JP2005039601A - データ伝送方法、データ送信局およびデータ受信局 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ伝送効率のさらなる向上を実現可能なデータ伝送方法を得ること。
【解決手段】本発明のデータ伝送方法では、データ送信局1が、応答信号の信頼度がしきい値より高く、かつ当該応答信号を「ACK」と判定した場合に、次データを送信する第1の工程と、前記信頼度がしきい値より高く、かつ当該応答信号を「NACK」と判定した場合に、対応する送信データを再送する第2の工程と、前記信頼度がしきい値より低く、かつ当該応答信号が新規の送信データに対する応答信号である場合に、対応する送信データを再送し、当該応答信号を保存する第3の工程と、前記信頼度がしきい値より低く、かつ当該応答信号が再送データに対する応答信号である場合に、当該応答信号と過去に保存された応答信号とを合成し、信頼度を上げて再判定を行う第4の工程と、を実行可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、誤り制御技術として自動再送要求(ARQ:Automatic Repeat Request)を採用する通信システムにおけるデータ伝送方法に関するものである。
以下、従来のデータ伝送方法について説明する。高信頼度の通信が要求されるデータ通信においては、送信データの誤り制御方式として自動再送要求(ARQ:Automatic Repeat Request)方式が広く採用されている。ARQ方式では、データ受信局が、受信データを誤りなく正しく受信できた場合、データ送信局に対して受信通知(ACK)を送信し、受信データの誤りを検出した場合には、否定応答(NACK)をデータ送信局に対して送信する。そして、データ送信局では、ACKを受信した場合、次データを送信し、NACKを受信した場合には、正常に受信されなかった送信データ(再送データ)を再送する。
また、無線通信のように応答信号に誤りが起こりやすい環境では、ACKをNACKと取り違えて不必要なデータ再送を行うこと、NACKをACKと取り違えて必要なデータ再送が行われないこと、等が要因となり、データ伝送効率が低下する。このようなデータ伝送効率の低下を防ぐため、従来のデータ伝送方法の一例として、たとえば、応答信号の誤りを検出し、誤りが検出されなくなるまでデータ再送を継続する技術がある(下記特許文献1参照)。この技術により、応答信号の取り違えを低減することができる。
特開昭60−226251号公報
しかしながら、上記従来のデータ伝送方法においては、応答信号の取り違えによるデータ再送漏れや不要なデータ再送は行われないが、応答信号に誤りが生じやすい環境下では応答信号に発生する誤りによって、データ再送が繰り返され、データ伝送効率が低下する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ARQ方式によるデータ通信において、応答信号の誤りによるデータ再送漏れや不要なデータ再送を回避することによって、データ伝送効率を向上させることが可能なデータ伝送方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるデータ伝送方法にあっては、誤り制御技術として自動再送要求(ARQ:Automatic Repeat Request)を採用する場合のデータ伝送方法であって、たとえば、データ送信局が、応答信号の信頼度が定められたしきい値より高く、かつ当該応答信号を「ACK」と判定した場合に、次データを送信する次データ送信ステップと、前記信頼度が定められたしきい値より高く、かつ当該応答信号を「NACK」と判定した場合に、対応する送信データを再送する第1の再送データ送信ステップと、前記信頼度が定められたしきい値より低く、かつ当該応答信号が新規の送信データに対する応答信号である場合に、対応する送信データを再送し、当該応答信号を合成用として保存する第2の再送データ送信ステップと、前記信頼度が定められたしきい値より低く、かつ当該応答信号が再送データに対する応答信号である場合に、当該応答信号と過去に保存された応答信号とを合成し、信頼度を上げて再判定を行う再判定ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、応答信号に誤りが生じ、ACK/NACKを判定できない場合に、データの再送処理を行うことによって応答信号の取り違えによるデータ再送漏れを防ぐとともに、さらに、再送処理を行った場合には、今回の応答信号と過去に受信した応答信号とを合成し、応答信号の信頼度を上げることによって、不要なデータ再送を回避する。
以上説明したとおり、この発明によれば、応答信号の取り違えによるデータ再送漏れを防ぐことができ、さらに、応答信号の信頼度を上げることによってACK/NACKを正しく判定でき、不要なデータ再送を回避できるため、データ伝送効率を向上させることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるデータ伝送方法、データ受信局およびデータ送信局の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、本発明にかかるデータ伝送方法を実現するためのシステム構成を示す図であり、このシステムは、データ送信局1とデータ受信局2とを備えている。また、データ受信ク局2は、受信データに対する応答信号を生成する応答信号生成部21を含み、データ送信局1は、返信される応答信号を判定する応答判定部11を含んでいる。
また、図2は、上記データ送信局1とデータ受信局2との間で行われる処理を示す図である。図2上部は、データ送信局がデータ受信局より受信した応答信号を表し、「ACK],「NACK」,「ACK」,「?A?K」,「AC?」の順に受信した場合を示している。また、「ACK」,「NACK」は、応答信号を正しく受信できた場合を示し、「?A?K」,「AC?」は、応答信号に誤りが生じ、「ACK」/「NACK」(「ACK」であるか「NACK」であるか)を判定できなかったことを示している。一方、図2下部は、データ受信局がデータ送信局より受信したデータを表し、図中の白の四角が、データを正しく受信できたことを示し、黒の四角が、データに誤りが生じ、正しく受信できなかったことを示している。
以下、図2に示す処理を詳細に説明する。データ受信局では、データ送信局からデータを受信する度に、応答信号を返信する。応答信号は、0面に対する応答信号と1面に対する応答信号の2つの応答信号から構成され、たとえば、0面に対する応答信号がResp0で、1面に対する応答信号がResp1の場合、(Resp0,Resp1)と表される。また、データ受信局は、受信データに対する応答信号を書き込む面であるW面を、再送による重複データを除いて正しく受信する毎に切り替え、W面にはデータを正しく受信できた場合には「ACK」を、正しく受信できなかった場合には「NACK」を書き込む。W面の逆面には、常に「ACK」を書き込む。たとえば、応答信号群100におけるデータ(1)に対する応答信号101は、1面がW面である。
データ送信局では、データ受信局から受信した応答信号における、送信データに対する応答を読み出す面であるR面を、データ受信局から「ACK」を正しく受信する毎に切り替え、R面に書かれている応答情報(ACK/NACK)を取り出す。図2では、応答情報に枠がついた面がR面を示しており、たとえば、データ(1)に対する応答信号101については、0面に書かれている応答情報を取り出す。データ送信局は、R面から取り出した応答情報が「ACK」ならば、次のデータを送信し、「NACK」ならば先に送信したデータを再送する。また、応答信号に誤りが生じ、R面の応答情報を判別できない場合は、データを再送する。また、2度以上にわたり応答情報が判別できない場合は、同一送信データに対する過去の応答情報を合成して判別する。図2では、送信データ(3)に対する応答情報102と103を合成し、ACK応答104を得る。
従来のデータ伝送方法では、応答情報103が誤っていると、送信データ105ではデータ(3)を再送していたが、本発明では、過去に受信した応答情報102と今回の応答情報103とを合成することにより、ACK応答104を得られるので、無駄なデータ(3)の再送を行うことなく次のデータ(4)を送信することができる。
つづいて、データ送信局およびデータ受信局の内部処理について詳細に説明する。図3および図4は、データ送信開始時にR面とW面の同期を確立する場合の自動再送要求制御フローを示す図であり、詳細には、図3が、データ受信局における応答信号生成処理(上記応答信号生成部21の処理)の制御フローチャートを示し、図4が、データ送信局における応答判定処理(上記応答判定部の処理)の制御フローチャートを示す。
まず、データ送信開始時、データ受信局では、W面を初期化し(図3、ステップS1)、データを受信するまで待つ(ステップS2,No)。そして、データ受信後(ステップS2,Yes)、巡回冗長符号(CRC)等によりデータの誤りを検出し(ステップS3)、誤りがない場合は(ステップS3,Yes)ACKを応答情報Respに設定し(ステップS4)、誤りがある場合は(ステップS3,No)NACKを応答情報Respに設定する(ステップS5)。なお、W面は、新規データを誤りなく受信できたときにのみ(ステップS6,No)切り替え(ステップS7)、受信データが以前に受信したものである場合には(ステップS6,Yes)切り替えない。すなわち、本実施の形態においては、応答信号として「ACK」を送信したにもかかわらず再送データを受信した場合には、当該再送データの誤り検出結果にかかわらず、データ送信局に対して再度「ACK」を送信することになる。これにより、後述する合成処理を実現できる。また、W面の切り替え処理では(ステップS7)、たとえば、新規データを受信したときのW面が0面であれば1面に切り替え、1面であれば0面に切り替える。
つぎに、データ受信局では、上記で設定した応答情報Respを、W面の設定が0面であれば(ステップS8,Yes)0面に書き込み(ステップS9)、一方で、W面の設定が1面であれば(ステップS8,No)1面に書き込む(ステップS10)。さらに、W面の逆面には、すなわち、W面が0面であれば(ステップS8,Yes)1面には、ACKを書き込み(ステップS9)、W面が1面であれば(ステップS8,No)0面には、ACKを書き込む(ステップS10)。そして、0面,1面のそれぞれの応答情報(Resp0,Resp1)に対して後述する誤り訂正符号化を行い(ステップS11)、その後、符号化後のデータをデータ送信局に対して送信し(ステップS12)、再びデータ待ち状態に戻る(ステップS2)。
一方、データ送信局では、データ送信開始時、R面を初期化する(図4、ステップS21)。そして、データ送信(ステップS22)後、データ受信局からの応答信号を待つ(ステップS23)。その結果、たとえば、応答信号がタイムアウトした場合(ステップS23,No、ステップS24,Yes)、データを再送する(ステップS25)。一方で、データ受信局から応答信号を所定時間内に受信した場合は(ステップS24,No、ステップS23,Yes)、応答信号のR面から応答情報を読み出し(ステップS26)、データ受信局からの応答情報を後述する処理により判定する(ステップS27)。この判定処理では、「ACK」,「NACK」,または「ACK」/「NACK」のいずれかを判定できない場合には「Unknown」、を出力する。
そして、判定の結果、「NACK」または「Unknown」であった場合(ステップS28,No,ステップS28,Yes、ステップS29,No)、データ送信局では、データを再送する(ステップS25)。また、判定の結果が「ACK」であれば(ステップS28,Yes、ステップS29,Yes)、R面を反転する(ステップS30)。すなわち、R面が0面の場合は1面に、1面の場合は0面に切り替えた後、次データを送信する(ステップS22)。
なお、ここでは、データ送信開始時にR面とW面の同期を確立する場合について説明したが、これに限らず、送信データに面情報を埋め込むことによってR面とW面の同期を確立してもよい。
つづいて、データ送信局における応答判定処理(ステップS27)を具体的に説明する。図5は、データ送信局における応答判定処理を示すフローチャートである。
まず、データ送信局では、応答判定処理に用いる応答情報を軟判定復調し、Mシンボルの受信軟判定シンボルからなる軟判定ベクトルCを生成する(図5、ステップS41)。なお、応答判定処理は、このベクトルCに対して行われるフローと、このベクトルCと過去に受信した応答情報をベクトル合成したものに対して行われるフローと、があり、一連の処理が最大2度まで繰り返される。つぎに、応答判定処理が、前者のフローを実行しているのか、または後者のフローを実行しているのか、を区別するためのRetryフラグを、0に初期化する(ステップS42)。
つぎに、データ送信局では、上記軟判定ベクトルCを軟判定復号し(ステップS43)、データ受信局の送信した応答が「ACK」である確率V(信頼度)を見積もる。たとえば、V≧Lの場合(ステップS44,Yes)、応答として「ACK」を受け取ったものと判定し(ステップS45)、V≦Uの場合には(ステップS44,No、ステップS46,Yes)、応答として「NACK」を受け取ったものと判定する(ステップS47)。そして、ACK/NACKを判定後、後述する合成処理に必要な応答情報の個数Nをリセットする(ステップS55)。なお、上記Lは受信応答を「ACK」と判定するためのしきい値を表し,上記Uは受信応答を「NACK」と判定するためのしきい値を表す。また、ここでは、信頼度として「ACK」である確率Vを見積もっているが、これに限らず、信頼度として「NACK」である確率を見積もることとしてもよい。
また、データ送信局では、V≧LでもV≦Uでもない場合(ステップS44,No、ステップS46,No)、今回受信した応答情報からは「ACK」,「NACK」を判別できないと判定する。そして、たとえば、Retry=0(ステップS48,No)で、かつ合成する応答情報の個数Nをインクリメントした結果がN≧2の場合に(ステップS49、ステップS50,Yes)、過去に保存された応答情報があるので、後述する処理で各応答情報(復号結果)を合成し(ステップ51,ステップS52)、信頼度を上げてから再度応答判定処理を行う。一方、Retry=1の場合には(ステップS48,Yes)、すでに応答情報の合成処理を行っているので、応答を「Unknown」と判定する(ステップS53)。また、合成する応答情報の個数Nをインクリメントした結果がN=1の場合においては(ステップS48,No、ステップS49、ステップS50,No)、新規の送信データに対して返信された応答信号であり過去に保存した応答情報がないため、応答情報の合成処理を行わずに、応答を「Unknown」と判定する(ステップS53)。なお、この場合は、信頼度が規定されたしきい値よりも低いと判断されたので、応答情報によらずデータが再送される(図4、ステップS28,No)。その後、応答情報Cは、次回の応答判定処理における応答情報の合成用として保存しておく(ステップS54)。
つづいて、上記応答情報の合成処理を具体的に説明する。上記応答情報の合成処理では、今回受信した応答情報の復調結果(Mシンボルの受信軟判定シンボルsからなる軟判定ベクトルに相当)Cを下記(1)式のように表すことができる。
Figure 2005039601
また、過去に受信したN−1個の応答情報のベクトル平均は、下記(2)式のように表すことができる。
Figure 2005039601
したがって、応答情報の合成の結果Cは、下記(3)式となって、過去に受信したN個の応答情報に対する軟判定ベクトルのベクトル平均に置き換えられる。その後、応答情報を合成した直後に、RetryをRetry=1とする(ステップS52)。なお、2度目の応答判定処理では、上記演算結果が軟判定復調結果として用いられる。
Figure 2005039601
つづいて、応答信号の誤り訂正符号化処理(ステップS11)を具体的に説明する。応答信号の誤り訂正符号化については、たとえば、応答信号の0面と1面のデータを独立に簡単なrepetitionにより符号化する方法が考えられる。図6は、データ受信局における応答信号の誤り訂正符号化にrepetitionによる符号化を用いた場合の処理を示すフローチャートである。
応答信号の0面に書き込まれる応答情報Resp0と1面に書き込まれる応答情報Resp1は、0または1の連続した5ビットの系列へ符号化される。すなわち、0面に書き込まれる応答情報Resp0が「ACK」の場合(図6、ステップS61,Yes)、(1,1,1,1,1)と符号化され(ステップS62)、「NACK」の場合(ステップS61,No)、(0,0,0,0,0)と符号化される(ステップS63)。また、1面に書き込まれる応答情報Resp1が「NACK」の場合(ステップS64,Yes)、(1,1,1,1,1)と符号化され(ステップS65)、「ACK」の場合(ステップS64,No)、(0,0,0,0,0)と符号化される(ステップS66)。そして、誤り訂正符号化後の0面の応答情報C0と1面の応答情報C1とを連結して10ビットの系列を生成し(ステップS67)、当該系列を応答信号としてデータ送信局へ送信する。
また、データ送信局における応答判定処理についても、応答信号の誤り訂正符号化によって様々な判定方法が考えられる。上記例に従って応答情報に5ビットrepetitionによる誤り訂正符号化を用い、たとえば、簡単に軟判定ベクトルCの各軟判定シンボルを硬判定し、1の個数をM=5で割ったものをVとし、L,UをそれぞれL=0.8,U=0.2とした場合、データ送信局では、硬判定結果が1のビットが4つ以上のときに応答を「ACK」と判定する(ACKである確率(信頼度)が高い)。一方で、1のビットが1つ以下のとき、すなわち、0のビットが4つ以上のときには、応答を「NACK」と判定する(NACKである確率(信頼度)が高い)。また、1のビットが2つまたは3つのときには、受信応答のACK/NACKを判別できないので、たとえば、「Unknown」と判定する。
このように、本実施の形態においては、応答信号に誤りが生じ、ACK/NACKを判定できない場合に、データの再送処理を行うことによって応答信号の取り違えによるデータ再送漏れを防ぐとともに、さらに、再送処理を行った場合には、今回の応答信号と過去に受信した応答信号とを合成し、応答信号の信頼度を上げることとした。これにより、ACK/NACKを正しく判定でき、不要なデータ再送を回避できるため、データ伝送効率を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかるデータ伝送方法は、誤り制御技術としてARQ(Automatic Repeat Request)を採用する通信システムに有用であり、特に、高速データ通信を実現するための無線通信システムおよび通信装置に適している。
本発明にかかるデータ伝送方法を実現するためのシステム構成を示す図である。 データ送信局とデータ受信局との間で行われる処理を示す図である。 データ受信局における応答信号生成処理を示すフローチャートである。 データ送信局における応答判定処理を示すフローチャートである。 データ送信局における応答判定処理を示すフローチャートである。 データ受信局における応答信号の誤り訂正符号化処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 データ送信局
2 データ受信局
11 応答判定部
21 応答信号生成部

Claims (7)

  1. 誤り制御技術として自動再送要求(ARQ:Automatic Repeat Request)を採用する場合のデータ伝送方法において、
    データ送信局が、
    応答信号の信頼度が定められたしきい値より高く、かつ当該応答信号を「ACK」と判定した場合に、次データを送信する次データ送信ステップと、
    前記信頼度が定められたしきい値より高く、かつ当該応答信号を「NACK」と判定した場合に、対応する送信データを再送する第1の再送データ送信ステップと、
    前記信頼度が定められたしきい値より低く、かつ当該応答信号が新規の送信データに対する応答信号である場合に、対応する送信データを再送し、当該応答信号を合成用として保存する第2の再送データ送信ステップと、
    前記信頼度が定められたしきい値より低く、かつ当該応答信号が再送データに対する応答信号である場合に、当該応答信号と過去に保存された応答信号とを合成し、信頼度を上げて再判定を行う再判定ステップと、
    を含むことを特徴とするデータ伝送方法。
  2. データ受信局が、
    受信データに対する応答信号として「ACK」を送信し、その後、再度同一データ(再送データ)を受信した場合に、当該再送データの誤り検出結果にかかわらずデータ送信局に対して再度「ACK」を送信する応答信号送信ステップ、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送方法。
  3. 前記データ送信局は、前記データ受信局によって符号化された応答信号を復号し、当該復号後の情報ビットに基づいて信頼度を計算することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ伝送方法。
  4. 誤り制御技術として自動再送要求(ARQ:Automatic Repeat Request)を採用するデータ送信局において、
    応答信号の信頼度が定められたしきい値より高く、かつ当該応答信号を「ACK」と判定した場合に、次データを送信し、また、前記信頼度が定められたしきい値より高く、かつ当該応答信号を「NACK」と判定した場合に、対応する送信データを再送し、また、前記信頼度が定められたしきい値より低く、当該応答信号を判定できない場合、当該応答信号が新規の送信データに対する応答信号であれば、対応する送信データを再送する応答判定手段、
    を備えることを特徴とするデータ送信局。
  5. 前記応答判定手段は、
    前記応答信号を判定できない場合に、当該応答信号を合成用として保存し、
    前記信頼度が定められたしきい値より低く、かつ受信した応答信号が再送データに対する応答信号である場合に、当該応答信号と前記保存した応答信号とを合成し、信頼度を上げて再判定を行うことを特徴とする請求項4に記載のデータ送信局。
  6. 前記応答判定手段は、
    前記データ受信局によって符号化された応答信号を復号し、当該復号後の情報ビットに基づいて信頼度を計算することを特徴とする請求項4または5に記載のデータ送信局。
  7. 誤り制御技術として自動再送要求(ARQ:Automatic Repeat Request)を採用するデータ受信局において、
    受信データに対する応答信号として「ACK」を送信し、その後、再度同一データ(再送データ)を受信した場合に、当該再送データの誤り検出結果にかかわらずデータ送信局に対して再度「ACK」を送信する応答信号送信手段、
    を備えることを特徴とするデータ受信局。

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