JP4691546B2 - 海苔貯蔵槽の海水循環システム - Google Patents

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本発明は、海苔原藻を貯蔵する海苔貯蔵槽に海水を貯留する海水貯留槽を接続するとともに、これら海苔貯蔵槽と海水貯留槽との間で海水を循環させる海苔貯蔵槽の海水循環システムに関するものである。
従来より、乾燥海苔の製造においては、養殖場から収穫した海苔原藻を海苔貯蔵槽に海水とともに貯蔵しておき、この海苔貯蔵槽から必要量の海苔原藻を取出し、海苔原藻を細断するとともに所定の密度に調整し、その後、海苔製造装置によって抄製し乾燥させることによって乾燥海苔を製造していた。
そして、収穫した海苔原藻を貯蔵しておく海苔貯蔵槽では、乾燥海苔の製造工程に搬入されるまでの間、撹拌機構によって海苔原藻を海水中で撹拌しながら海苔原藻を貯蔵していた。
ところが、上記の海苔貯蔵槽では、収穫後から乾燥海苔の製造工程に搬入されるまでの時間が数時間から約1日程度要しており、その間に海苔貯蔵槽の内部に海苔原藻とともに貯蔵された海水の酸素濃度が低下してしまい、海苔原藻とともに貯蔵される海水の酸素濃度の低下に起因して、海苔貯蔵槽に貯蔵された海苔原藻の鮮度が低下してしまい、最終的に製造される乾燥海苔の品質が低下してしまうおそれがあった。
そこで、本発明者らは、海苔原藻を貯蔵する海苔貯蔵槽に海水を貯留する海水貯留槽を接続するとともに、海水貯留槽に貯留した海水を循環させるための海水循環流路を海水貯留槽に設け、この海水循環流路の中途部に、循環する海水に酸素を供給するための酸素供給装置を設け、海苔貯蔵槽と海水貯留槽との間で海水を循環させる海苔貯蔵槽の海水循環システムを考案した(特許文献1参照。)。
特開2007−151500号公報
ところが、上記海苔貯蔵槽の海水循環システムについて本発明者らが実機に基づいて鋭意研究を重ねたところ、循環させる海水の酸素濃度や塩分濃度(海水の比重)が所定濃度以下まで低下してしまった場合には、海水に海苔原藻からピンク色の色素が流出し、その状態の海水に酸素供給装置から酸素を供給しても酸素が海水中に良好に溶解せず、海水の酸素濃度を所望の濃度まで上昇させることが困難であることがわかった。
特に、海水貯留槽に接続する海苔貯蔵槽を複数設けた場合には、いずれかの海苔貯蔵槽の海水だけに集中して酸素を供給していると、残りの海苔貯蔵槽の海水の酸素濃度が経時的に低下してしまい、上記問題が発生することがわかった。
そこで、請求項1に係る本発明では、海苔原藻を貯蔵する海苔貯蔵槽に海水を貯留する海水貯留槽を接続するとともに、これら海苔貯蔵槽と海水貯留槽との間で海水を循環させる海苔貯蔵槽の海水循環システムにおいて、循環させる海水に酸素を供給するための酸素供給装置を設けるとともに、海水の酸素濃度が所定濃度以下の場合に循環する海水を置換するための海水置換装置を設け、前記海水貯留槽に複数の海苔貯蔵槽を海水吸引供給流路を介して接続し、海水吸引供給流路は、全ての海苔貯蔵槽に海水吸引パイプと海水供給パイプとを直接又は海水貯留槽を介して連通連結した構成とし、前記いずれかの海苔貯蔵槽から吸引した海水を海水貯留槽を介して海水供給パイプから前記いずれかの海苔貯蔵槽に供給すると同時に、残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプと海水供給パイプとを直接連通連結して、前記残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプから吸引した海水を海水貯留槽を介さずに前記残りの海苔貯蔵槽の海水供給パイプから霧状に吐出して供給し、しかも、海水の酸素濃度が所定濃度以下の場合には、海水置換装置によって循環する海水を置換するように制御することにした。
また、請求項2に係る本発明では、海苔原藻を貯蔵する海苔貯蔵槽に海水を貯留する海水貯留槽を接続するとともに、これら海苔貯蔵槽と海水貯留槽との間で海水を循環させる海苔貯蔵槽の海水循環システムにおいて、循環させる海水に酸素を供給するための酸素供給装置を設けるとともに、海水の塩分濃度が所定濃度以下の場合に循環する海水を置換するための海水置換装置を設け、前記海水貯留槽に複数の海苔貯蔵槽を海水吸引供給流路を介して接続し、海水吸引供給流路は、全ての海苔貯蔵槽に海水吸引パイプと海水供給パイプとを直接又は海水貯留槽を介して連通連結した構成とし、前記いずれかの海苔貯蔵槽から吸引した海水を海水貯留槽を介して海水供給パイプから前記いずれかの海苔貯蔵槽に供給すると同時に、残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプと海水供給パイプとを直接連通連結して、前記残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプから吸引した海水を海水貯留槽を介さずに前記残りの海苔貯蔵槽の海水供給パイプから霧状に吐出して供給し、しかも、海水の塩分濃度が所定濃度以下の場合には、海水置換装置によって循環する海水を置換するように制御することにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記海苔貯蔵槽に海水吸引パイプと海水供給パイプとを連通連結するとともに、海水供給パイプに海苔貯蔵槽の上部と下部とに配置した海水流入口を形成し、上部に設けた海水流入口から海水を霧状に吐出するように形成することにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、請求項1に係る本発明では、海苔原藻を貯蔵する海苔貯蔵槽に海水を貯留する海水貯留槽を接続するとともに、これら海苔貯蔵槽と海水貯留槽との間で海水を循環させる海苔貯蔵槽の海水循環システムにおいて、循環させる海水に酸素を供給するための酸素供給装置を設けるとともに、海水の酸素濃度が所定濃度以下の場合に循環する海水を置換するための海水置換装置を設けているために、海苔貯蔵槽に海苔原藻を貯蔵しておく期間中に酸素濃度の低下によって海苔原藻から海水中に色素が流出してしまうのを防止することができるとともに、海苔貯蔵槽に海苔原藻とともに貯蔵される海水の酸素濃度を良好に保持することができ、これにより、海苔貯蔵槽に貯蔵される海苔原藻の鮮度を向上させることができ、ひいては、乾燥海苔の品質を向上させることができる。
また、請求項2に係る本発明では、海苔原藻を貯蔵する海苔貯蔵槽に海水を貯留する海水貯留槽を接続するとともに、これら海苔貯蔵槽と海水貯留槽との間で海水を循環させる海苔貯蔵槽の海水循環システムにおいて、循環させる海水に酸素を供給するための酸素供給装置を設けるとともに、海水の塩分濃度が所定濃度以下の場合に循環する海水を置換するための海水置換装置を設けているために、海苔貯蔵槽に海苔原藻を貯蔵しておく期間中に塩分濃度の低下によって海苔原藻から海水中に色素が流出してしまうのを防止することができるとともに、海苔貯蔵槽に海苔原藻とともに貯蔵される海水の酸素濃度を良好に保持することができ、これにより、海苔貯蔵槽に貯蔵される海苔原藻の鮮度を向上させることができ、ひいては、乾燥海苔の品質を向上させることができる。
また、請求項3に係る本発明では、海苔貯蔵槽に海水吸引パイプと海水供給パイプとを連通連結するとともに、海水供給パイプに海苔貯蔵槽の上部と下部とに配置した海水流入口を形成し、上部に設けた海水流入口から海水を霧状に吐出するように形成しているために、上下の海水流入口から海水を供給することで海苔貯蔵槽の内部の海水の酸素濃度を全体的に均一に上昇させることができ、また、海水流入口から海水を霧状に吐出することで海苔貯蔵槽への海水の吐出に伴って大気中の酸素を海水に供給することができ、海苔貯蔵槽の内部の海水の酸素濃度を上昇させることができ、海苔原藻の鮮度向上や乾燥海苔の品質向上を図ることができる。
また、請求項1〜請求項3のいずれかに係る本発明では、海水貯留槽に複数の海苔貯蔵槽を海水吸引供給流路を介して接続し、海水吸引供給流路は、いずれかの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプと海水供給パイプとを海水貯留槽を介して連通連結して、いずれかの海苔貯蔵槽から吸引した海水を海水貯留槽を介して海水供給パイプの上部及び下部の海水流入口からいずれかの海苔貯蔵槽に供給する一方、残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプと海水供給パイプとを直接連通連結して、残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプから吸引した海水を海水貯留槽を介さずに残りの海苔貯蔵槽の海水供給パイプの上部の海水流入口から供給するように構成しているために、一台の海水貯留槽を用いて複数の海苔貯蔵槽の内部の海水を循環させることができるとともに、全ての海苔貯蔵槽の海水の酸素濃度を良好に保持することができるので、大量の海苔原藻の鮮度向上や乾燥海苔の品質向上を図ることができる。
以下に、本発明に係る海苔貯蔵槽の海水循環システムの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、海水循環システム1は、海苔原藻を海水とともに貯蔵しておくための複数台(ここでは、3台)の海苔貯蔵槽2,3,4に一定量の海水を貯留しておくための海水貯留槽5を海水吸引供給流路6を介して接続して、海苔貯蔵槽2,3,4と海水貯留槽5との間で海水を循環させるように構成している。
また、海水循環システム1は、海水貯留槽5に海水循環流路7を接続して、海水貯留槽5に貯留した海水を循環させるように構成するとともに、海水循環流路7の中途部に循環する海水を冷却するための海水冷却装置8と循環する海水に酸素を供給するための酸素供給装置9とを循環する海水の上流側から順に介設している。
海水循環システム1は、図1に示すように構成しており、この海水循環システム1を構成する海苔貯蔵槽2,3,4、海水貯留槽5、海水吸引供給流路6、海水循環流路7の具体的な構造について以下に説明する。
まず、海苔貯蔵槽2,3,4の構造について説明すると、海苔貯蔵槽2,3,4は同様の構造となっており、海苔貯蔵槽2は、図2及び図3に示すように、上部を開口した矩形箱型状に形成している。
この海苔貯蔵槽2は、前後の側壁10,11の中央上部間に左右一対の支持体12,13を架設し、支持体12,13の中央上部に撹拌モータ14を取付け、撹拌モータ14の回動軸15を海苔貯蔵槽2の内部に向けて垂下するとともに、回動軸15に複数個の撹拌翼16を上下に間隔をあけて放射状に取付けている。
これにより、海苔貯蔵槽2は、撹拌モータ14を駆動することによって撹拌翼16で貯蔵する海苔原藻を撹拌することができるようになっている。
また、海苔貯蔵槽2は、角部に箱型状の吸引水槽17を着脱自在に取付け、この吸引水槽17の内部に吸引ポンプ18を配置しており、この吸引ポンプ18に海水吸引供給流路6の海水吸引パイプ19を接続している。
この吸引水槽17は、図4に示すように、枠体20の側面及び底面を閉塞して上部に開口21を形成するとともに、前面に多孔質板状のパンチングメタル22を取付け、さらに、枠体20にフック23,24を取付けている。この吸引水槽17は、海苔貯蔵槽2の縁部にフック23,24で吊り下げており、海苔貯蔵槽2から容易に着脱できるようにしている。また、吸引水槽17のパンチングメタル22は、海苔貯蔵槽2の内部から海水だけを吸引し海苔原藻を吸引しないようにするフィルターとして機能している。そして、吸引水槽17は、海苔貯蔵槽2から取り外すことによって、パンチングメタル22に詰まった海苔原藻を容易に除去できるようになっている。
また、海苔貯蔵槽2は、図2及び図3に示すように、上部に海水吸引供給流路6の海水供給パイプ25を取付けている。この海水供給パイプ25は、先端部で上部側パイプ26と下部側パイプ27とに分岐するとともに、これらの上部側パイプ26と下部側パイプ27との間に海水供給パイプ25から上部側パイプ26への流入だけを可能とし、上部側パイプ26から海水供給パイプ25への流入を阻止する逆止弁28を介設し、さらには、上部側パイプ26と海水吸引パイプ19とを三方コック29を介して接続している。ここで、三方コック29は、図示しないコントローラに接続されており、コントローラによって流路の変更を制御できるようにしている。
これにより、三方コック29を海水吸引パイプ19の上流側から下流側へ連通させた状態とすることで、吸引ポンプ18で吸引した海水を海水吸引パイプ19から海水貯留槽5へと吸引し、また、海水貯留槽5からの海水を海水供給パイプ25の上部側パイプ26と下部側パイプ27から海苔貯蔵槽2へと供給し(図8参照。)、一方、三方コック29を海水吸引パイプ19の上流側から海水供給パイプ25の上部側パイプ26へ連通させた状態とすることで、吸引ポンプ18で吸引した海水を海水供給パイプ25の上部側パイプ26から海苔貯蔵槽2へと供給するようになっている(図9又は図10参照。)。
さらに、海苔貯蔵槽2は、上部側パイプ26に海水を海苔貯蔵槽2の内部へ向けて霧状に吐出する複数の海水流入口30を水平方向に間隔をあけて形成するとともに、下部側パイプ27を海苔貯蔵槽2の内部に垂下して先端部に海水流入口31を形成している。ここで、上部側パイプ26の海水流入口30は、海苔貯蔵槽2の海水面よりも上方に配置し、一方、下部側パイプ27の海水流入口31は、海苔貯蔵槽2に貯蔵した海水の内部に配置している。
このようにして、海苔貯蔵槽2には、海水吸引供給流路6の海水吸引パイプ19と海水供給パイプ25を接続しており、海苔貯蔵槽2の内部の海水を海水吸引パイプ19から吸引するとともに、海苔貯蔵槽2の内部に海水を海水供給パイプ25から供給して、海苔貯蔵槽2の内部の海水を循環させるようにしている。
次に、海水貯留槽5の構造について説明すると、海水貯留槽5は、図5〜図7に示すように、上部を開口した矩形箱型状の本体水槽32の側部に上部を開口した矩形箱型状の供給水槽33と排出水槽34とを取付けている。
また、海水貯留槽5は、本体水槽32の内部に仕切壁35を形成し、この仕切壁35によって本体水槽32の内部を流入側小水槽36と流出側大水槽37とに区画している。そして、流入側小水槽36には、海苔貯蔵槽2から海水を流入させるための海水流入口38を形成し、この海水流入口38に海水吸引供給流路6の海水流入パイプ39を接続し、さらに、海苔貯蔵槽2からの海水流入口38の直下方位置に酸素供給装置9から海水を流入させるための海水流入口40を形成し、この海水流入口40に海水循環流路7の海水供給パイプ41を接続している。また、流出側大水槽37には、底部に吸引ポンプ42を配置し、この吸引ポンプ42に海水循環流路7の海水吸引パイプ43を接続している。さらに、流出側大水槽37には、下部に海水流出口44を形成し、この海水流出口44に連通パイプ45の始端部を接続するとともに、この連通パイプ45の終端部を供給水槽33に連通連結している。
このようにして、海水貯留槽5は、本体水槽32に海水循環流路7の海水吸引パイプ43と海水供給パイプ41を接続しており、本体水槽32の内部に貯留した海水を吸引ポンプ42を用いて海水吸引パイプ43から吸引するとともに、本体水槽32の内部に海水を海水供給パイプ41から供給して、本体水槽32の内部に貯留した海水を循環させるようにしている。
また、海水貯留槽5は、供給水槽33の内部に仕切壁46を形成し、この仕切壁46によって供給水槽33の内部を貯留水槽47とオーバーフロー水槽48とに区画している。そして、貯留水槽47には、底部に海水流入口49を形成し、この海水流入口49に連通パイプ45を接続している。これにより、海水貯留槽5は、本体水槽32と供給水槽33とを連通パイプ45を介して連通連結している。また、オーバーフロー水槽48には、内部に吸引ポンプ51を配置し、この吸引ポンプ51に海水吸引供給流路6の海水流出パイプ52を接続している。
また、海水貯留槽5は、排出水槽34の底部に排出口53を形成し、この排出口53に排出パイプ54を接続している。
また、海水貯留槽5は、本体水槽32と排出水槽34の上部に異物除去機構55を取付けている。
この異物除去機構55は、本体水槽32と排出水槽34の上方に回動軸56,57を架設し、各回動軸56,57の両端部にスプロケット58,59,60,61を取付け、各スプロケット58,59,60,61に連動チェーン62,63を巻回し、両連動チェーン62,63の間にスクレーパー64を下方へ向けて架設しており、排出水槽34の上方に架設した回動軸57には、駆動モータ65を連動機構66を介して連動連結している。なお、図中、67,68,69,70は軸支持体である。
この異物除去機構55は、駆動モータ65を駆動することによって連動チェーン62,63が回動し、それに伴ってスクレーパー64が本体水槽32の水面上を排出水槽34へ向けて移動し、本体水槽32の水面に浮遊している異物を排出水槽34へ向けて除去するようにしている。
次に、海水吸引供給流路6の構造について説明すると、海水吸引供給流路6は、図1に示すように、各海苔貯蔵槽2,3,4に連通する海水吸引パイプ19と海水貯留槽5に連通する海水流入パイプ39とを連結パイプ71で連通連結することによって海水吸引流路72を形成し、一方、海水貯留槽5に連通する海水流出パイプ52と各海苔貯蔵槽2,3,4に連通する海水供給パイプ25とを連結パイプ73で連通連結することによって海水供給流路74を形成している。
また、海水吸引供給流路6は、海水吸引流路72の中途部に内部の海水を置換するための海水置換装置75を設けている。
この海水置換装置75は、海水吸引流路72の連結パイプ71の中途部に三方コック76を介して排水パイプ77を接続するとともに、三方コック76よりも下流側の連結パイプ71の中途部に三方コック78を介して海水タンク79を接続し、海水タンク79に塩分供給装置80を接続し、この塩分供給装置80の供給パイプ81を海水貯留槽5の本体水槽32に連通連結している。ここで、海水タンク79には、所定濃度以上の酸素濃度の新鮮な海水を貯留している。また、三方コック76,78には、図示しないコントローラが接続されており、コントローラによって流路の変更を制御できるようにしている。また、コントローラには、海水貯留槽5の本体水槽32の内部に配置した酸素濃度検出センサー82と塩分濃度検出センサー83が接続されており、これらの各センサー82,83によってコントローラで海水の酸素濃度や塩分濃度を検出できるようになっている。なお、酸素濃度検出センサー82や塩分濃度検出センサー83は、海水中の色素の濃度を検出する色センサーで代替してもよい。
そして、海水置換装置75は、酸素濃度検出センサー82によって海水の酸素濃度が所定濃度以下であることを検出した場合には、三方コック76を海水吸引パイプ19と排水パイプ77とが連通する状態にして各海苔貯蔵槽2,3,4から吸引した海水を排出するとともに、三方コック78を海水タンク79と海水流入パイプ39とが連通する状態にして海水タンク79から所定濃度以上の酸素濃度の新鮮な海水を海水貯留槽5に供給するようにしている。これにより、海水置換装置75は、各海苔貯蔵槽2,3,4と海水貯留槽5との間を循環する海水を所定濃度以上の酸素濃度の海水に置換するようにしている。
また、海水置換装置75は、塩分濃度検出センサー83によって海水の塩分濃度が所定濃度以下であることを検出した場合には、三方コック76を海水吸引パイプ19と排水パイプ77とが連通する状態にして各海苔貯蔵槽2,3,4から吸引した海水を排出するとともに、海水タンク79から海水貯留槽5に塩分供給装置80を介して所定濃度以上の塩分濃度の海水を供給するようにしている。これにより、海水置換装置75は、各海苔貯蔵槽2,3,4と海水貯留槽5との間を循環する海水を所定濃度以上の塩分濃度の海水に置換するようにしている。
また、海水吸引供給流路6は、海水流出パイプ52の中途部に殺菌装置84を介設している。この殺菌装置84は、活性炭や紫外線照射器を内蔵しており、海水流出パイプ52を通って各海苔貯蔵槽2,3,4に供給される海水中の有機物を分解し脱臭・除菌するようにしている。
さらに、海水吸引供給流路6は、海水供給流路74の連結パイプ73の中途部に三方コック85,86を介設して、海水供給流路74を各海苔貯蔵槽2,3,4の海水供給パイプ25に分岐している。ここで、三方コック85,86は、図示しないコントローラに接続されており、コントローラによって流路の変更を制御できるようにしている。
次に、海水循環流路7の構造について説明すると、海水循環流路7は、図1に示すように、海水貯留槽5に接続した海水吸引パイプ43に海水冷却装置8を接続するとともに、この海水冷却装置8に連通パイプ50を接続し、この連通パイプ50に酸素供給装置9を接続し、この酸素供給装置9に海水供給パイプ41を接続し、この海水供給パイプ41に海水貯留槽5を接続している。なお、酸素供給装置9は、オゾンを海水中に供給するようにして、オゾンによる殺菌を行えるように構成してもよい。
そして、海水循環流路7は、海水貯留槽5の内部の海水を海水吸引パイプ43から吸引し、海水冷却装置8によって所定の温度に冷却するとともに、酸素供給装置9によって酸素を飽和溶解濃度まで供給し、再び海水貯留槽5の内部に戻すようにしている。
海水循環システム1は、以上に説明したように構成しており、海苔貯蔵槽2,3,4に設けた吸引ポンプ18と海水貯留槽5に設けた吸引ポンプ42,51と海水吸引供給流路6に設けた三方コック29,76,78,85,86を駆動制御することによって、海苔貯蔵槽2,3,4と海水貯留槽5との間で海水を循環させるとともに、海水貯留槽5の内部の海水を海水冷却装置8及び酸素供給装置9を介して循環させるようにしている。
すなわち、海苔貯蔵槽2,3,4に海苔原藻とともに貯蔵されている海水は、図1に示すように、吸引ポンプ18によって吸引され、海水吸引パイプ19、海水吸引流路72、海水流入パイプ39を通って海水貯留槽5の流入側小水槽36に流入する。その後、海水は、仕切壁35をオーバーフローして流入側小水槽36から流出側大水槽37へと流れ、その際に、異物除去機構55によって異物が除去される。その後、流出側大水槽37に貯留された海水は、吸引ポンプ42によって吸引され、海水吸引パイプ43、海水冷却装置8、連通パイプ50、酸素供給装置9、海水供給パイプ41を通って再び海水貯留槽5の流入側小水槽36に流入する。また、流出側大水槽37に貯留された海水は、水圧によって海水流出口44から連通パイプ45を通って貯留水槽47に流入し、仕切壁46をオーバーフローしてオーバーフロー水槽48に流入し、その後、吸引ポンプ51によって吸引され、海水流出パイプ52、海水供給流路74、海水供給パイプ25を通って海苔貯蔵槽2,3,4に流入する。
その際に、上記構成の海水循環システム1では、いずれかの海苔貯蔵槽2,3,4の海水吸引パイプ19から吸引した海水を海水貯留槽5を介して海水供給パイプ25の上部及び下部の海水流入口30,31からいずれかの海苔貯蔵槽2,3,4に供給する一方、残りの海苔貯蔵槽2,3,4の海水吸引パイプ19から吸引した海水を海水貯留槽5を介さずに残りの海苔貯蔵槽2,3,4の海水供給パイプ25の上部の海水流入口30から供給することができる。
すなわち、図8に示すように、海苔貯蔵槽2に設けた三方コック29を海水吸引パイプ19の上流側から下流側へ連通させた状態とするとともに、海苔貯蔵槽3,4に設けた三方コック29を海水吸引パイプ19の上流側から海水供給パイプ25の上部側パイプ26へ連通させた状態とし、海水供給流路74に設けた三方コック85を連結パイプ73から海苔貯蔵槽2の海水供給パイプ25へ連通させた状態とすることで、海苔貯蔵槽2の海水吸引パイプ19から吸引した海水を海水貯留槽5を介して海水供給パイプ25の上部及び下部の海水流入口30,31から海苔貯蔵槽2に供給する一方、残りの海苔貯蔵槽3,4の海水吸引パイプ19から吸引した海水を海水貯留槽5を介さずに残りの海苔貯蔵槽3,4の海水供給パイプ25の上部の海水流入口30から供給することができる。
また、図9に示すように、海苔貯蔵槽3に設けた三方コック29を海水吸引パイプ19の上流側から下流側へ連通させた状態とするとともに、海苔貯蔵槽2,4に設けた三方コック29を海水吸引パイプ19の上流側から海水供給パイプ25の上部側パイプ26へ連通させた状態とし、海水供給流路74に設けた三方コック85,86を連結パイプ73から海苔貯蔵槽3の海水供給パイプ25へ連通させた状態とすることで、海苔貯蔵槽3の海水吸引パイプ19から吸引した海水を海水貯留槽5を介して海水供給パイプ25の上部及び下部の海水流入口30,31から海苔貯蔵槽3に供給する一方、残りの海苔貯蔵槽2,4の海水吸引パイプ19から吸引した海水を海水貯留槽5を介さずに残りの海苔貯蔵槽2,4の海水供給パイプ25の上部の海水流入口30から供給することができる。
さらに、図10に示すように、海苔貯蔵槽4に設けた三方コック29を海水吸引パイプ19の上流側から下流側へ連通させた状態とするとともに、海苔貯蔵槽2,3に設けた三方コック29を海水吸引パイプ19の上流側から海水供給パイプ25の上部側パイプ26へ連通させた状態とし、海水供給流路74に設けた三方コック85,86を連結パイプ73から海苔貯蔵槽4の海水供給パイプ25へ連通させた状態とすることで、海苔貯蔵槽4の海水吸引パイプ19から吸引した海水を海水貯留槽5を介して海水供給パイプ25の上部及び下部の海水流入口30,31から海苔貯蔵槽4に供給する一方、残りの海苔貯蔵槽2,3の海水吸引パイプ19から吸引した海水を海水貯留槽5を介さずに残りの海苔貯蔵槽2,3の海水供給パイプ25の上部の海水流入口30から供給することができる。
このように、上記海水循環システム1では、海苔原藻を貯蔵する海苔貯蔵槽2,3,4に海水を貯留する海水貯留槽5を接続して、これら海苔貯蔵槽2,3,4と海水貯留槽5との間で海水を循環させるようにしており、しかも、海水貯留槽5に貯留した海水を循環させるための海水循環流路7を海水貯留槽5に設け、この海水循環流路7の中途部に、循環する海水に酸素を供給するための酸素供給装置9を設けているために、海苔貯蔵槽2,3,4に海苔原藻を貯蔵しておく期間中に海苔貯蔵槽2,3,4に海苔原藻とともに貯蔵される海水の酸素濃度が低下するのを未然に防止することができ、これにより、海苔貯蔵槽2,3,4に貯蔵される海苔原藻の鮮度を向上させることができるとともに、鮮度を向上させた海苔原藻を原料として乾燥海苔を製造することで乾燥海苔の品質を向上させることができる。
特に、上記海水循環システム1では、海水の酸素濃度が所定濃度以下の場合に循環する海水を置換するための海水置換装置75を設けているために、海苔貯蔵槽2,3,4に海苔原藻を貯蔵しておく期間中に酸素濃度の低下によって海苔原藻から海水中に色素が流出してしまうのを防止することができるとともに、海苔貯蔵槽2,3,4に海苔原藻とともに貯蔵される海水の酸素濃度を良好に保持することができ、これにより、海苔貯蔵槽2,3,4に貯蔵される海苔原藻の鮮度を向上させることができ、ひいては、乾燥海苔の品質を向上させることができる。
また、上記海水循環システム1では、海水の塩分濃度が所定濃度以下の場合に循環する海水を置換するための海水置換装置75を設けているために、海苔貯蔵槽2,3,4に海苔原藻を貯蔵しておく期間中に塩分濃度の低下によって海苔原藻から海水中に色素が流出してしまうのを防止することができるとともに、海苔貯蔵槽2,3,4に海苔原藻とともに貯蔵される海水の酸素濃度を良好に保持することができ、これにより、海苔貯蔵槽2,3,4に貯蔵される海苔原藻の鮮度を向上させることができ、ひいては、乾燥海苔の品質を向上させることができる。
また、上記海水循環システム1では、海苔貯蔵槽2,3,4に海水吸引パイプ19と海水供給パイプ25とを連通連結するとともに、海水供給パイプ25に海苔貯蔵槽2,3,4の上部と下部とに配置した海水流入口30,31を形成し、上部に設けた海水流入口30から海水を霧状に吐出するように形成しているために、上下の海水流入口30,31から海水を供給することで海苔貯蔵槽2,3,4の内部の海水の酸素濃度を全体的に均一に上昇させることができ、また、海水流入口30から海水を霧状に吐出することで海苔貯蔵槽2,3,4への海水の吐出に伴って大気中の酸素を海水に供給することができ、海苔貯蔵槽2,3,4の内部の海水の酸素濃度を上昇させることができ、海苔原藻の鮮度向上や乾燥海苔の品質向上を図ることができる。
また、上記海水循環システム1では、海水貯留槽5に複数の海苔貯蔵槽2,3,4を海水吸引供給流路6を介して接続し、海水吸引供給流路6は、いずれかの海苔貯蔵槽2,3,4の海水吸引パイプ19と海水供給パイプ25とを海水貯留槽5を介して連通連結して、いずれかの海苔貯蔵槽2,3,4から吸引した海水を海水貯留槽5を介して海水供給パイプ25の上部及び下部の海水流入口30,31からいずれかの海苔貯蔵槽2,3,4に供給する一方、残りの海苔貯蔵槽2,3,4の海水吸引パイプ19と海水供給パイプ25とを直接連通連結して、残りの海苔貯蔵槽2,3,4の海水吸引パイプ19から吸引した海水を海水貯留槽5を介さずに残りの海苔貯蔵槽2,3,4の海水供給パイプ25の上部の海水流入口30から供給するように構成しているために、一台の海水貯留槽5を用いて複数の海苔貯蔵槽2,3,4の内部の海水を循環させることができるとともに、全ての海苔貯蔵槽2,3,4の海水の酸素濃度を良好に保持することができるので、大量の海苔原藻の鮮度向上や乾燥海苔の品質向上を図ることができる。
本発明に係る海水循環システムを示す説明図。 海苔貯蔵槽を示す側面断面図。 同平面図。 吸引水槽を示す斜視図。 海水貯留槽を示す平面図。 同側面断面図。 同側面断面図。 海水循環システムの動作を示す説明図。 海水循環システムの動作を示す説明図。 海水循環システムの動作を示す説明図。
符号の説明
1 海水循環システム 2,3,4 海苔貯蔵槽
5 海水貯留槽 6 海水吸引供給流路
7 海水循環流路 8 海水冷却装置
9 酸素供給装置 10,11 側壁
12,13 支持体 14 撹拌モータ
15 回動軸 16 撹拌翼
17 吸引水槽 18 吸引ポンプ
19 海水吸引パイプ 20 枠体
21 開口 22 パンチングメタル
23,24 フック 25 海水供給パイプ
26 上部側パイプ 27 下部側パイプ
28 逆止弁 29 三方コック
30 海水流入口 31 海水流入口
32 本体水槽 33 供給水槽
34 排出水槽 35 仕切壁
36 流入側小水槽 37 流出側大水槽
38 海水流入口 39 海水流入パイプ
40 海水流入口 41 海水供給パイプ
42 吸引ポンプ 43 海水吸引パイプ
44 海水流出口 45 連通パイプ
46 仕切壁 47 貯留水槽
48 オーバーフロー水槽 49 海水流入口
50 連通パイプ 51 吸引ポンプ
52 海水流出パイプ 53 排出口
54 排出パイプ 55 異物除去機構
56,57 回動軸 58,59,60,61 スプロケット
62,63 連動チェーン 64 スクレーパー
65 駆動モータ 66 連動機構
67,68,69,70 軸支持体 71 連結パイプ
72 海水吸引流路 73 連結パイプ
74 海水供給流路 75 海水置換装置
76 三方コック 77 排水パイプ
78 三方コック 79 海水タンク
80 塩分供給装置 81 供給パイプ
82 酸素濃度検出センサー 83 塩分濃度検出センサー
84 殺菌装置 85,86 三方コック

Claims (3)

  1. 海苔原藻を貯蔵する海苔貯蔵槽に海水を貯留する海水貯留槽を接続するとともに、これら海苔貯蔵槽と海水貯留槽との間で海水を循環させる海苔貯蔵槽の海水循環システムにおいて、
    循環させる海水に酸素を供給するための酸素供給装置を設けるとともに、海水の酸素濃度が所定濃度以下の場合に循環する海水を置換するための海水置換装置を設け
    前記海水貯留槽に複数の海苔貯蔵槽を海水吸引供給流路を介して接続し、海水吸引供給流路は、全ての海苔貯蔵槽に海水吸引パイプと海水供給パイプとを直接又は海水貯留槽を介して連通連結した構成とし、
    前記いずれかの海苔貯蔵槽から吸引した海水を海水貯留槽を介して海水供給パイプから前記いずれかの海苔貯蔵槽に供給すると同時に、残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプと海水供給パイプとを直接連通連結して、前記残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプから吸引した海水を海水貯留槽を介さずに前記残りの海苔貯蔵槽の海水供給パイプから霧状に吐出して供給し、
    しかも、海水の酸素濃度が所定濃度以下の場合には、海水置換装置によって循環する海水を置換するように制御することを特徴とする海苔貯蔵槽の海水循環システム。
  2. 海苔原藻を貯蔵する海苔貯蔵槽に海水を貯留する海水貯留槽を接続するとともに、これら海苔貯蔵槽と海水貯留槽との間で海水を循環させる海苔貯蔵槽の海水循環システムにおいて、
    循環させる海水に酸素を供給するための酸素供給装置を設けるとともに、海水の塩分濃度が所定濃度以下の場合に循環する海水を置換するための海水置換装置を設け
    前記海水貯留槽に複数の海苔貯蔵槽を海水吸引供給流路を介して接続し、海水吸引供給流路は、全ての海苔貯蔵槽に海水吸引パイプと海水供給パイプとを直接又は海水貯留槽を介して連通連結した構成とし、
    前記いずれかの海苔貯蔵槽から吸引した海水を海水貯留槽を介して海水供給パイプから前記いずれかの海苔貯蔵槽に供給すると同時に、残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプと海水供給パイプとを直接連通連結して、前記残りの海苔貯蔵槽の海水吸引パイプから吸引した海水を海水貯留槽を介さずに前記残りの海苔貯蔵槽の海水供給パイプから霧状に吐出して供給し、
    しかも、海水の塩分濃度が所定濃度以下の場合には、海水置換装置によって循環する海水を置換するように制御することを特徴とする海苔貯蔵槽の海水循環システム。
  3. 前記海苔貯蔵槽に海水吸引パイプと海水供給パイプとを連通連結するとともに、海水供給パイプに海苔貯蔵槽の上部と下部とに配置した海水流入口を形成し、上部に設けた海水流入口から海水を霧状に吐出するように形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の海苔貯蔵槽の海水循環システム。
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