JP2005041500A - 包装容器、ラミネートフィルム、およびラミネートフィルムの製造方法 - Google Patents

包装容器、ラミネートフィルム、およびラミネートフィルムの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005041500A
JP2005041500A JP2003200666A JP2003200666A JP2005041500A JP 2005041500 A JP2005041500 A JP 2005041500A JP 2003200666 A JP2003200666 A JP 2003200666A JP 2003200666 A JP2003200666 A JP 2003200666A JP 2005041500 A JP2005041500 A JP 2005041500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminate film
film
plastic
container
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003200666A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Iizuka
宏和 飯塚
Hitoaki Morita
仁朗 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Kogyo Co Ltd filed Critical Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority to JP2003200666A priority Critical patent/JP2005041500A/ja
Publication of JP2005041500A publication Critical patent/JP2005041500A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

【課題】長期の使用に耐久しうる包装容器、これに用いられるラミネートフィルムならびにラミネートフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】プラスチックフィルム2/接着剤3/金属箔4/接着剤5/プラスチックフィルム6の順で積層されたラミネートフィルム1において、前記接着剤3,5として、酸変性ポリオレフィン樹脂を用いる。そして、酸変性ポリオレフィン樹脂を用いたラミネートフィルム1を用いて包装容器を形成する。例えば、ラミネートフィルム1をプラスチック成形容器の外面および/または内面に貼着したものとする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池や電解コンデンサなどの外殻容器や、断熱材バリヤー容器などとしても用いられるガスバリヤー性容器や、電磁波シールド性プラスチック筐体などとして用いられる包装容器、ならびにラミネートフィルムおよびラミネートフィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電池やコンデンサにおいて電解液を包装するための外殻容器としては、従来、耐久性や貯蔵性に優れる金属成形容器が用いられている。しかしながら、金属成形容器は重くて取り扱いが難しく、また、成形形状の自由度が低いことから、プラスチックを用いた外殻容器の使用が検討されている。
プラスチックだけでは、水分やガスを透過させやすいため、アルミ箔等の金属箔が積層されたプラスチックフィルム(アルミ箔ラミネートフィルム)としての使用が考えられており、例えば、携帯電話等に用いられるリチウムイオン電池やポリマー電池などの小型電池向けでは、アルミ箔ラミネートフィルムを熱シールにより平袋状に成形した袋体や絞り容器が外殻容器として採用されつつある。しかし、自動車用バッテリーなど、比較的大容量の電池では、プラスチック容器の採用はなかなか進んでいないのが実情である。
また、管材や発熱機器の断熱材として、アルミ箔を複合化したラミネートフィルム(アルミラミネートフィルム)を利用し、該アルミラミネートフィルムを熱媒管や冷却管に巻きつけることによってガスバリヤー性を付与することが検討されている。
さらに、携帯電話やコンピュータのハウジングやモーターカバーなど、電磁波シールドの必要なプラスチック筐体において、プラスチック成形品に電磁波シールド性のあるメッキや塗料、金属スパッタリングや蒸着を代替する簡易方法として、プラスチック成形品にインモールドでアルミラミネートフィルムを貼り合わせる検討が進んでいる。
従来、アルミ箔ラミネートフィルムのラミネートに用いる接着剤としては、一般にウレタン系接着剤が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3240965号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ウレタン系接着剤は、電池の使用期間が3年以上の長期に亘ると、使用環境により、徐々に加水分解して劣化し、アルミ箔が剥離してしまうおそれがある。このため、電池の性能を長期に亘って維持することが難しく、解決が求められている。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、長期の使用に耐久しうる包装容器、これに用いられるラミネートフィルムならびにラミネートフィルムの製造方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、プラスチックフィルム/接着剤/金属箔/接着剤/プラスチックフィルムの順で積層されたラミネートフィルムを有する包装容器において、前記接着剤が、酸変性ポリオレフィン樹脂であることを特徴とする包装容器を提供する。
この包装容器は、上記ラミネートフィルムをプラスチック成形容器の外面および/または内面に貼着したものとすることができる。この場合、ラミネートフィルムのプラスチック成形容器と接する側のプラスチックフィルムが、前記プラスチック成形容器と同種のプラスチックからなることが好ましい。
【0007】
また、本発明は、プラスチックフィルム/接着剤/金属箔/接着剤/プラスチックフィルムの順で積層されたラミネートフィルムにおいて、前記ラミネートフィルムが5年以上の耐久用製品の外装材として使用される包装容器に用いられるものであり、かつ、前記接着剤が、酸変性ポリオレフィン樹脂であることを特徴とするラミネートフィルムを提供する。
さらに本発明は、上述のラミネートフィルムの製造方法として、接着剤を層状に形成した後、加熱と同時に加圧する工程を含むことを特徴とするラミネートフィルムの製造方法を提供する。前記加熱と同時に加圧する工程としては、熱圧着ラミネートにより、または、押出ラミネートで接着剤を層状に形成した後に、行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に基づいて、本発明を詳しく説明する。
図1(a)は、本発明の包装容器(以下、単に容器ということがある)に用いられるラミネートフィルムの一例を示す正面図である。このラミネートフィルム1は、プラスチックフィルム2、接着剤3、金属箔4、接着剤5、プラスチックフィルム6が、この順で積層されたものである。
【0009】
金属箔4としては、水蒸気やガス(酸素や水素など)に対する不透過性を有するものが用いられる。このような金属箔としては、例えば、アルミニウム等の箔が挙げられる。また、水和酸化処理や陽極酸化処理、リン酸や有機酸を主成分とする非クロム酸系化成処理や、リン酸クロメートやクロム酸クロメート等のクロム酸系処理、あるいはリン酸亜鉛系処理等の表面処理及びシランカップリング処理剤やチタン系アンカーコーティング剤等を塗布したアルミ箔を用いることもできる。
【0010】
プラスチックフィルム2,6としては、上記接着剤と同じ構造を持つ樹脂で、電気絶縁性及び強度に優れたポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)、その共重合体樹脂がよく用いられ、特に、これらの樹脂を延伸してなるフィルムも使用できる。
【0011】
上記接着剤3,5としては、酸変性ポリオレフィン系接着剤が用いられる。酸変性ポリオレフィン系接着剤とは、ポリオレフィンを酸および/またはその誘導体(エステルや酸無水物、塩など)により変性させた樹脂である。酸変性ポリオレフィン系接着剤は、ウレタン系接着剤等と異なり、加水分解性がなく、空気中の水分や、電解液の水分(水系電解液の場合)などの水分によって分解しない。
【0012】
ここでポリオレフィンとは、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、TPX、ポリスチレン(PS)、または上記のアロイ品をいう。また、ポリオレフィンの酸変性には、アクリル酸やメタクリル酸などの不飽和カルボン酸、アクリル酸エチルなどの不飽和カルボン酸エステル、無水マレイン酸などの酸無水物などのモノマーを共重合させる方法、また、不飽和カルボン酸と共重合させたポリオレフィン系ポリマーに、金属水酸化物(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛など)やアルコキシド、低級脂肪酸塩などを添加することにより、大部分の酸基を中和する方法(アイオノマー)などがある。
酸変性ポリオレフィンとして好適な樹脂の具体例としては、アイオノマー、エチレン―アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン―メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン―アクリル酸エチル共重合体(EEA)、無水マレイン酸変性ポリエチレン、無水マレイン酸変性ポリプロピレンなどが挙げられる。
【0013】
ラミネートフィルム1の製造は、例えば、図1(b)に示すように、プラスチックフィルム2,6の表面に接着剤3,5の樹脂を押出被覆することにより二層フィルム7,8を作製し、得られた二層フィルム7,8の接着剤3,5側を金属箔4の両面に向けて重層し、加熱と加圧を同時に行うことにより積層することができる。
また、酸変性ポリオレフィン系樹脂を高沸点脂肪族炭化水素に分散させてなる接着剤を金属箔4に塗布し、乾燥後にプラスチックフィルム2,6を熱圧着ラミネートする方法、酸変性ポリオレフィン系樹脂の層やフィルムを介して金属箔4とプラスチックフィルム2,6とを熱圧着ラミネートする方法等も使用可能である。
【0014】
さらには、プラスチックフィルム2または6と金属箔4とを接着剤3または5の樹脂を介して押出ラミネートすることで仮接着した積層体を、加熱と同時に加圧して接着強度を高めてもよいし、また、プラスチックフィルム2および6と金属箔4とを接着剤3および5の樹脂を介して押出ラミネートすることで仮接着した積層体の全層を、加熱と同時に加圧して接着強度を高めてもよい。
このように、仮接着した積層体を加熱と同時に加圧して接着強度を高める方法を採用することにより、作業効率を飛躍的に高めることができる。
熱圧着ラミネートや加熱と同時に加圧して接着強度を高めるためには、加熱温度は加工速度を勘案の上、接着剤の少なくとも一部が溶融する温度となるよう設定することが好ましい。
樹脂を押出して接着剤とする場合においては、通常、10μm〜100μmの厚みが望ましい。
接着剤を塗布する場合、塗工量は、通常、乾燥重量で0.1〜5g/m程度が適当である。
【0015】
また、図2に示すように、上記ラミネートフィルム1の外側もしくは内側に機械的強度やヒートシールにおいての生産性を考慮して、耐熱性フィルム42を貼り合わせたラミネートフィルム40を用いても良い。耐熱性フィルム42としては、例えば延伸PET、延伸ナイロン、フッ素系フィルム、ポリイミド系フィルム等などである。耐熱性フィルム42をラミネートフィルム1に貼着する方法としては、例えば接着剤41を用いた複合化を採用できる。但し、接着剤41としてウレタン系接着剤を用いる場合は、長期耐性に劣るので、包装容器の外側に利用することが望ましい。
【0016】
このようなラミネートフィルムは、アルミ箔などの金属箔の層を有するため、ガスや水蒸気の透過性が極めて低く、優れたガスバリヤー性を有する。また、金属箔(アルミ箔など)の存在により、電磁波シールド性が優れている。しかも、プラスチックフィルムとアルミ箔などの金属箔とを接着する接着剤として、酸変性ポリオレフィン系樹脂を用いたため、金属箔とプラスチックフィルムとの剥離が起こらず、従って、長期間の使用に耐える耐久性を備える。従って、このようなラミネートフィルムを有する包装容器は、長寿命、高信頼性を具備したものとなる。
【0017】
上述のラミネートフィルムを用いた包装容器は、例えば、電池やコンデンサの電解液を包装する容器(外殻容器)に適用できる。この場合、電解液が変質しにくく、長期に亘って信頼性の高い電池やコンデンサを製造することができる。
また、上述のラミネートフィルムを、外装材として、断熱容器やその管部(熱媒管や冷却管など)等に貼着することにより、ガスバリヤー性に優れた容器を得ることができる。
さらに、本発明の包装容器は、携帯電話やコンピュータ等のハウジングや、自動車等のモーターハウジングなどの筐体に適用することもできる。すなわち、インモールド成形方法によって、プラスチック筐体に、本発明のラミネートフィルムを複合化することにより得られる筐体(包装容器)は、長期間にわたって信頼性があり、低コストで生産できる電磁波シールド性プラスチック筐体として用いることができる。
【0018】
次に、本発明の容器を実施の形態により詳しく説明する。
図3は、本発明の第1実施の形態に掛かる包装容器の一例を示す図である。この包装容器10は、射出成形金型のキャビティー内の成形面側にラミネートフィルム1を配置した状態で前記キャビティー内に溶融樹脂を射出して成形することにより、溶融樹脂が成形されたプラスチック成形容器11の外面13にラミネートフィルム1を一体に貼着させた、いわゆるインモールド成形による複合化容器である。
プラスチック成形容器11の内面12側は電解液と接触するので、プラスチック成形容器11の射出成形に用いられるプラスチックは、強度が高く、耐電解液適性に優れ、変質や劣化が起こりにくいものであり、具体的には、ポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂が挙げられる。
【0019】
ラミネートフィルム1の表面のプラスチックフィルム2,6(図1(a)参照)のうち、プラスチック成形容器11側に貼着される側の層は、プラスチック成形容器11の成形に用いられるものと同種のプラスチックからなることが好ましい。これにより、ラミネートフィルム1とプラスチック成形容器11との接合強度を高く維持することができる。
この包装容器10の開口部14の端縁14aの周囲はフランジ部15となっている。プラスチック成形容器11の開口部14は、内容物の充填後、フランジ部15に、例えば適当なラミネートフィルムなどからなる蓋16の周縁部16aを熱溶着させることにより、シールすることができる。蓋16として用いられるラミネートフィルムは、例えば図1(a)に示すようなラミネートフィルム1を用いることができる。蓋16の内面の少なくとも一部が、インモールド成形によりプラスチック成形容器11の成形に用いられるものと同種のプラスチックで補強されていてもよい。
【0020】
本実施の形態の包装容器10によれば、プラスチック成形容器11により十分な強度を確保しつつ、ラミネートフィルム1により、ガスや水蒸気の透過性が極めて低く、しかも、長期間に亘って使用しても、金属箔とプラスチックフィルムとの剥離が起こりにくい。従って、長寿命、高信頼性を具備した包装容器となる。このラミネートフィルム1には、所望の図案や表示などを印刷などにより設けてもよい。
なお、ラミネートフィルム1に代えて、図2に示すラミネートフィルム40を用いてもよい。この場合、プラスチックフィルム2がプラスチック成形容器11の側に配置され、耐熱性フィルム42が包装容器10の最表面に配置されるようにすることが望ましい。耐熱性フィルム42を用いることにより、包装容器10の耐熱性や機械的特性を向上することができる。
【0021】
図4は、本発明の第2実施の形態に掛かる包装容器の一例を示す図である。この包装容器20は、プラスチック成形容器21の外面23に、図1(a)に示すようなラミネートフィルム1を貼着したものである。このラミネートフィルム1には、所望の図案や表示などを印刷などにより設けてもよい。
プラスチック成形容器21は、例えば、熱可塑性樹脂から射出成形法などの公知の樹脂成形法により製造したものを用いることができる。
プラスチック成形容器21の内面22側は電解液と接触するので、プラスチック成形容器21の材料として用いられるプラスチックは、強度が高く、耐電解液適性に優れ、変質や劣化が起こりにくいものであり、具体的には、ポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂が挙げられる。
【0022】
このプラスチック成形容器21の外面23のうち、ラミネートフィルム1が貼着される部分は、プラスチック成形容器21の開口部24の端縁24aおよび外隅部25を除く部分である。これは、開口端縁24aについては、蓋26をシールするためのシール代を確保するためであり、外隅部25については、ラミネートフィルム1の屈曲による剥がれを抑制するためである。プラスチック成形容器21の外面23が、ラミネートフィルム1に覆われずに露出される面積は、なるべく狭くするのがよい。
【0023】
ラミネートフィルム1をプラスチック成形容器21に貼着する方法としては、例えば、ラミネートフィルム1とプラスチック成形容器21とを熱シールにより接合する方法やインモールド成形が挙げられる。インモールド成形は、ラミネートフィルムの位置決めが難しい場合があるので、熱シールによる貼着が、位置決めや貼着が確実に行われるので望ましい。
ラミネートフィルム1の表面のプラスチックフィルム2,6(図1(a)参照)のうち、プラスチック成形容器21側に貼着される側の層は、プラスチック成形容器21と同種のプラスチックからなることが好ましい。これにより、ラミネートフィルム1とプラスチック成形容器21との接合強度を高く維持することができる。
【0024】
プラスチック成形容器21の開口部24は、内容物の充填後、開口部24の端縁24aに、例えば適当なラミネートフィルムなどからなる蓋26の周縁部26aを熱溶着させることにより、シールすることができる。蓋26として用いられるラミネートフィルムは、例えば図1(a)に示すようなラミネートフィルム1を用いることができる。蓋26の内面の少なくとも一部が、インモールド成形によりプラスチック成形容器21の成形に用いられるものと同種のプラスチックで補強されていてもよい。
【0025】
本実施の形態の包装容器20によれば、プラスチック成形容器21を単独で成形することにより十分な強度を確保しつつ、ラミネートフィルム1により、水分透過性やガス透過性を極めて小さく減少させることができる。従って、電気自動車などに用いられる自動車用バッテリーなどに適した大容量の電池の外殻容器などとして使用することができる。
なお、ラミネートフィルム1に代えて、図2に示すラミネートフィルム40を用いてもよい。この場合、プラスチックフィルム2がプラスチック成形容器21の側に配置され、耐熱性フィルム42が包装容器20の最表面に配置されるようにすることが望ましい。耐熱性フィルム42を用いることにより、包装容器20の耐熱性や機械的特性を向上することができる。
【0026】
図5は、本発明の第3実施の形態に掛かる包装容器の一例を示す図である。この包装容器30は、上記第2実施の形態の包装容器20の改変例であり、ここではラミネートフィルム1は、プラスチック成形容器31の内面32に貼着されている。
プラスチック成形容器31は、例えば、熱可塑性樹脂から射出成形法などの公知の樹脂成形法により製造したものを用いることができる。
プラスチック成形容器31の材料として用いられるプラスチックとしては、変質や劣化が起こりにくく、耐候性に優れるものであり、具体的には、ポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂が挙げられる。
【0027】
このプラスチック成形容器31の内面32のうち、ラミネートフィルム1が貼着される部分は、プラスチック成形容器31の開口部34の端縁34aおよび内隅部35を除く部分である。これは、開口端縁34aについては、蓋36をシールするためのシール代を確保するためであり、内隅部35については、ラミネートフィルム1の屈曲による剥がれを抑制するためである。プラスチック成形容器31の内面32が、ラミネートフィルム1に覆われずに露出される面積は、なるべく狭くするのがよい。
【0028】
この場合、ラミネートフィルム1の端縁1aが包装容器30の内側に配されるので、該端縁1aからのアルミ箔の腐食などを抑制するため、ラミネートフィルム1を覆うように、保護フィルム38が設けられる。保護フィルム38は、少なくともラミネートフィルム1の端縁1aを被覆するように貼着される。保護フィルム38の材質としては特に制限はないが、柔軟性の面からは未延伸のポリオレフィンフィルムが好ましく、強度の面からは、延伸フィルムが好ましい。延伸フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、PPなどの延伸フィルムが挙げられる。これらの延伸フィルムはポリオレフィン樹脂が積層されて貼着されることが好ましい。また、これらの保護フィルム38は射出成形などによって包装容器30の内側に形成されていてもよい。
【0029】
ラミネートフィルム1をプラスチック成形容器31に貼着する方法としては、例えば、ラミネートフィルム1をプラスチック成形容器31に熱シールで貼着する方法が挙げられる。このため、ラミネートフィルム1の表面のプラスチックフィルム2,6のうち、プラスチック成形容器31側に貼着される側の層は、プラスチック成形容器31と同種のプラスチックからなることが好ましい。これにより、ラミネートフィルム1とプラスチック成形容器31との接合強度を高く維持することができる。
【0030】
プラスチック成形容器31の開口部34は、内容物の充填後、開口部34の端縁34aに、例えば適当なラミネートフィルムなどからなる蓋36の周縁部36aを熱溶着させることにより、シールすることができる。蓋36として用いられるラミネートフィルムは、例えば図1(a)に示すようなラミネートフィルム1を用いることができる。
【0031】
本実施の形態の包装容器30によれば、プラスチック成形容器31により十分な強度を確保しつつ、ラミネートフィルム1により、水分透過性やガス透過性を極めて小さく減少させることができる。従って、電気自動車などに用いられる自動車用バッテリーなどに適した大容量の電池の外殻容器などとして使用することができる。また、ラミネートフィルム1の端縁1aが容器の外面33の側から視認されることがないので、外観が改善される。
【0032】
【実施例】
以下に、使用したラミネートフィルムの構成を示す。
(ラミネートフィルムA)
PP30μm/酸変性PP樹脂3μm/アルミ箔20μm/酸変性PP樹脂3μm/PP30μm
(ラミネートフィルムB)
PP30μm/ウレタン系接着剤3μm/アルミ箔20μm/ウレタン系接着剤3μm/PP30μm
【0033】
上記ラミネートフィルムA,Bを用いることにより、下記の手順により、8種類の包装体を製造した。
【0034】
(実施例1)
内寸55mm×35mm×7mm、肉厚1mmのPP樹脂成形容器に、ラミネートフィルムAを外側から熱シールして貼着し、中に純水を2cm充填した。蓋としてラミネートフィルムAを用い、これを前記容器に熱シールして蓋をすることにより、中に純水が充填された実施例1の包装容器を作製した。
(実施例2)
ラミネートフィルムAを用いて内寸40mm×60mmの三方袋を作製し、中に純水を4cm充填し、実施例2の包装容器として包装した。
(実施例3)
ラミネートフィルムAを用いて内寸40mm×60mmの三方袋を作製し、中にリチウムイオン電池用電解液(LiPFをエチレンカーボネート/1,2−ジメトキシエタンの混合溶媒に溶解させた濃度1モル/リットルの溶液)を無水状態で2cm充填し、実施例3の包装容器として包装した。
(実施例4)
ラミネートフィルムAを用いて内寸40mm×60mmの三方袋を作製し、中に、ニッケル水素電池の電解液と同じくアルカリ性であるKOH水溶液(濃度30質量%)を2cm充填し、実施例4の包装容器として包装した。
【0035】
(比較例1)
実施例1と同様な方法により、ただし成形容器の外側に貼着されるラミネートフィルムとして、ラミネートフィルムAに代えて、ラミネートフィルムBを用いることにより、中に純水が2cm充填された比較例1の包装容器を作製した。
(比較例2)
ラミネートフィルムBを用いて内寸40mm×60mmの三方袋を作製し、中に純水を4cm充填し、比較例2の包装容器として包装した。
(比較例3)
ラミネートフィルムBを用いて内寸40mm×60mmの三方袋を作製し、中にリチウムイオン電池用電解液(LiPFをエチレンカーボネート/1,2−ジメトキシエタンの混合溶媒に溶解させた濃度1モル/リットルの溶液)を無水状態で2cm充填し、比較例3の包装容器として包装した。
(比較例4)
ラミネートフィルムBを用いて内寸40mm×60mmの三方袋を作製し、中に、ニッケル水素電池の電解液と同じくアルカリ性であるKOH水溶液(濃度30質量%)を2cm充填し、比較例4の包装容器として包装した。
【0036】
得られた上記8種類の包装体について、三方袋を構成するラミネートフィルムまたは成形容器の外側に貼着されたラミネートフィルムにおける内側(内容物側)のアルミ箔とPPフィルムとの接着強度を測定した。接着強度の測定には、幅15mmの試料に対する180°剥離強度試験を用いた。なお、上記包装体のそれぞれの種類に対して、試料数は5個とした。さらにそれぞれの包装体を80℃の熱風式オーブン内に保管し、1ヶ月後および3ヶ月後にアルミ箔とPPフィルムとの接着強度を測定した。
評価は、80℃で3ヶ月保管した後の接着強度が7N/15mm以上の場合、合格とした。80℃で3ヶ月保管した後の接着強度が7N/15mm未満では外力によりラミネートフィルムが剥離したり、破損する可能性があるため、不合格とした。
【0037】
【表1】
Figure 2005041500
【0038】
表1に結果を示すように、ラミネートフィルムAを用いた各実施例の場合、80℃に加熱した促進試験において、3ヶ月後においても高い接着強度を維持することができた。これに対して、ラミネートフィルムBを用いた各比較例の場合、80℃、3ヶ月後の接着強度が著しく低下し、ラミネートフィルムはアルミ箔とPPフィルムとの層間剥離を起こしやすい状態となっていた。特に、比較例3のものでは、3ヶ月後までにアルミ箔とPPフィルムとの剥離が起こっており、接着強度を測定できない状態であった。
【0039】
なお、実施例1と2の比較ならびに比較例1と2の比較によれば、ラミネートフィルムそのものからなる三方袋は、ラミネートフィルムが電解液に直接さらされるため、内容物が純水同士であるが、プラスチック成形容器とラミネートフィルムとを複合した包装容器よりも、促進試験(1ヶ月後、3ヶ月後)の接着強度が低くなっている。
この比較に基づいて考察すれば、実施例1の包装容器に充填される内容物が、LiPF電解液やKOH水溶液である場合、それぞれ実施例3,4の結果よりも、接着強度の数値が高いものになると考えられる。
以上から、本発明の包装容器の耐久性の高さ、および本発明のラミネートフィルムそのものからなる三方袋よりも本発明のラミネートフィルムを成形容器の外側に貼着した容器の方が耐久性が高いことが実証された。
【0040】
下記のラミネートフィルム試験例には、上記ラミネートフィルムA,Bに加えて、他の比較例として、下記構成のラミネートフィルムCをも使用した。
(ラミネートフィルムC)
PET12μm/アルミ7μm/PP50μm ウレタン系接着剤によるドライラミネートフィルム
【0041】
(ラミネートフィルムA,B,Cの試験例)
ラミネートフィルムA、ラミネートフィルムB、およびラミネートフィルムCの3点を、100mm×100mmにカットし、内容積300cmの金属缶に入れ、該金属缶にさらに30cmの純水を入れて封緘した。これを、110℃の熱風オーブンに入れ、2000時間処理した。
処理後、金属缶を開封して、各ラミネートフィルムの状態を観察したところ、ラミネートフィルムCのPET層は、加水分解により、ぼろぼろに劣化して、表面をふき取るとばらばらになってアルミ箔が剥き出しとなった。アルミとPP間も接着剤のウレタン接着剤が分解し、手で剥離できる程度まで劣化していた。
ラミネートフィルムBは、アルミ箔が剥き出しとなることはなかったが、ラミネートフィルムCと同様に、手で層剥離できる程度まで劣化していた。
これに対して、ラミネートフィルムAは、アルミとPP間の接着強度が、処理前に8.5N/15mmであったのに対して、処理後は11.5N/15mmと強度が高くなり、外観も変化が無かった。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の包装容器によれば、ガスや水蒸気の透過性が極めて低く、しかも、長期間に亘って使用しても、金属箔とプラスチックフィルムとの剥離が起こりにくい。従って、長寿命、高信頼性を具備した包装容器となる。
【0043】
包装容器が、上記ラミネートフィルムをプラスチック成形容器の外面および/または内面に貼着したものとした場合、堅牢で高強度の容器とすることができる。さらに、ラミネートフィルムのプラスチック成形容器と接する側のプラスチックフィルムが、前記プラスチック成形容器と同種のプラスチックである場合、ラミネートフィルムとプラスチック成形容器の接合強度を高く維持することができ、プラスチック成形容器からラミネートフィルムが剥離しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明のラミネートフィルムの一例を示す断面図である。
(b)ラミネートフィルムを製造する途中の状態の一例を説明する概略断面図である。
【図2】本発明のラミネートフィルムの改変例を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る包装容器の一例を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施の形態に係る包装容器の一例を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施の形態に係る包装容器の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ラミネートフィルム、2…プラスチックフィルム、3…接着剤、4…金属箔、5…接着剤、6…プラスチックフィルム、10…包装容器、11…プラスチック成形容器、13…プラスチック成形容器の外面、20…包装容器、21…プラスチック成形容器、23…プラスチック成形容器の外面、30…包装容器、31…プラスチック成形容器、32…プラスチック成形容器の内面、40…ラミネートフィルム。

Claims (7)

  1. プラスチックフィルム/接着剤/金属箔/接着剤/プラスチックフィルムの順で積層されたラミネートフィルムを有する包装容器において、
    前記接着剤が、酸変性ポリオレフィン樹脂であることを特徴とする包装容器。
  2. 前記ラミネートフィルムが、プラスチック成形容器の外面および/または内面に貼着されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記ラミネートフィルムの前記プラスチック成形容器と接する側のプラスチックフィルムが、前記プラスチック成形容器と同種のプラスチックからなることを特徴とする請求項2に記載の包装容器。
  4. プラスチックフィルム/接着剤/金属箔/接着剤/プラスチックフィルムの順で積層されたラミネートフィルムにおいて、
    前記ラミネートフィルムが、5年以上の耐久用製品の外装材として使用される包装容器に用いられるものであり、かつ、前記接着剤が、酸変性ポリオレフィン樹脂であることを特徴とするラミネートフィルム。
  5. プラスチックフィルム/接着剤/金属箔/接着剤/プラスチックフィルムの順で積層されたラミネートフィルムの製造方法において、
    前記製造方法が接着剤を層状に形成した後、加熱と同時に加圧する工程を含むことを特徴とするラミネートフィルムの製造方法。
  6. 前記加熱と同時に加圧する工程が、熱圧着ラミネートであることを特徴とする請求項5に記載のラミネートフィルムの製造方法。
  7. 前記加熱と同時に加圧する工程が、押出ラミネートで接着剤を層状に形成した後に行うものであることを特徴とする請求項5に記載のラミネートフィルムの製造方法。
JP2003200666A 2003-07-23 2003-07-23 包装容器、ラミネートフィルム、およびラミネートフィルムの製造方法 Pending JP2005041500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003200666A JP2005041500A (ja) 2003-07-23 2003-07-23 包装容器、ラミネートフィルム、およびラミネートフィルムの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003200666A JP2005041500A (ja) 2003-07-23 2003-07-23 包装容器、ラミネートフィルム、およびラミネートフィルムの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005041500A true JP2005041500A (ja) 2005-02-17

Family

ID=34260996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003200666A Pending JP2005041500A (ja) 2003-07-23 2003-07-23 包装容器、ラミネートフィルム、およびラミネートフィルムの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005041500A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083521A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Dainippon Printing Co Ltd インモールドラベルおよびそれを用いた蓄電池用包装容器
WO2007037028A1 (ja) 2005-09-29 2007-04-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報処理システム、トンネル通信装置、トンネル通信方法、代理応答装置、及び代理応答方法
WO2007037025A1 (ja) 2005-09-29 2007-04-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報処理システム、トンネル通信装置、トンネル通信方法、およびプログラム
JP2010067524A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Inoac Corp 蓄電装置用容器
JP2013220788A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Honda Motor Co Ltd 自動車用電源装置搭載構造
JP2014007130A (ja) * 2012-06-27 2014-01-16 Dainippon Printing Co Ltd 電気化学セル用包装材料
JP2015026580A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 凸版印刷株式会社 リチウムイオン電池用外装材
WO2017151071A1 (en) 2016-03-01 2017-09-08 Kimpai Lamitube Co., Ltd. Aluminium barrier laminate and barrier liner at shoulder for container
JP2019123172A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 大日本印刷株式会社 耐内容物性高落袋強度積層体及び該積層体を用いた包装材料、包装袋
JP2020064726A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 大倉工業株式会社 ニッケル水素電池筐体用フィルム
JP2020098700A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 大倉工業株式会社 ニッケル水素電池筐体用フィルム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083521A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Dainippon Printing Co Ltd インモールドラベルおよびそれを用いた蓄電池用包装容器
WO2007037028A1 (ja) 2005-09-29 2007-04-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報処理システム、トンネル通信装置、トンネル通信方法、代理応答装置、及び代理応答方法
WO2007037025A1 (ja) 2005-09-29 2007-04-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報処理システム、トンネル通信装置、トンネル通信方法、およびプログラム
JP2010067524A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Inoac Corp 蓄電装置用容器
JP2013220788A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Honda Motor Co Ltd 自動車用電源装置搭載構造
JP2014007130A (ja) * 2012-06-27 2014-01-16 Dainippon Printing Co Ltd 電気化学セル用包装材料
JP2015026580A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 凸版印刷株式会社 リチウムイオン電池用外装材
WO2017151071A1 (en) 2016-03-01 2017-09-08 Kimpai Lamitube Co., Ltd. Aluminium barrier laminate and barrier liner at shoulder for container
US11110687B2 (en) 2016-03-01 2021-09-07 Kimpai Lamitube Co., Ltd. Aluminium barrier laminate and barrier liner at shoulder for container
JP2019123172A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 大日本印刷株式会社 耐内容物性高落袋強度積層体及び該積層体を用いた包装材料、包装袋
JP7059642B2 (ja) 2018-01-18 2022-04-26 大日本印刷株式会社 耐内容物性高落袋強度積層体及び該積層体を用いた包装材料、包装袋
JP2020064726A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 大倉工業株式会社 ニッケル水素電池筐体用フィルム
JP2020098700A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 大倉工業株式会社 ニッケル水素電池筐体用フィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4431822B2 (ja) 成形性に優れた包装用材料及びそれを用いて成形された包装容器
JP4736164B2 (ja) 電池用積層フィルムおよびそれを用いた電池用容器
JP6969892B2 (ja) 蓄電デバイス用外装材及び蓄電デバイス
KR101272542B1 (ko) 전지 외장용 적층체
JP2015228365A (ja) 電気化学デバイス
WO2000062354A1 (fr) Materiau d'emballage de pile, sachet de transport de pile et procede de production connexe
JP5316552B2 (ja) 電池用積層フィルムおよびそれを用いた電池用容器
JP2013054840A (ja) 電池用外装材及びリチウム二次電池
JP6366964B2 (ja) 電気化学デバイス用外装材及び電気化学デバイス
JP2001202927A (ja) ポリマー電池用包装材料およびその製造方法
JP4372898B2 (ja) 積層体およびそれを用いたポリマー電池用包装材料
CN111032342A (zh) 成型用包装材料、蓄电设备用外包装壳体及蓄电设备
JP2005041500A (ja) 包装容器、ラミネートフィルム、およびラミネートフィルムの製造方法
JP4922544B2 (ja) 電池ケース包装用材料の製造方法
JP5321853B2 (ja) ポリマー電池用包装材料
JP2017168342A (ja) 蓄電デバイス用外装材及び蓄電デバイス
JP3922826B2 (ja) 電池容器用蓋と電池用容器およびそれらを使用した包装体
KR20150095608A (ko) 비수계 전지용 전극 리드선 부재
WO2017179267A1 (ja) 蓄電デバイス用外装材及び蓄電デバイス
JP2002216715A (ja) リチウムイオン電池用包装材料
JP5611848B2 (ja) 電池用積層フィルムおよびそれを用いた電池用容器
JP5609920B2 (ja) ポリマー電池
JP4397445B2 (ja) ポリマー電池用外装体
WO2017169028A1 (ja) 蓄電デバイス用外装材及び蓄電デバイス
JP2001229886A (ja) ポリマー電池用包装材料およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081007