JP2005052473A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 転動部22に、左右方向に回転軸が設定され、内部に遊技球11を流入可能な空間が形成される回転部材30を設ける。回転部材30は、転動部22を転動する遊技球11を内部に導入する球導入口31を備える。回転部材30は、内部の遊技球11を導出可能で、導出された遊技球11が始動入賞口へ入賞する入賞率を相互に異ならせるように形成された第1の球導出口32及び第2の球導出口33を備える。回転部材30の回転により、回転部材30内部に導入された遊技球11を第1の球導出口32及び第2の球導出口33のうちの何れかに振り分けて導出させる。
【選択図】図3
Description
近年では、上記変動表示装置に、液晶表示器を備えたものが多くなっていて、多彩な表示を行えるようになっている。
上記変動表示装置は、遊技盤の表面に対応して表示用開口部が形成され、該表示用開口部から後方に凹んだ凹室形状となっていて、その奥側に表示部を配置するように構成されている。そして、上記凹室部分の下面には、遊技球が転動可能な転動部(ステージ)が形成されていて、遊技球が凹室内に入った場合には、該転動部で転動した後、転動部の前方端から再度遊技領域に流下して、その下方に配設された始動入賞口の上部に落下するように構成されている。従って、上記転動部での遊技球の転動態様が、その後に始動入賞口に入賞するか否かに大きく影響することとなり、転動部での遊技球の転動態様は遊技者の興味を引くこととなっている。
また、上記転動部での転動態様をより多彩化するために、該転動部に電気的駆動源により動作する可動部材を備えるようにしたものも考えられている。更に、上記可動部材として、モータの動作により回転するスクリュー状の球誘導部材を備え、該球誘導部材の回転動作により遊技球を転動部の中央に誘導することで、始動入賞口への入賞率を高めるようにした遊技機も考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、転動部に遊技球が至った場合に、球誘導部材で誘導されさえすれば始動入賞率が高まることとなるので、遊技者は遊技球が球誘導部材に誘導されるか否か以外に興味を示さなくなり、興趣を向上させるには不十分であった。
すなわち、遊技球が球誘導部材に接触した際に、遊技球が球誘導部材に誘導されるか否かがほぼ決まり、誘導されるか否かで、始動入賞率がほぼ決まってしまうので、遊技者は、球誘導部材に遊技球が誘導開始された時点で、球誘導部材により誘導されている遊技球の動きに対する興味は低減してしまい、球誘導部材により誘導されて移動する遊技球をあまり見ない状態となる可能性が高い。従って、他の遊技機では見ることができない、球誘導部材により誘導されて移動する遊技球の動きを遊技者に見せることで、遊技者の興趣を高めようとしたことが、十分に実現していない。
前記転動部に、左右方向に回転軸が設定され、内部に遊技球を流入可能な空間が形成される回転部材を設け、
前記回転部材は、
前記転動部を転動する遊技球を内部に導入する球導入口と、
内部の遊技球を導出可能であるとともに、導出された遊技球が前記始動入賞口へ入賞する入賞率を相互に異ならせるように形成された複数の球導出口と、
を備え、
前記回転部材の回転により、当該回転部材内部に導入された遊技球を前記複数の球導出口のうちの何れかの球導出口に振り分けて導出させるようにしたことを特徴としている。
ここで、「遊技機」は、例えば、変動表示装置を備えるパチンコ遊技機であるが、変動表示装置を備える遊技機であれば、パチンコ遊技機以外の遊技機であっても良い。
また、変動表示ゲームとは、複数の識別図柄(識別情報)を変動表示装置の表示装置本体に備えられた表示部の複数の領域(例えば、左、中、右の三つの領域)で変動表示し、変動表示ゲームの開始から所定時間経過した時点で、各表示領域の変動表示を所定の順に停止させて各々所定の図柄を停止表示することで表示結果を導出するものが挙げられる。
また、表示部とは、表示装置本体において実際に変動表示ゲームが表示される部分であり、ディスプレイの表示画面や、メカ式の表示装置において、識別情報が遊技者に対して露出する部分である。
また、回転部材内部に遊技球が導入された場合でも、遊技球が導出する球導出口に応じて始動入賞率が変化するので、遊技者の興味が回転部材に遊技球が導入するか否かだけに集中せず、回転部材への遊技球の導入態様の他、導出態様にも遊技者の興味を引き付けることができ、興趣を向上させることができる。
前記転動部は、前記回転部材を挟んで、後方側に後方転動部と、前方側に前方転動部とを含み、
前記後方転動部を転動する遊技球を前記球導入口から前記回転部材内部に導入して、該導入された遊技球を前記球導出口から前記前方転動部に導出するように構成されていることを特徴としている。
従って、回転部材を転動部に効率よく配設することが可能となるとともに、回転部材への遊技球の導入及び導出を後から前に向かって確実に行うことができる。
前記回転部材は、
筒状に構成されるとともに左右方向の両端部から中央部に向かって径が徐々に大きくなるように構成され、
前記球導入口を当該回転部材における左右方向の何れか一方の端部側に形成し、
前記球導出口として、前記中央部に形成される第1の球導出口と、該第1の球導出口とは回転方向に所定間隔を設けて形成されるとともに該第1の球導出口よりも端部側に形成された第2の球導出口とを備えていることを特徴としている。
また、球導入口及び球導出口により回転部材への遊技球の導入及び導出を確実に行うことが可能となる。また、第1の球導出口が回転部材の中央部にあり、第2の球導出口が第1の球導出口より端部側にあるので、それぞれ左右位置が異なる第1の球導出口及び第2の球導出口の各々から導出された遊技球の始動入賞率を確実かつ効率よく異ならせることができる。
前記前方転動部は、前記第1の球導出口から導出する遊技球を流下誘導する第1の誘導溝と、前記第2の球導出口から導出する遊技球を流下誘導する第2の誘導溝と、を有する誘導転動部を備え、
前記第1の誘導溝の直下方に位置する部位に前記始動入賞口が配設されていることを特徴としている。
前記第2の球導出口は、前記回転部材の中央部を挟んで、その左右に各々形成されていることを特徴としている。
また、回転部材の左右にそれぞれ第2の球導出口を形成することにより、遊技球の導出効率を高めることができる。これにより、長い間、回転部材の内部に遊技球が停留することを防止することができる。
また、請求項4に記載する構成のように第1の球導出口から導出される遊技球の始動入賞率が、第2の球導出口から導出される遊技球の始動入賞率より高くなるような構成の場合に、中央部に配置される第1の球導出口に対して、左右にそれぞれ第2の球導出口を形成することで、例えば、第1の球導出口の2倍となる数の第2の球導出口を形成することにより、第1の球導出口からの導出率を抑えることができるので、始動入賞率が余りにも高くなることで遊技者と遊技店との間の利益バランスが崩れることを防止できる。
前記前方転動部は、上下段に区画されて形成され、
前記前方転動部の上段は、左右方向中央に向かって傾斜するとともに前方側に傾斜して、前記回転部材の前方側において遊技球が転動可能な傾斜転動部を構成する一方、
前記前方転動部の下段は、前記誘導転動部を構成することを特徴としている。
前方転動部の下段に誘導転動部を備えたので、より始動入賞口の近い位置で遊技球を誘導することが可能となる。これにより、誘導転動部の第1の誘導溝により遊技球をより高い確率で始動入賞口に入賞させることが可能となり、第1の球導出口から導出されるか、第2の球導出口から導出されるかにより、始動入賞率をより明確に異ならせることができる。
また、傾斜転動部と誘導転動部とが上下に別れているので、誘導転動部での遊技球の誘導を邪魔することなく、傾斜転動部で多彩に遊技球が転動可能である。
前記傾斜転動部の後端部側に、遊技球が前記回転部材の外周部に接触可能に該回転部材に向かって傾斜する後方傾斜部を形成し、
前記後方傾斜部において、遊技球が前記回転部材の外周部へ接触することで、当該遊技球の流下態様が変化するように構成したことを特徴としている。
そして、後方傾斜部を転動する遊技球が前記回転部材の外周部へ接触することで、当該遊技球の流下態様が変化するように構成したことにより、回転部材が内部における遊技球の誘導機能(振り分け機能)以外に、外部における遊技球の流下態様を変化させる機能を持つこととなり、複数の機能を効率よく発揮できる。
回転部材の外周部に遊技球が接触することで流下態様(転動態様)が変化するので、より多彩な遊技球の流下態様を生じさせることができ興趣がより向上する。
前記回転部材の外周部における前記第2の球導出口の近傍には窪み部が形成され、
前記回転部材の窪み部により前記後方傾斜部の遊技球を該後方傾斜部の左右方向中央部に誘導可能としたことを特徴としている。
また、回転部材の回転角度が、第2の球導出口から遊技球が導出可能な位置(第1の球導出口から遊技球の導出が不可能な位置)となった場合に、回転部材の内部の遊技球の導出に関しては始動入賞口への入賞の期待感が低くなるが、この際には、第2の球導出口の近傍の外周部の窪み部が後方傾斜部上の遊技球を中央部に誘導した後に、回転部材の窪み部の回転方向の後側の部分が遊技球を傾斜転動部の中央部から前方に押し出す位置もしくはその近傍とすることが可能であり、回転部材の外周部においては、遊技球を始動入賞口へ流下誘導可能となるので、回転部材の回転位置がどの位置でも遊技者の始動入賞への期待感を高めることができる。
前記変動表示装置は、当該変動表示装置の周囲の遊技領域を流下する遊技球が流入する流入口と、該流入口から流入した遊技球を、遊技球流下路を介して前記後方転動部に流出させる流出口と、を備えたワープ装置を備え、該流出口を前記球導入口とは反対の回転部材の端部側に配設するように構成し、
前記後方転動部は、前記流出口から流出した遊技球を前記球導入口まで誘導するように該球導入口側に傾斜していることを特徴としている。
図1は、本発明に係る遊技機の一形態として例示するパチンコ遊技機100の遊技盤1を示す正面図である。
この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域1aでは、図示しない発射装置によって発射された遊技球11が流下するようになっている。また、前記遊技領域1aには、遊技球11の通過により普通変動表示ゲームの始動条件を付与する普図始動ゲート6,6、普通変動表示ゲームを表示する普通図柄(普図)表示装置(図示略)、普通図柄変動表示装置での普通変動表示ゲームの結果如何によって開閉部材9a,9aを開(遊技者にとって有利な状態)閉(遊技者にとって不利な状態)させる始動入賞口91(特図始動入賞口)を備えた普通変動入賞装置9、始動入賞口91を備える普通変動入賞装置9への遊技球11の入賞に基づき変動表示ゲーム(ここでは特別変動表示ゲーム)を表示する変動表示装置4、変動表示装置4での特別変動表示ゲームの結果如何によって大入賞口5bを閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換するサイクル遊技を行う特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、サイドランプ12,12、風車と呼ばれる打球方向変換部材14、多数の障害釘(図示略)などが配設されている。また、遊技領域1aの最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウト穴13が設けられている。
また、変動表示装置4の前面構成部材20には、変動表示装置4の周囲(ここでは変動表示装置4の上側の周囲)の遊技領域1aを流下する遊技球11が流入する流入口231と、該流入口231から流入した遊技球11を、遊技球流下路232を介して前記転動部22(更に連絡流路60を介して後方転動部40)に流出させる流出口233とを備えたワープ装置23を備えている。
また、例えば、表示装置本体4aの上側には、普通変動入賞装置9(始動入賞口91)に遊技球11が入賞して特図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を点灯表示する特図始動記憶表示部3が設けられている。なお、特図始動記憶表示部3には、例えばLEDなどからなる特図始動記憶表示器3a,…が設けられている。
また、例えば、普通図柄表示装置の近傍には、普図始動ゲート6,6を遊技球11が通過(普図の始動入賞)して普図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を表示する普図始動記憶表示部(図示略)が配設されている。
開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっていて、特図の変動表示ゲームの結果が特別表示態様(例えば、「7、7、7」等、ゾロ目数字の何れか)となって大当たり等が発生した場合に、大入賞口5bが開放されるようになっている。
また、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球11が、普図始動ゲート6,6内を通過すると、普図変動表示装置において普図の変動表示ゲームが行われる。
この普図の変動表示ゲームは、普図変動表示装置の表示状態(点灯状態)を所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うようになっている。
この普図の変動表示ゲームの結果、普図変動表示装置における停止表示が特別の表示態様となれば、普図の変動表示ゲームが当たりとなって、普通変動入賞装置9が所定時間(例えば、0.5秒間)開放される。それにより、普通変動入賞装置9に遊技球11が入賞しやすくなり、特図の変動表示ゲームの始動が容易となる。
この特図の変動表示ゲームの結果として、表示部4bの表示態様が特別表示態様(例えば、「1,1,1」等、ゾロ目数字の何れか)となった場合には、大当たりとなって特別遊技状態(所謂、大当たり状態)となる。
この大当たり状態中は、特別変動入賞装置5の大入賞口5bを閉じた状態から開放状態に変換するサイクル遊技が、所定回数を限度に行われ、これにより遊技者は遊技球11を大量獲得する機会を得る。すなわち、パチンコ遊技機は、特図変動表示ゲームの結果、予め定められた特別表示態様となることに関連して、遊技者に有利な特別遊技状態が発生するといった所定の遊技価値を付与可能となる。
変動表示装置4は、表示部4b(表示画面)を有する表示装置本体4a(液晶表示装置)と、この表示装置本体4aの前面側に配設されると共に、表示部4bが臨む表示用開口部211を有する凹室21が形成された前面構成部材20とを備えて構成されている。
凹室21は、その前側が前記表示用開口部211として開口した状態にほぼ筒状に形成されており、筒状の凹室21の後部の開口部を閉塞するように表示装置本体4aの表示部4b(表示画面)が配置されている。
流入口231は、変動表示装置4の周囲を流下する遊技球11のうちの鎧部24の上部の中央部に至った遊技球11の一部をワープ装置23内に流入させるものである。
遊技球流下路232は、遊技球11をワープ装置23の流入口231から流出口233まで流下させる管状の部材であり、鎧部24内部を左斜めに下り傾斜する部分は、鎧部24により隠れた状態となっており、鎧部24の下から凹室21の左内側面に沿った部分は、凹室21の表示用開口部211から露出した状態となっている。
また、ワープ装置23の流出口233から流出した遊技球11は転動部22の左端部上に至るようになっている。なお、後述するように転動部22に設けられる回転部材30には、その右端部に球導入口31が形成されており、ワープ装置23の流出口233は、前記球導入口31とは反対の回転部材30の端部側に配設されている。
また、前方転動部50の一部(後述の誘導転動部52の一部)は、回転部材30の前方ではなく、回転部材30と上下に重なる位置に配置されている。
そして、キャップ345,346よりも露出する軸341,341は、図4等に示すように前面構成部材20の下部の左右両端部に形成された軸受部26,27に回転自在に軸受されており、これにより回転部材30は、パチンコ遊技機100の左右方向に回転軸方向を沿わせて回転可能となっている。
そして、各分割部301,301の左右両端部には、軸部34の基部342を軸方向に沿った平面で半分に分割した形状を有する嵌合凹部302が形成されている。すなわち、嵌合凹部302は、基部342の円板部343に対応する円板を半分にした半円板状の凹部と、その中央を通るように形成された接続部344に対応する溝とからなる。
また、各分割部301,301の嵌合凹部302の中央側に隣接した部分には、分割部301,301同士を接合するための嵌合部303,304が形成されており、図7(B)に示すように、一方の分割部301の嵌合部303には、ビスの頭部を収容する凹部305とビスのネジ軸を挿通する挿通孔306が形成され、他方の分割部301の嵌合部304には、嵌合部303の挿通孔を挿通したネジ軸に螺号するネジ孔を有するボス307が形成されている。これら嵌合部303,304が互いに嵌合するとともにビス止めされることで、分割部301,301同士が接合されるようになっている。
また、球導入口31は、第1の球導出口32,32及び第2の球導出口33,…より径が大きいものとされ、また、球導入口31は、回転部材30の軸方向に沿った径より、回転部材30の回転方向(周方向)に沿った径の方が長くされた略楕円形状に形成されている。なお、第1の球導出口32,32及び第2の球導出口33の径は遊技球11の径より大きなものとされ、球導入口31の径は、第1の球導出口32,32及び第2の球導出口33の径より大きくされている。
また、回転部材30の内部において、球導入口31より端部側(右端部側)には、筒状の回転部材30の内部で回転部材30の端部を閉塞する閉塞壁309が設けられており、遊技球11が球導入口31より右側に移動できないようになっている。また、回転部材30の内面には、球導入口31の周囲に、閉塞壁309と合わせて球導入口31の周囲を囲むように、囲みリブ312が形成されている。
囲みリブ312は、回転部材30の内側に向かって突出するとともに、両端部が閉塞壁309に接続された状態に配置され、閉塞壁309と囲みリブ312との間に球導入口31が配置されるとともに、囲みリブ312の大部分が回転部材30内面の球導入口31の周縁に沿って配置されている。なお、この囲みリブ312は、球導入口31から回転部材30内に導入された遊技球11が球導入口31を通って回転部材30の外部に出るのを抑止するためのものである。
また、第1の球導出口32,32が下を向いた場合が、回転部材30の第1の球導出口32,32から遊技球11が導出される導出位置(回転部材30の回転等により第1の球導出口32,32が真下を向いた位置からは少しずれる可能性がある)となるが、この際には、回転部材30の第1の球導出口32,32の部分が、回転部材30の最も低い位置となる。従って、回転部材30の第1の球導出口32,32が下を向いた際には、遊技球11が回転部材30の外形に対応する内面の傾斜により、第1の球導出口32,32に向かって流下するように誘導され、第1の球導出口32、32から遊技球11が導出しやすい状態となる。なお、回転部材30の本体部は、ほぼ同じ厚みの部材からなっており、回転部材30の内面がなす形状は、回転部材30の外面がなす形状とほぼ相似している。
また、回転部材30の左右の第2の球導出口33,…の間となる部分には、回転部材30の本体を構成する筒状の部材を内側に湾曲した状態に突出させるように、回転部材30の外側に窪み部38(回転部材30の内側では膨出部39となる)が形成されている。
第2の球導出口33,…が下を向いた場合が、回転部材30の第2の球導出口33,…から遊技球11が導出する導出位置(回転部材30の回転等により第2の球導出口33,…が真下を向いた位置からは少しずれる可能性が高い)となるが、この際には、前記膨出部39により回転部材30の左右の第2の球導出口33,…同士の間が凹んでいる(内側に膨らんでいる)ので回転部材30の第2の球導出口33,…の部分が、回転部材30の最も低い位置となる。従って、回転部材30の第2の球導出口33,…が下を向いた際には、遊技球11が回転部材30の外形に対応する内面の傾斜により、第2の球導出口33,…に向かって流下するように誘導され、第2の球導出口33、…から遊技球が導出しやすい状態となる。
第2の球導出口33,…(例えば、右側の第2の球導出口33)の回転部材30の中央部側の側縁を通る段差332は、第1の球導出口32,32の回転部材30の端部(右端部)側の側縁を通るように内側に曲がった後に再び、次ぎの第2の球導出口33の中央部側の側縁を通るように外側に湾曲することにより左右にジグザクに湾曲しながら内周を回るように環状に形成されている。また、第2の球導出口33,…の回転部材30の端部側の側縁を通る段差331は、上述の段差332より端部(右端部)側を通るとともに、中央側の段差332に沿って段差332とほぼ同様にジグザグに曲がりながら内周を回るように環状に形成されている。また、回転部材30の右半分に形成された二本の段差と、左半分に形成された二本の段差は、回転部材30の中央部を挟んで互いに対象となるように形成されている。
そして、後方転動部40は、連絡流路60の後端部の下から右に向かって回転部材30の球導入口31の手前まで延在する後部流路41と、後部流路41の球導入口31側の端部に、球導入口31に臨むように設けられた導入待機部42とを備えている。
また、前方転動部50の下段は、前記第1の球導出口32,32から導出する遊技球11を流下誘導する第1の誘導溝521と、前記第2の球導出口33,…から導出する遊技球11を流下誘導する第2の誘導溝522とを有する誘導転動部52となっている。
なお、傾斜転動部51には、ワープ装置23を経由した遊技球11ではなく、変動表示装置4の左右もしくは下から障害釘等にぶつかって撥ねた遊技球11が進入するようになっている。また、傾斜転動部51の後には、回転部材30を覆うカバー部材70が、傾斜転動部51より高い位置に配置されており、上述のように撥ねた遊技球11が回転部材30より後方の後方転動部40に進入するのを抑制している。
また、誘導転動部52の第1の誘導溝521の左右には、それぞれ、第1の誘導溝521から同じ間隔をあけるとともに、パチンコ遊技機100の前後方向にほぼ沿って第2の誘導溝522が形成されている。左の第2の誘導溝522の後方部分は、回転部材30の左右方向の左側の第2の球導出口33,33が設けられた位置と上下に重なる位置に配置されるとともに後から前に向かって下り傾斜するように形成され、回転部材30の左の第2の球導出口33,33から導出した遊技球11をパチンコ遊技機100の前後方向に沿って前に誘導するようになっている。
右の第2の誘導溝522の後方部分は、回転部材30の左右方向の右側の第2の球導出口33,33が設けられた位置と上下に重なる位置に配置されるとともに後から前に向かって下り傾斜するように形成され、回転部材30の右の第2の球導出口33,33から導出した遊技球11をパチンコ遊技機100の前後方向に沿って前に誘導するようになっている。
そして、ワープ装置23に流入した遊技球11は、遊技球流下路232を通って流出口233から転動部22の左端部に配置された連絡流路60の前端部に流出する。
連絡流路60の前端部に流出した遊技球11は、連絡流路60に沿って左右に繰り返し曲がりながら、転動部22の左端部を前部から後部に移動する。この際には、左右に繰り返し曲がりながら遊技球11が流下することにより、興趣の高い流下態様となる。左右に繰り返し曲がることにより、遊技球11の流下速度が低下し、遊技球11の流下勢が減少するとともに、左右に繰り返し曲がる遊技球11に遊技者の視線を引き付け、遊技者にワープ装置23により転動部22に遊技球11が流下したことを認識させ易い状態にできる。
そして、連絡流路60の後端部に至った遊技球11は、回転部材30の右側に形成された球導入口31とは反対側の後方転動部40の左端部に落下し、後方転動部40の後部流路41を左から右に長い距離に渡って流下することになる。すなわち、ワープ装置23の流出口233から回転部材30の球導入口31までの遊技球11の流下経路を転動部22の面積を有効に使って長くすることができる。従って、長い期間遊技球11の流下を遊技者に見せることができ、遊技者の興趣および始動入賞への期待感を向上させられる。
この際には、回転部材30の基本形状が端部側の径が短く中央部の径が長くなっているので、回転部材30の端部側に形成された球導入口31から流入した遊技球11は、回転部材30内で回転部材30内面の傾斜に沿って左右方向の中央部に向かって転動し、更に流下勢が衰えるまで、回転部材30の中央部から導入された端部側とは逆側の端部側に向かって転動する。遊技球11は、その後、逆方向に、回転部材30の内面に沿って回転部材30の中央部に向かって転動する。すなわち、回転部材30内で遊技球11は、基本的に振り子のように左右への移動を繰り返すとともに、回転部材30の回転に対して回転部材30の下側に留まろうとして回転することになる。
従って、回転部材30内での遊技球11の転動態様が遊技者の興趣を高めるとともに、第1の球導出口32,32から遊技球11が導出されるという期待感を高めることができる。
また、導入待機部42は、複数の遊技球11が待機可能となっており、更に、導入待機部42に複数の遊技球11が待機した場合には、導入待機部42に球導入口31が臨んだ場合に、一度に複数の遊技球11が回転部材30内に導入可能となっている。
そして、複数の遊技球11が回転部材30内に導入された場合には、上述ような遊技球11の転動態様に、遊技球11同士の干渉による転動態様が加わって更に複雑な転動態様となり、更に遊技者の興趣と期待感を高めることができる。
また、回転部材30の回転により第2の球導出口33,…が下を向いた場合には、上述のような膨出部39及び段差331,332を有する回転部材30の内面の傾斜等により遊技球11が第2の球導出口33,…に誘導され、第2の球導出口33,33から遊技球11が導出される確率が高くなる。
そして、この例では、回転部材30の回転方向に90度ずつ、ずれて第1の球導出口32,32と第2の球導出口33,…とが配置されているので、回転部材30が90度回転する度に、第1の球導出口32から遊技球11が導出されて始動入賞率が高められるという遊技者の期待感が増減することになり、興趣を高めることができる。
一方、遊技球11が回転部材30の第2の球導出口33,…から導出された場合には、回転部材30の前方の前方転動部50の下段の誘導転動部52の第2の誘導溝522に遊技球11が流下し、第2の誘導溝522に誘導された、遊技球11は、変動表示装置4の下方の遊技領域1aの普通変動入賞装置9の始動入賞口91から左右にずれた位置に流下し、第1の球導出口32,32から導出された場合に比較して始動入賞口91への入賞率が低いものとなる。
なお、回転部材30は、基本的に常時等速度で回転するように構成されているが、例えば、機械的もしくは電気的制御により、第1の球導出口32、第2の球導出口33の少なくとも一方から遊技球11が導出されるタイミングとなる導出箇所となった場合、例えば、第1の球導出口32や第2の球導出口33が下方を向いた場合に、回転部材30の回転を一旦停止(例えば、0.5秒停止)するようにしても良い。このようにすれば、回転部材30内部に導入された遊技球11を比較的短時間で確実に導出することができる。
また、回転部材30の球導入口31が後方転動部40の導入待機部42の臨む回転位置となり、回転部材30内に遊技球11を導入可能となった場合に、回転部材30の回転を一旦停止(例えば、0.5秒停止)するようにしても良い。このようにすれば、回転部材30の球導入口31が導入待機部42を通過しても導入待機部42に待機する遊技球11が回転部材30内に導入されずに、また、回転部材30が一回転する間待機するような事を防止することができる。
また、回転部材30内部に遊技球11が導入された場合でも、遊技球11が導出する球導出口(第1の球導出口32、第2の球導出口33)に応じて始動入賞率が変化するので、遊技者の興味が回転部材30に遊技球11が導入するか否かだけに集中せず、回転部材30への遊技球11の導入態様の他、導出態様にも遊技者の興味を引き付けることができ、興趣を向上させることができる。
従って、回転部材30を転動部22に効率よく配設することが可能となるとともに、回転部材30への遊技球11の導入及び導出を後から前に向かって確実に行うことができる。
また、球導入口31及び球導出口により回転部材30への遊技球11の導入及び導出を確実に行うことが可能となる。また、第1の球導出口32,32が回転部材30の中央部にあり、第2の球導出口33,…が第1の球導出口32,32より端部側にあるので、それぞれ左右位置が異なる第1の球導出口32,32及び第2の球導出口33,…の各々から導出された遊技球11の始動入賞率を確実かつ効率よく異ならせることができる。
また、回転部材30の左右にそれぞれ第2の球導出口33,…を形成することにより、遊技球11の導出効率を高めることができる。これにより、長い間、回転部材30の内部に遊技球11が停留することを防止することができる。
また、第1の球導出口32,32から導出される遊技球の始動入賞率が、第2の球導出口33,…から導出される遊技球11の始動入賞率より高くなるような構成の場合に、中央部に配置される第1の球導出口32,32に対して、左右にそれぞれ第2の球導出口33,…を形成することで、例えば、第1の球導出口32,32の2倍となる数の第2の球導出口33,…を形成することにより、第1の球導出口32,32からの遊技球11の導出率を抑えることができる。これにより始動入賞率が余りにも高くなることで遊技者と遊技店との間の利益バランスが崩れることを防止できる。
従って、前方転動部50に上段の傾斜転動部51と、下段の誘導転動部52を設けることで、転動部22での遊技球11の転動態様をより多彩化でき興趣を向上させることができる。前方転動部50の下段に誘導転動部52を備えたので、より始動入賞口91の近い位置で遊技球11を誘導することが可能となる。これにより、誘導転動部52の第1の誘導溝521により遊技球11をより高い確率で始動入賞口に入賞させることが可能となり、第1の球導出口32,32から導出されるか、第2の球導出口33,…から導出されるかにより、始動入賞率をより明確に異ならせることができる。
また、傾斜転動部51と誘導転動部52とが上下に別れているので、誘導転動部52での遊技球11の誘導を邪魔することなく、傾斜転動部51で多彩に遊技球11が転動可能である。
なお、回転部材30は、第1実施形態と同様に、球導入口31及び第1の球導出口32,32と第2の球導出口33,…とを備えるととともに、外周形状が左右方向の両端部から中央部に向かって径が徐々に大きくなるように構成され、回転部材30の外側の左右の第2の球導出口33,…の間となる部分には、湾曲して凹んだ状態の窪み部38(回転部材30の内側では膨出部39となる)が形成されている。なお、この窪み部38は、その中央部、すなわち、回転部材30の中央部にあたる部分が最も凹んだ状態となっている。
傾斜転動部51は、第1実施形態と同様に、左右方向の中央部に形成された中央傾斜部511と、中央傾斜部511の左右側方に隣接してそれぞれ形成された左右の側方傾斜部512,512とを有する。そして、側方傾斜部512,512の後側縁には、側方傾斜部512,512上を転動する遊技球11が回転部材30に接触するのを抑止するようにリブ513が上に向かって突出するとともに、側方傾斜部512,512の回転部材30側の後縁部に沿って形成されている。
従って、傾斜転動部51の中央傾斜部511の後端部側に設けられた後方傾斜部514上に遊技球11が載った状態では、遊技球11は、中央傾斜部511の上面の傾斜により中央傾斜部511の中央側に転動(誘導される)するとともに、傾斜転動部51の後の回転部材30側に向かって転動する状態(誘導される状態)となる。
また、逆に、回転部材30の中央部が突出する部分、すなわち、第1の球導出口32,32が前を向いた状態から下を向いた状態に回転する際には、未だ窪み部38が前を向いた状態となる直前なので、傾斜転動部51の中央傾斜部511上の遊技球11は、回転部材30の中央部が突出する部分に押し出され、傾斜転動部51上の遊技球11が始動入賞口91に入賞する確率は低くなる。しかし、回転部材30内の遊技球11は、第1の球導出口32,32が前を向いた状態から下を向いた状態となる際に、第1の球導出口32,32から導出される可能性が高くなり、回転部材30内の遊技球11が始動入賞口91に入賞する可能性が高まることになる。
また、回転部材30の外周部に遊技球11が接触することで流下態様(転動態様)が変化するので、より多彩な遊技球11の流下態様を生じさせることができ興趣がより向上する。
また、回転部材30の回転角度が、第2の球導出口33,…から遊技球11が導出可能な位置(第1の球導出口32,32から遊技球11の導出が不可能な位置)となった場合に、回転部材30の内部の遊技球11の導出に関しては始動入賞口91への入賞の期待感が低くなるが、この際には、第2の球導出口33,33の近傍の外周部の窪み部38が傾斜転動部51上の遊技球11を中央部に誘導した後に、回転部材30の窪み部38の回転方向の後側の部分が遊技球11を傾斜転動部51の中央部から前方に押し出す位置もしくはその近傍となるので、回転部材30の外周部においては、遊技球11を始動入賞口91へ流下誘導可能となるので、回転部材30の回転位置がどの位置でも遊技者の始動入賞への期待感を高めることができる。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1a 遊技領域
11 遊技球
100 パチンコ遊技機
22 転動部
23 ワープ装置
231 流入口
232 遊技球流下路
233 流出口
30 回転部材
31 球導入口
32 第1の球導出口(球導出口)
33 第2の球導出口(球導出口)
38 窪み部
4 変動表示装置
40 前方転動部
50 後方転動部
51 傾斜転動部
52 誘導転動部
514 後方傾斜部
521 第1の誘導溝
522 第2の誘導溝
9 普通変動入賞装置
91 始動入賞口
Claims (9)
- 遊技領域を形成する遊技盤に設けられ複数の図柄による変動表示ゲームを表示可能な表示部を有する変動表示装置と、該変動表示装置の下方の遊技領域に配設され遊技球の入賞に基づき前記変動表示ゲームの始動条件を付与可能な始動入賞口と、を備え、前記変動表示装置に、前記表示部の前面側において遊技球が転動可能であるとともに、該転動した遊技球が前記始動入賞口の上部に流下可能な転動部を形成するようにした遊技機において、
前記転動部に、左右方向に回転軸が設定され、内部に遊技球を流入可能な空間が形成される回転部材を設け、
前記回転部材は、
前記転動部を転動する遊技球を内部に導入する球導入口と、
内部の遊技球を導出可能であるとともに、導出された遊技球が前記始動入賞口へ入賞する入賞率を相互に異ならせるように形成された複数の球導出口と、
を備え、
前記回転部材の回転により、当該回転部材内部に導入された遊技球を前記複数の球導出口のうちの何れかの球導出口に振り分けて導出させるようにしたことを特徴とする遊技機。 - 前記転動部は、前記回転部材を挟んで、後方側に後方転動部と、前方側に前方転動部とを含み、
前記後方転動部を転動する遊技球を前記球導入口から前記回転部材内部に導入して、該導入された遊技球を前記球導出口から前記前方転動部に導出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記回転部材は、
筒状に構成されるとともに左右方向の両端部から中央部に向かって径が徐々に大きくなるように構成され、
前記球導入口を当該回転部材における左右方向の何れか一方の端部側に形成し、
前記球導出口として、前記中央部に形成される第1の球導出口と、該第1の球導出口とは回転方向に所定間隔を設けて形成されるとともに該第1の球導出口よりも端部側に形成された第2の球導出口とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記前方転動部は、前記第1の球導出口から導出する遊技球を流下誘導する第1の誘導溝と、前記第2の球導出口から導出する遊技球を流下誘導する第2の誘導溝と、を有する誘導転動部を備え、
前記第1の誘導溝の直下方に位置する部位に前記始動入賞口が配設されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。 - 前記第2の球導出口は、前記回転部材の中央部を挟んで、その左右に各々形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の遊技機。
- 前記前方転動部は、上下段に区画されて形成され、
前記前方転動部の上段は、左右方向中央に向かって傾斜するとともに前方側に傾斜して、前記回転部材の前方側において遊技球が転動可能な傾斜転動部を構成する一方、
前記前方転動部の下段は、前記誘導転動部を構成することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。 - 前記傾斜転動部の後端部側に、遊技球が前記回転部材の外周部に接触可能に該回転部材に向かって傾斜する後方傾斜部を形成し、
前記後方傾斜部において遊技球が前記回転部材の外周部へ接触することで、当該遊技球の流下態様が変化するように構成したことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。 - 前記回転部材の外周部における前記第2の球導出口の近傍には窪み部が形成され、
前記回転部材の窪み部により前記後方傾斜部の遊技球を該後方傾斜部の左右方向中央部に誘導可能としたことを特徴とする請求項7に記載の遊技機。 - 前記変動表示装置は、当該変動表示装置の周囲の遊技領域を流下する遊技球が流入する流入口と、該流入口から流入した遊技球を、遊技球流下路を介して前記後方転動部に流出させる流出口と、を備えたワープ装置を備え、該流出口を前記球導入口とは反対の回転部材の端部側に配設するように構成し、
前記後方転動部は、前記流出口から流出した遊技球を前記球導入口まで誘導するように該球導入口側に傾斜していることを特徴とする請求項3〜8の何れか1項に記載の遊技機。
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