成されている。
段差部145においては、受け面38Bより第1案内壁55が排出されるテープ9に対して外側にくるように配置されており、また、段差部146、147においては、第1案内壁55、56より第2案内壁63、64が排出されるテープ9に対して外側にくるように配置されている。従って、テープ排出溝67はテープ9の排出方向に沿って徐々に広がるように形成される。
これにより、テープ9が駆動ローラ51及び押圧ローラ52によって排出される際に、テープ9の先端部が受け面38B、第1案内壁55、56及び第2案内壁63、64の境界にある段差部145、146、147にあたったとしても、テープ9の先端部が段差部145、146、147で引っかかることが無く、テープ排出口11に向かって確実に送ることが可能である。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態においては、リブ132、133、134を第1案内壁56にのみ設けているが、第1案内壁57に設けることも当然に可能である。それによって、テープ9が図12中、左方向にカールされていた場合であっても、粘着剤層151、153からはみ出した粘着剤が案内面56Aに付着することなく、テープ9がテープ排出溝67内部で詰まることを防止することができる。
また、リブ132、133、134はテープ9の幅方向の両端部のわずかに内側があたるようにそれぞれ設けられているが、中央付近よりに設けることも可能である。更に、設けるリブの数に関しても中央付近に1本のみ設けることも、本実施形態以上の数のリブを設けることも可能である。
以上詳細に説明した通り本実施形態に係るテープ印字装置1では、第1案内壁56の排出されるテープ9に対向する案内面56A上に、テープ9の排出方向と平行にリブ132、133、134をそれぞれ設けるとともに、各リブ132、133、134は使用されるテープ9の幅方向における両端部のわずかに内側にあたるようにそれぞれ設けられているので、テープ9が一定以上の曲率でカールされた場合においても、第1案内壁56の案内面56Aにテープ9が接触する際に、リブ132、133、134によってテープ9の粘着剤層151、153の粘着剤がはみ出した幅方向の両端部と案内面56Aとの間に間隙が形成される。従って、テープ9の両端部が案内面56Aにあたることはなく、テープ9が粘着剤によって案内面56Aに貼り付くことがないので、テープ9がテープ排出溝67内部で詰まることを防止することができる。また、テープ9の幅方向における両端部のわずかに内側がリブ132、133、134にあたるように設けられているので、テープ9を安定して排出することが可能である。
また、第1案内壁56のテープ排出部30に隣接する角部には、テープ9の排出方向に向かって傾斜するガイド傾斜面143が形成されているので、テープ9がカールしている場合であっても、テープ9の先端部が傾斜に沿って下流側へ移動することで、テープ9は第2ガイド部37と第1案内壁56の間に侵入することなく、テープ排出口11方向へ導くことができる。更に、ガイド傾斜面143上に、リブ132、133、134をそれぞれ設けたことにより、テープ9の先端部(切断面)がガイド傾斜面143に接触した際に、先端部においてはみ出した粘着剤がガイド傾斜面143に付着することを防止できる。従って、テープ9がガイド傾斜面143に付着することなく、テープ9がテープ排出溝67内部で詰まることを防止することができる。
更に、段差部145においては、受け面38Bより第1案内壁55が排出されるテープ9に対して外側にくるように配置されており、また、段差部146、147においては、第1案内壁55、56より第2案内壁63、64が排出されるテープ9に対して外側にくるように配置されているので、テープ9が排出される際に段差部145、146、147で引っかかることが無く、テープ排出口11に向かって確実に送ることが可能である。
本実施形態に係るテープ印字装置の概略外観斜視図である。 本実施形態に係るテープ印字装置の内部ユニットの概略外観斜視図である。 本実施形態に係るテープ印字装置の内部ユニットの断面図である。 内部ユニットのテープ排出機構を取り外した状態における斜視図である。 本実施形態に係るテープ印字装置の固定刃及び可動刃とテープガイドを示す斜視図である。 本実施形態に係るテープ印字装置の固定刃及び可動刃とテープガイドを示す断面図である。 初期状態における切断機構を示す斜視図である。 切断状態における切断機構を示す斜視図である。 本実施形態に係る可動刃を示す平面図である。 図9の線A−Aで可動刃の刃部を切断した矢視断面図である。 本実施形態に係るテープ排出機構を示す斜視図である。 本実施形態に係るテープ排出機構を示す断面図である。 本実施形態に係る第1案内壁を示す正面図である。 図13の線B−Bで第1案内壁を切断した矢視断面図である。 テープカセット内の要部構成を示す平面図である。 本実施形態に係るテープを幅方向に切断した際の斜視図である。
符号の説明
1 テープ印字装置
7 テープカセット
9 テープ
11 テープ排出口
21 印字機構
22 テープ排出機構
38 受け台
38B 受け面
55、56 第1案内壁
63、64 第2案内壁
67 テープ排出溝
132、133、134 リブ
143 ガイド傾斜面
145、146、147 段差部
150 印刷用の透明テープ
151 透明な粘着剤層
152 基材
153 粘着剤層
154 剥離紙
156 離型紙

Claims (7)

  1. 装置本体に形成されたカセット収納部と、
    前記カセット収納部に収納され、接着層を介して基材と剥離紙が積層されたテープを収納したテープカセットと、
    前記テープカセットに設けられたテープ排出口と、
    前記装置本体に設けられ、前記テープ排出口から排出されたテープの先端をテープ排出方向に沿って案内する相互に対向する一対の壁部からなるテープ排出溝と、
    前記壁部の少なくとも一方に設けられ、前記テープの幅よりも狭い間隔にて前記テープ排出方向と平行に該壁部から相対する壁部に向かって突出する一対のリブとを備えたことを特徴とするテープ印字装置。
  2. 前記リブは、少なくとも前記テープ排出口から排出されたテープのカールする方向側の壁部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のテープ印字装置。
  3. 前記リブは、幅の異なる複数のテープに対応して複数対前記壁部に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテープ印字装置。
  4. 前記テープ排出口に隣接する前記一方の壁部の角部には、前記テープの排出方向に向かって傾斜する傾斜面が形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のテープ印字装置。
  5. 前記傾斜面は、前記リブが設けられている壁部に形成され、この傾斜面には、前記リブと連続するリブが設けられていることを特徴とする請求項4に記載のテープ印字装置。
  6. 装置本体に形成されたカセット収納部と、
    前記カセット収納部に収納され、接着層を介して基材と剥離紙が積層されたテープを収納したテープカセットと、
    前記テープカセットに設けられたテープ排出口と、
    前記装置本体に設けられ、前記テープ排出口から排出されたテープの先端をテープ排出方向に沿って案内する相互に対向する一対の壁部からなるテープ排出溝と、
    前記テープ排出口に隣接する前記一方の壁部の角部には、前記テープの排出方向に向かって傾斜する傾斜面が形成されたことを特徴とするテープ印字装置。
  7. 前記壁部は、複数に分割された分割部材から構成され、
    前記一方の壁部と他方の壁部における各分割部材との間に存在する前記テープ排出溝は、テープ排出方向に沿って徐々に広く形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のテープ印字装置。
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