JP2005043268A - 溶液吐出機および顕微鏡標本封入装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポンプの内圧に依存して吐出用及び吸入用の逆止弁が開閉することにより、ポンプの吸入動作で吸入した標本封入溶液を吐出動作で吐出ノズルからスライドグラスに吐出する溶液吐出機Cにおいて、吐出ノズル110を備えたノズルヘッド203を回転及び昇降可能な回転主軸230に取り付けて旋回及び昇可能とし、吐出ノズル110を旋回させて標本封入溶液を吐出後、さらにノズルヘッド203を洗浄位置まで旋回させながら上昇させ、次にノズルヘッド203を降下させてノズル洗浄槽300内の洗浄液に吐出ノズルを浸ける。
【選択図】 図2
Description
図1及び図2は本発明の第1の実施の形態を示す。
納させるスライドグラス移動機構Dと、標本封入溶液の吐出後にカバーガラス(不図示)をスライドグラス上に一枚づつ供給して試料を封入するカバーガラス供給機(不図示)と、装置全体の制御を行なう制御装置(不図示)とにより構成されている。
スライドグラス収納機Aは、ボールねじ式の送り機構を駆動手段に利用して、スライドグラス収納スリット棚250を上下に昇降可能としたもので、共通基台260の一端部に取り付けた固定台255から上方に向けて延びる昇降ガイド部材254が固定されている。
この昇降ガイド部材254には、上記したボールねじ式の送り機構を構成する長尺のボールねじ252が平行に配置されており、ボールねじ252の上端部が昇降ガイド部材254の上端部に回転自在に軸支され、またボールねじ252の下端部が固定台255に回転自在に軸支されて、ボールねじ252の軸方向の移動を阻止するが軸回りの回転を許容している。
したがって、ボールねじ252が正逆方向に回転すると、ボールナット256が取り付けられている下方の昇降板253bに上下方向の駆動力が伝達されるので、スライドガラス収納スリット棚250が昇降する。その際、上方の昇降板253aはスライドガラス収納スリット棚250の倒れを防止しつつスライドガラス収納スリット棚250のスムーズな昇降を行なえるようにガイドする。
スライドガラス収納スリット棚250は、スリット状に形成された複数の棚部250aを上下方向に一定間隔で形成したもので、保持ポール251とは反対の正面側に棚部250aの開口が形成されている。
溶液吐出機Bは、図6に示す吸入用逆止弁102と同じ構成のばねでボールを弁座に常時付勢し、ポンプ内が減圧されると該ボールが該ばねの付勢力に抗して該弁座から離れて弁を開くタイプの逆止弁(不図示)を下部に有する例えば図6に示すベローズパイプの伸縮により吸引と吐出を行なう構成のポンプ205と、該ベローズパイプを伸縮駆動させるための昇降板106をポンプ駆動用のパルスモータ104によりボールねじ108を介して上下動させる駆動部と、下部に吐出ノズル110が設けられたノズルヘッド203とを有し、ノズルヘッド203には、図6に示す吐出用逆止弁109と同じ構成のぱねでボールを弁座に常時付勢し、ポンプ内が加圧されると該ボールが該ばねの付勢力に抗して該弁座から離れて弁を開くタイプの逆止弁(不図示)を吐出ノズル110の上部に取り付けている。また、ノズルヘッド203とポンプ205の吐出パイプとの間は可挑性の接続パイプ204により接続されており、昇降旋廻機構Cによるノズルヘッド203の旋廻を可能としている。
吐出ノズル110を備えたノズルヘッド203を昇降し、旋廻させる昇降旋廻機構Cは、共通基台260の左右方向及び前後方向の略中程に四辺形の角部の位置にそれぞれ上下方向に沿って取り付けられたガイド部材232aに昇降基台232を昇降可能に案内しており、ボールねじ式の送り機構を駆動手段に利用して昇降基台232を昇降させ、吐出ノズル110を吐出位置から後述する洗浄位置への移動を可能としている。
また、旋回用モータ238を駆動して回転主軸230を回転させると、昇降基台232の昇降位置とは無関係にノズルヘッド203を旋回させることが可能となる。
スライドグラス移動機構Dは、スライドグラス収納槽242a内のスライドグラス242を抜き出して標本封入溶液の封入位置まで移動しフォーク220上に載置させるスライドグラスピックアップ装置DIと、フォーク220上に載置されている封入処理済のスライドグラス200をスライドグラス収納スリット棚250に収納させるフォーク装置D2とから構成されている。
本実施の形態において、図2に示すように、スライドグラスに対する標本封入溶液201の吐出が終了しても、回転主軸230を更に回転させてノズルヘッド203を大きく旋回させ、略90度旋回させて停止する。
32を下げ、吐出ノズル110の下端をノズル洗浄槽300内のノズル洗浄液に
浸かった状態でモータ23了の駆動を停止し待機する。
(第2の実施の形態)
図3、図4及び図5は本発明の第2の実施の形態を示す。
C 昇降旋廻機構 D スライドグラス移動機構
D1 スライドグラスピックアップ装置
D2 フォーク装置 101 溶液貯留ボトル
102 吸入用逆止弁 103 ベローズパイプ式吐出用ポンプ
104 駆動用パルスモータ 105 ガイドフレーム
106 昇降板 107ボールナット
109 ボールねじ 109 吐出用逆止弁
110 吐出用ノズル 111 ベース板
112 外筒 113 べローズパイプ
114 吐出管 115 吸入管
200 スライドグラス 201 標本封入溶液
203 ノズルヘッド 204 接続パイプ
205 ポンプ 212 送りねじ
220 フォーク 221 フォークスリーブ
220a 連結部材 223 パルスモータ
223a モータ軸 223b モータプーリー
223c プーリー 222 駆動ベルト
230 回転主軸 230a 回転主紬支持筒
230b プーリー 231 駆動ベルト
232a ガイド部材 232 昇降基台
233 ボールねじ軸受 234 ボールねじ
234a プーリー 235 ボールナット
236 駆動ベルト 237 昇降基台駆動用のモータ
237a モータ軸 237b モータプーリー
238 旋回用モータ 238a モータ軸
238b モータプーリー 240 ピックアップフィンガー保持体
240b ボールねじ 240a ピックアップフィンガー
240c 駆動軸 241 スライドレール
242 スライドグラス 242a スライドグラス収納槽
250 スライドグラス収納スリット棚 250a 棚部
251 保持ポール 252 ボールねじ
252a プーリー 253a、253b 昇降板
254 昇降ガイド部材 255 固定台
256 ボールナット 257 駆動ベルト
260 共通基台 261 フオーク駆動部取り付け基板
300 ノズル洗浄槽 301 補給パイプ
302 ノズル洗浄液補給タンク
400 ノズルヘッド 401 吐出ノズル
402 弁本体 402a 第1室
402b 弁座 402c 第2室
403 シール板 404 プランジャー
404a ばね 404b 弁棒
404c 弁体 405 電磁ソレノイド
406 制御装置
Claims (6)
- 標本封入溶液を吸引する吸引工程と吸引した標本封入溶液を吐出する吐出工程とを交互に繰り返し行なうポンプ部と、
標本封入溶液吐出位置に配置されるスライドグラスヘ前記ポンプ部の吐出工程で標本封入溶液を下向きに吐出する吐出ノズルと、
前記ポンプ部の吸引工程では開いてポンプ内への標本封入溶液の吸引を許容するが前記吐出工程では閉じる吸入用開閉弁と、
前記ポンプ部の吐出工程では開いてポンプ内の標本封入溶液を前記吐出ノズルから吐出可能とするが前記吸引工程では閉じる吐出用開閉弁と、
前記標本封入溶液吐出位置とは別の洗浄位置に設けられ、前記吐出ノズルに付着した標本封入溶液を洗浄する洗浄手段と、
前記吐出ノズルを前記標本封入溶液吐出位置と前記洗浄位置との間を移動させる吐出ノズル移動手段と、
を有することを特徴とする溶液吐出機。 - 前記洗浄手段は、ノズル洗浄槽内に吐出ノズルが浸かるノズル洗浄液を有したことを特徴とする請求項1に記載の溶液吐出機。
- 前記洗浄手段は、前記ノズル洗浄槽内のノズル洗浄液の液面を一定に保つノズル洗浄液補給手段を有することを特徴とする請求項2に記載の溶液吐出機。
- 前記吸入用開閉弁は、前記ポンプ内が減圧すると閉じ状態から開き、前記吐出用開閉弁は、前記ポンプ内が加圧すると閉じ状態から開く逆止弁に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の溶液吐出機。
- 標本封入溶液を吸引する吸引工程と吸引した標本封入溶液を吐出する吐出工程とを交互に繰り返し行なうポンプ部と、
吐出位置に配置されるスライドグラスヘ前記ポンプ部の吐出工程で標本封入溶液を下向きに吐出する吐出ノズルと、
前記ポンプ部の吸引工程では開いてポンプ内への標本封入溶液の吸引を許容するが前記吐出工程では閉じる吸入用開閉弁と、
前記ポンプ部の吐出工程では開いてポンプ内の標本封入溶液を前記吐出ノズルから吐出可能とするが前記吸引工程では閉じる吐出用開閉弁と、を有し、
前記吐出用開閉弁は、制御手段により開閉制御され、該制御手段は該吐出用開閉弁を前記ポンプの吐出工程の駆動開始から若干送れて開き、前記ポンプの吐出工程の駆動終了に合わせて閉じるように制御することを特徴とする溶液吐出機。 - 標本封入溶液が未コーティングのスライドグラスを複数枚収納するスライドグラス収納槽が交換可能に配置されるスライドグラス収納槽配置部と、標本封入溶液のコーティングが済んだスライドグラスを一枚づつ水平姿勢でスライドグラス収納棚に上下に隔設して収納させるスライドグラス収納機と、
前記スライドグラス収納槽配置部に配置された前記スライドグラス収納槽内からスライドグラスを一枚づつ抜き取って標本封入溶液吐出位置に進出するスライドグラス支持部材上に水平姿勢で載置させ、コーティングされた標本封入溶液にカバーグラスをカバーした後に該スライドグラス支持部材を移動させて当該スライドグラスを前記スライド収納棚の所定の棚部に収納させ、その後スライドグラス支持部材を所定位置まで戻すスライドグラス移動機構と、請求項1乃至5のいずれかに記載の溶液吐出機と、前記吐出ノズルを旋回させながら前記カバーグラスヘ標本封入溶液を吐出させる旋回手段と、を有することを特徴とする顕微鏡標本封入装置。
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JP2003278855A JP2005043268A (ja) | 2003-07-24 | 2003-07-24 | 溶液吐出機および顕微鏡標本封入装置 |
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CN111157304A (zh) * | 2018-11-07 | 2020-05-15 | 谢伯宗 | 芯片封装装置及其对位压合方法 |
KR20210047562A (ko) * | 2019-10-22 | 2021-04-30 | (주)더메리트 | 미네랄 워터 추출 장치 |
CN116491495A (zh) * | 2023-06-26 | 2023-07-28 | 中国海洋大学 | 一种凹玻片贝类幼虫整体装片标本制作设备 |
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2003
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