JP2005052418A - 遊技方法と遊技機、及び遊技プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】
遊技者の入力に基づいて表示手段の表示内容を変化させ、アミューズメント性を向上する遊技機を提案し、遊技者の満足度の向上を図る。
【解決手段】
価値投入を受け付ける価値受付手段と、遊技者の操作入力を許容する操作入力手段と、遊技中の表示に使用する遊技用画像を表示する表示手段と、遊技結果に基づいて価値出力を実行する価値出力手段とを備えた遊技機に対して、前記表示手段に表示許容する隠れ画像を所定条件に基づいて設定する隠れ画像設定手段と、隠れ画像を探す探索入力を遊技者に対して許容する探索入力手段と、上記探索入力に基づいて上記隠れ画像を表示する表示制御手段とを備えた。
【選択図】 図11

Description

この発明は、例えば価値投入に基づいて遊技を許容し、遊技結果に基づいて価値出力をするような遊技方法と遊技機、及び遊技プログラムに関する。
従来、例えばパチンコ機等の遊技機では、デジタル(数字や絵図等の複数の図柄を順次回転表示する表示等を行う表示手段)の表示で大当たりとなる確率を遊技者に知らせてアミューズメント性を向上するため、リーチアクションによる表示が行われている。
該リーチアクションは、3つのうち2つの数字が揃った状態で、最後の1つの数字の回転中に様々な画像表示や回転速度の変更等を行うものである。
また、遊技者の顔を撮影して利用する遊技機としては、パチンコ台にカメラを搭載し、該カメラで遊技者の画像を取り込み不正防止するものや(特許文献1参照)、撮影した遊技者の顔の表情や音声から遊技者の感情を判断するもの(特許文献2参照)が提案されている。
特開2003−926号公報 特開2002−331093号公報。
しかし、遊技者の顔の位置や向き、動作等を検出するような遊技機は存在せず、遊技者の顔の動きを捉えてこれに基づく動作を行うことはできなかった。
また、遊技者がデジタル(表示手段)の表示内容を変化させてアミューズメント性を高めるといったこともできなかった。
この発明は、上述の問題に鑑み、遊技者の入力に基づいて表示手段の表示内容を変化させ、アミューズメント性を向上する遊技機を提案し、遊技者の満足度の向上を図ることを目的とする。
この発明は、価値投入を受け付ける価値受付手段と、遊技者の操作入力を許容する操作入力手段と、遊技中の表示に使用する遊技用画像を表示する表示手段と、遊技結果に基づいて価値出力を実行する価値出力手段とを備えた遊技機であって、前記表示手段に表示許容する隠れ画像を所定条件に基づいて設定する隠れ画像設定手段と、隠れ画像を探す探索入力を遊技者に対して許容する探索入力手段と、上記探索入力に基づいて上記隠れ画像を表示する表示制御手段とを備えた遊技機であることを特徴とする。
これにより、遊技者は探索入力手段で隠れ画像を探すことができるため、従来にない新しいアミューズメント感覚により遊技者の満足度を向上させることができる。
前記価値受付手段は、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体の投入を受け付ける遊技媒体処理装置、ICコインやICカード等の記録媒体を読み取る記録媒体読取装置、又は、貨幣の投入を受け付ける貨幣処理装置で構成することを含む。
前記操作入力手段は、パチンコ玉の射出強度の調整を許容するハンドル装置、又はスロットの回転開始と停止の入力を許容するボタンスイッチ装置等、遊技者の操作入力を許容する入力装置で構成することを含む。
前記遊技用画像は、特定の図柄が3つ横並びに並んだ画像等の大当たり画像、はずれ画像、スロット回転中画像、背景画像、その他遊技中に表示する画像、又はこれらの複数等、遊技機が遊技中の表示に使用する画像で構成することを含む。
前記表示手段は、液晶ディスプレイ等の電子表示装置で構成する等、画像を表示する装置で構成することを含む。
前記価値出力手段は、パチンコ玉を放出するパチンコ玉放出装置、メダルを放出するメダル放出装置、又は、パチンコ玉又はメダルの数量をICコインやICカード等の記録媒体に書き込む記録媒体書込装置等、遊技結果を出力する装置で構成することを含む。
前記隠れ画像は、回転しているスロットの大当たり確率を示す図柄、又は確率変動した現在の確率を示す図柄等、遊技に関連のある情報を示す画像で構成することを含む。
前記所定条件は、パチンコ機やパチスロ機のスロットが回転を始めたか否かで構成するスロット回転条件、該回転の結果を大当たりとするか否かで構成する大当たり条件、又は、確率変動による現在の大当たり確率の変動がどのようになっているかを示す確率変動条件といったスロット(又は大当たり)に関連するスロット関連条件(大当たり関連条件)等、所定の条件で構成することを含む。
前記隠れ画像設定手段は、上記隠れ画像の有無、種類、表示方法、位置、又はこれらの組合せを決定する制御装置で構成することを含む。
前記探索入力手段は、デジタルカメラ等の撮影装置、又は、タッチパネルやスティックボタン等の座標入力装置等、遊技者による探索入力を許容する入力装置で構成することを含む。
前記表示制御手段は、前記表示手段に隠れ画像を表示する位置、大きさ、濃度、隠れ画像の動作、又はこれらの組合せを制御する制御装置で構成することを含む。
前記遊技機は、パチンコ機又はパチスロ機等、遊技を許容する装置で構成することを含む。なお、液晶画面等の電子表示装置を備えたパチンコ機で構成することが好ましい。
この発明の態様として、前記探索入力手段を、遊技者を撮影する撮影手段で撮影した遊技者の動作を検出する動作検出手段で構成することができる。
前記撮影手段は、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラ等、遊技者の顔や手等の遊技者画像を取得可能な撮影装置で構成することを含む。また該撮影手段は、遊技機に備える、該遊技機にデータ送信が可能な台ランプ又は台間機に備える、あるいは遊技機にデータ送信可能に別個に備えることを含む。なお、遊技者画像としては顔画像を取得することが望ましい。
前記動作検出手段は、遊技者の顔や手の位置、向き、大きさ、又はこれらの組合せ等、遊技者の動作による変化を上記遊技者画像から検出可能な制御装置で構成することを含む。なお、遊技者画像としては前記顔画像を使用することが望ましい。
前記構成により、遊技者は体若しくは体の一部を動かして隠れ画像を探すことができる。特に顔の動作で隠れ画像を探すように設定した場合には、隠れている画像を様々な角度や位置から探し出すといった擬似体験を遊技者に与えることができ、よりアミューズメント性が向上する。
またこの発明の態様として、前記隠れ画像設定手段に、前記表示手段の表示領域より大きく設定した前記遊技用画像に対して、上記表示領域に通常表示されている通常領域の外側に前記隠れ画像を配置する配置処理を設定し、前記表示制御手段に、前記探索入力に基づいて上記表示領域に対する上記隠れ画像を配置した遊技用画像の表示部分を変更する表示部分変更処理を設定することができる。
これにより、画面をスクロールさせて隠れ画像を探索することができ、遊技者は隅々まで隠れ画像を探索すれば、隠れ画像の表示が無い場合に無いという事実を認識することができる。
またこの発明の態様として、前記隠れ画像設定手段に、前記表示手段に表示するスロット回転の結果を大当たりとするか否かの結果設定に基づいて大当たり確率を決定し、該大当たり確率に該当する隠れ画像を決定する隠れ画像決定処理を設定することができる。
これにより遊技者は、隠れ画像を探して大当たり確立を知ることができ、スロット回転の停止前に大当たりとなるか否かを予想することができる。従って遊技者は、スロット回転中に大当たり確率の高い隠れ画像を発見すれば、大当たりを得られる期待と緊張を持ってスロット回転を見守ることとなり、隠れ画像を発見する楽しみと大当たりを得る楽しみの二段階で楽しむことができる。
またこの発明は、価値投入を受け付ける価値受付手段と、遊技者の操作入力を許容する操作入力手段と、遊技中の表示に使用する遊技用画像を表示する表示手段と、遊技結果に基づいて価値出力を実行する価値出力手段とを備えた遊技機で遊技する遊技方法であって、前記表示手段に表示許容される隠れ画像が所定条件に基づいて設定され、遊技者が隠れ画像を探す探索入力を探索入力手段で行い、該探索入力に基づいて前記表示手段に表示される上記隠れ画像を確認する遊技方法とすることができる。
これにより、遊技者は隠れ画像を探す楽しみを得ることができ、アミューズメント性を向上することができる。
またこの発明は、価値投入を受け付ける価値受付手段と、遊技者の操作入力を許容する操作入力手段と、遊技中の表示に使用する遊技用画像を表示する表示手段と、
遊技結果に基づいて価値出力を実行する価値出力手段と、これらを制御する制御手段を備えた遊技機の上記制御手段で実行する遊技プログラムであって、前記表示手段に表示許容する隠れ画像を所定条件に基づいて設定する隠れ画像設定処理と、隠れ画像を探す探索入力を遊技者に対して許容する探索入力処理と、上記探索入力に基づいて上記隠れ画像を表示する表示制御処理とを実行可能に構成した遊技プログラムとすることができる。
これにより、遊技機に遊技プログラムをインストールして隠れ画像の探索と表示を可能とすることができ、該遊技機を低コストで提供することが可能となる。
この発明により、遊技者に隠れ画像を探すという楽しみを与えることができ、遊技者の満足度を向上させることができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、図1の遊技用装置1の正面図と共に、該遊技用装置1を構成する台ランプ10、パチンコ機20、及び台間機40の外観について説明する。
前記台ランプ10は、正面中央に液晶モニタ12を備える。
前記台間機40は、貨幣の入力を受け付ける貨幣投入口41a、投入金額等を表示する表示装置42、パチンコ玉数を記憶したICコイン(後述)の入力を受け付ける媒体投入口43a、現金投入により発行したICコインを視認可能位置に移動させて遊技者に確認させるICコイン発行確認部44a、返却ボタン44cの押下によりICコインを排出する媒体排出口44b、及び返却ボタン44cを備える。
前記パチンコ機20は、上から順にデジタルカメラ28、略円形の遊技盤21、パチンコ玉の投入を受け付ける上皿24a、パチンコ玉を払い出す下皿26aを備えている。該下皿26aの右横には、利用者が回転操作してパチンコ玉の射出強度を調整するハンドル25aを備える。
ここで、上記デジタルカメラ28は手前斜め下を撮影方向として備えており、遊技者の顔の位置や向きが判別可能な顔画像を取得できるように構成している。また、該デジタルカメラ28の存在を遊技者が気にしないように、パチンコ機20の正面上部には上記デジタルカメラ28のレンズ部分の大きさの穴をあけ、該穴からレンズ部分だけが見えるようにデジタルカメラ28を隠している。
なお、さらにレンズ部分も気にならないように、ハーフミラーや半透明板を上記穴に装着してデジタルカメラ28を隠しても良く、この場合は穴を四角形等カメラらしくない形状に形成すると良い。
また、逆にデジタルカメラ28の存在が解るように、レンズ部分あるいはデジタルカメラ28を露出させて備えても良い。この場合は、デジタルカメラ28の存在を遊技者に明確に認識させてアミューズメント性を高めることができる。
上記遊技盤21上には、4本の釘で構成する天釘21a、遊技画面を表示して大当たり画像や隠れ画像等を表示して大当たりの通知や大当たり確率の事前通知をする液晶モニタ22、該液晶モニタ22の周囲を保護する液晶枠22a、及び、パチンコ玉が入る入賞口23aとスタートチャッカ23bとアタッカ23cを備えている。
以上の構成により、利用者はICコインを台間機40の媒体投入口43aに投入し、あるいは貨幣を台間機40の貨幣投入口41aに投入して、台間機40からパチンコ機20への電気信号送信によるパチンコ玉の払出を受け、該パチンコ玉がパチンコ機20に投入され、ハンドル25aを操作して遊技を行うことができる。
該遊技が実行されると、パチンコ機20は、入賞口23aにパチンコ玉が入賞すると少量のパチンコ玉を払い出し、スタートチャッカ23bにパチンコ玉が入賞すると、液晶モニタ22の表示でスロット回転を行う。このとき、隠れ画像の探索(後述する図10のステップn8〜n11)を遊技者に許容する。該スロット回転で同一模様が並ぶ大当たりになると、アタッカ23cを開放し、該アタッカ23cに入賞したパチンコ玉の数量に基づいて大量のパチンコ玉を下皿26aから払い出す。
次に、図2に示す回路ブロック図と共に、台ランプ10の回路構成に付いて説明する。
台ランプ10を駆動制御する制御部14は、各種の制御処理、演算処理を実行するCPU15、各処理を行わせるためのプログラムを格納し不揮発性で書換え可能なフラッシュROM16、必要なデータを記憶し電源が断になると記憶情報が消去される揮発性のRAM17、各装置(パチンコ機20及び台間機40)に対して入出力可能に接続するI/Oインタフェース18により構成している。
また、前記制御部14に接続して、次の各装置を備える。
報知ランプ11は、制御部14の制御に従って、利用者による店員の呼出や大当たり時に点灯若しくは点滅するランプで構成する。
液晶モニタ12は、制御部14の制御に従って、ホストコンピュータ(図示省略)に格納している遊技者の顔画像や出玉数等を表示する。
電源装置19は、これらの各装置の駆動に必要な電力を供給する。
以上の構成により、大当たり時に報知ランプ11を点灯又は点滅させる、あるいは液晶モニタ12に表示を行う等、パチンコ機20の遊技に従ったランプ点灯を行う。
次に、図3に示す回路ブロック図と共に、パチンコ機20の回路構成について説明する。
パチンコ機20を駆動制御する制御部29は、各種の制御処理、演算処理を実行するCPU30、各処理を行わせるためのプログラム(スロット表示プログラム、表示部移動プログラム、及び顔動作検出プログラムを含む)及びデータを格納し不揮発性で書換え可能なフラッシュROM31、必要なデータを記憶し電源が断になると記憶情報が消去される揮発性のRAM32、台ランプ10に対して入出力可能に接続するI/Oインタフェース33、人体認識ユニット34、表示機器制御ユニット35、及び音声制御ユニット36により構成している。
また、上記制御部29は、I/Oインタフェース33により、後述する台間機40が発行するICコインに金額選択・取消しボタン45の入力で付与した有価価値に基づくパチンコ玉数、又はICコインリーダライタ43で読み込んだデータに基づくパチンコ玉数を、台ランプ10を介して受信する。これにより、受信したパチンコ玉数分の遊技を許容する。
前記制御部29に接続して、次の各装置を備える。
液晶モニタ22は、制御部29の制御に従って、スロット表示や大当たり表示等、遊技に関する表示を行う。また、所定の条件に従って隠れ画像の表示(後述する図13のステップp4)も行う。
パチンコ玉射出装置24は、制御部29の制御に従った強度で、パチンコ玉を打ち出して遊技盤21(図1)へ送り出す。
射出強度調整装置25は、遊技者の操作に従って強度信号を制御部29に送信する。
入賞検知センサ23は、入賞口23a(図1)、スタートチャッカ23b、及びアタッカ23cに入ったパチンコ玉の通過を検知し、検知信号を制御部29に送信する。なお、上記スタートチャッカ23bにパチンコ玉が入ったことを検知すると、該検知はスロット回転を開始するトリガ信号となる。
パチンコ玉払出装置26は、制御部29の制御に従ってパチンコ玉を払い出す。
スピーカ27は、遊技に関連する音声を鳴らし、遊技の臨場感を高める。
デジタルカメラ28は、制御部29の制御に従って、座席に着席している遊技者の顔を中心に撮影し、顔画像(遊技者顔画像)を静止画像で取得する。取得した顔画像は制御部29に送信する。
電源装置37は、これらの各装置の駆動に必要な電力を供給する。
また、前記フラッシュROM31には、図4に示す隠れ画像データベース31aを格納する。該隠れ画像データベース31aは、ユニークナンバーによるID、隠れ画像の名称、該当する大当たり確率、画像ソースの格納場所、音声ソースの格納場所で構成する。なお、図示では解りやすいように画像ソースに画像イメージを、音声ソースに音声波形イメージを表示している。
また該フラッシュROM31には、図5に示す背景画像X、図6の(c)に示すスロット画像Vも格納する。上記背景画像Xは、図5に示したように静止画像で構成する。なお、該背景画像Xは、液晶モニタ22の画像表示サイズよりも大きいサイズの画像、すなわち液晶の表示画素数よりも画素数が多い画像で構成している。
また、上記スロット画像Vは、図6の(a)に示すように複数の部分画像vの集まりで構成する。該部分画像vを、(b)の矢印に示すように3列で画像の縮尺変更を行いながらそれぞれ移動させることで、(c)に示すようにスロット画像Vとして液晶モニタ22上に移動表示を行うことが可能なように構成している。
前記人体認識ユニット34(図3)、表示機器制御ユニット35、及び音声制御ユニット36は、図7に示すように制御部29上に構成する。
すなわち、上記人体認識ユニット34に接続して、前記液晶モニタ22を表示制御する表示機器制御ユニット35、及び、前記スピーカ27の発声を制御する音声制御ユニット36を備える。
ここで、上記表示機器制御ユニット35は、図8の(d)の合成説明図に示すように、背景画像Xの上に隠れ画像Wをレイヤとして上に重ねて表示し、さらにその上にスロット画像Vをレイヤとして上に重ねて表示する。これにより、(e)の画像イメージ図に示すように、背景画像X、隠れ画像W、及びスロット画像Vを全てで1枚の画像の如く重複画像Yとして表示する処理を実行する。
さらに、切出し領域(表示領域)Zに示すように上記重複画像のうち液晶モニタ22に表示する表示部分を、人体認識ユニット34からの入力に基づいて変更する表示部移動処理(後述)も実行する。
また、上記音声制御ユニット36は、上記表示部移動処理に基づいて、隠れ画像Wが液晶モニタ22上に現れたとき、該隠れ画像Wに該当する音声データ(図4)を再生する処理を実行する。
このようにして、パチンコ機20のデジタルカメラ28で撮影した遊技者の顔画像を、人体認識ユニット34で顔の位置、方向を認識し、表示機器制御ユニット35、及び音声制御ユニット36の制御によって、液晶モニタ22による隠れ画像の表示、及びスピーカ27による発音を決定する。
以上の構成により、パチンコ玉の受け入れと射出、入賞の検出、スロット回転、スロット結果によるパチンコ玉の払出を実行することができる。制御部29は、スタートチャッカ23bへのパチンコ玉の入賞検知に基づいて、スロット回転を行い、該スロット回転中に隠れ画像の探索(後述する図10のステップn8〜n11)を許容する。
次に、図9に示す回路ブロック図と共に、台間機40の回路構成について説明する。
台間機40を駆動制御する制御部49は、各種の制御処理、演算処理を実行するCPU50、各処理を行わせるためのプログラムを格納し不揮発性で書換え可能なフラッシュROM51、必要なデータを記憶し電源が断になると記憶情報が消去される揮発性のRAM52、台ランプ10に対して入出力可能に接続するI/Oインタフェース53により構成している。
また、前記制御部49に接続して、次の各装置を備える。
貨幣処理装置41は、ICコインを発行するために貨幣投入口41a(図2)から投入された貨幣(紙幣又は/及び貨幣)の真偽判別、金種判別を実行し、真貨幣であればICコインの発行(ICコイン発行確認部44aへの移動)を許容し、偽貨幣と判定した時はこれを返却し、さらに、釣り銭を必要とするときは釣り銭処理を実行する。
表示装置42は、操作案内、ICコインの発行についての投入金額や釣り銭、発行したICコインの有価価値など、発行についてプレーヤに通知するに必要なデータを表示する。
ICコインリーダライタ43は、媒体投入口43a(図2)の内部で後述のICコイン発行処理装置44の読取り位置に設け、投入されたICコイン及び発行されるICコインに対して非接触状態でデータの送受信を行い、ICコインのデータ(有価価値等)の読取り及び書込みを実行する。
ICコイン発行処理装置44は、貯留しているICコインを1枚ごとに繰出して放出する。
金額選択・取消しボタン45は、発行するICコインに付与する有価価値の選択、および発行の取消しの各操作をプレーヤに選択して行わせる。
電源装置54は、外部から供給される電力を動作電力に変換して、各装置に供給する。
前述のように構成した台間機40で発行されるICコインは、データを記憶するエリアとして、データの書換え不可能なシステムエリアと、データの書換えが可能なデータエリアを備えており、各エリアには以下のデータを記憶する。
前記システムエリアには、
ユニーク番号、ホール番号
を記憶する。
前記データエリアには、
有価価値(金額又は度数)、日付(発行日)、当日IDコード、書込み回数、発行機番号
を記憶する。
これらのデータは、ICコインデータとしてハブを介してホストコンピュータに送信され、ホストコンピュータ側ではこれを認証して登録し、さらに、このICコインデータを、データ送信を中継したハブに認証データとして登録して、この認証データを精算機(図示省略)でICコインを精算するとき、その認証処理に利用する。
以上の回路構成により、台間機40は、ICコインリーダライタ43へのICコインの投入や貨幣の投入を受け付け、対応する数量のパチンコ玉数をパチンコ機20に送信して遊技を許容することができる。
次に、図10、図13、図14に示すパチンコ機20の制御部29の動作を示す処理フロー図と共に、遊技中のスロット回転に関する全体的な処理について説明する。
制御部29はスロット表示プログラムを起動しており、スタートチャッカ23b(図1)へのパチンコ玉の入賞を入賞検知センサ23(図3)が検知すると(ステップn1)、当たり内容、すなわち大当たりかはずれか等の決定による当たり関連判定(この実施形態では大当たり関連判定)を実行する(ステップn2)。
上記当たり関連判定で当たり内容を大当たりと決定した場合には(ステップn3)、デジタルカメラ28で遊技者を撮影し(後述のステップs1と同一処理)、撮影画像から顔を検出(後述のステップs2と同一処理)して顔位置を座標化し(後述のステップs3と同一処理)、これを顔位置基準座標A0として決定する(ステップn4)。
このとき、図11の説明図の(f)の上段に示すように、遊技者は普通にまっすぐ座っているため、中段に示すように遊技者顔画像Mの顔中心位置Fをポイント(7,7)と認識し、顔位置を中央として認識する。なお、該ポイント認識のために、撮影画像を縦横(水平方向と垂直方向)に所定間隔で細かく分割することでマトリックス状にし、該マトリックス上で顔中心位置Fが位置する升目を上記ポイント(座標)としている。
制御部29は、隠れ画像データベース31a(図4)を参照して隠れ画像(隠れキャラ)の種類を決定すると共に、背景画像X(図5)上での位置座標を決定する(ステップn5)。なお、上記隠れ画像の種類と位置の決定は、乱数によるランダム決定や、画像の種類で定めておいた位置に従う決定など、予め定めた法則に従った条件で決定する。
制御部29は、スロット画像Vを液晶モニタ22に回転表示させてスロット回転を行い(ステップn6)、大サイズ画像の中央部、すなわち重複画像Yの中心部を表示する(ステップn7)。
詳述すると、重複画像Yに対して、図11の(f)の下段に示すように中心部を切出し領域Zとして設定するため、図12の(f)に示すように、液晶モニタ22に重複画像Yの中心部を表示する。
制御部29は、後述する表示部移動処理を実行し、遊技者に隠れ画像Wを検索させる操作入力を許容する(ステップn8)。
上記表示部の移動で、隠れ画像Wが液晶モニタ22の表示領域内に入ると(ステップn9)、隠れ画像Wを表示すると共に、該隠れ画像W用の音声(図4)も再生する(ステップn10)。
スロット回転中はステップn8にリターンして隠れ画像Wの探索を許容し(ステップn11)、スロットが停止すると重複画像Yの表示部分を中央に戻し(ステップn12)、大当たり処理を実行する(ステップn13)。
該大当たり処理では、アタッカ23c(図1)を開放し、該アタッカ23cにパチンコ玉が入る毎に、上皿24a(図1)又は下皿26aから所定数のパチンコ玉を放出する。
前記ステップn3で大当たりでなかった場合には、隠れ画像Wを合成していない重複画像Y(背景画像Xとスロット画像Vの合成)を液晶モニタ22に表示し(ステップn14)、表示部移動処理を実行する(ステップn15)。
スロットが回転中はステップn14にリターンし、スロットが停止すればステップn1にリターンする(ステップn16)。
次に、図13に示す処理フロー図と共に、前述したステップn8,n15の表示部移動処理について説明する。該表示部移動処理では、制御部29は表示部移動プログラムを起動して処理を実行する。
制御部29が実行する表示部移動プログラムでは、まず顔動作検出プログラムを起動して顔動作検出処理を実行し、重複画像Yを移動表示する表示位置補正値Cを取得する(ステップp1)。
該顔動作検出処理では、図14に示すように、まずデジタルカメラ28でカメラ撮影を行い、遊技者の画像を遊技者画像として取り込む(ステップs1)。
このとき、遊技者が隠れ画像Wを探すために、図11の(g)の上段に示すように顔の位置を右下へ動かしていれば、取得する上記遊技者画像は中段に示すように顔位置が中央から左下へ移動した画像となる。この画像からは、顔中心位置Fがポイント(3,10)にあると認識できる。なお、この遊技者の顔位置と遊技者が実際に動かした顔の位置とは、左右鏡像(左右反対)の関係にある。
制御部29は、上記遊技者画像から顔(遊技者顔画像M)を検出し(ステップs2)、遊技者の顔位置(顔中心位置F)を顔位置A(ia,ja)として座標化する(ステップs3)。
制御部29は、前述したステップn4で決定した顔位置基準座標A0に基づいて顔位置変位量Bを算出する(ステップs4)。具体的には、顔位置基準座標A0から顔位置Aを減算して顔位置変位量Bを求める。
次に制御部29は、遊技者の顔の向きである顔向き補正量Pnを取得する(ステップs5)。該顔向き補正量Pnは、遊技者の顔が上向きであればY座標にマイナス値を、下向きであればY座標(垂直成分の座標)にプラス値を、右向きであればX座標(水平成分の座標)にプラス値を、左向きであればX座標にマイナス値を入力する。
このとき、利用者が図11の(h)の上段に示すように右向きであったとすると、(h)の中段に示すように画像上左向き(左右反対であるから実際は右向き)であることが認識できる。従って、X座標にプラス値が入ることとなる。
なお、X,Y座標に入力する値は、向きがわかれば一定値を入力する、あるいは、向き方の度合いに応じて段階的あるいは連続的に値を入力するなど、あらかじめ適宜調整して設定しておく。
制御部29は、遊技者の顔動作に対応する表示位置補正値C(Xm,Ym)を算出する(ステップs6)。具体的には、顔位置変位量Bに向き補正量Pnを加算して表示位置補正値Cを算出する。
上記表示位置補正値Cを算出すると、図13に戻って切出し画像の位置を切出し座標Dとして算出する(ステップp2)。該切出し座標Dは、通常の切出し座標となる中央座標D0(X0,Y0)に前記表示位置補正値C(Xm,Ym)のX,Y各成分を加算して算出する。
制御部29は、上記切出し座標Dを元に重複画像Yのアドレスを読み込み、上記切出し座標Dに基づいて重複画像Yの一部を切出して(ステップp3)、液晶モニタ22に表示する(ステップp4)。
すなわち、図11の(h)の下段に示すように顔位置、顔向きの移動に対応した切出し領域Zを上記切出し座標Dに基づいて切出し、図12の(h)に示すように液晶モニタ22に表示する。
このとき、重複画像Yの右下の隅に設定した隠れ画像Wを、遊技者が発見することとなる。さらに下方へ移動させて完全に隠れ画像Wを表示すれば、大当たり確率が100%の画像であることを認識でき(図4参照)、スロット停止前に大当たりを知ることができる。
以上の動作により、制御部29は大当たりか否か等の条件に基づいて、重複画像Yに隠れ画像Wを合成するか否か、合成する場合はどの隠れ画像Wを合成するかを決定することができる。
遊技者は、スロット回転中に顔の位置や向きを変化させ、上記隠れ画像Wを探すことができる。このとき、遊技者が早く顔を動かせばそれに対応して重複画像Yの表示部分の移動速度も早くなるため、遊技者は自分のペースで自分の見たい部分を見て探すことができる。
隠れ画像Wにより大当たりの可能性が高いか低いかをスロット停止前に確認できるため、遊技者は隠れ画像Wの発見と大当たりの確定との二段階で楽しむことができる。さらに、隠れ画像Wの探索自体に遊技性があるため、利用者は従来の射幸遊技以外の遊技を楽しむことが
遊技が終了すると、遊技結果として遊技前より増加又は減少したパチンコ玉が得られる、若しくはパチンコ玉がなくなる。
なお、デジタルカメラ28はパチンコ機20に備えたが、図2に仮想線で示すように第ランプ10に備える、あるいは、図9に仮想線で示すように台間機40に備える構成としても良い。
また、台間機4には図9に仮想線で示すようにパチンコ玉払出装置を備えても良い。この場合遊技者は貨幣投入あるいはICコインの投入によってパチンコ玉の払出を受け、該パチンコ玉をパチンコ機20の上皿24a(図1)に投入して遊技することができる。
次に、第2の実施形態として、デジタルカメラの替わりに十字キーで構成する方向入力手段を備えた場合について説明する。
この場合は、図1に仮想線で示すように、ハンドル25aの左右対称位置に十字キー38aを備え、遊技者が左手で操作できるように構成する。該十字キー38aが操作されると、図3に仮想線で示すように、方向入力装置38が上下左右の入力信号を制御部29に送信する。
この場合の制御部29の動作は、先の実施形態での顔動作検出処理(ステップp1、図14)が、図15に示す入力方向検出処理に替わる。
すなわち、表示部移動プログラムでステップp1において入力方向検出プログラムを起動して入力方向検出処理を開始し、制御部29は方向入力信号を受信する(ステップu1)。
制御部29は、押下された方向と強さから入力方向A(ia,ja)を座標化し(ステップu2)、表示位置補正値を算出する(ステップu3)。
その他の構成及び動作については、先の実施形態と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
以上の構成及び動作により、遊技者は十字キー38aを操作して隠れ画像Wを探すことができる。この場合は、顔を動かすのが恥ずかしいという遊技者であっても、十字キー38aを押下操作するという直接的な操作で、隠れ画像Wを探すことができる。
すなわち、図16の操作表示説明図の(f’)に示すように、初期状態では上段に示すように十字キー38aが操作されず、中段に示すように中心部が切出し領域Zとなり、下段に示すように中心部分の重複画像Yを液晶モニタ22に表示する。
(g’)に示すように、遊技者によって十字キー38aの右側が上段に示すように押下されて右方向が入力されると、中段に示すように切出し領域Zを右側へ移動し、下段に示すように表示部分を重複画像Yの右側部分へ移動して該右側部分を液晶モニタ22に表示する。
(h’)に示すように、遊技者によってさらに十字キー38aの下側が上段に示すように押下されて下方向が入力されると、中段に示すように切出し領域Zを現在の位置から下側へ移動し、下段に示すように表示部分を重複画像Yの右下側部分へ移動して該右下側部分を液晶モニタ22に表示する。このとき、隠れていた隠れ画像Wを液晶モニタ22に表示することとなり、遊技者は大当たり確率を知ることができる。
なお、以上の各実施形態において、重複画像Y中の切出し領域Zの移動による表示部分の移動は、リアルタイムでスムーズにアナログ移動する構成(画面がスライドするように移動する構成)とするが、一定数の画素単位でカタカタとデジタル移動する構成としても良い。
また、隠れ画像Wは、通常の中央位置では全て隠れる構成としたが、一部表示して大部分が隠れる構成としても良い。この場合は、隠れ画像の存在を顔動作前に認識し、隠れ画像の種類が何であるかを顔動作によって確認するといったことができる。
また、隠れ画像Wは静止画像で構成したが、動画像で構成しても良い。
また、デジタルカメラ28で撮影した遊技者の画像の状態、又は方向入力装置38の十字キー38aで入力された方向等、探索入力手段(デジタルカメラ28又は方向入力装置38)で入力された状態から表示手段(液晶モニタ22)への表示変更のパラメータを決定するパラメータ決定手段(パラメータの決定処理を実行する制御部29)を備えて構成しても良い。
具体的には、画像を動かす移動距離で、顔移動を検知した距離や入力方向に所定パラメータを適用して決定するように構成すると良い。該パラメータとしては、一定値(所定パラメータ)を乗算(適用)することが望ましい。これにより、利用者の顔動作(又は十字キー38aの押下強さ)が大きくなければ重複画像Yの移動量が少なく隠れ画像Wを探せない、あるいは、利用者の顔動作(又は十字キー38aの押下強さ)が小さくても重複画像Yの移動量が多く十分隠れ画像Wを探せる等、遊技者に要求する顔動作の動作量(又は十字キー38aを押下する強さ)を調整することができる。
また、隠れ画像Wを検索するための遊技者の入力は、十字キー38aによる方向入力に替えて又は加えて、タッチパネルで入力するように構成することができる。
この場合は、第2の実施形態の方向入力装置38に替えてタッチパネルを制御部29に接続して備えると良く、該タッチパネルは液晶モニタ22の上に重ねて設けると良い。
またこの場合、タッチパネルの右側がタッチされると液晶モニタ22での重複画像Yの表示を右側に移動するなど、タッチ入力された方向へ移動させると良い。他にも、タッチされた位置を拡大表示し、通常表示では確認できない隠れ画像Wを拡大表示によって視認可能に表示する構成としても良い。
また、切出し領域Zを移動させるトリガ信号としては、他にも顔の表情、腕の動き(方位性を含む)、手のひらの形、顔の傾き(方位性を含む)、顔の連続する傾きのリズム、体全体の傾き(方位性を含む)、体全体の連続する傾きのリズム、又はこれらの組合せ等、遊技者の様々な動作に対して設定しても良い。これにより、遊技のバリエーションを豊富にすることができる。
また、重複画像Yとしてスロット画像V、隠れ画像W、及び背景画像Xを全て一様に移動する構成としたが、スロット画像Vはそのままで、隠れ画像W及び背景画像Xを移動する構成としても良い。この場合は、遊技者はスロット回転の様子を見ながら隠し画像Wを探すことが可能となる。
また、隠し画像Wは表示位置を表示枠外に設定することで隠したが、透明度を最大にすることで隠す構成としても良い。
この場合、例えば遊技者の顔が左右に移動する、あるいは遊技者の顔が前後に近づくあるいは遠ざかる等、一方向のベクトルでの入力を許容すると良い。該入力により、ある位置に遊技者の顔があれば透明で、またある位置に遊技者の顔があれば透明度が下がって(不透明度が上がって)隠れ画像Yが徐々に現れる、あるいは一気に透明度が下がって突如明確に現れる構成としても良い。
これにより、遊技者はスロット回転の様子を見ながら隠し画像Wを探すことが可能となる。
また、遊技者の顔の動作や十字キー38aの操作に対応して、LED等のランプ類を点灯させても良い。この場合、遊技者の動作や操作のリズムにシンクロさせてランプ類を点灯させると、ランプの点灯でリズムをとるようにして遊技することができ、新しいアミューズメント感覚を遊技者に与えることができる。さらにこの場合、スピーカ27でランプ点灯のリズムに合わせて効果音や音楽等を鳴らすように構成しても良い。
また、液晶モニタ22に表示する画像を変化させる方法としては、上述した液晶やLED(ドットLED)の表示画像の移動に替えて、液晶表示画像の視点変化、液晶やLED(ドットLED)の表示画像の切り替え又は消去により実行しても良い。
また、大当たり確率を遊技者に通知する通知手段として、液晶モニタ22に表示許容する隠れ画像を所定条件に基づいて設定する制御部29と、上記隠れ画像を表示する制御部29と液晶モニタ22とを備えたが、液晶モニタ22への画像表示以外の方法で遊技者に通知しても良い。
具体的には、例えばLEDランプ、ランプ、7セグ、又はこれらの複数の点灯/消灯、リズム点灯等、発光パターンデータに基づいて発光する発光手段で大当たり確率を通知することができる。他にも、効果音や音楽等の音声(音声データ)を鳴らすスピーカ27(発音手段)で大当たり確率を通知することができる。
これらにより、様々な方法り利用者に大当たり確立をスロット回転中に通知することができる。
また、遊技中の遊技者が横を向いているとき表示機器(液晶モニタ22、ランプLEDランプ、及び7セグLED等)を消灯させたり、携帯電話を使用中は音声出力を低下させてもよい。この場合は、消費電力の低減・利用環境向上を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の遊技機は、実施形態のパチンコ機20に対応し、
以下同様に、
表示手段は、液晶モニタ22に対応し、
操作入力手段は、射出強度調整装置25に対応し、
価値出力手段は、パチンコ玉払出装置26に対応し、
撮影手段及は、デジタルカメラ28に対応し、
隠れ画像設定手段は、ステップn5を実行する制御部29に対応し、
表示制御手段は、ステップp3,p4を実行する制御部29に対応し、
探索入力手段は、ステップs1又はステップu1を実行する制御部29に対応し、
動作検出手段は、ステップs2〜s6を実行する制御部29に対応し、
価値受付手段は、台間機40からパチンコ玉数を受信するI/Oインタフェース33及び制御部29に対応し、
隠れ画像は、隠れ画像Wに対応し、
遊技用画像は、背景画像Xに対応し、
結果設定は、ステップn2で決定する大当たり内容に対応し、
所定条件は、ステップn3で判定する大当たりか否かの条件に対応し、
配置処理、隠れ画像決定処理、及び隠れ画像設定処理は、ステップn5に対応し、
表示部分変更処理は、ステップn8,n15に対応し、
表示制御処理は、ステップp4に対応し、
探索入力処理は、ステップs1に対応し、
遊技プログラムは、スロット表示プログラムに対応し、
価値は、パチンコ玉数に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
遊技用装置の正面図。 台ランプの回路構成を示す回路ブロック図。 パチンコ機の回路構成を示す回路ブロック図。 隠れ画像データベースの説明図。 背景画像のイメージ図。 スロット画像の説明図。 パチンコ機の回路構成の一部を示す部分回路ブロック図。 画像合成説明図。 台間機の回路構成を示す回路ブロック図。 パチンコ機の制御部が実行するスロット表示処理の処理フロー図。 顔位置認識と画像切出しの説明図。 切出し後の部分表示の説明図。 パチンコ機の制御部が実行する表示部移動処理の処理フロー図。 パチンコ機の制御部が実行する顔動作検出処理の処理フロー図。 第2実施形態でパチンコ機の制御部が実行する入力方向検出処理の処理フロー図。 第2実施形態の表示部移動説明図。
符号の説明
20…パチンコ機
22…液晶モニタ
25…射出強度調整装置
26…パチンコ玉払出装置
28…デジタルカメラ
29…制御部
33…I/Oインタフェース
40…台間機
W…隠れ画像
X…背景画像

Claims (6)

  1. 価値投入を受け付ける価値受付手段と、
    遊技者の操作入力を許容する操作入力手段と、
    遊技中の表示に使用する遊技用画像を表示する表示手段と、
    遊技結果に基づいて価値出力を実行する価値出力手段とを備えた遊技機であって、
    前記表示手段に表示許容する隠れ画像を所定条件に基づいて設定する隠れ画像設定手段と、
    隠れ画像を探す探索入力を遊技者に対して許容する探索入力手段と、
    上記探索入力に基づいて上記隠れ画像を表示する表示制御手段とを備えた
    遊技機。
  2. 前記探索入力手段を、
    遊技者を撮影する撮影手段で撮影した遊技者の動作を検出する動作検出手段で構成した
    請求項1記載の遊技機。
  3. 前記隠れ画像設定手段に、前記表示手段の表示領域より大きく設定した前記遊技用画像に対して、上記表示領域に通常表示されている通常領域の外側に前記隠れ画像を配置する配置処理を設定し、
    前記表示制御手段に、前記探索入力に基づいて上記表示領域に対する上記隠れ画像を配置した遊技用画像の表示部分を変更する表示部分変更処理を設定した
    請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記隠れ画像設定手段に、前記表示手段に表示するスロット回転の結果を大当たりとするか否かの結果設定に基づいて大当たり確率を決定し、該大当たり確率に該当する隠れ画像を決定する隠れ画像決定処理を設定した
    請求項1、2または3記載の遊技機。
  5. 価値投入を受け付ける価値受付手段と、
    遊技者の操作入力を許容する操作入力手段と、
    遊技中の表示に使用する遊技用画像を表示する表示手段と、
    遊技結果に基づいて価値出力を実行する価値出力手段とを備えた遊技機で遊技する遊技方法であって、
    前記表示手段に表示許容される隠れ画像が所定条件に基づいて設定され、
    遊技者が隠れ画像を探す探索入力を探索入力手段で行い、
    該探索入力に基づいて前記表示手段に表示される上記隠れ画像を確認する
    遊技方法。
  6. 価値投入を受け付ける価値受付手段と、
    遊技者の操作入力を許容する操作入力手段と、
    遊技中の表示に使用する遊技用画像を表示する表示手段と、
    遊技結果に基づいて価値出力を実行する価値出力手段と、
    これらを制御する制御手段を備えた遊技機の上記制御手段で実行する遊技プログラムであって、
    前記表示手段に表示許容する隠れ画像を所定条件に基づいて設定する隠れ画像設定処理と、
    隠れ画像を探す探索入力を遊技者に対して許容する探索入力処理と、
    上記探索入力に基づいて上記隠れ画像を表示する表示制御処理とを実行可能に構成した
    遊技プログラム。
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