JP2019069639A - 車両用冷媒配管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体に冷媒配管を取付けた後に行うコンデンサの車体への取付作業が簡便になる車両用冷媒配管構造を提供する。【解決手段】本発明にかかる車両用冷媒配管構造100は、車体に取付けられ冷媒を冷却するコンデンサ102と、コンデンサから車幅方向に離間して配置されたブレース104と、冷媒をコンデンサからエバポレータまで案内する冷媒配管106とを備え、冷媒配管は、車両前側から見てブレースと重なっている第1部位142と、第1部位からコンデンサの前方まで延びコンデンサの前面112に接続されている第2部位144とを有し、第2部位は、上下方向から見てコンデンサと干渉しない位置まで移動可能に構成されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用冷媒配管構造に関するものである。
自動車などの車両には、車両用空調装置が搭載されている。車両用空調装置は、例えば冷媒を冷却するコンデンサ、冷却空気を発生させるエバポレータ、冷媒をコンデンサからエバポレータまで案内する冷媒配管などを備えている。
特許文献1には、クランプ装置を備えた車両用空気調和装置の配管連結構造が記載されている。クランプ装置の一端側には、冷媒が流通する第1の配管が挿し通されている第1の挿通部が形成され、他端側には、冷媒が流通する第2の配管が挿し通されている第2の挿通が形成されている。
クランプ装置は、第1の挿通部と第2の挿通部とを形成することで、第1の配管と第2の配管とを連結している。さらに、第1の挿通部の内周面の形状は、第1の配管に形成されている凸部と係り合って、第1の配管に対して第1の挿通部が回転することを防止する形状となっている。
特許文献1の配管連結構造では、第2の配管側を押圧しても、第1の配管を中心としてクランプ装置が回転してしまうことを防止し、第1の配管で第2の配管を強固に支持することができる、としている。
特開2014−137117号公報
ところで、冷媒配管をコンデンサに組み付ける工程では、車体に冷媒配管を取付けた後、コンデンサを含むエンジン組立体を、車体に下方からアプローチさせて搭載し、その後、冷媒配管をコンデンサに接続する。このような工程では、冷媒配管が、下方から車体にアプローチするコンデンサと干渉し、折損するおそれがある。
特許文献1の構造は、単にクランプ装置によって配管同士を強固に連結するものに過ぎず、下方から車体にアプローチするコンデンサとの干渉によって、冷媒配管が折損する事態に対して何ら対策が講じられていない。
本発明は、このような課題に鑑み、車体に冷媒配管を取付けた後に行うコンデンサの車体への取付作業が簡便になる車両用冷媒配管構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用冷媒配管構造の代表的な構成は、車体に取付けられ冷媒を冷却するコンデンサと、コンデンサから車幅方向に離間して配置された車体部材と、冷媒をコンデンサからエバポレータまで案内する冷媒配管とを備え、冷媒配管は、車両前側から見て車体部材と重なっている第1部位と、第1部位からコンデンサの前方まで延びコンデンサの前面に接続されている第2部位とを有し、第2部位は、上下方向から見てコンデンサと干渉しない位置まで移動可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、車体に冷媒配管を取付けた後に行うコンデンサの車体への取付作業が簡便になる車両用冷媒配管構造を提供することができる。
本発明の実施例に係る車両用冷媒配管構造を示す図である。 図1の車両用冷媒配管構造の要部を示す図である。 比較例の車両用冷媒配管構造および車両用空調装置を示す図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用冷媒配管構造の代表的な構成は、車体に取付けられ冷媒を冷却するコンデンサと、コンデンサから車幅方向に離間して配置された車体部材と、冷媒をコンデンサからエバポレータまで案内する冷媒配管とを備え、冷媒配管は、車両前側から見て車体部材と重なっている第1部位と、第1部位からコンデンサの前方まで延びコンデンサの前面に接続されている第2部位とを有し、第2部位は、上下方向から見てコンデンサと干渉しない位置まで移動可能に構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、車両用冷媒配管構造をスムーズに完成させることができる。すなわち車体に冷媒配管を取付けた後に行うコンデンサの車体への取付作業が簡便になる。本発明ではコンデンサを下方から車体にアプローチさせて取付ける方法を想定している。このとき、冷媒配管の第1部位は、車両前側から見て、コンデンサの車体取付後の位置から車幅方向に離間して配置された車体部材と重なっている。一方、第2部位は、上下方向から見たとき、下方から車体にアプローチするコンデンサと重なっていない状態にある。このように冷媒配管全体が、予め、下方から車体にアプローチするコンデンサと干渉しない位置にあるため、冷媒配管を避ける必要がない点で、コンデンサの取付作業が格段に簡便になる。コンデンサを車体の定位置に取付けた後は、冷媒配管を後方に移動させてその第2部位をコンデンサに接続すればよい。
上記の車体部材は、冷媒配管の第1部位の後側に位置し第1部位が後方に動くのを阻む干渉部分を有するとよい。これにより、冷媒配管をコンデンサに接続する作業においても、次の利点が得られる。コンデンサの車体への取付後、冷媒配管を後方に移動させてその第2部位をコンデンサに接続しようとすると、冷媒配管の第1部位は車体部材の干渉部分と干渉して後方に動くのを阻まれる。したがって作業者は、冷媒配管の第1部位を支点として、第2部位だけをコンデンサまで接近させて接続することができる。このように冷媒配管をコンデンサに接続する際に、第1部位の位置が安定するため、作業を簡便に行うことができる。そればかりか、冷媒配管全体を移動させる必要がないため、冷媒配管全体を移動させることによる冷媒配管の破損も回避できる。
上記の車体部材は、冷媒配管の第1部位を車両前側から囲う前側壁と、第1部位を干渉部分として車両後側から囲う後側壁と、前側壁および後側壁を連結し第1部位を車幅方向のコンデンサから遠い側から囲う連結壁とを有するとよい。このように、車体部材は、車幅方向のコンデンサに近い側が開放された断面形状を有していて、冷媒配管の第1部位を前側壁、後側壁および連結壁で囲うことができる。このため、車体部材は、冷媒配管の第1部位を保護できる。また冷媒配管をコンデンサに接続する際に支点となる第1部位の位置はより安定し、作業の簡便性に資することができる。
上記の冷媒配管は、第1部位から車体部材の後側壁の車両後側に廻り込みさらに後側壁の車両後側の面に沿って車両上方に延びている第3部位をさらに有するとよい。これにより、冷媒配管では、第1部位と第3部位とで車体部材の後側壁を前後から挟み込むことができる。このため、車体部材の後側壁を利用して、冷媒配管を車体部材に安定して組み付けることができ、車体部材に対する冷媒配管の位置決めを確実に行うことができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両用冷媒配管構造100を示す図である。図2は、図1の車両用冷媒配管構造100の要部を示す図である。図2(a)は、図1の車両用冷媒配管構造100の一部を拡大して示す図である。図2(b)は、図2(a)の車両用冷媒配管構造100のB矢視図である。なお各図に示す矢印X、Yは車両前側、車両右側をそれぞれ示している。
車両用冷媒配管構造100は、冷媒を冷却するコンデンサ102と、車体部材としてのブレース104と、冷媒配管106とを備える。コンデンサ102は、図1の矢印Aに示すように、下方から車体108にアプローチさせて取付けられる。またコンデンサ102は、冷媒配管106が接続される被接続部110を有する。被接続部110は、図2(a)に示すように、コンデンサ102の前面112の車両右側の下側角付近に設けられている。
ブレース104は、車体108を構成する車体構造部材であり、図1に示すように上下方向に延びていて、コンデンサ102から車幅方向(車両右側)に離間して配置されている。車体108は、複数の車体構造部材が接合されることにより形成されている。ただし図1に示す車体108の骨格については、理解を容易にするための例示にすぎず、これに限定するものではない。
車体108において、車幅方向の上方の骨格はフードロックメンバ114によって構成され、かかるフードロックメンバ114の車幅方向の両端には、上下方向に延びる一対のランプサポートブレース116、118が接合されている。ランプサポートブレース116の下方には、上記ブレース104が接合されている。なおランプサポートブレース118の下方には、上下方向に延びる他のブレース120が配置されている。
ブレース104、120の後側には、車両前後方向に延びる一対のエプロンサイドメンバ122、124が接合されている。さらに車体108には、ダッシュパネル126が配置されている。ダッシュパネル126は、車室とその前側の空間(パワーユニットルーム等)とを区画している。
図1に示すようにダッシュパネル126の車室側には、エバポレータ128が配置されている。冷媒配管106は、冷媒をコンデンサ102からエバポレータ128まで案内する。このような車体108に、コンデンサ102、冷媒配管106、エバポレータ128などを含む車両用空調装置130が搭載されている。
図3は、比較例の車両用冷媒配管構造100Aおよび車両用空調装置130Aを示す図である。なお車両用冷媒配管構造100Aは、コンデンサ102とエバポレータ128とを接続する冷媒配管106Aの構造が、本実施例の車両用冷媒配管構造100の冷媒配管106と異なっている。ただし車両用空調装置130Aの機能などは、冷媒配管106、106Aの構造にかかわらず、車両用空調装置130と同様である。
車両用空調装置130Aでは、まず、コンプレッサ132が冷媒ガスを圧縮して高温高圧の状態にする。コンプレッサ132で高温高圧となったガス状の冷媒は、配管134を介してコンデンサ102に送られる。コンデンサ102は、高温高圧のガス状の冷媒を外気によって強制的に冷却して液化させる。コンデンサ102で液化した冷媒は、レシーバドライヤ136に一時的に貯留され、冷媒に混入した水分が除去される。
レシーバドライヤ136内の液化された冷媒は、冷媒配管106Aを介して、図示を省略するエキスパンションバルブ(膨張弁)を通って、さらにエバポレータ128まで送られる。ここで冷媒配管106、106Aはいずれも、コンプレッサ132の前面112の被接続部110に接続されることで、レシーバドライヤ136と連通する。
エキスパンションバルブは、レシーバドライヤ136からの高温高圧の液化された冷媒を小孔からエバポレータ128内に噴射して、冷媒を急激に膨張させて気化させ、低温低圧で霧状の冷媒にする。エバポレータ128は、エキスパンションバルブからの霧状の冷媒をチューブ内に通過させ、この気化の際にチューブ間のフィンを介して周囲の空気から潜熱を奪う。これによりエバポレータ128は冷却される。
この冷却されたエバポレータ128に、ブロワファン(不図示)の風を通過させることで冷風を発生させる。そしてエバポレータ128内を通過した冷媒は、配管138を介してコンプレッサ132に戻り、再び圧縮される。このようなサイクルを繰り返すことで、車両用空調装置130Aは、車室内を冷房することができる。
つぎに、比較例の車両用冷媒配管構造100Aにおいて、冷媒配管106Aをコンデンサ102に組み付ける工程について説明する。車両用冷媒配管構造100Aでは、コンプレッサ132の取付箇所140に冷媒配管106Aが予め取付けられた状態となっている。まず作業者は、冷媒配管106Aを前方に移動させて(矢印D参照)、冷媒配管106Aが、矢印Cに示すように下方から車体108(図1参照)にアプローチするコンデンサ102に干渉しないようにする必要がある。
コンデンサ102を車体108に搭載した後、作業者は、前方に移動した冷媒配管106Aを、矢印Eに示すようにコンデンサ102に向けて後方に移動させることで、コンデンサ102の被接続部110に冷媒配管106Aを接続する。
しかし、コンデンサ102を避けて前方に移動した冷媒配管106Aは、図中鎖線で示すように、コンプレッサ132の取付箇所140よりも前方に位置する部位全体が曲がってしまう。このため、車両用冷媒配管構造100Aでは、冷媒配管106Aが折損したりコンデンサ102以外の他の部材にも干渉したりするおそれがある。
そこで、本実施例では、図1の矢印Aに示すようにコンデンサ102を下方から車体108にアプローチさせて取付ける際、冷媒配管106を避ける必要のない構成を採用した(図2参照)。
冷媒配管106は、図2(a)に示すように、第1部位142、第2部位144および第3部位146を有する。第1部位142は、図2(b)に示すように、車両前側から見てブレース104と重なっている。
第2部位144は、図2(a)に示すように、第1部位142から延びていて、その先端に接続部148を有している。第2部位144は、コンデンサ102の被接続部110に接続部148を接続することで、コンデンサ102の前面112に接続される。
ただし第2部位144は、図2(b)に示すコンデンサ102の前面112に接続される前の状態で(図中、鎖線参照)、上下方向から見て、第1部位142からコンデンサ102の前方まで延びている。そして第2部位144は、コンデンサ102との間に車両前後方向の寸法Laの隙間を確保している。
ブレース104は、図2(b)に示すように、前側壁150、後側壁152および連結壁154を有し、上方から見て、車幅方向のコンデンサ102に近い側すなわち車幅方向内側が開放された断面形状を有している。前側壁150は、冷媒配管106の第1部位142を車両前側から囲っている。後側壁152は、第1部位142を車両後側から囲うことで、第1部位142が後方に動くのを阻む干渉部分として機能している。連結壁154は、前側壁150および後側壁152を連結し、第1部位142を車幅方向のコンデンサ102から遠い側すなわち車両右側から囲っている。
冷媒配管106の第3部位146は、図2(a)に示すように、第1部位142からブレース104の後側壁152の車両後側に廻り込み、さらに後側壁152の車両後側の面156に沿って車両上方に延びている。また第3部位146は、図2(b)に示すように上方から見て、第1部位142とともにブレース104の後側壁152を前後から挟み込んでいる。
つぎに車両用冷媒配管構造100において、冷媒配管106をコンデンサ102に組み付ける工程について説明する。車両用冷媒配管構造100では、冷媒配管106の第2部位144が、図2(b)に示すように上下方向から見たとき、下方から車体108にアプローチするコンデンサ102と重なっていない状態にある。
つまり、冷媒配管106全体が、予め、下方から車体108にアプローチするコンデンサ102と干渉しない位置にある。このため、車両用冷媒配管構造100では、コンデンサ102を下方から車体108にアプローチさせて取付ける際に、冷媒配管106を避ける必要がない。
コンデンサ102の車体108への取付後、作業者は、冷媒配管106の第2部位144をコンデンサ102の前面112に接続するために、図2(b)の矢印Fに示すように第2部位144を後方に移動させる。
一方、冷媒配管106の第1部位142は、車両前側から見て、コンデンサ102の車体108取付後の位置から車幅方向に離間して配置されたブレース104と重なっている。このため、冷媒配管106の第2部位144を後方に移動させると、第1部位142は、ブレース104の後側壁152と干渉して後方に動くのを阻まれる。
したがって作業者は、冷媒配管106の第1部位142を支点として、第2部位144だけをコンデンサ102まで接近させて接続することができる。このため、車両用冷媒配管構造100では、冷媒配管106の第2部位144が、第1部位142からコンデンサ102の前方まで延び上下方向から見てコンデンサ102と干渉しない状態を経て、コンデンサ102の前面112に接続されることになる。言い換えると、第2部位144は、上下方向から見てコンデンサ102と干渉しない位置まで移動可能に構成されている。
このように車両用冷媒配管構造100では、コンデンサ102を車体108に取付ける際、車体108に既に取付けられている冷媒配管106を避ける必要がない点で、コンデンサ102の取付作業が格段に簡便になる。さらに車両用冷媒配管構造100では、コンデンサ102を車体108の定位置に取付けた後は、冷媒配管106を後方に移動させてその第2部位144をコンデンサ102の前面112に接続するだけで、冷媒配管106をコンデンサ102に接続できる。
また冷媒配管106の第1部位142は、ブレース104の後側壁152によって後方によって動くのを阻まれる。このため、車両用冷媒配管構造100では、冷媒配管106をコンデンサ102に接続する際に、支点となる第1部位142の位置を安定させ、作業を簡便に行うことができる。また車両用冷媒配管構造100では、支点となる第1部位142の位置が安定し、第2部位144を後方に移動させるだけでよいため、冷媒配管106全体を移動させる必要がなく、冷媒配管106全体を移動させることによる冷媒配管106の破損も回避できる。
また冷媒配管106の第1部位142は、前側壁150、後側壁152および連結壁154で囲まれている。このため、車両用冷媒配管構造100では、冷媒配管106の第1部位142をブレース104によって保護でき、さらに第1部位142の位置をより安定させて、作業の簡便性に資することができる。
さらに冷媒配管106では、図2(b)に示すように第1部位142と第3部位146とでブレース104の後側壁152を前後から挟み込んでいる。このため、車両用冷媒配管構造100では、ブレース104の後側壁152を利用して、冷媒配管106をブレース104に安定して組み付けることができ、ブレース104に対する冷媒配管106の位置決めを確実に行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用冷媒配管構造に利用することができる。
100、100A…車両用冷媒配管構造、102…コンデンサ、104…ブレース、106、106A…冷媒配管、108…車体、110…コンデンサの被接続部、112…コンデンサの前面、114…フードロックメンバ、116、118…ランプサポートブレース、120…他のブレース、122、124…エプロンサイドメンバ、126…ダッシュパネル、128…エバポレータ、130、130A…車両用空調装置、132…コンプレッサ、134、138…配管、136…レシーバドライヤ、140…取付箇所、142…第1部位、144…第2部位、146…第3部位、148…第2部位の接続部、150…ブレースの前側壁、152…ブレースの後側壁、154…ブレースの連結壁、156…後側壁の車両後側の面

Claims (4)

  1. 車体に取付けられ冷媒を冷却するコンデンサと、
    前記コンデンサから車幅方向に離間して配置された車体部材と、
    前記冷媒を前記コンデンサからエバポレータまで案内する冷媒配管とを備え、
    前記冷媒配管は、
    車両前側から見て前記車体部材と重なっている第1部位と、
    前記第1部位から前記コンデンサの前方まで延び前記コンデンサの前面に接続されている第2部位とを有し、
    前記第2部位は、上下方向から見て前記コンデンサと干渉しない位置まで移動可能に構成されていることを特徴とする車両用冷媒配管構造。
  2. 前記車体部材は、前記冷媒配管の第1部位の後側に位置し該第1部位が後方に動くのを阻む干渉部分を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用冷媒配管構造。
  3. 前記車体部材は、
    前記冷媒配管の第1部位を車両前側から囲う前側壁と、
    前記第1部位を前記干渉部分として車両後側から囲う後側壁と、
    前記前側壁および前記後側壁を連結し前記第1部位を車幅方向の前記コンデンサから遠い側から囲う連結壁とを有することを特徴とする請求項2に記載の車両用冷媒配管構造。
  4. 前記冷媒配管は、前記第1部位から前記車体部材の後側壁の車両後側に廻り込みさらに前記後側壁の車両後側の面に沿って車両上方に延びている第3部位をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の車両用冷媒配管構造。
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