JP3915023B2 - 食品用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、にぎり寿司用の寿司飯その他の食品を輸送するために、多数の収容凹部が縦横の並列状に配置されてなる食品用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
スーパーやコンビニエンスストア等の店舗で販売されるにぎり寿司は、工場において寿司飯自動製造機により成形した寿司飯(シャリ玉)を、トレー等の容器に収納してスーパー等の店舗に輸送し、この寿司飯の上に各種の寿司用の具を載せて商品として販売することが多くなっている。
【0003】
前記の寿司飯自動製造機により成形される寿司飯を収容し輸送するための容器としては、実公平6−30655号公報、および特開2000−190968号公報等に開示のように、合成樹脂の板材から成形され、平面略長方形の多数の収容凹部が枡目状に縦横に並列して凹設されてなる容器が提案されている。
【0004】
ところで、前記の容器を産業用ロボットとしての寿司飯自動製造機に使用する場合、容器を自動供給するためには、多数の容器を積み重ねた状態において上下容器間に一定の隙間を保有する必要がある。
【0005】
すなわち、寿司飯自動製造機においては、容器を自動供給する手段として、積み重ね状態の多数の容器を、両側に配した2組の進退可能な係止爪により最下層の容器と下から2番目の容器とを係止して支持し、最下層の容器に係止した係止爪を待避させて最下層の容器を落下させるとともに、その係止爪を下から2番目の容器に係止させるようにして、順次最下層の容器をコンベア等の搬送手段上に落下供給する。そのため、前記多数の容器を積み重ねた状態においては、上下の容器間に前記係止爪を挿入できる所定の隙間を保有させておく必要がある。
【0006】
しかし、製造工場等からの空の容器の輸送段階および保管においては、積み重ね状態における上下容器間の前記隙間は、輸送及び梱包効率を悪くする原因となる。したがって、空の容器の輸送等の段階では、積み重ね状態の上下容器間の隙間をできるだけ小さくすることが望まれる。
【0007】
この問題の対策としては、前記提案の容器などの従来の容器においては、容器内の所定の個所、特に収容凹部間の仕切壁部の個所にスペーサ用の凹部を設け、この凹部の配置を、例えば左右部で非対称、特には非点対称にすることにより、輸送時には容器の方向を全て同一方向にすることにより隙間を殆ど生じさせずに積み重ねでき、また寿司飯自動製造機の容器自動供給装置にセットする際には、前記容器を1枚ずつ交互に180度方向転回させて積み換えることにより、非対称配置の前記凹部の個所が下層の容器に当接し、上下容器間に前記凹部の深さに略相当する隙間を保有した積み重ね状態にできるようにしている。
【0008】
しかしながら、容器自動供給装置にセットする際の前記の積み換え作業は、寿司飯製造現場での容器一枚一枚の面倒な積み重ね作業が必要となる問題と、この作業で容器が汚れたり、異物が付着する等の衛生面での問題が発生する。
【0009】
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、空の容器の輸送時等の積み重ね状態での上下容器間の隙間を小さくでき、しかも容器自動供給装置にセットする際には、容器の方向転回を要することなく簡単な作業で所定の隙間を保有した積み重ね状態にできる構造であって、衛生面でも良好な食品用容器を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明は、合成樹脂製の板材に、多数の食品の収容凹部が縦横に並列して凹設されてなる食品用容器であって、前記容器には、縦横の1方向において収容凹部の少なくとも1列分ずつ交互に反対側に位置をずらせて積み重ねた状態においては上下容器間に殆ど隙間を生じず、かつ、前記容器位置をずらせた積み重ね状態の方向のまま上下容器を揃えて正規の積み重ね状態にしたときに上下容器間に所定の隙間を保有する隙間保有手段が設けられてなり、前記隙間保有手段が、収容凹部間の仕切壁部に設けられたスペーサ用凹部であり、該スペーサ用凹部が、容器平面において縦横1方向の収容凹部の列の複数列にあって前後又は左右非対称でかつ容器中心点に関して非点対称の位置に配置され、前記容器位置をずらせた積み重ね状態においては、上下容器の前記スペーサ用凹部が一致する位置になって、上下容器間に殆ど隙間を生じないように嵌合でき、かつ、前記正規の積み重ね状態においては、上下容器の前記スペーサ用凹部が相互にずれた位置になって、上下容器間に該スペーサ用凹部に相当する隙間を保有するように設けられてなることを特徴とする。
これにより、空の容器の輸送時等には、各容器を、縦横の1方向において収容凹部の少なくとも1列分ずつ交互に反対側に位置をずらせることにより、上下容器間に殆ど隙間を生じさせずに積み重ねることができる。しかも、容器自動供給装置にセットする際は、例えば、前記のように積み重ねられた多数の容器を、位置をずらせた方向を上下にして作業台等の平面上に立て、側端部に手を添えて引き離すようにするだけで簡単に各容器を揃えることができる。こうして上下容器を揃えた正規の積み重ね状態にすることにより、前記隙間保有手段によって、上下容器間に所定の隙間を保有できる。すなわち、容器の方向転回による面倒な積み換えを不要にできる。
【0011】
前記隙間保有手段としてのスペーサ用凹部は、長辺側の仕切壁部においてその長手方向両側が斜面をなす逆台形状あるいは略半円形状に形成されてなるものが好適である。
これにより、空の容器の輸送時には、上下容器の前記スペーサ用凹部同士が嵌合して上下容器間に殆ど隙間を生じずに積み重ねることができ、しかも、前記スペーサ用凹部の長手方向両側が斜面をなすことで、前記の容器をずらせた積み重ね状態から揃えた正規の積み重ね状態にする際、相互に嵌合している前記凹部同士を容易に離脱させることができ、各容器を分離させて揃える操作を容易に行える。
【0012】
前記の食品用容器において、前記収容凹部が横長の平面略長方形をなして縦横に並列しており、該収容凹部の1列分ずつ交互に左右横方向に位置をずらせることにより、上下容器間に殆ど隙間を生じないで積み重ね得るように設けられてなるものが好適である。これにより、ずらせた積み重ね状態が過度に大きくならず、しかも積み重ねられた容器を立てて揃える際の保形性がよく、相互に嵌合している容器の収容凹部同士が離脱させ易く、各容器を分離し揃える作業を容易に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明の1実施例に係る食品用容器の平面図、図2は前図のX1−X1線の一部の拡大断面図、図3は容器を交互にずらせた積み重ね状態の平面図(a)とその略示正面図(b)、図4は容器を揃えた正規の積み重ね状態の平面図(a)とその略示正面図(b)を示し、図5の(a)(b)はそれぞれ容器をずらせた積み重ね状態と正規の積み重ね状態の一部の拡大断面図である。
【0015】
図において、(A)は本発明の1実施例に係る食品用容器を示している。この容器(A)は、ハイインパクトポリスチレン、ポリプロピレンその他の合成樹脂を素材とする長尺のシートをロール状に捲いたものを連続して巻き戻して、真空成形等の成形加工法により成形し、四周に縁部(2)を残して、収容する寿司飯等の食品に対応した形状、例えば横長の平面略長方形をなす多数の収容凹部(1)を、縦横にそれぞれ並列して枡目状をなすように凹設してなる。比較的薄肉の四角形の板材を1個1個成形してもよい。この実施例では、縦11個、横5個の収容凹部(1)が形成されている。(3a)は前記各収容凹部(1)(1)間の若干幅の長辺側の横方向の仕切壁部、(3b)は各収容凹部(1)(1)間の若干幅の短辺側の縦方向の仕切壁部であり、それぞれ縁部(2)と略同一の平面とされている。
【0016】
前記収容凹部(1)は、寿司飯を収容するのに適した横長の平面略長方形で、かつ底部から開口部に向かって僅かにテーパ状に拡大した形状をなしており、多数の容器(A)の収容凹部(1)(1)同士を入れ子式に嵌合できるように形成されている。
【0017】
前記容器(A)には、縦横の1方向において収容凹部(1)の少なくとも1列分ずつ交互に反対側に位置をずらせて互い違いに積み重ねた状態(図3)においては、上下の容器(A)(A)間に殆ど隙間を生じず、かつ、その方向のままで、図4のように上下容器位置を揃えた正規の積み重ね状態にしたときに、上下の容器(A)(A)間に所定の隙間(S)を保有する隙間保有手段が設けられている。
【0018】
この隙間保持手段は、図示するように、前記収容凹部(1)(1)間の仕切壁部(3a)(3b)の個所に設けられたスペーサ用凹部(5)であり、特には隙間を保有する積み重ねのために、後述する配置で少なくとも3個所以上、より好ましくは左右両側部においてそれぞれ2個所以上の個所に設けられている。
【0019】
このスペーサ用凹部(5)は後述するように、容器平面において縦横1方向の収容凹部(1)の列の複数列にあって前後又は左右非対称でかつ容器中心点に関して非点対称の位置に配置され、同形配置による1種の容器により、図3のように容器位置をずらせた積み重ね状態においては、上下の容器(A)(A)の前記スペーサ用凹部(5)(5)が一致する位置になって、上下容器間に殆ど隙間を生じないように嵌合でき、かつ、図4のように正規の積み重ね状態にしたときは、上下の容器(A)(A)の前記スペーサ用凹部(5)(5)が相互にずれた位置になって、上下の容器(A)(A)間に該スペーサ用凹部(5)に相当する隙間(S)を保有するように設けられている。
【0020】
図1〜図5の実施例は、前記スペーサ用凹部(5)が同形配置をなす1種の容器(A)を、方向を換えて組み合わせ使用する場合の例を示している。
【0021】
この実施例では、図1に示すように、縦方向の5列の収容凹部(1)の列において、それぞれ前後方向の一方端側から1番目、4番目、7番目、10番目の横方向の仕切壁部(3a)に、それぞれ略半円状のスペーサ用凹部(5)が、左右非対称でかつ容器の中心点に関して非点対称の位置に配置形成されている。
【0022】
すなわち、図1の左右一方、例えば左方から1列目の収容凹部(1)の列では、収容凹部(1)に面する前記各仕切壁部(3a)の右半部にスペーサ用凹部(5)が形成され、左方から2列目の収容凹部(1)の列では、収容凹部(1)に面する前記各仕切壁部(3a)の左半部に形成されている。また、左方から3列目の収容凹部(1)の列では、収容凹部(1)に面する前記各仕切壁部(3a)の右半部にスペーサ用凹部(5)が形成され、左方から4列目の収容凹部(1)の列では、収容凹部(1)に面する前記各仕切壁部(3a)の左半部にスペーサ用凹部(5)が形成され、さらに左方から5列目(右端)の収容凹部(1)の列では、収容凹部(1)に面する前記各仕切壁部(3a)の右半部にスペーサ用凹部(5)が形成されている。これにより、各スペーサ用凹部(5)の配置が、左右非対称であって、かつ容器中心点に関して非点対称となっている。
【0023】
このスペーサ用凹部(5)の配置による容器(A)は、これを交互に180°方向転回して、かつ収容凹部(1)の1列分ずつ交互に反対側に位置をずらせて重ねることにより、上下容器の前記スペーサ用凹部(5)(5)の位置が一致して、上下の容器(1)(1)間に殆ど隙間を生じないように嵌合して積み重ねることができる(図3)。特に、左右いずれの方向にずらしても前記のように積み重ねることができる。この積み重ねは、容器製造工場において成形された容器の回収時、あるいは出荷のための梱包の際に行えばよい。これは人手によっても良いが、機械を使用することも可能である。
【0024】
そして、寿司飯自動製造機等の容器自動供給装置にセットする際、前記のように積み重ねられた多数の容器(A)を、ずらせた方向を上下にして作業台等の平面上に立て、側端部に手を添えて引き離すようにするだけで、方向を換えることなく各容器(A)を揃えることができる。このように上下の容器を揃えて正規の積み重ね状態にしたときは、上下のスペーサ用凹部(5)(5)の位置が相互にずれて、該スペーサ用凹部(5)の下面に下層の容器(A)の仕切壁部(3a)が当接し、上下容器間にスペーサ用凹部(5)に相当する隙間(S)を保有することになる。すなわち、容器自動供給装置にセット使用する現場では、容器(A)の方向転回による面倒な積み換えを不要にでき、またそのため容器内部が汚れたり、異物が付着する等の問題も生じない。
【0025】
前記のスペーサ用凹部が同形配置をなす1種の容器(A)を、交互に方向を換えて組み合わせ使用する場合、スペーサ用凹部(5)の配置例としては、上記の実施例のほか、種々の配置による実施が可能であり、また左右非対称の配置であるのものには限らない。
【0026】
例えば、図6のように、左方から1列目と4列目の収容凹部(1)の列、または左方から2列目と5列目の収容凹部の列(図示せず)において、収容凹部(1)に面する仕切壁部(3a)の中央部にスペーサ用凹部(5)を形成しておくことができる。この場合も、前記スペーサ用凹部(5)は、左右非対称でかつ容器の中心点に関して非点対称の配置になっている。
また、図7のように、図の左方から1列目と3列目と5列目の収容凹部(1)の各列では、前後方向一端、例えば後端(図の上端)側から1番目と7番目の仕切壁部(3a)の中央部にスペーサ用凹部(5)を形成し、また図の左方から2列目と4列目の収容凹部(1)の各列では、後端側から4番目と10番目の仕切壁部(3a)の中央部にスペーサ用凹部(5)を形成しておくこともできる。この場合、前記スペーサ用凹部(5)は、前後非対称でかつ容器の中心点に関して非点対称の配置になっている。
これらのいずれの場合も、図6および図7における実線の方向と、これに対して180°方向転回した鎖線の状態にして、収容凹部(1)の1列分ずつ交互に左右に位置をずらせて重ねることにより、上下容器の前記スペーサ用凹部(5)(5)の位置が一致することで、上下の容器(1)(1)間に殆ど隙間を生じさせずに積み重ねることができる。また、容器自動供給装置にセットする使用現場において、前記の積み重ね方向のままで、上下の容器を揃えることにより、上下のスペーサ用凹部(5)(5)の位置が相互にずれて、上下容器間にスペーサ用凹部(5)に相当する隙間を保有することになる。そのため使用現場で、容器の方向を換える面倒な作業を不要にできる。
なお、スペーサ用凹部(5)は、上記のように長辺側の仕切壁部(3a)に設ける場合のほか、上記した使用が可能なように、短辺側の仕切壁部(3b)に配置することも、あるいは長辺側の仕切壁部(3a)と短辺側の仕切壁部(3b)との交差部に配置形成して実施することもできる。さらには、四周の縁部の個所に形成しておくことも可能である。
前記のスペーサ用凹部(5)の形状は、上下の容器を揃えた正規の積み重ね状態において上下容器間に所定の隙間を保有して上層の容器を支えることができるものであればどのような形状であってもよいが、実施上は、嵌合状態からの離脱を容易にするために、図のように長手方向両側面が斜面をなす略半円状、あるいは逆台形状をなすものが好ましい。
なお、上記の実施例においては、収容凹部(5)を横長の平面略長方形とした寿司飯自動製造機に使用する容器(A)を例にして説明したが、このほか、シューマイ等の他の食品の自動製造機に使用する容器で、その収容凹部を収容対象の食品に応じた形状で縦横に並列して凹設したものにおいても、上記と同様の機能を持つ隙間保有手段を設けて実施することができる。
【0027】
また、収容凹部の内壁および内底面には、寿司飯を形崩れなく容易に取り出せるようにするために溝や凹部を設けてもよい。また補強用のリブを仕切壁部や縁部に設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】
上記したように本発明の食品用容器によれば、空の容器の輸送時等の積み重ね状態での上下容器間の隙間を小さくでき、しかも容器自動供給装置にセットする際には、前記の積み重ね方向のままで、容器の方向を換える積み換えを要することなく、簡単な作業で上下容器を揃えて所定の隙間を保有した積み重ね状態にできる。しかも容器内に汚れや異物が付着することがなく、衛生的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に係る食品用容器の平面図である。
【図2】 前図のX1−X1線の一部の拡大断面図である。
【図3】 容器を交互にずらせた積み重ね状態の平面図(a)とその略示正面図(b)である。
【図4】 容器を揃えた正規の積み重ね状態の平面図(a)とその略示正面図(b)である。
【図5】 (a)(b)のそれぞれ容器をずらせた積み重ね状態と正規の積み重ね状態の一部の拡大断面図である。
【図6】 本発明の食品用容器の他の実施例を示す平面図である。
【図7】 本発明の食品用容器のさらに他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
(A 食品用容器
(1) 収容凹部
(2) 縁部
(3a) 長辺側の仕切壁部
(3b) 短辺側の仕切壁部
(5) スペーサ用凹部

Claims (3)

  1. 合成樹脂製の板材に、多数の食品の収容凹部が縦横に並列して凹設されてなる食品用容器であって、
    前記容器には、縦横の1方向において収容凹部の少なくとも1列分ずつ交互に反対側に位置をずらせて積み重ねた状態においては上下容器間に殆ど隙間を生じず、かつ、前記容器位置をずらせた積み重ね状態の方向のまま上下容器を揃えて正規の積み重ね状態にしたときに上下容器間に所定の隙間を保有する隙間保有手段が設けられてなり、
    前記隙間保有手段が、収容凹部間の仕切壁部に設けられたスペーサ用凹部であり、該スペーサ用凹部が、容器平面において縦横1方向の収容凹部の列の複数列にあって前後又は左右非対称でかつ容器中心点に関して非点対称の位置に配置され、前記容器位置をずらせた積み重ね状態においては、上下容器の前記スペーサ用凹部が一致する位置になって、上下容器間に殆ど隙間を生じないように嵌合でき、かつ、前記正規の積み重ね状態においては、上下容器の前記スペーサ用凹部が相互にずれた位置になって、上下容器間に該スペーサ用凹部に相当する隙間を保有するように設けられてなることを特徴とする食品用容器。
  2. 前記隙間保有手段としてのスペーサ用凹部が、長辺側の仕切壁部においてその長手方向両側が斜面をなす逆台形状あるいは略半円形状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の食品用容器。
  3. 前記収容凹部が横長の平面略長方形をなして縦横に並列しており、該収容凹部の1列分ずつ交互に左右横方向に位置をずらせることにより、上下容器間に殆ど隙間を生じないで積み重ね得るように設けられてなる請求項1又は2に記載の食品用容器。
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