JP2010280447A - 容器充填液状食品の製造方法 - Google Patents

容器充填液状食品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容器のヘッドスペースを不活性ガスで置換するガス置換の効率がよく、かつ、ガス置換の経済性と安全性と簡便性に優れた容器充填液状食品の製造方法を提供する。
【解決手段】液状食品を充填したボトル容器の開口16aを閉栓機14により閉栓する直前に該開口16aに向けて該開口16aの水平面に対して5〜70°の角度で2方向または3方向から窒素ガスを窒素ガス置換装置100により吹き付けて該容器のヘッドスペース内に存在する気体を窒素ガスに置換する工程を経て容器充填液状食品を製造する。
【選択図】図2

Description

本発明は、容器充填液状食品の製造方法に関するものであり、特に、容器のヘッドスペースが不活性ガスで置換された容器充填液状食品の製造方法に関するものである。
食用油をボトル容器等の容器に充填した後、容器のヘッドスペースに存在する空気を窒素ガス等の不活性ガスで置換することにより、食用油の保存性が良くなることが知られている。
容器のヘッドスペースに存在する空気を不活性ガスで置換する工程は、その置換率を高めるために不活性ガス雰囲気の中で行われることが最適であるが、不活性ガスの使用量が多くなるためコスト高となり、また、不活性ガス雰囲気中での作業は作業者の生命を危険に晒すこととなる。
したがって、経済性と安全性を考えると、少量の不活性ガスを使用して効率よく置換する方法が好ましく、当該置換方法の開発が望まれている。
このようなヘッドスペースのガス置換の方法としては、例えば、ボトル容器ではなく、缶詰製造におけるものであるが、特許文献1がある。
特許文献1は、効率のよいガス置換をロスなく確実かつ容易に行なうことを目的として、不活性ガスを流動状内容物の液面の揺動方向と交叉する缶上部方向(水平面に対し20〜60°の傾斜角を有する吹込み口)から噴射した後、直ちに缶蓋を装着し巻締めを行なうガス置換封入方法を提供することを開示している。
特公昭57−29331号公報
しかしながら、特許文献1に記載のガス置換封入方法によれば、上面開放の缶容器を使用した場合の所定の条件下においては、ガス置換の効率の改善が見込めるとしても、ガス噴射のタイミングが難しいという問題などがある。また、特許文献1は、ボトル容器の場合については何ら開示がない。
従って、本発明の目的は、容器のヘッドスペースを不活性ガスで置換するガス置換の効率がよく、かつ、ガス置換の経済性と安全性と簡便性に優れた容器充填液状食品の製造方法を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、液状食品を充填した移動している容器の開口に向けて該開口の水平面に対して5〜70°の角度で前記容器の進行方向に対して後ろ方向と、横方向および/または前方向とを含む2方向または3方向から不活性ガスのみを吹き付けて前記容器のヘッドスペース内に存在する気体を前記不活性ガスに置換する工程を有し、前記容器は、ブロー成形したボトル容器であり、前記ヘッドスペースの容器断面径が前記液状食品の充填された部分の容器断面径よりも小であり、前記移動中の容器は、前記後ろ方向から前記不活性ガスが吹き付けられる位置において前記横方向および/または前方向からも前記不活性ガスが吹き付けられ、前記後ろ方向は、容器の進行方向を基準(0°)として、135〜225°の方向であり、前記横方向は、容器の進行方向を基準(0°)として、60〜130°又は230〜300°の方向であることを特徴とする容器充填液状食品の製造方法を提供する。
本発明によると、容器のヘッドスペースを不活性ガスで置換するガス置換の効率がよく、かつ、ガス置換の経済性と安全性と簡便性に優れた容器充填液状食品の製造方法を提供することができる。
ボトル容器への液状食品の充填工程及び該容器の閉栓工程を含む容器充填液状食品の製造工程全体を示す概略図である。 図1における閉栓工程を拡大して示す概略図である。 本発明の実施の一形態に係る窒素ガス置換装置の斜視図である。 本発明の実施の一形態に係る窒素ガス置換装置の上面図である。 本発明の実施の一形態に係る窒素ガス置換装置の上面透視図である。 窒素ガスの吹き付け角度の説明図であり、(a)は容器の開口の正面図であり、(b)は容器の開口の上面図である。 窒素ガス置換装置と閉栓機の位置関係を示す部分拡大図である。 閉栓工程における動作を示す概略図である。 比較例に使用した窒素ガス置換装置の正面図である。 本発明の他の実施の一形態に係る窒素ガス置換装置の斜視図である。 本発明の他の実施の一形態に係る窒素ガス置換装置の上面透視図である。
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔容器充填液状食品の製造装置〕
図1は、ボトル容器への液状食品の充填工程及び該容器の閉栓工程を含む容器充填液状食品の製造工程全体を示す概略図である。また、図2は、図1における閉栓工程を拡大して示す概略図である。
容器充填液状食品の製造工程は、充填ブース10内で行なわれる。
容器充填液状食品の製造装置は、第1搬送機11と、充填機12と、第2搬送機13と、閉栓機14と、第3搬送機15と、窒素ガス置換装置100とを含んで構成される。
第1搬送機11は、円周上に一定の間隔で凹みを有する円盤形状の搬送手段であり、回転しながら充填ブース10の外部から搬送されてくる空のボトル容器16を当該凹み部分で捉えて、次の充填機12へと搬送する。
充填機12は、円周上に一定の間隔で凹みを有する円盤形状の搬送手段と、液状食品充填手段とを有し、回転しながら第1搬送機11から搬送されてくる空のボトル容器16を当該凹み部分で捉えて、ボトル容器16が1回転する間に液状食品充填手段により液状食品を充填した後、次の第2搬送機13へと搬送する。液状食品は、ボトル容器16の上部に所定容量のヘッドスペースを有するように所定量が充填される。
第2搬送機13は、第1搬送機11と同様に円周上に一定の間隔で凹みを有する円盤形状の搬送手段であり、回転しながら充填機12から搬送されてくる液状食品を充填済みのボトル容器16を当該凹み部分で捉えて、次の閉栓機14へと搬送する。
閉栓機14は、円周上に一定の間隔で凹みを有する円盤形状の搬送手段と、閉栓手段(図8に記載のキャップ搬送機14a)とを有し、回転しながら第2搬送機13から搬送されてくる液状食品を充填済みのボトル容器16を当該凹み部分で捉えて、第2搬送機13から閉栓機14への連絡部分に設置された窒素ガス置換装置100により窒素ガスがボトル容器16の開口16aに吹き付けられた直後に、キャップ搬送機14aによりボトル容器16を閉栓して密封した後、次の第3搬送機15へと搬送する。
第3搬送機15は、第1搬送機11と同様に円周上に一定の間隔で凹みを有する円盤形状の搬送手段であり、回転しながら閉栓機14から搬送されてくる閉栓済みのボトル容器16(容器充填液状食品)を当該凹み部分で捉えて、充填ブース10の外部へ向けて搬送する。
(窒素ガス置換装置)
図3は、本発明の実施の一形態に係る窒素ガス置換装置の斜視図であり、図4は、その上面図であり、図5は、その上面透視図である。
窒素ガス置換装置100は、本体部1と、本体部1を所定箇所に固定するための固定部2とから構成されており、液状食品を充填したボトル容器の開口16aに向けて該開口の水平面に対して−5〜90°の角度で2方向または3方向から窒素ガスを吹き付けて前記容器のヘッドスペース内に存在する気体を窒素ガスに置換する。
本体部1は、窒素ガス供給用ホースを接続するためのホース接続部3A,3Bと、ボトル容器の開口16aの水平面に対して−5〜90°の角度で後ろ方向から窒素ガスを吹き付けるための後方ノズル4と、ボトル容器の開口16aの水平面に対して−5〜90°の角度で横方向から窒素ガスを吹き付けるための円形状の横孔5A,5Bが形成された横孔形成部5とを備える。
ホース接続部3Aと後方ノズル4とは、本体部1の内部に形成された窒素ガス通路6Aにより連結され、ホース接続部3Bと横孔5A,5Bとは、本体部1の内部に形成された窒素ガス通路6Bにより連結されている。
後方ノズル4には、吹き付ける窒素ガスの流量を調節するための絞り機構が設けられていることが望ましい。また、ホース接続部3A,3Bのそれぞれに異なる窒素ガス供給源を接続し、後方ノズル4からの窒素ガスの流量と、横孔5A,5Bからの窒素ガスの流量をそれぞれ独自に調節できるようにすることが望ましい。
図6は、窒素ガスの吹き付け角度の説明図であり、(a)は容器の開口の正面図であり、(b)は容器の開口の上面図である。
窒素ガスの吹き付けは、ボトル容器の開口16aの水平面に対して−5〜90℃の角度で2方向、例えば、後方ノズル4による後ろ方向、および横孔(5Aおよび/または5B)による横方向の2方向から行なう。また、これに横孔や前方ノズルによる前方向からを加えて計3方向から行なうこともできる。あるいは、後方ノズル4による後ろ方向、および横孔や前方ノズルによる前方向の2方向から行なうこともできる。
後方ノズル4や横孔5A,5Bの形成位置、窒素ガス通路6Bの方向、および窒素ガス置換装置100の設置位置などを変えることで、窒素ガスの吹き付け角度を変えることができる。
ここで、ボトル容器の開口16aの水平面に対する窒素ガスの吹き付け角度は、該開口16aの水平面(0°)に対し、−5〜90°の角度であればよく、0〜90°の角度が好ましく、5〜70°の角度がより好ましく、5〜60°の角度が更に好ましく、5〜40°の角度が最も好ましい(図6(a)参照)。
特に、後ろ方向からの吹き付け角度は、該開口16aの水平面(0°)に対し、0°よりも大であることが好ましい。また、2方向および3方向のうち1方向以上が0°よりも大であることが好ましく、2方向および3方向のすべてが0°よりも大であることがより好ましい。
また、容器の開口水平面上において、図6(b)に示すように、ボトル容器の開口中心を中心点とし、ボトル容器の進行方向を基準(0°)とすると、「進行方向に対して後ろ方向」とは、135〜225°の方向をいい、「進行方向に対して横方向」とは、45〜135°および225°〜315°の方向をいい、「進行方向に対して前方向」とは、0〜45°および315〜360°の方向をいう。ただし、境界となる角度のうち、135°と225°は後ろ方向の定義に含め、45°と315°は横方向の定義に含める。後ろ方向からの吹き付けは、150〜210°が好ましく、160〜200°がより好ましい。横方向から吹き付ける場合は、60〜130°および/または230〜300が好ましく、75〜125°および/または235〜285°がより好ましい。前方向から吹き付ける場合は、10〜44°および/または316〜350°が好ましい。
また、上記2方向間の角度又は上記3方向間の角度、すなわち、容器の開口水平面上に1方向の流出口中心点を投影した点とボトル容器の開口中心点を結ぶ線と、容器の開口水平面上に残り1方向(残り2方向の場合はそれぞれ)の流出口中心点を投影した点とボトル容器の開口中心点を結ぶ線とで形成される角度(0°より大きく180°以下)は、40〜180°であることが好ましく、45〜150°がより好ましく、45〜135°が更に好ましく、50〜120°が最も好ましい。例えば、後ろ方向180°、横方向90°の場合、これらで形成される角度は90°であり、後ろ方向210°、前方向10°の場合、これらで形成される角度は160°である。3方向の場合や特定の1方向の流出口が複数ある場合は、形成される角度のうち、1つ以上が上記範囲内であることが好ましく、2つ以上が上記範囲内であることがより好ましく、すべてが上記範囲内であることが更に好ましい。
〔容器充填液状食品の製造方法〕
次に、容器充填液状食品の製造方法を説明する。
容器充填液状食品の製造は、上述した容器充填液状食品の製造装置を構成する各装置・手段の動作にしたがって行なわれる。すなわち、容器充填液状食品の製造方法は、主に、第1搬送機11により空のボトル容器16を充填機12へと搬送する工程、充填機12によりボトル容器16にヘッドスペースを有するように液状食品を充填する工程、第2搬送機13により液状食品充填済み容器16を閉栓機14へと搬送する工程、窒素ガス置換装置100により窒素ガスをボトル容器16の開口16aに吹き付け、ボトル容器16のヘッドスペース内に存在する気体を窒素ガスに置換する工程、閉栓機14によりボトル容器16に閉栓して密封する工程、第3搬送機15により閉栓済みのボトル容器16(容器充填液状食品)を充填ブース10の外部へ向けて搬送する工程を有する。
特に、窒素ガス置換装置100および閉栓機14の動作における、容器のヘッドスペース内に存在する気体を窒素ガスに置換する工程が本発明において特徴的であり、以下に詳細に説明する。
図7は、窒素ガス置換装置と閉栓機の位置関係を示す部分拡大図である。また、図8は、閉栓工程における動作を示す概略図である。
窒素ガスに置換する工程は、液状食品を充填した容器の開口に向けて該開口の水平面に対して−5〜90°の角度で2方向または3方向から窒素ガスを吹き付けることにより、該容器のヘッドスペース内に存在する気体を窒素ガスに置換する。
上記2方向のうちの一方向は、図2や図7に示すように、容器の後ろ方向からであることが好ましい(後方ノズル4を使用)。2方向のうちの残りの一方向は、容器の横方向または前方向からであることが好ましく、容器の横方向からであることがより好ましい(横孔5A,5Bを使用)。
上記3方向は、容器の後ろ方向、横方向および前方向である。
ここで、「開口の水平面に対して−5〜90°の角度」、「後ろ方向」、「横方向」、及び「前方向」の定義及び好ましい範囲は、前述した通りである。
2方向または3方向のうちの一方向からの窒素ガスの流出口は、1又は2以上である。例えば、図3〜5の窒素ガス置換装置100では、後ろ方向の流出口は1つ(後方ノズル4)、横方向の流出口は2つ(横孔5A,5B)である。
図8は、ボトル容器16が図の右側から左側へ移動しながら、キャップ16bを保持して降下してくるキャップ搬送機14aによりボトル容器16が閉栓される様子を示している。窒素ガスの吹き付けは、図8(b)から(c)への移動過程において行い、吹き付け直後に容器を閉栓することが経済性と安全性の面で好ましい。また、吹き付けながら容器を閉栓することがより好ましい。なお、吹き付け直後とは、窒素ガスの吹き付けから容器を閉栓するまでの時間がほとんど無い状態のことであり、窒素ガスの吹き付けからキャップを閉めるまでの時間が1秒以内が好ましく、0.5秒以内がより好ましく、0.3秒以内が更に好ましい。
ボトル容器16は、窒素ガスを吹き付けられる位置を50〜250本/分の速さで搬送されることが好ましく、より好ましくは100〜200本/分の速さで搬送される。
図7において点線で表示されたボトル容器の開口16aが窒素ガスを吹き付けられる位置であり、開口16aの中心部と、後方ノズル4の先端(流出口)との距離Xは、1〜10cmが好ましく、3〜8cmがより好ましい。
後ろ方向からの窒素ガスの吹き付け量は、5〜80リットル/分が好ましく、15〜60リットル/分がより好ましく、30〜60リットル/分が更に好ましく、45〜60リットル/分が最も好ましい。また、この時の後方ノズルの吹き出し口の面積は、45〜1000mmが好ましく、45〜400mmがより好ましく、50〜200mmが更に好ましく、50〜100mmが最も好ましい。この範囲で吹き付けることで、より効率的に置換でき、容器内の液状食品の液ハネを生じさせないようにできる。
また、横方向および/または前方向からの窒素ガスの吹き付け量の総量は、30〜450リットル/分が好ましく、30〜350リットル/分がより好ましく、30〜250リットル/分が更に好ましく、60〜250リットル/分が最も好ましい。また、この時の各ノズルの吹き出し口の面積は45〜1000mmが好ましく、50〜400mmがより好ましく、50〜200mmが更に好ましく、50〜100mmが最も好ましい。
窒素ガスは、ボトル容器16のヘッドスペース内の酸素濃度が9容量%以下になるように吹き付けられることが収容液状食品に吸収される酸素量を抑制する観点から好ましく、7容量%以下がより好ましく、5容量%以下がさらに好ましく、4容量%以下がさらに好ましい。
(不活性ガス)
上記実施の形態においては、窒素ガスを例に説明したが、窒素ガス、アルゴンガス、ヘリウムガス、及び炭酸ガスから選ばれる1種以上の不活性ガスを使用することができる。汎用性およびコストの観点から、窒素ガスであることが好ましい。
(容器)
容器は、種々の容器を使用できるが、例えば、ボトル容器16を使用することが好ましい。ボトル容器16は、キャップを備え、液状食品が充填された後、不活性ガスで置換されたヘッドスペースを有する状態で密封される。この時、容器に液状食品を充填する前に、不活性ガスを吹き込み、空気と不活性ガスを置換しておくことが好ましい。
ボトル容器16は、いわゆるボトル形状の容器であり、ヘッドスペースの容器断面径が液状食品の充填された部分の容器断面径よりも小であるであるものが機能的にもデザイン的にも好ましい。
ボトル容器16は、例えば、収容する液状食品の量が100〜1800g用のものを使用できる。ヘッドスペースは、開栓時の液ハネを防止することが可能なように一定容量以上を確保する。例えば、収容する液状食品の量(g)に対するヘッドスペースの容量(ml)の割合が0.02〜0.1(ml/g)となるようにする。
容器の材質は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニール(PVC)、ポリ乳酸等の樹脂、ガラス、金属等が材料として使用される。好ましくは、樹脂を用いたプラスチック容器またはガラス容器であり、特に好ましくはプラスチック容器である。また、これにフィルムを組み合わせた多層構造のものとしてもよい。
プラスチック容器は、容器の形態を保つために、ブロー成形したプラスチック容器であることが好ましい。また、廃棄時の容量を減らせるように、押圧等により変形可能であることがより好ましい。
(液状食品)
本実施の形態において使用できる液状食品の種類は特に限定されない。10〜25℃で流動性のある液状の食品であれば、特に限定されない。例えば、食用油、ドレッシング、飲料があげられるが、食用油が好ましい。
食用油の種類は、特に限定されない。例えば、大豆油、菜種油、高オレイン酸菜種油、コーン油、ゴマ油、ゴマサラダ油、シソ油、亜麻仁油、落花生油、紅花油、高オレイン酸紅花油、ひまわり油、高オレイン酸ひまわり油、綿実油、ブドウ種子油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、カボチャ種子油、クルミ油、椿油、茶実油、エゴマ油、ボラージ油、オリーブ油、米油、米糠油、小麦胚芽油、パーム油、パーム核油、ヤシ油、カカオ脂、牛脂、ラード、鶏脂、乳脂、魚油、アザラシ油、藻類油、品種改良によって低飽和化されたこれらの油脂およびこれらの混合油脂、エステル交換油脂、水素添加油脂、分別油脂等があげられる。
また、食用油には、L−アスコルビン酸やL−アスコルビン酸誘導体、ビタミンE、トコフェロール類、アスコルビン酸脂肪酸エステル、リグナン、コエンザイムQ、リン脂質、オリザノール、植物ステロール、ジアシルグリセロール、カテキン類、及びポリフェノール類、茶抽出物などの抗酸化剤や乳化剤などのその他の添加物を添加しても良い。
乳化剤としては、例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリソルベート、縮合リシノレイン脂肪酸エステル、モノグリセリン脂肪酸エステル等や、大豆レシチン、卵黄レシチン、大豆リゾレシチン、卵黄リゾレシチン、酵素処理卵黄、サポニン、植物ステロール類、乳脂肪球皮膜等の乳化剤が挙げられる。
抗酸化剤及び乳化剤から選ばれる1種以上を添加した油脂であることが好ましい。
〔他の実施の形態に係る容器充填液状食品の製造装置及び製造方法〕
上記本発明の実施の形態以外の他の実施の形態に係る容器充填液状食品の製造装置及び製造方法を以下に説明する。本実施の形態においては、窒素ガス置換装置が上記本発明の実施の形態とは異なるため、窒素ガス置換装置の構成を中心に説明する。
本実施の形態は、ボトル容器が大きく、ヘッドスペースの容量が大である場合に、特に好適に用いることができる。例えば、容量1000gのボトル容器(ヘッドスペースの容量:70〜85ml)の場合にも窒素置換を効率良く行なうことができる。
図10は、本発明の他の実施の一形態に係る窒素ガス置換装置の斜視図であり、図11は、その上面透視図である。
窒素ガス置換装置200は、本体部201と、本体部201を所定箇所に固定するための固定部202とから構成されており、基本的に前述の窒素ガス置換装置100と同様の構成を有するが、更に垂直ノズル7が本体部201に備えられている点において相違する。
本体部201は、窒素ガス供給用ホースを接続するためのホース接続部3Cと、ボトル容器の開口16aの水平面に対して80〜90°の角度で上方向から窒素ガスを吹き付けるための垂直ノズル7とを更に備える。角度は、開口16aの水平面に対して85〜90°が好ましい。
ホース接続部3Cと垂直ノズル7とは、本体部201の内部に形成された窒素ガス通路6Cにより連結されている。
垂直ノズル7には、吹き付ける窒素ガスの流量を調節するための絞り機構が設けられていることが望ましい。また、ホース接続部3A,3B,3Cのそれぞれに異なる窒素ガス供給源を接続し、後方ノズル4からの窒素ガスの流量と、横孔5A,5Bからの窒素ガスの流量と、垂直ノズル7からの窒素ガスの流量とをそれぞれ独自に調節できるようにすることが望ましい。
垂直ノズル7による窒素ガスの吹き付けは、前述の後方ノズル4等による2方向または3方向からの窒素ガスの吹き付け工程よりも前に行う。具体的には、後方ノズル4等により2方向または3方向から吹き付ける前10秒以内が好ましく、5秒以内がより好ましく、3秒以内が更に好ましい。最も好ましくは、1秒以内である。また、位置的には、後方ノズル4等により2方向または3方向から吹き付ける位置の0.5〜15cm手前が好ましく、0.5〜10cm手前がより好ましく、0.5〜7cm手前が更に好ましい。図11において1点鎖線で表示されたボトル容器の開口16aが窒素ガスを吹き付けられる位置である。
垂直ノズル7のノズル先端と、ボトル容器の開口16aとの距離(0cmより大)は、5cm以内が好ましく、1cm以内がより好ましく、0.5cm以内が更に好ましい。
ボトル容器16は、垂直ノズル7により窒素ガスを吹き付けられる位置を50〜250本/分の速さで搬送されることが好ましく、より好ましくは100〜200本/分の速さで搬送される。
垂直ノズル7による上方向からの窒素ガスの吹き付け量は、5〜400リットル/分が好ましく、30〜300リットル/分がより好ましく、50〜200リットル/分が更に好ましく、100〜150リットル/分が最も好ましい。また、この時の垂直ノズル7の吹き出し口の面積は、45〜1000mmが好ましく、45〜400mmがより好ましく、50〜200mmが更に好ましく、50〜100mmが最も好ましい。この範囲で吹き付けることで、より効率的に置換でき、容器内の液状食品の液ハネを生じさせないようにできる。
〔本発明の実施の形態の効果〕
本発明の実施の形態によれば、容器のヘッドスペースを不活性ガスで置換するガス置換の効率がよく(好ましい形態においてヘッドスペース内の酸素濃度が9容量%以下)、かつ、不活性ガス雰囲気で行う場合に比べガスの使用量を減らせるためガス置換の経済性と安全性に優れた容器充填液状食品の製造方法及びその製造装置を提供することできる。また、不活性ガスに置換する工程の簡便性に優れた容器充填液状食品の製造方法及びその製造装置を提供することできる。
次に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
図1に記載の充填ブース10内で、ポリエチレンテレフタレート(PET)製のボトル容器16(容量400g)に日清オイリオグループ(株)製の菜種油を充填機12により充填した後、窒素ガス置換装置(図3、図9)を使用して、下記の表1〜4に記載の条件に従って、ボトル容器16(プラスチック)のヘッドスペース(30.6ml)の空気を窒素ガスに置換するべく、窒素ガスをボトル容器16の開口16aに吹き付け、キャップ搬送機14aにより直ち(0.3秒以内)に打栓して密封した。
実施例1〜11及び比較例1〜8について、密封直後(密封後、10分以内)のヘッドスペースの酸素濃度(%)を以下の方法により測定し、測定結果を表1〜4に示した。測定本数は、実施例1及び比較例1〜3が各20本、実施例2〜11及び比較例4〜8が各10本である。
<ヘッドスペースの酸素濃度の測定方法>
測定対象となる上記の密封直後の容器について、蓋部上方から測定対象ガス吸引用チューブに接続された吸引針を差し込み、ここから採取したヘッドスペースガスをセンサー部に送り込み、これを測定した。
測定に用いた機器は、飯島電子工業株式会社製のOXYGEN METER RO−102であり、一度に吸引するガス量は3mlとし、これを3回繰り返し、3回目に吸引したガスを測定に用いた。
Figure 2010280447
実施例1〜11及び比較例1〜8において、窒素ガスの吹き付け角度は、下記の通りに調節した。
図3における後方ノズル4は、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約167°、水平面に対する角度約34°、吹き出し口の面積は約79mmであり、円形状の横孔5Aは、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約122°、水平面に対する角度約30°、吹き出し口の面積は約79mmであり、円形状の横孔5Bは、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約90°、水平面に対する角度約30°、吹き出し口の面積は約79mmであった。
図9(a)における円形状の横孔201A〜201Dは、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度が順に約98°、約92°、約88°、約82°であり、水平面に対する角度がいずれも約30°であり、吹き出し口の面積はいずれも約79mmであった。
図9(b)における横長形状の横孔301は、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約90°、水平面に対する角度約50°、吹き出し口の面積は約679mmであった。
図9(c)における円形状の横孔401Aは、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約98°、水平面に対する角度約45°、吹き出し口の面積は約79mmであった、横長形状の横孔401Bは、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約90°、水平面に対する角度約45°、吹き出し口の面積は約279mmであった、円形状の横孔401Cは、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約82°、水平面に対する角度約45°、吹き出し口の面積は約79mmであった。
表1より、後方ノズルと横孔の2方向から窒素ガスを吹き付けた実施例1において、ヘッドスペースが効率良く窒素ガスに置換されていることが判る。
一方、窒素ガスの総吹き付け量が実施例1と同一であっても、横孔の1方向のみから吹き付けた比較例1〜6では、ガス流出口となる孔の数や、孔の形状を工夫しても、効率良く窒素ガスに置換することができなかったことが判る。
また、実施例1において、窒素ガスの吹き付けによって、容器内の油が液ハネすることもなかった。
Figure 2010280447
Figure 2010280447
表2より、後方ノズルと横孔の2方向から窒素ガスを吹き付けた実施例2〜9において、ヘッドスペースが効率良く窒素ガスに置換されていることが判る。
また、実施例2〜9において、窒素ガスの吹き付けによって、容器内の油が液ハネすることもなかった。
また、後方ノズルからの窒素ガス流量を55リットル/分に固定した場合、横孔からの窒素ガス流量を増やすほど、ヘッドスペースが効率良く窒素ガスに置換されるが、横孔からの窒素ガス流量245リットル/分以上では流量を増やしても窒素ガス置換率は殆ど変わらないことが判る。
一方、表3より、横孔の1方向のみから窒素ガスを吹き付けた比較例7〜8においては、窒素ガス流量を増やしても窒素ガス置換率の向上は余り見込めないことが判る。
Figure 2010280447
表4より、後方ノズルと横孔の2方向から窒素ガスを吹き付けた実施例10〜11において、ヘッドスペースが効率良く窒素ガスに置換されていることが判る。
また、実施例10〜11において、窒素ガスの吹き付けによって、容器内の油が液ハネすることもなかった。
また、窒素ガス置換のスピードが遅いほど、ヘッドスペースがより効率良く窒素ガスに置換されることが判る。
図1に記載の充填ブース10内で、ポリエチレンテレフタレート(PET)製のボトル容器16(容量400g)に日清オイリオグループ(株)製の菜種油を充填機12により充填した後、窒素ガス置換装置(約79mmの吹き出し面積を持つ3つのノズルA〜Cを設置)を使用して、表5に記載の条件に従って、ボトル容器16(プラスチック)のヘッドスペース(30.6ml)の空気を窒素ガスに置換した。実施例1等と同様にヘッドスペースの酸素濃度を測定した。測定本数は、各10本である。
Figure 2010280447
表5より、後ろ方向、横方向、前方向の2〜3方向から窒素ガスを吹き付けた実施例12〜13において、ヘッドスペースが効率良く窒素ガスに置換されていることが判る。
また、実施例12〜13において、窒素ガスの吹き付けによって、容器内の油が液ハネすることもなかった。
次に、図1に記載の充填ブース10内で、エバール樹脂とポリオレフィン樹脂とを積層させたプラスチック製のボトル容器16(容量1000g)に日清オイリオグループ(株)製の菜種油を充填機12により充填した後、窒素ガス置換装置(図3又は図10)を使用して、下記の表6に記載の条件に従って、ボトル容器16のヘッドスペース(77.1ml)の空気を窒素ガスに置換するべく、窒素ガスをボトル容器16の開口16aに吹き付け、キャップ搬送機14aにより直ち(後方ノズル4と横孔5A,5Bによる吹き付け後0.3秒以内)に打栓して密封した。
実施例14〜17について、密封直後(密封後、10分以内)のヘッドスペースの酸素濃度(%)を前述の方法により測定し、測定結果を表6に示した。測定本数は、各10本である。
実施例14〜17において、窒素ガスの吹き付け角度は、下記の通りに調節した。
図3及び図10における後方ノズル4は、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約167°、水平面に対する角度約34°、吹き出し口の面積は約79mmであり、円形状の横孔5Aは、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約122°、水平面に対する角度約30°、吹き出し口の面積は約79mmであり、円形状の横孔5Bは、容器の開口水平面上に投影した時の進行方向に対する角度約90°、水平面に対する角度約30°、吹き出し口の面積は約79mmであった。
図10における垂直ノズル7は、容器の開口水平面に対して約90°の角度で、吹き出し口の面積は約79mmであった。
垂直ノズル7による窒素ガスの吹き付けは、後方ノズル4及び横孔5A,5Bにより吹き付ける前0.5秒以内に、後方ノズル4及び横孔5A,5Bにより吹き付ける位置の6.5cm手前で行った。
窒素ガスを吹き付ける際、垂直ノズル7のノズル先端と、ボトル容器の開口16aとの距離は、0.2cmであった。
Figure 2010280447
表6より、容量1000gの容器に対して後ろ方向及び横方向から窒素ガスを吹き付けた実施例14において、ヘッドスペースが効率良く窒素ガスに置換されていることが判る。また、容量1000gの容器に対して上方向から窒素ガスを吹き付けた後、後ろ方向及び横方向から窒素ガスを吹き付けた実施例15〜17において、ヘッドスペースが効率良く窒素ガスに置換されていることが判る。
10:充填ブース
11:第1搬送機、12:充填機、13:第2搬送機
14:閉栓機、14a:キャップ搬送機、15:第3搬送機
16:ボトル容器、16a:ボトル容器の開口
100,200:窒素ガス置換装置
1,201:本体部、2,202:固定部
3A,3B,3C:ホース接続部、4:後方ノズル
5:横孔形成部、5A,5B:横孔
6A,6B,6C:窒素ガス通路、7:垂直ノズル

Claims (10)

  1. 液状食品を充填した移動している容器の開口に向けて該開口の水平面に対して5〜70°の角度で前記容器の進行方向に対して後ろ方向と、横方向および/または前方向とを含む2方向または3方向から不活性ガスのみを吹き付けて前記容器のヘッドスペース内に存在する気体を前記不活性ガスに置換する工程を有し、
    前記容器は、ブロー成形したボトル容器であり、前記ヘッドスペースの容器断面径が前記液状食品の充填された部分の容器断面径よりも小であり、
    前記移動中の容器は、前記後ろ方向から前記不活性ガスが吹き付けられる位置において前記横方向および/または前方向からも前記不活性ガスが吹き付けられ、
    前記後ろ方向は、容器の進行方向を基準(0°)として、135〜225°の方向であり、
    前記横方向は、容器の進行方向を基準(0°)として、60〜130°又は230〜300°の方向であることを特徴とする容器充填液状食品の製造方法。
  2. 前記後ろ方向からの前記不活性ガスの吹き付け量が5〜60リットル/分であり、前記横方向および/または前方向からの前記不活性ガスの吹き付け総量が50〜450リットル/分であることを特徴とする請求項1記載の容器充填液状食品の製造方法。
  3. 前記2方向または前記3方向は、当該2方向間で形成される角度又は当該3方向間で形成される角度のうちの1つ以上が、40〜180°であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容器充填液状食品の製造方法。
  4. 前記2方向または3方向のうちの1方向からの不活性ガスを吹き付ける不活性ガスの流出口は、1又は2以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器充填液状食品の製造方法。
  5. 前記不活性ガスを吹き付けた直後に前記容器を閉栓、もしくは前記不活性ガスを吹き付けながら前記容器を閉栓することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器充填液状食品の製造方法。
  6. 前記容器は、前記不活性ガスを吹き付けられる位置を50〜250本/分の速さで搬送されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の容器充填液状食品の製造方法。
  7. 前記不活性ガスは、前記容器のヘッドスペース内の酸素濃度が9容量%以下になるように吹き付けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の容器充填液状食品の製造方法。
  8. 前記不活性ガスは、アルゴンガス、ヘリウムガス、窒素ガス及び炭酸ガスから選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の容器充填液状食品の製造方法。
  9. 前記液状食品が食用油脂であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の容器充填液状食品の製造方法。
  10. 前記2方向または3方向から前記不活性ガスを吹き付ける工程よりも前に、前記容器の開口に向けて該開口の水平面に対して80〜90°の角度で1方向から前記不活性ガスを吹き付ける工程を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の容器充填液状食品の製造方法。
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