JP2005048884A - モータ - Google Patents

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Hitoshi Mutai
仁志 務台
Eiji Mayumi
英二 真弓
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】 モータ本体の薄型化を図るとともに、両端軸受構造のモータにおける金属どうしの接触ノイズを低減する。
【解決手段】 回転軸3を有するロータ部7と、このロータ部7と対向配置されたステータ部2と、ステータ部2内に配置され回転軸3の他端側を回転可能に支持するラジアル軸受部材8と、回転軸3の一端を回転可能に支持する軸受部材5と、回転軸3の他端に当接させて回転軸3の軸方向に付勢する付勢手段9とを有するモータ1に関し、付勢手段9と回転軸3の他端との当接面の一方に樹脂膜材を備えさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明はモータに関する。さらに詳述すると、本発明はモータ回転軸をスラスト方向にばね付勢しているモータの構造の改良に関する。
一般的に、ロータの回転軸の両端を軸受で保持する両端軸受構造のモータは、図3に示すように、永久磁石122を備えるロータ120と、このロータ120から延びた回転軸121と、ロータ120を囲むように配置されたステータ130とを有している(例えば、特許文献1参照)。
ステータ130は、コイルが巻回された第1のボビン142を上下から挟むように配置された第1の外ステータコア141、および第1の内ステータコア143と、コイルが巻回された第2のボビン152を上下から挟むように配置された第2の内ステータコア153、および第2の外ステータコア151とを備えている。ここで、第1のボビン142の内周面に沿って、第1の外ステータコア141、および第1の内ステータコア143のそれぞれに形成された複数の極歯が並んでいる。同様に、第2のボビン152の内周面に沿って、第2の外ステータコア151、および第2の内ステータコア153のそれぞれに形成された複数の極歯が並んでいる。
また、ステータ130に対しては、第1の外ステータコア141のモータ軸線方向における外側の面に地板180が取り付けられている。この地板180には、回転軸121に対する樹脂等からなるラジアル軸受190が取付けられており、ラジアル軸受190は、地板180から出力端側に突き出ている。
なお、回転軸121の基端側121aでは、第2の外ステータコア151のモータ軸線方向における外側の面に端板160が取り付けられ、この端板160には板バネ161が構成されている。板バネ161は、回転軸121を、ピボット163を介して出力端に向けて付勢している。
また、図4に示すようなモータは、地板180にラジアル軸受を取り付けた構造に代えて、回転軸121の基端側121a(反出力端側)において、樹脂等からなるラジアル軸受191を第2の外ステータコア151のモータ軸線方向における外側の面に取付けられた環状部材195で支持する構造を採用することもある。このような場合には、環状部材195のモータ軸線方向における外側の面に端板160を取り付け、この端板160に構成した板バネ161によって、回転軸121をラジアル軸受191およびピボット163を介して出力端に向けて付勢する。
特開平11−8966号公報
しかしながら、図3、図4に示すようなモータでは、ステータ130からモータ軸線方向へラジアル軸受190、191がはみ出しているため、モータ本体のモータ軸線方向における寸法が、ステータ130の寸法に、少なくとも、ラジアル軸受190、191の厚さを加えたものになってしまい、薄型化を図れないという問題点がある。ここで、モータ特性からすれば、地板180や環状部材195を取り外すことも可能であるが、これらの部材を廃止すると、ラジアル軸受190、191を保持することができなくなってしまう。
また、図3に示すモータは、モータ本体におけるモータ軸方向の寸法は抑えることができるが、回転軸121とラジアル軸受190とが摺動する際に摺動ロスが発生しているため、モータのトルクや高速応答性を向上させるのが難しい場合があった。さらに、回転軸は上述の樹脂等からなるラジアル軸受以外の板ばねとも摺動するので、回転軸と板ばねとは金属どうしの接触となるために、ノイズの低減が難しいという問題があった。
そこで、本発明は、モータ本体の薄型化を図るとともに、両端軸受構造においてノイズの低減を可能としたモータを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、回転軸を有するロータ部と、このロータ部と対向配置されたステータ部と、回転軸の一端を回転可能に支持する軸受部材と、ステータ部内に配置され回転軸の他端側を回転可能に支持するラジアル軸受部材と、回転軸の他端に当接させて回転軸の軸方向に付勢する付勢手段とを有するモータであって、付勢手段と回転軸の他端との当接面の一方に樹脂膜材を備えることを特徴とするものである。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載のモータにおいて、回転軸には、ステータ部から突出されたリードスクリュー部が形成されてなることを特徴としている。
請求項1記載のモータによると、ステータ内に形成される空間にラジアル軸受部材を収納したので、ステータからモータ軸線方向に突き出ない構成とすることができ、モータ本体の薄型化が図ることができる。さらに、付勢手段と回転軸の他端との間に備え付けられた樹脂膜材がこれらの間に介在することによって金属どうしの直接的な接触を回避する。これにより、金属どうしが接触した場合におけるようなノイズの低減を達成することができる。また、樹脂膜材を用いることで、モータ軸方向の寸法を考慮しており、モータ本体の薄型化を図りながらノイズの低減を図ることができる。
また、回転軸にステータ部から突出したリードスクリュー部が形成されている請求項2記載のモータによると、このリードスクリュー部に係合するスライダをモータ回転軸の回転に伴い軸方向の移動に変換させることができる。
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図2に本発明を適用したモータとしてのステッピングモータを示す。このステッピングモータ(符号1で示す)は、入力パルス数に対応した角度回転するモータであるが、回転軸3を有するロータ部7と、このロータ部7と対向配置されたステータ部2と、回転軸3の一端を回転可能に支持する軸受部材5と、回転軸3の他端に当接してこの回転軸3を軸方向に付勢する付勢手段9とを有している。さらに、回転軸3の他端側には樹脂製のラジアル軸受部材8が、ステータ部2の内側空間内に収納され、ステータ部2よりもモータ軸方向に突出しないように配置されて、ステータ部2の内周に固定されている(図1参照)。また、ステータ部2から突出した回転軸3にはリードスクリュー部4が形成され、このリードスクリュー部4には図示しないスライダが回転軸3の回転に伴い軸方向へ移動するように設けられている。
ステータ部2は、第1の外ステータコア11、第1の内ステータコア12、第2の内ステータコア13、第2の外ステータコア14の各ステータコアと、各ステータコアが備える各極歯11a,12a,13a,14aと、第1の外ステータコア11と第1の内ステータコア12との間に挿入されるドーナツ状の第1のコイルボビン付きの第1のコイル15と、第2の内ステータコア13と第2の外ステータコア14との間に挿入されるドーナツ状の第2のコイルボビン付きの第2のコイル16とを備えている。各ステータコアは、図1に示すように内径寸法dの円筒型内周面を形成している。
また、このステータ部2には、ステッピングモータ1を各種機器へ取り付けるためのコの字形(チャネル形)のフレーム18が、回転軸3のステータ部2から突出する側に固着されている。このフレーム18には回転軸3が貫通する軸貫通孔18aが設けられ、さらに回転軸3の一端(軸受部材5側の端部)側を支えるスラスト軸受部材5が取り付けられている(図1参照)。軸貫通孔18aの内径寸法はロータマグネット17の外径寸法より小さく、かつ回転軸3の外径寸法より大きく設定されている。
回転軸3には、円筒状のロータマグネット17が固着されている。また、回転軸3の他端(軸受手段6側の端部)は球面状に膨らむ形状とされている(図1参照)。
回転軸3に形成されるリードスクリュー部4は、従来のリードスクリューと同様であり、このリードスクリュー部4に係合するスライダを回転軸3の回転に伴い軸方向への移動に変換させる機能を有している。なお、回転軸3の回転方向を切り替えることによってスライダの移動方向を制御することができる。
軸受部材5は回転軸3の一端側を受け支える軸受で、本実施形態では特に詳しく説明しないが、単一の軸受体により、あるいは別々のスラスト軸受体とラジアル軸受体の組合せにより、回転軸3の一端側をスラスト方向とラジアル方向とに同時に支える軸受部材が構成されている。
軸受手段6は回転軸3の他端側を受け支える軸受であり、付勢手段9からなるスラスト軸受とステータ部2に固定された樹脂製ラジアル軸受部材8の両軸受によって構成されている。本実施形態では、付勢板10の一部を切り起こして形成した舌状の板ばねを付勢手段9とし、これにより回転軸3の端面をスラスト方向(軸方向)に付勢している(図1参照)。付勢板10はステータ部2に他端側から取り付けられる(図1参照)。この付勢板10の板ばね及びそれ以外の部分は、回転軸3が他端側に突き抜けないように軸方向への移動量を規制するストッパとしての役割を果たしている。
ラジアル軸受部材8は回転軸3の他端側の周面を受け支えている軸受であり、本実施形態の場合には図1に示すようにステータ部2の内側であって回転軸3の他端側に固定されている。すなわち、ラジアル軸受部材8は、ステータ部2の内側空間内に収納され、第2の外ステータコア14よりもモータ軸方向に突出しないように配置されて、第2の外ステータコアの内周に固定されている。このラジアル軸受部材8は、金属製の回転軸3との摺動性に優れる樹脂製の部材である。
さらに本実施形態では、付勢手段9と回転軸3の他端との当接面の少なくとも一方に樹脂膜材(図示省略)を設けている。この樹脂膜材は、付勢手段9と回転軸3の他端との間に介在することによって金属どうしの直接的な接触を回避し、これにより金属どうしが接触した場合におけるノイズを低減させるものであり、このような機能を確保するために少なくとも付勢手段9と回転軸3との間に介在するように設けられていれば足りる。具体例を挙げれば、例えばコーティングしたSUS材を使って付勢手段9(付勢板10)を成形することにより表面に樹脂膜層が形成された付勢手段9とすることができる。あるいは、成形後の付勢手段9または回転軸3の他端面に樹脂をコーティングやアウトサート成形することによってその表面に樹脂膜材を設けることもできる。または、成形後の付勢手段9または回転軸3に樹脂製の薄いカバーを被せることによって樹脂膜材とするようにしてもよい。樹脂コーティングの具体例としては例えばPETコーティングなどがある。
以上のように構成された本実施形態のステッピングモータ1では、付勢手段9と回転軸3の他端との間に備え付けられた樹脂膜材がこれらの間に介在することによって金属どうしの直接的な接触を回避する。したがってこのステッピングモータ1によれば金属どうしが接触した場合におけるようなノイズが低減されることにより静粛な回転を実現することが可能となる。
また、樹脂膜材を用いることで、モータ軸方向の寸法を考慮しており、モータ本体の薄型化を図りながらノイズの低減を図ることができる。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、ラジアル軸受を第2の外ステータコア側に配置したが、これに限定されることはなく、第1の外ステータコア内のフレーム側に設けてもよく、この場合も、ステータ部の内側空間内に収納され、第1の外ステータコアよりもモータ軸方向に突出しないように配置されて、第1の外ステータコアの内周に固定されている。
また、本実施形態においてはステッピングモータの構造についての説明を行ったが、本発明の構造をステッピングモータ以外の一般のモータに利用することは勿論可能である。
本発明の一実施形態を示すステッピングモータの断面図である。 図1に示したステッピングモータを他端側からみた図である。 従来のステッピングモータを示す縦断面図である。 別の従来のステッピングモータを示す縦断面図である。
符号の説明
1 ステッピングモータ(モータ)
2 ステータ部
3 回転軸
4 リードスクリュー部
5 軸受部材
7 ロータ部
8 ラジアル軸受部材
9 付勢手段

Claims (2)

  1. 回転軸を有するロータ部と、このロータ部と対向配置されたステータ部と、前記回転軸の一端を回転可能に支持する軸受部材と、前記ステータ部内に配置され前記回転軸の他端側を回転可能に支持するラジアル軸受部材と、前記回転軸の他端に当接させて前記回転軸の軸方向に付勢する付勢手段とを有するモータであって、前記付勢手段と前記回転軸の他端との当接面の一方に樹脂膜材を備えてなることを特徴とするモータ。
  2. 前記回転軸には、前記ステータ部から突出されたリードスクリュー部が形成されてなることを特徴とする請求項1記載のモータ。


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