JP2005047592A - 仕切具 - Google Patents

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順一 冨山
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Abstract

【課題】 使用に際して組み立てることなく迅速に使用に供することができ、かつ、収納容器に収納された収納物の間にスムーズに挿入可能な仕切具を提供する。
【解決手段】 収納物30を収納する収納空間21を有する収納容器20内に挿入して収納空間21を複数に仕切る仕切具10であって、仕切具10を収納容器20内に挿入する挿入方向の端辺11が側面視で波形形状である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、収納物を収納する収納空間を有する収納容器内に挿入して前記収納空間を複数に仕切る仕切具に関する。
従来、複数個の瓶などを収納する収納容器の仕切具として、方形の段ボール板で形成した第1の仕切板に、上端より中央部に達する数条の縦方向の第1の切溝を設けると共に、同様の段ボール板で形成した第2の仕切板に、下端より中央部に達する縦方向の第2の切溝を設け、そして、前記第1の仕切板と第2の仕切板とを、第1の切溝と第2の切溝とで、互いに挟んで井桁状に組み合わせた仕切具は、広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、第1の仕切板及び第2の仕切板の側部の上部に側凸部を設けた構成があった(例えば、特許文献2参照)。
このように構成すると、側部の下部は側部の上部より幅が狭くなるため、仕切具を収納容器内へ挿入するのが容易となっていた。
特開平10−305839号公報(第2〜3頁、第1〜3図参照) 特開2000−203560号公報(第2〜3頁、第1図、第4〜5図参照)
特許文献1に記載の仕切具は、縦横の各仕切板を成形するため予め長尺素材を用意しておき、縦横の各仕切板の長さで切断して各仕切板をそれぞれ作り出すようにしていた。
また、特許文献2に記載の仕切具は、大きな段ボール1枚に設けられた切断線を切断して複数枚の仕切板(第1の仕切板及び第2の仕切板)をそれぞれ作り出すようにしていた。
そのため、特許文献1及び2に開示の仕切具は、使用に際して、縦横の各仕切板、或いは、第1及び第2の各仕切板に設けた切溝を相互に嵌合させて組み立てる必要があった。従って、組み立ての手間を要するため、迅速に使用に供するのが困難であるという問題点があった。
ここで、上記特許文献1及び2に開示されている仕切具は、一般に、収納容器に仕切具を挿入した後に、収納物を仕切具で仕切られた空間に収納するような用途に使用される。そして、通常、仕切られた収納空間に1つずつ収納物を収納する。
しかし、収納物の材質や形態によっては、収納容器に収納物を収納した後、仕切具を挿入した方が好ましい場合がある。この場合、収納容器に仕切具が挿入されていないため、仕切具の存在に囚われることなく収納物を一度に複数個ずつ収納できるため、作業効率が向上する。
このとき、仕切具が複数の収納物の間に迅速に挿入可能な形態を有すれば、更に仕切具の挿入作業効率が向上するものと考えられる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用に際して組み立てることなく迅速に使用に供することができ、かつ、収納容器に収納された収納物の間にスムーズに挿入可能な仕切具を提供する点にある。
(構成1)
上記目的を達成するための本発明に係る仕切具の第1特徴構成は、
収納物を収納する収納空間を有する収納容器内に挿入して前記収納空間を複数に仕切る仕切具であって、
前記仕切具を前記収納容器内に挿入する挿入方向の端辺が側面視で波形形状である点にある。
ここで、仕切具を収納物が複数収納された収納容器に挿入するに際し、仕切具を収納容器に挿入する方向の端辺が全長に亘って側面視で直線状であれば、この直線状端辺に収納物の先端が触れると、引っ掛かって仕切具と収納物との相対的な動きは停止する虞がある。このとき、仕切具の収納容器への挿入作業は滞り、一旦仕切具を収納空間から離脱させて直線状端辺が傾斜角を有するように姿勢変更する等して挿入作業をやり直す、或いは、より強い力で仕切具を挿入方向に押圧して強制的に仕切具を収納容器に挿入する等の作業を行う必要がある。そのため、作業効率が悪い上に、強い力で仕切具を挿入方向に押圧すれば仕切具を破損する虞がある。
しかし、上記第1特徴構成のように、仕切具を収納容器に挿入する方向の端辺が側面視で波形形状であれば、端辺を側面視で滑らかな凹凸形状とすることができる。つまり、凹部から凸部までが緩やかな斜辺を形成する。そのため、仕切具を、収納物が複数収納された収納容器に挿入するに際し、この波形端辺に収納物の先端が触れた場合、仕切具を挿入方向に押し付けると、収納物の先端は、斜辺を形成する波形端辺に沿って凸部から凹部方向に滑らかにスライドする。つまり、仕切具が収納物間を切り込むように移動する。そのため、仕切具と収納物とは滑らかな相対移動を維持することができ、仕切具と収納物とが引っ掛かることは殆どないと考えられる。従って、仕切具と収納物との相対的な動きが停止することは殆どない。
仮に、波形端辺の凸部において収納物が接触して引っ掛かったとしても、波形端辺に凸部が形成されている構成であれば、端辺が全長に亘って側面視で直線状である構成に比べて、容易に曲がり変形自在となる。従って、仕切具を挿入方向に押圧することにより、波形端辺は、収納物の間を進入し易い形状に変形することが期待される。そのため、挿入作業が中断することは殆どない。
さらに、波形端辺は、収納物の間を進入し易い形状に変形すれば、収納物が収納空間に整然と並んでいない場合であっても(多少、蛇行した並びであっても)、直線状端辺である場合に比べて挿入作業を容易に行うことができる。
そのため、例えば、収納物のみが収納空間に収納された状態で収納容器を運搬した後などにおいて、収納物が収納空間に整然と並んでいないことが想定される場合であっても、
ユーザー側で所望の位置に仕切具を挿入するのが容易となる。
つまり、本発明の第1特徴構成に記載の仕切具であれば、収納物が複数収納された収納容器内にスムーズに挿入できるため、仕切具の収納容器への挿入作業効率が向上する。
また、後述の実施例1に記載したように、仕切具を、例えば板状に形成すれば、使用に際して組み立てる必要はない。そのため、迅速に使用に供することができる。
(構成2)
本発明に係る仕切具の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記仕切具を無底かつ平面視で多角筒状に構成して筒状空間を形成し、この筒状空間内に前記収納物を収納可能であり、
前記仕切具を前記収納容器内に挿入する挿入方向の端辺において、少なくとも1つの端辺が側面視で波形形状である点にある。
上記第2特徴構成によれば、仕切具を無底かつ平面視で多角筒状に構成して筒状空間を形成し、この筒状空間内に収納物を収納できるため、収納空間より狭い筒状空間に収納物を収納することができる。従って、収納物の移動範囲は限られるため収納物が収納空間内でがたつき難くなると共に、一部の収納物を取り出して収納空間内が広くなった場合等においても、収納空間内に残った収納物は転倒し難くなる。
さらに、収納空間内を筒状空間で区画することができるため、例えば、異なる種類の収納物がある場合は、特定の収納物をグループ化することが可能となり、収納物の仕分けを確実に行うことができる。
また、仕切具は、無底かつ平面視で多角筒状を呈するため、従来の仕切具のように、複数の部材を相互に嵌合させて井桁状等に組み立てる必要がない。そのため、迅速に使用に供することができる。
さらに、前記仕切具を前記収納容器内に挿入する挿入方向の端辺において、少なくとも1つの端辺が側面視で波形形状に構成している。そのため、仕切具を、収納物が複数収納された収納容器に挿入するに際し、少なくとも1つの波形端辺に収納物の先端が触れた場合、上述したように、この波形端辺の緩やかな斜辺に沿って仕切具と収納物とが滑らかに相対移動するため、仕切具と収納物とが引っ掛かることは殆どないと考えられる。そのため、仕切具の収納容器への挿入作業効率が向上する。
(構成3)
本発明に係る仕切具の第3特徴構成は、上記第1又は2特徴構成に加えて、
前記波形形状の凸部とそれに隣接する凸部との間隔が、前記収納物を挿入方向に挿入したときの横幅と同等の長さである点にある。
上記第3特徴構成によれば、前記波形形状の凸部とそれに隣接する凸部との間隔が、前記収納物を挿入方向に挿入したときの横幅と同等の長さであるため、複数収納された各収納物を、前記波形形状の凸部とそれに隣接する凸部との間に確実に位置することができる。
そのため、収納物が複数収納された収納容器に仕切具を挿入するに際し、各収納物は、前記波形形状の凸部とそれに隣接する凸部との間の波形端辺と確実に接触可能となる。
従って、上記第3特徴構成のように構成すれば、収納物が複数収納された収納容器に仕切具を挿入するに際し、各収納物は波形端辺と確実に接触可能となって、波形端辺の緩やかな斜辺に沿って仕切具と各収納物とが滑らかに相対移動できるため、波形形状の凸部とそれに隣接する凸部との間隔が好適な間隔となる仕切具を提供することができる。
(構成4)
本発明に係る仕切具の第4特徴構成は、上記第1〜3特徴構成の何れか一項に加えて、
前記挿入方向の逆方向の端辺に取っ手部を設けてある点にある。
上記第4特徴構成によれば、前記挿入方向の逆方向の端辺に取っ手部を設けてあるため、仕切具を収納容器へ挿入する挿入作業、或いは、仕切具を収納容器から取り出す取り出し作業を行う際に、作業者が取っ手部を掴んで行えるため、仕切具の取り扱いが容易になる。
(構成5)
本発明に係る仕切具の第5特徴構成は、上記第1〜4特徴構成の何れか一項に加えて、
複数の仕切具を未切断の切断線を介して接続することにより連設し、前記仕切具の使用に際して前記切断線にて切り取って各仕切具を分離する点にある。
上記第5特徴構成によれば、複数の仕切具を未切断の切断線を介して接続することにより連設しているため、仕切具の製造においては、切断線を材料に加工するだけでよい。これにより、複数の仕切具が一体になった仕切具群の製造が可能になる。つまり、複数の仕切具が一体になった仕切具群を容易に、かつ、簡便に製造することができる。
さらに、仕切具の使用に際しては、前記仕切具群から、単に、切断線にて各仕切具を分離し、この状態で収納容器への挿入作業を行えばよい。そのため、迅速に挿入作業を行える仕切具を提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜3に、本発明の仕切具1の概略図を示す。
本発明の仕切具10は、瓶等の収納物30を収納する収納空間21を有する収納容器20内に挿入して収納空間21を複数に仕切るものである。
仕切具10は、例えば板状を呈し、仕切具10を収納容器20内に挿入する挿入方向の端辺11が側面視で波形形状になるように構成されている。
仕切具10の材質は、仕切具10を曲がり変形容易とすること、仕切具10の加工のし易さ、製造コスト等を考慮すると、紙、プラスティックなどが好ましい。
また、前記挿入方向の逆方向の端辺に、仕切具の取り扱いを容易にするため、取っ手部14を設けるのが好ましい。
取っ手部14は、仕切具10を収納容器20内に挿入したときに、収納物30と収納物30との間になる位置に設けると、仕切具を収納容器へ挿入する挿入作業、或いは、仕切具を収納容器から取り出す取り出し作業を行う際に、作業者は取っ手部14を掴みやすくなる(図2)。
収納物30の材質や形態によっては、収納容器20に収納物30を収納した後に仕切具10を挿入した方が、好ましい場合がある。この場合、収納容器20に仕切具10が挿入されていないため、仕切具10の存在に囚われることなく収納物30を一度に複数個ずつ収納できるため、作業効率が向上する。このとき、仕切具が複数の収納物の間に迅速に挿入可能な形態を有すれば、更に作業効率が向上するものと考えられる。
以下に、収納容器20の収納空間21に複数の収納物30を収納した状態で、本発明の仕切具10を収納空間21に挿入する様子を説明する。収納物30として、平面視が円形の瓶であり、瓶の胴部と蓋との直径が同等である場合を例示する。尚、収納物30は、瓶の胴部より蓋の直径が小さい場合であってもよい。
ここで、仕切具10における波形端辺11の凸部13aとそれに隣接する凸部13bとの間隔Lは、円形瓶30を挿入方向に挿入したときの横幅dとほぼ同等の長さに設計するのが好ましい(図3(イ)参照)。
これにより、複数収納された各円形瓶30を、前記波形形状の凸部(例えば凸部13a)とそれに隣接する凸部(例えば凸部13b)との間に確実に位置することができる。
従って、収納容器20に仕切具10を挿入するに際し、各円形瓶30は、波形形状の凸部とそれに隣接する凸部との間の波形端辺11と確実に接触可能となる。
複数の円形瓶30を、仕切具10が挿入できる程度に間隔に余裕を持たせて収納空間30に整列させて50個収納(縦5個x横10個)する(図1)。このとき、例えば、円形瓶30の1列目と2列目との間には隙間C1、C2、C3、C4ができる(図3(イ)参照)。
ここで、仕切具10は、隙間C1〜C4の並び方向に沿って、及び、この隙間C1〜C4に仕切具10の波形端辺11の凸部13a、13b、13c、13dがそれぞれ挿入できるように、収納空間30の上部に仕切具10を配置するのが好ましい(前記間隔Lは、円形瓶30の横幅dとほぼ同等の長さに設計してあるため、波形端辺11の各凸部13a〜13dは各隙間C1〜C4に挿入可能である)。
そして、前記仕切具10を収納容器20内に挿入する挿入方向(図1、3の矢印方向)に移動させる。このとき、仕切具10の波形端辺11の凹部12から凸部13までの斜辺Aと、円形瓶30の周部aとが接触する(図3(ロ)参照)。
この状態で仕切具10を挿入方向に押し付けると、周部aは、斜辺Aを凸部13から凹部12方向に滑らかにスライドする。同時に、仕切具10の挿入に従い、収納空間21に進入する凸部13の幅は広くなるため、仕切具10は、隙間部Cが広くなる方向へと滑らかにスライドする。また、波形端辺11に凸部13が形成されている構成であるため、端辺が全長に亘って側面視で直線状である構成に比べて、容易に曲がり変形自在となる。従って、仕切具10を挿入方向に押圧することにより、波形端辺11は、円形瓶30の間を進入し易い形状に変形することが期待される。
このとき、複数の円形瓶30は、仕切具10が挿入できる程度に間隔に余裕を持たせて収納空間30に収納されているため、仕切具10は、隙間部Cが最も広い部位に達すると、その部位から、収納容器20の底方向に進入する。
このように、前記仕切具10を前記収納容器20内に挿入する挿入方向の端辺11を波形形状とすることにより、この波形端辺11に円形瓶30の先端が触れた場合であっても、波形端辺11が円形瓶30間を切り込むように移動する。そのため、仕切具10と円形瓶30とは滑らかな相対移動を維持することができ、仕切具10と円形瓶30とが引っ掛かることは殆どないと考えられる。従って、仕切具10と円形瓶30との相対的な動きが停止することは殆どないと考えられるため、挿入作業効率が向上する。
仮に、波形端辺11において円形瓶30が接触して引っ掛かったとしても、仕切具10が紙やプラスティック等の曲がり変形自在な材質で形成されているため、凸部13は容易に曲がり変形自在となる。従って、仕切具10を挿入方向に押圧することにより、波形端辺11は、円形瓶30の間を進入し易い形状に変形することが期待される。そのため、挿入作業が中断することは殆どない。
一方、仕切具10を収納容器20に挿入する方向の端辺が側面視で直線状であれば、この直線状端辺に円形瓶30の先端が触れると、仕切具10が円形瓶30間を切り込むような相対移動ができない。また、端辺が側面視で直線状であれば、本発明の仕切具10のように、波形端辺11に凸部13が形成されている構成に比べて、曲がり変形し難いため、仕切具10を挿入方向に強く押圧しても、波形端辺11は、円形瓶30の間を進入し易い形状に変形することは期待し難い。
そのため、仕切具10は円形瓶30に引っ掛かって仕切具10と円形瓶30との相対的な動きは停止する虞がある。このとき、仕切具の収納容器への挿入作業は滞るため作業効率が悪い。
ここで、仕切具10は、隙間C1〜C4の並び方向に沿って、及び、この隙間C1〜C4に仕切具10の波形端辺11の凸部13a〜13dが挿入できるように、収納空間30の上部に仕切具10を配置した。しかし、仕切具10は、隙間C1〜C4の並び方向とは多少斜めに配置されたとしても、仕切具10が紙やプラスティック等の曲がり変形自在な材質で形成されているため、波形端辺11の各凸部13a〜13dは、各隙間C1〜C4への進入具合に合わせて各別に曲がり変形しながら挿入可能となる。
そのため、仕切具10の収納空間21への挿入に際し、仕切具10の収納空間30上部での配置は、隙間C1〜C4の並び方向に対してある程度の位置ずれは許容される。
そのため、仕切具10を収納空間30上部で正確に位置付ける場合と比べて、仕切具10の収納容器20への挿入作業効率は向上する。
実施例1において、仕切具10は板状の形態を例示したが、このような形態に限らず、多角筒状に構成することが可能である。
つまり、図4に示したように、仕切具10を無底かつ平面視で四角筒状に構成して筒状空間15を形成し、この筒状空間15内に円形瓶30を収納可能であり、仕切具10を収納容器20内に挿入する挿入方向の端辺において、少なくとも1つの端辺を側面視で波形形状になるように構成する。
仕切具10を無底かつ平面視で四角筒状に構成することにより、使用に際して、複数の部材を相互に嵌合させて組み立てる必要がないため、迅速に使用に供することができる。
筒状空間15内には、例えば、10個(縦5個x横2個)の円形瓶30を収納可能とする。このように構成すると、収納空間21より狭い筒状空間15に円形瓶30を収納することになる。このとき、円形瓶30の移動範囲は限られるため円形瓶30が収納空間21内でがたつき難くなると共に、一部の円形瓶30を取り出して収納空間21内が広くなった場合等においても、収納空間21内に残った円形瓶30は転倒し難くなる。
また、仕切具10の挿入方向の端辺のうち、例えば、長辺の2辺を側面視で波形形状とする。このように構成すると、上記実施例1で記載したように、この波形端辺11に円形瓶30の先端が触れた場合であっても、この波形端辺11の緩やかな斜辺に沿って仕切具10と円形瓶30とが滑らかに相対移動するため、仕切具10と円形瓶30とが引っ掛かることは殆どないと考えられる。
尚、挿入方向の端辺のうち、全ての端辺を側面視で波形形状とすることも可能である。このとき、直線状に形成された端辺が無くなるため、全ての端辺において仕切具10と円形瓶30とが引っ掛かることは殆どないと考えられる。そのため、最も挿入作業効率が向上する形態となる。
また、上述したように、仕切具10を無底かつ平面視で四角筒状に構成すると、折りたたんで板状にすることができるため、仕切具10を保管する際には少ないスペースで済む。
実施例2における仕切具10は、使用前は、例えば、図5(イ)に示したように、3つの仕切具10a〜10cが連設した仕切具群Xとすることが可能である。つまり、複数の仕切具10a〜10cを未切断の切断線40を介して接続することにより連設する。
このとき、仕切具10aの取っ手部14は、仕切具10bの側面に湾入しており、仕切具10bの取っ手部14は、仕切具10aの側面に湾入している。このように構成することで、資材の節約をすることができる。
そして、図5(ロ)に示したように、仕切具10の使用に際して切断線40にて切り取って各仕切具10a〜10cを分離する。
このようにして3つに分離した仕切具10a〜10cは、円形瓶30を収納空間30に整列させて50個収納してある収納容器20内に、挿入方向に挿入する(図4)。
仕切具10aは、例えば、仕切具10aの波形形状の2辺が、円形瓶30の1列目と2列目との間、及び、3列目と4列目との間になるように挿入する。このとき、仕切具10bは、仕切具10bの波形形状の2辺が、円形瓶30の4列目と5列目との間、及び、6列目と7列目との間になるように、仕切具10cは、仕切具10cの波形形状の2辺が、円形瓶30の7列目と8列目との間、及び、9列目と10列目との間になるように、それぞれ挿入する。このように仕切具10a〜10cを収納空間21内に均等に挿入すると、一部の円形瓶30を取り出して収納空間21内が広くなった場合等においても、収納空間21内に残った円形瓶30の転倒や、円形瓶30が収納容器20内で偏る等の不都合を防止し易くなる。
また、このように仕切具10a〜10cを挿入すると、円形瓶30の2列目と3列目との間、5列目と6列目との間、及び、8列目と9列目との間に仕切りを設けない状態となり、その分だけ、仕切具の材料を節約することができる。
本発明の仕切具を収納容器に挿入する場合の概略図 本発明の仕切具を収納容器に挿入したときの断面図 本発明の仕切具を収納容器に挿入する場合の要部概略図 別実施形態の仕切具を収納容器に挿入する場合の概略図 3つの仕切具を連設した場合の概略図
符号の説明
10 仕切具
11 端辺
20 収納容器
21 収納空間
30 収納物

Claims (5)

  1. 収納物を収納する収納空間を有する収納容器内に挿入して前記収納空間を複数に仕切る仕切具であって、
    前記仕切具を前記収納容器内に挿入する挿入方向の端辺が側面視で波形形状である仕切具。
  2. 前記仕切具を無底かつ平面視で多角筒状に構成して筒状空間を形成し、この筒状空間内に前記収納物を収納可能であり、
    前記仕切具を前記収納容器内に挿入する挿入方向の端辺において、少なくとも1つの端辺が側面視で波形形状である請求項1に記載の仕切具。
  3. 前記波形形状の凸部とそれに隣接する凸部との間隔が、前記収納物を挿入方向に挿入したときの横幅と同等の長さである請求項1又は2に記載の仕切具。
  4. 前記挿入方向の逆方向の端辺に取っ手部を設けてある請求項1〜3の何れか一項に記載の仕切具。
  5. 複数の仕切具を未切断の切断線を介して接続することにより連設し、前記仕切具の使用に際して前記切断線にて切り取って各仕切具を分離する請求項1〜4の何れか一項に記載の仕切具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013169219A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Kao Corp スペーサ

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