JP2005047536A - 非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法およびその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】非炭酸飲料の風味を損なうことなく、又加温された容器が変形しない様、容器のヘッドスペースの気体を不活性ガス混合蒸気と置換する置換方法。
【解決手段】不活性ガスと蒸気とを混合させて不活性ガス混合蒸気を生成する生成工程と、生成工程で生成された不活性ガス混合蒸気を非炭酸飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップ装着装置でキャップをかぶせる直前に開口部より小さなノズルを用いて吹き付け置換を行なう不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程と、キャップ容器の開口部がキャップで閉じるまでの間にキャップ容器の開口部の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気となるように不活性ガス混合蒸気を多数個のノズル孔より吹き付けを行う補充工程とからなる、非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法。
【選択図】図1
【解決手段】不活性ガスと蒸気とを混合させて不活性ガス混合蒸気を生成する生成工程と、生成工程で生成された不活性ガス混合蒸気を非炭酸飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップ装着装置でキャップをかぶせる直前に開口部より小さなノズルを用いて吹き付け置換を行なう不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程と、キャップ容器の開口部がキャップで閉じるまでの間にキャップ容器の開口部の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気となるように不活性ガス混合蒸気を多数個のノズル孔より吹き付けを行う補充工程とからなる、非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法。
【選択図】図1
Description
本発明はお茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料が充填されたペットボトル等の、キャップ容器のヘッドスペースの気体を置換する非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法およびその装置に関する。
従来、お茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料をペットボトル等の容器に充填する場合は、風味を損なわないようにするためにヘッドスペースに窒素ガスを供給して、該ヘッドスペース内にある空気と置換する方法をとっているが、その後、非炭酸飲料が充填された容器が加温自動販売機やウォーマー装置等によって加温されると、窒素ガスは難溶性であるため、該容器の内圧が上昇して容器を変形させる現象が起きている。このため、水に溶解しやすい炭酸ガスもしくは炭酸ガスと窒素ガスとの混合ガスでパージすることにより、その後に加温しても容器が変形しない方法が考えられている。
従来の非炭酸飲料容器のヘッドスペースのガス置換方法によると、その後に加温しても容器は変形しないものの、炭酸ガスが水に溶解してしまうため、弱酸性化してしまい、お茶、コーヒー、果汁飲料等の風味が損なわれたり、PHが下がることで一部の色素が好ましくない色に変化したり、沈殿物が生じてしまう等の欠点があった、このため、お茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料のパージガスとして炭酸ガスもしくは炭酸ガスと窒素ガスとの混合ガスを用いる方法は、かかる混合ガスが混入しても風味等に影響のない飲料にしか適用できないという欠点があった。
特開2003−63571号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、お茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料の風味を損なうことなく、また、充填されたペットボトル等の容器が加温自動販売機やウォーマー装置等によって加温されても、容器が変形しない非炭酸飲料容器のヘッドスペースの気体をほぼ完全に不活性ガス混合蒸気と置換することができる非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法およびその装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明かになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は窒素ガス等の不活性ガスと蒸気とを混合させて不活性ガス混合蒸気を生成する不活性ガス混合蒸気の生成工程と、この不活性ガス混合蒸気の生成工程で生成された不活性ガス混合蒸気をお茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップ装着装置で、キャップをかぶせる直前にキャップ容器の開口部より内部へ、該開口部より小さなノズルを用いて吹き付け置換を行なう不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程と、この不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程から前記キャップ容器の開口部がキャップで閉じるまでの間に、該キャップ容器の開口部の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気となるように、前記不活性ガス混合蒸気の生成工程で生成された不活性ガス混合蒸気を多数個のノズル孔より吹き付け供給して、前記不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程でキャップ容器内に吹き付けられた不活性ガス混合蒸気が冷えて負圧状態での不活性ガス混合蒸気を自動的にキャップ容器内へ補充する不活性ガス混合蒸気の補充工程とで非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法を構成している。
また、本発明はボイラーと、このボイラーの蒸気を蒸気流通コントロール弁を介してミキサーへ供給する蒸気供給路と、窒素ガス等の不活性ガス供給源からの不活性ガスを前記ミキサーへ供給する不活性ガス供給路と、前記ミキサーへ供給され混合された不活性ガス混合蒸気をお茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップ装着装置で、キャップをかぶせる直前にキャップ容器の開口部より内部へ、該開口部より小さなノズルを用いて吹き付け供給する不活性ガス混合蒸気供給路と、この不活性ガス混合蒸気供給路のノズル部位からキャップ容器の開口部がキャップで閉じるまでの間に、該キャップ容器の開口部の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気にできるように、前記ミキサーへ供給され混合された不活性ガス混合蒸気を多数個のノズル孔より供給する補充不活性ガス混合蒸気供給路とで非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)窒素ガス等の不活性ガスと蒸気とを混合させて不活性ガス混合蒸気を生成する不活性ガス混合蒸気の生成工程と、この不活性ガス混合蒸気の生成工程で生成された不活性ガス混合蒸気をお茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップ装着装置で、キャップをかぶせる直前にキャップ容器の開口部より内部へ、該開口部より小さなノズルを用いて吹き付け置換を行なう不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程と、この不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程から前記キャップ容器の開口部がキャップで閉じるまでの間に、該キャップ容器の開口部の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気となるように、前記不活性ガス混合蒸気の生成工程で生成された不活性ガス混合蒸気を多数個のノズル孔より吹き付け供給して、前記不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程でキャップ容器内に吹き付けられた不活性ガス混合蒸気が冷えて負圧状態での不活性ガス混合蒸気を自動的にキャップ容器内へ補充する不活性ガス混合蒸気の補充工程とからなるので、不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程でキャップ容器のヘッドスペース内の気体を不活性ガス混合蒸気に置換することができる。
(2)前記(1)によって、ヘッドスペース内に充填された不活性ガス混合蒸気がキャップ容器内に充填された非炭酸飲料の温度によって、蒸気部分が冷やされ水に変化して、ヘッドスペースが負圧になるとキャップ容器の開口部の周囲の不活性ガス混合蒸気雰囲気の不活性ガス混合蒸気をキャップや開口部を閉じるまで自動的に吸引し、不活性ガス混合蒸気置換状態を保つことができる。
したがって、確実にキャップ容器のヘッドスペースの気体を不活性ガス混合蒸気に置換でき、非炭酸飲料の酸化による風味を損なうのを効率よく防止できるとともに、蒸気によってキャップ容器の内圧を最適状態に保つことができる。
したがって、充填後の加熱殺菌時にキャップ容器が変形するのを確実に防止することができるとともに、非炭酸飲料の腐敗時に内圧が高くなるのを正確に判別することができる。
したがって、確実にキャップ容器のヘッドスペースの気体を不活性ガス混合蒸気に置換でき、非炭酸飲料の酸化による風味を損なうのを効率よく防止できるとともに、蒸気によってキャップ容器の内圧を最適状態に保つことができる。
したがって、充填後の加熱殺菌時にキャップ容器が変形するのを確実に防止することができるとともに、非炭酸飲料の腐敗時に内圧が高くなるのを正確に判別することができる。
(3)前記(1)によって、キャップ装着装置でキャップをかぶせる直前からキャップが開口部を覆う間にキャップ容器の開口部より小さなノズルを用いての吹き付け装置と、多数個のノズル孔よりキャップ容器の開口部の周囲への不活性ガス混合蒸気の吹き付けでよいので、経済的に不活性ガス混合蒸気を使用することができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図6に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明の非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換装置で、この非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換装置1はボイラー2と、このボイラー2の蒸気を開閉弁3、電磁弁4、減圧弁5、フィルター6および蒸気流量コントロール弁7を介してミキサー8へ供給する蒸気供給路9と、窒素ガス等の不活性ガス供給源10からの不活性ガスを開閉弁11、フィルター12、質量流量計13、電磁弁14、減圧弁15および不活性ガス流量コントロール弁16を介して前記ミキサー8へ供給する不活性ガス供給路17と、前記ミキサー8へ供給され混合された不活性ガス混合蒸気を、お茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料18が充填装置19の充填機20で充填されたキャップ容器21の開口部22をキャップ装着装置23で、キャップ24をかぶせる直前にキャップ容器21の開口部22より内部へ、該開口部22よりも小さなノズル25を用いて供給する温度センサー26、圧力計27が介装された不活性ガス混合蒸気供給路28と、この不活性ガス混合蒸気供給路28のノズル25部位からキャップ容器21の開口部22がキャップ24を閉じるまでの間に、該キャップ容器21の開口部22の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気にできるように、前記ミキサー8からの不活性ガス混合蒸気を両側部から多数個のノズル孔29、29を有する多孔ノズル30、30より供給する温度センサー31、圧力計32が介装された補充不活性ガス混合蒸気供給路33とで構成されている。
上記構成の非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換装置1は、充填装置19の充填機20でキャップ容器21の開口部22より非炭酸飲料18を充填し、ローラコンベアー34によってキャップ装着装置23部へ移送され、該キャップキャッチャー23によってキャップ容器21の開口部22をキャップ24で密封して、充填が完了する。
この充填の最終段階で、蒸気供給路9と不活性ガス供給路17からミキサー8へ蒸気と不活性ガスを供給することにより、不活性ガス混合蒸気を生成する不活性ガス混合蒸気の生成工程35を行ない、該不活性ガス混合蒸気の生成工程35で生成された不活性ガス混合蒸気を、不活性ガス混合蒸気供給路28のノズル25によって、キャップ装着装置23でキャップ24をかぶせる直前にキャップ容器21の開口部22よりヘッドスペース36内へ吹き付け供給して、該ヘッドスペース36のエアーを不活性ガス混合蒸気に置換する不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程37を行なう。
しかる後、該不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程37からキャップ容器21の開口部22をキャップ24で閉じるまでの間に、該キャップ容器21の開口部22の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気となるように、補充不活性ガス混合蒸気供給路33の多孔ノズル30、30の多数個のノズル孔29、29より吹き付け供給する不活性ガス混合蒸気の補充工程38を行なう。
この不活性ガス混合蒸気の補充工程38によって、不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程37でキャップ容器21内に置換充填した不活性ガス混合蒸気は、キャップ容器21に充填された非炭酸飲料18の温度よりも高いため、即座に蒸気が水に変化し、キャップ容器21のヘッドスペース36が負圧状態となり、該ヘッドスペース36にキャップ容器21の開口部22の周囲より気体を吸引するが、該部位が補充不活性ガス混合蒸気供給路33の多孔ノズル30、30の多数個のノズル孔29、29より吹き付け供給される不活性ガス混合蒸気の雰囲気であるため、キャップ容器21のヘッドスペース36には不活性ガス混合蒸気が自動的に吸引充填される。
上記の非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換装置1を用いて気体置換方法を行なうことにより、キャップ容器21のヘッドスペース36には不活性ガス混合蒸気がほぼ完全に充填でき、充填された非炭酸飲料の酸化による風味を損なうことなく、充填後の加熱殺菌時にキャップ容器の変形を防止でき、非炭酸飲料の腐敗時に容易に判別できる。
{発明を実施するための異なる形態}
{発明を実施するための異なる形態}
次に、図7ないし図16に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図7ないし図9に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、キャップ容器21の一方の側面から多孔ノズル30の多数個のノズル孔29より不活性ガス混合蒸気を供給する補充不活性ガス混合蒸気供給路33Aを用いた点で、この補充不活性ガス混合蒸気供給路33Aを用いた非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの置換装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、不活性ガス混合蒸気供給路28の上流部に蒸気供給路9の蒸気流量コントロール弁7の下流部位および不活性ガス供給路17の不活性ガス流量コントロール弁16の下流部位を直接接続した点で、このように構成した非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの置換装置1Bにしても前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図13および図14に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程37から前記キャップ容器21の開口部22がキャップ24で閉じるまでの間に、該キャップ容器21の開口部22の周囲を蒸気の雰囲気あるいは窒素ガス等の不活性ガスの雰囲気となるように、蒸気あるいは窒素ガス等の不活性ガスを多孔ノズル30の多孔ノズル孔29より吹き付け供給して、前記不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程37でキャップ容器21内に吹き付けられた不活性ガス混合蒸気が冷えて負圧状態での蒸気あるいは窒素ガス等の不活性ガスを自動的にキャップ容器21内へ補充する補充工程39を用いた点で、このような工程を用いて非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法を行っても前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図15および図16に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、窒素ガス等の不活性ガスあるいは蒸気をお茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料が充填されたキャップ容器21の開口部22をキャップ装着装置23で、キャップ24をかぶせる直前にキャップ容器21の開口部よ22り内部へ、該開口部22より小さなノズル25を用いて吹き付け置換を行なう不活性ガスあるいは蒸気の吹き付け工程40と、この不活性ガスあるいは蒸気の吹き付け工程40から前記キャップ容器21の開口部22がキャップ24で閉じるまでの間に、該キャップ容器21の開口部22の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気、蒸気の雰囲気あるいは窒素ガス等の不活性ガスの雰囲気となるように、不活性ガス混合蒸気、蒸気あるいは窒素ガス等の不活性ガスを多孔ノズル30の多孔ノズル孔29より吹き付け供給して、不活性ガスあるいは蒸気の吹き付け工程40でキャップ容器21内に吹き付けられた不活性ガスあるいは蒸気が冷えて負圧状態での不活性ガス混合蒸気、蒸気あるいは不活性ガスを自動的にキャップ容器21内へ補充する補充工程39Aとを用いた点で、このような工程を用いて非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法を行っても前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、前記本発明の各実施の形態では不活性ガス混合蒸気を用いて置換するものについて説明したが、本発明はこれに限らず、蒸気供給路9を通過する蒸気を加熱して乾き蒸気を用いた不活性ガス混合乾き蒸気で、吹き付け工程や補充工程を行なってもよい。
本発明は非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法およびその装置を製造する産業および使用する産業で利用される。
1、1A、1B:ヘッドスペースの気体置換装置、
2:ボイラー、 3:開閉弁、
4:電磁弁、 5:減圧弁、
6:フィルター、
7:蒸気流量コントロール弁、
8:ミキサー、 9:蒸気供給路、
10:不活性ガス供給源、11:開閉弁、
12:フィルター、 13:質量流量計、
14:電磁弁、 15:減圧弁、
16:不活性ガス流量コントロール弁、
17:不活性ガス供給路、18:非炭酸飲料、
19:充填装置、 20:充填機、
21:キャップ容器、 22:開口部、
23:キャップ装着装置、
24:キャップ、 25:ノズル、
26:温度センサー、 27:圧力計、
28:不活性ガス混合蒸気供給路、
29:ノズル孔、 30:多孔ノズル、
31:温度センサー、 32:圧力計、
33、33A:補充不活性ガス混合蒸気供給路、
34:ローラコンベアー、
35:不活性ガス混合蒸気の生成工程、
36:ヘッドスペース、
37:不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程、
38:不活性ガス混合蒸気の補充工程,
39、39A:補充工程、
40:不活性ガスあるいは蒸気の吹き付け工程。
2:ボイラー、 3:開閉弁、
4:電磁弁、 5:減圧弁、
6:フィルター、
7:蒸気流量コントロール弁、
8:ミキサー、 9:蒸気供給路、
10:不活性ガス供給源、11:開閉弁、
12:フィルター、 13:質量流量計、
14:電磁弁、 15:減圧弁、
16:不活性ガス流量コントロール弁、
17:不活性ガス供給路、18:非炭酸飲料、
19:充填装置、 20:充填機、
21:キャップ容器、 22:開口部、
23:キャップ装着装置、
24:キャップ、 25:ノズル、
26:温度センサー、 27:圧力計、
28:不活性ガス混合蒸気供給路、
29:ノズル孔、 30:多孔ノズル、
31:温度センサー、 32:圧力計、
33、33A:補充不活性ガス混合蒸気供給路、
34:ローラコンベアー、
35:不活性ガス混合蒸気の生成工程、
36:ヘッドスペース、
37:不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程、
38:不活性ガス混合蒸気の補充工程,
39、39A:補充工程、
40:不活性ガスあるいは蒸気の吹き付け工程。
Claims (4)
- 窒素ガス等の不活性ガスと蒸気とを混合させて不活性ガス混合蒸気を生成する不活性ガス混合蒸気の生成工程と、この不活性ガス混合蒸気の生成工程で生成された不活性ガス混合蒸気をお茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップ装着装置で、キャップをかぶせる直前にキャップ容器の開口部より内部へ、該開口部より小さなノズルを用いて吹き付け置換を行なう不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程と、この不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程から前記キャップ容器の開口部がキャップで閉じるまでの間に、該キャップ容器の開口部の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気となるように、前記不活性ガス混合蒸気の生成工程で生成された不活性ガス混合蒸気を多数個のノズル孔より吹き付け供給して、前記不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程でキャップ容器内に吹き付けられた不活性ガス混合蒸気が冷えて負圧状態での不活性ガス混合蒸気を自動的にキャップ容器内へ補充する不活性ガス混合蒸気の補充工程とを含むことを特徴とする非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法。
- 窒素ガス等の不活性ガスと蒸気とを混合させて不活性ガス混合蒸気を生成する不活性ガス混合蒸気の生成工程と、この不活性ガス混合蒸気の生成工程で生成された不活性ガス混合蒸気をお茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップ装着装置で、キャップをかぶせる直前にキャップ容器の開口部より内部へ、該開口部より小さなノズルを用いて吹き付け置換を行なう不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程と、この不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程から前記キャップ容器の開口部がキャップで閉じるまでの間に、該キャップ容器の開口部の周囲を蒸気の雰囲気あるいは窒素ガス等の不活性ガスの雰囲気となるように、蒸気あるいは窒素ガス等の不活性ガスを多数個のノズル孔より吹き付け供給して、前記不活性ガス混合蒸気の吹き付け工程でキャップ容器内に吹き付けられた不活性ガス混合蒸気が冷えて負圧状態での蒸気あるいは窒素ガス等の不活性ガスを自動的にキャップ容器内へ補充する補充工程とを含むことを特徴とする非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法。
- 窒素ガス等の不活性ガスあるいは蒸気をお茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップ装着装置で、キャップをかぶせる直前にキャップ容器の開口部より内部へ、該開口部より小さなノズルを用いて吹き付け置換を行なう不活性ガスあるいは蒸気の吹き付け工程と、この不活性ガスあるいは蒸気の吹き付け工程から前記キャップ容器の開口部がキャップで閉じるまでの間に、該キャップ容器の開口部の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気、蒸気の雰囲気あるいは窒素ガス等の不活性ガスの雰囲気となるように、不活性ガス混合蒸気、蒸気あるいは窒素ガス等の不活性ガスを多数個のノズル孔より吹き付け供給して、不活性ガスあるいは蒸気の吹き付け工程でキャップ容器内に吹き付けられた不活性ガスあるいは蒸気が冷えて負圧状態での不活性ガス混合蒸気、蒸気あるいは不活性ガスを自動的にキャップ容器内へ補充する補充工程とを含むことを特徴とする非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換方法。
- ボイラーと、このボイラーの蒸気を蒸気流通コントロール弁を介してミキサーへ供給する蒸気供給路と、窒素ガス等の不活性ガス供給源からの不活性ガスを前記ミキサーへ供給する不活性ガス供給路と、前記ミキサーへ供給され混合された不活性ガス混合蒸気をお茶、コーヒー、果汁飲料等の非炭酸飲料が充填されたキャップ容器の開口部をキャップ装着装置で、キャップをかぶせる直前にキャップ容器の開口部より内部へ、該開口部より小さなノズルを用いて吹き付け供給する不活性ガス混合蒸気供給路と、この不活性ガス混合蒸気供給路のノズル部位からキャップ容器の開口部がキャップで閉じるまでの間に、該キャップ容器の開口部の周囲を不活性ガス混合蒸気の雰囲気にできるように、前記ミキサーへ供給され混合された不活性ガス混合蒸気を多数個のノズル孔より供給する補充不活性ガス混合蒸気供給路とを備えることを特徴とする非炭酸飲料キャップ容器のヘッドスペースの気体置換装置。
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