JP2011068242A - 鉄道車両の車輪の形状測定装置及び形状測定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 鉄道車両の輪軸における車輪について踏面の周方向に亘る形状変化を連続的に精度よく測定することのできる技術を提供すること。
【解決手段】 鉄道車両の輪軸における車軸に取り付けられた車輪の踏面の形状を測定するための形状測定装置は、車輪の踏面の車軸に対する半径方向の変位を非接触で測定する変位測定手段と、車軸の回転角度を測定する回転角度測定手段と、変位と回転角度とを対応付けて記録する情報処理手段と、を含むことを特徴とする。また、鉄道車両の輪軸における車軸に取り付けられた車輪の踏面の形状を測定するための形状測定方法は、車輪の踏面の車軸に対する半径方向の変位を非接触で測定する第1ステップと、第1ステップと並行して、車軸の回転角度を測定する第2ステップと、第1ステップで得られた変位と第2ステップで得られた回転角度とを対応付けて記録する第3ステップと、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 鉄道車両の輪軸における車軸に取り付けられた車輪の踏面の形状を測定するための形状測定装置は、車輪の踏面の車軸に対する半径方向の変位を非接触で測定する変位測定手段と、車軸の回転角度を測定する回転角度測定手段と、変位と回転角度とを対応付けて記録する情報処理手段と、を含むことを特徴とする。また、鉄道車両の輪軸における車軸に取り付けられた車輪の踏面の形状を測定するための形状測定方法は、車輪の踏面の車軸に対する半径方向の変位を非接触で測定する第1ステップと、第1ステップと並行して、車軸の回転角度を測定する第2ステップと、第1ステップで得られた変位と第2ステップで得られた回転角度とを対応付けて記録する第3ステップと、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、鉄道車両の車輪の形状測定装置及び形状測定方法に関し、特に、車輪の踏面の形状変化を周方向に亘って連続的に測定するための形状測定装置及び形状測定方法に関する。
鉄道車両の車輪踏面の形状は、レールとの接触摩耗などによるマクロな真円からの変形と、チッピングのようなミクロな半径方向の寸法変化との2つの形状変化を受け、これらはいずれも走行距離の増加に伴い変化していく。車輪踏面の形状は鉄道車両の走行安定性に関わるため、所定の期間毎若しくは所定の走行距離毎に測定し継続的に監視される。測定結果によっては走行安定性を確保し得るように踏面が研削される。そこで車輪の踏面の形状を精度よく測定できる測定技術が望まれた。
例えば、非特許文献1には、車輪の回転角度に対応させて踏面の半径方向の変位を連続的に測定し、踏面の形状を測定する装置が開示されている。車輪を回転させながら、車輪の回転角度を踏面に接触させたローラによって測定するとともに、これに対応させて踏面に接触させた測定子により踏面の半径方向の変位を測定する。つまり、車輪の回転角度はローラに対する踏面の通過距離を計測し車輪の円周長さに対する通過距離の比から算出し、これに測定された半径方向の変位を対応させて踏面の周方向の形状変化を連続的に得ることができるのである。
"ADVANCED MEASUREMENT METHODS MAKE WHEELS ROUNDER"、[online]、[平成21年8月27日検索]、インターネット<URL;http://www.odegaard.se/Files/Web_railway_oor.pdf>
車輪の踏面に接触させた測定子により踏面の半径方向の変位を測定すると、例えば、踏面の傾斜による測定子の車軸方向の滑りなどにより、測定精度が低下し得る。さらに、踏面に接触させたローラにより踏面の通過距離を測定して車輪の回転角度を算出すると、踏面のマクロな真円からの変形やミクロな半径方向の寸法変化により、踏面の通過距離に車輪の回転角度が対応せず、結果として正しく回転角度を算出できない。すなわち、これらの方法によって得た半径方向の変位と回転角度とに基づいて踏面の周方向に亘る形状変化を精度よく得ることは困難であった。
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、鉄道車両の輪軸における車輪について、踏面の周方向に亘る形状変化を連続的に精度よく測定できる測定技術の提供にある。
本発明による形状測定装置は、鉄道車両の輪軸における車軸に取り付けられた車輪の踏面の形状を測定するための形状測定装置であって、前記車輪の前記踏面の前記車軸に対する半径方向の変位を非接触で測定する変位測定手段と、前記車軸の回転角度を測定する回転角度測定手段と、前記変位と前記回転角度とを対応付けて記録する情報処理手段と、を含むことを特徴とする。
かかる形状測定装置によれば、鉄道車両の走行においても変形が少ない車軸の回転角度を測定し車輪の回転角度を得られるので、車輪の踏面に接触しながら車輪の回転角度を得る場合に比べて回転角度を精度よく測定できる。また、半径方向の変位を非接触で測定するため測定子の滑りなどの影響を受けずに精度よく測定できる。従って、これらの方法によって得た半径方向の変位と回転角度とを情報処理手段において対応付けることで踏面の周方向の形状変化を連続的に精度よく測定することができる。
上記した発明において、前記回転角度測定手段は、ロータリーエンコーダであることを特徴としてもよい。かかる発明によれば、車輪の回転角度をより正確に測定することができる。
上記した発明において、前記回転角度測定手段は、前記車軸の長手方向における略中央において前記回転角度を測定することを特徴としてもよい。かかる発明によれば、車軸に多少のブレが生じている場合であっても、車輪の回転角度をより正確に測定することができる。
上記した発明において、前記変位測定手段は、前記踏面に光を照射し、反射光を検出することによって踏面の変位を測定することを特徴としてもよい。かかる発明によれば、踏面の半径方向の変位を非接触で測定できて、測定子の滑りなどの影響を受けずに精度よく測定できる。
また、本発明による形状測定方法は、鉄道車両の輪軸における車軸に取り付けられた車輪の踏面の形状を測定するための形状測定方法であって、前記車輪の前記踏面の前記車軸に対する半径方向の変位を非接触で測定する第1ステップと、前記第1ステップと並行して、前記車軸の回転角度を測定する第2ステップと、前記第1ステップで得られた前記変位と前記第2ステップで得られた前記回転角度とを対応付けて記録する第3ステップと、を含むことを特徴とする。
かかる発明によれば、鉄道車両の走行においても変形が少ない車軸の回転角度を測定し車輪の回転角度を得られるので、車輪の踏面に接触しながら車輪の回転角度を得る場合に比べて回転角度を精度よく測定できる。また、半径方向の変位を測定子の滑りなどの影響を受けずに精度よく測定できる。従って、これらの方法によって得た半径方向の変位と回転角度とを対応付けて記録することで踏面の周方向の形状変化を連続的に精度よく測定することができる。
まず、本実施例による形状測定装置の測定対象となる鉄道車両の車輪とその周辺の構造について説明する。
図1に示すように、一対の離間して配置された車輪12に車軸11を貫挿させた輪軸10は、車軸11の両端部に取り付けられた軸箱14を介して、図示しない台車枠に回転自在に支持され得る。車輪12の外周面は、車軸11の長手方向に沿って端部から中心方向へ、すなわち、厚さ方向に外側から内側に向かって、外径を徐々に大とするように傾斜した踏面13と、その最内側近傍において踏面13よりも傾斜角度をより大とさせたフランジ15とを含む。なお、後述するように、本発明にあっては、踏面13の傾斜角度に関係なくその周方向に亘る形状を連続的に測定し得るから、より傾斜の大なるフランジ15の傾斜面についても周方向に亘る形状を測定し得る。よって、特に示さない限り、踏面13の周方向に亘る形状の測定には、フランジ15の傾斜面の周方向に亘る形状の測定をも含まれ得る。
次に、本実施例による形状測定装置について説明する。
図1に示すように、本実施例による形状測定装置1は、回転角度測定手段2と、変位測定手段3と、情報処理手段(演算手段)4とを含む。
回転角度測定手段2は、エンコーダディスク21と発光・受光ユニット22とを備える。エンコーダディスク21は、中央に貫通孔を有した環状の円板であり、両側面を貫通する複数のスリット28(図3参照)が設けられている。各スリット28は所定のピッチでエンコーダディスク21の1周に亘り配置されている。なお、スリット28の代わりに、外周側に向けて突出する複数の隆起部分を所定のピッチで外周面に並べるように設けてもよい。すなわち、エンコーダディスクは、歯車状に形成されたものであってもよい。説明の便宜上、以下においては、エンコーダディスク21はスリット28を有するもののみを取り上げる。
エンコーダディスク21は、例えば図2(a)に示すように、組立及び分解が容易な2つの分割体23及び24からなる。このエンコーダディスク21は、図示したように車軸11の周囲を1周するように組み合わせて取り付けられる。すなわち、分割体23及び24は、車軸11を挟んで互いに接合面29を突き合わせて固定される。これらの分割体23、24は、例えば両者の接合面29をボルト等で締結することによって車軸11に固定される。エンコーダディスク21は、例えば図示のように車軸11のほぼ中央に取り付けられる。これによって、車軸11に多少のブレが生じている場合であっても、車軸11の回転角度を正確に測定することができる。
なお、エンコーダディスク21は、例えば図2(b)に示すように、可撓性材料からなる帯状の巻き付け部材を用いて構成されていてもよい。この場合は、マグネットシートなどの磁力や粘着剤の粘着力などによって巻き付け部材が車軸11に固定される。巻き付け部材の両端部は互いに突き合わされて接合面となるようにしてもよい。
ここで、エンコーダディスク21の接合面29とスリット28の構造例について説明する。例えば、図3(a)に示すように、エンコーダディスク21の接合面29は、スリット28の端部に合わせて設けられていてもよい。又は、図3(b)に示すように、エンコーダディスク21の接合面29は、1つのスリット28を横切るように設けられていてもよい。なお、スリット28の代わりに前述した隆起部分を設ける場合は、その隆起部分の間の凹部に合わせて、又は凸部を横切って接合面29が設けられる。
再び図1を参照すると、発光・受光ユニット22は、発光部25及び受光部26を備える。発光部25及び受光部26は、エンコーダディスク21の側面を挟んで相互に向かい合って配置される。また、発光部25及び受光部26は、車軸11の回転に伴ってエンコーダディスク21が回転したときにスリット28が両者間を通過するように配置される。すなわち、本実施例においては、エンコーダディスク21と発光・受光ユニット22とを含んで光学式のロータリーエンコーダが構成されている。また、本実施例においては、上述したようにエンコーダディスク21が車軸11の長手方向における略中央に取り付けられており、この場所において車軸11の回転角度が測定される。
発光部25は、例えばLEDなどの発光素子や、その発光素子から放出される光を受光部26で検知しやすくするためのレンズなどを含む。受光部26は、発光部25から放出される光を検知するためのフォトトランジスタなどの受光素子を含む。発光・受光ユニット22は、受光部26の検知した光量に応じて、すなわちスリット28の通過に応じてパルス(矩形波)を出力信号として出力する。なお、受光部26は2つの受光素子をスリット28のピッチに対して1/4ピッチずらして備えると好適である。2つの受光素子から2相の信号を出力することにより、スリット28のピッチのさらに1/4のピッチでエンコーダディスク21の回転角度を特定することができ、さらに回転方向も特定できる。
変位測定手段3は、車輪12の踏面13の半径方向の変位を測定可能に構成されている。例えば、レーザ変位計を用いた場合、レーザ変位計はレール上などの車輪12の半径方向の延長線上に設置され、レーザを車輪12の略中心に向けて踏面に照射し、その反射光を測定し得るように設置される。かかるレーザ変位計により、レーザ変位計から踏面13までの距離を測定することができ、これを元に踏面13の半径方向の変位を検出することができる。このような非接触型の変位計による変位測定手段3を使用することにより、例えば、測定子と踏面13との機械的な滑りなどのような接触型変位計による測定精度の低下の原因を排除することができ、踏面13の傾斜角度に関わりなく、半径方向の変位を精度よく連続的に測定することができる。
図4(a)に示すように、変位測定手段3により距離を測定される測定点は、踏面13上において車輪12の厚さ方向に1箇所定められる。なお、図4(b)に示すように、車輪12の厚さ方向に複数箇所の測定点を定めてもよいし、図4(c)に示すように、車輪12の厚さ方向に走査して連続的に多数点の測定をしてもよい。
情報処理手段4は、回転角度測定手段2及び変位測定手段3に接続されている。情報処理手段4は、回転角度測定手段2からその出力信号を受信することができる。この出力信号はスリット28の通過に応じて出力されるパルスであり、情報処理手段4内においてはエンコーダディスク21の回転角度データとして用いられる。また、情報処理手段4は、回転角度測定手段2からの信号の受信に併せて、変位測定手段3から踏面13の半径方向の変位データを受信することができる。情報処理手段4は、これらのデータを保存し、図示しないコンピュータなどに向けて出力することができる。
次に、変位測定装置1の動作について図1、図5及び図6を参照しながら詳細に説明する。
図1を参照すると、軸箱14を図示しない手段で把持し、やはり図示しない軌道から輪軸10をジャッキアップする。これにより、車輪12の踏面13が軌道から離間し、輪軸10は回転自在となる。
次に、輪軸10を回転させると、車軸11とともにこれに固定されたエンコーダディスク21が回転する(図1参照)。エンコーダディスク21の回転により、回転角度測定手段2は、車軸11の回転角度に応じたパルスを情報処理手段4に向けて出力する。詳細には、回転角度測定手段2において、エンコーダディスク21の回転に伴って通過するスリット28により、発光部25と受光部26との間では光の遮蔽と通過とを繰り返す。つまり、受光部26は光の明暗を交互に検知する。受光部26は検知した光の明暗に対応して電気信号を出力する。発光・受光ユニット22はこの電気信号を波形整形したパルスを出力信号として出力する。
図5に示すように、情報処理手段4は、まず、回転角度測定手段2からの出力信号(パルス)を取得する(S1)。次に、取得したパルス毎にスリット28のピッチに基づいて回転角度に換算し、回転角度データを生成する(S2)。また、これと並行して、情報処理手段4は、変位測定手段3から変位データを取得する(S3)。次に、情報処理手段4は、取得した変位データを、生成した回転角度データと対応付けて保存する(S4)。
ここで、スリット28は所定のピッチで整列しているため、図6(a)に示すように、スリット28により得られるパルス数と回転角度は比例する。よって、車軸11の1周により得られるパルス数をNとしたとき、パルス数に対応する回転角度は、360°×パルス数/N、で算出される。さらに、例えば、所定パルス毎に変位を対応させると、これは所定回転角度毎の変位として情報処理手段4に保存されるのである。例えば、図6(b)に示すように、情報処理手段4は、踏面13の変位データを、回転角度データと対応付けて車軸11の1周分に亘って保存し、踏面13の1周分に亘る形状データを連続的に得る。つまり、踏面13の周方向の形状変化を測定することができる。
さらに、回転角度測定手段2は、回転角度を車軸11に固定したエンコーダディスク21から得ている。すなわち、車輪12の回転角度は車軸11の回転角度を測定することにより得られる。鉄道車両の走行による変形、例えば、摩耗などによる変形が少ない車軸11の回転角度を測定することによって車軸11とともに回転する車輪12の回転角度を精度よく測定できる。特に、踏面13を直接的に測定しないため、踏面の真円からの変形や半径方向の寸法変化の影響を受けない。このように精度よく測定した回転角度と非接触型の変位計により精度よく測定した踏面13の半径方向の変位とを情報処理手段4において対応付けて保存するため、踏面13の周方向の形状変化を精度よく測定することができるのである。
また、回転角度測定手段2は光学式のロータリーエンコーダであるため、例えばエンコーダディスク21に半径方向や厚さ方向の寸法の変形があったとしても、スリット28の円周方向の位置には大きく影響を及ぼすことがないので、回転角度を正確に測定することができる。
以下に、形状測定装置の改変例のいくつかについて説明する。例えば、図7に示すように、上記した発光・受光ユニット22に代えて渦電流センサユニット27を用いても良い。この場合、回転角度測定手段5は、エンコーダディスク21aと渦電流センサユニット27とを備える。エンコーダディスク21aは、歯車状に外周側に向けて突出し所定のピッチで並ぶ複数の隆起部分を備えている。かかる隆起部分は金属等の導電体からなり、これに近接させて設けた渦電流センサユニット27により隆起部分の通過を検知可能である。渦電流センサユニット27は、かかる隆起部分の通過を検知することによって、上記した発光・受光ユニット22と同様に車軸11の回転角度を算出するためのパルスを出力できる。よって、このような回転角度測定手段5を用いた形状測定装置6によっても、車輪12の回転角度を正確に測定することができ、踏面13の周方向の形状変化を精度良く連続的に測定することができる。
また、鉄道車両に既設のディスクブレーキなど車軸に取り付けられている部材をエンコーダディスク21に換えても良い。この場合、ディスクに予めスリットなどを設けておいて、上記したのと同様の発光・受光ユニット22によって車軸11の回転角度を正確に測定することができるのである。
以上、本発明による代表的実施例及びこれに伴う改変例を説明したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の主旨又は添付した請求項の範囲を逸脱することなく種々の代替実施例及び改変例を見出すことができるであろう。
1 変位測定装置
2 回転角度測定手段
3 変位測定手段
4 情報処理手段
11 車軸
12 車輪
13 踏面
21 エンコーダディスク
22 発光・受光ユニット
2 回転角度測定手段
3 変位測定手段
4 情報処理手段
11 車軸
12 車輪
13 踏面
21 エンコーダディスク
22 発光・受光ユニット
Claims (5)
- 鉄道車両の輪軸における車軸に取り付けられた車輪の踏面の形状を測定するための形状測定装置であって、
前記車輪の前記踏面の前記車軸に対する半径方向の変位を非接触で測定する変位測定手段と、
前記車軸の回転角度を測定する回転角度測定手段と、
前記変位と前記回転角度とを対応付けて記録する情報処理手段と、を含むことを特徴とする鉄道車両の輪軸における車輪の形状測定装置。 - 前記回転角度測定手段は、ロータリーエンコーダであることを特徴とする請求項1記載の形状測定装置。
- 前記回転角度測定手段は、前記車軸の長手方向における略中央において前記回転角度を測定することを特徴とする請求項1又は2に記載の形状測定装置。
- 前記変位測定手段は、前記踏面に光を照射し、反射光を検出することによって前記踏面の変位を測定することを特徴とする請求項1乃至3のうちの1つに記載の形状測定装置。
- 鉄道車両の輪軸における車軸に取り付けられた車輪の踏面の形状を測定するための形状測定方法であって、
前記車輪の前記踏面の前記車軸に対する半径方向の変位を非接触で測定する第1ステップと、
前記第1ステップと並行して、前記車軸の回転角度を測定する第2ステップと、
前記第1ステップで得られた前記変位と前記第2ステップで得られた前記回転角度とを対応付けて記録する第3ステップと、を含むことを特徴とする鉄道車両の輪軸における車輪の形状測定方法。
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JP2009220490A JP2011068242A (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 鉄道車両の車輪の形状測定装置及び形状測定方法 |
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2009
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