JP2005052519A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パイプ係止部の強度を十分に確保しつつ、操作性の良い電気掃除機を提供すること。
【解決手段】 下面を形成する下ケース2bと、該下ケース2bの上面を覆う上ケース2aとから電気掃除機本体1を構成し、該掃除機本体1にホース10、延長管11などのパイプを接続してなる電気掃除機であって、前記上ケース2aの前面側下部にパイプ突起部13を係止する凹部19を備えたホルダ部14を設けるとともに前記下ケース2bに該凹部19と重なり合う開口部22aを設け、前記下ケース21によって前記上ケース2aのホルダ部14を包み込んで二重構造となるようにした。この場合、上ケース2aのホルダ部14を包み込む下ケース2bの一部24が、上ケース2aホルダ部14の係止凹部19に突出している。また、パイプ突起部13がほぼ逆L字状に形成され、その突出部13bが断面ほぼコ字状に形成したホルダ部14の凹部19に係止される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気掃除機に係り、さらに詳しくは、延長管等を掃除機本体に係止取り付けすることができる電気掃除機及びパッキン取り付け孔に取り付けるパッキンに関する。
従来の電気掃除機の掃除機本体は、電動送風機を挟持するための上下ケースからそれぞれ突設され、先端部が当設する連結リブの当設部分をネジ等で連結した連結具を備え、その近傍に掃除機本体の立位収納時に、延長管より突設された突起部を取り付けるための係止手段を設けている(例えば、特許文献1参照)。
一方、従来の電気掃除機のパッキン取り付け孔に取り付けるパッキンは、外側フランジ部と吸引側フランジ部によってパッキン取り付け孔を挟み込んで固定させるが、外側フランジ部より位置決め用の突出部を2カ所突出させてそれを相手部品と嵌合させることにより、上下方向の位置決めを行っていた(例えば、特許文献2参照)
また、従来のパッキンは、パッキンタイト部をホース差込側に設けているが、ホース差込口との気密を確保するためにホース差込口の外径よりもパッキンタイト部の内径を小さくして、ホース差込口とパッキンタイト部とが干渉するようにしてある(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−113317号公報(第8−9頁、図1) 実公平5−20280号公報(図1(A)、(B)、(C)、(D)) 実公平5−20280号公報(第6頁、図6)
特許文献1にかかる電気掃除機の掃除機本体においては、電動送風機は通常電気掃除機本体の後方に位置しており、それを挟持するためのリブは本体の前後方向のほぼ中央に配設されるため、延長管を取り付ける係止手段も同位置に配設される。しかし、電気掃除機本体は小型化しているので、立位状態にした場合、床面に設置する後背面から係止手段までの距離は短くなる傾向にあり、このため延長管より突設する突起部は、延長管の先端付近か吸込具の接続パイプ部近傍に設置するようになっている。
しかしながら、このようにすると、ソファーの下などの隙間部等を掃除する場合は突起部が邪魔になり、吸込具の接続パイプ部の可動傾斜範囲が狭くなって、掃除がしにくくなるという問題があった。また、立位状態にした場合において、電気掃除機本体の上部より係止手段まで距離があるため、延長管の係止が容易でなく、操作性も悪い。さらに、連結リブの当設部分をネジ等で連結する場合、連結具を本体下面より取り付けなければならず、このため、製造効率が悪く、部品点数も増え、コストアップとなってしまう。そのため、下ケースなどに凹部を備えた係止手段を単独に形成することもできるが、強度が低下してしまう。
また、特許文献2にかかるパッキン構造においては、パッキン取り付け孔を挟むようにしてパッキンを取り付けたあと、上ケースと前ケースの組み立てを行っているが、上ケースの前側壁と前ケースとを滑らせながら組み立てる場合は、パッキンの位置決め用突出部が前ケースと接触してめくれてしまう場合があった。
さらに、特許文献3にかかるパッキン構造においては、パッキンは通常ゴム等の軟質材によって構成されており、ホースを差し込む場合にホース差込口とパッキンタイト部が干渉してしまい、滑り性が良くなかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、掃除機本体に設けたパイプ係止部の強度を十分に確保しつつ、操作性の良い電気掃除機を提供することを目的とする。
また、上ケースの前側壁と前ケースを相互に滑動させて組み立てる場合であっても、パッキンの突出部が前ケースと接触してめくれてしまうことがない電気掃除機を提供することを目的とする。
さらに、パッキンにホースを差し込むときに、パッキンの滑り性を向上させることができる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明に係る電気掃除機は、下面を形成する下ケースと、この下ケースの上面を覆う上ケースとから電気掃除機本体を構成し、この掃除機本体にホース、延長管などのパイプを接続してなる電気掃除機であって、上ケースの前面側下部にパイプ突起部を係止する凹部を備えたホルダ部を設けるとともに、下ケースに凹部と重なり合う開口部を設け、下ケースによって上ケースのホルダ部を包み込んで二重構造になるようにした。
本発明に係る電気掃除機によれば、上ケースのホルダ部を下ケースで包み込んで二重構造としたため、別部品等を追加しなくても十分な強度を得ることができ、製造効率、操作性が良好で、収納時に延長管を堅固に保持することができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の斜視図、図2(a)、(b)は図1に示す電気掃除機本体の縦断面図およびその要部の縦断面図、図3は図1に示す電気掃除機本体を底面側よりみた斜視図、図4(a)、(b)、(c)は図3に示す電気掃除機本体の下ケースを内面側からみた状態を示す斜視図、その要部の斜視図、及び要部を底面側からみた斜視図、図5(a)、(b)は本体ケースの上ケースの斜視図及びその要部の斜視図、図6、図7(a)、(b)、図8はそれぞれ延長管の立位収納時の作用説明図である。
図において、電気掃除機本体1は、下面を形成する下ケース2bと、下ケース2bの上面を覆う上ケース2aと、前面部を形成してホースが接続される前ケース2cとからなる本体ケース2によって形成されている。なお、下ケース2bは軽量化のためにPP樹脂によって構成され、上ケース2aは意匠的観点からABS樹脂によって構成されている。
本体ケース2の前面下側には旋回輪3aが取り付けられ、本体ケース2の後側両側面には従動後輪3bが取り付けられており、これらによって床面上を走行できるようになっている。本体ケース2の上部には上下方向に回動自在のハンドル4が設けられ、本体ケース2の前側下部には、電気掃除機本体1を立位状態にするための手かけ用凹部5が形成されている。
また、本体ケース2の後部上面および後部下面には、電気掃除機本体1を立位状態にした際の支持部として、第1、第2、第3の載置部6a,6b,6cが突設されている。
図4に示すように、下ケース2bは、上面が開放された底面2dと、その周囲に設けられ上方向に立設した側面2eを備えた先細の舟形の形状をなしている。一方、上ケース2aは、図5に示すように、後部に形成した後側平面部2fとその両側と後部に設けられ下方に垂下した後側壁部2gからなる後背部と、前部に形成した前側平面2hとその両側と前部に設けられ上方に立設した前側壁部2iからなる前面部とからなり、後側壁部2gと後側壁部2iとは上下方向に位置をずらして接触しており、前側平面部2hと後側平面部2fとの間には空間部2jを形成している。
そして、電気掃除機本体1は、上ケース2aの後部と下ケース2bとで電動送風機7を収納する電動送風機収納室8を構成し、上ケース2aの前部と下ケース2bは集塵室9をを形成する。
そして、ホース10は、その差込口10aが集塵室9と気密を保ちながら本体ケース2に着脱自在に設置される。ホース10の他端には、延長管11が接続され、さらに吸込具12が取り付けられている。延長管11には、立位収納時の係合手段として、延長管11の長さ方向のほぼ中央部に、吸込具12の接続部側に向かってほぼ逆L字形をなすスタンド収納用のパイプ突起部13(以下、単に突起部という)が設けられている。この突起部13は、図7に示すように、基部13aと、基部13aより延長管の軸方向に曲げられた突出部13bによって形成されている。
本体ケース2の下面には、延長管11の突起部13と嵌合するためのホルダ部14が設けられており、上ケース2aより下面に向かい突設され、下ケース2bがそのホルダ部14を包み込むような形状をとり、前側を開放させて二重構造となるようにしてある。なお、ホルダ部14の位置は電気掃除機本体1の前部に配置しており、これに対応して延長管11のスタンド収納用の突起部13は延長管11の中央部付近に配設している。
次に、上ケース2aの前部について詳述すると、図5に示すように、前部にはほぼ垂直に立設された前側側壁2iと前側平面2hにより支持された開口板15が設けられ、開口板15にはほぼ円形のパッキン取付孔16が形成され、その下部には縦長の切り欠き孔17が形成されている。そしてこの切り欠き孔17にパッキン(後述)を嵌合させ、ホース差込口10aを本体ケース2のホース受入口18に挿入して、パッキンを介して本体ケース2に取り付けるようにしてある。
上ケース2aの前側底部には、延長管11の立位収納用の突出部13を収納するホルダ部14が形成され、その下部には、突起部13を係止する断面ほぼコ字状の係止凹部19を設けてあり、その係止凹部19を立設した両側面20a,20bと中央板20cによって支持している。なお、係止凹部19の底面20にはその開口側にほぼコ字状に切欠した切欠部21が形成されている。
一方、下ケース2bの前部について詳述すると、図4に示すように、上ケース2aのホルダ部14を挿入する挿入凹部22が設けられており、この挿入凹部22の前側には誘導壁面23が立設されて、上ケース2aのホルダ部14が誘導壁面23に沿ってスライドして挿入凹部22に嵌合されるようになっている。すなわち、図6に示すように、上ケース2aのホルダ部14を、a方向に移動させて、下ケース2bの挿入凹部22に嵌合させる。
この場合、上ケース2aのホルダ部14の底面20が、下ケース2bの挿入凹部22の底面22aと接触し、ホルダ部14の開口部14aが係止凹部22の開口部22bと重なり合い、ホルダ部14の底面20の切欠部21が挿入凹部22の底面22aの切欠部22cと重なりあう。こうして、上ケース2aのホルダ部14が、下ケース22aの挿入凹部22と重なり合って結合される。
次に、実施の形態1の作用を説明する。図1、図2に示すように、掃除時には、電気掃除機本体内の電動送風機7を回転させて集塵室9内に負圧を発生させる。そして、集塵室9と気密に連通されたホース10、延長管11を介して吸込具12より空気と共に塵埃を吸い込むと、塵埃は電気掃除機本体1内の集塵室9に補足され、空気は電動送風機7内を通り抜けて排気口(図示せず)より電気掃除機本体1外に排出される。
掃除終了時に、電気掃除機本体1の手かけ用凹部5に手をかけて電気掃除機本体1を立位状態にし、床面に載置する。その後、延長管11の軸方向を上下方向として延長管11を下方向に移動させ、図7(a)に示すように、ホルダ部14内の係止凹部19に、延長管11に設けたほぼ逆L字状の突起部13の突出部13bの一端を挿入し、図7(b)、図8に示すように、電気掃除機本体1に取り付ける。
保管中に、延長管11等に何らかの力が働いてホルダ部14に過大な負荷がかかっても、ホルダ部14は下ケース2bと上ケース2aとで二重構造になっているため、強度が強く、破損することはない。
また、ホルダ部14の位置を電気掃除機本体1の前側に配設したため、立位収納もしやすく、延長管11の突起部13も延長管11の中央部付近に配設でき、このため、吸込具12の接続パイプを床面近傍まで傾斜させることが可能となり、ソファーの下などの隙間を掃除することも可能となる。
さらに、電気掃除機本体1の下ケース2bには軽量化のためPP樹脂を用い、上ケース2aには意匠的理由のためABS樹脂を用いるのが普通であるが、本構造においては、ホルダ部14はABS樹脂からなる上ケース2aにより形成できるので、下ケース2b単独でホルダ部を形成する場合よりも寸法構造が安定し、このため延長管11の突起部13と近い寸法の係止凹部19を形成することが可能となり、スタンド収納時のぐらつきを改善することができる。
[実施の形態2]
図9は本発明の実施の形態2に係る立位収納時における要部の側面図、図10は全体を示す側面図である。図に示すように、下ケース2bが上ケース2aのホルダ部14を包み込んでいるが、下ケース2bには下ケース2bから連続して突出するホルダ突出部24が設けられ、この突出部24がホルダ部14の係止凹部19のコ字状の切欠部21より係止凹部19内に一部突出している。
上記のように構成した本実施の形態の作用を説明する。延長管11の軸方向を上下方向として延長管11を下方向に移動させ、延長管11の突起部13の突出部13bを係止凹部19に挿入すると、下ケース2b側からのホルダ突出部24が係止凹部19内に突出しているため、延長管11を立位収納をした際に、延長管11はホルダ突出部24の突出方向と同じ側である電気掃除機本体1の上面側に傾く。
こうして、立位収納時に、吸込具12と、立てかけた本体ケース2の底部との距離Lが広がり、電気掃除機本体1が下面側に倒れるおそれは減少する。
なお、電気掃除機本体1が上面側に倒れるおそれがある場合には、ホルダ突出部24を電気掃除機本体1の係合凹部19の上面側に付けるべきであり、電気掃除機本体1の側面側のバランスが悪いときは、同様にして不安定な側にホルダ突出部24を設けて対応させることができる。
このように、電気掃除機本体1の形状あるいは延長管1やホース10の長さにより、立位収納が一定方向に不安定な場合でも、立位収納時の安定感を増すことができる。
[実施の形態3]
図11は本発明の実施の形態3に係る立位収納時における要部の側面図である。本実施の形態においては、実施の形態2に示したほぼ逆L字形の突起部13において、突出部13bに延長管11側に突出した爪部13cを設け、突出部13bを係合凹部19に挿入した際に、爪部13cがホルダ突出部24に係止するようにする。
上記のように構成した実施の形態3の作用を説明する。図に示すように、本体ケース2のホルダ突出部24と、延長管11の突起部13の爪部13cが係止する構造になっているため、本体ケース2のホルダ部14と延長管11の突起部13の嵌合が確実になり、また、スタンド収納をする際に、突起部13の爪部13cが本体ケース2のホルダ突出部24を乗り越えるようにしたので、適度なクリック感を得ることができる。
また、一旦嵌合させてしまえば無造作には抜けないため、立位収納時において更なる安定感を得ることができる。
[実施の形態4]
本実施の形態では、実施の形態1〜3において、上ケース2aと下ケース2bの色を変えたものである。
本実施の形態によれば、上ケース2aの係合凹部19と、それを覆う下ケース2bの色が異なるので、ホルダ部14を目立たせることができ、立位収納を行う際に位置関係が明確となり、収納が容易となる。
[実施の形態5]
図12(a)、(b)、(c)は電気掃除機のパッキン取り付け孔16に取り付けるパッキン30をホース側よりみた正面図、その側面図、及び集塵室側よりみた背面図、図13は図12の斜視図である。図に示すように、パッキン30はゴムなどの弾性体により構成されており、外側フランジ部31、吸引側フランジ部32、これらの間に挟まれる中間フランジ部33及び吸引フランジ部32よりも吸引側に位置する拡径された拡径フランジ部34により構成されている。そして、外側フランジ部31と吸引側フランジ部32のそれぞれから位置決め用の第1、第2の延長部31a、32aを設け、これらの延長部31a,32aの間にこれらよりも幅狭のリブ33aを設けて、これら3体31a,32a,33aを接合、あるいは一体の形状にしてある。
上記のように構成した本実施の形態の作用について説明する。電気掃除機本体1を組み立てるとき、まずパッキン30を取り付けるには、パッキン30のリブ33aをパッキン取り付け孔16(図5(a)参照)の切り欠き部17に嵌合させ、パッキン30をパッキン取り付け孔16に取り付ける。こうして、パッキン30をセットしておき、上ケース2aを下ケース2bに組み合わせるが、このとき、下ケース2bにあらかじめセットしてある前ケース2cと、パッキン30の外側フランジ部31の第1の延長部31aが干渉する場合がある。しかしながら、外側フランジ部31の外周に設けた位置決め用延長部31aを、リブ33aを介して位置決め用延長部32aと接続してあるので、位置決め用延長部31aが前ケース2cと干渉しても、上方向にめくれあがることはない。
なお、図14に示すように、位置決め用延長部31aのホース側に外側に向かって傾斜する斜面31bを形成すれば、めくれの防止がより確実になる。
[実施の形態6]
図15は実施の形態6に係るパッキン30の縦断面図である。図において、パッキン30は円形の開口部を有し、ホース側に位置するパッキンタイト部34と、集塵室側に位置する第二のパッキンタイト部35によって構成され、パッキンタイト部34は内側方向に向かって傾斜する斜面形状を構成し、パッキンタイト部34の内径はホース差込口10の外径より小さくして、ホース差込口10aの外周を、パッキン30のパッキンタイト部34と干渉させ、また、第二のタイトパッキン部35の内径は、ホース差込口10aの外径とほぼ同じにしてある。なお、第二のパッキンタイト部35をパッキンタイト部34よりも集塵室9側に設けているが、このとき、パッキンタイト部34を集塵室9側に倒したときに、パッキンタイト部34の先端が第2のパッキンタイト部35と干渉せず、また第二のパッキンタイト部35をホース差込口2d側に倒したときも、第二のパッキンタイト部35の先端がパッキンタイト部34と干渉しない位置関係にある。
上記のように構成した本実施の形態の作用について説明する。電気掃除機本体1にホース10をセットする場合、図16に示すように、ホース差込口10aを前ケース2cの挿入穴2dに貫入しパッキン30に挿入させるが、パッキンタイト部34が自身の斜面によりホース差込口10aをパッキン30の開口部のほぼ中央へと導く。パッキンタイト部34は、先端まで斜面形状をなし、先端の肉厚は薄くなっているので、ホース差込口10aがこの部分を乗り越えるときも大きな抵抗を生じない。さらに、ホース差込口10aを挿入すると、図17に示すように、ホース差込口10aは第二のタイトパッキン部35を越えるが、このときホース差込口10aはパッキンタイト部34によりパッキン30の開口部のほぼ中央に導かれているため、第二のパッキンタイト部35との干渉は円形全周で平均化しており、また、従来のものよりも干渉量も少ない。このため、グリスなどの滑り性アップの手段を講じなくても、比較的小さい力で挿入することができる。
ホース10を抜くときも、ホース差込口10aは、パッキンタイト部34と第二のパッキンタイト部35により、パッキン30の開口部とほぼ垂直に保たれているため、第二のパッキンタイト部35とホース差込口10aの干渉は円形全周で平均化している。さらに、ホース差込口10aを引き抜くにつれ、第二のパッキンタイト部35が前ケース2c側に倒れるが、パッキンタイト部34とは干渉しない。このため、パッキンタイト部34、35同士が絡み合うこともなく、グリス等の滑り性アップの手段を講じなくても、比較的軽い力で引き抜くことができる。
本発明は、強度、操作性に優れ、低コストの電気掃除機を提供するものである。
本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の斜視図である。 図1の本体ケースの縦断面図及びそのホルダ部の拡大縦断面である。 図1の本体ケースを底部側よりみた斜視図である。 図1の本体ケースの下ケースを内部側よりみた分解状態の斜視図、その挿入凹部を拡大した斜視図、及び挿入凹部を底面側より拡大してみた斜視図である。 本体ケースの上ケースを上面側より見た分解状態の斜視図、及びそのホルダ部を拡大した斜視図である。 上ケースのホルダー部と下ケースの挿入凹部の作用説明図である。 実施の形態1の作用説明図である。 実施の形態1の作用説明図である。 本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の作用説明図である。 実施の形態2の作用説明図である。 本発明の実施の形態3に係る電気掃除機の作用説明図である。 本発明の実施の形態4に係る電気掃除機のパッキン構造を示す正面図、側面図及び背面図である。 図12の斜視図である。 実施の形態4に係る電気掃除機の他のパッキン構造を示す斜視図である。 実施の形態5に係る電気掃除機のパッキン構造を示す縦断面図である。 図15の作用説明図である。 図15の作用説明図である。
符号の説明
1 電気掃除機本体、2a 上ケース、2b 下ケース、10 ホース、11 延長管、13 パイプ突起部、13b 突出部、14 ホルダ部、19 係止凹部、22a 開口部、24 ホルダ突出部。

Claims (3)

  1. 下面を形成する下ケースと、該下ケースの上面を覆う上ケースとから電気掃除機本体を構成し、該掃除機本体にホース、延長管などのパイプを接続してなる電気掃除機において、
    前記上ケースの前面側下部にパイプ突起部を係止する凹部を備えたホルダ部を設けるとともに前記下ケースに該凹部と重なり合う開口部を設け、前記下ケースによって前記上ケースのホルダ部を包み込んで二重構造となるようにしたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 上ケースのホルダ部を包み込む下ケースの一部が、上ケースホルダ部の係止用凹部に突出していることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. パイプ突起部がほぼ逆L字状に形成され、該突出部を断面ほぼコ字状に形成したホルダ部の凹部に係止させることを特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機。
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