JP2007312156A - 誤り訂正符号データの再送制御方法、無線装置及びプログラム - Google Patents

誤り訂正符号データの再送制御方法、無線装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】再送信時の伝送エラーを低減すると共に、更に誤り訂正の効率を高めることができる再送制御方法等を提供する。
【解決手段】送信装置は、同一のデータについて、送信回数が奇数である場合、第1の符号化率の符号データを生成し、送信回数が偶数である場合、第2の符号化率の符号データを生成する。送信装置は、符号データを、再送信する際に、先に送信した変調方式よりも低速な変調方式を用いて変調する。受信装置は、第1の符号データ及び第2の符号データを合成して誤り訂正をする。第1の符号化率の符号データは、特定部分のビットを送信しないようにマスクした第1のパンクチャ符号データであり、第2の符号化率の符号データは、特定部分のビットのみを送信するようにマスクした第2のパンクチャ符号データである。
【選択図】図1

Description

本発明は、誤り訂正符号データの再送制御方法、無線装置及びプログラムに関する。
無線通信の技術分野では、高品質な伝送を実現するために、等化やダイバーシチ等では回復することができなかった誤りを訂正する誤り制御技術が用いられている。このような誤り制御技術としては、自動再送要求(ARQ:Automatic Repeat Request)と、前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)との2つに分けられる。
ARQによれば、受信装置は、受信データに誤りが検出された場合、再送信を要求するための否定確認応答(NACK:Negative Acknowledgement)を送信装置へ返信する。これに対し、送信装置は、同一のデータを再送信する。再送信を繰り返すことは、伝送遅延が大きくなることにつながる。特に、伝送品質が悪い場合には、データの誤り率が高くなり、再送回数が増えて伝送遅延が大きくなり、スループットの低下につながる。
一方、FECによれば、送信装置は、受信装置において誤り訂正ができるように、予め冗長データを含めた誤り訂正符号データを送信する。冗長データを付加するために、伝送されるデータ量は、送信すべき原データよりも多くなる。
無線LANの規格であるIEEE802.11aや、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)などでは、FECとARQとを組み合わせた方式(HARQ:Hybrid ARQ)が採用されている。HARQは、伝送品質に応じて再送の繰り返し回数を極力減らし、安定したスループットを実現しようとする。
従来技術によれば、データを再送信する際に、低速の変調方式に変更して送信することにより、再送信時の伝送エラーを低減しようとするものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−147068号公報
本発明は、再送信時の伝送エラーを低減すると共に、更に誤り訂正の効率を高めることができる再送制御方法、無線装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、送信装置と受信装置との間における誤り訂正符号データの再送制御方法において、
送信装置が、同一のデータについて、送信回数が奇数である場合、第1の符号化率の第1の符号データを生成し、送信回数が偶数である場合、第2の符号化率の第2の符号データを生成する第1のステップと、
送信装置が、先に送信した変調方式よりも低速な変調方式を用いて変調する第2のステップと、
前記受信装置が、2度に渡って受信した第1の符号データ同士若しくは第2の符号データ同士を合成して、及び/又は、第1の符号データ及び第2の符号データを組み合わせて、誤り訂正をする第3のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の再送制御方法における他の実施形態によれば、
第1のステップについて、第1の符号データは、特定部分のビットを送信しないようにマスクする第1のパンクチャパターンを通した第1のパンクチャ符号データであり、第2の符号データは、特定部分のビットのみを送信するようにマスクする第2のパンクチャパターンを通した第2のパンクチャ符号データであることも好ましい。
本発明の再送制御方法における他の実施形態によれば、
第3のステップについて、受信装置が、同一の符号データとなるn回目送信データに第1の重み(w1≦0.5)を付け、n+2回目送信データに、第1の重みよりも重い第2の重み(w2≧0.5)を付けて合成して、誤り訂正をすることも好ましい。
本発明によれば、誤り訂正符号データの再送制御をする無線装置において、
符号化率に基づいて、誤り訂正符号データを生成する符号化手段と、
変調方式に基づいて、符号データを変調する変調手段と、
同一のデータについて、送信回数が奇数である場合、第1の符号化率の第1の符号データを生成し、送信回数が偶数である場合、第2の符号化率の第2の符号データを生成するように、符号化手段の符号化率を制御する符号化率制御手段と、
符号データを、先に送信した変調方式よりも低速な変調方式を用いて変調するように、変調手段の変調方式を制御する変調方式制御手段と
を有することを特徴とする。
本発明の無線装置における他の実施形態によれば、
送信データを保持し、符号化手段へ送信データを再送信する再送制御手段と、
送信データに対して、相手方無線装置から否定確認応答NACKの受信を検出した際に、その旨を符号化率制御手段、変調方式制御手段、及び再送制御手段へ通知する送信データ応答検出手段と
を有することも好ましい。
本発明の無線装置における他の実施形態によれば、
受信した変調信号を復調する復調手段と、
復調された符号データを復号して、誤り訂正をする復号手段と、
復号された受信データの誤りを検出し、誤りを検出した際に、否定確認応答NACKを返信する誤り検出手段と、
誤りを検出した際に、その受信データを、次の再送受信の誤り訂正のために保持する受信データ保持手段と
を有しており、
復号手段は、受信データ保持手段から取得する先に受信した符号データと、現に受信した符号データとを合成し及び/又は組み合わせて、誤り訂正をする
ことも好ましい。
本発明の無線装置における他の実施形態によれば、
復号手段は、同一の符号データとなるn回目送信データに第1の重み(w1≦0.5)を付け、n+2回目送信データに、第1の重みよりも重い第2の重み(w2≧0.5)を付けて合成して、誤り訂正をすることも好ましい。
本発明によれば、適応的な誤り制御のために、誤り訂正可能なデータを送受信する無線装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
符号化率に基づいて、誤り訂正符号データを生成する符号化手段と、
変調方式に基づいて、符号データを変調する変調手段と、
同一のデータについて、送信回数が奇数である場合、第1の符号化率の第1の符号データを生成し、送信回数が偶数である場合、第2の符号化率の第2の符号データを生成するように、符号化手段の符号化率を制御する符号化率制御手段と、
符号データを、先に送信した変調方式よりも低速な変調方式を用いて変調するように、変調手段の変調方式を制御する変調方式制御手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明のプログラムにおける他の実施形態によれば、
送信データを保持し、符号化手段へ送信データを再送信する再送制御手段と、
送信データに対して、相手方無線装置から否定確認応答NACKの受信を検出した際に、その旨を符号化率制御手段、変調方式制御手段、及び再送制御手段へ通知する送信データ応答検出手段と
してコンピュータを更に機能させることも好ましい。
本発明のプログラムにおける他の実施形態によれば、
受信した変調信号を復調する復調手段と、
復調された符号データを復号して、誤り訂正をする復号手段と、
復号された受信データの誤りを検出し、誤りを検出した際に、否定確認応答NACKを返信する誤り検出手段と、
誤りを検出した際に、その受信データを、次の再送受信の誤り訂正のために保持する受信データ保持手段と
を有しており、
復号手段は、受信データ保持手段から取得する先に受信した符号データと、現に受信した符号データとを合成し及び/又は組み合わせて、誤り訂正をする
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明のプログラムにおける他の実施形態によれば、
復号手段は、同一の符号データとなるn回目送信データに第1の重み(w1≦0.5)を付け、n+2回目送信データに、第1の重みよりも重い第2の重み(w2≧0.5)を付けて合成して、誤り訂正をするようにコンピュータを機能させることも好ましい。
本発明の再送制御方法、無線装置及びプログラムによれば、再送信時の伝送エラーを低減すると共に、更に誤り訂正の効率を高めることができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
表1は、IEEE802.11aで採用されている変調方式と符号化率の組み合わせを表す。
Figure 2007312156
表2は、本発明における再送信毎の符号化率の切り替えを表す。
Figure 2007312156
表2によれば、奇数回送信データは第1の符号化率を用い、偶数回送信データは第2の符号化率を用いる。符号化率(coding rate)とは、符号器(encoder)へ入力されたオリジナル情報と、その符号器から出力された符号化情報との比をいう。符号化率=2/3及び3/4は、パンクチャパターンによって実現されている。
表2によれば、符号化率3/4の符号データと、符号化率3/2の符号データとが、再送信を繰り返す毎に交互に受信される。即ち、特定部分のビットを送信しないようにマスクする第1のパンクチャパターンを通した第1の符号データと、特定部分のビットのみを送信するようにマスクする第2のパンクチャパターンを通した第2の符号データとが交互に受信される。受信装置は、第1の符号データにおける消失ビット列の部分に、第2の符号データを挿入することによって、符号率1/2の符号データを受信したことになる。
表3は、本発明における再送信毎の変調方式の切り替えを表す。
Figure 2007312156
表3によれば、先に送信した変調方式よりも低速な変調方式を用いて変調する。従って、再送信を繰り返す毎に、高速の変調方式から低速の変調方式へ切り替えられていく。変調方式には、64QAM(64-Quadrature Amplitude Modulation:64値直交振幅変調)、16QAM(16-Quadrature Amplitude Modulation:16値直交振幅変調)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying:4相位相変調)、BPSK(Binary Phase Shift Keying:2相位相変調)がある。受信装置は、この変調方式の変更パターンを予め把握しているために、データが再送信される毎に適応的に変調方式を切り替えることができる。
表4は、同じ符号化率の受信データを合成する際の重みwを表す。
Figure 2007312156
表2からも明らかなとおり、n回送信データとn+2回送信データとは同じ符号化率の符号データである。また、表3からも明らかなとおり、n回送信データの変調方式よりも、n+2回送信データの変調方式の方が低速であって、エラー耐性も高いものである。そこで、表4によれば、n回送信データにはw≦0.5の重みを付け、n+2回送信データにはw≧0.5の重みを付けて、合成するようにする。これにより、エラー耐性の高い変調方式で受信されたデータ列が、高い確率で反映されることとなる。
図1は、本発明における第1のシーケンス図である。
(S101)送信装置は、最初に、伝送品質に応じて、最適な符号化率及び変調方式を選択する。図1によれば、例えば、変調方式64QAM及び符号化率3/4が、選択されたとする。送信装置は、送信データを、第1の符号化率3/4でパンクチャ符号化し、第1の変調方式64QAMで変調する。変調信号は、1回目送信データとして、受信装置へ送信される。
(S102)受信装置は、受信した1回目送信データを復調し、パンクチャ符号化によって消失しているビット列にダミービットを挿入して復号する。ここでは、受信データの誤りを検出し且つ誤り訂正ができなかったとする。受信装置は、誤り検出された受信データを保持し、送信装置へ否定確認応答NACKを返信する。
(S103)送信装置は、NACKを受信すると、同じデータを再送信するために、第2の符号化率3/2でパンクチャ符号化し、第2の変調方式16QAMで変調する(表2及び表3を参照)。第2の符号化率3/2の符号データは、第1の符号化率3/4によって送信されなかった消失ビット列のデータである。また、第2の変調方式16QAMは、第1の変調方式64QAMよりも低速な変調方式である。送信装置は、変調された2回目送信データを、受信装置へ送信する。
(S104)受信装置は、受信した2回目送信データを復調し、先に保持した1回目送信データの消失ビット列の部分に、2回目送信データを挿入して復号する。ここでも、受信データの誤りを検出し且つ誤り訂正ができなかったとする。受信装置は、誤り検出された受信データを保持し、送信装置へNACKを返信する。
(S105)送信装置は、NACKを受信すると、同じデータを再送信するために、第1の符号化率3/4でパンクチャ符号化し、第3の変調方式QPSKで変調する(表2及び表3を参照)。第1の符号化率3/4の符号データは、1回目送信データと同じである。また、第3の変調方式QPSKは、第2の変調方式16QAMよりも低速な変調方式である。送信装置は、変調された3回目送信データを、受信装置へ送信する。
(S106)受信装置は、受信した3回目送信データを復調し、その3回目送信データと、先に保持した1回目送信データとに重みを付けて合成する。更に、その合成したデータに2回目送信データを挿入して復号する。ここで、1回目送信データと3回目送信データとは、同一の符号化率であるので、同じデータである。但し、1回目送信データは第1の変調方式64QAMであり、3回目送信データは第3の変調方式QPSKである。データの誤り耐性としては、64QAMよりもQPSKの方が高い。従って、重みw1≦0.5を重み付けした1回目送信データと、重みw3≧0.5を重み付けした3回目送信データとを合成する。尚、ここでも、受信データの誤りを検出し且つ誤り訂正ができなかったとする。受信装置は、誤り検出された受信データを保持し、送信装置へNACKを返信する。
(S107)送信装置は、NACKを受信すると、同じデータを再送信するために、第2の符号化率3/2でパンクチャ符号化し、第4の変調方式BPSKで変調する(表2及び表3を参照)。第1の符号化率3/2の符号データは、2回目送信データと同じである。また、第4の変調方式BPSKは、第3の変調方式QPSKよりも低速な変調方式である。送信装置は、変調された4回目送信データを、受信装置へ送信する。
(S108)受信装置は、受信した4回目送信データを復調し、その4回目送信データと、先に保持した2回目送信データに重みを付けて合成する。更に、その合成したデータに、先の1回目送信データと3回目送信データとを合成したデータを挿入して復号する。ここで、2回目送信データと4回目送信データとは、同一の符号化率であるので、同じデータである。但し、2回目送信データは第2の変調方式16QAMであり、4回目送信データは第4の変調方式BPSKである。データの誤り耐性としては、16QAMよりもBPSKの方が高い。従って、重みw2≦0.5を重み付けした2回目送信データと、重みw4≧0.5を重み付けした4回目送信データとを合成する。尚、ここでも、受信データの誤りを検出し且つ誤り訂正ができなかった場合、受信装置は、誤り検出された受信データを保持し、送信装置へNACKを返信する。
図2は、本発明における第2のシーケンス図である。
図2によれば、図1と比較して、最初に、変調方式16QAM、符号化率2/3が選択されている点が相違する。最も低速の変調方式であるBPSKによって変調された後は、符号化率のみが再送信毎に交互に変更される。
図3は、本発明における第3のシーケンス図である。
図3によれば、第1と比較して、最初に、変調方式QPSK、符号化率1/2が選択されている点が相違する。この場合、符号化率1/2であるので、パンクチャ符号化はなされない。従って、変調方式のみが再送信毎に変更されるのみである。
図4は、本発明における無線装置の機能構成図である。
図4によれば、無線装置1は、畳み込み符号化部101と、パンクチャ符号化部102と、符号化率制御部103と、変調部104と、変調方式制御部105と、復調部106と、復号部107と、受信データ誤り検出部108と、送信データ応答検出部109と、受信データ保持部110とを有する。これら機能部は、無線装置1に搭載されたコンピュータによって実行されるプログラムによっても実現できる。
畳み込み符号化部101によって畳み込み符号化された送信データは、パンクチャ符号化部102へ入力される。パンクチャ符号化部102は、特定部分のビットを送信しないようにマスクするパンクチャパターンを通したパンクチャ符号データを生成する。パンクチャ符号化をすることにより、基準となる符号化率よりも高い符号化率を実現することができる。畳み込み符号化部101及びパンクチャ符号化部102は、符号化率制御部103から通知される符号化率によって制御される。パンクチャ符号化部102は、誤り訂正符号データを、変調部104へ出力する。
符号化率制御部103は、同一のデータについて、送信回数が奇数である場合、第1の符号化率の符号データを生成し、送信回数が偶数である場合、第2の符号化率の符号データを生成するように、畳み込み符号化部101及びパンクチャ符号化部102を制御する。符号化率制御部103は、表2のテーブルを備え、送信回数に応じて符号化率を制御する。
変調部104は、パンクチャ符号化部102から符号データを受け取り、変調方式制御部105から通知される変調方式に基づいて、符号データに変調処理をする。変調された送信データはアンテナから無線を介して送信される。
変調方式制御部105は、1回目送信データは、伝送品質に応じて適応的に選択した変調方式を用いる。その後、送信装置が、NACKを受信し、同じデータを再送信する場合、先に送信した変調方式よりも低速な変調方式を用いて変調するように変調部104を制御する。変調方式制御部105は、表3のテーブルを備え、送信回数に応じて変調方式を制御する。
復調部106は、アンテナによって受信された変調信号を復調する。復調された受信データは、復号部107によって復号される。復号部107は、先に受信した符号データを受信データ保持部110から取得し、現に受信した符号データと合成して、誤り訂正をする。また、復号部107は、同一の符号データとなるn回目送信データに第1の重み(w1≦0.5)を付け、n+2回目送信データに、第1の重みよりも重い第2の重み(w2≧0.5)を付けて合成して、誤り訂正をする。高速の変調方式には小さく重み付け、低速の変調方式には大きく重み付ける。
受信データ誤り検出部108は、当該無線装置1が、受信装置となった場合に必要となる。相手方送信装置から受信したデータに対して、誤りを検出する。誤りが検出された場合、NACKを相手方送信装置へ送信するように、畳み込み符号化部101へ通知する。畳み込み符号化部101は、NACKのデータを、相手方送信装置へ送信する。
送信データ応答検出部109は、当該無線装置1が、送信装置となった場合に必要となる。先に送信した送信データに対して、相手方受信装置からNACKを受信したか否かを検出する。NACKを受信した場合、送信データ応答検出部109は、その旨を、符号化率制御部103と、変調方式制御部105と、再送制御部110とに通知する。
再送制御部110は、送信データを保持しており、NACKを受信した際に、送信データを畳み込み符号化部101へ出力し、再送信する。
受信データ保持部110は、受信データ誤り検出部108が、受信データの誤りを検出した場合、その受信データを保持する。保持された受信データは、復号部107へ通知され、次に再送信された受信データの復号に用いられる。
以上、詳細に説明したように、本発明の再送制御方法、無線装置及びプログラムによれば、再送信時の伝送エラーを低減すると共に、更に誤り訂正の効率を高めることができる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、当業者は、本発明の技術思想及び見地の範囲における種々の変更、修正及び省略を容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
本発明における第1のシーケンス図である。 本発明における第2のシーケンス図である。 本発明における第3のシーケンス図である。 本発明における無線装置の機能構成図である。
符号の説明
1 無線装置
101 畳み込み符号化部
102 パンクチャ符号化部
103 符号化率制御部
104 変調部
105 変調方式制御部
106 復調部
107 復号部
108 受信データ誤り検出部
109 送信データ応答検出部
110 受信データ保持部

Claims (11)

  1. 送信装置と受信装置との間における誤り訂正符号データの再送制御方法において、
    前記送信装置が、同一のデータについて、送信回数が奇数である場合、第1の符号化率の第1の符号データを生成し、送信回数が偶数である場合、第2の符号化率の第2の符号データを生成する第1のステップと、
    前記送信装置が、先に送信した変調方式よりも低速な変調方式を用いて変調する第2のステップと、
    前記受信装置が、2度に渡って受信した第1の符号データ同士若しくは第2の符号データ同士を合成して、及び/又は、第1の符号データ及び第2の符号データを組み合わせて、誤り訂正をする第3のステップと
    を有することを特徴とする再送制御方法。
  2. 第1のステップについて、第1の符号データは、特定部分のビットを送信しないようにマスクする第1のパンクチャパターンを通した第1のパンクチャ符号データであり、第2の符号データは、前記特定部分のビットのみを送信するようにマスクする第2のパンクチャパターンを通した第2のパンクチャ符号データであることを特徴とする請求項1に記載の再送制御方法。
  3. 第3のステップについて、前記受信装置が、同一の符号データとなるn回目送信データに第1の重み(w1≦0.5)を付け、n+2回目送信データに、第1の重みよりも重い第2の重み(w2≧0.5)を付けて合成して、誤り訂正をすることを特徴とする請求項1又は2に記載の再送制御方法。
  4. 誤り訂正符号データの再送制御をする無線装置において、
    符号化率に基づいて、誤り訂正符号データを生成する符号化手段と、
    変調方式に基づいて、前記符号データを変調する変調手段と、
    同一のデータについて、送信回数が奇数である場合、第1の符号化率の第1の符号データを生成し、送信回数が偶数である場合、第2の符号化率の第2の符号データを生成するように、前記符号化手段の前記符号化率を制御する符号化率制御手段と、
    前記符号データを、先に送信した変調方式よりも低速な変調方式を用いて変調するように、前記変調手段の前記変調方式を制御する変調方式制御手段と
    を有することを特徴とする無線装置。
  5. 送信データを保持し、前記符号化手段へ前記送信データを再送信する再送制御手段と、
    前記送信データに対して、相手方無線装置から否定確認応答NACKの受信を検出した際に、その旨を前記符号化率制御手段、前記変調方式制御手段、及び前記再送制御手段へ通知する送信データ応答検出手段と
    を有することを特徴とする請求項4に記載の無線装置。
  6. 受信した変調信号を復調する復調手段と、
    復調された符号データを復号して、誤り訂正をする復号手段と、
    復号された受信データの誤りを検出し、誤りを検出した際に、否定確認応答NACKを返信する誤り検出手段と、
    誤りを検出した際に、その受信データを、次の再送受信の誤り訂正のために保持する受信データ保持手段と
    を有しており、
    前記復号手段は、前記受信データ保持手段から取得する先に受信した符号データと、現に受信した符号データとを合成し及び/又は組み合わせて誤り訂正をする
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の無線装置。
  7. 前記復号手段は、同一の符号データとなるn回目送信データに第1の重み(w1≦0.5)を付け、n+2回目送信データに、第1の重みよりも重い第2の重み(w2≧0.5)を付けて合成して、誤り訂正をすることを特徴とする請求項6に記載の無線装置。
  8. 適応的な誤り制御のために、誤り訂正可能なデータを送受信する無線装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    符号化率に基づいて、誤り訂正符号データを生成する符号化手段と、
    変調方式に基づいて、前記符号データを変調する変調手段と、
    同一のデータについて、送信回数が奇数である場合、第1の符号化率の第1の符号データを生成し、送信回数が偶数である場合、第2の符号化率の第2の符号データを生成するように、前記符号化手段の前記符号化率を制御する符号化率制御手段と、
    前記符号データを、先に送信した変調方式よりも低速な変調方式を用いて変調するように、前記変調手段の前記変調方式を制御する変調方式制御手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする無線装置用のプログラム。
  9. 送信データを保持し、前記符号化手段へ前記送信データを再送信する再送制御手段と、
    前記送信データに対して、相手方無線装置から否定確認応答NACKの受信を検出した際に、その旨を前記符号化率制御手段、前記変調方式制御手段、及び前記再送制御手段へ通知する送信データ応答検出手段と
    してコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項8に記載の無線装置用のプログラム。
  10. 受信した変調信号を復調する復調手段と、
    復調された符号データを復号して、誤り訂正をする復号手段と、
    復号された受信データの誤りを検出し、誤りを検出した際に、否定確認応答NACKを返信する誤り検出手段と、
    誤りを検出した際に、その受信データを、次の再送受信の誤り訂正のために保持する受信データ保持手段と
    を有しており、
    前記復号手段は、前記受信データ保持手段から取得する先に受信した符号データと、現に受信した符号データとを合成し及び/又は組み合わせて誤り訂正をする
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項8又は9に記載の無線装置用のプログラム。
  11. 前記復号手段は、同一の符号データとなるn回目送信データに第1の重み(w1≦0.5)を付け、n+2回目送信データに、第1の重みよりも重い第2の重み(w2≧0.5)を付けて合成して誤り訂正をするようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項10に記載の無線装置用のプログラム。
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