JP2005041520A - 包装用容器 - Google Patents
包装用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005041520A JP2005041520A JP2003202585A JP2003202585A JP2005041520A JP 2005041520 A JP2005041520 A JP 2005041520A JP 2003202585 A JP2003202585 A JP 2003202585A JP 2003202585 A JP2003202585 A JP 2003202585A JP 2005041520 A JP2005041520 A JP 2005041520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- flange
- packaging container
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】揚げ物や惣菜が発する熱や蒸気を確実に発散させることができるとともに、昆虫やゴミの浸入をも防ぎ、しかも容器本体に対する蓋体の嵌合もしっかりと行うことのできる包装用容器を提供すること。
【解決手段】フランジ11自体に上下方向にうねる縦波11aを形成するとともに、フランジ11の外端面に内外方向にうねる横波11bを形成し、かつ、蓋体の外端縁を直線状にしたこと。
【選択図】図3
【解決手段】フランジ11自体に上下方向にうねる縦波11aを形成するとともに、フランジ11の外端面に内外方向にうねる横波11bを形成し、かつ、蓋体の外端縁を直線状にしたこと。
【選択図】図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂シートから形成されて、揚げ物や惣菜等の食品を収納する包装用容器に関し、特に、容器本体とこれに外嵌合される蓋体とからなる包装用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品を収納するための、容器本体とこれに外嵌合される蓋体とからなる包装用容器は、衛生的で安価に提供することができることから、近年では種々なものが提案されている。また、食品としては、「揚げたての揚げ物」や「作りたての惣菜」が好まれるようになってきている。
【0003】
このような蒸気が立ち上っているような食品を収納する包装用容器は、これを合成樹脂シートによって形成した場合、食品が発する熱や蒸気を如何に発散させるかは、容器自体を保護する上でも重要な要望である。何故なら、作り立ての食品が発する水蒸気が容器内で結露し、これが食品に付けば、食品は「ベタベタ」の状態となって食品価値を低下させるし、また食品が持っている熱が容器内に籠もってしまうと、その熱によって容器が変形することがあり、十分な包装ができなくなることもあるからである。
【0004】
そこで、特許文献1にて提案されているような「包装容器」が開発されたのであるが、この「包装容器」は、「蓋体に曇りや水滴の付着を効果的に防止することのできる包装容器を提供すること」を目的としてなされたものである。そして、この特許文献1の包装容器は、図7にも示すように、「蓋体1の周辺部11を容器本体2のコーナ部22aに嵌合させると、この蓋体の周辺部11の内面と容器部2の側板22の凹部22bとの間に吸気口23が形成され、この吸気口23は包装容器の内部に連通するようになる」ものである。
【0005】
【特許文献1】特許第2981153号掲載公報、図2、段落0009、段落0011
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献1の包装容器は、上記構成によって、「蓋体に曇りや水滴の付着を効果的に防止することのできる」ものとなったと思われるが、図7の矢印に示されているように、「湿度が低く温度が相対的に低い外部の新鮮な空気は、この対流の流れにより吸気口23から容器内へ引き込まれ」るから、この空気の流れとともに、外部の小さな昆虫やゴミまでも浸入してくると考えられる。
【0007】
換言すれば、この特許文献1に記載された包装容器では、図7に示したように、外気を導入するための「吸気口23」が各辺に沿って長く存在しているため、容器内に昆虫やゴミが浸入する措置を十分与えていると考えられるのである。それだけでなく、「吸気口23」が各辺に沿って長く存在していると、容器本体に対する蓋体の嵌合が十分でなくなり、包装という機能を十分に発揮することができないとも考えられる。
【0008】
そこで、本発明者等は、この種の包装用容器について、上記問題を解決するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0009】
すなわち、本発明の目的とするところは、揚げ物や惣菜が発する熱や蒸気を確実に発散させることができるとともに、昆虫やゴミの浸入をも防ぎ、しかも容器本体に対する蓋体の嵌合もしっかりと行うことのできる包装用容器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実施の形態の説明中において使用する符号を付して説明すると、「容器本体10と、この容器本体10のフランジ11に外嵌合される蓋体20とからなる包装用容器であって、
フランジ11自体に上下方向にうねる縦波11aを形成するとともに、フランジ11の外端面に内外方向にうねる横波11bを形成し、
かつ、蓋体20の外端縁を直線状にしたことを特徴とする包装用容器」である。
【0011】
すなわち、この請求項1に係る包装用容器においては、容器本体10のフランジ11に、図3、図5及び図6に示すように、上下方向に波打つ縦波11aを形成するとともに、図1及び図2に示すように、平面的にみて当該容器本体10の内外に向けて波打つ横波11bを形成したものである。そして、この包装用容器では、蓋体20の外端縁を直線状にすることによって、図2に示すような横波11bが容器本体10に形成してあるにも拘わらず、全体としてみたときには、図1に示すように、概略箱状のものとなるようにしたものである。
【0012】
以上のように構成したから、この包装用容器においては、容器本体10に蓋体20を嵌合させたとき、図1中の点線、及び図5の(b)に示すように、横波11bの「谷」に該当する部分と蓋体20の嵌合フランジ21との間に、空気の流通を行う通気路24を形成しながら、縦波11aの「山」と蓋体20の嵌合フランジ21との間を狭くしているのである。一方、これとは異なる部分においては、図6の(b)に示すように、横波11bの「山」に該当する部分と蓋体20の嵌合フランジ21との間に通気路24は形成されてはいないのであり、縦波11aの「谷」と蓋体20の嵌合フランジ21との間は広くなっていて、他の部分で形成された通気路24が連なってきているのである。以上の状態は、図1に示すように交互に繰り返しながら、容器本体10のフランジ11において連続しているのである。
【0013】
換言すれば、この包装用容器においては、その容器本体10のフランジ11に該当する部分に、横波11bによって通気路24があるところとないところが共存していて、この通気路24は別の位置の縦波11aによって容器本体10内に連通しているのであり、複雑な通気路24を形成しているのである。つまり、この通気路24は、外気を導入したり食品からの蒸気を外部に排出したりすると同時に、ショウジョウバエのような小さな昆虫にとって内部へ入ることのできない「複雑な迷路」となっているのであり、昆虫やゴミの浸入を防止しているのである。
【0014】
より具体的には、この包装用容器においては、縦波11aによって形成されている通気路24が狭くなっているのに対して、横波11bによって形成されている通気路24が広くなっているのであり、各通気路24は、容器本体10のフランジ11に形成した縦波11a及び横波11bによって「複雑な迷路」となっているのである。
【0015】
以上の通気路24については、図3の(a)〜(c)に示すように、縦波11aに対する蓋体20の嵌合フランジ21、あるいはこれに形成される縦波21aの形状を変えることにより種々変形させることができる。図3の(a)に示した例は、容器本体10のフランジ11に形成した縦波11aと、蓋体20の嵌合フランジ21に形成した縦波21aの形状を略同じにしたものであり、図3の(b)は蓋体20の嵌合フランジ21に縦波を全く形成しない例を示している。また、図3の(c)に示した例は、容器本体10側の縦波11aと、蓋体20側の縦波21aの形状を変えた場合を示している。
【0016】
また、容器本体10のフランジ11は、これに形成した縦波11a及び横波11bによってボリューウムのある複雑形状になっているから、仮に薄い合成樹脂シートによって形成したものであっても、非常に剛性の高いものとなっているのである。このため、この容器本体10のフランジ11に蓋体20の嵌合フランジ21を外嵌合した場合には、蓋体20は容器本体10にしっかりと嵌合されることになるのである。
【0017】
従って、この請求項1に係る包装用容器は、揚げ物や惣菜が発する熱や蒸気を確実に発散させるとともに、昆虫やゴミの浸入をも防ぎ、しかも容器本体10に対する蓋体20の嵌合もしっかりと行えるのである。
【0018】
上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1の包装用容器について、「容器本体10側のフランジ11に外嵌合される蓋体の嵌合フランジ21に、容器本体10側の縦波11aまたは横波11bと略重なる縦波21aまたは横波のいずれか少なくとも一方を形成したこと」である。
【0019】
すなわち、この請求項2に係る包装用容器では、蓋体20の嵌合フランジ21側にも縦波21aまたは横波のいずれか少なくとも一方を形成したのであり、後述する実施形態では、図5及び図6に示すように、縦波21aを形成したものである。
【0020】
この縦波21aは、容器本体10側の縦波11aまたは横波11bと略重なるものであるため、上述した通気路24をより一層複雑な形状とするものであり、昆虫やゴミの浸入をさらに困難にする他、蓋体20側の嵌合フランジ21の剛性を高める役目をも果たすものである。
【0021】
従って、この請求項2に係る包装用容器は、上記請求項1と同様な機能を発揮する他、昆虫やゴミの浸入をさらに困難にし、蓋体20側の嵌合フランジ21の剛性を高めているのである。
【0022】
また、上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1または請求項2に記載の包装用容器について、「蓋体20の内側であって、容器本体10側の横波11bの外端頂点となる部分に、突起22を形成したこと」である。
【0023】
すなわち、この包装用容器は、図5及び図6の各(b)に示すように、蓋体20の内側であって、容器本体10側の横波11bの外端頂点となる部分に、突起22を形成したものであり、この突起22が存在することによって、蓋体20を容器本体10に嵌合したとき、嵌合フランジ21と容器本体10側のフランジ11との係合を確実にし、両者の一体化を確実にするのである。
【0024】
実施形態の突起22は、フランジ11より少し下側になる位置に形成してあり、蓋体20を容器本体10から多少浮き上がらせることができるようにしてある。つまり、揚げ物や惣菜等を容器本体10内に山盛りとなるように詰めても蓋体20を閉じることができるのであり、閉じてから包装用容器全体を振ることにより、各突起22による嵌合状態を維持しながら、容器本体10内の惣菜の「均し」が行えるのである。
【0025】
この場合、容器本体10に対する蓋体20の嵌合を、コーナー部またはここにある横波11bの先端で行うようにすると、嵌合後においても蓋体20が容器本体10に対して多少上下動可能となる。このため、当該包装用容器を店頭の陳列棚上に2〜3段、段積みした場合に、上からの重みによって押されて下側の蓋体20が沈み込むのであり、例えば容器本体10側の縦波11aと蓋体20側の縦波21aとが接触し合って、昆虫等の内部への浸入がより一層阻止されることになる。
【0026】
勿論、蓋体20は、そのコーナー部にて容器本体10側に外嵌合されるものであるから、この蓋体20のコーナー部に、容器本体10と嵌合可能な突起を内側に向けて膨出形成してある。そして、このコーナー部の突起の上側には、容器本体10のコーナー部を収納可能にする空間が形成してある。この空間の存在によっても、蓋体20が容器本体10に対して上下動し得るものとなっているのである。
【0027】
従って、この請求項3の包装用容器は、上記請求項1または2のそれと同様な機能を発揮する他、容器本体10と蓋体20の嵌合状態を維持しながら、食品の均しが行えるものとなっているのである。
【0028】
そして、請求項4に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装用容器について、「包装用容器の平面視全体を略四角形状にするとともに、容器本体10側のフランジ11のいずれか少なくとも1つについて、その中央部を外側に膨出させたこと」である。
【0029】
すなわち、この請求項4の包装用容器は、図1に示すように、その平面視全体を略四角形状にするとともに、容器本体10側のフランジ11のいずれか少なくとも1つについて、その中央部を、図1中に点線で示した直線に対して外側に膨出させてあるのである。
【0030】
これにより、フランジ11の中央部における嵌合フランジ21との係合が確実になされるのであり、容器本体10や蓋体20に成形後のバラツキが生じたとしていても、蓋体20は容器本体10に対してしっかりと嵌合できるものとなっているのである。
【0031】
従って、この請求項4の包装用容器は、上記請求項1〜3のいずれかのそれと同様な機能を発揮する他、容器本体10と蓋体20の嵌合状態を十分維持するものとなっているのである。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態である包装用容器について説明するが、この実施形態の包装用容器は、上記各請求項の発明の全てを含むものである。
【0033】
図1には、ともに合成樹脂シートによって一体成形した容器本体10に蓋体20を嵌合した状態の平面図が示してあるが、この実施形態では、蓋体20を透明な材料によって形成したため、下側の容器本体10全体も現れている。
【0034】
容器本体10は、図2及び図3に示したように、その外周に略四角形状のフランジ11を有していて、このフランジ11には、まず図2に示したように、当該容器本体10の内部に対して出入する横波11bが形成してある。本実施形態では、これらの横波11bの「谷」は、コーナー部の外形線より内側になるようにしてある。一方、このフランジ11には、図3に示したように、当該容器本体10のフランジ11に対して上下する縦波11aが形成してある。
【0035】
特に、本実施形態の包装用容器においては、容器本体10の外周に横波11bが形成してあるが、この横波11bによって外周縁が直線の場合より長くなって開口率が高くなり、蒸気や外気の流通を十分に行うことができるのである。
【0036】
なお、本実施形態の容器本体10には、図3に示したように、そのコーナー部の下側に脚部12が形成してあり、これらの脚部12によって当該容器本体10の下側に、例えば冷気の通気をよくするための空間を形成するようにしてある。
【0037】
蓋体20は、図4等に示したように、上述した容器本体10のフランジ11に外嵌合されるべき嵌合フランジ21を有しているものであり、本実施形態では、この嵌合フランジ21に、容器本体10側の縦波11aに略重なる縦波21aが形成してある。勿論、この嵌合フランジ21の立ち上がり部分に、容器本体10側の横波11bに略重なる横波を形成して実施してもよいものである。また、これらの縦波21aまたは横波は、容器本体10側のそれと「ピッチ」を異にして実施しもよく、その場合には、上述した通気路24を非常に複雑化することができる。
【0038】
この通気路24の複雑化については、図3の(a)〜(c)に示したように、縦波11aに対する蓋体20の嵌合フランジ21、あるいはこれに形成される縦波21aの形状を変えることにより種々変形させることができる。図3の(a)に示した例は、容器本体10のフランジ11に形成した縦波11aと、蓋体20の嵌合フランジ21に形成した縦波21aの形状を略同じにしたものであり、図3の(b)は蓋体20の嵌合フランジ21に縦波を全く形成しない例を示している。
【0039】
また、図3の(c)に示した例は、容器本体10側の縦波11aと、蓋体20側の縦波21aの形状を変えた場合を示している。これにより、図3の(a)に示したのとは異なって、当該包装用容器の縁部に、さらに「狭い所」と「広い所」を複雑に形成することができるから、通気路24のより複雑化を、簡単な手段によって達成できるのである。
【0040】
以上の容器本体10側の縦波11aや横波11b、あるいは蓋体20側の縦波21aや横波は、図示したような均等形状のものに限られるものではなく、例えば、不均一な波形や台形形状であってもよい。また、これらの波は、容器本体10側であっても蓋体20側であっても、部分的に形成したものであってもよいものである。勿論、本発明は、平面的にみた全体形状が円形や楕円等の四角形状以外の包装用容器についても適用できることは言うまでもない。
【0041】
なお、本実施形態の蓋体20においては、図4にも示したように、その天板部20aに多数の通気孔23が形成してあり、これらの通気孔23を通して食品から出る蒸気の排出をより効果的に行えるようにしてある。
【0042】
【発明の効果】
以上、詳述した通り、本発明においては、上記実施形態にて例示した如く、「容器本体10と、この容器本体10のフランジ11に外嵌合される蓋体20とからなる包装用容器であって、
フランジ11自体に上下方向にうねる縦波11aを形成するとともに、フランジ11の外端面に内外方向にうねる横波11bを形成し、
かつ、蓋体20の外端縁を直線状にしたこと」にその主たる構成上の特徴があり、これにより、揚げ物や惣菜が発する熱や蒸気を確実に発散させることができるとともに、昆虫やゴミの浸入をも防ぐことができ、しかも容器本体10に対する蓋体20の嵌合もしっかりと行うことのできる包装用容器を提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装用容器の平面図である。
【図2】同包装用容器を構成している容器本体の平面図である。
【図3】同蓋体側の嵌合フランジに形成してある縦波を(a)〜(c)の順に変形させた場合を併記した容器本体の正面図である。
【図4】同包装用容器を構成している蓋体の平面図である。
【図5】図1中の1−1線に沿ってみたものであり、(a)は包装用容器の部分断面図、(b)は(a)の要部拡大断面図である。
【図6】図1中の2−2線に沿ってみたものであり、(a)は包装用容器の部分断面図、(b)は(a)の要部拡大断面図である。
【図7】従来の技術を示す断面図である。
【符号の説明】
10 容器本体
11 フランジ
11a 縦波
11b 横波
12 脚部
20 蓋体
20a 天板部
21 嵌合フランジ
21a 縦波
22 突起
23 通気孔
24 通気路
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂シートから形成されて、揚げ物や惣菜等の食品を収納する包装用容器に関し、特に、容器本体とこれに外嵌合される蓋体とからなる包装用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品を収納するための、容器本体とこれに外嵌合される蓋体とからなる包装用容器は、衛生的で安価に提供することができることから、近年では種々なものが提案されている。また、食品としては、「揚げたての揚げ物」や「作りたての惣菜」が好まれるようになってきている。
【0003】
このような蒸気が立ち上っているような食品を収納する包装用容器は、これを合成樹脂シートによって形成した場合、食品が発する熱や蒸気を如何に発散させるかは、容器自体を保護する上でも重要な要望である。何故なら、作り立ての食品が発する水蒸気が容器内で結露し、これが食品に付けば、食品は「ベタベタ」の状態となって食品価値を低下させるし、また食品が持っている熱が容器内に籠もってしまうと、その熱によって容器が変形することがあり、十分な包装ができなくなることもあるからである。
【0004】
そこで、特許文献1にて提案されているような「包装容器」が開発されたのであるが、この「包装容器」は、「蓋体に曇りや水滴の付着を効果的に防止することのできる包装容器を提供すること」を目的としてなされたものである。そして、この特許文献1の包装容器は、図7にも示すように、「蓋体1の周辺部11を容器本体2のコーナ部22aに嵌合させると、この蓋体の周辺部11の内面と容器部2の側板22の凹部22bとの間に吸気口23が形成され、この吸気口23は包装容器の内部に連通するようになる」ものである。
【0005】
【特許文献1】特許第2981153号掲載公報、図2、段落0009、段落0011
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献1の包装容器は、上記構成によって、「蓋体に曇りや水滴の付着を効果的に防止することのできる」ものとなったと思われるが、図7の矢印に示されているように、「湿度が低く温度が相対的に低い外部の新鮮な空気は、この対流の流れにより吸気口23から容器内へ引き込まれ」るから、この空気の流れとともに、外部の小さな昆虫やゴミまでも浸入してくると考えられる。
【0007】
換言すれば、この特許文献1に記載された包装容器では、図7に示したように、外気を導入するための「吸気口23」が各辺に沿って長く存在しているため、容器内に昆虫やゴミが浸入する措置を十分与えていると考えられるのである。それだけでなく、「吸気口23」が各辺に沿って長く存在していると、容器本体に対する蓋体の嵌合が十分でなくなり、包装という機能を十分に発揮することができないとも考えられる。
【0008】
そこで、本発明者等は、この種の包装用容器について、上記問題を解決するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0009】
すなわち、本発明の目的とするところは、揚げ物や惣菜が発する熱や蒸気を確実に発散させることができるとともに、昆虫やゴミの浸入をも防ぎ、しかも容器本体に対する蓋体の嵌合もしっかりと行うことのできる包装用容器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実施の形態の説明中において使用する符号を付して説明すると、「容器本体10と、この容器本体10のフランジ11に外嵌合される蓋体20とからなる包装用容器であって、
フランジ11自体に上下方向にうねる縦波11aを形成するとともに、フランジ11の外端面に内外方向にうねる横波11bを形成し、
かつ、蓋体20の外端縁を直線状にしたことを特徴とする包装用容器」である。
【0011】
すなわち、この請求項1に係る包装用容器においては、容器本体10のフランジ11に、図3、図5及び図6に示すように、上下方向に波打つ縦波11aを形成するとともに、図1及び図2に示すように、平面的にみて当該容器本体10の内外に向けて波打つ横波11bを形成したものである。そして、この包装用容器では、蓋体20の外端縁を直線状にすることによって、図2に示すような横波11bが容器本体10に形成してあるにも拘わらず、全体としてみたときには、図1に示すように、概略箱状のものとなるようにしたものである。
【0012】
以上のように構成したから、この包装用容器においては、容器本体10に蓋体20を嵌合させたとき、図1中の点線、及び図5の(b)に示すように、横波11bの「谷」に該当する部分と蓋体20の嵌合フランジ21との間に、空気の流通を行う通気路24を形成しながら、縦波11aの「山」と蓋体20の嵌合フランジ21との間を狭くしているのである。一方、これとは異なる部分においては、図6の(b)に示すように、横波11bの「山」に該当する部分と蓋体20の嵌合フランジ21との間に通気路24は形成されてはいないのであり、縦波11aの「谷」と蓋体20の嵌合フランジ21との間は広くなっていて、他の部分で形成された通気路24が連なってきているのである。以上の状態は、図1に示すように交互に繰り返しながら、容器本体10のフランジ11において連続しているのである。
【0013】
換言すれば、この包装用容器においては、その容器本体10のフランジ11に該当する部分に、横波11bによって通気路24があるところとないところが共存していて、この通気路24は別の位置の縦波11aによって容器本体10内に連通しているのであり、複雑な通気路24を形成しているのである。つまり、この通気路24は、外気を導入したり食品からの蒸気を外部に排出したりすると同時に、ショウジョウバエのような小さな昆虫にとって内部へ入ることのできない「複雑な迷路」となっているのであり、昆虫やゴミの浸入を防止しているのである。
【0014】
より具体的には、この包装用容器においては、縦波11aによって形成されている通気路24が狭くなっているのに対して、横波11bによって形成されている通気路24が広くなっているのであり、各通気路24は、容器本体10のフランジ11に形成した縦波11a及び横波11bによって「複雑な迷路」となっているのである。
【0015】
以上の通気路24については、図3の(a)〜(c)に示すように、縦波11aに対する蓋体20の嵌合フランジ21、あるいはこれに形成される縦波21aの形状を変えることにより種々変形させることができる。図3の(a)に示した例は、容器本体10のフランジ11に形成した縦波11aと、蓋体20の嵌合フランジ21に形成した縦波21aの形状を略同じにしたものであり、図3の(b)は蓋体20の嵌合フランジ21に縦波を全く形成しない例を示している。また、図3の(c)に示した例は、容器本体10側の縦波11aと、蓋体20側の縦波21aの形状を変えた場合を示している。
【0016】
また、容器本体10のフランジ11は、これに形成した縦波11a及び横波11bによってボリューウムのある複雑形状になっているから、仮に薄い合成樹脂シートによって形成したものであっても、非常に剛性の高いものとなっているのである。このため、この容器本体10のフランジ11に蓋体20の嵌合フランジ21を外嵌合した場合には、蓋体20は容器本体10にしっかりと嵌合されることになるのである。
【0017】
従って、この請求項1に係る包装用容器は、揚げ物や惣菜が発する熱や蒸気を確実に発散させるとともに、昆虫やゴミの浸入をも防ぎ、しかも容器本体10に対する蓋体20の嵌合もしっかりと行えるのである。
【0018】
上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1の包装用容器について、「容器本体10側のフランジ11に外嵌合される蓋体の嵌合フランジ21に、容器本体10側の縦波11aまたは横波11bと略重なる縦波21aまたは横波のいずれか少なくとも一方を形成したこと」である。
【0019】
すなわち、この請求項2に係る包装用容器では、蓋体20の嵌合フランジ21側にも縦波21aまたは横波のいずれか少なくとも一方を形成したのであり、後述する実施形態では、図5及び図6に示すように、縦波21aを形成したものである。
【0020】
この縦波21aは、容器本体10側の縦波11aまたは横波11bと略重なるものであるため、上述した通気路24をより一層複雑な形状とするものであり、昆虫やゴミの浸入をさらに困難にする他、蓋体20側の嵌合フランジ21の剛性を高める役目をも果たすものである。
【0021】
従って、この請求項2に係る包装用容器は、上記請求項1と同様な機能を発揮する他、昆虫やゴミの浸入をさらに困難にし、蓋体20側の嵌合フランジ21の剛性を高めているのである。
【0022】
また、上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1または請求項2に記載の包装用容器について、「蓋体20の内側であって、容器本体10側の横波11bの外端頂点となる部分に、突起22を形成したこと」である。
【0023】
すなわち、この包装用容器は、図5及び図6の各(b)に示すように、蓋体20の内側であって、容器本体10側の横波11bの外端頂点となる部分に、突起22を形成したものであり、この突起22が存在することによって、蓋体20を容器本体10に嵌合したとき、嵌合フランジ21と容器本体10側のフランジ11との係合を確実にし、両者の一体化を確実にするのである。
【0024】
実施形態の突起22は、フランジ11より少し下側になる位置に形成してあり、蓋体20を容器本体10から多少浮き上がらせることができるようにしてある。つまり、揚げ物や惣菜等を容器本体10内に山盛りとなるように詰めても蓋体20を閉じることができるのであり、閉じてから包装用容器全体を振ることにより、各突起22による嵌合状態を維持しながら、容器本体10内の惣菜の「均し」が行えるのである。
【0025】
この場合、容器本体10に対する蓋体20の嵌合を、コーナー部またはここにある横波11bの先端で行うようにすると、嵌合後においても蓋体20が容器本体10に対して多少上下動可能となる。このため、当該包装用容器を店頭の陳列棚上に2〜3段、段積みした場合に、上からの重みによって押されて下側の蓋体20が沈み込むのであり、例えば容器本体10側の縦波11aと蓋体20側の縦波21aとが接触し合って、昆虫等の内部への浸入がより一層阻止されることになる。
【0026】
勿論、蓋体20は、そのコーナー部にて容器本体10側に外嵌合されるものであるから、この蓋体20のコーナー部に、容器本体10と嵌合可能な突起を内側に向けて膨出形成してある。そして、このコーナー部の突起の上側には、容器本体10のコーナー部を収納可能にする空間が形成してある。この空間の存在によっても、蓋体20が容器本体10に対して上下動し得るものとなっているのである。
【0027】
従って、この請求項3の包装用容器は、上記請求項1または2のそれと同様な機能を発揮する他、容器本体10と蓋体20の嵌合状態を維持しながら、食品の均しが行えるものとなっているのである。
【0028】
そして、請求項4に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装用容器について、「包装用容器の平面視全体を略四角形状にするとともに、容器本体10側のフランジ11のいずれか少なくとも1つについて、その中央部を外側に膨出させたこと」である。
【0029】
すなわち、この請求項4の包装用容器は、図1に示すように、その平面視全体を略四角形状にするとともに、容器本体10側のフランジ11のいずれか少なくとも1つについて、その中央部を、図1中に点線で示した直線に対して外側に膨出させてあるのである。
【0030】
これにより、フランジ11の中央部における嵌合フランジ21との係合が確実になされるのであり、容器本体10や蓋体20に成形後のバラツキが生じたとしていても、蓋体20は容器本体10に対してしっかりと嵌合できるものとなっているのである。
【0031】
従って、この請求項4の包装用容器は、上記請求項1〜3のいずれかのそれと同様な機能を発揮する他、容器本体10と蓋体20の嵌合状態を十分維持するものとなっているのである。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態である包装用容器について説明するが、この実施形態の包装用容器は、上記各請求項の発明の全てを含むものである。
【0033】
図1には、ともに合成樹脂シートによって一体成形した容器本体10に蓋体20を嵌合した状態の平面図が示してあるが、この実施形態では、蓋体20を透明な材料によって形成したため、下側の容器本体10全体も現れている。
【0034】
容器本体10は、図2及び図3に示したように、その外周に略四角形状のフランジ11を有していて、このフランジ11には、まず図2に示したように、当該容器本体10の内部に対して出入する横波11bが形成してある。本実施形態では、これらの横波11bの「谷」は、コーナー部の外形線より内側になるようにしてある。一方、このフランジ11には、図3に示したように、当該容器本体10のフランジ11に対して上下する縦波11aが形成してある。
【0035】
特に、本実施形態の包装用容器においては、容器本体10の外周に横波11bが形成してあるが、この横波11bによって外周縁が直線の場合より長くなって開口率が高くなり、蒸気や外気の流通を十分に行うことができるのである。
【0036】
なお、本実施形態の容器本体10には、図3に示したように、そのコーナー部の下側に脚部12が形成してあり、これらの脚部12によって当該容器本体10の下側に、例えば冷気の通気をよくするための空間を形成するようにしてある。
【0037】
蓋体20は、図4等に示したように、上述した容器本体10のフランジ11に外嵌合されるべき嵌合フランジ21を有しているものであり、本実施形態では、この嵌合フランジ21に、容器本体10側の縦波11aに略重なる縦波21aが形成してある。勿論、この嵌合フランジ21の立ち上がり部分に、容器本体10側の横波11bに略重なる横波を形成して実施してもよいものである。また、これらの縦波21aまたは横波は、容器本体10側のそれと「ピッチ」を異にして実施しもよく、その場合には、上述した通気路24を非常に複雑化することができる。
【0038】
この通気路24の複雑化については、図3の(a)〜(c)に示したように、縦波11aに対する蓋体20の嵌合フランジ21、あるいはこれに形成される縦波21aの形状を変えることにより種々変形させることができる。図3の(a)に示した例は、容器本体10のフランジ11に形成した縦波11aと、蓋体20の嵌合フランジ21に形成した縦波21aの形状を略同じにしたものであり、図3の(b)は蓋体20の嵌合フランジ21に縦波を全く形成しない例を示している。
【0039】
また、図3の(c)に示した例は、容器本体10側の縦波11aと、蓋体20側の縦波21aの形状を変えた場合を示している。これにより、図3の(a)に示したのとは異なって、当該包装用容器の縁部に、さらに「狭い所」と「広い所」を複雑に形成することができるから、通気路24のより複雑化を、簡単な手段によって達成できるのである。
【0040】
以上の容器本体10側の縦波11aや横波11b、あるいは蓋体20側の縦波21aや横波は、図示したような均等形状のものに限られるものではなく、例えば、不均一な波形や台形形状であってもよい。また、これらの波は、容器本体10側であっても蓋体20側であっても、部分的に形成したものであってもよいものである。勿論、本発明は、平面的にみた全体形状が円形や楕円等の四角形状以外の包装用容器についても適用できることは言うまでもない。
【0041】
なお、本実施形態の蓋体20においては、図4にも示したように、その天板部20aに多数の通気孔23が形成してあり、これらの通気孔23を通して食品から出る蒸気の排出をより効果的に行えるようにしてある。
【0042】
【発明の効果】
以上、詳述した通り、本発明においては、上記実施形態にて例示した如く、「容器本体10と、この容器本体10のフランジ11に外嵌合される蓋体20とからなる包装用容器であって、
フランジ11自体に上下方向にうねる縦波11aを形成するとともに、フランジ11の外端面に内外方向にうねる横波11bを形成し、
かつ、蓋体20の外端縁を直線状にしたこと」にその主たる構成上の特徴があり、これにより、揚げ物や惣菜が発する熱や蒸気を確実に発散させることができるとともに、昆虫やゴミの浸入をも防ぐことができ、しかも容器本体10に対する蓋体20の嵌合もしっかりと行うことのできる包装用容器を提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装用容器の平面図である。
【図2】同包装用容器を構成している容器本体の平面図である。
【図3】同蓋体側の嵌合フランジに形成してある縦波を(a)〜(c)の順に変形させた場合を併記した容器本体の正面図である。
【図4】同包装用容器を構成している蓋体の平面図である。
【図5】図1中の1−1線に沿ってみたものであり、(a)は包装用容器の部分断面図、(b)は(a)の要部拡大断面図である。
【図6】図1中の2−2線に沿ってみたものであり、(a)は包装用容器の部分断面図、(b)は(a)の要部拡大断面図である。
【図7】従来の技術を示す断面図である。
【符号の説明】
10 容器本体
11 フランジ
11a 縦波
11b 横波
12 脚部
20 蓋体
20a 天板部
21 嵌合フランジ
21a 縦波
22 突起
23 通気孔
24 通気路
Claims (4)
- 容器本体と、この容器本体のフランジに外嵌合される蓋体とからなる包装用容器であって、
前記フランジ自体に上下方向にうねる縦波を形成するとともに、前記フランジの外端面に内外方向にうねる横波を形成し、
かつ、前記蓋体の外端縁を直線状にしたことを特徴とする包装用容器。 - 前記容器本体側のフランジに外嵌合される前記蓋体の嵌合フランジに、前記容器本体側の縦波または横波と略重なる縦波または横波のいずれか少なくとも一方を形成したことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
- 前記蓋体の内側であって、前記容器本体側の横波の外端頂点となる部分に、突起を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装用容器。
- 前記包装用容器の平面視全体を略四角形状にするとともに、前記容器本体側のフランジのいずれか少なくとも1つについて、その中央部を外側に膨出させたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003202585A JP2005041520A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003202585A JP2005041520A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 包装用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005041520A true JP2005041520A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34262257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003202585A Pending JP2005041520A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 包装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005041520A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012101816A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Fp Corp | 包装用容器 |
JP2015027894A (ja) * | 2014-11-10 | 2015-02-12 | リスパック株式会社 | 脚部を有する容器 |
JP2016199308A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-01 | デンカ株式会社 | 食品包装用容器 |
JP2021020707A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器の蓋体 |
-
2003
- 2003-07-28 JP JP2003202585A patent/JP2005041520A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012101816A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Fp Corp | 包装用容器 |
JP2015027894A (ja) * | 2014-11-10 | 2015-02-12 | リスパック株式会社 | 脚部を有する容器 |
JP2016199308A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-01 | デンカ株式会社 | 食品包装用容器 |
JP2021020707A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器の蓋体 |
JP7421720B2 (ja) | 2019-07-29 | 2024-01-25 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器の蓋体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW201105552A (en) | Food container having improved ventilation | |
JP2008245586A (ja) | 容器入り冷凍食品、容器入り冷凍食品の調理方法及び冷凍食品用の容器 | |
JP6997528B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP4406818B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP2005041520A (ja) | 包装用容器 | |
JP5536392B2 (ja) | 食品包装容器 | |
JP4966954B2 (ja) | 中容器を有する包装用容器 | |
JP5461922B2 (ja) | フレア部を有する包装用容器 | |
JP6631236B2 (ja) | 包装容器 | |
JP3222199U (ja) | 包装用容器 | |
JP2016145071A (ja) | プラスチック製の包装用容器 | |
JP2012017136A (ja) | 食材用容器及び食材が収容された食材用容器 | |
JPH11268779A (ja) | 電子レンジ加熱用包装容器材 | |
JP5886572B2 (ja) | 仕切りを備えた包装用容器 | |
JP2011027276A (ja) | 電子レンジ調理用容器 | |
JP2019127306A (ja) | 包装用容器 | |
JP4406853B2 (ja) | 包装用密閉容器 | |
JP2008290728A (ja) | 包装用容器 | |
JP4340956B2 (ja) | 中容器を有する包装用容器 | |
JP2006304670A (ja) | 容器入炊飯米及びその製造方法 | |
JP2008254756A (ja) | 蓋体のフランジ部全体に小突起を形成した包装用容器 | |
JP2004323038A (ja) | 食品保冷用の発泡容器 | |
JP6619566B2 (ja) | 仕切部を備えた電子レンジ対応食品用包装用容器 | |
JP3220821U (ja) | 包装用容器の蓋及び包装用容器 | |
JP2003191937A (ja) | 食品用容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090602 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091020 |