JP2005052699A - 水槽用ろ過器 - Google Patents

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Takeshi Iemitsu
猛士 家光
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Tetra Japan KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

【課題】フィルターの交換時にこれに付着した生物ろ過に有益な菌種が捨てられても、その菌種の菌床を別に残すことのできる水槽用ろ過器を提供する。
【解決手段】水槽Aの上縁Bに係留させるための股部32を介して槽内側に水汲上げ口33を、槽外側に汲上げた水のろ過室34をそれぞれ設け、該ろ過室を通したろ過水が、前記股部とこれに連続する流路板をオーバーフローして槽内に戻るようになっている水槽用ろ過器において、前記流路板を覆う第2流路板2を設け、該第2流路板2にこれをオーバーフローした水で回転するスポンジ状回転体3を軸支し、前記スポンジ状回転体3がろ過バクテリアなどの繁殖を促す菌床となるように構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、水槽内の水を槽外に導出し、槽外でろ過して槽内に再び戻すように循環移動させる水槽用ろ過器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の水槽用ろ過器を図4に示す。ろ過器本体31は水槽Aの上縁Bに係留させるための股部32を介して槽内側に水汲上げ口33を、槽外側に汲上げた水のろ過室34をそれぞれ設け、該ろ過室34を通したろ過水を、前記股部32とこれに連続する流路板35をオーバーフローさせて槽内の水C中に戻すことができるようになっていた。この場合、ろ過室34はフィルター(ろ材)36を介して2つの室34a、34bに分割されており、槽内から汲上げられた水は、まず、第1室34aに入り、フィルターでろ過されて第2室34bに入って溢上した水が前述の如くオーバーフローするようになっている。
【0003】
前記水汲上げ口33は、前記ろ過室34の第1室34aに基端側を連通したパイプ37の下端部の周面にスリットとして形成され、槽底に敷かれる砂などを吸い込み難くしている。この水汲上げ口33からの水の汲上げ力はパイプ37の途中に連通(連通状態は示していない)して設けたポンプ38の作動による。
【0004】
前記フィルター(ろ材)36は、魚のフンやエサの残渣などの水の汚れをカットする物理的ろ過、水の濁りや悪臭を吸着する吸着ろ過、さらに、ろ過バクテリアの繁殖を促し、有害なアンモニアや亜硝酸を分解する生物ろ過ができる機能を備えているとよい。
【0005】
前記股部32に連続する流路板35は、その流路面35aをなだらかにするとともに、下端部に段部35bを設け、前記フィルター(ろ材)36によりろ過されて前記股部32とこれに連続する流路板35をオーバーフローして槽内の水面に落下するときの水音(騒音)を可及的に軽減できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のろ過器本体31では、前記フィルター(ろ材)36は、適時(2週間〜3週間)に交換されるが、その交換に際し、その時期までの間にフィルターの表面に繁殖したろ過バクテリアなどの生物ろ過に有益な菌種も同時に捨てられてしまっていた。しかも、上記従来のろ過器本体31では、前記フィルター(ろ材)36以外にこのような有益な菌種を繁殖させる菌床の備えが無いのが現状であった。
【0007】
また、前述の如く、流路板35の流路面35aをなだらかに構成するなどし、これをオーバーフローして槽内の水面に落下するときの水音による騒音を軽減することは室内環境の向上のためには有益であったが、大気中の酸素を槽内の水に取り込み、溶解させるエァレーション効果については殆ど期待できなかった。
【0008】
本発明は、上記種々の課題を一挙に解消するためのもので、その目的とするところは、フィルター(ろ材)がその交換時に捨てられても生物ろ過に有益な菌種を継続して保つことができ、しかも、高いエァレーション効果が期待できる水槽用ろ過器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る水槽用ろ過器は、水槽の上縁に係留させるための股部を介して槽内側に水汲上げ口を、槽外側に汲上げた水のろ過室をそれぞれ設け、該ろ過室を通したろ過水が、前記股部とこれに連続する流路板をオーバーフローして槽内に戻るようになっている水槽用ろ過器において、前記流路板を覆うように係止できる第2流路板を設け、該第2流路板にこれをオーバーフローした水により回転するスポンジ状回転体を軸支したことを特徴とし、前記フィルターが、その交換時に捨てられても、該フィルターに代わってスポンジ状回転体がろ過バクテリアなどの繁殖を促す菌床となるとともに、回転するスポンジ状回転体によるエアレーション効果が期待できるように構成した。
【0010】
また、請求項2に記載の発明に係る水槽用ろ過器は、前記スポンジ状回転体の軸が、周面に透孔を有する中空体からなり、内部に生物ろ過のためのろ材や水質を調整するためのろ材を収容していることを特徴とし、槽内の水の濁りや悪臭などの除去、水質の調整などが同時に達成できるように構成した。
【0011】
また、請求項3に記載の発明に係る水槽用ろ過器は、前記スポンジ状回転体の軸が、気体を封止した中空体からなることを特徴とし、スポンジ状回転体の浮力を増大できるように構成した。
【0012】
【発明の実施の態様】
次に、本発明を添付図面に示す実施の態様に基づいて説明する。図1は本願ろ過器の一部切欠斜視図、図2はスポンジ状回転体と軸との関係及び中空軸の構造を示す斜視図、図3は気体を封止したスポンジ状回転体の軸を示す一部切欠斜視図である。なお、図4と同一部分は同一符号で示す。
【0013】
本願ろ過器1は、図3に示したろ過器本体31の流路板35を覆う第2流路板2を備えている。該第2流路板2にはこれを流下するオーバーフロー水を動力源として回転できるスポンジ状回転体3が軸支されている。
【0014】
前記第2流路板2は、その上端部に前記ろ過器本体31の股部32に係止できる係止部4を有している。また、前記第2流路板2の下端側に形成した両サイド板5、5′間には前記スポンジ状回転体3の軸(中空軸)6が軸支されている。前記両サイド板5、5′に設けたスポンジ状回転体3の軸6の軸受孔(両サイド板5′側は隠れている)7は傾斜長孔になっており、水槽内の水面の高さに応じてスポンジ状回転体3の軸支位置が浮力により変動できるようになっている。勿論、軸受孔7は傾斜長孔に形成しなくてもよい。
【0015】
前記スポンジ状回転体3は、気泡が連続したプラスチック発泡体で筒状(竹輪状)に形成されている(図2参照)。このプラスチック発泡体は、気泡が連続しており、水が自在に浸透し透過できるものであることが好ましい。例えば、前記ろ過器本体31の水汲上げ口33を覆うように適用すると、水汲上げ時に砂などの吸い込みを規制できる一種のフィルターとしての機能を備える。勿論、プラスチック発泡体には限定されない。
【0016】
前記スポンジ状回転体3の中心穴3aを挿通した軸6は、図2の如く、周面に多数の透孔8を有する中空胴6aと、その一端面に嵌合できる蓋部6bとを備えている。そして中空胴6aの内部に、生物ろ過のためのろ材や水質を調整するためのろ材などの所望のろ材9を収容して蓋部6bで封止できるようになっている。即ち、スポンジ状回転体3を浸透し透過した水を、透孔8を通して軸6内の所望のろ材9に接触させ、これにより槽内の水の濁りや悪臭などの除去、水質の調整などが同時に達成できるようにしている。
【0017】
一方、前記スポンジ状回転体3の軸6は、図3の如く、周面に透孔8を有しない中空胴6a′としてもよい。中空胴6a′内に、気体(例えば、空気)Kを封止した軸6は、スポンジ状回転体3の浮力を増大させるために寄与できる。これはスポンジ状回転体3を常に水面に位置させ、回転により水槽内の水に酸素を補給するために有効である。
【0018】
次に、本願ろ過器1の作用を説明する。まず、本願ろ過器1は水槽Aの上縁Bに股部32を介して係留させる。この股部32には係止部4を介して第2流路板2が係止されているとともに、その下端側の両サイド板5、5′間にはスポンジ状回転体3が軸支されている。この場合、スポンジ状回転体3の上面の一部は水槽内の水面より露出している。
【0019】
次に、ポンプ38を作動させると、水汲上げ口33から水が汲上げられ、その水がろ過室34の第1室34aに入り、フィルター36でろ過されて第2室34bを溢上し、第2流路板2をオーバーフローして槽内に戻るとき、前記スポンジ状回転体3を回転させる。
【0020】
前記スポンジ状回転体3の回転は、大気中の酸素を槽内の水に取り込み、溶解させるエァレーション効果が期待できるし、表面にはろ過バクテリアが繁殖する菌床となる。
【0021】
したがって、前記ろ過室34内のフィルター36を交換するに際して捨ててしまっても、スポンジ状回転体3の表面に繁殖したろ過バクテリアなどを継続して保つことができる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る水槽用ろ過器は、水槽の上縁に係留させるための股部を介して槽内側に水汲上げ口を、槽外側に汲上げた水のろ過室をそれぞれ設け、該ろ過室を通したろ過水が、前記股部とこれに連続する流路板をオーバーフローして槽内に戻るようになっている水槽用ろ過器において、前記流路板を覆うように係止できる第2流路板を設け、該第2流路板にこれをオーバーフローした水により回転するスポンジ状回転体を軸支したことを特徴としているから、前記フィルターが、その交換時に捨てられても、該フィルターに代わってスポンジ状回転体がろ過バクテリアなどの繁殖を促す菌床となる。また、第2流路板をオーバーフローした水で回転するスポンジ状回転体によるエアレーション効果が期待できるなど各種の優れた効果を奏する。
【0023】
また、請求項2に記載の発明に係る水槽用ろ過器は、前記スポンジ状回転体の軸が、周面に透孔を有する中空体からなり、内部にゼオライトなどのろ材を収容していることを特徴としているから、槽内の水の濁りや悪臭などの除去、水質の調整などが同時に達成できるという優れた効果を奏する。
【0024】
また、請求項3に記載の発明に係る水槽用ろ過器は、前記スポンジ状回転体の軸が、気体を封止した中空体からなることを特徴としているから、スポンジ状回転体の浮力を増大でき、したがって、スポンジ状回転体は常に水面位置にて回転することとなり、水槽内の水に空気中の酸素を効率よく補給することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願ろ過器の一部切欠斜視図である。
【図2】スポンジ状回転体とその中空軸を示す斜視図である。
【図3】気体を封止したスポンジ状回転体の軸を示す一部切欠斜視図である。
【図4】従来のろ過器本体の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 本願ろ過器
2 第2流路板
3 スポンジ状回転体
3a 中心穴
4 係止部
5、5′ 両サイド板
6 スポンジ状回転体の軸
6a 中空胴
6b 蓋部
6a′ 周面に透孔を有しない中空胴
7 軸受孔
8 透孔
9 所望のろ材
31 ろ過器本体
32 股部
33 水汲上げ口
34 ろ過室
34a 第1室
34b 第2室
35 流路板
36 ろ過室内フィルター(ろ材)
37 パイプ
38 ポンプ
A 水槽
B 上縁
C 水槽内の水
K 気体

Claims (3)

  1. 水槽の上縁に係留させるための股部を介して槽内側に水汲上げ口を、槽外側に汲上げた水のろ過室をそれぞれ設け、該ろ過室を通したろ過水が、前記股部とこれに連続する流路板をオーバーフローして槽内に戻るようになっている水槽用ろ過器において、前記流路板を覆うように係止できる第2流路板を設け、該第2流路板にこれをオーバーフローした水により回転するスポンジ状回転体を軸支したことを特徴とする水槽用ろ過器。
  2. 前記スポンジ状回転体の軸が、周面に透孔を有する中空体からなり、内部に生物ろ過のためのろ材や水質を調整するためのろ材を収容していることを特徴とする請求項1に記載の水槽用ろ過器。
  3. 前記スポンジ状回転体の軸が、気体を封止した中空体からなることを特徴とする請求項1に記載の水槽用ろ過器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109463346A (zh) * 2018-12-28 2019-03-15 上海海洋大学 一种用于水产品暂养保活的除沫净水循环系统
CN111380090A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 宁波方太厨具有限公司 一种油烟过滤装置及应用有该装置的吸油烟机

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