JP2014225948A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】外径寸法が小さいスペース内で回転軸をラジアル方向および軸線方向から支持することができ、さらに、回転軸と軸受との摺動部分から異音が発生しにくいモータを提供すること。
【解決手段】モータ1は、回転軸50の軸線方向Lの反出力側L2の端部52を支持する樹脂製のスラスト軸受91と、スラスト軸受91を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部72、およびスラスト軸受支持部72に対して軸線方向Lで隣り合う位置で回転軸50を径方向の外側から支持する回転軸支持部71を備えたラジアル軸受7とを有し、付勢部材8は、スラスト軸受91を介して回転軸50を出力側L1に付勢している。スラスト軸受91は、回転軸50を支持する錐面950を備えた穴95を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸の軸線方向の端部に軸受が配置されたモータに関するものである。
デジタルカメラのフォーカス用レンズ駆動装置や、光ディスク駆動装置でのコリメートレンズシフト用には、ステッピングモータ等のモータが用いられている。かかるモータにおいては、ステータに対して軸線方向の一方側に回転軸を回転可能に支持する軸受や、回転軸を軸線方向に付勢する付勢部材が配置されている(特許文献1、2参照)。
例えば、特許文献1の図1および図2に記載のモータでは、鋼球を介して回転軸の端部を支持するスライド軸受を軸受ホルダによって支持するとともに、スライド軸受を介して回転軸を軸線方向に付勢する構成が提案されている。かかる構成の場合、スライド軸受は、鋼球をラジアル方向および軸線方向の双方から支持する。また、特許文献1の図3や特許文献2に記載のモータでは、回転軸の端部をラジアル軸受によって支持するとともに、回転軸の端部を付勢部材によって軸線方向に付勢する構成が提案されている。
特開2007−252121号公報(図1、図2、図3等) 特開2012−55031号公報
特許文献1の図1および図2に記載のモータでは、スライド軸受が鋼球をラジアル方向および軸線方向の双方から支持する必要がある。このため、スライド軸受の外径寸法が大であることに加えて、スライド軸受の径方向の外側に軸受ホルダが位置するので、軸受ホルダを含めた軸受機構全体の外径寸法が大きくなってしまう。それ故、永久磁石の外径寸法が小さい場合には、特許文献1の図1に記載されているように、永久磁石の端面で開口する凹部内で軸受ホルダがスライド軸受を支持する構造を採用することができない。
また、特許文献2に記載の構成では、金属製の付勢部材の板バネ部で金属製の回転軸を直接かつ点で支持することになるため、板バネ部と回転軸との摺動部分から異音が発生するという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、外径寸法が小さいスペース内で回転軸をラジアル方向および軸線方向から支持することができ、さらに、回転軸と軸受との摺動部分から異音が発生しにくいモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るモータは、回転軸を備えたロータと、該ロータの周りに配置された筒状のステータと、前記回転軸の軸線方向の一方側の端部を当該一方側から支持するスラスト軸受と、前記回転軸の前記一方側において、前記スラスト軸受を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部、および該スラスト軸受支持部に対して前記軸線方向で隣り合う位置で前記回転軸を径方向の外側から支持する回転軸支持部を備えたラジアル軸受と、を有することを特徴とする。
本発明では、回転軸の一方側をスラスト軸受およびラジアル軸受によって支持するため、スラスト軸受は、回転軸を径方向の外側から支持する必要がない。このため、スラスト軸受の外径寸法が小さくてよい。また、ラジアル軸受において、回転軸を径方向の外側から支持する回転軸支持部は、スラスト軸受を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部に対して軸線方向で隣り合う位置に設けられているので、回転軸支持部の外径寸法も小さくてよい。それ故、外径寸法が小さいスペース内で回転軸をラジアル方向および軸線方向から支持することができる。また、回転軸は軸受専用の部材(スラスト軸受)によって軸線方向で支持されているので、回転軸が付勢部材の板バネ部によって軸線方向で支持されている場合と違って、回転軸とスラスト軸受との摺動部分から異音が発生しにくい。
本発明において、前記回転軸の外周面と前記回転軸支持部の内周面との間にはクリアランスが設けられ、前記スラスト軸受は、前記回転軸を支持する錐面を備えた穴を有していることが好ましい。かかる構成によれば、回転軸がスラスト軸受の錐面で支持されているので、回転軸には軸線方向に直交する方向のガタツキや傾きが発生しにくい。それ故、回転軸とラジアル軸受との間から異音が発生しにくい。
本発明において、前記スラスト軸受は、樹脂製であることが好ましい。かかる構成によれば、回転軸とスラスト軸受との間から異音が発生しにくい。
本発明において、前記回転軸を前記軸線方向の他方側に向けて付勢する付勢部材を有し、前記スラスト軸受は、前記軸線方向に移動可能に前記ラジアル軸受に支持され、前記付勢部材は、前記スラスト軸受に前記一方側から当接して当該スラスト軸受を介して前記回転軸を前記他方側に付勢していることが好ましい。かかる構成によれば、回転軸の軸線方向へのガタツキが発生しにくい。また、付勢部材は、スラスト軸受に当接しており、回転軸に当接していないので、付勢部材と回転軸との当接個所から異音が発生することはない。
本発明では、前記ステータにおいて前記一方側の端部に位置するステータコアには、円環部と、該円環部の内周縁の複数箇所から前記他方側に向けて折れ曲がった極歯と、周方向で隣り合う前記極歯の間で前記内周縁から径方向の外側に凹む凹部と、が設けられ、前記ラジアル軸受は、前記円環部の内側に嵌るフランジ部と、該フランジ部から径方向の外側に突出して前記凹部の内側に入り込んだ第1凸部と、前記フランジ部から径方向の外側に突出して前記円環部の前記一方側の面に重なる第2凸部と、を備えていることが好ましい。かかる構成によれば、ラジアル軸受は、フランジ部によって径方向で位置決めされ、前記第1凸部によって周方向に位置決めされ、第2凸部によって軸線方向に位置決めされる。
本発明において、前記第2凸部は、前記第1凸部を前記一方側で覆うように形成されていることが好ましい。かかる構成によれば、第1凸部と第2凸部とを周方向の同一箇所に設けることができるので、フランジの外径が小さい場合でも、第1凸部および第2凸部を設けることができる。
本発明において、前記第1凸部は、前記第2凸部の前記他方側の面に一体に形成されていることが好ましい。かかる構成によれば、第1凸部および第2凸部を一体の凸部として設けることができるので、第2凸部を第1凸部によって補強することができる。それ故、第2凸部が薄い場合でも、第2凸部が十分な強度を有する。
本発明において、前記ロータは、前記回転軸の外周面に固定された永久磁石を備え、前記永久磁石において前記一方側の端面では、前記回転軸の周りで前記他方側から前記一方側に向かって拡径する凹部が開口しており、前記ラジアル軸受は、前記回転軸支持部に対して径方向の外側に位置する部分の外径寸法が前記スラスト軸受支持部に対して径方向の外側に位置する部分の外径寸法より小であり、少なくとも前記回転軸支持部は、前記凹部の内側に位置することが好ましい。かかる構成によれば、ラジアル軸受の一部が永久磁石の凹部内に位置するので、モータの軸線方向の寸法を小さくすることができる。
本発明において、前記ラジアル軸受は、前記ラジアル軸受支持部に対して径方向の外側に位置する部分から前記回転軸支持部に対して径方向の外側に位置する部分に向かって外径寸法が連続的に縮小していることが好ましい。かかる構成によれば、永久磁石の凹部の内径を他方側に向かって縮小させることができるので、永久磁石では、凹部の周りに位置する部分の肉厚を厚くすることができる。
本発明において、前記回転軸支持部は、前記スラスト軸受支持部より前記軸線方向の寸法が小である構成を採用することができる。
本発明において、前記回転軸支持部は、前記スラスト軸受支持部と前記軸線方向の寸法が等しい構成を採用してもよい。
本発明では、回転軸の一方側をスラスト軸受およびラジアル軸受によって支持するため、スラスト軸受は、回転軸を径方向の外側から支持する必要がない。このため、スラスト軸受の外径寸法が小さくてよい。また、ラジアル軸受において、回転軸を径方向の外側から支持する回転軸支持部は、スラスト軸受を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部に対して軸線方向で隣り合う位置に設けられているので、回転軸支持部の外径寸法も小さくてよい。それ故、外径寸法が小さいスペース内で回転軸をラジアル方向および軸線方向から支持することができる。また、回転軸は軸受専用の部材(スラスト軸受)によって軸線方向で支持されているので、回転軸が付勢部材の板バネ部によって軸線方向で支持されている場合と違って、回転軸とスラスト軸受との摺動部分から異音が発生しにくい。
本発明の実施の形態1に係るモータの断面図である。 本発明の実施の形態1に係るモータの軸受機構の断面図である。 本発明の実施の形態1に係るモータの軸受機構を反出力側の斜め方向からみた斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るモータの軸受機構を出力側の斜め方向からみた斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るモータの断面図である。
図面を参照して、本発明を適用したモータの一例を説明する。なお、以下の説明において、回転軸50の軸線方向Lのうち、回転軸50がステータ4から突出している側を出力側L1とし、回転軸50がステータ4から突出している側とは反対側を反出力側L2として説明する。
[実施の形態1]
本形態では、「軸線方向Lの一方側」が反出力側L2であり、「軸線方向Lの他方側」が出力側L1である。
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係るモータ1の断面図である。図1に示すモータ1は、デジタルカメラ等の携帯機器においてレンズ駆動用等に用いられるステッピングモータであり、回転軸50を備えたロータ5と、ロータ5の周りに配置された円筒状のステータ4とを有している。ステータ4は、A相用のステータ組とB相用のステータ組とが軸線方向Lに重ねて配置された構造を有している。このため、ステータ4では、コイル線41が巻回された筒状の2つのコイルボビン42(コイルボビン42Aとコイルボビン42B)が軸線方向Lに重ねて配置されており、かかるコイルボビン42には各々、内ステータコア43および外ステータコア44が重ねて配置されている。より具体的には、コイルボビン42Aにおいて軸線方向Lの両側には、環状の内ステータコア43A、および断面U字形状の外ステータコア44Aが重ねて配置され、コイルボビン42Bにおいて軸線方向Lの両側には、環状の内ステータコア43B、および断面U字形状の外ステータコア44Bが重ねて配置されている。コイルボビン42Aおよびコイルボビン42Bの内周面では、内ステータコア43A、43Bおよび外ステータコア44A、44Bの複数の極歯45(極歯45A、45B)が周方向に並んだ構成となっている。本形態において、コイルボビン42(コイルボビン42Aおよびコイルボビン42B)は樹脂製であり、コイルボビン42には端子(図示せず)を保持する端子台(図示せず)が一体に形成されている。端子台は、外ステータコア44A、44Bの円筒部49A、49Bに形成された切り欠き(図示せず)から径方向の外側に突出している。
外ステータコア44A、44Bでは、外周側の円筒部49A、49Bが各々、コイルボビン42Aおよびコイルボビン42Bの径方向の外側まで延在しており、外ステータコア44A、44Bによってモータケース10が構成されている。ステータ4の出力側L1の端面47は、外ステータコア44Aの円環部からなり、ステータ4の反出力側L2の端面48は、外ステータコア44Bの円環部46からなる。
(ロータ5の構成)
ロータ5では回転軸50が軸線方向Lに延在し、回転軸50は、ステータ4の出力側L1の端面47から突出している。回転軸50の反出力側L2寄りの位置には円筒状の永久磁石59が接着剤56によって固着されている。本形態では、永久磁石59の出力側L1の端面には、回転軸50の周りで開口する凹部594が形成されており、接着剤56は、凹部594の内部において回転軸50と永久磁石59とを接着している。凹部594は、反出力側L2から出力側L1に向かって段状に拡径するように形成されている。
永久磁石59は、ステータ4の内側(ロータ配置穴)において、外周面がステータ4の極歯45と所定の間隔を介して対向している。回転軸50は、ステンレス、真鍮、アルミニウム等の金属材料からなり、回転軸50の外周面のうち、ステータ4の出力側L1の端面47から突出している部分の外周面57には螺旋溝58が形成されている。
永久磁石59において、反出力側L2の端面590には、回転軸50の周りで開口する凹部595が形成されており、凹部594は、出力側L1から反出力側L2に向かって連続して拡径するように形成されている。このため、永久磁石59において凹部594に対して径方向の外側に位置する部分は、反出力側L2に位置する部分の肉厚は薄いが、出力側L1に位置する部分の肉厚は厚い。
回転軸50の反出力側L2の端部52は、凹部595の底部から反出力側L2に突出するように構成されているが、凹部595の内側から反出力側L2へは突出していない。すなわち、回転軸50の反出力側L2の端部52は、永久磁石59の凹部595内に位置しており、永久磁石59の反出力側L2の端面590から反出力側L2に突出していない。回転軸50の端部52において、先端は半球状に加工されている。
(フレーム3の構成)
ステータ4に対して出力側L1にはフレーム3が設けられている。フレーム3は、ステータ4の出力側L1の端面47に溶接等の方法で固定された第1板部31と、第1板部31に出力側L1で対向して回転軸50の出力側L1の端部51を支持する第2板部32と、軸線方向Lに延在して第1板部31と第2板部32とを連結する連結部33とを備えている。第1板部31には、回転軸50を貫通させる穴30が形成されている。
(出力側L1の軸受構造)
フレーム3において第2板部32には、回転軸50の出力側L1の端部51を軸線方向Lおよび径方向で回転可能に支持する出力側L1の軸受機構6が構成されている。かかる軸受機構6では、フレーム3の第2板部32に出力側L1の軸受部材60が保持されており、回転軸50の出力側L1の端部51は、軸受部材60の筒部65において反出力側L2に向けて開口する有底の凹部61の内側に嵌って、ラジアル方向およびスラスト方向で回転可能に支持されている。軸受部材60は、筒部65がフレーム3の第2板部32に形成された穴329を貫通した状態で第2板部32の反出力側L2の面に当接する大径部64を有しており、軸受部材60は、大径部64によって出力側L1への移動が規制されている。回転軸50の出力側L1の端部51は、先端が半球状に加工されている。
(反出力側L2の軸受機構9の概略構成)
図2は、本発明の実施の形態1に係るモータ1の軸受機構9の断面図であり、図2(a)、(b)は、ラジアル軸受7、スラスト軸受91および付勢部材8を重ねた状態の断面図、およびラジアル軸受7、スラスト軸受91および付勢部材8を分離させた状態の断面図である。図3は、本発明の実施の形態1に係るモータ1の軸受機構9を反出力側L2の斜め方向からみた斜視図であり、図3(a)、(b)、(c)、(d)は、ステータ4の反出力側L2の端部にラジアル軸受7、スラスト軸受91および付勢部材8を配置した状態の斜視図、ステータ4の反出力側L2の端部にラジアル軸受7およびスラスト軸受91のみを配置し、付勢部材8を外した状態の分解斜視図、ラジアル軸受7とスラスト軸受91とを重ねた状態のままステータ4の反出力側L2の端部から外した状態の分解斜視図、およびステータ4の反出力側L2の端部からラジアル軸受7、スラスト軸受91および付勢部材8を外した状態の分解斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係るモータ1の軸受機構9を出力側L1の斜め方向からみた斜視図であり、図4(a)、(b)は、ラジアル軸受7、スラスト軸受91および付勢部材8を重ねた状態の斜視図、およびラジアル軸受7、スラスト軸受91および付勢部材8を分離させた状態の分解斜視図である。
図1に示すように、本形態のモータ1において、回転軸50の反出力側L2には、回転軸50の反出力側L2の端部52を軸線方向Lおよび径方向で回転可能に支持する反出力側L2の軸受機構9が構成されている。
図1、図2、図3および図4に示すように、軸受機構9では、回転軸50の反出力側L2の端部52の周りに、回転軸50を径方向の外側から回転可能に支持する筒部75を備えたラジアル軸受7が配置されている。筒部75の内側には、軸線方向Lに延在する貫通穴70が形成されており、貫通穴70の内側には、回転軸50の端部52を軸線方向Lの反出力側L2から支持するスラスト軸受91が配置されている。また、スラスト軸受91に対して反出力側L2には、付勢部材8の板バネ部85が配置されており、付勢部材8は、ステータ4の反出力側L2の端面48に重なる環状部81と、環状部81の中央部分で反出力側L2に向けて切り起こされた板バネ部85とを備えている。環状部81は、ステータ4の反出力側L2の端面48(外ステータコア44Bの円環部46)に溶接等の方法で固定され、板バネ部85は、スラスト軸受91の反出力側L2の面に当接し、スラスト軸受91を介して回転軸50を出力側L1に付勢している。ここで、回転軸50の出力側L1には、回転軸50の出力側L1の端部51を軸線方向Lおよび径方向で回転可能に支持する出力側L1の軸受機構6が構成されている。従って、回転軸50は、出力側L1の端部51が軸受機構6に当接するように付勢された状態にあるため、回転軸50が回転した際、回転軸50の軸線方向Lでのがたつきが防止されている。
(ラジアル軸受7およびスラスト軸受91の詳細構成)
本形態において、スラスト軸受91は、軸線方向Lに移動可能にラジアル軸受7に支持された樹脂製のスライド軸受である。このため、ラジアル軸受7の貫通穴70の内周面には、回転軸50の端部52を径方向の外側から支持する回転軸支持部71と、回転軸支持部71に対して反出力側L2で隣り合う位置でスラスト軸受91を支持するスラスト軸受支持部72とが構成されている。
本形態において、スラスト軸受91は、軸線方向Lに延在する有底の円筒部92と、円筒部92の反出力側L2の端部で拡径した円環状のフランジ部94とを有する樹脂成形品である。スラスト軸受91において、円筒部92を出力側L1で塞ぐ底板部93は、軸線方向Lに直交しており、かかる底板部93の出力側L1の面の中央には、反出力側L2に向かって凹んだ有底の穴95が形成されている。本形態において、穴95の内周面は、回転軸50の端部52を支持する錐面950になっている。錐面950は、円錐面あるいは角錐面として構成される。本形態において、錐面950は、正六角形または正八角形の角錐面として構成されている。
スラスト軸受91では、フランジ部94から径方向の外側に突出した板状の凸部941が周方向の1箇所に形成されている。本形態において、凸部941は、フランジ部94と同一の厚さであり、段差等を介さずにフランジ部94から連続して径方向の外側に突出している。このため、凸部941の反出力側L2の面とフランジ部94の反出力側L2の面とは、連続した端面940を構成しており、かかる端面940は軸線方向Lに直交している。
ラジアル軸受7は、軸線方向Lに延在する円筒状の筒部75と、筒部75の反出力側L2の端部で拡径した円環状のフランジ部73とを有している。ラジアル軸受7において、筒部75を軸線方向Lで貫通する貫通穴70は、出力側L1に位置する部分が、回転軸50を径方向の外側から支持する回転軸支持部71になっており、回転軸支持部71に対して反出力側L2で隣り合う部分は、回転軸支持部71より大径のスラスト軸受支持部72になっている。本形態において、スラスト軸受支持部72の内径寸法は、スラスト軸受91の円筒部92の外径寸法と略同一である。回転軸支持部71の内径寸法は、回転軸50の外径寸法よりやや大であり、回転軸支持部71の内周面と回転軸50の外周面との間にはクリアランスが設けられている。図2(a)に示すように、回転軸支持部71の軸線方向Lの寸法L71は、スラスト軸受支持部72の軸線方向Lの寸法L72より小である。
ラジアル軸受7の筒部75は、回転軸支持部71に対して径方向の外側に位置する部分710の外径寸法がスラスト軸受支持部72に対して径方向の外側に位置する部分720の外径寸法より小である。また、ラジアル軸受7の筒部75の外径寸法は、スラスト軸受支持部72に対して径方向の外側に位置する部分720から回転軸支持部71に対して径方向の外側に位置する部分710に向けて連続的に小さくなっており、回転軸支持部71に対して径方向の外側に位置する部分710の全体、およびスラスト軸受支持部72に対して径方向の外側に位置する部分720の一部は、永久磁石59の凹部595の内側に位置する。
ラジアル軸受7において、貫通穴70の反出力側L2の部分は、スラスト軸受支持部72より大径の開口部78になっており、開口部78の内側において、スラスト軸受支持部72と開口部78との間に形成された環状の段部79に対してスラスト軸受91の凸部941およびフランジ部94が反出力側L2から重なっている。このようにして、スラスト軸受91の出力側L1への可動範囲が制限されている。
このように構成したラジアル軸受7は、ステータ4の反出力側L2の端部に位置する外ステータコア44Bに位置決めされている。より具体的には、外ステータコア44Bは、円環部46の内周縁の複数箇所から出力側L1に向けて極歯45Bが折れ曲がった構造になっており、円環部46の厚さ方向の一部あるいは全てが、ステータ4の内側(極歯45Bの径方向の内側)に嵌ることにより、ラジアル軸受7が径方向で位置決めされている。
また、外ステータコア44Bにおいて、円環部46の内周縁には、周方向で隣り合う極歯45Bの間で径方向の外側に凹む凹部461が形成されている。これに対して、ラジアル軸受7には、フランジ部73から径方向の外側に突出して凹部461の内側に入り込んだ第1凸部77が形成されている。本形態では、凹部461は、周方向の6個所に等角度間隔で形成されているのに対して、第1凸部77は周方向の3個所に等角度間隔で形成されている。このため、第1凸部77が、6つの凹部461のうち、周方向の1つおきの凹部461の内側に嵌ることにより、ラジアル軸受7が周方向で位置決めされている。
また、ラジアル軸受7には、フランジ部73から径方向の外側に突出して円環部46の反出力側L2の面に重なる第2凸部76が形成されている。ここで、第2凸部76は、第1凸部77より大きく、第1凸部77を反出力側L2で覆うように構成されている。本形態において、第2凸部76は、フランジ部73の反出力側L2の面から反出力側L2および径方向の外側に向けて突出するように形成され、第1凸部77は、フランジ部73の外周面から径方向の外側に突出するように形成されている。また、第1凸部77は、第2凸部76の周方向の中央で、第2凸部76の出力側L1の面に一体に形成されている。このように構成した第2凸部76は、外ステータコア44Bの円環部46に反出力側L2から重なることにより、ラジアル軸受7の出力側L1への移動が阻止されている。
(付勢部材8の詳細構成)
付勢部材8は、環状部81と、環状部81の中央部分で切り起こされた帯状の板バネ部85とを有する薄い金属板であり、板バネ部85の周りのうち、板バネ部85の根元部分を除く三方が開口部82になっている。板バネ部85は、環状部81から反出力側L2に向けて斜めに切り起こされた根元部分851と、根元部分851の先端で折れ曲がって軸線方向Lに直交する先端部分852とを有しており、先端部分852がスラスト軸受91の反出力側L2の端面940に当接して回転軸50を出力側L1に付勢している。開口部82は、環状部81の中心に形成された円形部分821と、円形部分821から延在する矩形部分822とからなり、円形部分821に板バネ部85の先端部分852が位置し、矩形部分822に板バネ部85の根元部分851が位置する。円形部分821の内径寸法は、スラスト軸受91のフランジ部94の内径寸法よりわずかに大であり、円形部分821の内側からスラスト軸受91のフランジ部94が反出力側L2に突き出ている。従って、板バネ部85の先端部分852は、スラスト軸受91の反出力側L2の端面940に弾性をもって当接し、回転軸50を出力側L1に付勢している。なお、矩形部分822の内側には、スラスト軸受91の凸部941が位置することによって、スラスト軸受91の周方向の可動範囲が制限されている。
環状部81は、外ステータコア44Bの円環部46に反出力側L2から重なっている。ここで、環状部81の外径寸法は、外ステータコア44Bの円環部46の外径寸法よりわずかに小さく、環状部81の外周縁は、外ステータコア44Bの円環部46の反出力側L2の面に重なっている。環状部81において、開口部82の周りには、周方向の3個所に穴86が等角度間隔に形成されており、ラジアル軸受7の第2凸部76は、付勢部材8の穴86に嵌った状態で外ステータコア44Bの円環部46に反出力側L2から重なっている。このため、環状部81は、ラジアル軸受7のフランジ部73に反出力側L2から重なっている。従って、環状部81の外周縁と外ステータコア44Bの円環部46の反出力側L2の面とを溶接することにより、付勢部材8を外ステータコア44Bに固定することができるとともに、付勢部材8と外ステータコア44Bとによってラジアル軸受7を固定することができる。また、環状部81と外ステータコア44Bの円環部46とが重なっている部分でプロジェクション溶接を行うことによっても、付勢部材8を外ステータコア44Bに固定することができるとともに、付勢部材8と外ステータコア44Bとによってラジアル軸受7を固定することができる。
なお、外ステータコア44Bの円筒部49Bには、コイルボビン42に形成した端子台を径方向の外側に突出させる切り欠き491が形成され、円環部46の外周縁において切り欠き491が形成されている部分には、径方向の内側に浅く切り込まれた切り欠き462が形成されている。かかる構成に対応して、付勢部材8の環状部81において円環部46の切り欠き462と重なる位置には、切り欠き462と同様に浅く切り込まれた切り欠き812が形成されている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のモータ1は、回転軸50の軸線方向Lの反出力側L2の端部52を支持するスラスト軸受91と、ラジアル軸受7とを有しており、ラジアル軸受7は、スラスト軸受91を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部72と、スラスト軸受支持部72に対して軸線方向Lで隣り合う位置で回転軸50を径方向の外側から支持する回転軸支持部71とが形成されている。このため、スラスト軸受91は、回転軸50を径方向の外側から支持する必要がない。従って、スラスト軸受91の外径寸法が小さくてよい。また、ラジアル軸受7において、回転軸50を径方向の外側から支持する回転軸支持部71は、スラスト軸受91を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部72に対して軸線方向Lで隣り合う位置に設けられているので、回転軸支持部71の外径寸法も小さくてよい。それ故、外径寸法が小さいスペース内で回転軸50をラジアル方向および軸線方向Lから支持することができる。
また、回転軸50は軸受専用の部材(スラスト軸受91)によって軸線方向Lで支持されているので、回転軸50が付勢部材8の板バネ部85によって軸線方向Lで直接、支持されている場合と違って、回転軸50とスラスト軸受91との摺動部分から異音が発生しにくい。すなわち、金属製の付勢部材8は、樹脂製のスラスト軸受91に当接しており、金属製の回転軸50に当接していないので、付勢部材8と回転軸50との当接個所から異音が発生することはない。また、回転軸50とスラスト軸受91との摺動部分からも異音が発生しにくい。
また、スラスト軸受91は、回転軸50を支持する錐面950を備えた穴95を有している。このため、回転軸50の外周面と回転軸支持部71の内周面との間にはクリアランスが設けられている場合でも、回転軸50には軸線方向Lに直交する方向のガタツキや傾きが発生しにくい。それ故、回転軸50とラジアル軸受7との間から異音が発生しにくい。
また、付勢部材8がスラスト軸受91を介して回転軸50を出力側L1に付勢しているため、回転軸50の軸線方向Lへのガタツキが発生しにくい。
さらに、ラジアル軸受7は、フランジ部73によってステータ4に径方向で位置決めされ、第1凸部77によってステータ4に周方向に位置決めされ、第2凸部76によってステータ4に軸線方向に位置決めされる。このため、ラジアル軸受7にガタツキが発生しにくいので、回転軸50とラジアル軸受7との間から異音が発生しにくい。
また、第2凸部76は、第1凸部77を反出力側で覆うように形成されている。すなわち、第1凸部77と第2凸部76とは周方向の同一箇所に設けられている、従って、フランジ73の外径が小さい場合でも、第1凸部77および第2凸部76を設けることができる。また、第1凸部77は、第2凸部76の出力側L1の面に一体に形成されている。このため、第2凸部76を第1凸部77によって補強することができるので、第2凸部76が薄い場合でも、第2凸部76が十分な強度を有する。
また、ラジアル軸受7は、回転軸支持部71に対して径方向の外側に位置する部分710の外径寸法がスラスト軸受支持部72に対して径方向の外側に位置する部分720の外径寸法より小であり、少なくとも回転軸支持部71は、永久磁石59の凹部595の内側に位置する。それ故、モータ1の軸線方向Lの寸法を小さくすることができる。また、ラジアル軸受7は、スラスト軸受支持部72に対して径方向の外側に位置する部分720から回転軸支持部71に対して径方向の外側に位置する部分710に向かって外径寸法が連続的に縮小しているため、永久磁石59の凹部595を反出力側L2から出力側L1に向かって内径が縮小している構造とすることができる。それ故、永久磁石59では、凹部595の周りに位置する部分の肉厚を厚くすることができる。また、回転軸支持部71は、スラスト軸受支持部72より軸線方向Lの寸法が小であるため、永久磁石59の凹部595が浅くてよい。
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の形態2に係るモータ1の断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
図5に示すように、本形態のモータ1は、回転軸50の軸線方向Lの反出力側L2の端部52を支持する樹脂製のスラスト軸受96と、スラスト軸受96を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部72、およびスラスト軸受支持部72に対して軸線方向Lで隣り合う位置で回転軸50を径方向の外側から支持する回転軸支持部71を備えたラジアル軸受7とを有している。
ここで、スラスト軸受96は、円柱状の軸部97と、軸部97の反出力側L2の端部で拡径するフランジ部98とを有しており、フランジ部98は、実施の形態1のフランジ部94と同様な構成を有している。軸部97の外径寸法は回転軸50の外径寸法と等しく、軸部97の出力側L1の端面の中央には、反出力側L2に向かって凹んだ有底の穴99が形成されている。本形態において、穴99の内周面は、回転軸50の端部52を支持する錐面990になっている。錐面990は、円錐面あるいは角錐面として構成される。本形態において、錐面990は、正六角形または正八角形の角錐面として構成されている。
このように構成したモータ1においても、付勢部材8は、スラスト軸受96の反出力側L2の端面980に当接して、回転軸50を出力側L1に付勢している。本形態において、スラスト軸受96の軸部97の外径寸法は回転軸50の外径寸法と等しいため、スラスト軸受支持部72の内径寸法と回転軸支持部71の内径寸法と等しい。また、回転軸支持部71の軸線方向Lの寸法は、スラスト軸受支持部72の軸線方向Lの寸法よりわずかに小である。なお、回転軸支持部71の軸線方向Lの寸法は、スラスト軸受支持部72の軸線方向Lの寸法と等しくしてもよい。
このように構成したモータ1も、実施の形態1と同様、回転軸50の軸線方向Lの反出力側L2の端部52を支持するスラスト軸受96と、ラジアル軸受7とを有しており、ラジアル軸受7は、スラスト軸受96を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部72と、スラスト軸受支持部72に対して軸線方向Lで隣り合う位置で回転軸50を径方向の外側から支持する回転軸支持部71とが形成されている。このため、スラスト軸受96は、回転軸50を径方向の外側から支持する必要がない。従って、スラスト軸受96の外径寸法が小さくてよい。また、ラジアル軸受7において、回転軸50を径方向の外側から支持する回転軸支持部71は、スラスト軸受96を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部72に対して軸線方向Lで隣り合う位置に設けられているので、回転軸支持部71の外径寸法も小さくてよい。それ故、外径寸法が小さいスペース内で回転軸50をラジアル方向および軸線方向Lから支持することができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態1、2では、ラジアル軸受7とスラスト軸受91を用いた構成や、ラジアル軸受7とスラスト軸受96を用いた構成を反出力側L2の軸受機構9に適用したが、ラジアル軸受7とスラスト軸受91を用いた構成や、ラジアル軸受7とスラスト軸受96を用いた構成を出力側L1の軸受機構6に適用してもよい。
1 モータ
4 ステータ
5 ロータ
6 出力側の軸受機構
7 ラジアル軸受
8 付勢部材
9 反出力側の軸受機構
44、44A、44B 外ステータコア
45、45A、45B 極歯
46 外ステータコアの円環部
50 回転軸
59 永久磁石
85 板バネ部
71 ラジアル軸受の回転軸支持部
72 ラジアル軸受のスラスト軸受支持部
73 ラジアル軸受のフランジ部
76 ラジアル軸受の第2凸部
77 ラジアル軸受の第1凸部
91、96 スラスト軸受
95、99 スラスト軸受の穴
461 外ステータコアの円環部の凹部
595 永久磁石の凹部
710 回転軸支持部の径方向の外側の部分
720 スラスト軸受支持部の径方向の外側の部分
950、990 永久磁石の錐面

Claims (11)

  1. 回転軸を備えたロータと、
    該ロータの周りに配置された筒状のステータと、
    前記回転軸の軸線方向の一方側の端部を当該一方側から支持するスラスト軸受と、
    前記回転軸の前記一方側において、前記スラスト軸受を径方向の外側から支持するスラスト軸受支持部、および該スラスト軸受支持部に対して前記軸線方向で隣り合う位置で前記回転軸を径方向の外側から支持する回転軸支持部を備えたラジアル軸受と、を有することを特徴とするモータ。
  2. 前記回転軸の外周面と前記回転軸支持部の内周面との間にはクリアランスが設けられ、
    前記スラスト軸受は、前記回転軸を支持する錐面を備えた穴を有していることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記スラスト軸受は、樹脂製であることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記回転軸を前記軸線方向の他方側に向けて付勢する付勢部材を有し、
    前記スラスト軸受は、前記軸線方向に移動可能に前記ラジアル軸受に支持され、
    前記付勢部材は、前記スラスト軸受に前記一方側から当接して当該スラスト軸受を介して前記回転軸を前記他方側に付勢していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のモータ。
  5. 前記ステータにおいて前記一方側の端部に位置するステータコアには、円環部と、該円環部の内周縁の複数箇所から前記他方側に向けて折れ曲がった極歯と、周方向で隣り合う前記極歯の間で前記内周縁から径方向の外側に凹む凹部と、が設けられ、
    前記ラジアル軸受は、前記円環部の内側に嵌るフランジ部と、該フランジ部から径方向の外側に突出して前記凹部の内側に入り込んだ第1凸部と、前記フランジ部から径方向の外側に突出して前記円環部の前記一方側の面に重なる第2凸部と、を備えていることを特徴とする請求項4に記載のモータ。
  6. 前記第2凸部は、前記第1凸部を前記一方側で覆うように形成されていることを特徴とする請求項5に記載のモータ。
  7. 前記第1凸部は、前記第2凸部の前記他方側の面に一体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
  8. 前記ロータは、前記回転軸の外周面に固定された永久磁石を備え、
    前記永久磁石において前記一方側の端面では、前記回転軸の周りで前記他方側から前記一方側に向かって拡径する凹部が開口しており、
    前記ラジアル軸受は、前記回転軸支持部に対して径方向の外側に位置する部分の外径寸法が前記スラスト軸受支持部に対して径方向の外側に位置する部分の外径寸法より小であり、
    少なくとも前記回転軸支持部は、前記凹部の内側に位置することを特徴とする請求項4乃至7の何れか一項に記載のモータ。
  9. 前記ラジアル軸受は、前記ラジアル軸受支持部に対して径方向の外側に位置する部分から前記回転軸支持部に対して径方向の外側に位置する部分に向かって外径寸法が連続的に縮小していることを特徴とする請求項8に記載のモータ。
  10. 前記回転軸支持部は、前記スラスト軸受支持部より前記軸線方向の寸法が小であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載のモータ。
  11. 前記回転軸支持部は、前記スラスト軸受支持部と前記軸線方向の寸法が等しいことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載のモータ。
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