JP2007182104A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体に荷重が入力したときに、安価なコストで、空調用冷媒の車室内への漏洩を確実に防止する車両用空調装置を提供する。
【解決手段】車室外のエンジンルームに配索された空調用配管41の側面に突起47を設け、車体に荷重が入力されたときに前記突起47を根本部から引き剥がすことにより空調用配管41の側面の一部を破断させ、この破断によって形成された排出孔51から空調用冷媒をエンジンルーム内に放出させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用空調装置に関し、更に詳しくは、車体前部に荷重が入力された場合に、この荷重を利用して空調用冷媒を車室外で放出させる車両用空調装置に関する。
従来から、車体前部のエンジンルームから車室内に亘って、コンデンサや空調用冷媒の空調用配管などの空調装置の構成部品が配設されている。この空調装置には、近年の地球環境保護の観点から、二酸化炭素等のノンフロンガスの冷媒が用いられている。
前記空調装置においては、車体に荷重が入力されて空調装置の構成部品が破断した場合に、該構成部品から前記冷媒が漏れるおそれがある。このため、エンジンルーム内に配索した冷媒用空調用配管に電磁開閉弁を接続し、車体に荷重が入力されてエアバッグ作動信号を受けたときに前記電磁開閉弁が開くことにより、該電磁開閉弁からエンジンルーム内に冷媒を放出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−351985公報
しかしながら、前記従来例では、エアバッグ作動信号を用いているため、この作動信号の伝達に異常が生じた場合は、電磁開閉弁が正常に開かないおそれがある。従って、電磁開閉弁を正常に作動させるために、新たな機能を追加する等の対策が必要となり、コスト上昇を招くおそれがある。
また、センサー、リレー及び電磁開閉弁などの複雑な電気回路が必要となるため、この電気回路によっても多額のコストがかかるという問題がある。
そこで、本発明は、安価なコストで、荷重入力時に空調用冷媒を確実に車室外で放出させる車両用空調装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は、車体に荷重が入力された際に、空調用冷媒の車室内への漏洩を防止する車両用空調装置において、車室外から車室内に亘って空調用配管を配索し、車室外における空調用配管が自身近傍の前記荷重を受けることによって自身の少なくとも一部を破断又は分離させることにより、空調用配管内を送給する空調用冷媒を車室外で放出させることを特徴とする。
本発明によれば、車体に入力された荷重によって車室外における空調用配管の少なくとも一部を破断又は分離させるため、安価なコストで、空調用冷媒の車室内への漏洩を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態による空調装置を取り付ける前の車体前部を示す斜視図である。
車体前部1には、エンジンルーム3が配設されており、該エンジンルーム3と車室内5とは、車幅方向に沿って延設されたカウルボックス7と該カウルボックス7の下部に設けられたダッシュパネル9とによって分けられている。
また、エンジンルーム3側の車体の左右両側には、車両前後方向に沿ってフードリッジ11が延設され、該フードリッジ11の車幅方向内側にはストラットハウジング13が配設されている。そして、ストラットハウジング13の下側には、前記ダッシュパネル9の下端部から車両前方に沿って車体前端部に至るまで延びるサイドメンバ15が設けられている。
さらに、サイドメンバ15の下部には、平面視略コ字状のサスペンションメンバ17が配設されている。このサスペンションメンバ17は、車幅方向に延びてサイドメンバ15の後端部15aの下側に取り付けられる後部19と、該後部19の左右両端から車両前方に向けて延びる側部21と、該側部21の前端21aから屈曲して上方に延びる脚部とから構成されている。これらのサイドメンバ15やサスペンションメンバ17は、非常に強度の高い車体骨格部材である。
そして、車体前端には、車幅方向に沿って延び、図示しないラジエータを支持するラジエータサポート25が配設されている。
図2は、本発明の第1実施形態による空調装置の冷凍サイクルを示すシステム図である。
この空調装置27は、エンジンルーム3内から車室内5に亘って配索された複数の構成部材からなる。この構成部材は、具体的には、コンデンサ29(凝縮器、ガスクーラー)、内部熱交換器31、減圧弁33、エバポレータ35(蒸発器)、アキュムレータ37(蓄圧器)、コンプレッサー39(圧縮機)、及びこれらを繋いで空調用冷媒rを流通させる空調用配管41である。
前記コンデンサ29は、車両の走行風又は図外のブローファンを利用して空調用冷媒rを冷却及び液化させるものであるため、エンジンルーム3の前端部に配置されている。
内部熱交換器31は、コンデンサ29の冷媒流路の下流側に配置され、この内部熱交換器31の内部には、複数の屈曲部を有する内部配管43,45を一対に対向させて配置しているため、一方の内部配管45から他方の内部配管43に熱が移動して熱交換が行われる。
エバポレータ35は、液化した空調用冷媒rを気化(蒸発)させて、この気化熱で車室内5を冷却するように、車室内5に配置されている。
アキュムレータ37内には、液体状態及び気体状態の空調用冷媒rが収納されており、アキュムレータ37から気体状態の空調用冷媒rが吐出される。
コンプレッサー39は、アキュムレータ37の冷媒流路の下流側に配置されており、気体状態の空調用冷媒rをコンデンサ29で冷却して液化しやすくするために、空調用冷媒rを加圧するものである。
前述した空調装置27の構成部材のうち、エバポレータ35と該エバポレータ35近傍の空調用配管41は車室内に配置され、これら以外の構成部材は、車室外であるエンジンルーム3に配置されている。
前記構成を有する空調装置27における冷凍サイクルを簡単に説明する。
コンプレッサー39にて圧縮された高温高圧の気体状態の空調用冷媒rは、空調用冷媒rの空調用配管41を介してコンデンサ29に送給され、該コンデンサ29において、走行風又はブローファンによる風で冷却され、高圧状態のまま内部熱交換器31に送られる。こののち、減圧弁33にて圧力が低下した空調用冷媒rはエバポレータ35において蒸発し、その気化熱がエバポレータ35を通過して流れる車室内の空気から奪われて該空気が冷却されるため、車室内が冷房される。
そして、気化した空調用冷媒rは、アキュムレータ37から内部熱交換器31に送られ、該内部熱交換器31内で、一対に対向配置された内部配管同士43,45で熱交換され、コンプレッサー39に送られる。
図3は、本発明の第1実施形態による空調装置の空調用配管の要部を示す斜視図である。
この空調用配管41は、エンジンルーム3内に車両前後方向に沿って延設されており、その内部を空調用冷媒rが流通している。この空調用配管41は、車両前後方向に延設された部材、例えばサイドメンバ15の上面に該サイドメンバ15の長手方向に沿って設けることができる。また、サスペンションメンバ17の側部21の上面に該側部21の長手方向に沿って取り付けても良い。
また、空調用配管41の側面には、突起47が一体に形成されている。該突起47は、空調用配管41の側面に対して略法線方向に突出して形成されている。突起47の根本部49は、空調用配管41の側面に一体形成されているため、突起47に所定以上の荷重が入力されると、突起47が根本部49から引き剥がされ、側面にその引き剥がされた跡である排出孔51が形成される。
また、空調用配管41における突起47よりも車両前側(荷重入力側)の側面には、第1の荷重伝達部材53が設けられている。該第1の荷重伝達部材53は、中央部が円状にくり抜かれて空調用配管41の外周面に嵌合された円盤部55と、該円盤部55の後面に取り付けられ、空調用配管41に沿って車両後方側に延びる係合片部57とから構成されている。該係合片部57は、矩形状の板材にU字状の切欠き59を形成したものであり、この切欠き59内に前記突起47が係止されている。そして、第1の荷重伝達部材53は、空調用配管41にスライド可能に嵌合されている。従って、第1の荷重伝達部材53の円盤部55に車両後方に向かう荷重が入力されると、第1の荷重伝達部材53は車両後方に移動する。
次に、空調用配管41がサイドメンバ15の上面に取り付けられている場合に、車体前部に荷重が入力されたときの車体前部の変形挙動について説明する。
図4は、本発明の第1実施形態において、車体前部に荷重が入力されたときの空調用配管の要部を示す斜視図である。
まず、図外のバンパを介してサイドメンバ15の前端に荷重が入力されると、この荷重はサイドメンバ15(図1参照)の長手方向に沿って車両後方に伝達される。そして、サイドメンバ15が車両前後方向に圧壊し、サイドメンバ15の前部が車両後方に相対移動する。すると、サイドメンバ15の前部に固定された図外の支持部材が、図3に示すように、第1の荷重伝達部材53の円盤部55を車両後方に押しつけることにより、第1の荷重伝達部材53の円盤部55には荷重Fが入力される。
次いで、図4に示すように、第1の荷重伝達部材53に固定された係合片部57も車両後方に移動し、空調用配管41に固定された突起47を押し曲げ、該突起47が根本部49から引き剥がされる。これによって、空調用配管41の側面の一部が破断して排出孔51が形成され、この排出孔51から空調用冷媒rがエンジンルーム内に放出される。従って、車室内に空調用冷媒rが漏れることを確実に防止することができる。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
車体に荷重が入力された際に、空調用冷媒の車室内への漏洩を防止する車両用空調装置において、車室外であるエンジンルーム3から車室内に亘って空調用配管41を配索し、前記荷重によって車室外における空調用配管41の少なくとも一部を破断又は分離させることにより、空調用配管41内を送給する空調用冷媒rを車室外で放出させる。
このため、車体に荷重が入力された場合に、空調用配管41内の空調用冷媒rが車室内に漏洩することがない。
車室外に配索された前記空調用配管41の側面に突起47を設け、車体に所定値以上の荷重が入力されたときに前記突起47を根本部49から引き剥がすことにより空調用配管41の側面の一部を破断させる。
このため、簡単な構造で、空調用配管41内の空調用冷媒rが車室内に漏洩することを確実に防止することができる。
また、前記突起47に対して車両前側(荷重入力側)の位置に、前記荷重を突起47に伝達する第1の荷重伝達部材53を設けているため、車体に荷重が入力された場合に、確実に突起47を引き剥がして空調用配管41を破断させることができる。
[第2の実施形態]
次いで、本発明の第2実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同一構造については、その説明を省略する。
図5は本発明の第2実施形態による空調用配管の要部を示す側面図、図6は図5の斜視図、図7は図5の分解斜視図である。
図5に示すように、空調用配管41は車室外であるエンジンルーム3からダッシュパネル9を貫通して車室内5に至るまで配索されている。そして、本実施形態における空調用配管41は、このダッシュパネル近傍において、上側に配置された上側空調用配管61と下側に配置された下側空調用配管63とに分割されている。上側空調用配管61は、側面視L字状に屈曲して車体側に固定されており、ダッシュパネル9を貫通して車室内5に至るまで配索されている。また、下側空調用配管63は、エンジンルーム3内を車両後方に向けて直線状に延設され、ダッシュパネル9の近傍で上方に向けて屈曲することにより、側面視L字状に形成されている。
そして、図5,6に示すように、下側空調用配管63の上端部と上側空調用配管61の下端部とは、保持部材65を介して接続されている。
図6,7に示すように、下側空調用配管63の上端部は、上側空調用配管61の内周面に挿入される挿入部67と、該挿入部67の下端位置に、配管の径方向外側に広がる円環状のつば部69が形成されている。また、つば部69の側面に計4つの係止片71,73,75,77が突設されている。これらの係止片は、車幅方向内側に2箇所、車幅方向外側に2箇所設けられ、それぞれ前側と後側に一対ずつ形成されている。車幅方向外側を例にとると、車両前方側に前側係止片71,73が設けられ、車両後方側に後側係止片75,77が設けられている。前側係止片71,73は、平面視矩形状に形成され、後側係止片75,77は平面視三角状に形成され、両係止片同士は互いに前後方向に所定間隔をおいて配置されており、後側係止片75,77の車両前側の側面は、車両後方に向かうにつれて徐々に車幅方向外側に広がる傾斜面79に形成されている。そして、車幅方向内側に設けられた係止片73,77も、車幅方向外側の係止片71,75と同様に、車両前方側に前側係止片73が設けられ、車両後方側に後側係止片77が設けられ、後側係止片77の車両前側の側面は、車両後方に向かうにつれて徐々に車幅方向内側に広がる傾斜面79に形成されている。
また、上側空調用配管61の下端部は、本体部よりも外径が大きい太管部81に形成されている。該太管部81の外周面の径は、下側空調用配管63のつば部69の外径とほぼ同一径に形成され、内周面83の内径は、下側空調用配管63の挿入部67が嵌合可能な大きさに設定されている。また、太管部81の下端縁には、前記下側空調用配管63のつば部69に設けた係止片71〜75に対応した4箇所の係止片85,87,89,91が設けられている。そして、車両前方側に設けた前側係止片85,87及び車両後方側に設けた後側係止片89,91はともに、下側空調用配管63のつば部69に設けた係止片71〜77と同一形状に形成されている。
一方、図7に示すように、下側空調用配管63と上側空調用配管61とを連結して保持する保持部材65は、一枚の板状部材を平面視U字状に湾曲させたものである。つまり、保持部材65は、車両前方側の平板状に形成された左右一対の平板部93と、これらの平板部93の後端同士を連結する半円状に湾曲した湾曲部95とから一体に形成されている。また、平板部93の上下方向の中央部には、車両前後方向に延びる矩形状の切欠き97が形成されており、該切欠き97の後方側には矩形状の係止孔99が形成されている。
これらの切欠き97と係止孔99の上下方向の長さは、上側,下側空調用配管63の係止片の厚さを合わせた寸法より若干大きめに設定されており、これによって、保持部材65の切欠き97と係止孔99に、係止片を効率的に挿入及び保持することができる。また、図5に示すように、保持部材65の平板部93の前端は、側面視で、空調用配管41の接続部分101の前端101aよりも車両前方側に突出して、平板状の第2の荷重伝達部材103に当接している。該第2の荷重伝達部材103は、円形の挿通孔が設けられた、外形が略矩形状の平板であり、挿通孔内に下側空調用配管63の本体部がスライド可能に挿通されている。
次に、車体前部に荷重が入力されたときの車体前部の変形挙動について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態において、車体前部に荷重が入力されたときの空調用配管の要部を示す側面図である。
まず、図外のバンパを介してサイドメンバ15(図1参照)の前端に荷重が入力されると、この荷重はサイドメンバ15の長手方向に沿って車両後方に伝達される。そして、サイドメンバ15が車両前後方向に圧壊し、サイドメンバ15の前部が車両後方に相対移動する。すると、サイドメンバ15の前部に固定された図外の支持部材が第2の荷重伝達部材103に当たり、図5に示すように、第2の荷重伝達部材103が保持部材65を車両後方に押圧する。ここで、図6に示すように、保持部材65の係止孔99における前側の端縁は、上側空調用配管61と下側空調用配管63の後側係止片75,77,89,91の傾斜面79に当たり、保持部材65は傾斜面79を乗り越えて後方に移動する。これにより、図8に示すように、保持部材65が空調用配管41の係止片から外れる。
また、空調用配管内には、空調用冷媒rが送給されており、圧力がかかっているため、この空調用冷媒rによる圧力で、下側空調用配管63が上側空調用配管61に対して下方に押し出されて、下側空調用配管63が上側空調用配管61から外れる。
すると、上側空調用配管61と下側空調用配管63との接続部分101から空調用冷媒rがエンジンルーム3内に放出され、車室内5に冷媒rが漏洩されることはない。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
車室外に配索された前記空調用配管41を分割し、通常状態ではこれらの分割した空調用配管同士61,63を接続させる一方、車体に所定値以上の荷重が入力されたときには、分割した空調用配管同士61,63を分離させるように構成している。
このため、車体に荷重が入力された場合の空調用冷媒の放出量が大きくなるため、車室内5への空調用冷媒の漏洩を更に確実に防止することができる。
前記分割した空調用配管同士61,63を保持部材65を介して接続させ、車体に荷重が入力されたときには、該荷重を利用して前記保持部材65を外すことによって、分割した空調用配管同士61,63を分離させるように構成している。
このため、簡単な構造で、空調用冷媒rの車室内5への漏洩を確実に防止することができる。
前記保持部材65に対して車両前側(荷重入力側)の位置に、前記荷重を保持部材65に伝達する第2の荷重伝達部材103を設けているため、車体に荷重が入力された場合に、確実に保持部材65を外して上側と下側の空調用配管同士61,63の接続を解除させることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて種々の変形及び変更が可能である。
本発明の第1実施形態による空調装置を取り付ける前の車体前部の構造を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による空調装置の冷凍サイクルを示すシステム図である。 本発明の第1実施形態による空調用配管の要部を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態において、車体前部に荷重が入力されたときの空調用配管の要部を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態による空調用配管の要部を示す側面図 図5の斜視図である。 図5の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態において、車体前部に荷重が入力されたときの空調用配管の要部を示す側面図である。
符号の説明
r…空調用冷媒
3…エンジンルーム(車室外)
5…車室内
41…空調用配管
47…突起
49…根本部
53…第1の荷重伝達部材(荷重伝達部材)
61…上側空調用配管(分割した空調用配管)
63…下側空調用配管(分割した空調用配管)
65…保持部材
103…第2の荷重伝達部材(荷重伝達部材)

Claims (5)

  1. 車体に荷重が入力された際に、空調用冷媒の車室内への漏洩を防止する車両用空調装置において、
    車室外から車室内に亘って空調用配管を配索し、車室外における空調用配管が自身近傍の前記荷重を受けることによって自身の少なくとも一部を破断又は分離させることにより、空調用配管内を送給する空調用冷媒を車室外で放出させることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 車室外に配索された前記空調用配管の側面に突起を設け、前記荷重が入力されたときに前記突起を引き剥がすことにより空調用配管の側面の一部を破断させることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 車室外に配索された前記空調用配管を分割し、通常状態ではこれらの分割した空調用配管同士を接続させる一方、
    車体に荷重が入力されたときには、分割した空調用配管同士を分離させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  4. 前記分割した空調用配管同士を保持部材を介して接続させ、車体に荷重が入力されたときには、該荷重を利用して前記保持部材を外すことによって、分割した空調用配管同士を分離させるように構成したことを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記突起又は保持部材に対して荷重入力側の位置に、前記荷重を突起又は保持部材に伝達する荷重伝達部材を設けたことを特徴とする請求項2又は4に記載の車両用空調装置。
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