JP2005049151A - 転動装置の転動体の変位測定方法および変位測定装置 - Google Patents

転動装置の転動体の変位測定方法および変位測定装置 Download PDF

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Kenichi Sugiyama
健一 杉山
Yasuyuki Muto
泰之 武藤
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Abstract

【課題】ボールねじ若しくはリニアガイドの転動体の変位を光学的に測定することにより、正確かつ容易に転動体公転周期等を測定する。
【解決手段】転動体の一部に、反射率の異なるセラミック転動体を入れ、ナットの側壁に測定用の2つの貫通孔を設ける。各々の貫通孔は案内溝の1回転半だけ離れて形成する。レーザー・ドップラ振動計検出部から2つの貫通孔に向けて照射されたレーザビームは転動体の表面において反射し、その反射光がレーザー・ドップラ振動計検出部において検出される。セラミック転動体の反射光強度は他のものよりも弱いため、信号強度の時間変化を計測することにより、転動体の公転周期を測定することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、転動装置の転動体の変位測定方法および装置に関し、詳しくはボールねじ若しくはリニアガイド等の転動装置に組み込まれた転動体の公転速度、通過周期等を測定する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
転動体を組み込んだ転動装置として、ボールねじ、リニアガイド等が広く使用されている。例えば、回転運動を直線運動に変換するボールねじは、表面に螺旋状の案内溝が形成された棒状のねじ軸と、内周に案内溝が形成されたナットと、ナットの内側の案内溝に摺動自在に設けられた複数の転動体(ボールまたはローラ)とを備えて構成されている。ねじ軸を回転させることにより、ナットを直線方向に移動させることができ、回転運動を直線運動に変換させることが可能となる。
【0003】
このようなボールねじを有効に利用するために、高速運動が要求されている。
ところが、転動体の公転速度が大きくなると、転動体に加わる衝撃力が増大し、その結果、案内溝等の破損に至ることがある。転動体の回転速度の限界(高速限界)を向上させるために、転動体の材料強度の改良が日々行われている。そして、かかる技術目的達成のために、転動体の公転速度等の運動を解析する必要がある。従来より、転動体の運動の解析のために、様々な測定方法が用いられてきた。
【0004】
第1の方法は、例えば、特開平2003−075463号公報に示されたように、転動体の1個を磁化し、ホール素子、コイル等の磁気センサをナットの周囲に複数個配設することにより、転動体の公転速度を測定する方法である。すなわち、転動体を予め磁化しておき、この転動体が回転することにより生じた磁気変化を、磁気センサによって電気信号として検出する。各々の磁気センサに表れた電気信号の周期を測定することにより、転動体の公転速度を測定することが可能となる。
【0005】
第2の方法は、渦電流式変位センサ、近接センサ等を用いる方法である。渦電流式変位センサは、センサ内部のコイルに高周波電流を流すことによって高周波磁界を発生させ、この磁界内での転動体の運動により生じた磁界変化をセンサで検出するものである。高周波磁界内に金属が存在した場合、磁気誘導作用によって金属に渦電流が流れ、センサコイルのインピーダンスが変化する。渦電流式変位センサは、この現象による発信状態の変化により、距離を測定するものである。すなわち、対象物である転動体とセンサヘッドの距離が近づくにつれて、渦電流が大きくなり、発信振幅は小さくなる。この発信振幅を整流して得られた直流電圧は、センサコイルと対象物との距離に比例して変化する。従って、直流電圧に基づき、転動体の変位を測定することが可能となる。
【0006】
しかしながら、上述の測定方法には以下のような問題が生じていた。前記第1の方法においては、ホール素子を用いて転動体の磁気変化を測定するためには、転動体をできるだけ強く磁化させる必要がある。ところが、転動体は鋼球であることから、強く磁化させることが困難であり、ホール素子により検出精度を十分に得ることができない。また、測定精度を向上させるためには、ホール素子の感度調整、ホール素子とボールねじとの距離を厳密に設定しなければならない。このため、測定に手間がかかるとともに、十分な測定精度を得ることが困難であった。
【0007】
第2の方法においては、渦電流変位センサ、近接センサは検出対象物であるボールねじに近接させなければ測定をすることができないため、センサをできるだけボールねじに近接して固定する必要がある。ところが、回転するボールねじの近傍にセンサを固定するのは困難を伴う。
【0008】
従って、上述の測定方法は、いずれも手間がかかるものであり、十分な測定精度を生じさせることが困難であった。
【特許文献1】
特開2003−075463号公報
【特許文献2】
特開平05−010412号公報
【特許文献3】
特開平11−94670号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の問題を解決することに鑑みなされたもので、本発明の目的は、容易に高精度の測定が可能な転動体の変位測定方法および装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために本発明は、略円筒形をなし、内周面に螺旋状の案内溝が形成されたナットと、前記ナットに挿入されるとともに、外周に螺旋状の案内溝が形成されたねじ軸と、前記ナットの案内溝および前記ねじ軸の案内溝に挟持された複数の転動体とを備えた転動装置の前記転動体の変位測定方法において、前記ナットの側壁に貫通孔を設けるステップと、前記ナットの外部に設けられた光源から前記貫通孔を介して前記転動体に光を照射し、反射光を検出器によって検出するステップと、検出された反射光に基づき前記転動体の変位を算出するステップとを有する。
【0011】
また、前記転動体は、第1の反射率を有する第1の転動体と、当該第1の反射率とは異なる第2の反射率を有する第2の転動体とからなり、前記第1および第2の転動体の各々の反射光を、前記貫通孔において順に検出することにより、前記第1および第2の転動体の変位を測定する。
【0012】
さらに、前記貫通孔は、互いに所定距離だけ離れた位置に設けられた第1の貫通孔および第2の貫通孔からなり、前記第1および第2の貫通孔において前記転動体の反射光を検出することにより、前記転動体が前記第1の貫通孔から前記第2の貫通孔まで移動するのに要する時間を測定する。
【0013】
また、前記光源および前記検出器はレーザー・ドップラ振動計またはLEDである。
【0014】
前記第1の転動体は金属製であり、前記第2の転動体はセラミック製であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態を説明する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例に係るボールねじ転動体の公転速度計測システムの全体図である。
【0016】
この計測システムは、ねじ軸10、ナット2等よりなるボールねじ1,レーザー・ドップラ振動計検出部81,82、レーザー・ドップラ振動計信号処理部100,コンピュータ本体200,ディスプレイ201を備えて構成されている。
2つのレーザー・ドップラ振動計検出部81,82は、ボールねじ1がレーザー・ドップラ振動計検出部81、82の中央に位置するように各々固定されており、ボールねじ内部の転動体の変位を検出することが可能である。レーザー・ドップラ振動計検出部81,82の出力は信号処理ユニット100に接続されている。レーザー・ドップラ振動計信号処理部100は、レーザー・ドップラ振動計検出部81,82によって検出されたレーザの反射光を電圧値として出力するものである。
【0017】
コンピュータ200は、中央処理演算処理装置、RAMおよびROM等のメモリ、バスコントローラ、CDおよびDVD等の外部記憶装置、ハードディスクドライブ、インターフェース等を備えている。レーザー・ドップラ振動計信号処理部100から出力された信号はコンピュータ200のインタフェースに入力される。コンピュータ200は信号処理部100の出力信号の時間変化を視覚的に表すとともに、信号を解析することが可能である。また、ボールねじを固定するステージの移動、レーザー・ドップラ振動計検出部81,82の動作を遠隔操作することも可能である。さらに、レーザー・ドップラ振動計検出部81,82にCCDカメラユニットを固定し、CCDカメラユニットの映像をコンピュータ100でモニタしながら、レーザー・ドップラ振動計検出部81,82の位置を確認しても良い。
【0018】
図2は、ボールねじ1の一部断面図、およびレーザー・ドップラ振動計検出部81,82を表している。ボールねじ1は、ねじ軸1、ナット2、転動体30,転動体循環チューブ50を備えて構成されている。棒状のねじ軸1の周囲には螺旋状の案内溝4が形成されており、その両端部は図示されていない軸受けによって支持されている。
【0019】
ナット20にはねじ軸1が挿入される孔が設けられており、この孔の内周面には螺旋状の案内溝が形成されている。さらに、ナット20の側壁には、転動体30を循環させるための中空の循環チューブ50が設けられている。この循環チューブ50の両端はナット20内周の案内溝に通じている。
【0020】
ねじ軸10はナット20の孔に挿入され、ねじ軸10の案内溝とナット20の案内溝の間には複数の転動体30が摺動自在に挟持される。すなわち、循環チューブ50の両端から通じる、ねじ軸10およびナット20の案内溝の経路は、複数の転動体30で満たされる。
【0021】
このようなボールねじ10において、ねじ軸10を回転させることにより、転動体30が案内溝に沿って摺動し、ナット2が長手方向に直線移動する。このとき、転動体は、案内溝、循環チューブからなる経路を周回移動する。また、ねじ軸10を逆方向に回転させると、ナット2は逆方向に移動する。このようにして、ねじ軸10の回転運動がナット2の直線運動に変換される。
【0022】
図3は、ナット20に形成された測定用の貫通孔を説明するための図である。
ナット20の側壁には2つの貫通孔21,22が形成されている。各々の貫通孔21.22はねじ軸10およびナット20の間の案内溝の底部の位置に設けられている。すなわち、レーザ光が転動体の表面に鉛直に照射されるように、貫通孔21.22が形成されている。これにより、転動体30において反射したレーザ光はレーザー・ドップラ振動計検出部81,82に到達するようになる。
【0023】
貫通孔21,22の内径は、レーザ光のスポット径を通過させるのに十分な大きさであることが望ましい。一般に、レーザ光のスポット径は数十μmにまで小さくすることができるので、転動体30の運動を妨げることのないように貫通孔21.22の内径を十分に小さくすることができる。2つの貫通孔21.22は、ねじ軸10に対して180度の角度をなしており、また、一方の貫通孔21は他方の貫通孔22から軸方向に1回転半だけ離れた位置に形成されている。図5の模式図に示されたように、レーザー・ドップラ振動計検出部81,82は、螺旋状に配列された転動体30のうち、1回転半だけ離れた2つの転動体301,302を正確に照射するように配設されていることが確認できる。
【0024】
従って、レーザー・ドップラ振動計検出部81,82から2つの貫通孔21,22に向けて照射されたレーザビームは転動体30の表面において反射し、その反射光がレーザー・ドップラ振動計検出部81,82において検出される。
【0025】
本実施形態においては、図4に示されたように、鋼球転動体30aの中に、2つのセラミック転動体30bが挿入させられており、かつ、2つのセラミック転動体30bの間には1つの鋼球転動体30aが挿入させられている。鋼球転動体30aの反射率はセラミック転動体30bの反射率よりも高いため、鋼球転動体30aの反射光強度はセラミック転動体30bの反射光のレベルよりも大きくなる。ねじ軸10を矢印Aの方向に回転させた場合、レーザー・ドップラ振動計検出部81,82において異なるレベルの反射光が入射するため、鋼球転動体30aとセラミック転動体30bとを区別して検出することが可能となる。セラミック転動体30bが検出される周期を測定することにより、転動体30の公転速度を正確に測定することが可能となる。
【0026】
続いて、図6にレーザー・ドップラ振動計検出部81,レーザー・ドップラ振動計信号処理部100の概略構成を示す。
【0027】
レーザー・ドップラ振動計検出部81は、光ヘテロダイン方式によるものであり、レーザ光源810、ビームスプリッタ811,812,816,ミラー815、音響光学変調ドライバ(AOMドライバ)813,音響光学変調器(AOM)814、受光器817を備えて構成されている。
【0028】
レーザ光源810は例えばHe−Neレーザを用いて構成され、この場合におけるレーザの波長λは632.8nmとなる。レーザスポットは、ナット20の貫通孔の内径を小さく抑えるために、できるだけ小さいことが望ましい。ビーム照射出力は計測目的のために数mW程度で足りる。
【0029】
レーザ光源810から発せられたレーザ光の周波数をfoとすると、測定対象物である転動体30の変位に伴うドップラ効果よって、反射光の周波数はfoからfdだけシフトし、fo±fdとなる。転動体30が光軸方向において速度Vで移動したとすると、シフト周波数fdは、fd=2V/λで表される。この式から理解されるように、速度Vとシフト周波数fdとは比例関係にあるため、シフト周波数fdを測定することにより、測定対象物の速度Vを算出することが可能となる。但し、本実施例は転動体30の反射光強度を利用して転動体30の公転速度を算出しているため、シフト周波数fdの検出は必ずしも必要ではない。
【0030】
音響光学変調器814は、foまたはfo±fdのいずれかに周波数シフト(シフト周波数fM)を与えることにより、移動の方向を判別するためのものである。受光器817はドップラ光を電気信号に変換し、この信号を検出信号としてレーザー・ドップラ振動計信号処理部100に出力する。
【0031】
レーザー・ドップラ振動計信号処理部100は、アンプ101,103,105、検出回路102,ミキサ104,変換回路106、発信回路107,速度レンジ回路108等により構成されている
【0032】
アンプ101は受光器817から出力された検出信号を十分な振幅に増幅する回路である。ミキサ104および発信回路107は、検出信号の周波数をさらに低い周波数に変換するためのものである。周波数−電圧変換回路(F−V変換回路)106は検出信号の周波数を電圧値に変換するための回路である。変換された信号はフィルタ109、速度レンジ回路108を介して出力電圧として、外部へ出力される。
【0033】
また、このレーザー・ドップラ振動計信号処理部100は、受光器817からの信号を外部のコンピュータ200に出力するための検出回路102、アンプ103を備えている。この信号は周波数−電圧変換されていないため、測定対象物である転動体30の反射率に応じた振幅を有するものである。このため、セラミック転動体30bの検出信号の振幅は、鋼球の転動体30aのそれよりも小さくなり、信号の振幅に基づき鋼球転動体30aとセラミック転動体30bとを区別することができる。この検出信号はコンピュータ200のインターフェースにおいてA−D変換された後、電圧値の時間変化のグラフとしてディスプレイ201に表示される。
【0034】
図7に、本実施形態に係る測定結果を表す。このグラフは、軸径40mm、リード12mm、ねじれ方向右、D予圧方式、チューブ循環式、ボール径6.35mm、回転速度300rpmの条件での測定結果を表したものである。
【0035】
図7(A)は、転動体30の測定位置301における検出信号の時間変化を表し、図7(B)は、測定位置302における検出信号の時間変化を表している。
それぞれのグラフにおいて、横軸は時間(msec)を表し、縦軸は電圧値(mV)を表している。図5において示されたように、測定位置302は測定位置301から1回転半だけ離れた位置にあり、図7の(A),(B)の各々のグラフは1回転半だけ離れた位置での検出信号を表していることになる。
【0036】
図7において、各々のパルスは個々の転動体30の反射光の強度を表している。また、他のパルスの振幅よりも低いパルスは反射率の低いセラミック転動体30bの反射光を表している。このグラフに示されたように、2つのセラミック転動体30bが他の鋼球転動体30aに混在させられており、かつ、2つのセラミック転動体30bの間に1つの鋼球転動体30aが挿入させられていることが確認できる。
【0037】
同図の(A)における2つのセラミック転動体30bに挟まれた鋼球転動体30aは、1回転半の後に同図の(B)に示された位置で検出される。この間の時間Tが転動体30の1回転半の移動時間を表すことになる。本実施例においては、公転速度として287mm/secであった。
【0038】
また、ねじリード(L),ボール軌道中心径(dm)、巻き数(M)から、ねじ幾何学転動体軌道面距離(X)は以下の式から求めることができる。
X=M√π・dm+L
【0039】
さらに、グラフから隣接し合うパルスの間隔T1を読み取ることにより、個々の転動体30の公転速度、隙間、転動体通過周期、すべり等を導き出すことが可能となる。また、本実施例によれば、転動体30は光学的に検出されるので、検出装置をボールねじから十分に離隔して設置することができる。さらに、反射率の異なる転動体30a、30bを使用しているので、反射光の相対的な強度のみを検出すれば足りる。すなわち、本実施例における測定精度は、反射光の絶対的な強度に影響されることがないため、光源の位置、光源の強度、外乱光等に関わらず正確な測定を行うことが可能となる。
【0040】
(第2実施例)
第1実施例では反射率の異なる2種類の転動体30a、30bをレーザー・ドップラ振動計を用いて検出していたが、他の光学的手段を用いて検出することも可能である。
【0041】
図8は第2実施例に係る測定システムの概略図である。この図において、光源83、84はコヒーレントでないビーム光を発生させるためのものであり、LED、収束レンズ等から構成されている。なお、コヒーレントなレーザ光を発するLEDを用いても差し支えない。光源82,83は、そのビーム光がナット20に形成された2つの貫通孔を介して転動体30に照射されるように固定される。
2つの貫通孔の各々は、ねじ軸1に対して鉛直に設けられており、かつ、軸方向に対して互いに1回転半だけ離れている。
【0042】
光検出器901,902はフォトトランジスタ等の半導体素子から形成されており、転動体30からの反射光を検出し、電気信号に変換するためのものである。これらの光検出器901,902はできるだけ光源83,84の近傍に配設することが望ましい。
【0043】
同図において、他の構成は図2に示された第1実施例と略同様に構成されている。すなわち、ボールねじ1は、ねじ軸1、ナット2、転動体30,転動体循環チューブ50を備えて構成されている。棒状のねじ軸1の周囲には螺旋状の案内溝4が形成されており、その両端部は図示されていない軸受けによって支持されている。ナット20にはねじ軸1が挿入される孔が設けられており、この孔の内周面には螺旋状の案内溝が形成されている。さらに、ナット20の側壁には、転動体30を循環させるための中空の循環チューブ50が設けられている。この循環チューブ50の両端はナット20内周の案内溝に通じている。ねじ軸10はナット20の孔に挿入され、ねじ軸10の案内溝とナット20の案内溝の間には複数の転動体30が転動自在に挟持される。
【0044】
測定装置8は光検出器901,902からの信号を処理し、測定を行うためのものである。図9に測定装置9の概略構成を示す。この測定装置9は、バッファ903,アンプ904、レベルシフト回路905,A/Dコンバータ906,インターフェース(I/F)908、CPU909,メモリ910、ディスプレイコントローラ911,記憶装置912,ディスプレイ913を備えて構成されている。
【0045】
フォトトランジスタ901は反射光を受けることによりオンとなり、コレクタ端子に電圧変化が生じる。この電圧変化による信号はバッファ903において低インピーダンスの信号に変換された後、アンプ904において増幅される。
【0046】
レベルシフト回路905、外乱光検出回路907は、光検出器901,902において反射光とともに検出された外乱光の影響を検出信号から除去するためのものである。外乱光検出回路907は外乱光を検出するフォトトランジスタ、アンプ等により構成されている。外乱光検出回路907のフォトトランジスタは外乱光を検出し、外乱光の強度に応じた電気信号を外乱信号として出力する。レベルシフト回路は、上述の検出信号から外乱信号を差し引き、反射光の信号成分だけからなる信号を生成する。このようにして得られた信号はA/Dコンバータによってディジタル信号に変換され、I/F回路908に入力される。
【0047】
I/F回路908は入力されたディジタル信号をバス914に送出する。CPU909は、記憶装置912に記憶されたプログラムに従い、ディジタル信号の時間変化をメモリ910に記録するとともに、検出光強度の時間変化のグラフを作成する。作成されたグラフはディスプレイコントローラ911によってディスプレイ913に出力される。ディスプレイ913において、図7のグラフと同様のグラフを表示可能である。
【0048】すなわち、セラミック転動体30bの反射光強度が鋼球転動体30aの反射光強度よりも低いことから、グラフ上においてセラミック転動体30bに相当するパルスの識別が可能である。そして、セラミック転動体30bの移動速度をグラフから読みとることにより、転動体30の公転速度を導き出すことができる。また、グラフから隣接し合うパルスの間隔を読み取りことにより、個々の転動体30の公転速度、隙間、転動体通過周期、すべり等を導き出すことができる。
【0049】
なお、本実施例においては、転動体30の公転速度等を自動的に算出することが可能である。自動処理プログラムを図10のフローチャートに示す。
【0050】
この図において、先ず、CPU909は、A/D変換された検出信号の時間変化をメモリ910に蓄積しておく。CPU909はメモリ909の検出信号を順に読み出し、検出信号の各パルスのピーク値を検出する(ステップS101)。検出された各ピーク値の平均値を算出し、メモリに保存しておく(ステップS102)。
【0051】
CPU909は、検出信号の各パルスのピーク値と上述の平均値とを比較し、平均値よりも小さければ(ステップS103でYES)、セラミック転動体30bであると判断する(ステップS104)。一方、検出信号の各パルスのピーク値が平均値よりも大きければ(ステップS103でNO)、鋼球転動体30aであると判断する(ステップS105)。全パルスについてステップS103〜S105が終了するまで(ステップS106でYES)、上述の処理を繰り返す。
【0052】
全パルスについて平均値との比較が終了すると(ステップS106でNO)、CPU909はセラミック転動体30bが1回転半するのに要する周期Tを求める(ステップS107)。すなわち、ステップS104においてセラミック転動体30bであると判断されたパルスが出現する周期を求め、この周期をTとする。
【0053】
さらに、CPU909は隣接し合うパルス間の周期T1をメモリに記録された検出信号から求める(ステップS108)。これらの周期T,T1に基づき、CPU909は、転動体30の公転速度、転動体間の間隔、転動体通過周期、すべり等を算出する(ステップS109)。そして、算出結果を、ディスプレイコントローラ911を介してディスプレイ913上に表示する。以上により、公転速度等が自動的に測定される。
【0054】
従って、本実施例においても、反射率の異なる転動体の反射光を検出することができる。このため、転動体の公転速度、幾何学転動体軌道面距離。個々の転動体の速度、隙間、転動体通過周期、すべり等を測定することが可能となる。また、本実施例によれば、通常のLED光源を用いているため、簡易な構成での測定が可能となる。
【0055】
(第3実施例)
上述の実施例では、ボールねじ転動体の公転速度計測システムに関するものであるが、本発明はリニアガイドの転動体にも適用可能である。
【0056】
図11は、第3実施例に係る測定システムの全体構成を表している。この測定システムは、案内レール410およびスライダ420よりなるリニアガイド4,レーザー・ドップラ振動計検出部81,82、レーザー・ドップラ振動計信号処理部100,コンピュータ本体200,ディスプレイ201を備えて構成されている。この図において、第1、第2実施例に係る部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0057】
図12〜図14に示されたように、リニアガイド4は、棒状の案内レール410、断面が略コの字をなすとともに案内レール410上を摺動可能なスライダ420より構成されている。案内レール410の両側面には、転動体を保持するための溝413,414が形成されている。これらの溝413,414に対向する、スライダ420の内壁には、溝423,424が形成されている。これらの溝413,414,423,424は、転動体が移動するための負荷転動体転動路425を形成している。また、スライダ420の肉厚部には、転動体戻し路427が負荷転動体転動路425に平行に形成されている。
【0058】
スライダの両端部には樹脂製のエンドキャップ432が順に設けられている。さらに板状のニトリル・ゴム等から構成されたサイドシール433が取り付けられている。エンドキャップ432には、転動体循環路の一部を構成する湾曲路が形成されている。また、スライダ420を案内レール410から引き抜いたときに、転動体の脱落を防止するための保持器426が配設されている。
【0059】
上述した、負荷転動体転動路425,転動体戻し路427、湾曲路より構成された転動体循環路は全体として環状をなし、この転動体循環路を複数の転動体が周回運動可能な構成となっている。
【0060】
このようにして構成された転動体循環路には、鋼球からなる複数の転動体440が装填されており、さらにセラミックからなる2つの転動体441,442が互い所定距離だけ離れて挿入されている(図15参照)。案内レール410に沿ってスライダ420を摺動させると、転動体は転動体循環路内を移動するため、低摩擦でスライダ420を案内レール410に沿って移動させることが可能となる。
【0061】
スライダ420には、スライダ420端部のエンドキャップ432近傍の位置から転動体戻し路427に貫通する貫通孔428,429が形成されている。すなわち、図15に示されたように、貫通孔428,429は、エンドキャップ432の湾曲路の出口近傍に形成されている。
【0062】
また、これらの貫通孔428,429は、転動体の表面に垂直に照射される位置に形成されているため、レーザ・ドップラ振動計検出部81,82からのレーザ光は貫通孔428,429を介して転動体に照射され、その反射光が貫通孔428,429を介してレーザ・ドップラ振動計81,82に到達する。なお、貫通孔428,429の内径はレーザ光のスポット径をよりも十分な大きさであることが望ましい。一般に、レーザ光のスポット径は数十μm程度まで小さくすることができるので、転動体の運動を妨げることのないように貫通孔428,429の内径を十分に小さくすることが可能である。
【0063】
このように構成された測定システムにおいて、図15に示されたように、スライダ420が案内レールに沿って移動すると、転動体440〜442は負荷転動体転動路425、循環路、転動体戻し路427を順に移動する。そして、レーザ・ドップラ振動計検出部82,82から貫通孔428、429を介して転動体440〜442にレーザ光を照射すると、転動体440〜442からの反射光がレーザ・ドップラ振動計検出部82,82において検出される。鋼球の転動体440、セラミック製の転動体441,442の反射光はそれぞれ異なるため、異なる強度の反射光がレーザ・ドップラ振動計検出部81,82によって検出される。すなわち、セラミック転動体441,442の反射率は鋼球の転動体440の反射率よりも小さいため、セラミック転動体441,442が貫通孔428,429を通過する際に、レーザ・ドップラ振動計検出部82,82において検出される検出光の強度は低下する。従って、上述の実施例と同様に、検出光の時間変化を測定することにより、転動体440〜442の公転速度、公転周期を高精度に測定することが可能となる。また、軽予圧のリニアガイドにおいては、予圧による公転速度が大きく変動するため、本実施例の方法により転動体公転速度を測定することにより、適正予圧を決めることができる。
【0064】
なお、本実施例において、貫通孔を様々な位置に設けることが可能である。例えば、図16の(A)に示されたように、案内レール410の側面とスライダ420の内側側面の対向部分に間隙を設け、この間隙を貫通孔428として用いることも可能である。さらに、スライダ420の下面に対して斜めから転動体に向けて貫通孔428を形成し(同図の(B))、または、スライダ420の側面に対して斜めから転動体に向けて貫通孔428を形成しても良い(同図の(C))。さらに、本実施例においても、レーザ・ドップラ振動計検出部81,82に代えて、第2実施例に記載の光源、光検出部を用いることも可能である。
【0065】
本発明は、以上の実施例に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施してもよい。例えば、防塵タイプのボールねじにおいて、貫通孔に透明なフィルムを貼着することにより、塵埃の影響を回避することも可能である。また、本発明は、球状の転動体に限定されることなく、円柱状の「ころ」に適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る測定システムの全体構成を表す図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るボールねじの一部断面図、およびレーザー・ドップラ振動計検出部を表す図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るナットに形成された測定用の貫通孔を説明するための図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るナット、転動体、およびナットに形成された貫通孔を説明するための図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る転動体、レーザー・ドップラ振動計検出部の位置を表す図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るレーザー・ドップラ振動計検出部、レーザー・ドップラ振動計信号処理部のブロック図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る検出信号の時間変化を表すグラフである。
【図8】本発明の第2実施例に係る測定システムの全体構成を表す図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る測定装置のブロック図である。
【図10】本発明の第2実施例に係る測定装置の動作を表すフローチャートである。
【図11】本発明の第3実施例に係る測定システムの全体構成を表す図である。
【図12】本発明の第3実施例に係るリニアガイドの概観図である。
【図13】本発明の第3実施例に係るリニアガイドの断面図である。
【図14】本発明の第3実施例に係るリニアガイドの断面図である。
【図15】本発明の第3実施例に係るリニアガイドの断面図である。
【図16】本発明の第3実施例に係る測定システムの変形例を表す図である。
【符号の説明】
1 ボールねじ
4 リニアガイド
10 ねじ軸
20 ナット
30 転動体
30a 鋼球転動体
30b セラミック転動体
40 案内溝
81、82 レーザー・ドップラ振動計検出部
100 レーザー・ドップラ振動計信号処理部
200 コンピュータ
201 ディスプレイ
410 案内レール
420 スライダ
440 鋼球転動体
441、442 セラミック転動体

Claims (14)

  1. 略円筒形をなし、内周面に螺旋状の案内溝が形成されたナットと、前記ナットに挿入されるとともに、外周に螺旋状の案内溝が形成されたねじ軸と、前記ナットの案内溝および前記ねじ軸の案内溝に挟持された複数の転動体とを備えた転動装置内の前記転動体の変位測定方法において、
    前記ナットの側壁に貫通孔を設けるステップと、
    前記ナットの外部に設けられた光源から前記貫通孔を介して前記転動体に光を照射し、反射光を検出器によって検出するステップと、
    検出された反射光に基づき前記転動体の変位を算出するステップとを有することを特徴とする転動装置の転動体の変位測定方法。
  2. 略コの字形をなし、内周面に直線状の案内溝が形成されたスライダと、前記スライダに挿入されるとともに、外面に直線状の案内溝が形成された案内レールと、前記スライダの案内溝および前記案内レールの案内溝に挟持された複数の転動体とを備えた転動案内装置内の前記転動体の変位測定方法において、
    前記スライダの側壁に貫通孔を設けるステップと、
    前記スライダの外部に設けられた光源から前記貫通孔を介して前記転動体に光を照射し、反射光を検出器によって検出するステップと、
    検出された反射光に基づき前記転動体の変位を算出するステップとを有することを特徴とする転動装置の転動体の変位測定方法。
  3. 前記転動体は、第1の反射率を有する第1の転動体と、当該第1の反射率とは異なる第2の反射率を有する第2の転動体とからなり、
    前記第1および第2の転動体の各々の反射光を、前記貫通孔において順に検出することにより、前記第1および第2の転動体の変位を測定することを特徴とする請求項1または2に記載の測定方法。
  4. 前記貫通孔は、互いに所定距離だけ離れた位置に設けられた第1の貫通孔および第2の貫通孔からなり、前記第1および第2の貫通孔において前記転動体の反射光を検出することにより、前記転動体が前記第1の貫通孔から前記第2の貫通孔まで移動するのに要する時間を測定することを特徴とする請求項1または2に記載の測定方法。
  5. 前記光源および前記検出器はレーザー・ドップラ振動計であることを特徴とする請求項1または2に記載の測定方法。
  6. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項1または2に記載の測定方法。
  7. 前記第1の転動体は金属製であり、前記第2の転動体はセラミック製であることを特徴とする請求項3に記載の測定方法。
  8. 略円筒形をなし、内周面に螺旋状の案内溝が形成されたナットと、前記ナットに挿入されるとともに、外周に螺旋状の案内溝が形成されたねじ軸と、前記ナットの案内溝および前記ねじ軸の案内溝に挟持された複数の転動体とを備えた転動装置内の前記転動体の変位測定装置において、
    前記ナットの側壁に設けられた貫通孔を介して前記転動体に光を照射する光源と、
    前記転動体からの反射光を検出する検出器と、
    検出された反射光の時間変化を出力する出力装置とを有することを特徴とする転動装置の転動体の変位測定装置。
  9. 略コの字形をなし、内周面に直線状の案内溝が形成されたスライダと、前記スライダに挿入されるとともに、外面に直線状の案内溝が形成された案内レールと、前記スライダの案内溝および前記案内レールの案内溝に挟持された複数の転動体とを備えた転動案内装置内の前記転動体の変位測定装置において、
    前記スライダの側壁に設けられた貫通孔を介して前記転動体に光を照射する光源と、
    前記転動体からの反射光を検出する検出器と、
    検出された反射光の時間変化を出力する出力装置とを有することを特徴とする転動装置の転動体の変位測定装置。
  10. 前記転動体は、第1の反射率を有する第1の転動体と、当該第1の反射率とは異なる第2の反射率を有する第2の転動体とからなり、
    前記第1および第2の転動体の各々の反射光を、前記貫通孔において順に検出することにより、前記第1および第2の転動体の変位を測定することを特徴とした請求項8または9に記載の測定装置。
  11. 前記貫通孔は、互いに所定距離だけ離れた位置に設けられた第1の貫通孔および第2の貫通孔からなり、前記第1および第2の貫通孔において前記転動体の反射光を検出することにより、前記転動体が前記第1の貫通孔から前記第2の貫通孔まで移動するのに要する時間を測定することを特徴とする請求項8または9に記載の測定装置。
  12. 前記光源および前記検出器はレーザー・ドップラ振動計であることを特徴とする請求項8または9に記載の測定装置。
  13. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項8または9に記載の測定方法。
  14. 前記第1の転動体は金属製であり、前記第2の転動体はセラミック製であることを特徴とする請求項10に記載の測定方法。
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