JP2005047330A - デフロスタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クラッシュストロークを確保して衝突体に及ぼす衝撃の吸収量を増加させることができるデフロスタ装置を実現することを目的とする。
【解決手段】デフロスタアッパ24の外径は、上述の通り、デフロスタロア26の上端開口部26cの内径よりも小さく形成されているため、下端開口部24cの開口縁の外周全周に大きく突出してデフロスタロアの上端開口部26cのフランジ部26dに対応するフランジ部24dが突設してある。デフロスタロア26の上端開口部26cのフランジ部26dとデフロスタアッパ24の下端開口部24cのフランジ部24dは、スポンジ状のシール部材32により接着結合されている。デフロスタアッパ24の下端開口部24cの開口縁とフランジ部24dの境には、全周にわたって脆弱部36が環状の溝として形成されており、他の部分よりも壁が薄く、破断されやすくなっている。
【選択図】 図3
【解決手段】デフロスタアッパ24の外径は、上述の通り、デフロスタロア26の上端開口部26cの内径よりも小さく形成されているため、下端開口部24cの開口縁の外周全周に大きく突出してデフロスタロアの上端開口部26cのフランジ部26dに対応するフランジ部24dが突設してある。デフロスタロア26の上端開口部26cのフランジ部26dとデフロスタアッパ24の下端開口部24cのフランジ部24dは、スポンジ状のシール部材32により接着結合されている。デフロスタアッパ24の下端開口部24cの開口縁とフランジ部24dの境には、全周にわたって脆弱部36が環状の溝として形成されており、他の部分よりも壁が薄く、破断されやすくなっている。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は車両のデフロスタ装置に係り、特に、フロントウィンドシールドやその近傍に当たった衝突体に及ぼす衝撃の吸収量を増加させることができるデフロスタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車体構造には、衝突体が当たったときに、車体を変形させて衝撃を吸収することで、衝突体を衝撃から守る衝撃吸収構造がある。特許文献1に記載の技術は、ウィンドシールドサポートに屈曲部を設け、フロントウィンドシールドに衝突体が当たったときには、ウィンドシールドサポートが屈曲部で容易に折り曲がることで、変形量を確保して衝突体に及ぼす衝撃を吸収する構造を備えたものである。また、同様の技術として特許文献2に記載のものも知られている。
【0003】
【特許文献】
特許文献1:特開平11−321709号公報
特許文献2:特開2000−38160号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のデフロスタ装置においては、フロントウィンドシールド等の防曇機能や組付け性の向上を考慮した設計はされているが、衝突体が当たったときの衝撃を吸収することについては考慮されていない。特に、デフロスタダクトは筒状の構造であるために、特に車両の上下方向に力が加わった場合は、応力が一部分に集中せずに分散されるため、変形しにくい。
【0005】
上述の特許文献1に記載の衝撃吸収構造においては、フロントウィンドシールド及びウィンドシールドサポートの変形がインストルメントパネル上部まで達すると、従来のデフロスタ装置では、上述のような構造のため、フロントウィンドシールドやインストルメントパネルの変形を阻み、それ以上クラッシュストロークを確保できないため、衝突体に及ぼす衝撃を十分に吸収できない場合がある。
【0006】
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、車体の衝撃吸収量を増加させることができるデフロスタ装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための手段として、請求項1に記載の発明は、フロントウィンドシールドに対向する空気吹出し口と、空調装置と、前記空調装置から空調空気を前記空気吹出し口へ導くデフロスタダクトとを備えるデフロスタ装置において、
前記デフロスタダクトに所定以上の外力が作用するときに、前記デフロスタダクトの外力作用方向の長さを縮小することで外力による衝撃の吸収量を増加させる衝撃吸収量増加手段を有することを特徴とするデフロスタ装置である。
【0008】
本発明のデフロスタ装置によれば、衝突体による外力がデフロスタダクトに作用したときに、デフロスタダクトの車両上下方向の長さを縮小して、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、車体の衝撃吸収量を増加させることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデフロスタ装置において、前記衝撃吸収量増加手段が、前記デフロスタダクトに設けられ、所定以上の外力の作用によって破断可能な脆弱部であることを特徴とする。
【0010】
本発明のデフロスタ装置によれば、衝突体による外力がデフロスタダクトに作用したときに、デフロスタダクトが脆弱部において容易に破断されることで、破断されたデフロスタダクトが、外力によりデフロスタダクトの車両上下方向の長さが縮小されるように移動させられやすくなるため、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、車体の衝撃吸収量を増加させることができる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のデフロスタ装置において、前記脆弱部が、前記デフロスタダクトの周に沿って環状に形成されることを特徴とする。
【0012】
本発明のデフロスタ装置によれば、脆弱部がデフロスタダクトの周に沿って環状に形成されることにより、外力が加わったときに脆弱部において破断されやすくなる。ここで、環状とは円形などに限定されず、周をなす形状であればよい。なお、脆弱部は連続的に形成されてもよいし、断続的に形成されてもよい。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のデフロスタ装置において、前記デフロスタダクトの前記脆弱部より前記空調空気の流れの上流側部分と下流側部分における一方の外径が他方の内径よりも小さく構成されることを特徴とする。
【0014】
本発明のデフロスタ装置によれば、衝突体による外力の作用によりデフロスタ装置が脆弱部で破断されると、例えば、デフロスタダクトの破断された部分より空調空気の流れる上流側部分が、外力により、下流側部分の内側に入り込むように移動させられることが可能となるため、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、車体の衝撃吸収量を増加させることができる。
【0015】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のデフロスタ装置において、前記衝撃吸収量増加手段が、前記デフロスタダクトに設けられ、所定以上の外力の作用によって変形可能な変形部からなることを特徴とする。
【0016】
本発明のデフロスタ装置によれば、外力によりデフロスタダクトが変形することで、少なくとも車両上下方向の長さが縮小されるため、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃をして、車体の衝撃吸収量を増加させることができる。
【0017】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のデフロスタ装置において、前記変形手段は、前記デフロスタダクトに形成された蛇腹形状部であることを特徴とする。
【0018】
本発明のデフロスタ装置によれば、デフロスタダクトの一部又は全体が蛇腹形状で形成されるため、外力の作用によりデフロスタダクトが蛇腹部で変形しやすくなる。
【0019】
【発明の実施形態】
以下、本発明の一実施形態であるデフロスタ装置を図面に基づいて説明する。なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を示す。図1は本発明に係るデフロスタ装置20を取付けた車体の斜視図である。車体10は、左右のフロントフェンダ12a、12bと、左右のフロントフェンダ12a、12bの間に配置したフード14等からなる。16は前輪、18はフロントウィンドシールドである。
【0020】
図2に本発明の第1実施形態であるデフロスタ装置20の構成図を示す。図2(a)は図1のA−A´断面図である。本実施形態のデフロスタ装置20は、デフロスタダクト22と空調装置28からなる。図2(a)に示される如く、デフロスタダクト22は、車体のフロントカウル34後方に形成された空調装置28の送風口28aと、インストルメントパネル30に穿設されたデフロスタ吹出し口30aとを上下方向に繋ぎ、空調装置28の送風口28aから吹き出た調整風をデフロスタ吹出し口30aに導くようになっている。
【0021】
デフロスタダクト22は合成樹脂からなり、図6に示す如く断面矩形状の筒体であり、インストルメントパネル30のデフロスタ吹出し口30aに連結されたデフロスタアッパ24と、空調装置28上面の送風口26aに連結されたデフロスタロア26で構成される。
【0022】
デフロスタロア26は、空気導入口26aより車両上方に立ち上がるに従い前側FRにやや傾けられた形状に形成されてなる。デフロスタロア26の空気導入口26aの開口縁には外周全周に外側へ突出するフランジ部26bが形成されている。そして、デフロスタロア26は、その空気導入口26aを上方からフランジ部26bと空調装置28上面の送風口28aに合致せしめ、フランジ部26bで送風口28aを覆うように配し、スポンジ状のシール部材32により接着結合されている。デフロスタロア26の上端開口部26cの開口縁には外周全周に外側へ突出し、デフロスタアッパと働き合わせるフランジ部26dが形成されている。
【0023】
デフロスタアッパ24は、車両上下方向のほぼ中間部より二股形状になっており、それぞれ空気吹出し口30aを備えている。デフロスタアッパ24は、下端開口部24cより車両上方に立ち上がるに従い前方FRに傾き、デフロスタ吹出し口30aから吹出される空気がフロントウィンドシールドに効率よく当たるように、屈曲部24eにて後方RRに傾けられた形状に形成されてなる。デフロスタアッパ24は、下端開口部24cの外径(X1、Y1)がデフロスタロア26の上端開口部26cの内径(X2、Y2)よりも小さくなるように形成されている。ここで外径とは、デフロスタダクトの外壁の一端から対向する辺の外壁の一端までの長さのことであり、内径とは、内壁の一端から対向する辺の内壁の一端までの長さのことである。デフロスタダクトの断面が、例えば、円筒形の場合においては、外径は壁の厚さを含む直径を表し、内径は壁の厚さを含まない直径のことを表す。また、デフロスタアッパ24の車両前後方向の幅は屈曲部24eに向かって次第に狭まるように形成され、車両左右方向の幅は屈曲部24eまでは略平行であるとともに、屈曲部24eより空気吹出し口24aに向かうに従い扇形に左右に広がるように形成されている。
【0024】
デフロスタアッパ24の空気吹出し口24aの開口縁には外周全周に外側へ突出するフランジ部24bが形成してある。そして、デフロスタアッパ24は、その空気吹出し口24aを下方からインストルメントパネル30のデフロスタ吹出し口30aに合致せしめ、フランジ部24bをインストルメントパネル30のデフロスタ吹出し口30aまわりに重合溶着してインストルメントパネル30に連結固定してある。
【0025】
また、デフロスタアッパ24の下端開口部24cの外径は、上述の通り、デフロスタロア26の上端開口部26cの内径よりも小さく形成されているため、下端開口部24cの開口縁の外周全周に大きく突出してデフロスタロアの上端開口部26cのフランジ部26dに対応するフランジ部24dが突設してある。デフロスタロア26の上端開口部26cのフランジ部26dとデフロスタアッパ24の下端開口部24cのフランジ部24dは、スポンジ状のシール部材32により接着結合されている。デフロスタアッパ24の下端開口部24cの開口縁とフランジ部24dの境には、全周にわたって脆弱部36が環状の溝として形成されており、他の部分よりも壁が薄く、破断されやすくなっている。脆弱部36は、デフロスタダクト22を車両上下方向に投影すると、デフロスタロア26の上端開口部26cの開口縁の内側に位置する。本実施形態においては、脆弱部36はデフロスタダクト22と同素材のもので形成されているが、デフロスタダクト22の素材よりも破断されやすい別素材により形成されてもよい。
【0026】
次に本実施形態の作用について説明する。図3(a)、(b)は本発明に係るデフロスタ装置20の作用説明図である。図3(a)において、衝突体40がフロントウィンドシールド18に当たると、車両前方上方(図左上方から右下方)から外力Fがフロントウィンドシールド18に作用する。外力Fによりフロントウィンドシールド18は変形するとともに、インストルメントパネル30に当接する。
【0027】
フロントウィンドシールド18がインストルメントパネル30に当接すると、外力Fがインストルメントパネル下方に配置されたデフロスタダクト22にも作用するため、デフロスタダクト22に設けられた脆弱部36が破断する。脆弱部36が破断されると、デフロスタアッパ24における屈曲部24eの下部から下端開口部24cまでの外径が、デフロスタロア26の上端開口部26cの内径よりも小さく形成されているため、図3(b)に示される如く、外力によりデフロスタアッパ24がデフロスタロア26の中に入り込むようにして下方に移動させられる。
【0028】
従って、デフロスタアッパ24の移動分だけクラッシュストロークを確保されてフロントウィンドシールド18又はインストルメントパネル30の変形を阻まれることが抑制されるため、フロントウィンドシールド18又はインストルメントパネル30の変形による衝撃の吸収量が増加し、衝突体40に及ぼす衝撃が低減される。なお、本実施形態においては、デフロスタダクトの脆弱部より空調空気の流れの上流側部分の外径を、下流側部分の内径よりも小さい構造としたが、脆弱部より下流側部分の外形を、脆弱部より上流側部分の内径よりも小さい構造としてもよい。この場合は、外力の作用により、デフロスタダクトの脆弱部より上流側部分が、脆弱部より下流側部分に覆い被さるようにして下方に移動させられることになる。
【0029】
また、脆弱部を設ける部分は、デフロスタダクトが破断された場合に、破断されたデフロスタダクトの一部がクラッシュストロークを確保できるように移動させられるような場所であればよく、例えば、図7(a)に示すように、デフロスタアッパ24のフランジ部24dに設けられてもよいし、図7(b)のように、デフロスタアッパもしくはデフロスタロアの縦壁部であって、車両上下方向の断面積が連続して変化している部分に設けられてもよい。
【0030】
また、本実施形態においては、脆弱部はデフロスタダクトに連続的に形成されているが、断続的に形成されてもよいし、水平ではなく斜めに形成されてもよい。外力の作用が集中する屈曲部(例えば、24e)に脆弱部を設けることにより、外力が作用したときに屈曲部にて破断したり、折れ曲がったりするようにしてもよい。
【0031】
次に、本発明の第2実施形態であるデフロスタ装置について説明する。図4は図1のA−A´断面図である。上述の第1実施形態と同一部分については、同一図符号を付すとともに、それらの説明の全部又は一部を省略する。
【0032】
本実施形態のデフロスタダクト22は、第1実施形態と同様、デフロスタアッパ24とデフロスタロア26により構成される。デフロスタアッパ24の下端開口部24cとデフロスタロアの上端開口部26cはほぼ合致する寸法形状で、デフロスタアッパ24の上端開口部24cのフランジ部24dとデフロスタロア26の下端開口部26cのフランジ部26dにおいて、スポンジ状のシール部材32が介装されたうえで接着結合されている。デフロスタロア26の縦壁部24eは、蛇腹形状で形成されており、車両上下方向の力が加わると、デフロスタダクト22が縦壁部24eで車両上下方向に圧縮変形されやすくなっている。図8は、第2実施形態のデフロスタ装置20におけるデフロスタロア26の斜視図である。
【0033】
次に本実施形態の作用について説明する。図5(a)、(b)は本発明に係るデフロスタ装置20の作用説明図である。図5(a)において、衝突体40がフロントウィンドシールド18に当たると、前方上方(図左上方から右下方)から外力Fがフロントウィンドシールド18に作用する。外力Fによりフロントウィンドシールドが変形して、インストルメントパネル30に当接する。
【0034】
フロントウィンドシールド18がインストルメントパネル30に当接すると、外力Fがインストルメントパネル下方に配置されたデフロスタダクト22にも作用するため、デフロスタロア26の縦壁部26eは、図5(b)に示される如く、デフロスタダクトの車両上下方向の長さを縮小するように圧縮変形される。
【0035】
従って、デフロスタダクト22の変形によって、デフロスタダクト22自体で衝撃の吸収をするとともにクラッシュストロークを確保することによりフロントウィンドシールド18又はインストルメントパネル30の変形による衝撃の吸収量が増加するため、衝突体40に及ぼす衝撃が低減される。衝突体に及ぼす衝撃を効率的に吸収することができる。なお、本実施形態においては、変形手段としてデフロスタロアの縦壁部に蛇腹形状部を形成する方法を用いたが、これに限定されることはなく、デフロスタダクトの一部又は全体を弾性部材により構成して、外力作用方向の長さを縮小する等してもよい。また、塑性変形により外力作用方向の長さが縮小されるようにしてもよい。
【0036】
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態においては、デフロスタダクトはデフロスタアッパとデフロスタロアから構成される構造をとっているが、本発明はこの構造に限定されるものではない。
【0037】
今回開示された第1実施形態、及び、第2実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデフロスタ装置を取付けた車体の斜視図である。
【図2】本発明に係るデフロスタ装置(第1実施形態)の断面図である。
【図3】本発明に係るデフロスタ装置(第1実施形態)の作用説明図である。
【図4】本発明に係るデフロスタ装置(第2実施形態)の断面図である。
【図5】本発明に係るデフロスタ装置(第2実施形態)の作用説明図である。
【図6】本発明に係るデフロスタ装置(第1実施形態)の斜視図である。
【図7】本発明に係るデフロスタ装置(第1実施形態)の他の実施例である。
【図8】本発明に係るデフロスタ装置(第2実施形態)におけるデフロスタロアの斜視図である。
【0030】
【符号の説明】
10…車体
18…フロントウィンドシールド
22…デフロスタダクト
24…デフロスタアッパ
26…デフロスタロア
28…空調装置
30…インストルメントパネル
32…シール部材
36…脆弱部
40…衝突体
【産業上の利用分野】
本発明は車両のデフロスタ装置に係り、特に、フロントウィンドシールドやその近傍に当たった衝突体に及ぼす衝撃の吸収量を増加させることができるデフロスタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車体構造には、衝突体が当たったときに、車体を変形させて衝撃を吸収することで、衝突体を衝撃から守る衝撃吸収構造がある。特許文献1に記載の技術は、ウィンドシールドサポートに屈曲部を設け、フロントウィンドシールドに衝突体が当たったときには、ウィンドシールドサポートが屈曲部で容易に折り曲がることで、変形量を確保して衝突体に及ぼす衝撃を吸収する構造を備えたものである。また、同様の技術として特許文献2に記載のものも知られている。
【0003】
【特許文献】
特許文献1:特開平11−321709号公報
特許文献2:特開2000−38160号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のデフロスタ装置においては、フロントウィンドシールド等の防曇機能や組付け性の向上を考慮した設計はされているが、衝突体が当たったときの衝撃を吸収することについては考慮されていない。特に、デフロスタダクトは筒状の構造であるために、特に車両の上下方向に力が加わった場合は、応力が一部分に集中せずに分散されるため、変形しにくい。
【0005】
上述の特許文献1に記載の衝撃吸収構造においては、フロントウィンドシールド及びウィンドシールドサポートの変形がインストルメントパネル上部まで達すると、従来のデフロスタ装置では、上述のような構造のため、フロントウィンドシールドやインストルメントパネルの変形を阻み、それ以上クラッシュストロークを確保できないため、衝突体に及ぼす衝撃を十分に吸収できない場合がある。
【0006】
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、車体の衝撃吸収量を増加させることができるデフロスタ装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための手段として、請求項1に記載の発明は、フロントウィンドシールドに対向する空気吹出し口と、空調装置と、前記空調装置から空調空気を前記空気吹出し口へ導くデフロスタダクトとを備えるデフロスタ装置において、
前記デフロスタダクトに所定以上の外力が作用するときに、前記デフロスタダクトの外力作用方向の長さを縮小することで外力による衝撃の吸収量を増加させる衝撃吸収量増加手段を有することを特徴とするデフロスタ装置である。
【0008】
本発明のデフロスタ装置によれば、衝突体による外力がデフロスタダクトに作用したときに、デフロスタダクトの車両上下方向の長さを縮小して、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、車体の衝撃吸収量を増加させることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデフロスタ装置において、前記衝撃吸収量増加手段が、前記デフロスタダクトに設けられ、所定以上の外力の作用によって破断可能な脆弱部であることを特徴とする。
【0010】
本発明のデフロスタ装置によれば、衝突体による外力がデフロスタダクトに作用したときに、デフロスタダクトが脆弱部において容易に破断されることで、破断されたデフロスタダクトが、外力によりデフロスタダクトの車両上下方向の長さが縮小されるように移動させられやすくなるため、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、車体の衝撃吸収量を増加させることができる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のデフロスタ装置において、前記脆弱部が、前記デフロスタダクトの周に沿って環状に形成されることを特徴とする。
【0012】
本発明のデフロスタ装置によれば、脆弱部がデフロスタダクトの周に沿って環状に形成されることにより、外力が加わったときに脆弱部において破断されやすくなる。ここで、環状とは円形などに限定されず、周をなす形状であればよい。なお、脆弱部は連続的に形成されてもよいし、断続的に形成されてもよい。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のデフロスタ装置において、前記デフロスタダクトの前記脆弱部より前記空調空気の流れの上流側部分と下流側部分における一方の外径が他方の内径よりも小さく構成されることを特徴とする。
【0014】
本発明のデフロスタ装置によれば、衝突体による外力の作用によりデフロスタ装置が脆弱部で破断されると、例えば、デフロスタダクトの破断された部分より空調空気の流れる上流側部分が、外力により、下流側部分の内側に入り込むように移動させられることが可能となるため、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、衝突体に及ぼす衝撃を吸収して、車体の衝撃吸収量を増加させることができる。
【0015】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のデフロスタ装置において、前記衝撃吸収量増加手段が、前記デフロスタダクトに設けられ、所定以上の外力の作用によって変形可能な変形部からなることを特徴とする。
【0016】
本発明のデフロスタ装置によれば、外力によりデフロスタダクトが変形することで、少なくとも車両上下方向の長さが縮小されるため、クラッシュストロークを確保したり、あるいは衝突体に及ぼす衝撃をして、車体の衝撃吸収量を増加させることができる。
【0017】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のデフロスタ装置において、前記変形手段は、前記デフロスタダクトに形成された蛇腹形状部であることを特徴とする。
【0018】
本発明のデフロスタ装置によれば、デフロスタダクトの一部又は全体が蛇腹形状で形成されるため、外力の作用によりデフロスタダクトが蛇腹部で変形しやすくなる。
【0019】
【発明の実施形態】
以下、本発明の一実施形態であるデフロスタ装置を図面に基づいて説明する。なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を示す。図1は本発明に係るデフロスタ装置20を取付けた車体の斜視図である。車体10は、左右のフロントフェンダ12a、12bと、左右のフロントフェンダ12a、12bの間に配置したフード14等からなる。16は前輪、18はフロントウィンドシールドである。
【0020】
図2に本発明の第1実施形態であるデフロスタ装置20の構成図を示す。図2(a)は図1のA−A´断面図である。本実施形態のデフロスタ装置20は、デフロスタダクト22と空調装置28からなる。図2(a)に示される如く、デフロスタダクト22は、車体のフロントカウル34後方に形成された空調装置28の送風口28aと、インストルメントパネル30に穿設されたデフロスタ吹出し口30aとを上下方向に繋ぎ、空調装置28の送風口28aから吹き出た調整風をデフロスタ吹出し口30aに導くようになっている。
【0021】
デフロスタダクト22は合成樹脂からなり、図6に示す如く断面矩形状の筒体であり、インストルメントパネル30のデフロスタ吹出し口30aに連結されたデフロスタアッパ24と、空調装置28上面の送風口26aに連結されたデフロスタロア26で構成される。
【0022】
デフロスタロア26は、空気導入口26aより車両上方に立ち上がるに従い前側FRにやや傾けられた形状に形成されてなる。デフロスタロア26の空気導入口26aの開口縁には外周全周に外側へ突出するフランジ部26bが形成されている。そして、デフロスタロア26は、その空気導入口26aを上方からフランジ部26bと空調装置28上面の送風口28aに合致せしめ、フランジ部26bで送風口28aを覆うように配し、スポンジ状のシール部材32により接着結合されている。デフロスタロア26の上端開口部26cの開口縁には外周全周に外側へ突出し、デフロスタアッパと働き合わせるフランジ部26dが形成されている。
【0023】
デフロスタアッパ24は、車両上下方向のほぼ中間部より二股形状になっており、それぞれ空気吹出し口30aを備えている。デフロスタアッパ24は、下端開口部24cより車両上方に立ち上がるに従い前方FRに傾き、デフロスタ吹出し口30aから吹出される空気がフロントウィンドシールドに効率よく当たるように、屈曲部24eにて後方RRに傾けられた形状に形成されてなる。デフロスタアッパ24は、下端開口部24cの外径(X1、Y1)がデフロスタロア26の上端開口部26cの内径(X2、Y2)よりも小さくなるように形成されている。ここで外径とは、デフロスタダクトの外壁の一端から対向する辺の外壁の一端までの長さのことであり、内径とは、内壁の一端から対向する辺の内壁の一端までの長さのことである。デフロスタダクトの断面が、例えば、円筒形の場合においては、外径は壁の厚さを含む直径を表し、内径は壁の厚さを含まない直径のことを表す。また、デフロスタアッパ24の車両前後方向の幅は屈曲部24eに向かって次第に狭まるように形成され、車両左右方向の幅は屈曲部24eまでは略平行であるとともに、屈曲部24eより空気吹出し口24aに向かうに従い扇形に左右に広がるように形成されている。
【0024】
デフロスタアッパ24の空気吹出し口24aの開口縁には外周全周に外側へ突出するフランジ部24bが形成してある。そして、デフロスタアッパ24は、その空気吹出し口24aを下方からインストルメントパネル30のデフロスタ吹出し口30aに合致せしめ、フランジ部24bをインストルメントパネル30のデフロスタ吹出し口30aまわりに重合溶着してインストルメントパネル30に連結固定してある。
【0025】
また、デフロスタアッパ24の下端開口部24cの外径は、上述の通り、デフロスタロア26の上端開口部26cの内径よりも小さく形成されているため、下端開口部24cの開口縁の外周全周に大きく突出してデフロスタロアの上端開口部26cのフランジ部26dに対応するフランジ部24dが突設してある。デフロスタロア26の上端開口部26cのフランジ部26dとデフロスタアッパ24の下端開口部24cのフランジ部24dは、スポンジ状のシール部材32により接着結合されている。デフロスタアッパ24の下端開口部24cの開口縁とフランジ部24dの境には、全周にわたって脆弱部36が環状の溝として形成されており、他の部分よりも壁が薄く、破断されやすくなっている。脆弱部36は、デフロスタダクト22を車両上下方向に投影すると、デフロスタロア26の上端開口部26cの開口縁の内側に位置する。本実施形態においては、脆弱部36はデフロスタダクト22と同素材のもので形成されているが、デフロスタダクト22の素材よりも破断されやすい別素材により形成されてもよい。
【0026】
次に本実施形態の作用について説明する。図3(a)、(b)は本発明に係るデフロスタ装置20の作用説明図である。図3(a)において、衝突体40がフロントウィンドシールド18に当たると、車両前方上方(図左上方から右下方)から外力Fがフロントウィンドシールド18に作用する。外力Fによりフロントウィンドシールド18は変形するとともに、インストルメントパネル30に当接する。
【0027】
フロントウィンドシールド18がインストルメントパネル30に当接すると、外力Fがインストルメントパネル下方に配置されたデフロスタダクト22にも作用するため、デフロスタダクト22に設けられた脆弱部36が破断する。脆弱部36が破断されると、デフロスタアッパ24における屈曲部24eの下部から下端開口部24cまでの外径が、デフロスタロア26の上端開口部26cの内径よりも小さく形成されているため、図3(b)に示される如く、外力によりデフロスタアッパ24がデフロスタロア26の中に入り込むようにして下方に移動させられる。
【0028】
従って、デフロスタアッパ24の移動分だけクラッシュストロークを確保されてフロントウィンドシールド18又はインストルメントパネル30の変形を阻まれることが抑制されるため、フロントウィンドシールド18又はインストルメントパネル30の変形による衝撃の吸収量が増加し、衝突体40に及ぼす衝撃が低減される。なお、本実施形態においては、デフロスタダクトの脆弱部より空調空気の流れの上流側部分の外径を、下流側部分の内径よりも小さい構造としたが、脆弱部より下流側部分の外形を、脆弱部より上流側部分の内径よりも小さい構造としてもよい。この場合は、外力の作用により、デフロスタダクトの脆弱部より上流側部分が、脆弱部より下流側部分に覆い被さるようにして下方に移動させられることになる。
【0029】
また、脆弱部を設ける部分は、デフロスタダクトが破断された場合に、破断されたデフロスタダクトの一部がクラッシュストロークを確保できるように移動させられるような場所であればよく、例えば、図7(a)に示すように、デフロスタアッパ24のフランジ部24dに設けられてもよいし、図7(b)のように、デフロスタアッパもしくはデフロスタロアの縦壁部であって、車両上下方向の断面積が連続して変化している部分に設けられてもよい。
【0030】
また、本実施形態においては、脆弱部はデフロスタダクトに連続的に形成されているが、断続的に形成されてもよいし、水平ではなく斜めに形成されてもよい。外力の作用が集中する屈曲部(例えば、24e)に脆弱部を設けることにより、外力が作用したときに屈曲部にて破断したり、折れ曲がったりするようにしてもよい。
【0031】
次に、本発明の第2実施形態であるデフロスタ装置について説明する。図4は図1のA−A´断面図である。上述の第1実施形態と同一部分については、同一図符号を付すとともに、それらの説明の全部又は一部を省略する。
【0032】
本実施形態のデフロスタダクト22は、第1実施形態と同様、デフロスタアッパ24とデフロスタロア26により構成される。デフロスタアッパ24の下端開口部24cとデフロスタロアの上端開口部26cはほぼ合致する寸法形状で、デフロスタアッパ24の上端開口部24cのフランジ部24dとデフロスタロア26の下端開口部26cのフランジ部26dにおいて、スポンジ状のシール部材32が介装されたうえで接着結合されている。デフロスタロア26の縦壁部24eは、蛇腹形状で形成されており、車両上下方向の力が加わると、デフロスタダクト22が縦壁部24eで車両上下方向に圧縮変形されやすくなっている。図8は、第2実施形態のデフロスタ装置20におけるデフロスタロア26の斜視図である。
【0033】
次に本実施形態の作用について説明する。図5(a)、(b)は本発明に係るデフロスタ装置20の作用説明図である。図5(a)において、衝突体40がフロントウィンドシールド18に当たると、前方上方(図左上方から右下方)から外力Fがフロントウィンドシールド18に作用する。外力Fによりフロントウィンドシールドが変形して、インストルメントパネル30に当接する。
【0034】
フロントウィンドシールド18がインストルメントパネル30に当接すると、外力Fがインストルメントパネル下方に配置されたデフロスタダクト22にも作用するため、デフロスタロア26の縦壁部26eは、図5(b)に示される如く、デフロスタダクトの車両上下方向の長さを縮小するように圧縮変形される。
【0035】
従って、デフロスタダクト22の変形によって、デフロスタダクト22自体で衝撃の吸収をするとともにクラッシュストロークを確保することによりフロントウィンドシールド18又はインストルメントパネル30の変形による衝撃の吸収量が増加するため、衝突体40に及ぼす衝撃が低減される。衝突体に及ぼす衝撃を効率的に吸収することができる。なお、本実施形態においては、変形手段としてデフロスタロアの縦壁部に蛇腹形状部を形成する方法を用いたが、これに限定されることはなく、デフロスタダクトの一部又は全体を弾性部材により構成して、外力作用方向の長さを縮小する等してもよい。また、塑性変形により外力作用方向の長さが縮小されるようにしてもよい。
【0036】
また、上述の第1実施形態及び第2実施形態においては、デフロスタダクトはデフロスタアッパとデフロスタロアから構成される構造をとっているが、本発明はこの構造に限定されるものではない。
【0037】
今回開示された第1実施形態、及び、第2実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデフロスタ装置を取付けた車体の斜視図である。
【図2】本発明に係るデフロスタ装置(第1実施形態)の断面図である。
【図3】本発明に係るデフロスタ装置(第1実施形態)の作用説明図である。
【図4】本発明に係るデフロスタ装置(第2実施形態)の断面図である。
【図5】本発明に係るデフロスタ装置(第2実施形態)の作用説明図である。
【図6】本発明に係るデフロスタ装置(第1実施形態)の斜視図である。
【図7】本発明に係るデフロスタ装置(第1実施形態)の他の実施例である。
【図8】本発明に係るデフロスタ装置(第2実施形態)におけるデフロスタロアの斜視図である。
【0030】
【符号の説明】
10…車体
18…フロントウィンドシールド
22…デフロスタダクト
24…デフロスタアッパ
26…デフロスタロア
28…空調装置
30…インストルメントパネル
32…シール部材
36…脆弱部
40…衝突体
Claims (6)
- フロントウィンドシールドに対向する空気吹出し口と、空調装置と、前記空調装置から空調空気を前記空気吹出し口へ導くデフロスタダクトとを備えるデフロスタ装置において、
前記デフロスタダクトに所定以上の外力が作用するときに、前記デフロスタダクトの車両上下方向の長さを縮小することで外力による衝撃の吸収量を増加させる衝撃吸収量増加手段を有することを特徴とするデフロスタ装置。 - 前記衝撃吸収量増加手段は、前記デフロスタダクトに設けられ、所定以上の外力の作用によって破断可能な脆弱部であることを特徴とする請求項1に記載のデフロスタ装置。
- 前記脆弱部は、前記デフロスタダクトの周に沿って環状に形成されることを特徴とする請求項2に記載のデフロスタ装置。
- 前記デフロスタダクトの前記脆弱部より前記空調空気の流れの上流側部分と下流側部分における一方の外径が他方の内径よりも小さく構成されることを特徴とする請求項3に記載のデフロスタ装置。
- 前記衝撃吸収量増加手段は、前記デフロスタダクトに設けられ、所定以上の外力の作用によって変形可能な変形部からなることを特徴とする請求項1に記載のデフロスタ装置。
- 前記変形部は、前記デフロスタダクトに形成された蛇腹形状部であることを特徴とする請求項5に記載のデフロスタ装置。
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JP2007182104A (ja) * | 2006-01-04 | 2007-07-19 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
JP2007331521A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Toyota Motor Corp | 車両用外気導入ダクト |
JP2011084166A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Toyota Motor Corp | 自動車のデフロスタ装置 |
JP2020049984A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | しげる工業株式会社 | 車両用デフロスタ装置 |
-
2003
- 2003-07-31 JP JP2003204601A patent/JP2005047330A/ja active Pending
Cited By (5)
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JP7220538B2 (ja) | 2018-09-25 | 2023-02-10 | しげる工業株式会社 | 車両用デフロスタ装置 |
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