JP2005046178A - 遊技媒体貸出システム - Google Patents

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JP2005046178A JP2003202884A JP2003202884A JP2005046178A JP 2005046178 A JP2005046178 A JP 2005046178A JP 2003202884 A JP2003202884 A JP 2003202884A JP 2003202884 A JP2003202884 A JP 2003202884A JP 2005046178 A JP2005046178 A JP 2005046178A
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幸仁 高田
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Abstract

【課題】リモコンにより解錠を希望する玉貸出処理機を誤解錠なく確実に実行できる遊技媒体貸出システムを提供する。
【解決手段】玉貸出処理機20のBVユニット部50に対する解錠をおこなう場合、解錠対象となる玉貸出処理機20の機体番号をリモコン90によるテンキー操作により入力し、次いで、個別解錠キーによる解錠許可通知を送信する操作をおこなうことにより、玉貸出処理機20では、リモコンから送信された機体番号通知と本体21内のメモリ27に記憶されている機体番号との照合をおこない、この機体番号が一致する場合は解錠を実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣等の有価媒体の受け入れにより、遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムに関し、特に、玉貸出処理機の機体番号をリモコンによるテンキー操作により入力(設定)することにより、希望する玉貸出処理機に対する解錠を確実に実行することができる遊技媒体貸出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技媒体貸出処理機に紙幣等の有価媒体を挿入して遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出システムが知られている。ここで、例えば、パチンコ機などの玉貸出処理機には、遊技客により投入された紙幣を収納する紙幣収納ユニットが備えられており、通常、この紙幣収納ユニットは、鍵を使用したロック機構により施錠されている。
【0003】
このため、遊技店の閉店時などには、店員による解錠により紙幣収納ユニット内に収納されている紙幣の回収をおこなうものとなる。ところが、このような鍵による施錠方式の場合には、紙幣の回収時に各玉貸出処理機の鍵をその都度、解錠する必要があるため、紙幣の回収作業に手間(時間)がかかり作業効率の面で問題があった。このため、近年では、リモコンを利用して複数の玉貸出処理機に対する解錠をおこなう技術が知られており、このリモコンによる玉貸出処理機の解錠方法の場合、個別の玉貸出処理機に対する鍵による解錠/施錠を必要としないため、紙幣の回収効率を向上することができる。
【0004】
【特許文献】
特開2002−924号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のリモコンを利用する解錠方法の場合には、以下のような問題点がある。すなわち、リモコンは、赤外線の送信により該当する機器の操作(ON/OFF)をおこなう機能を備えているため、複数の玉貸出処理機に向けてリモコンを操作した場合、赤外線の乱反射により、解錠対象としていない玉貸出処理機の解錠も同時におこなう恐れがある。この結果、誤解錠により、紙幣収納ユニット内に紙幣が存在しない玉貸出処理機に対する施錠作業が必要となり、作業効率の悪化を招くという問題がある。
【0006】
そこで、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、解錠の対象とする玉貸出処理機の機体番号をリモコン操作により設定することにより、希望する玉貸出処理機に対する解錠を確実に実行することができる遊技媒体貸出システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、有価媒体の受け入れにより、遊技媒体の貸し出しをおこなう貸出処理機と、前記貸出処理機に所定の信号を送信するリモコン装置とを備えた遊技媒体貸出システムであって、前記貸出処理機は、前記有価媒体を内部に収納するとともに、当該収納有価媒体を外部から取り出し不可能な収納状態と、取り出し可能な開放状態とに切換可能に構成される有価媒体収納ユニットと、前記有価媒体収納ユニットを前記収納状態に施錠するロック機構と、前記リモコン装置により送信される解錠許可通知に基づいて、前記有価媒体収納ユニットのロック機構に対する解錠をおこなう解錠制御手段とを備え、前記リモコン装置は、解錠許可の対象となる貸出処理機を特定する解錠対象設定手段と、前記解錠許可通知の送信をおこなう解錠許可通知送信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明は、前記解錠対象設定手段は、解錠対象となる貸出処理機本体に付与された機体番号を個別の特定番号として設定する機能を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記貸出処理機には、隣接される遊技機の台番号が前記機体番号として登録され、前記解錠対象設定手段は、解錠対象となる貸出処理機に隣接される遊技機の台番号を個別の特定番号として設定する機能を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項2または3に係る発明において、前記解錠許可通知送信手段は、前記解錠許可通知と前記解錠対象設定手段により設定された特定番号とを含めて送信する機能を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記貸出処理機は、機体本体の機体番号と、前記解錠許可通知送信手段により送信される解錠許可通知および特定番号通知とを比較する入力通知判定手段を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項6に係る発明は、請求項2から5のいずれか一つの発明において、前記リモコン装置は、前記解錠対象設定手段により入力された特定番号をデフォルト値として記憶する特定番号記憶部を備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、パチンコ遊技に対して本発明に係る遊技媒体貸出システムを適用する場合の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、本実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの概要および特徴を説明した後に、この遊技媒体貸出システムの構成を説明し、その後、各種処理の手順を説明し、最後に、他の実施の形態として種々の変形例を説明することとする。
【0014】
(遊技媒体貸出システムの概要および特徴)
まず最初に、本実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの概要および特徴を説明する。図1は、本実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの概要を示す説明図である。図2は、本実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの概略構成を示す機能ブロック図である。図3は、管理サーバ200の構成を示す機能ブロック図を、図4は、中央管理装置100の構成を示す機能ブロック図をそれぞれ示している。
【0015】
この遊技媒体貸出システムでは、図1、2に示すように、それぞれ「島」と呼ばれるグループごとに複数の遊技機(以下、『パチンコ機』と称する)が併設されるとともに、これらパチンコ機10にはそれぞれ1台ずつペアとなるように遊技媒体貸出処理機(以下、『玉貸出処理機』と称する)がパチンコ機10の相互間に挟まれるように据置されており、遊技客により各玉貸出処理機20に挿入された紙幣(現金)による入金情報は売上情報として、中継器300を介して接続された管理サーバ200に対して送信され、この管理サーバ200により各玉貸出処理機20の売上情報(金額)が個別に管理されている。
【0016】
さらに、この管理サーバ200は、第三者機関によって運営される中央管理装置100に接続され、管理サーバ200により集計された各玉貸出処理機20の売上情報は、中央管理装置100に対して送信される。以上のように、中央管理装置100により複数の遊技店(遊技店A、B、C・・・)の総売上金額を統括的に管理する遊技媒体貸出システムが構築されている。
【0017】
ここで、かかる遊技媒体貸出システムにおいて、玉貸出処理機20のBVユニット部50に対する解錠は、解錠を希望(指定)する玉貸出処理機20の機体番号をリモコン90による入力操作で設定するとともに、個別解錠キー95の押下(ON)により解錠通知(ON)の送信をおこなうことに主たる特徴があり、これによって、紙幣の回収を目的としたBVユニット部50の解錠を誤解錠なく確実に実行できるようにしている。ここで、機体番号とは、予め玉貸出処理機20の本体21に付与されている機体本体の番号を表している。
【0018】
この主たる特徴を具体的に説明すると、リモコン90を使用して玉貸出処理機20のBVユニット部50に対する解錠をおこなう場合には、解錠を対象とする玉貸出処理機20の機体番号をリモコン90によるテンキー操作により入力し、次いで、個別解錠キー95による解錠許可通知をON(押下)する操作をおこなうもので、玉貸出処理機20は、リモコン90により送信された「機体番号通知+解錠許可通知」を受信し、この機体番号通知と本体21内のメモリ27に予め記憶されている機体番号との照合をおこない、機体番号が一致する場合には、BVロック機構部53によるロックが解除されものとなり、これによって、紙幣の回収を目的とした紙幣収納ユニットの解錠を誤解錠なく確実に実行できるようにしている。
【0019】
また、本実施の形態では、リモコン90に1度入力された機体番号は、デフォルト値(既定値)としてリモコン内のメモリ86(機体番号記憶部88)に記憶することができる。すなわち、これによって、機体番号が連続する玉貸出処理機20に対する入力操作を容易且つ確実におこなうことができるようにしている。
【0020】
(遊技媒体貸出システムの構成)
次に、本実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの構成を説明する。この遊技媒体貸出システムにおける玉貸出処理機20は、概略的に、遊技客により投入される有価媒体としての紙幣(例えば、1000円札の現金)を受け入れて、遊技媒体である所定数の遊技玉(パチンコ玉)を投出するようにパチンコ機10に対して指示する機能とともに、この紙幣投入時の入金情報をメモリ27内(図8参照)に一時記憶し、この入金情報を売上情報としてリアルタイムで管理サーバ200に通知する機能を備えている。このため、各玉貸出処理機20と管理サーバ200とは中継器300を介して通信自在に構成されている。
【0021】
また、後述するように、玉貸出処理機20は、店内に取り付け固定された枠体30(図6および7参照)に対して着脱自在に構成されており、この枠体30にはジョイント基板31が設けられている。そして、通常(通信状態正常)では、玉貸出処理機20による売上情報は、一旦メモリ27内に格納され、管理サーバ200に通知された後、データ送信が定常におこなわれたことが確認されれば、メモリ27内の売上情報は、消去される。一方、玉貸出処理機20の交換時或は、玉貸出処理機20と管理サーバ200間での通信異常が生じている場合は、玉貸出処理機本体21のメモリ27内に記憶された売上情報は、枠体30側のメモリ32内(ジョイント基板31)に蓄積されることとなる。
【0022】
中継器300(HUB)は、各「島」内に1基ずつ据置されており、各「島」内のネットワークケーブルを束ねる集線装置(コンセントレータ)としての機能を備えている。本実施の形態では、それぞれの中継器300は、シリアル接続(ディジーチェーン)により構成されている。
【0023】
管理サーバ200は、概略的に、遊技媒体貸出システムを構成する各機器の制御をおこなうものであり、各玉貸出処理機20に投入された紙幣による入金情報を個別の売上情報として取得する機能を備えている。具体的には、各玉貸出処理機20の識別IDに基づいて、個々の玉貸出処理機20ごとに投入された紙幣による入金情報を売上情報として集計し、管理する機能を備えている。なお、この管理サーバ200は、遊技店内に設置されているが、中央管理装置100を管理する第三者機関により設置される。
【0024】
図3に示すように、管理サーバ200は、管理サーバデータベース210と、管理サーバ200全体の制御をおこなう制御部215と、メニュー画面や売上情報を表示する表示部216と、各種指示入力を受け付ける入力部217と、玉貸出処理機20および中央管理装置100と通信をおこなうための通信I/F220とを備えている。
【0025】
管理サーバデータベース210は、玉貸出処理機20の識別IDおよび枠体30の識別IDに関連付けた入金情報を玉貸出処理機20の設置場所(号機)ごとに記憶する処理機能を備えている。具体的には、図15(b)に示すように、各遊技店を個別に識別する遊技店コード、取引時(紙幣投入時)の日付を示す取引日付、玉貸出処理機20を特定する本体識別ID、枠体を特定する枠体識別ID、遊技台の番号、売上金額、玉貸出処理機本体の識別IDおよび枠体の識別IDの組み合わせによって取引を一意に特定するための取引IDという7項目のフィールドが設けられている。
【0026】
入力部215は、各種の情報を入力するキーボード、マウスおよびトラックボールなどの指示入力手段であり、管理サーバ200の管理責任者から管理サーバデータベース210の閲覧の受け付けまたは玉貸出処理機20の設定の受け付けなどの遊技店の売上管理に係る指示の受け付けをおこなう機能を備えている。
【0027】
表示部216は、管理サーバ200の操作をおこなう管理責任者に対して、管理サーバデータベース210の情報やメニュー画像(設定画面)を表示として出力する出力手段であり、モニタなどにより構成される。
【0028】
通信I/F220は、玉貸出処理機20の通信I/F26(図8参照)および中継器300を介して各玉貸出処理機20による売上情報を通信により受信する機能および中央管理装置100の通信I/F130(図4参照)を介して管理サーバ200により集計された各玉貸出処理機20の売上情報を送信する機能を備えている。
【0029】
図4に示すように、中央管理装置100は、中央管理制御部110と、表示部115と、遊技店管理データベース120と、通信I/F220(図3参照)を介して通信をおこなう通信I/F130とを備えている。そして、この中央管理装置100は、各遊技店(遊技店A、B、C・・・)に配置された管理サーバ200との間で相互に通信をおこなうことにより、管理サーバ200が取得した玉貸出処理機20の売上情報に基づいて、各遊技店ごとの総売上集計、各玉貸出処理機20の管理などをおこなう機能を有している。
【0030】
ここで、この遊技媒体貸出システムは、プリペイドカードなどの媒体を消費することなく、玉貸出処理機20に投入される紙幣(現金)による入金情報を売上情報として、管理サーバ200に通知をおこなうとともに、管理サーバ200により各玉貸出処理機20の売上情報を集計管理し、これら各玉貸出処理機20の集計データを中央管理装置100に通知するシステムである。
【0031】
このため、玉貸出処理機20および枠体30のそれぞれには、予め個別の識別ID(玉貸出処理機20の識別ID、枠体30の枠体識別ID)が付与されており、これら2つの識別IDは、遊技店の開店時(玉貸出処理機の電源ON時)、この玉貸出処理機20から管理サーバ200に対して通信により通知され、管理サーバ200内に設けられた管理サーバデータベース210内に自動的に登録され、以降、各玉貸出処理機20は、遊技客により投入された紙幣による入金ごとに管理サーバ200に対して入金額(売上金額)をリアルタイムに通知するものとなる。また、営業時間中に玉貸出処理機20が取り替えられたときにも、新たに取り付けられた玉貸出処理機20の識別IDが管理サーバ200に通知、登録される。
【0032】
一方、管理サーバ200では、玉貸出処理機20からの通信情報(売上金額)を受信し、玉貸出処理機20の識別IDに関連付けて、更新および集計をおこなう。なお、遊技店内には遊技機10および玉貸出処理機20に接続されたホールコンピュータ(図示せず)が備えられており、このホールコンピュータにより賞球、出球率などの遊技情報に基づいて遊技店内の総売上が管理されることとなっている。
【0033】
以下、図5〜8を参照して玉貸出処理機20およびパチンコ機10における構成の詳細について説明する。図5は、図2に示した遊技媒体貸出システムで適用する玉貸出処理機20およびパチンコ機10の外観正面図、図6は、玉貸出処理機20を示す側面図(枠体30との連結状態)、図7は、枠体30と玉貸出処理機20との分離状態を示す図をそれぞれ示している。図8は、玉貸出処理機20の概要構成を示す機能ブロック図である。
【0034】
図5に示すように、玉貸出処理機20は、外見上縦長に構成したもので、貸出処理機20を構成する本体部21と、この本体部21よりも前方(図6の右側)に向けて僅かに突出するように形成されたBVユニット部50とを備えている。後述するように、このBVユニット部50は、リモコン90による解錠許可操作により本体部21の内部から自動的に取り出し可能(離脱)に構成されている。
【0035】
ここで、図6、7に示すように、この玉貸出処理機20は遊技店内に取り付け固定された枠体30に対して着脱自在となっており、具体的には、玉貸出処理機20を枠体30に対して連結させ玉貸出処理機20および枠体30の上下に位置するコネクタを相互に嵌め込むことにより、この玉貸出処理機20をパチンコ機10に隣接した位置(図5では左側)に据置することができる。
【0036】
また、玉貸出処理機20の本体部21の前面パネルには、表示ランプ22、表示部23、リモコン用受光部24とを備えている。表示ランプ22は、玉貸出処理機20の稼働状態を3色(緑色、赤色、黄色)のランプにより報知する機能を備えている。具体的に説明すると、緑色ランプの点灯は、正常動作を、赤色ランプの点灯は、玉貸出処理機20に何らかの異常が発生したとき、黄色ランプの点灯は、通信経路の断線状態をあらわすオフライン状態をそれぞれ示している。
【0037】
表示部23は、玉貸出処理機20のエラー状態をエラーコードなどで表示する機能を備えている。リモコン用受光部24は、リモコン90により送信された通知信号に基づいて、玉貸出処理機20のエラー状態をリセットするエラーリセット信号、解錠許可通知を受信する機能を備えている。後述するように、解錠対象となる玉貸出処理機20がリモコン90による解錠許可通知(機体番号通知+解錠許可信号)を受信した際には、BVユニット部50のロック(施錠)が解錠されるものとなる。
【0038】
制御部25は、玉貸出処理機20における各処理を一括してコントロールする制御機能を備えており、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、機能概念的に、入力通知判定部54と、パチンコ機10に対する玉投出機能を具備する玉貸制御部70とを備える。
【0039】
入力通知判定部54は、リモコン90から送信された機体番号通知を取得するとともに、この機体番号通知に含まれる機体番号とメモリ27内に記憶されている、玉貸出処理機20の機体番号とが同一であるかを判定する機能を備えている。
【0040】
通信I/F26(インターフェース)は、中継器300を介して管理サーバ200に対して各玉貸出処理機20による売上情報をリアルタイムで送信する機能を備えている。
【0041】
メモリ27は、玉貸出処理機20の記憶部としての機能を備えており、このメモリ27内には、売上情報記憶テーブル28が格納されている。なお、本例では、メモリ27内には、個々の玉貸出処理機20を特定する識別IDが記録されるとともに、隣接される遊技機の台番号が機体番号として記録される。識別IDは、玉貸出処理機20ごとに固有且つ固定されるものであるが、機体番号(台番号)については、設置場所(組み合わせられる遊技機)に応じて変更される。
【0042】
売上情報記憶テーブル28は、紙幣による入金情報を売上情報として玉貸出処理機20の識別IDおよび枠体30の識別IDの組み合わせごとに記憶するテーブルである。具体的には、図15(a)に示すように、玉貸出処理機20の識別IDおよび枠体30の識別IDの組み合わせ(取引ID)ごとの複数の領域に、各遊技店を個別に識別する遊技店コード、玉貸出処理機20を特定する本体識別ID、枠体を特定する枠体識別ID、遊技台の番号および売上金額を記憶する機能を備えている。
【0043】
BVユニット部50は、紙幣投入口15、紙幣収納部51、紙幣識別部52、紙幣検知センサ54、紙幣有無判定部55とを備えている。紙幣投入口15は、紙幣(本例では、1000円札)を受け入れて、この紙幣を紙幣収納部51に取り込むための開口である。紙幣収納部51は、遊技客により紙幣投入口15から投入された紙幣を収納する機能を備えている。つまり、本例では、店員により紙幣収納部51内に収納された紙幣を回収するようにしている。このため、本例では、紙幣を島端へ搬送する紙幣搬送路および島端において紙幣を回収する紙幣回収ボックスが不要となる。
【0044】
紙幣識別部52は、遊技客により紙幣投入口15から投入された紙幣に対する金額情報の判定(識別)および金額情報を記憶する紙幣処理機能を備えており、遊技客により投入された紙幣を受け入れて識別し、正常と判定される紙幣については、その識別結果および金額情報は制御部25に通知される。一方、投入された紙幣が識別不能な紙幣については、紙幣投入口15を通じて返却するものとなる。
【0045】
BVユニット制御部56は、リモコン90により送信される解錠許可通知(機体番号通知+解錠許可信号)に基づいて、ロック機構部53によるロック(施錠)を制御する機能を備えている。本例では、後述するように、ロック機構部53を構成するソレノイド60に通電をし、この通電によりロック機構53の解錠をおこなう。
【0046】
BVロック機構部53は、BVユニット部50の施錠をおこなう機構を備えており、このBVロック機構部53によるロック(施錠)の解錠は、遊技店の店員や管理者が所持するリモコン90による解錠操作によりおこなわれる。このBVロック機構部53の詳細については、後述する。80は、玉貸出処理機20に対して、AC電源(100V)による電圧を供給するための電源部である。
【0047】
一方、枠体30の上部位置には、ジョイント制御基板31が設けられており、このジョイント基板31は、玉貸出処理機20を入れ替えた際および通信状態の断線時(オフライン時)の売上情報(データ)の保存用として機能するメモリ33を備えている。このメモリ33の内部には、パチンコ機10の遊技台番号に対応するとともに、玉貸出処理機20の識別IDおよび枠体30の識別IDに関連付けた入金情報を格納する売上情報記憶テーブル33が設けられている。
【0048】
また、遊技機であるパチンコ機10は遊技領域11および下方に設けた上皿12とにより構成され、その内部には玉投出機構部13が設けてある。この玉投出機構部13は、制御部25から打球投出要求が与えられた場合、並びにパチンコ機10による賞玉投出要求が与えられた場合に、それぞれパチンコ機10の上皿12に所定数のパチンコ玉を投出する部分である。
【0049】
さらに、遊技機であるパチンコ機10の上部には、呼出ランプ10aが配置される(図5参照)。この呼出ランプ10aは、複数のランプ類10bや台番号表示部10cを備えており、パチンコ機10において大当たり状態が発生した場合や、遊技客によって所定操作がおこなわれた場合に、ランプ類10bが点灯して周囲(他の遊技客や店員)に状態を知らせるものである。また、パチンコ機10の台番号表示部10cには台番号(例えば、『10番』)が表示される。
【0050】
次に、図9を参照して、本実施の形態1におけるBVユニット部50に対する解錠機構について説明する。図9は、紙幣の回収時におこなわれるロック(施錠)の解錠動作を説明する玉貸出処理機20の斜視図を示している。
【0051】
すなわち、図9に示すように、BVロック機構部53は、遊技店の管理者などが所持するリモコン90による操作(解錠許可信号の送信)に基づいて、ロック機構部53によるロックが解錠する機構となっている。具体的には、管理者が玉貸出処理機20のリモコン用受信部24に向けて、リモコン90を操作して対象とする機体番号(台番号)を設定し、個別解錠キー95(図11参照)をON操作するとBVユニット部50が玉貸出処理機20の前方(図9の矢印A方向)に離脱するとともに、紙幣収納部51(図9)が開口する機構となっている。これにより、紙幣収納部51に収納された紙幣を回収するものとなる。
【0052】
一方、BVユニット部50の装着(施錠)は、前方に突出した状態のBVユニット部50を手で本体21側(図9の矢印B方向)に向けて、押し込むことにより、BVロック機構部53を作動させることができる。後述するように、ロック機構部53の作動は、ソレノイド60に対する通電のON/OFFによりおこなう。以下、図10(a)、(b)を参照して、BVロック機構部53の詳細を説明する。
【0053】
すなわち、図10(a)に示すように、BVロック機構部53は、ソレノイド60、ロックレバー61、アンカー板75、押圧板ばね71とから構成されている。また、BVユニット部50の上下位置には、スライドレール74が設けられているため、このBVユニット部50はスライドレール74に沿って、装着方向および取り出し方向に平行移動することができる。
【0054】
アンカー板75の上端部には押圧板ばね71の基端部が取り付けられ、この押圧板ばね71の先端部は、紙幣収納部51を構成する筐体(ケース)の後端部に当接されている。
【0055】
このため、常時、BVユニット部50は、押圧板ばね71の弾力により、BVユニット部50が離脱する方向(図10のA方向)に向けて押圧されている。ロックレバー61の先端部には、鉤部62が形成されており、この鉤部62は、アンカー板71に形成された係合ピン72と係合可能となっている。
【0056】
また、引っ張りばね73の一端(図10の上側)は、アンカー板71の上部に延出された取り付け部71aに、他端(図10の下側)は、ロックレバー61の基端部に取り付けられている。このため、ソレノイド60のOFF時(非通電時)、ロックレバー61は、引っ張りばね73の弾力により支軸78を支点として、時計方向に偏奇するため、この弾力によりロックレバー61の鉤部62とアンカー板71の係合ピン62とが係合し、これにより、BVユニット部50に対するロック(施錠)をおこなわれるものとなる。なお、ソレノイド60に対する通電のON/OFFは、BVユニット制御部56による通電制御によりおこなわれる。
【0057】
一方、図10(b)に示すように、ソレノイド60のON時(通電時)には、このソレノイド60の作動(ON)にともなって、引っ張りばね73の弾力に抗して、ロックレバー61の鉤部62とアンカー板71の係合ピン72との係合が外れる。これにより、BVユニット部50は、押圧板ばね71の押圧力により、スライドレール74に沿って、図10(b)の矢印A方向に向けて離脱する。これにより、BVユニット部50に対する解錠をおこなうことができる。また、前述したように、BVユニット部50に対する施錠は、このBVユニット部50を手により、図10(b)の矢印B方向に向けて、押し込むことにより容易におこなうことができる。
【0058】
以上のように、本例のロック機構部53の場合には、リモコンによる操作で簡単に解錠をおこなうことができ、ロック(施錠)は手動により容易におこなうことができるため、従来のように店員が解錠用の鍵などを持ち歩く必要がなくなるうえ、紙幣収納部51内の紙幣を搬送する紙幣搬送機構や紙幣収納金庫などが不要となり、コスト削減およびセキュリティの面で有効である。
【0059】
次に、本発明の遊技媒体貸出システムにおいて適用されるリモコンの概要について説明する。図11(a)は、遊技店の管理者などが所持する管理者用のリモコン、図11(b)は、一般の係員(店員)が所持するリモコンをそれぞれ示す外観図である。また、図12は、リモコンの概略を示す機能ブロック図を示している。
【0060】
リモコン90は、赤外線を送出する発光ダイオード(LED)などを備えた無線式の遠隔操作装置である。すなわち、図11(a)に示すように、リモコン90構成する前面パネル部には、エラーの発生時に、リセット処理をおこなうリセットキー92、操作の設定をおこなう設定キー93、操作の取り消しをおこなう取消キー94、解錠許可通知を設定する個別解除キー95、送りキー96、戻しキー97などの設定入力部91(図12)および玉貸出処理機20の機体番号を入力するためテンキー(0〜9)などのテンキー入力部98が設けられている。
【0061】
図12は、リモコン90の概要を示す機能ブロック図である。すなわち、リモコン90は、制御部85と、メモリ86と、LED送信部87と、機体番号記憶部88と、設定入力部91と、テンキー入力部98とから構成されている。LED送信部87は、玉貸出処理機20のリモコン用受光部24(図8)に赤外線信号を送信し、BVロック機構部53の作動を指示するLEDなどからなる赤外線送信部である。
【0062】
機体番号記憶部88は、予め個別の玉貸出処理機20のそれぞれが備えている玉貸出処理機20本体21の機体番号を記憶する機能を備えている。なお、図10(b)に示した店員用のリモコンは、主に玉貸出処理機20に発生したエラー表示などのリセット処理をおこなう際に使用される。
【0063】
(各種処理の手順)
次に、本実施の形態に係る遊技媒体貸出システムによる各種処理の手順を説明する。なお、ここでは、本発明に係る本発明に係る遊技媒体貸出システムの「基本制御手順」を説明した後に、「全体制御手順」について説明し、次いで、本発明の特徴である紙幣回収処理手順の詳細について説明する。
【0064】
<基本制御手順>
図13は、本実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの基本制御手順を示すフローチャートである。すなわち、本発明の遊技媒体貸出システムは、大別して(1)開店時設定工程(ステップSA100)、(2)オンライン制御工程(ステップSA200)、(3)紙幣回収工程(ステップSA300)、(4)定期通信工程(ステップSA400)、(5)閉店時設定工程(ステップSA500)の5つの処理工程により構成されている。まず、これら(1)〜(5)の各制御工程について簡単に説明する。
【0065】
(1)開店時設定工程
開店時設定工程は、管理サーバ200により実行される開店通知による開店処理であり、この開店処理は、開店通知として、第三者機関に設置される中央管理装置100および遊技店内の各玉貸出処理機20に対してその旨が通知されるものとなる。
【0066】
すなわち、玉貸出処理機20および枠体30のそれぞれには、予め個別の識別ID(玉貸出処理機本体の識別ID、枠体の枠体識別ID)が付与されており、これら2つの識別IDは、玉貸出処理機20の電源ON時、この玉貸出処理機20から管理サーバ200に対して通信により通知されるとともに、これら玉貸出処理機20の識別ID、枠体の枠体識別IDは、管理サーバ200内に設けられた管理サーバデータベース210内に自動的に登録される。以降、管理サーバ200は、各玉貸出処理機20からリアルタイムで通知される売上情報を管理サーバデータベース210内に格納するとともに、紙幣の投出に伴って売上情報の更新をおこなうこととなる。
【0067】
(2)オンライン制御工程(通常時)
オンライン制御工程は、遊技客によって玉貸出処理機20に対して現金(紙幣)が投入された際、この玉貸出処理機20からパチンコ機10に対して、玉を貸し出す玉貸し出し命令を通知するとともに、投入された紙幣による売上情報を玉貸出処理機20の識別IDおよび枠体30の識別IDに関連付けて管理サーバ200に対して通知する処理工程である。ここで、管理サーバ200から中央管理装置100に対して送信される売上情報の通知は、通常はリアルタイム通信により、逐次おこなわれるが、一定時間ごとにおこなうようにしてもよい。
【0068】
(3)紙幣回収工程
紙幣回収工程は、遊技店の店員或いは管理者が所持するリモコンの操作により玉貸出処理機20に備えたBVユニット部50の解錠をおこない、このBVユニット部50の内部に収納されている紙幣を回収する処理工程であり、遊技店の営業時間内および閉店時に適宜おこなわれる。詳細は、後述するが、紙幣回収工程における、紙幣の回収は、リモコン90を使用して玉貸出処理機20の機体番号をテンキー操作により設定することによる解錠操作でおこなわれる。
【0069】
(4)定期通信工程
定期通信工程は、遊技店の営業時間内において、管理サーバ200と中央管理装置100との間で実施される相互間の接続状態やエラーログなどを定期的に確認する処理工程である。
【0070】
(5)閉店時設定工程
閉店時設定工程は、各玉貸出処理機20から1日の売上情報を管理サーバ200により全て取得するとともに、中央管理装置100に対して集計売上情報を送信する処理工程である。この際、管理サーバ200から閉店通知信号が中央管理装置100および玉貸出処理機20に対して送信される。
【0071】
<玉貸出制御処理>
図14は、遊技媒体貸出システムにおけるオンライン制御工程(通常動作時)の詳細を示すフローチャートである。この図14に示すフローチャートは、管理サーバ200と玉貸出処理機20との間でおこなわれる処理手順である。すなわち、遊技客により玉貸出処理機20の紙幣投入口15に紙幣(1000円札)が投入されると(ステップS100)、BVユニット50は、投入された紙幣の真偽を紙幣識別部52により正常な紙幣か否かを判定する(ステップS110)。そして、ステップS110による判定により紙幣が不良紙幣と判定された場合には、紙幣投入口15を通じて返却する(ステップS110否定)。
【0072】
一方、投入された紙幣が正常な紙幣と判定された場合には(ステップS110肯定)、この紙幣を紙幣収納部51内に収納するとともに、次の、ステップS120による玉貸出し処理に移行する(ステップS120)。具体的には、玉投出機構部13によりパチンコ機10に対して、1000円分の玉の貸し出しをおこなう。
【0073】
これにより、パチンコ機10の上皿12には、1000円分の玉の投出がおこなわれ、遊技客による遊技が可能となる。以下、玉貸出処理機20では、遊技客により投入された入金情報を売上情報として、この売上情報をメモリ27内の売上情報記憶テーブル28内に識別ID(玉貸出処理機20および枠体30)に関連付けて格納する(ステップS130)。
【0074】
図15(a)は、玉貸出処理機20のメモリ27内および枠体30のメモリ32内に備えられた売上情報記憶テーブル28、33の一例を示している。同図に示すように、売上情報記憶テーブル28、33は、各遊技店を個別に識別する遊技店コード、玉貸出処理機本体を特定する本体識別ID、枠体を特定する枠体識別ID、遊技台の番号、売上金額、取引時に設定される取引識別IDという6項目のフィールドが設けられている。
【0075】
すなわち、図15(a)は、台番号100番のパチンコ機10で遊技をおこなう遊技客が玉貸出処理機20(本体識別ID:XXXX1、枠体識別ID:YYYY1)に1000円投入したときの売上情報記憶テーブル28および台番号101番のパチンコ機10で遊技をおこなう遊技客が玉貸出処理機20(本体識別ID:XXXX2、枠体識別ID:YYYY2)に1000円投入したときの売上情報記憶テーブル28を示している。そして、これら各フィールドには、遊技客が玉貸出処理機20に紙幣を投入する都度、記憶データとして格納され、売上情報記憶テーブル28内の売上情報は、リアルタイムで管理サーバに通知される。
【0076】
図14のフローチャートに戻り、玉貸出処理機20では、通信I/F26を通じて管理サーバ200に対して識別IDに対応付けた売上情報の通知をおこなう(ステップS140)。一方、管理サーバ200では、玉貸出処理機20から売上情報の通知を受信し(ステップS150)、この売上情報を管理サーバデータベース210内に格納する(ステップS160)。次いで、同一の識別IDがあるか否かの判定をおこない(ステップS170)、同一の識別IDがある場合には(ステップS170肯定)、同一の識別IDに関連付けて売上情報の更新をおこなう(ステップS180)。
【0077】
一方、ステップS170の判定により、玉貸出処理機20から通知された識別IDが無い場合は(ステップS170否定)、エラー処理となる(ステップS175)。具体的には、当該玉貸出処理機20に対して取引停止指令を送信するとともに、操作者(管理者)に報知する。店内に設定される全ての玉貸出処理機20は、電源ON時(開店時或は、玉貸出処理機20の交換時)に識別IDを管理サーバ200に登録されているのであるから、ステップS170において否定されることは、通常起こることではない。
【0078】
以下、ステップS180により更新および集計された売上情報は、管理サーバ200から中継器300を通じて中央管理装置100に対して送信される(ステップS190)。中央管理装置100では、管理サーバ200から通知された各玉貸出処理機20による売上情報に基づいて、遊技店の総売上情報の管理をおこなうものとなる。
【0079】
図15(b)は、管理サーバ200内に備えられた管理サーバデータベース210の一例を示している。同図に示すように、管理サーバデータベース210は、各遊技店を個別に識別する遊技店コード、取引時(紙幣投入時)の日付を示す取引日付、玉貸出処理機本体を特定する本体識別ID、枠体を特定する枠体識別ID、遊技台の番号、売上金額、取引時に設定される取引識別IDという7項目のフィールドが設けられている。
【0080】
この管理サーバデータベース210の各フィールドのうち売上金額は、玉貸出処理機20から通知される識別IDに関連付けられた売上情報に基づいて、照合がおこなわれるとともに、更新処理により更新された売上情報(金額)がリアルタイム通信により中央管理装置100に送信される。
【0081】
再度、図14のフローチャートに戻り、処理手順を説明する。すなわち、ステップS200において、管理サーバ200により紙幣の回収指示設定が有るか否かの判定をおこない(ステップS200)、この紙幣回収指示が設定される場合には(ステップS200肯定)、紙幣回収処理に移行する(ステップS210)。一方、ステップS200の判定により紙幣回収指示設定がない場合には(ステップS200否定)、そのまま処理工程は終了する(エンド)。
【0082】
図16は、図13に示した紙幣回収処理工程を説明するフローチャートである。通常、この紙幣回収処理は、遊技店の閉店時など管理サーバ200からの閉店信号の受信などにより、紙幣の回収指示が有る場合に実行される。
【0083】
すなわち、先ず、管理者が持つリモコン90では、解錠を対象とする玉貸出処理機20の機体番号の入力をテンキー入力部98(図12)によりおこなう(ステップS610)。前述したように、この機体番号は、予め玉貸出処理機20に付与される番号であり、接続されるパチンコ機10の台番号が利用される。次いで、テンキー入力部98による入力操作が正しくおこなわれたかを判定し(ステップS620)、入力操作が正しい場合には(ステップS620肯定)、設定キー93を押下(ON)する(ステップS630)。ここで、機体番号の入力を間違えた場合には、リセットキー92によりリセットし修正する。
【0084】
以下、個別解錠キー95を押下(ON)する(ステップS640)。このステップS640による個別解錠キー95の押下(ON)は、リモコン90を該当する玉貸出処理機20のリモコン用受光部24に向けておこなう。以上のステップS610〜ステップS640までの操作手順により、玉貸出処理機20に対して、リモコン90により設定された特定の機体番号通知および解錠許可通知(「機体番号通知+解錠許可通知」)が玉貸出処理機20に向けて送信される。
【0085】
一方、玉貸出処理機20は、リモコン90から送信された通知信号(「機体番号通知+解錠許可通知」)を受信すると(ステップS650)、受信した通知信号が解錠通知であるかの判定をおこない(ステップS660)、解錠許可通知と判定された場合には(ステップS660肯定)、次いで、受信した機体番号通知がメモリ86(図12)の機体番号記憶部88内に記憶されている機体番号と同一であるかの判定をおこなう(ステップS670)。
【0086】
以下、ステップS670の判定により、リモコン90から送信された機体番号通知と機体番号記憶部88に記憶されている機体番号とが一致した場合には(ステップS670肯定)、BVユニット制御部56(図8)から紙幣ロック機構部53に対して、解錠許可通知を送信する(ステップS680)、以下、玉貸出処理機20は解錠となる(ステップS690)。なお、ステップS660の判定により、リモコン90から送信された通知信号が解錠許可通知でない場合(エラーリセット信号など)(ステップS660否定)およびステップS670の判定により、リモコン90から送信された機体番号通知と記憶されている機体番号とが一致しない場合(ステップS670否定)、BVユニット部50の解錠は不可(NG)となる(エンド)。
【0087】
次に、実際のリモコン操作による解錠手順を説明する。図17は、リモコン90による玉貸出処理機20に対する解錠手順の一例を示す説明図である。図17では、玉貸出処理機20の機体番号がそれぞれ、「0010」、「0015」、「0022」である例を示している。すなわち、この図17に示すように個別(単独)の玉貸出処理機20に対する解錠の場合は、リモコン90のテンキー入力により、所定の機体番号(「0010」、「0015」、「0022」・・・)を順次入力した後、設定キー93、個別解錠キー95の押下(ON)により、「機体番号通知+解錠許可信号」を解錠対象とする玉貸出処理機20に送信し、当該玉貸出処理機20に対する解錠を実行することができる。
【0088】
図18は、玉貸出処理機20の機体番号がそれぞれ、「0025」、「0026」、「0027」である例を示している。すなわち、図18に示すように機体番号が順に連続するの場合は、先ず、機体番号「0025」の入力後、送りキー96を押下(ON)することにより、機体番号が「0025」の次の、「0026」の解錠を設定することができる。これは、機体番号「0025」の入力後、この入力値は、デフォルト値として、メモリ85内の機体番号記憶部88に記憶されるからである。
【0089】
上述してきたように、本実施の形態では、玉貸出処理機20のBVユニット部50に対する解錠をおこなう場合、解錠対象となる玉貸出処理機20の機体番号をリモコン90によるテンキー操作により入力し、次いで、個別解錠キーによる解錠許可通知を送信する操作により、解錠対象となる玉貸出処理機20のみの解錠をおこなえるので、解錠を希望する玉貸出処理機を誤解錠なく確実に実行することができる。
【0090】
また、リモコン90のメモリ86には、1度入力した機体番号をデフォルト値として記憶する機体番号記憶部88を備えているので、機体番号が連続する玉貸出処理機20に対する入力操作(解錠操作)を容易且つ確実におこなうことができるうえ、リモコン90による操作性を向上することができる。
【0091】
(他の実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。
【0092】
例えば、本実施の形態では、本発明に係る遊技媒体貸出システムをパチンコ遊技に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチスロ機による遊技システムにおいても同様に適用することができる。
【0093】
また、本実施の形態では、パチンコ機の内部から玉が投出される(所謂、CR機方式)について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、玉貸出処理機からノズルを介して玉が投出される方式においても同様に適用することができる。
【0094】
また、本実施の形態では、有価媒体として紙幣を収納する玉貸出処理機20を有する遊技媒体貸出システムについて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、有価媒体は価値を有する、もしくは価値を特定できる媒体であれば、紙幣以外に硬貨、カード、ICコイン等を受け入れて収納する玉貸出処理機20を有する遊技媒体貸出システムにおいても同様に適用することができる。
【0095】
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0096】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、有価媒体の受け入れにより、遊技媒体の貸し出しをおこなう貸出処理機と、前記貸出処理機に所定の信号を送信するリモコン装置とを備えた遊技媒体貸出システムであって、前記貸出処理機は、前記有価媒体を内部に収納するとともに、当該収納有価媒体を外部から取り出し不可能な収納状態と、取り出し可能な開放状態とに切換可能に構成される有価媒体収納ユニットと、前記有価媒体収納ユニットを前記収納状態に施錠するロック機構と、前記リモコン装置により送信される解錠許可通知に基づいて、前記有価媒体収納ユニットのロック機構に対する解錠をおこなう解錠制御手段とを備え、前記リモコン装置は、解錠許可の対象となる貸出処理機を特定する解錠対象設定手段と、前記解錠許可通知の送信をおこなう解錠許可通知送信手段とを備えることとしたので、リモコン装置により確実に解錠を希望する貸出処理機に対して、個別の解錠許可通知を送信できることから誤解錠のない解錠操作をおこなえるという効果を奏する。
【0098】
また、本発明によれば、前記解錠対象設定手段は、解錠対象となる貸出処理機本体に付与された機体番号を個別の特定番号として設定する機能を備えることとしたので、個別の特定番号に基づいて、リモコン装置により解錠対象とする貸出処理機の設定を容易におこなえるという効果を奏する。
【0099】
また、本発明によれば、前記貸出処理機には、隣接される遊技機の台番号が前記機体番号として登録され、前記解錠対象設定手段は、解錠対象となる貸出処理機に隣接される遊技機の台番号を個別の特定番号として設定する機能を備えることとしたので、台番号は遊技機上部における呼出ランプ等の外部から見やすい位置に表示されるため、対応付けが容易であるという効果を奏する。
【0100】
また、本発明によれば、前記解錠許可通知送信手段は、前記解錠許可通知と前記解錠対象設定手段により設定された特定番号とを含めて送信する機能を備えることとしたので、個別の機体番号に基づいて、リモコン装置により設定した機体番号に該当する貸出処理機のみの解錠がおこなわれるため、余分な施錠作業の減少により紙幣回収効率を向上できるという効果を奏する。
【0101】
また、本発明によれば、前記貸出処理機は、機体本体の機体番号と、前記解錠許可通知送信手段により送信される解錠許可通知と特定番号とを比較する入力通知判定手段を備えることとしたので、リモコン装置により設定した特定番号(機体番号)に該当する貸出処理機がない場合には、解錠はおこなわれないため、セキュリティ性を向上できるという効果を奏する。
【0102】
また、本発明によれば、前記リモコン装置は、前記解錠対象設定手段により入力された特定番号(機体番号)をデフォルト値として記憶する特定番号記憶部を備えることとしたので、機体番号が連続する玉貸出処理機に対する入力操作(解錠操作)を容易且つ確実におこなうことができ、リモコンによる操作性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの概要を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの概略構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図2に示した管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。
【図4】図2に示した中央管理装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図5】図2に示した遊技媒体貸出システムで適用する玉貸出処理機およびパチンコ機の外観正面図である。
【図6】図5に示した玉貸出処理機を示す側面図である。
【図7】図5に示した玉貸出処理機と枠体との分離状態を示す図である。
【図8】実施の形態に係る玉貸出処理機の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図9】玉貸出処理機のBVユニット部に対する着脱状態を示す斜見図である。
【図10】(a)は、BVロック機構部のロック状態を、(b)は、ロック解錠状態をそれぞれ示す概略説明図である。
【図11】(a)は、管理者用のリモコン、(b)は、一般の店員用のリモコンをそれぞれ示す外観図である。
【図12】実施の形態に係るリモコンの概略を示す機能ブロック図である。
【図13】実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの基本処理手順を示すフローチャートである。
【図14】実施の形態に係る遊技媒体貸出システムの全体処理手順を示すフローチャートである。
【図15】(a)は、売上情報記憶テーブルの構成を、(b)は、管理サーバデータベースの構成をそれぞれ示す図である。
【図16】図13に示した紙幣回収処理手順を示すフローチャートである。
【図17】リモコンの操作による解錠許可設定手順を説明する図である(その1)。
【図18】リモコンの操作による解錠許可設定手順を説明する図である(その2)。
【符号の説明】
10 パチンコ機
10a 呼出ランプ
10b ランプ類
10c 台番号表示部
11 遊技領域
12 上皿
13 玉投出機構部
15 紙幣挿入口
20 玉貸出処理機
22 表示ランプ部
23 表示部
24 リモコン用受光部
25、85、215 制御部
26、130、220 通信I/F
27、32、86 メモリ
30 枠体
31 ジョイント基板
28、33 売上情報記憶テーブル
50 BVユニット部
51 紙幣収納部
52 紙幣識別部
53 BVロック機構部
54 入力通知判定部
56 BVユニット制御部
70 玉貸制御部
80 電源部
87 LED送信部
88 機体番号記憶部
90、90a リモコン
91 設定入力部
98 テンキー入力部
100 中央管理装置
110 中央管理制御部
115、216 表示部
120 遊技店管理データベース
200 管理サーバ
210 管理サーバデータベース
300 中継器

Claims (6)

  1. 有価媒体の受け入れにより、遊技媒体の貸し出しをおこなう貸出処理機と、前記貸出処理機に所定の信号を送信するリモコン装置とを備えた遊技媒体貸出システムであって、
    前記貸出処理機は、
    前記有価媒体を内部に収納するとともに、当該収納有価媒体を外部から取り出し不可能な収納状態と、取り出し可能な開放状態とに切換可能に構成される有価媒体収納ユニットと、
    前記有価媒体収納ユニットを前記収納状態に施錠するロック機構と、
    前記リモコン装置により送信される解錠許可通知に基づいて、前記有価媒体収納ユニットのロック機構に対する解錠をおこなう解錠制御手段とを備え、
    前記リモコン装置は、
    解錠許可の対象となる貸出処理機を特定する解錠対象設定手段と、
    前記解錠許可通知の送信をおこなう解錠許可通知送信手段と
    を備えることを特徴とする遊技媒体貸出システム。
  2. 前記解錠対象設定手段は、解錠対象となる貸出処理機本体に付与された機体番号を個別の特定番号として設定する機能を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体貸出システム。
  3. 前記貸出処理機には、隣接される遊技機の台番号が前記機体番号として登録され、前記解錠対象設定手段は、解錠対象となる貸出処理機に隣接される遊技機の台番号を個別の特定番号として設定する機能を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体貸出システム。
  4. 前記解錠許可通知送信手段は、前記解錠許可通知と前記解錠対象設定手段により設定された特定番号とを含めて送信する機能を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の遊技媒体貸出システム。
  5. 前記貸出処理機は、機体本体の機体番号と、前記解錠許可通知送信手段により送信される解錠許可通知および特定番号通知とを比較する入力通知判定手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の遊技媒体貸出システム。
  6. 前記リモコン装置は、前記解錠対象設定手段により入力された特定番号をデフォルト値として記憶する特定番号記憶部を備えることを特徴とする請求項2から5のいずれか一つに記載の遊技媒体貸出システム。
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