JP2005049260A - ロードセル - Google Patents

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正昭 相馬
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Abstract

【課題】 片側からのみの取付け作業でロードセルの取付けを可能にするとともに、取付け時に、起歪部の方向を任意に調整して測定座標に合わせることを可能にする。
【解決手段】 相対する2個のリング状の取付け座15,16と4個の起歪部11〜14とを一体形成した4本梁方式のロードセル10において、一方の取付け座16の中心部にめねじ部18
を形成し、他方の取付け座15の中心部の孔17をめねじ部18よりも小径に形成し、取付け座16の軸方向外側端面の外周部に、断面L字形の段差部19を形成しておく。取付け時は、取付け座16のめねじ部18からそれよりも頭部が小径のボルト21を挿入して、取付け座15を板状部材41に固定する。次いで、取付け座16の段差部19にもう一方の板状部材42の孔を嵌合してからめ板状部材42の外側からねじ部18にボルト31を螺着する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車の走行中にエンジンの支持部分に発生する荷重を測定する用途等に用いられ、3成分力の測定が可能な4本梁方式のロードセルに関する。
自動車を開発する段階では、自動車の走行中にエンジンの支持部分に発生する荷重を測定し、そのデータに基づいて加振機を作動させて走行中にエンジン部分に発生する荷重を再現して走行試験をする必要があった。その発生荷重のデータを収集するため、従来は、歪ゲージが用いられていた。すなわち、図6に示すように、エンジン(図示せず)を支持するマウント1の端部のマウントブラケット2が複数のボルト3によりボディ4に固定されているので、荷重の集中するマウントブラケット2の折曲部A,Bに歪ゲージを貼り付けて荷重を測定していた。しかしながら、図示した方法では、折曲部A,Bに、複数方向からの荷重が加わるため、それを2個程度の歪ゲージを用いただけでは正確な荷重の値を測定することが無理であった。そこで、荷重を支えるボルト3の部分に各方向の荷重を正確に測定できる3分力ロードセルを取り付けることが考えられた。公知のロードセルとしては、特許文献1等がある。ところで、ボルト等により結合される2個の板状部材の間に発生する荷重を測定する従来のロードセルは、図7に示すように、それぞれの測定対象の板状部材に取り付けられる2枚の円盤状の取付け座5,6の間を起歪部7〜10により連結する構造であり、両取付け座5,6は、それぞれボルトにより板状部材に取り付けられる構造である。
特開2000−146718号公報
しかしながら、図7に示したロードセルの場合は、図6のボディ4に取り付けようとすると、マウントブラケット2およびボディ4のそれぞれの背面からボルトを取付け座5,6に螺着する必要があるが、マウントブラケット2側はそれが可能であるものの、ボディ4側は背面が封鎖されているため構造上不可能であった。そこで本発明は、板状の2枚の部材が結合される部分の荷重をロードセルを用いて測定する場合に、一方の板状部材の方向からのみの作業で取付けることを可能にするロードセルを提案することを目的とした。
上記課題を解決するために、本発明は、相対する2個のリング状の取付け座とその間を連結する4個の起歪部とを一体形成した4本梁方式のロードセルにおいて、一方の取付け座の中心孔の軸方向内側に形成され、前記一方の取付け座の中心孔よりも大径に形成された他方の取付け座の中心孔より軸方向に挿入されたボルトの頭部の下面が当接する当接面と、他方の取付け座の中心孔に形成されためねじとを備えたことを特徴とする。また、前記他方の取付け座の中心孔の軸方向外側の端面外周部に断面L字形の段差部を形成したことを特徴とする。
以上述べたように本発明によれば、ロードセルの一方の取付け座の中心孔の軸方向内側に、他方の取付け座の中心孔より軸方向に挿入されたボルトの頭部の下面が当接する当接面を形成し、他方の取付け座の中心孔にめねじを形成したことで、測定対象の一方の板材部分にめねじを形成しておいて一方の取付け座を当接し、他方の取付け座の中心孔より軸方向にボルトを挿入してそのめねじに取り付けて、一方の取付け座が固定される。また、他方の板材部分には、他方の取付け座の中心孔の端面外周部の段差部に嵌合可能な孔を開けておき、他方の板材部分の孔に前記段差部を嵌合させた後に、他方の取付け座の中心孔のめねじにボルトを螺着することで、他方の取付け座が固定される。このようにして、ロードセルの2個の取付け座は、ロードセルの軸方向一方側からの2個のボルトの螺着作業のみで測定対象の板状部材に取付け可能となり、取付け作業に方向の制限がある場合の取付け作業が可能となる。また、本発明のロードセルは、取り付け時に軸方向を中心にして回転させて調整することが可能であり、起歪部11〜14の角度方向を測定座標に合わせて測定することが可能となる。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明に係るロードセルを示す正面図および右側面図である。図において、11〜14は歪ゲージが貼付される起歪部であり、それらの左端部がリング状の取付け座15に連結され、右端部がリング状の取付け座16に連結されており、起歪部11〜14および取付け座15,16は一体物で形成されている。取付け座15の中心部には直径d1の孔17が形成され、その軸方向内側の裏面も取付け座15の表側面と平行な面15aが形成されている。取付け座16の中心部には山径D1のめねじ部18が形成されている。さらに、取付け座16の外側端面の外周部に一段小径にした段差部19が形成されている。これらの構成により3成分力の測定が可能な4本梁方式のロードセル10が形成される。
図2は図1のロードセル10の取付け座15を測定対象の板状部材に取付ける際に用いられるボルト21を示す正面図および右側面図である。ボルト21は、取付け座15の孔17に、取付け座16のめねじ部18側から挿通されるため、そのおねじ部の山径d2が孔17の直径d1よりも小さく形成されている。同様に、ボルト21の頭部22の直径D3は、取付け座16のめねじ部18の山径D1よりも小さく、かつ取付け座15の孔17の直径d1よりも大きく形成されている。また、頭部22の頂部には、ボルト21を回転させる際に使用する六角レンチ用の穴23が形成されている。
図3は図1のロードセル10の取付け座16を測定対象の板状部材に取付ける際に用いられるボルト31を示す正面図および右側面図である。ボルト31は、取付け座16のめねじ部18に螺着されるおねじ部32と、周囲6面が面落としされた頭部33と、中心部の軸方向に形成された孔34とからなる。この孔34は、ボルト21の穴23に六角レンチを挿入する際に使用される。なお、この孔34を形成しないでボルト31を構成することも可能である。
図4は図1のロードセル10を図2のボルト21と図3のボルト31を用いて測定対象の板状部材41,42に取り付けた状態を示す縦断面図である。板状部材41の背面には、予め、ボルト21を取り付けるためのナット43が溶接により取り付けられている。また、板状部材42には、ロードセル10の軸方向の取付け面間寸法に応じた深さの凹部44が溶接により追加形成されるとともに、その凹部44の中心部に取付け座16の段差部19の挿入可能な孔が形成されている。ロードセル10を取り付ける順番は、先ず、取付け座15を板状部材41のナット43の位置に当接し、その状態で、取付け座16のめねじ部18側からボルト21を挿入し、六角レンチを穴23に挿入して回転することで、頭部22の下面が面15aに当接してナット43に螺着される。
次に、取付け座16の段差部19に、板状部材42の凹部44の孔を嵌合し、ナット31のおねじ部32を取付け座16のめねじ部18に螺着して、板状部材42の凹部44の孔の周囲部分を、取付け座16の段差部19の外周側端面とボルト31の頭部33の下面との間で挟圧して取付けを完了する。この取付けでは、板状部材41の右側からの作業のみ、さらに限定すれば、ロードセル10の軸方向右側からのみの作業で、ロードセル10を板状部材41,42に取り付けることが可能となる。このように、従来、片側からのみに取付け作業が限定されていた測定対象についても、本発明に係るロードセル10を用いることで取付けが可能となる。
図5は、図4に示した要領で、ロードセル10を自動車のボディ4とエンジンを支えるマウント1の端部のマウントブラケット2との間に取り付けた状態を示す縦断面図である。この場合も、ボディ4の裏面にナット43を溶接して固定しておくとともに、マウントブラケット2の取付け位置部分に凹部44を形成しておくことで、ロードセル10をマウントブラケット2側の作業のみで取付けが可能となる。その結果、マウントブラケット2のボディ4への取付け部分に発生する荷重を、ロードセル10を介して正確に測定することが可能となる。
本発明は、自動車の荷重測定以外に、各種車両の荷重測定、一般産業機器の荷重測定、建築、土木現場における荷重測定等に用いられる、3成分力の測定が可能な4本梁方式のロードセルに利用可能である。
本発明に係るロードセルを示す正面図および右側面図である。 図1のロードセルを取付ける際に用いられるボルトを示す正面図および右側面図である。 図1のロードセルを取付ける際に用いられる他のボルトを示す正面図および右側面図である。 図1のロードセルを測定対象に取り付けた状態を示す縦断面図である。 図1のロードセルの自動車ボディへの取付け例を示す縦断面図である。 ロードセルを取り付けられない従来例を示す断面図である。 従来例のロードセルを示す図である。
符号の説明
1 マウント
2 マウントブラケット
4 ボディ
10 ロードセル
11〜14 起歪部
15 取付け座
15a 面
16 取付け座
17 孔
18 めねじ部
19 段差部
21 ボルト
22 頭部
23 穴
31 ボルト
32 おねじ部
33 頭部
34 孔
41,42 板状部材
43 ナット
44 凹部

Claims (2)

  1. 相対する2個のリング状の取付け座とその間を連結する4個の起歪部とを一体形成した4本梁方式のロードセルにおいて、
    一方の取付け座の中心孔の軸方向内側に形成され、前記一方の取付け座の中心孔よりも大径に形成された他方の取付け座の中心孔より軸方向に挿入されたボルトの頭部の下面が当接する当接面と、
    他方の取付け座の中心孔に形成されためねじと、
    を備えたことを特徴とするロードセル。
  2. 請求項1記載のロードセルにおいて、
    前記他方の取付け座の中心孔の軸方向外側の端面外周部に断面L字形の段差部を形成したことを特徴とするロードセル。
JP2003282489A 2003-07-30 2003-07-30 ロードセル Pending JP2005049260A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100947593B1 (ko) 2008-05-30 2010-03-15 자동차부품연구원 커먼레일의 연료공급관 체결 토크 및 축력 측정장치
US7895908B2 (en) 2006-09-07 2011-03-01 Toyoda Iron Works Co., Ltd. Load detecting device

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